JP2020086591A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが意識しない生活特性に係る条件を任意に設定してアンケートの回答を分析することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】ログ蓄積部は予め登録されたユーザの機器に表われたイベントを示すイベント情報からなるログを蓄積し、アンケート回答管理部はアンケート回答者の利用する機器から取得したアンケートへの回答を示すアンケート回答情報を保存し、ログ分析部はアンケート回答者の条件を示す条件情報が与えられたとき、前記ログを用いて前記条件を満たすユーザを特定し、アンケート回答分析部は前記アンケート回答者のうち前記条件を満たすユーザの機器からの前記アンケート回答情報が示す回答を集計する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム、例えば、インターネットを経由してアンケートを実行するための情報処理システムに関する。
インターネットを経由して多数のユーザを対象として様々な分野でアンケートが行われている。例えば、特許文献1には、ユーザが調理機器を使用した際に特定の食品についてのアンケートをユーザが回答しやすいタイミングで配信するための情報配信方法について記載されている。また、アンケートにより得られる回答は、ユーザの属性に基づいて分析されることがある。
例えば、特許文献2には、検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログをユーザごとに登録し、アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件とユーザごとの固有のユーザ属性と検索ログを比較し、ユーザ属性および検索ログの少なくとも一方に含まれる情報により回答可能な項目を削除し、ユーザの回答操作によりクライアント端末から送信された回答を集計するアンケート調査装置について記載されている。また、当該アンケート調査装置は、ユーザ情報に含まれる検索ログに同じ内容のキーワードを有しているユーザを解析対象とする特定ユーザとして選定し、特定ユーザの回答を集計し、解析する。
特開2017−91500号公報 特許第5220554号公報
しかしながら、アンケートの回答の分析において予め登録したユーザ情報に頼るだけでは、主催者に所望の観点に沿った分析結果が得られるとは限らない。また、ユーザは自身の嗜好、生活パターンなどの活動特性を必ずしも正確に認知しているとは限らない。例えば、視聴したテレビジョン番組、冷蔵庫の使用状況などを記憶し続けることは、むしろ稀であり、意識していないことすらある。そこで、調査における回答の分析に際し、ユーザによる認知が困難な活動特性を利用することが望まれる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが意識しない生活特性に係る条件を任意に設定してアンケートの回答を分析することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、予め登録されたユーザの機器に表われたイベントを示すイベント情報からなるログを蓄積するログ蓄積部と、アンケート回答者の利用する機器から取得したアンケートへの回答を示すアンケート回答情報を保存するアンケート回答管理部と、アンケート回答者の条件を示す条件情報が与えられたとき、前記ログを用いて前記条件を満たすユーザを特定するログ分析部と、前記アンケート回答者のうち前記条件を満たすユーザの機器からの前記アンケート回答情報が示す回答を集計するアンケート回答分析部と、を備える情報処理装置である。
本実施形態によれば、ユーザが意識しない生活特性に係る条件を任意に設定してアンケートの回答を分析することができる。
本実施形態に係る情報処理システムの第1構成例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係るアンケートプロセスの例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係るユーザ情報の構成例を示す図である。 本実施形態に係る保有機器情報の構成例を示す図である。 本実施形態に係る機器情報の構成例を示す図である。 本実施形態に係る機器ログの構成例を示す図である。 本実施形態に係るアクセスログの構成例を示す図である。 本実施形態に係る番組情報の構成例を示す図である。 本実施形態に係るメニュー情報の構成例を示す図である。 本実施形態に係るアンケート依頼者情報の例を示す。 本実施形態に係るアンケート管理情報の例を示す。 本実施形態に係るアンケート情報の例を示す。 本実施形態に係るアンケート回答情報の例を示す。 本実施形態に係るアンケート入稿処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るアンケート依頼者ログイン画面の例を示す図である。 本実施形態に係るアンケート依頼者メニュー画面の第1例を示す図である。 本実施形態に係る配信条件設定画面の例を示す図である。 本実施形態に係るアンケート作成画面の第1例を示す図である。 本実施形態に係るアンケート作成画面の第2例を示す図である。 本実施形態に係るアンケート配信、回答処理の一例を示すフローチャートである。 登録ユーザログイン画面の例を示す図である。 登録ユーザメニュー画面の例を示す図である。 アンケート回答画面の例を示す図である。 アンケート終了画面の例を示す図である。 本実施形態に係るアンケート回答分析処理の一例を示すシーケンス図である。 アンケート依頼者メニュー画面の第2例を示す図である。 分析結果確認画面の第1例を示す図である。 分析結果確認画面の第2例を示す図である。 分析結果確認画面の第3例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムの第2構成例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの第3構成例を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す概略ブロック図である。
情報処理システム1は、情報処理装置10と、IoT(Internet of Things)機器20と、情報端末装置30と、回答用機器40と、依頼者機器50と、を含んで構成される。2台のIoT機器20、1台の情報端末装置30および回答用機器40は、1名のユーザについて予め登録した保有機器の例である。保有機器は、ユーザが保有する機器である。保有機器のうち、IoT機器20と情報端末装置30が、連携機器に該当する。連携機器は、そのユーザを示すユーザID(Identifier)と対応付けられる機器である。なお、一般にユーザの数は、複数名である。各ユーザの連携機器の台数は、1台以上であればよい。但し、図1は、IoT機器20の個数は、2台である場合を例にする。2台のIoT機器20は、IoT機器20−1、20−2と呼ぶことにより互いに区別される。
情報処理装置10は、ネットワークを経由してIoT機器20−2、情報端末装置30、回答用機器40および依頼者機器50とそれぞれ各種のデータを無線または有線で送信ならびに受信可能に接続される。ネットワークは、例えば、インターネット、公衆無線ネットワークなどの広域ネットワークを含む。ネットワークは、さらにLAN(Local Area Network;構内通信ネットワーク)や専用回線を含んで構成されてもよい。
情報処理装置10は、連携機器に表れたイベントを示すイベント情報からなるログを取得する。また、依頼者機器50からアンケート対象者の条件を示す条件情報が入力されるとき、取得したログを用いて条件情報が示す条件を満たすユーザを特定し、アンケート情報を回答用機器40に配信する。
IoT機器20−1、20−2および情報端末装置30は、それぞれイベントを示すイベント情報の取得対象とする機器である。イベントは、その機器に表れる事象を意味する。イベントは、機器の動作もしくは状態の変化、その変化をもたらすユーザの操作もしくは行動、機器の動作もしくは状態に影響する環境などが該当する。イベントの具体例については、以下の説明において述べる。
IoT機器20−1、20−2および情報端末装置30は、自器に表れるイベントを示すイベント情報を逐次もしくは所定期間(例えば、10分〜1日)ごとに情報処理装置10に送信する。
但し、IoT機器20−1は、情報端末装置30を経由して情報処理装置10にイベント情報を送信する。従って、IoT機器20−1は、情報端末装置30と接続できれば、情報処理装置10と接続できなくてもよい。IoT機器20−2および情報端末装置30は、それぞれ情報処理装置10に直接イベント情報を送信する。
IoT機器20−1、20−2は、例えば、音響映像機器、生活家庭用電器機械器具などのいずれであってもよい。音響映像機器は、例えば、テレビジョン受信機である。生活家庭用電気機械器具は、いわゆる生活家電を意味する。生活家電は、白物家電とも呼ばれる。生活家電は、例えば、調理機、空調機(エアコン)、冷蔵庫などである。
情報端末装置30は、例えば、携帯電話機(いわゆるスマートフォンを含む)、タブレット端末装置、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)などのいずれであってもよい。情報端末装置30も、一種のIoT機器である。
回答用機器40は、情報処理装置10から受信したアンケート情報が示す設問を表示し、その設問に対する回答を示すアンケート回答情報をユーザの操作に基づいて生成する。回答用機器40は、生成したアンケート回答情報を情報処理装置10に送信する。回答用機器40は、典型的には、携帯電話機、タブレット端末装置、PCなどの情報端末装置である。回答用機器40は、いわゆるスマートスピーカなど、各種の情報を表示するための表示部を有していない機器であってもよい。但し、回答用機器40は、他の手段、例えば、音声でアンケート情報を提示する再生部と、ユーザの発話を認識してアンケート回答情報を取得する音声認識部を備えていればよい。なお、本願では、アンケート回答情報を生成するための操作を行う者を「アンケート回答者」または単に「回答者」と呼ぶことがある。従って、アンケート回答情報の完成に至っていない段階におけるユーザも「回答者」に含まれうる。
依頼者機器50は、アンケート依頼者またはアンケート依頼者の管理下で使用される機器である。アンケート依頼者とは、本願では、アンケートの実施にあたり依頼者機器50を操作する者を指す。例えば、アンケートの主催者本人、従業員その他の使用人を含む。依頼者機器50は、例えば、携帯電話機、タブレット端末装置、PCなどの情報端末装置である。なお、本願では、依頼者機器50のユーザを「アンケート依頼者」または単に「依頼者」と呼ぶことで、上記の保有機器のユーザと区別する。各1台の依頼者機器50に係るアンケート依頼者は、必ずしも1名に限らず、2名以上であってもよい。
依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じてアンケート対象者の条件を示す配信条件情報を生成し、生成した配信条件情報を情報処理装置10に送信する。
依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じてアンケートの設問を示すアンケート情報を生成し、生成したアンケート情報を情報処理装置10に送信する。
依頼者機器50は、アンケート回答を分析するにあたって、アンケート依頼者の操作に応じてアンケート回答者の条件を示す分析条件情報を生成し、生成した分析条件情報を情報処理装置10に送信する。
情報処理装置10は、各回答者の回答用機器40からのアンケート回答情報を、依頼者機器50から受信した分析条件情報に基づいて分析する。情報処理装置10は、分析により得られた分析結果情報を依頼者機器50に送信する。
依頼者機器50は、情報処理装置10から受信した分析結果情報が示す分析結果を表示する。
(アンケートプロセス)
次に、本実施形態に係るアンケートプロセスの例について説明する。本実施形態に係るアンケートプロセスの例は、いわゆるネットワークリサーチにおいて採用される。ネットワークリサーチは、ネットワークを経由して、複数の対象者に対して設問を提供し、設問に対する回答を集計する手法である。ネットワークリサーチは、例えば、商材もしくは情報の嗜好、機器の使用状態、世論などの動向が調査対象となりうる。以下に説明する例では、予め登録機器を登録したユーザである登録ユーザが対象者の候補となる。
本実施形態に係るアンケートプロセスは、図2に示すように次のステップe02−e12を有する。
(ステップe02)サンプリング: 登録ユーザからアンケート対象者を選定するステップである。情報処理装置10は、各登録ユーザのイベント情報からなるログを収集し、依頼者機器50からアンケート対象者の条件を示す配信条件情報を取得する。情報処理装置10は、収集したログを用いて配信条件情報が示す条件を満たすユーザをアンケート対象者として特定する。また、情報処理装置10は、特定したアンケート対象者の人数を計数し、計数した人数を示すアンケート対象者数情報を依頼者機器50に送信する。
(ステップe04)アンケート作成: 依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じて1以上の設問を示すアンケート情報を生成し、生成したアンケート情報を情報処理装置10に送信する。
(ステップe06)アンケート募集: 情報処理装置10は、それぞれのアンケート対象者の回答用機器40に、依頼者機器50から受信したアンケート情報を配信する。
(ステップe08)データ収集: アンケート対象者のうちアンケート回答者の回答用機器40は、アンケート回答者の操作に応じてアンケート情報が示す設問に対する回答を示すアンケート回答情報を生成し、生成したアンケート回答情報を情報処理装置10に送信する。
(ステップe10)データチェック: 情報処理装置10は、アンケート回答者の回答用機器40から受信したアンケート回答情報の有効性をチェックし、有効と判定されたアンケート回答情報を保存し、無効と判定されたアンケート情報を棄却する。本実施形態では、データチェックの手法は、公知の手法であれば、いかなる手法も採用可能である。
(ステップe12)集計分析: 依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じてアンケート回答者の条件を示す分析条件情報を生成し、生成した分析条件情報を情報処理装置10に送信する。情報処理装置10は、収集したログから依頼者機器50から受信した分析条件情報が示す条件を満たすユーザを特定し、アンケート回答者のうち特定したユーザの回答用機器40から受信したアンケート回答情報が示す回答を集計する。情報処理装置10は、集計により得られた分析結果を示す分析結果情報を生成し、生成した分析結果情報を依頼者機器50に送信する。依頼者機器50は、情報処理装置10から受信した分析結果情報が示す分析結果を提示する。
(ハードウェア構成)
次に、本実施形態に係る情報処理装置10のハートウェア構成例について説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例を示す概略ブロック図である。
情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)102、記憶媒体104、ドライブ部106、入力部108、出力部110、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)114、補助記憶部116、およびインタフェース部118を含んで構成される。
CPU102、ドライブ部106、入力部108、出力部110、ROM112、RAM114、補助記憶部116、およびインタフェース部118は、バスBS(母線)を介して相互に接続される。
CPU102は、例えば、ROM112に記憶されたプログラムや各種のデータを読み出し、当該プログラムに記述された命令で指示される処理を実行して、情報処理装置10の動作を制御する。以下の説明では、プログラムに記述された命令で指示される処理を実行することを、単に「プログラムを実行する」と呼ぶことがある。
記憶媒体104は、各種のデータを記憶する。記憶媒体104は、例えば、光磁気ディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどの可搬記憶媒体である。
ドライブ部106は、例えば、記憶媒体104からの各種データの読み出しと、記憶媒体104への各種データの書き込みの一方または両方を行う機器である。
入力部108は、ユーザの操作を受け付け、受け付けた操作に応じて操作信号を生成し、生成した操作信号をCPU102に出力する入力装置である。入力部108は、例えば、例えば、マウス、キーボードなどが該当する。本願では、入力される操作信号が示す情報に従って動作することを、単に「操作に応じて動作する」と呼ぶことがある。
出力部110は、例えば、ディスプレイなどの表示部、スピーカなどの再生部である。
ROM112は、例えば、CPU102が実行するためのプログラムを記憶する。
RAM114は、例えば、CPU102で用いられる各種データ、プログラムを一時的に保存する。
補助記憶部116は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどの記憶媒体である。なお、各種データ、プログラムを記憶可能とする記憶媒体を、記憶部と総称する。
インタフェース部118は、他の機器との間で各種のデータを有線または無線で接続し入力および出力可能とする。インタフェース部118は、有線または無線でネットワークNWに接続する通信モジュールを備え、ネットワークNWに接続されたさらに他の機器との間で各種のデータを送信および受信可能とする。
なお、IoT機器20−1、20−2、情報端末装置30、回答用機器40、依頼者機器50も、それぞれ図3に例示された情報処理装置10と同様のハードウェア構成の全体もしくは一部を有していてもよい。
(機能構成)
次に、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成例について説明する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成例を示す概略ブロック図である。
情報処理装置10は、以下の各機能部を備える。より具体的には、情報処理装置10は、コンテンツ提供部122、アクセスログ蓄積部124、機器ログ蓄積部126、ユーザ情報管理部128、外部データ取得部130、アンケート依頼者情報管理部142、アンケート入稿画面情報配信部144、対象者数配信部146、アンケート入稿情報受信部148、アンケートコンテンツ管理部152、アンケート配信部154、アンケート回答受信部156、アンケート回答管理部158、分析条件受信部162、アンケート回答分析部164、分析結果配信部166、およびログ分析部170を含んで構成される。CPU102は、記憶部に予め記憶されたプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行して、各機能部の機能を実現してもよい。なお、情報処理装置10は、後述するように、これらの機能部全ての機能を有していなくてもよい。即ち、情報処理装置10は、これらのうち一部の機能を有し、他の一部の機能を有していなくてもよい。
コンテンツ提供部122は、連携機器に対して各種のコンテンツを示すコンテンツデータを提供する。コンテンツデータの送信により、オンデマンドのネットワークサービスが提供される。提供可能とするコンテンツは、例えば、ウェブページなどのウェブコンテンツ、音声データ、映像データ、連携機器が使用する各種のプログラム、設定値などである。プログラムは、API(Application Programming Interface)、そのAPIに対応するソフトウェアライブラリなどが対象となりうる。一度に提供されるコンテンツデータは、必ずしも単一のデータファイルに格納されていなくてもよく、複数のデータファイルに区分されていてもよいし、イメージファイルとして格納されてもよい。
コンテンツ提供部122は、例えば、連携機器から受信するアクセス情報で指示されるコンテンツを特定し、特定したコンテンツを示すコンテンツデータを、アクセス情報に対する応答として、連携機器に送信する。
連携機器は、ユーザの操作、当該連携機器が備える各種センサのセンサ条件等をトリガとして、アクセス情報をコンテンツ提供部122に送信する。連携機器は、例えば、ユーザの操作を受け付け、受け付けた操作でコンテンツの取得が指示されるとき、指示されるコンテンツを示すアクセス情報をコンテンツ提供部122に送信する。連携機器は、センサが検出したセンサ情報が所定の検出条件(センサ条件)を満たすとき、その検出条件に対応付けて予め設定したコンテンツを示すアクセス情報をコンテンツ提供部122に送信する。センサ情報は、センサの種別によって異なりうる。センサ情報は、例えば、温度、湿度、圧力、設置される連携機器の消費電力などのいずれであってもよい。
コンテンツ提供部122は、連携機器からアクセス情報を受信するごとに、そのアクセス情報をアクセスログ蓄積部124に順次出力し、記憶させる。
アクセスログ蓄積部124は、コンテンツ提供部122から入力されるアクセス情報を順次記憶する。アクセスログ蓄積部124には、受信したアクセス情報が累積してなるアクセスログが蓄積される。アクセスログの例については、後述する。なお、アクセス情報が示すコンテンツ要求情報の送信、そのトリガの発生は、一種のイベント(事象)に該当する。従って、アクセス情報も一種のイベント情報といえる。
機器ログ蓄積部126は、連携機器からイベント情報を受信するごとに、受信したイベント情報を記憶する。イベント情報が示すイベントは、例えば、ユーザ操作により指示された連携機器の機能、機器の動作状態などが含まれる。機器ログ蓄積部126には、蓄積した1以上のイベント情報が累積して形成される機器ログが形成される。
機器ログには、センサ情報が含まれてもよい。センサ情報は、連携機器自体の動作状態もしくは動作環境を示す一種のイベント情報である。機器ログ蓄積部126は、連携機器からセンサ情報を受信するごとに、受信したセンサ情報を記憶する。センサ情報は、上述したように連携機器が備える各種センサが検出した情報である。センサ情報は、上記で例示した、温度、湿度、圧力、設置される連携機器の消費電力などが該当する。連携機器は、一定の時間間隔で計測されたセンサ情報を機器ログ蓄積部126に送信してもよいし、計測されたセンサ情報が所定のセンサ条件を満足する時点において機器ログ蓄積部126にセンサ情報を送信してもよい。
なお、分析対象とするイベントは、2個以上のイベント情報に対応付けられてもよい。例えば、テレビジョン受信機における視聴期間は、後述するように少なくとも電源投入を示すイベント情報と、電源断を示すイベント情報とを用いて特定される。機器ログの例については、後述する。本願では、イベントが表れることを、「イベントが生じる」、「イベントが発生する」、などと呼ぶことがある。
ユーザ情報管理部128は、登録ユーザごとのユーザ情報を記憶する。ユーザ情報は、登録ユーザごとのユーザID、ユーザ名、認証情報ならびに属性情報が含まれる。認証情報として、登録ユーザを認証するための情報、例えば、パスワードが設定される。属性情報には、例えば、ユーザの属性として、生年月日、性別、地域などが含まれる。ユーザ情報管理部128は、個々のユーザIDごとの連携機器の機器IDを含む保有機器情報、機器IDごとの機器の特性を示す機器情報を記憶してもよい。ユーザIDは、個々のユーザを一意に識別できる情報であれば、いかなる種別の情報、例えば、独自に生成した番号、個人番号、電子メールアドレスなどであってもよい。機器IDは、個々の連携機器もしくは回答用機器40を一意に識別できる情報であれば、いかなる種別の情報、例えば、MAC(Media Access Control)アドレス、製造番号などであってもよい。また、ユーザの所定の操作に応じてリセットすることが可能な広告識別子や、ソフトウェアにより製造番号と現在時刻の情報を、例えば、一方向性関数を用いてハッシュ化して得られるほぼ一意な識別子でもよい。この識別子をリセットする際には、再登録した機器IDとユーザIDが必要となる。ユーザ情報は、個々のユーザの特定や連携機器もしくは回答用機器40からのログインに用いられる。ユーザ情報の例については、後述する。
外部データ取得部130は、ログ分析部170におけるログ分析処理に用いられる外部データを取得する。外部データは、情報処理装置10が主体的に取得せずに、情報処理装置10の外部から提供されるデータである。外部データは、例えば、番組情報である。番組情報は、主にテレビジョン放送の放送番組の視聴状況の分析に用いられる。外部データ取得部130は、例えば、放送事業者、調査事業者などの機器から個々の番組に係る番組情報を受信する。番組情報の例については、後述する。
アンケート依頼者情報管理部142は、アンケート依頼者情報の管理を行う。アンケート依頼者情報管理部142は、アンケート依頼者ごとにアカウントと対応付けてアンケート依頼者IDを発行する。個々のアカウントは、アンケート依頼者IDが示すアンケート依頼者だけに利用可能とする。つまり、アカウントごとに入稿されたアンケート情報、配信条件情報および分析条件情報をアンケート依頼者の依頼者機器50により編集可能とし、アンケート回答情報および分析結果情報をその依頼者機器50に提供可能とする。
アンケート依頼者情報管理部142は、アンケート依頼者ごとのアンケート依頼者情報を予め記憶させておく。アンケート依頼者情報は、アンケート依頼者IDと認証情報とを含み、これらを対応付けて構成される。
アンケート入稿画面情報配信部144は、ログイン処理を行い、ログイン処理により認証に成功したアンケート依頼者に、そのアンケート依頼者のアカウントの使用を許可する。アンケート入稿画面情報配信部144には、アンケート依頼者ログイン画面情報を予め記憶させておく。
アンケート入稿画面情報配信部144は、依頼者機器50からアクセス要求情報を受信するとき、アクセス要求情報に対する応答としてアンケート依頼者ログイン画面情報を依頼者機器50に送信する。依頼者機器50は、アンケート入稿画面情報配信部144から受信したアンケート依頼者ログイン画面情報に基づくアンケート依頼者ログイン画面を表示する。依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じてアンケート依頼者ログイン情報を生成し、生成したアンケート依頼者ログイン情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する。
アンケート入稿画面情報配信部144は、アンケート依頼者ログイン情報を依頼者機器50から受信するとき、アンケート依頼者情報管理部142に記憶されたアンケート依頼者情報から、受信したアンケート依頼者ログイン情報に含まれるアンケート依頼者IDと同一のアンケート依頼者IDを含むアンケート依頼者情報を特定する。アンケート入稿画面情報配信部144は、受信したアンケート依頼者ログイン情報に含まれる認証情報と特定したアンケート依頼者情報に含まれる認証情報とを照合し、両者が合致するか否かを判定する。アンケート入稿画面情報配信部144は、両者が合致すると判定するとき、依頼者ログイン情報の送信元となる依頼者機器50との間で、アカウントの使用、つまり特定したアンケート依頼者IDに対応したアカウントを介した情報の送受信を許可する。アンケート入稿画面情報配信部144は、両者が合致しないと判定するとき、いかなるアカウントの使用も許可しない。以下の説明では、アカウントの使用が許可されていることを仮定する。アンケート依頼者ログイン画面の例については後述する。
アンケート入稿画面情報配信部144は、依頼者機器50にアンケート入稿画面情報を配信する。アンケート入稿画面には、アンケート情報の生成に用いられるアンケート作成画面と、配信条件情報の生成に用いられる配信条件設定画面がある。
アンケート入稿画面情報配信部144には、予めアンケート依頼者メニュー画面情報、配信条件設定画面情報、およびアンケート作成画面情報を記憶しておく。
アンケート入稿画面情報配信部144は、ログインに成功したアンケート依頼者IDに係る依頼者機器50にアンケート依頼者メニュー画面情報を送信する。依頼者機器50は、アンケート入稿画面情報配信部144から受信したアンケート依頼者メニュー画面情報に基づくアンケート依頼者メニュー画面をトップページとして表示する。アンケート依頼者メニュー画面には、アンケート情報の作成を示すアンケート入稿要求ボタンが含まれる。依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作によりアンケート入稿要求ボタンが指示されるとき、アンケート情報の作成を示すアンケート入稿要求情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する。
アンケート入稿画面情報配信部144は、依頼者機器50からアンケート入稿要求情報を受信するとき、その応答としてアンケート入稿要求情報の送信元の依頼者機器50に配信条件設定画面情報を送信する。配信条件設定画面情報は、依頼者機器50において、アンケート依頼者の操作に応じて配信条件情報の生成に用いられる配信条件設定画面を示す情報である。配信条件設定画面には、例えば、配信条件の確認を示す配信条件確認ボタンが含まれる。依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作により配信条件確認ボタンが指示されるとき、配信条件の確認を示す配信条件確認情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する。
アンケート入稿画面情報配信部144は、依頼者機器50から配信条件確認情報を受信するとき、その応答として配信条件確認情報の送信元の依頼者機器50にアンケート作成画面情報を送信する。依頼者機器50は、アンケート入稿画面情報配信部144から受信したアンケート作成画面情報に基づくアンケート作成画面を表示する。配信条件設定画面、アンケート作成画面の例については、後述する。
対象者数配信部146は、ログ分析部170から受信する対象者数情報をアンケート入稿情報の送信元である依頼者機器50に送信する。ログ分析部170は、後述するように、配信条件情報に係る関連ログを用いて配信条件を満たす対象者を特定し、特定した対象者の人数を対象者数として計数する。
なお、ログ分析部170は、特定した対象者を示すユーザリストを対象者数配信部146に送信してもよい。対象者数配信部146は、ログ分析部170から入力されたユーザリストが示す対象者の人数を対象者数として計数し、計数した対象者数を示す対象者数情報を依頼者機器50に送信する。
依頼者機器50は、対象者数配信部146から受信した対象者数情報が示す対象者をアンケート入稿者画面に重ね合わせて表示する。
アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した入稿操作情報に基づいてアンケート入稿情報を取得する。アンケート入稿情報は、アンケート情報、配信条件情報およびアンケート実施条件を含む。アンケート入稿情報受信部148は、アンケートごとにアンケート配信IDを生成する。アンケート入稿情報受信部148は、例えば、依頼者機器50からアンケート入稿要求情報を受信するとき、新たなアンケート配信IDを生成する。依頼者機器50は、配信条件設定画面を表示しているとき、受け付けた操作に応じて入稿操作情報を生成し、生成した入稿操作情報をアンケート入稿情報受信部148に送信する。
アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した入稿操作情報に基づいて配信条件情報を取得し、取得した配信条件情報をアンケート配信IDと対応付けて自部に一時的に保存する。対象者を確定する前に対象者数を取得するため、アンケート入稿情報受信部148は、取得した配信条件情報をログ分析部170に出力する。
依頼者機器50は、操作に応じて取得した配信条件情報の確認が指示されるとき、配信条件確認指示情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する。依頼者機器50は、例えば、配信条件設定画面に含まれる配信条件確認ボタンが操作信号で指示されるとき、配信条件情報の確認が指示されたと判定する。
アンケート入稿画面情報配信部144は、依頼者機器50から配信条件確認指示情報を受信するとき、アンケート作成画面を示すアンケート作成画面情報を依頼者機器50に送信する。依頼者機器50は、アンケート入稿画面情報配信部144から受信したアンケート作成画面情報が示すアンケート作成画面を表示する。
依頼者機器50は、アンケート作成画面を表示しているとき、操作に応じて入稿操作情報を生成し、生成した入稿操作情報をアンケート入稿情報受信部148に送信する。
アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した入稿操作情報に基づいてアンケート情報とアンケート管理情報を取得する。
アンケート管理情報には、少なくともアンケート配信IDと依頼者機器50のユーザであるアンケート実施者のアンケート実施者IDが含まれる。アンケート入稿情報受信部148は、最大配信数と調査期間の一方または両方を含むアンケート管理情報を生成してもよい。アンケート入稿情報受信部148は、さらにアンケート名と報酬情報を含むアンケート管理情報を生成してもよい。
アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信したアンケート情報とアンケート管理情報を一時的に保存する。
依頼者機器50は、操作に応じて生成したアンケート情報の確定が指示されるとき、確定指示情報をアンケート入稿情報受信部148に送信する。依頼者機器50は、例えば、アンケート作成画面に含まれる入稿確定ボタンが操作信号で指示されるとき、アンケート情報の確定が指示されたと判定する。
アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から確定指示情報を受信するとき、保存したアンケート管理情報をアンケート情報と対応付けてアンケートコンテンツ管理部152に出力する。
アンケートコンテンツ管理部152は、アンケート入稿情報受信部148から入力されるアンケート情報とアンケート管理情報を相互に対応付けて保存する。
アンケートコンテンツ管理部152は、保存した個々のアンケートのアンケート管理情報から配信条件情報を抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、抽出した配信条件情報を含むユーザリスト要求情報をログ分析部170に出力する。ユーザリスト要求情報は、配信条件情報が示す配信条件を満たすユーザを示すユーザリストを要求するための情報である。
ログ分析部170は、アンケートコンテンツ管理部152から入力されるユーザリスト要求情報が示す配信条件情報が示す配信条件を満たすユーザを配信対象者として特定する。ログ分析部170は、特定したユーザを示すユーザIDを含むユーザリストを生成する。ログ分析部170は、生成したユーザリストをユーザリスト要求情報に対する応答としてアンケートコンテンツ管理部152に出力する。アンケートコンテンツ管理部152は、既に保存しているアンケート管理情報とアンケート情報に、ログ分析部170から入力されるユーザリストを対応づけて保存する。
アンケートコンテンツ管理部152は、ユーザ情報管理部128に記憶されたユーザ情報を参照して、ユーザリストに含まれるユーザIDに対応付けられた回答用機器40の機器IDを取得する。アンケートコンテンツ管理部152は、取得した機器IDが示す回答用機器40にアンケート情報を送信する。アンケート情報、アンケート管理情報の例については、後述する。
アンケート配信部154は、未回答のアンケートについて登録ユーザのうち配信条件情報を満たすユーザの回答用機器40に、アンケート情報を配信する。
アンケート配信部154は、登録ユーザのログイン処理を行い、ログイン処理により認証に成功した登録ユーザに、その登録ユーザのアカウントの使用を許可する。
アンケート配信部154には、予め登録ユーザログイン画面情報を記憶させておく。アンケート回答受信部156は、回答用機器40からアクセス要求情報を受信するとき、アクセス要求情報に対する応答として登録ユーザログイン画面情報を回答用機器40に送信する。回答用機器40は、アンケート配信部154から受信した登録ユーザログイン画面情報に基づく登録ユーザログイン画面を表示する。回答用機器40は、登録ユーザの操作に応じて登録ユーザログイン情報を生成し、生成した登録ユーザログイン情報をアンケート回答受信部156に送信する。
アンケート配信部154は、登録ユーザログイン情報を依頼者機器50から受信するとき、ユーザ情報管理部128に記憶されたユーザ情報を参照して、受信した登録ユーザログイン情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDに対応付けられた認証情報を特定する。アンケート配信部154は、受信した登録ユーザログイン情報に含まれる認証情報と特定した認証情報とを照合し、両者が合致するか否かを判定する。アンケート配信部154は、両者が合致すると判定するとき、登録ユーザログイン情報の送信元となる回答用機器40との間で、アカウントの使用、つまり特定したユーザIDに対応したアカウントを介した情報の送受信を許可する。アンケート配信部154は、両者が合致しないと判定するとき、いかなるアカウントの使用も許可しない。
アンケート配信部154には、登録ユーザメニュー画面情報を予め記憶させておく。アンケート入稿画面情報配信部144は、ログインに成功したユーザIDを特定し、特定したユーザIDに係る回答用機器40に登録ユーザメニュー画面情報を送信する。回答用機器40は、アンケート配信部154から受信した登録ユーザメニュー画面情報に基づく登録ユーザメニュー画面をトップページとして表示する。登録ユーザメニュー画面には、アンケートリストが含まれる。アンケートリストは、当該登録ユーザが未回答のアンケートごとのアンケート名と回答要求ボタンが含まれる。また、アンケートリストには、アンケートごとの報酬(インセンティブ)を示す報酬情報が含まれてもよい。アンケート配信部154は、アンケートリストを取得する際、特定したユーザIDで示される登録ユーザを対象者とするアンケートを示すアンケートリスト要求情報をアンケートコンテンツ管理部152に送信する。
アンケートコンテンツ管理部152は、アンケート配信部154からアンケートリスト要求情報が入力されるとき、そのアンケートリスト要求情報からユーザIDを抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、抽出したユーザIDが示すユーザが回答済のアンケートの照会を示す回答済アンケート照会情報をアンケート回答管理部158に出力する。
アンケート回答管理部158は、アンケートコンテンツ管理部152から入力される回答済アンケート照会情報からユーザIDを抽出する。アンケート回答管理部158は、抽出したユーザIDと同一のユーザIDに対応付けてアンケート回答情報が記憶されたアンケートのアンケート配信IDを特定する。アンケート回答管理部158は、特定したアンケート配信IDを含む回答済アンケートリストを生成し、生成した回答済みアンケートリストを回答済アンケート照会情報に対する応答としてアンケートコンテンツ管理部152に出力する。
アンケートコンテンツ管理部152は、アンケートごとにアンケート管理情報に対応付けて記憶されたユーザリストのうち、アンケートリスト要求リストに含まれるユーザIDと同一のユーザIDを含むユーザリストに対応付けられたアンケートのアンケート配信IDを特定する。特定されるアンケート配信IDは、そのユーザIDが示すユーザを対象者とするアンケートを示す。アンケートコンテンツ管理部152は、特定したアンケート配信IDから、回答済アンケートリストに含まれるアンケート配信IDを除去して未回答のアンケートごとのアンケート配信IDを抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、抽出したアンケート配信IDごとに、そのアンケート配信IDを含むアンケート管理情報からアンケート名と報酬情報を抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、アンケートごとにアンケート配信ID、アンケート名および報酬情報の組を含むアンケートリストを、アンケートリスト要求情報に対する応答として、アンケート配信部154に出力する。アンケート配信部154には、アンケートコンテンツ管理部152からアンケートリストが入力される。
回答用機器40は、登録ユーザの操作により回答要求ボタンが指示されるとき、アンケートリストに含まれるアンケートのうち、指示された回答要求ボタンに対応付けられたアンケートを示すアンケート配信IDを含むアンケート選択情報を情報処理装置10のアンケート配信部154に送信する。アンケート配信部154は、回答用機器40から受信したアンケート選択情報に含まれるアンケート配信IDで指示されるアンケート情報の配信を示すアンケート配信要求情報をアンケートコンテンツ管理部152に出力する。
アンケートコンテンツ管理部152は、自部に記憶されたアンケート情報から、アンケート配信部154からのアンケート配信要求情報に含まれるアンケート配信IDに対応付けられたアンケート情報を抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、アンケート配信要求情報に対する応答として、抽出したアンケート情報をアンケート配信部154に出力する。
アンケート配信部154は、アンケートコンテンツ管理部152から入力されるアンケート情報をアンケート回答画面情報に含めて回答用機器40に送信する。
回答用機器40は、アンケート配信部154から受信したアンケート回答画面情報に基づくアンケート回答画面を表示し、回答者の操作に応じてアンケート回答情報を生成する。回答用機器40は、生成したアンケート回答情報をアンケート回答受信部156に送信する。
アンケート回答受信部156は、回答用機器40からアンケート回答情報を受信し、受信したアンケート回答情報をアンケート回答管理部158に出力する。
アンケート回答管理部158は、アンケート回答受信部156から入力されたアンケート回答情報を保存する。アンケート回答情報の例については後述する。
分析条件受信部162は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて分析条件情報を取得する。分析条件情報は、アンケートに対する回答の分析条件としてアンケート回答者の条件を示す情報である。依頼者機器50は、分析条件設定画面を表示しているとき、操作に応じて分析条件設定情報を生成し、生成した分析条件設定情報を分析条件受信部162に送信する。分析条件設定画面は、操作に応じて設問に対する回答の分析条件情報を設定するための画面である。分析条件設定画面が設定可能とする分析条件情報は、上記の配信条件設定画面が設定可能とする配信条件情報と同様の内容であってもよい。分析条件受信部162は、取得した分析条件情報が示す分析条件を用いた回答者数の分析を示す分析要求情報を生成し、生成した分析要求情報をアンケート回答分析部164に出力する。
アンケート回答分析部164は、分析結果配信部166から入力されるアンケート配信IDに対応付けられたアンケート回答情報をアンケート回答管理部158から取得する。
アンケート回答分析部164は、分析条件受信部162から分析条件情報を受信するとき、受信した分析条件情報をログ分析部170に出力する。
ログ分析部170は、後述するように、アンケート回答分析部164から受信した分析条件情報に係る関連ログを用いて分析条件情報が示す分析条件を満たす対象者を特定する。ログ分析部170は、特定した対象者を示すユーザリストを、分析条件情報に対する応答としてアンケート回答分析部164に出力する。
アンケート回答分析部164は、取得したアンケート回答情報のうち、特定した対象者のアンケート情報が示す設問ごとの回答を集計して得られる集計結果を分析結果として示す分析結果情報を分析結果配信部166に出力する。
分析結果配信部166は、ログインに成功した後、アンケート依頼者IDが示すアンケート依頼者についてアンケート回答情報を取得し、取得したアンケート回答情報を依頼者機器50に送信する。依頼者機器50は、分析結果配信部166から受信したアンケート回答情報が示すアンケートごとの回答状況を示す回答状況一覧を表示する。アンケート回答情報を取得する手順については、後述する。
また、分析結果配信部166は、アンケート回答分析部164から入力された分析結果情報を依頼者機器50に送信する。依頼者機器50は、分析結果配信部166から受信した分析結果情報が示す分析結果を表示する。分析結果を含む分析結果確認画面の例については、後述する。
(データ構成)
次に、本実施形態に係る各種データの構成例について説明する。
図5は、本実施形態に係るユーザ情報の構成例を示す図である。
ユーザ情報UIは、ユーザごとにユーザID(userId)、ユーザ名(userName)、パスワード(password)、誕生年(birthYear)、誕生月(birthMonth)、性別(sex)、および地域(area)を含み、これらの情報を対応付けて構成される。図5の例では、地域は、ユーザの住所が属する都道府県名を示す。地域のフィールドには、都道府県名に代えて、地方名、市区町村名、郵便番号もしくは独自に定められた地理的範囲であってもよい。
図6は、本実施形態に係る保有機器情報の構成例を示す図である。
保有機器情報UBIは、登録ユーザの保有機器を示す情報である。保有機器情報UBIは、ユーザIDをもってユーザ情報UIと対応付けてユーザ情報管理部128に記憶される。保有機器情報UBIは、保有機器ごとに項番(infoId)、ユーザID(userId)、および機器ID(deviceId)を含み、これらを対応付けて構成される。
図7は、本実施形態に係る機器情報の構成例を示す図である。
機器情報DIは、機器の特性を示す情報である。機器情報IDは、機器IDをもって機器IDと対応付けてユーザ情報管理部128に記憶される。機器情報IDは、機器ごとに機器ID(deviceId)、機器種別(deviceType)、機器名(deviceName)、およびサイズ(Size)を含み、これらを対応付けて構成される。サイズ(Size)は、その機器の機器種別の特徴的な規模である。例えば、図7の第2行に示す例では、機器IDが1である機器の機器種別は、テレビジョン受信機(Television)、機器名は、TV−G40B、サイズとして画面の表示領域の対角線の長さが40インチである。第3行に示す例では、機器IDが2である機器の機器種別は、冷蔵庫(Refrigerator)であり、機器名は、RF−C55T、大きさとして庫内の容量が55リットルである。第5行に示す例では、機器IDが4である機器の機器種別は、携帯電話機(MobilePhone)であり、機器名は、SP−G01、サイズとして画面の表示領域の対角線の長さが9.5インチである。第11行に示す例では、機器IDが10である機器の機器種別は、空調機(AirConditioning)であり、機器名は、AC−A80C、サイズとして空調能力が8.0[kW]と設定されている。空調能力とは、その機器が周囲の大気に対して投入もしくは吸収できる1時間当たりの熱量である。第12行に示す例では、機器IDである機器の機器種別は、電子オーブン(Oven)であり、機器名は、MO−HW30A、サイズとして庫内の容量が30[l]と設定されている。
図8は、本実施形態に係る機器ログDLの構成例を示す図である。
機器ログDLは、各連携機器から取得したイベント情報を順次累積して形成される。個々のイベント情報は、ログID(logID)、機器ID(deviceID)、時刻(time)、イベント種別情報(action)、および追加イベント情報(actionInfo)を含み、これらを対応付けて構成される。ログIDは、個々のイベント情報を識別するための識別情報である。図8に示す例では、ログIDは、時刻の昇順に設定されている。機器IDは、イベントが表れた連携機器を示す識別情報である。時刻は、機器ログ蓄積部126がイベント情報を受信した時刻を示す。この時刻は、そのイベント種別情報が示すイベントが表れた時刻に相当し、年月日時分で表される。イベント種別情報は、その連携機器に表れたイベントの種別を示す情報。追加イベント情報は、そのイベントの詳細を示す情報である。図8に示す例では、イベントの種別によっては、イベント種別情報に追加イベント情報が含まれるか否かが異なりうる。例えば、第2、10行に示すイベント種別情報「PowerOn」、「PowerOff」に対しては、追加イベント情報は設定されていない。これに対して、第3行に示すイベント種別情報「DTV」に対しては、追加イベント情報「1028」が設定されている。
なお、第2、10行のイベント種別情報「PowerOn」、「PowerOff」は、それぞれ電源投入、電源断を示す。第3行のイベント種別情報「DTV」、追加イベント情報「1028」は、それぞれテレビジョン放送の受信、放送チャネル1028を示す。第4、57行のイベント種別情報「RemoveCharger」、「StabCharger」は、それぞれ充電器の除去、挿入を示す。第6、7行のイベント種別情報「Open」、「Close」は、それぞれ扉の開放、閉鎖を示す。第6、8、18行の追加イベント情報「Refrigerator」、「Freezer」、「Icemaker」は、それぞれ冷蔵庫の冷蔵室、冷凍室、製氷室を示す。第5行のイベント種別情報「NetworkChange」、追加イベント情報「Mobile」は、それぞれネットワーク変更、公衆移動通信網を示す。第47行の追加イベント情報「WLAN」は、無線構内通信網を示す。第22、30行のイベント種別情報「RecStart」、「RecStop」は、それぞれ録画開始、録画停止を示す。第25行のイベント種別情報「UseCoupon」は、クーポン使用を示す。第52行のイベント種別情報「VolDown」、追加イベント情報「24」は、それぞれ音量減少、減少後の音量が24であることを示す。第59行のイベント種別情報「CookStart」、追加イベント情報「Menu=100」は、それぞれ調理開始、メニュー番号100のメニューを示す。第60行の追加イベント情報「Cooling,26°C,Strength3」は、運転モードとして冷房、設定温度26°C、強度3を示す。第71行の追加イベント情報「CoolingForSleep,28°C,Strength1」は、運転モードとして冷房快眠モード、設定温度28°C、強度1を示す。なお、図8に示す機器ログには、空調機に備わる温度センサのセンサ情報が含まれている。第61−65、68−70行に示すイベント種別情報「Sensor」は、センサ情報を示す。これらのセンサ情報は、空調機の動作中に10分毎にセンサ情報が取得されたことを示す。第61行の追加イベント情報「31°C,61%」は、温度31°C、湿度61%を示す。
図9は、本実施形態に係るアクセスログALの構成例を示す図である。
アクセスログALは、各連携機器から取得したイベント情報を順次累積して形成される。
個々のアクセス情報は、アクセスログID(accessLogID)、機器ID(deviceID)、時刻(time)およびアクセス先情報(url)を含み、これらを対応付けて構成される。
アクセスログIDは、個々のアクセス情報を識別するための識別情報である。図9に示す例では、ログIDは、時刻の昇順に設定されている。アクセス先情報は、アクセス先として要求対象のコンテンツデータの所在を示す情報である。図9に示す例では、アクセス先情報は、URL(Uniform Resource Locator)情報であらわされている。
図10は、本実施形態に係る番組情報AIの構成例を示す図である。
番組情報AIは、放送された番組ごとの諸元を示す情報である。番組情報AIは、番組ごとに番組ID(programId)、開始時刻(start)、終了時刻(end)、放送チャネル(broadcasterId)、放送チャネル名(broadcasterName)、番組名(programTitle)、およびカテゴリ(Category)を含んで構成される。番組IDは、個々の番組を示す識別情報である。カテゴリは、その番組が属する種別を示す。なお、このカテゴリを番組カテゴリと呼び、他の情報要素に係るカテゴリと区別することがある。番組情報AIは、外部データ取得部130により取得される。
図11は、本実施形態に係るメニュー情報MIの構成例を示す図である。
メニュー情報MIは、調理機により調理される料理のメニューごとの諸元を示す情報である。メニュー情報MIは、メニューごとにメニューID(menuId)、掲載開始時刻(start)、掲載終了時刻(end)、メニュー名(programTitle)、所要時間(timeRequired)、材料(material)、手順(procedure)、およびカテゴリ(category)を含んで構成される。メニューIDは、個々のメニューを示す識別情報である。掲載開始時刻、掲載終了時刻は、当該メニューに係る情報の掲載期間を示す。掲載開始時刻と掲載終了時刻は、省略されてもよい。所要時間は、そのメニューの調理機による調理に要する時間を示す。材料は、そのメニューの素材を示す。手順は、そのメニューを調理する際、特に調理機の使用に係る作業工程を示す。カテゴリは、そのメニューが属するカテゴリを示す。なお、このカテゴリを料理カテゴリと呼び、他の情報要素に係るカテゴリと区別することがある。メニュー情報MIは、外部データ取得部130により取得される。
図12は、本実施形態に係るアンケート依頼者情報の例を示す図である。
アンケート依頼者情報BUIは、アンケート依頼者ごとにアンケート依頼者ID(businessUserId)、アンケート依頼者名(userName)およびパスワード(password)を含み、これらを関連付けて構成される。アンケート依頼者情報BUIは、アンケート依頼者情報管理部142に記憶される。
図13は、本実施形態に係るアンケート管理情報の例を示す図である。
アンケート管理情報RQは、アンケートごとの実施要件を示す情報である。
アンケート管理情報RQは、個々のアンケートごとにアンケート配信ID(requestID)、アンケート依頼者ID(businessUserId)、配信条件情報(conditions)、最大回答者数(numberOfAnswer)、調査開始時刻(start)、調査終了時刻(end)および登録時刻(registerTime)を含み、それらを対応付けて構成される。配信条件情報には、アンケート情報の配信先の条件の導出に用いる関連ログ、その関連ログからその条件を導出する手法が記述される。配信条件情報は、図13の第3列に示す例では、SQL文で表現される。配信条件情報の具体例については、後述する。最大回答者数は、このアンケートに対する回答者数の上限である。調査開始時刻、調査終了時刻は、このアンケートの有効期間、つまり、情報処理装置10が各回答者の回答用機器40からアンケート回答情報を受け付ける受付期間の起点、終点を示す。登録時刻は、このアンケートのアンケート情報がアンケートコンテンツ管理部152に記憶される時刻を示す。調査開始時刻は、通例、登録時刻と同時もしくは登録時刻よりも後の時刻である。
なお、アンケート管理情報RQには、アンケートごとにさらにアンケート名と報酬情報を含み、これらが対応付けられてもよい。
図14は、本実施形態に係るアンケート情報の例を示す図である。
アンケート情報RCはアンケートごとの1以上の設問と、設問ごとの回答を含み、これらを対応付けて構成される。より具体的には、アンケート情報RCは、アンケートごとに設問ID(contentsId)、アンケート配信ID(requestId)、設問(question)、回答候補(answerForm)、遷移条件(transitionCondition)、および登録時刻(registerTime)を含んで構成される。設問の項目には、設問の内容が設定される。但し、設問の項目には第4行に示すように、回答を要しない単なるメッセージも設定可能とする。回答候補は、その設問に対する複数の回答の候補、つまり選択肢を示す。第4行に示すように設問が設定されない場合には、回答候補は設定されない。図14の例では、回答候補の欄にはモデリング言語の一種であるHTML(Hypertext Modelling Language)で、選択肢として睡眠時間の区間を示すスクリプトが記述されている。回答用機器40は、所定のプログラム(例えば、Javascript(登録商標))上で、このスクリプトを読み込んで実行することで、設問への回答の際に受け付けた操作に応じて入力された睡眠時間に対応した選択肢を特定することができる。遷移条件は、次に遷移すべき設問もしくは終点(メッセージが設定されうる)となる遷移先の設問IDを示す。遷移先は、回答候補によらず一定でなくてもよく、回答候補に応じて異なっていてもよい。つまり、回答に応じた条件分岐を有する設問がなされてもよい。図14の例では、遷移条件の欄には、所定の選択肢が選択された場合の遷移先を示すスクリプトが記述されている。回答用機器40は、所定のプログラム上で、このスクリプトを実行することで、設問への回答の際に特定された選択肢に対応する設問に遷移することができる。なお、第4行の「return 0」とは、当該設問でアンケートが終了であることを示す。
図15は、本実施形態に係るアンケート回答情報の例を示す図である。
アンケート回答情報ANは、回答者によるアンケートで設定された設問ごとの回答を示す情報である。アンケート回答情報ANは、回答ごとに回答ID(answerId)、ユーザID(userId)、設問ID(contentsID)、回答(answer)、および回答時刻(answerTime)を含み、これらを対応付けて構成される。なお、アンケート回答情報ANは、アンケート回答管理部158に記憶される。
(アンケート入稿処理)
次にアンケート入稿処理の例について図16を用いて説明する。
図16は、本実施形態に係るアンケート入稿処理の一例を示すシーケンス図である。図16に示す処理は、ログイン処理の成功後に開始される場合を例にする。
(ステップS102)依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じてアンケート依頼者メニュー画面上のアンケート入稿要求ボタンが指示されるとき、アンケート入稿要求情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する(アクセス)。
(ステップS104)アンケート入稿画面情報配信部144は、依頼者機器50からアンケート入稿要求情報を受信し、アンケート入稿情報の応答として、配信条件設定画面情報を依頼者機器50に送信する。
(ステップS106)依頼者機器50は、アンケート入稿画面情報配信部144から受信した配信条件設定画面情報に基づく配信条件設定画面を表示する。
(ステップS108)依頼者機器50は、操作に応じて入稿操作情報を生成し、生成した入稿操作情報をアンケート入稿情報受信部148に送信する(配信条件入力)。
(ステップS110)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した入稿操作情報に基づいて配信条件情報を取得し、アンケートごとにアンケート配信IDを生成する。アンケート入稿情報受信部148は、生成した配信条件情報とアンケート配信IDを対応付けてログ分析部170に出力する(配信条件送信)。
(ステップS112)ログ分析部170は、配信条件情報が示す配信条件に対応するログとして関連ログの要求を示す関連ログ要求情報をログ蓄積部LCに出力する。
(ステップS114)ログ蓄積部LCは、自部に記憶されるログのうち、ログ分析部170から入力される関連ログ要求情報が示す関連ログを読み出し、関連ログ要求情報に対する応答として読み出した関連ログをログ分析部170に出力する(関連ログ送信)。
(ステップS116)ログ分析部170は、ログ蓄積部LCから受信した関連ログを用いて配信条件情報が示す配信条件を満たすユーザを対象者として特定する(配信条件分析)。
(ステップS118)ログ分析部170は、特定した対象者の人数を計数して得られる対象者数を示す対象者数情報をアンケート入稿画面情報配信部144に出力する(対象者数送信)。
(ステップS120)アンケート入稿画面情報配信部144は、ログ分析部170から入力される対象者数情報を依頼者機器50に送信する(対象者数送信)。
(ステップS122)依頼者機器50は、アンケート入稿画面に表示されている対象者数を、アンケート入稿画面情報配信部144から受信した対象者数情報が示す対象者数に更新する。なお、依頼者機器50は、対象者数の初期値として、例えば、全登録ユーザ数を配信条件設定画面上に表示する。
(ステップS124)依頼者機器50は、操作により配信条件の確認が指示されるとき、配信条件確認指示情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する(確認入力)。
(ステップS126)アンケート入稿画面情報配信部144は、依頼者機器50からの配信条件確認指示情報の受信に応じて、アンケート作成画面情報を依頼者機器50に送信する(アンケート作成画面配信)。依頼者機器50は、アンケート入稿画面情報配信部144から受信したアンケート作成画面情報が示すアンケート作成画面を表示する。
(ステップS128)依頼者機器50は、操作に応じて入稿操作情報を生成し、生成した入稿操作情報をアンケート入稿情報受信部148に送信する。アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した入稿操作情報に基づいてアンケート情報を取得する(アンケート情報入力)。
(ステップS130)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50からアンケート情報の確定を示す確定指示情報を受信するとき、配信条件情報を含むアンケート管理情報とアンケート情報を対応付けてアンケートコンテンツ管理部152に出力する(配信条件・アンケート情報蓄積)。
(ステップS132)アンケートコンテンツ管理部152は、アンケート入稿情報受信部148から入力されるアンケート管理情報とアンケート情報を対応付けて記憶する(配信条件・アンケート情報蓄積)。その後、図16に示す処理を終了する。
(表示例)
次に、アンケート入稿に係る各種画面の表示例について説明する。
図17は、アンケート依頼者ログイン画面の例を示す図である。
アンケート依頼者ログイン画面C02は、依頼者機器50がアンケート依頼者ログイン情報としてアンケート依頼者IDと認証情報としてパスワードの入力に用いられる画面である。アンケート依頼者ログイン画面C02は、アンケート依頼者IDの入力欄ui02、パスワードの入力欄ps02およびログインボタンlg02が含まれる。依頼者機器50は、ログインボタンlg02の押下を検出するとき、入力されたアンケート依頼者IDとパスワードを含むアンケート依頼者ログイン情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する。「押下」とは、操作に応じてその表示領域内の位置を示す操作信号が入力されるという意味を含む。
図18は、アンケート依頼者メニュー画面の第1例を示す図である。
アンケート依頼者メニュー画面C04は、ログインの成功後に表示され、アンケート情報の生成を指示するための画面である。アンケート依頼者メニュー画面C04は、アンケート依頼者ID(図18の例では、ユーザID)とアンケート入稿要求ボタンne04を含む。依頼者機器50は、アンケート入稿要求ボタンne04の押下を検出するとき、アンケート情報の作成を示すアンケート入稿要求情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する。アンケート依頼者メニュー画面C04における「入稿済みアンケート 0件」との表示は、作成済みのアンケート情報が存在しないことを示す。
図19は、配信条件設定画面の例を示す図である。
配信条件設定画面C06は、予め定めた複数の要素情報の設定の要否および設定する場合における設定項目を示す。個々の要素情報は、配信条件の要素となるユーザの条件(以下、要素条件、と呼ぶ)を示す情報である。また、配信条件設定画面C06において設定可能とする複数の要素情報のうち、少なくとも1個の要素情報は、1以上の関連ログと対応付けられ、対応付けられた関連ログに基づいてその要素情報が示す要素条件を満たすユーザを導出可能とする。要素条件を満たすユーザの導出のために、関連ログの他の情報要素(以下、「関連情報」と呼ぶことがある)、例えば、ユーザ情報が参照されてもよい。その場合には、要素情報と関連ログの他、関連情報が対応付けられてもよい。
配信条件設定画面C06は、各要素条件の設定の要否と設定内容を指示するための画面部品であるチェックボックスを含む。配信条件設定画面C06には、要素条件の項目として、性別i02、年代i04、居住地i06、食嗜好i08(食の好み)、コンテンツ嗜好i10(視聴コンテンツの好み)、連携機器i12、テレビジョン受信機のサイズi14(テレビ、サイズ)、放送視聴時間i16(テレビ、平均視聴時間)、冷蔵庫のサイズi18(冷蔵庫 サイズ)、冷蔵庫開閉回数i20(冷蔵庫 平均開閉回数)、および空調温度設定i22(エアコン 設定)のそれぞれについて、項目ごとの設定の要否を、操作に応じて設定可能とする。配信条件設定画面C06に示す項目のうち、食嗜好i08、コンテンツ嗜好i10、連携機器i12、テレビジョン受信機のサイズi14、放送視聴時間i16、冷蔵庫のサイズi18、冷蔵庫開閉回数i20、および空調温度設定i22には、それぞれの内訳となる複数の区分の要素条件が示されている。
なお、図19に示される設定項目は、一例であり、配信条件設定画面C06には、他の設定項目が含まれ、他の要素条件を設定可能としてもよい。また、図19に示される設定項目の一部の設定項目が省略され、一部の要素条件が設定できなくてもよい。後述するように要素条件と対応付けられる関連ログは、機器ログに限られず、他の種類のログ、例えば、アクセスログであってもよい。
依頼者機器50は、項目ごとの設定の要否を示す配信条件設定情報をアンケート入稿情報受信部148に送信する。アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した配信条件設定情報に基づいて配信条件情報を取得する。
これらの要素条件のうち、食嗜好i08、コンテンツ嗜好i10、放送視聴時間i16、冷蔵庫開閉回数i20、および空調温度設定i22は、それぞれ機器ログを参照して取得される。コンテンツ嗜好i10は、アクセスログを参照して取得される。
アンケート入稿情報受信部148には、予め配信条件基本データ(図示せず)を設定しておき、その配信条件基本データを参照して要素条件を定めてもよい。配信条件基本データは、項目ごとに関連データ種別情報と対応付けて構成される。関連データ種別情報とは、分析の際に参照されるデータの種別、例えば、機器ログ、アクセスログ、センサ情報、ユーザ情報、機器情報、保有機器情報、番組情報、メニュー情報などのいずれかまたはこれらの組み合わせを示す情報である。機器ログならびにアクセスログが関連ログに相当する。
従って、アンケート入稿情報受信部148は、配信条件基本データを参照して、配信条件設定情報において設定要と指示された項目に対応する参照データ種別情報を、その項目の要素条件情報に含める。
また、配信条件基本データは、項目によっては、さらにイベント種別情報と機器種別情報の一方または両方を含み、その項目に対応付けられてもよい。配信条件設定情報において設定要と指示された項目について、配信条件基本データにおいて、その項目に対応するイベント種別情報が存在する場合には、アンケート入稿情報受信部148は、さらにその項目の要素条件情報にそのイベント種別情報を含めてもよい。配信条件設定情報において設定要と指示された項目について、配信条件基本データにおいて、その項目に対応する機器種別情報が存在する場合には、アンケート入稿情報受信部148は、さらにその項目の要素条件情報にその機器種別情報を含めてもよい。
また、アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した配信条件設定情報に基づいて、複数の区分の要素情報を候補とし、それらの候補のうち設定要とする要素条件を1個または2個以上定めてもよい。例えば、アンケート入稿情報受信部148は、食嗜好のうち、日本食、中華および洋食を選択し、韓国、エスニック、などを選択しなくてもよい。
なお、個々の要素条件には、さらにそのイベントの観測期間が対応付けられてもよい。観測期間は、例えば、1日のうちの特定の時間帯、午前、午後の種別、1週間のうちの特定の曜日、1年のうちの特定の月、などである。そこで、アンケート入稿情報受信部148は、その項目の要素条件情報に、その観測期間を含めてもよい。イベントの観測期間は、要素条件情報の要素として予め定められてもよい。また、アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した配信条件設定情報で指示されるイベントの観測期間を採用してもよい。これにより、操作に応じてイベントの観測期間が任意に設定される。
アンケート入稿情報受信部148は、定めた要素条件情報を要素条件として含む配信条件を示す配信条件情報を生成する。
配信条件設定情報において設定要と指示された項目が複数項目存在する場合には、アンケート入稿情報受信部148は、項目ごとの要素条件からなる論理式を用いて示される配信条件を設定してもよい。その場合、アンケート入稿情報受信部148は、項目ごとの要素条件を示す要素条件と、それらの要素条件間の関係を示す論理式を示す配信条件情報を生成する。論理式は、予め定められていてもよい。例えば、論理式は、設定要と指示された項目ごとの要素条件の論理積を含んでいてもよい。また、論理式は、ある1つの項目に複数の要素条件が予め設定される場合もしくは複数の要素条件について設定要と指定される場合には、それらの項目の論理式は、それら複数の要素条件の論理和を含んでいてもよい。
また、アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した配信条件設定情報で指示される論理式を、要素条件間の関係を示す論理式として定めてもよい。そこで、依頼者機器50に表示される配信条件設定画面は、論理式を構成するための演算子と、その演算子の適用対象の項目と区分のいずれかもしくは両者を指示可能とする画面部品を含んでいてよい。
配信条件設定画面C06には、対象者数欄pl06、予想回答者数欄rp06および配信条件確認ボタンok06が含まれる。
対象者数欄pl06には、その時点で設定される配信条件を満たす対象者数として20,283人が表示されている。予想回答者数欄rp06には、予想回答者数として2,001人が表示されている。アンケート入稿画面情報配信部144は、例えば、対象者数に平均回答確率を乗じて予想回答者数を算出し、算出した予想回答者数を示す予想回答者数情報を依頼者機器50に送信する。但し、アンケート入稿画面情報配信部144は、過去のアンケートごとの対象者数に対する回答者数の平均値を平均回答確率として定めておく。アンケート入稿画面情報配信部144は、ログ分析部170から入力されるユーザリストが示す各対象者の回答確率を対象者間で累積して予想回答者数を算出してもよい。但し、アンケート入稿画面情報配信部144は、登録ユーザごとにアンケート対象者となった回数に対する回答回数の割合を回答確率として定めておく。
配信条件確認ボタンok06は、押下により設定した配信条件の確認を指示するためのボタンである。
依頼者機器50は、配信条件確認ボタンok06の押下を検出するとき、表示した配信条件設定画面C06を消去し、アンケート入稿画面情報配信部144から受信したアンケート作成画面情報に基づいてアンケート作成画面を表示する。
図20は、アンケート作成画面の第1例を示す図である。
アンケート作成画面C08は、設問構造設定欄cg08および設問設定欄cs08を表す。設問構造設定欄cg08は、1件のアンケートにおける最初の設問からアンケートの終了までのフローを示す設問構造情報を設定するための欄である。設問構造情報は、設問ごとに遷移先として次の設問もしくは終点を示す遷移条件を含んで構成される。個々の設問について、複数の遷移先、つまり条件分岐が設定可能である。図20に示す例では、4問の設問Q101−Q104と2個の終点End901,End902を含み、起点が設問Q101である。設問Q101の遷移先は、設問Q102、Q104である。設問Q102、Q103、Q104の遷移先は、それぞれ設問Q103、終点End901、End902である。終点には遷移先を設定することができない。設問構造設定欄cg08の左方に表示された図形のうち、長方形、楕円、および矢印は、それぞれ設問、終点、および遷移関係を示す。矢印の起点、終点が、それぞれ遷移元の設問、遷移先を示す。
依頼者機器50は、操作に応じてこれらの図形のいずれかを特定し、特定された図形に対応する構成要素を指定することができる。
設問設定欄cs08は、設問、設問に対する回答、回答ごとの遷移先を設定するための欄である。1つの設問に対する回答の数は、通例複数個である。図20に示す例では、設問Q101について、設問設定欄cs08は、設問入力欄cq08、2個の回答設定欄ca08−1、ca08−2、および2個の遷移条件設定欄cd08−1、cd08−2を含む。回答設定欄ca08−1、ca08−2は、それぞれ遷移条件設定欄cd08−1、cd08−2に対応付けられている。依頼者機器50は、操作に応じて設問構造設定欄cg08に含まれる図形のいずれかに対応する設問もしくは終点を設定対象として特定することができる。
図21は、アンケート作成画面の第2例を示す図である。
図21は、設問設定欄cs08において、終点End901が設定される場合を例にする。設問設定欄cs08は、メッセージ入力欄ce08、インセンティブ名設定欄ci08、およびインセンティブ量設定欄cp08を含む。メッセージ入力欄ce08には、アンケート終了時に回答用機器40に表示させるメッセージが設定可能である。メッセージ入力欄ce08には、例えば、アンケートに対する謝辞「ご協力ありがとうございました」などのメッセージが設定される。インセンティブ名設定欄ci08には、アンケートの回答に対する報酬の種別を示すインセンティブ名が設定可能である。インセンティブ量設定欄cp08には、設定した種別の報酬の量、例えば、ポイント数、金額などが設定可能である。設定されるインセンティブ名とインセンティブ量を示す情報が、上記の報酬情報に相当する。
なお、図21に示す例では、さらに入稿確定ボタンok08が表示される。依頼者機器50は、入稿確定ボタンok08の押下を検出するとき、表示したアンケート作成画面C08を消去し、再度アンケート依頼者メニュー画面を表示してもよい。
依頼者機器50は、設問設定欄cs08に含まれる設問のそれぞれについて設問、回答および遷移条件が設定され、終点のそれぞれについてメッセージ、インセンティブ名、およびインセンティブが設定され、かつ、遷移先として指定されない孤立した終点が存在しないときに、入稿確定ボタンok08を表示してもよい。
なお、依頼者機器50は、さらに個々のアンケートの名称を示すアンケート名を設定可能としてもよい。依頼者機器50は、入稿確定ボタンok08の押下を検出するとき、設定したアンケート名と報酬情報を上記のアンケート管理情報に含め、アンケート情報と対応付けてアンケート入稿情報受信部148に送信する。
(アンケート配信、回答処理)
次にアンケート配信、回答処理の例について図22を用いて説明する。
図22は、本実施形態に係るアンケート配信、回答処理の一例を示すフローチャートである。図22に示す処理は、回答用機器40が登録ユーザログイン画面を表示しているときに開始される場合を例にする。
(ステップS202)回答用機器40は、登録ユーザの操作に応じて登録ユーザログイン情報を生成し、生成した登録ユーザログイン情報をアンケート配信部154に送信する(アクセス)。アンケート配信部154は、ユーザ情報管理部128に記憶されたユーザ情報を参照して、回答用機器40から受信した登録ユーザログイン情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDに対応付けられた認証情報を特定する。アンケート配信部154は、受信した登録ユーザログイン情報に含まれる認証情報と特定した認証情報とを照合し、両者が合致するか否かを判定し、両者が合致すると判定するとき、ログインに成功したと判定する。
(ステップS204)アンケート配信部154は、ログインに成功したユーザIDで示される登録ユーザを対象者とするアンケートを示すアンケートリスト要求情報をアンケートコンテンツ管理部152に送信する(アンケートリスト要求)。
(ステップS206)アンケートコンテンツ管理部152は、アンケート配信部154から入力されるアンケートリスト要求情報が示すユーザIDを抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、抽出したユーザIDが示すユーザの回答済のアンケートの照会を示す回答済アンケート照会情報をアンケート回答管理部158に出力する(回答済アンケート照会)。
(ステップS208)アンケート回答管理部158は、アンケートコンテンツ管理部152から入力される回答済アンケート照会情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDに対応付けてアンケート回答情報が記憶されたアンケートのアンケート配信IDを特定する。アンケート回答管理部158は、特定したアンケート配信IDを含む回答済アンケートリストを回答済アンケート照会情報に対する応答としてアンケートコンテンツ管理部152に出力する(回答済アンケート送信)。
(ステップS210)アンケートコンテンツ管理部152は、個々のアンケートのアンケート管理情報から配信条件情報を抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、抽出した配信条件情報を含むユーザリスト要求情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS212)ログ分析部170は、アンケートコンテンツ管理部152から入力されるユーザリスト要求情報が示す配信条件情報が示す配信条件を満たすユーザを配信対象者として特定し、特定したユーザを示すユーザIDを含むユーザリストを生成する(配信対象者抽出)。
(ステップS214)ログ分析部170は、生成したユーザリストをユーザリスト要求情報に対する応答としてアンケートコンテンツ管理部152に出力する(ユーザリスト送信)。アンケートコンテンツ管理部152は、既に保存しているアンケート管理情報とアンケート情報にログ分析部170から入力されるユーザリストを対応づけて保存する。
(ステップS216)アンケートコンテンツ管理部152は、アンケートごとに保存しているユーザリストを参照し、アンケートリスト要求情報から抽出したユーザIDと同一のユーザIDを含むユーザリストに係るアンケートを特定する。アンケートコンテンツ管理部152は、特定したアンケートのアンケート配信IDから、回答済アンケートリストに含まれるアンケート配信IDを除外し、残ったアンケート配信IDが示すアンケートを未回答アンケートとして特定する(未回答アンケート抽出)。
(ステップS220)アンケートコンテンツ管理部152は、特定した未回答アンケートごとに、その未回答アンケートのアンケート管理情報からアンケート名と報酬情報を抽出する。アンケートコンテンツ管理部152はアンケートごとにアンケート配信ID、アンケート名および報酬情報の組を含むアンケートリストを生成し、生成したアンケートリストをアンケートリスト要求情報に対する応答として、アンケート配信部154に出力する(アンケートリスト送信)。アンケート配信部154には、アンケートコンテンツ管理部152からアンケートリストが入力される。
(ステップS222)アンケート配信部154は、アンケートコンテンツ管理部152から入力されるアンケートリストを登録ユーザメニュー画面情報に含めて回答用機器40に送信する。
(ステップS224)回答用機器40は、アンケート配信部154から受信した登録メニュー画面情報に基づく登録メニュー画面を表示する。登録ユーザメニュー画面には、未回答のアンケートを示すアンケートリストが表示される。アンケートリストには、アンケートごとに回答要求ボタンが含まれる。登録ユーザメニュー画面の例については、後述する。
(ステップS226)回答用機器40は、登録ユーザの操作により回答要求ボタンが指示されるとき、アンケートリストに含まれるアンケートのうち、指示された回答要求ボタンに対応付けられたアンケートを特定する。回答用機器40は、特定したアンケートを示すアンケート配信IDを含むアンケート選択情報をアンケートコンテンツ管理部152に送信する(アンケート選択)。
(ステップS228)アンケート配信部154は、回答用機器40から受信したアンケート選択情報に含まれるアンケート配信IDで指示されるアンケート情報の配信を示すアンケート配信要求情報をアンケートコンテンツ管理部152に出力する。
(ステップS230)アンケートコンテンツ管理部152は、自部に記憶されたアンケート情報から、アンケート配信部154から入力されるアンケート配信要求情報に含まれるアンケート配信IDに対応付けられたアンケート情報を抽出する。
(ステップS232)アンケートコンテンツ管理部152は、アンケート配信要求情報に対する応答として抽出したアンケート情報をアンケート配信部154に出力する。
(ステップS234)アンケート配信部154は、アンケートコンテンツ管理部152から入力されるアンケート情報をアンケート回答画面情報に含めて回答用機器40に送信する(アンケート送信)。
(ステップS236)回答用機器40は、アンケート配信部154から受信したアンケート回答画面情報に基づくアンケート回答画面を表示し、回答者の操作に応じてアンケート回答情報を生成する(回答入力)。
(ステップS238)回答用機器40は、生成したアンケート回答情報をアンケート回答受信部156に送信する。
(ステップS240)アンケート回答受信部156は、回答用機器40からアンケート回答情報を受信し、受信したアンケート回答情報をアンケート回答管理部158に出力する(アンケート回答情報送信)。アンケート回答管理部158は、アンケート回答受信部156から受信したアンケート回答情報を保存する。
(表示例)
次に、アンケート回答に係る各種画面の表示例について説明する。
図23は、登録ユーザログイン画面の例を示す図である。
登録ユーザログイン画面C10は、回答用機器40が登録ユーザログイン情報としてユーザIDと認証情報としてパスワードの入力に用いられる画面である。登録ユーザログイン画面C10は、ユーザIDの入力欄ui10、パスワードの入力欄ps10、およびログインボタンlg10が含まれる。回答用機器40は、ログインボタンlg10の押下を検出するとき、入力されたユーザIDとパスワードを含む登録ユーザログイン情報をアンケート配信部154に送信する。
図24は、登録ユーザメニュー画面の例を示す図である。
登録ユーザメニュー画面C12は、回答用機器40からのログインの成功後に表示され、未回答のアンケートから回答対象のアンケートを選択するための画面である。登録ユーザメニュー画面C12は、ユーザIDとアンケートリストel12を含む。アンケートリストel12は、4件のアンケートのそれぞれについて、アンケート名(タイトル)、報酬情報(謝礼)および回答要求ボタンの組を含む。4つの回答要求ボタンには、それぞれ「回答する」という文字が付されている。回答用機器40は、受け付けた操作により指示された回答要求ボタンに係るアンケートを示すアンケート配信IDを含むアンケート選択情報をアンケートコンテンツ管理部152に送信する。登録ユーザメニュー画面C12における「アンケート 未回答4件」との表示は、未回答のアンケートの件数が4件であることを示す。
図25は、アンケート回答画面の例を示す図である。
アンケート回答画面C14は、アンケートの1つの設問に係る画面の例である。アンケート回答画面C14は、設問qs14、回答欄an14および回答ボタンbt14を含む。設問qs14は、選択されたアンケートのうちの1つの設問を示すメッセージである。回答欄an14は、設問qs14に対する回答を、回答用機器40への操作に応じて設定するための欄である。図26に示す例では、回答欄an14は、4個の選択肢のそれぞれに対応するチェックボックスを含み、4つのチェックボックスのうちのいずれか1つを仮に選択可能としている。回答ボタンbt14は、押下により仮に選択した回答を確定するためのボタンである。回答用機器40は、回答ボタンbt14への押下を検出するとき、仮に選択された回答を確定し、その設問と対応付けて保存するとともに、その時点で表示されたアンケート回答画面を消去し、次の遷移先である設問もしくは終点を示すアンケート回答画面を表示する。
図26は、アンケート終了画面の例を示す図である。
アンケート終了画面C16は、アンケートの終点に係る画面の例である。アンケート終了画面C16は、メッセージms16と閉じるボタンbt16を含むが、設問が含まれていない。メッセージms16は、アンケートの回答に係る謝辞を示す。閉じるボタンbt16は、押下によりアンケートの終了を指示するためのボタンである。回答用機器40は、閉じるボタンbt16への押下を検出するとき、設問ごとの回答を示すアンケート回答情報をアンケート回答受信部156に送信する。
(アンケート回答分析処理)
次にアンケート回答分析処理の例について図27を用いて説明する。
図27は、本実施形態に係るアンケート回答分析処理の一例を示すシーケンス図である。図27に示す処理は、依頼者機器50がアンケート依頼者ログイン画面を表示しているときに開始される場合を例にする。この例では、分析結果配信部166がアンケート入稿画面情報配信部144と同様のログイン処理を行い、依頼者機器50にアンケート依頼者ログイン画面情報とアンケート入稿画面情報を提供可能とすることを仮定する。
(ステップS302)依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じてアンケート依頼者ログイン情報を生成し、生成したアンケート依頼者ログイン情報を情報処理装置10の分析結果配信部166に送信する(アクセス)。分析結果配信部166は、アンケート依頼者情報管理部142に記憶されたアンケート依頼者情報を参照して、依頼者機器50から受信したアンケート依頼者ログイン情報に含まれるアンケート依頼者IDと同一のアンケート依頼者IDに対応付けられた認証情報を特定する。分析結果配信部166は、受信した登録ユーザログイン情報に含まれる認証情報と特定した認証情報とを照合し、両者が合致するか否かを判定し、両者が合致すると判定するとき、ログインに成功したと判定する。
(ステップS304)分析結果配信部166は、ログインに成功したアンケート依頼者IDで示されるアンケート依頼者に係るアンケートを示すアンケートリスト要求情報をアンケートコンテンツ管理部152に送信する(アンケートリスト要求)。
(ステップS306)アンケートコンテンツ管理部152は、分析結果配信部166から入力されるアンケートリスト要求情報が示すアンケート依頼者IDを抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、自部に記憶されたアンケート管理情報を参照して、抽出したアンケート依頼者IDを含むアンケートを投稿済アンケートとして特定する。アンケートコンテンツ管理部152は、特定した投稿済アンケートごとにアンケート管理情報に含まれるアンケート配信IDおよびアンケート名の組を抽出し、抽出したアンケート配信IDおよびアンケート名の組を含むアンケートリストを生成する。アンケートコンテンツ管理部152は、生成したアンケートリストを分析結果配信部166に出力する。
(ステップS308)分析結果配信部166は、アンケートコンテンツ管理部152から入力されるアンケートリストに含まれるアンケート配信IDが示すアンケートごとの回答者数の要求を示す回答者数要求情報を生成する。分析結果配信部166は、生成した回答者数要求情報をアンケート回答分析部164に出力する。
(ステップS310)アンケート回答分析部164は、アンケート回答管理部158に記憶されたアンケート回答情報から、分析結果配信部166から入力される回答者数要求情報が示すアンケート配信IDごとに、そのアンケート配信IDを含むアンケート回答情報を抽出する。アンケート回答分析部164は、抽出したアンケート回答情報それぞれに含まれるユニークなユーザIDの数を回答者数としてアンケート配信IDごとに計数する(回答者数取得)。ユニークとは、重複なく互いに異なること、つまり、独自なことを意味する。
(ステップS312)アンケート回答分析部164は、アンケート配信IDごとに回答者数を示す回答者数情報を生成し、生成した回答者数情報を分析結果配信部166に出力する。
(ステップS314)分析結果配信部166は、アンケート回答分析部164から入力される回答者数情報が示すアンケート配信IDごとの回答者数を、アンケートリストに含まれるアンケート配信IDごとのアンケート名に対応付ける。分析結果配信部166は、回答者数を含めたアンケートリストをアンケート依頼者メニュー画面に含めて依頼者機器50に送信する。
(ステップS316)依頼者機器50は、分析結果配信部166から受信したアンケート依頼者メニュー画面情報に基づくアンケート依頼者メニュー画面を表示する。アンケート依頼者メニュー画面には、例えば、アンケートリストとしてアンケートごとのアンケート名および回答者数の組が表示される。アンケートリストには、アンケートごとに結果確認ボタンが含まれる。アンケート依頼者メニュー画面の例については、後述する。
(ステップS318)依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作により結果確認ボタンが指示されるとき、アンケートリストに含まれるアンケートのうち、結果確認ボタンで指示されたアンケートを特定する。依頼者機器50は、特定したアンケートを示すアンケート配信IDを含むアンケート選択情報を分析結果配信部166に送信する(アンケート選択)。
(ステップS320)分析結果配信部166は、依頼者機器50から受信したアンケート選択情報に含まれるアンケート配信IDで指示されるアンケート情報を示すアンケート要求情報をアンケートコンテンツ管理部152に出力する。
(ステップS322)アンケートコンテンツ管理部152は、自部に記憶されたアンケート情報から、分析結果配信部166から入力されるアンケート要求情報に含まれるアンケート配信IDに対応付けられたアンケート情報を抽出する。アンケートコンテンツ管理部152は、抽出したアンケート情報をアンケート要求情報に対する応答として、分析結果配信部166に出力する。分析結果配信部166は、アンケートコンテンツ管理部152から入力されるアンケート情報が示す設問を特定する。
(ステップS324)分析結果配信部166は、特定した設問の集計を示す集計要求情報をアンケート回答分析部164に出力する。
(ステップS326)アンケート回答分析部164は、アンケート回答管理部158に記憶されたアンケート回答情報を参照して、分析結果配信部166から入力される集計要求情報が示す各設問に対する回答の選択肢ごとに回答者数を計数する(設問別回答者数集計)。
(ステップS328)アンケート回答分析部164は、各設問に対する回答の選択肢ごとの回答者数を示す集計結果情報を、集計要求情報に対する応答として分析結果配信部166に出力する。
(ステップS330)分析結果配信部166は、アンケート回答分析部164から入力される集計結果情報を予め自部に記憶した分析結果確認画面情報に含めて依頼者機器50に送信する。
(ステップS332)依頼者機器50は、分析結果配信部166から受信した分析結果確認画面情報に基づいて分析結果確認画面を表示する。依頼者機器50は、分析条件設定画面情報を、分析結果確認画面とともに表示する。
(ステップS334)依頼者機器50は、アンケート依頼者の操作に応じて分析条件設定情報を生成し、生成した分析条件設定情報を分析条件受信部162に送信する。分析条件受信部162は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて分析条件情報を取得する(分析条件入力)。
(ステップS336)分析条件受信部162は、取得した分析条件情報が示す分析条件を用いた回答者数の分析を示す分析要求情報を生成し、生成した分析要求情報をアンケート回答分析部164に出力する。
(ステップS338)アンケート回答分析部164は、分析結果配信部166から入力される分析要求情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS340)ログ分析部170は、分析条件情報が示す分析条件に対応する関連ログをログ蓄積部LCから取得し、取得した関連ログを用いて、その分析条件を満たすユーザを特定する。
(ステップS342)ログ分析部170は、特定したユーザのユーザIDを含むユーザリストを生成し、生成したユーザリストをアンケート回答分析部164に出力する。
(ステップS344)アンケート回答分析部164は、ログ分析部170から入力されるユーザリストに基づいて、設問に対する回答を再集計する。アンケート回答分析部164は、再集計の際、アンケート回答情報が示す回答の選択肢ごとに、その選択肢に対応付けられたユーザIDのうち、ユーザリストに含まれるユーザIDを特定し、特定したユニークなユーザIDの数を、分析条件に係る回答者数として計数する。
(ステップS346)アンケート回答分析部164は、再集計により得られる設問に対する回答者数を示す分析結果情報を分析結果配信部166に送信する。
(ステップS348)分析結果配信部166は、アンケート回答分析部164から入力される分析結果情報を依頼者機器50に送信する。
(ステップS350)依頼者機器50は、分析結果配信部166から受信した分析結果情報に基づいて分析結果確認画面を更新し、その分析結果を表示する。
(表示例)
次に、アンケート回答分析に係る各種画面の表示例について説明する。
図28は、アンケート依頼者メニュー画面の第2例を示す図である。
アンケート依頼者メニュー画面C18は、ログインの成功後に表示され、アンケート情報の生成の指示もしくは調査結果の確認の指示を行うための画面である。アンケート依頼者メニュー画面C18は、アンケート依頼者メニュー画面C04(図18)と同様にアンケート依頼者IDとアンケート入稿要求ボタンne18を含む。依頼者機器50は、アンケート入稿要求ボタンne18の押下を検出するとき、アンケート情報の作成を示すアンケート入稿要求情報をアンケート入稿画面情報配信部144に送信する。アンケート依頼者メニュー画面C18における「入稿済みアンケート 3件」との表示は、作成済みのアンケート情報が3件存在することを示す。
アンケート依頼者メニュー画面C18は、さらにアンケートリストel18を含む。アンケートリストel18には、アンケートごとにアンケート名(タイトル)、回答者数および結果確認ボタンer18−1〜er18−3を含んで構成される。回答者数には、アンケートの実施条件に関する情報をさらに対応付けて表示されてもよい。例えば、アンケートリストel18の第1件目の「(最大300件)」とは、最大回答者数が300件であることを示す。この情報は、アンケート管理情報に含まれる管理情報に含まれる。アンケートリストel18の第3件目の「(終了)」とは、回答用機器40、アンケート回答受信部156が当該アンケートの回答を示すアンケート回答情報の受け付けを終了したことを示す。アンケート回答情報の受け付けの終了は、例えば、当該アンケートの回答者数が最大回答者数に達した状態であること、もしくは、現時刻が調査終了時刻を過ぎた状態であることが該当する。これらの状態では、分析対象とするアンケート回答情報の総数が確定している。結果確認ボタンer18−1〜er18−3は、それぞれ対応するアンケートの回答に対する集計結果の表示を指示するためのボタンである。図28に示す例では、結果確認ボタンer18−1〜er18−3のそれぞれに「確認する」との文字が付されている。
図29は、分析結果確認画面の第1例を示す図である。
分析結果確認画面C20は、分析結果確認画面の冒頭部分である。分析結果確認画面C20は、アンケート名tl20、最大回答者数mr20、最終調査日fd20、回答者数rd20および回答者情報を含む。
アンケート名tl20は、分析結果の表示対象として選択されたアンケートのアンケート名を示す。
最大回答者数mr20は、回答者数の上限を示す。
最終調査日fd20は、最終調査時刻から時分を消去し、年月日を抽出して得られる。
分析結果配信部166は、例えば、ステップS322において、選択されたアンケート配信IDを含むアンケート管理情報から、アンケート名tl20、最大回答者数mr20および最終調査時刻を取得することができる。分析結果配信部166は、取得した最終調査時刻が属する日を最終調査日として定めることができる。
回答者情報は、回答者性別rs20、回答者年齢層ra20、テレビ視聴傾向tw20およびエアコン設定温度分布as20を含む。回答者性別rs20は、性別ごとの回答者数を示す。回答者年齢層ra20は、年齢層ごとの回答者数を示す。テレビ視聴傾向tw20は、全回答者のうちテレビ連携者のテレビジョン受信機が受信したテレビジョン番組のカテゴリごとの受信時間のカテゴリ間の総受信時間に対する割合を示す。以下、テレビジョン番組の受信時間を視聴時間と呼ぶ。テレビ連携者とは、テレビジョン受信機を連携機器として登録した登録ユーザである。エアコン設定温度分布as20は、エアコン連携者の空調機における設定温度帯ごとの件数の割合を示す。エアコン連携者とは、空調機を連携機器として登録した登録ユーザである。回答者性別rs20、回答者年齢層ra20、テレビ視聴傾向tw20およびエアコン設定温度分布as20は、それぞれ円グラフを用いて表されているが、他の形態、例えば、表形式、棒グラフ、折れ線グラフ、などで表されてもよい。表形式とは、項目ごとに数値をそのまま表示する形式である。なお、図29に示す例は、それぞれ項目ごとの数値(例えば、テレビ視聴傾向tw20におけるジャンルごとの割合)を依頼者機器50が集計して表示する場合を例にしているが、これには限られない。依頼者機器50は、項目ごとの集計に用いられるデータ(例えば、カテゴリ別総受信時間)をそのまま表示してもよい。
回答者性別rs20と回答者年齢層ra20を取得する際、アンケート回答分析部164は、ステップS326において、選択されたアンケート配信IDを含むアンケート回答情報を抽出する。アンケート回答分析部164は、抽出したアンケート回答情報それぞれに含まれるユーザIDを特定する。アンケート回答分析部164は、ユーザ情報管理部128に記憶されたユーザ情報から特定したユーザIDに対応付けられた性別と、誕生年ならびに誕生月を抽出する。アンケート回答分析部164は、性別ごとのユニークなユーザIDの数を、性別ごとの回答者数として計数する。他方、アンケート回答分析部164は、特定したユーザIDについて抽出した誕生年と誕生月から現時点までの期間を年齢として算出し、算出した年齢が予め定めた複数の年齢層(例えば、10歳おき)のいずれかの年齢層に属するかを判定する。アンケート回答分析部164は、判定した年齢層ごとのユニークなユーザIDの数を年齢層ごとの回答者数として計数する。
テレビ視聴傾向tw20を取得する際、ログ分析部170は、アンケート回答分析部164の制御に従い、テレビ連携者ごとのテレビジョン受信機における各視聴期間における視聴時間と受信した番組のジャンルを特定する。そして、ログ分析部170は、視聴時間をジャンルごとに番組およびテレビ連携者間で総和をとる。なお、テレビ連携者を特定する手法、視聴期間ごとに番組とジャンルを特定する手法として、後述の配信条件の設定例で説明する手法が利用可能である。
エアコン設定温度分布as20を取得する際、アンケート回答分析部164は、エアコン連携者ごとの空調機の設定温度の現在までの過去の所定期間内(例えば、1年以内)の平均値を算出し、算出した平均値が予め定めた複数の設定温度帯(例えば、1°Cおき)のいずれかに属するかを判定する。アンケート回答分析部164は、判定した設定温度帯ごとのユニークなユーザIDの数を設定温度帯ごとの回答者数として計数する。なお、エアコン連携者を特定する手法、設定温度を特定する手法については、後述の配信条件の設定例で説明する手法が利用可能である。
なお、分析結果確認画面C20は、分析条件設定画面(図示せず)を含んでもよいし、依頼者機器50は、分析条件設定画面を分析結果確認画面C20とは別個に表示してもよい。
分析条件設定画面は、例えば、配信条件設定画面C06(図19)と同様の構成を有していてもよいし、異なる構成を有していてもよい。また、分析条件設定画面は、配信条件設定画面C06とは異なる設定項目を有し、異なる要素条件を設定可能としてもよい。
図30は、分析結果確認画面の第2例を示す図である。
分析結果確認画面C22は、分析結果確認画面のうち回答結果を示す部分である。分析結果確認画面C22は、設問cq22、基本回答結果qa22−1、属性別回答結果qa22−2、エアコン設定温度別回答結果qa22−3を含む。
設問cq22は、選択されたアンケートを構成する複数の設問のうち第1問(Q1)である。基本回答結果qa22−1は、設問cq22「カレーが大好きか?」に対する複数の回答のそれぞれの回答者数を示す。複数の回答には、「カレーが大好き」という回答が含まれる。但し、基本回答結果qa22−1では、回答者数の内訳の表示が省略されている。属性別回答結果qa22−2は、「カレーが大好き」と回答した回答者の属性として年齢層ごとの回答者数を示す。エアコン設定温度別回答結果qa22−3は、回答者のうちエアコン連携者それぞれの空調機における設定温度帯ごとの回答者数の割合を示す。
図31は、分析結果確認画面の第3例を示す図である。
分析結果確認画面C24は、分析結果確認画面のうち回答結果を示す他の部分である。分析結果確認画面C24は、設問cq24、基本回答結果qa24−1、冷蔵庫の平均開閉回数別回答結果qa24−2を含む。
設問cq24は、複数の設問のうち第2問(Q2)である。基本回答結果qa24−1は、設問cq24「○○ビールの新CMの印象について」に対する複数の回答のそれぞれの回答者数を示す。図31に示す例では、複数の回答は、「とてもよい」、「よい」、「ふつう」、「わるい」、「とてもわるい」という5通りの回答である。但し、基本回答結果qa24−1では、回答者数の内訳の表示が省略されている。
冷蔵庫の平均開閉回数別回答結果qa24−2は、回答者のうち冷蔵庫連携者それぞれの冷蔵庫の平均開閉回数の区間ごとの、各回答の回答者数を示す。平均開閉回数は、冷蔵庫連携者のその時点までの所定期間における1日当たりの冷蔵庫の開閉回数の平均値である。平均開閉回数の区間は、10回未満、11回以上20回未満、20回以上40回未満、40回以上の4段階に区分されている。
なお、基本回答結果qa22−1、qa24−1は、分析条件情報の設定の有無に関わらずステップS332において表示される分析結果確認画面に含まれてもよい。
他方、属性別回答結果qa22−2、エアコン設定温度別回答結果qa22−3、冷蔵庫の平均開閉回数別回答結果qa24−2は、それぞれステップS334において設定された分析条件に対応する分析結果を示す。エアコン設定温度別回答結果qa22−3、冷蔵庫の平均開閉回数別回答結果qa24−2を導出するために機器ログが参照される。
なお、属性別回答結果qa22−2、エアコン設定温度別回答結果qa22−3、冷蔵庫の平均開閉回数別回答結果qa24−2は、アンケート依頼者の操作に応じて選択された分析条件に基づくものでなくともよく、あらかじめ設定した分析条件に基づくものであってもよい。
(配信条件設定)
次に、配信条件の設定例ごとに、ステップS108−S116の処理の具体例について説明する。
(1)要素条件として食嗜好の項目(図19)が指定され、特定の料理カテゴリの料理を嗜好するユーザを配信対象とする場合を例にする。
(ステップS108)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、料理カテゴリが指定され、機器ログ、保有機器情報、機器情報およびメニュー情報を示す関連データ種別情報と、電子オーブンを示す機器種別情報と、調理開始を示すイベント種別情報とを含む配信条件情報を生成する。
(ステップS110)アンケート入稿情報受信部148は、生成した配信条件情報をログ分析部170に送信する。
(ステップS112)ログ分析部170は、配信条件情報で指示される機器ログを示す関連ログ要求情報をログ蓄積部LCの機器ログ蓄積部126に出力し、保有機器情報、機器情報およびメニュー情報を示す関連情報要求情報をユーザ情報管理部128に出力する。
(ステップS114)機器ログ蓄積部126は、機器ログをログ分析部170に出力する。ユーザ情報管理部128は、保有機器情報、機器情報およびメニュー情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS116)ログ分析部170は、機器情報を参照して、機器種別が電子オーブン(Oven)である機器の機器IDを特定する。ログ分析部170は、機器ログから、特定した機器IDごとに時刻が現在までの所定期間(例えば、1年間)となるイベント情報を抽出する。ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち調理開始(Cook Start)を示すイベント種別情報を含んだイベント情報をさらに抽出し、そのイベント情報に対応付けられた追加イベント情報に対応付けられたメニューを特定する。ログ分析部170は、メニュー情報を参照して特定したメニューに対応する料理カテゴリを特定する。そして、ログ分析部170は、抽出したイベント情報について、特定した機器IDごとに特定した料理カテゴリごとの調理開始を示すイベント情報の個数を料理カテゴリ別調理回数として計数する。ログ分析部170は、計数した料理カテゴリ別料理回数の料理カテゴリ間の平均値を機器IDごとに算出し、分析条件情報が示す料理カテゴリの料理カテゴリ別料理回数が平均値を所定値以上上回る機器IDを特定する。ログ分析部170は、保有機器情報を参照して、特定した機器IDに対応するユーザIDを特定する。特定されるユーザIDが示すユーザが、指定された料理カテゴリのメニューを嗜好するアンケート対象者として選定される。
なお、ログ分析部170は、分析条件情報が示す料理カテゴリの料理カテゴリ別料理回数が平均値を所定値以上上回る機器IDを特定することに代え、所定の料理カテゴリ別料理回数の閾値を上回る機器IDを特定してもよい。
また、料理カテゴリに偏りなしが指定される場合には、ログ分析部170は、例えば、料理カテゴリ別料理回数が平均値を所定値以上上回る料理カテゴリが存在しない機器IDについて、食嗜好に偏りなしと判定する。
(2)要素条件として冷蔵庫開閉回数の項目(図19)が指定され、冷蔵庫開閉回数が特定の区間内のユーザを配信対象とする場合を例にする。
(ステップS108)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、冷蔵庫開閉回数の区間が指定され、機器ログ、保有機器情報および機器情報を示す関連データ種別情報と、冷蔵庫を示す機器種別情報と、扉の開放を示すイベント種別情報とを含む配信条件情報を生成する。
(ステップS110)アンケート入稿情報受信部148は、生成した配信条件情報をログ分析部170に送信する。
(ステップS112)ログ分析部170は、配信条件情報で指示される機器ログを示す関連ログ要求情報をログ蓄積部LCの機器ログ蓄積部126に出力し、保有機器情報および機器情報を示す関連情報要求情報をユーザ情報管理部128に出力する。
(ステップS114)機器ログ蓄積部126は、機器ログをログ分析部170に出力する。ユーザ情報管理部128は、保有機器情報および機器情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS116)ログ分析部170は、機器情報を参照して、機器種別が冷蔵庫(Refrigerator)である機器の機器IDを特定する。ログ分析部170は、機器ログから、特定した機器IDごとに時刻が現在までの所定期間となるイベント情報を抽出する。ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち扉の開放(Open)を示すイベント種別情報を含むイベント情報を選択する。ログ分析部170は、機器IDごとに選択したイベント情報の数を期間内開閉回数として計数し、期間内開閉回数を所定期間の日数で除算して平均開閉回数を算出する。ログ分析部170は、算出した平均開閉回数が、析条件情報が示す冷蔵庫開閉回数の区間に含まれる平均開閉回数に係る機器IDを特定する。ログ分析部170は、保有機器情報を参照して、特定した機器IDに対応するユーザIDを特定する。特定されるユーザIDが示すユーザが、平均開閉回数が指定された冷蔵庫開閉回数の区間内となるアンケート対象者として選定される。
なお、ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち扉の開放を示すイベント種別情報を含むイベント情報に代え、扉の閉鎖(Close)を示すイベント種別情報を含むイベント情報を選択してもよい。
(3)要素条件として空調温度設定の項目(図19)が指定され、冷房の設定温度が特定の区間内のユーザを配信対象とする場合を例にする。
(ステップS108)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、設定温度帯が指定され、機器ログ、保有機器情報および機器情報を示す関連データ種別情報と、空調機を示す機器種別情報と、設定温度を示すイベント追加情報が付随したイベントを示すイベント種別情報と、を含む配信条件情報を生成する。
(ステップS110)アンケート入稿情報受信部148は、生成した配信条件情報をログ分析部170に送信する。
(ステップS112)ログ分析部170は、配信条件情報で指示される機器ログを示す関連ログ要求情報をログ蓄積部LCの機器ログ蓄積部126に出力し、保有機器情報および機器情報を示す関連情報要求情報をユーザ情報管理部128に出力する。
(ステップS114)機器ログ蓄積部126は、機器ログをログ分析部170に出力する。ユーザ情報管理部128は、保有機器情報および機器情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS116)ログ分析部170は、機器情報を参照して、機器種別が空調機(AirConditioning)である機器の機器IDを特定する。ログ分析部170は、機器ログから、特定した機器IDごとに時刻が現在までの所定期間となるイベント情報を抽出する。ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち冷房の設定温度(Cooling,…°C)を示すイベント追加情報を含むイベント情報を選択する。ログ分析部170は、機器IDごとに選択したイベント情報のイベント付加情報が示す冷房の設定温度の平均値を冷房の平均設定温度として算出する。ログ分析部170は、算出した冷房の平均設定温度が、分析条件情報が示す冷房の設定温度帯に含まれる冷房の平均設定温度に係る機器IDを特定する。ログ分析部170は、保有機器情報を参照して、特定した機器IDに対応するユーザIDを特定する。特定されるユーザIDが示すユーザが、冷房の平均設定温度が指定された冷房設定温度帯内となるアンケート対象者として選定される。
なお、暖房の設定温度が特定の区間内のユーザを配信対象とする場合については、ログ分析部170は、冷房の設定温度(Cooling,…°C)を示すイベント追加情報を含むイベント情報を選択することに代え、暖房の設定温度(Warming,…°C)を示すイベント追加情報を含むイベント情報を選択すればよい。
なお、分析条件情報が示す設定温度帯は、必ずしも温度の下限と上限で定義されていなくてもよい。例えば、設定温度帯は、ユーザ間平均値よりも有意に高い(例えば、ユーザ間平均値よりも2°C以上高い)、標準(例えば、ユーザ間平均値よりも2°C低い温度よりも高く、ユーザ間平均値よりも2°C高い温度よりも低い)。ユーザ間平均値よりも有意に低い、のいずれかであってもよい。
その場合、ログ分析部170は、機器IDごとの平均設定温度の機器ID間の平均値をユーザ間平均値として算出し、算出したユーザ間平均値と、所定の温度幅(例えば、2°C)を、分析条件情報が示す設定温度帯として特定することができる。
(4)要素条件として平均視聴時間の項目(図19)が指定され、平均視聴時間が特定の平均視聴時間の区間であるユーザを配信対象とする場合を例にする。
(ステップS108)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、平均視聴時間の区間が指定され、機器ログ、保有機器情報および機器情報を示す関連データ種別情報と、テレビジョン受信機を示す機器種別情報と、視聴に関するイベント種別情報とを含む配信条件情報を生成する。視聴に関するイベント種別情報には、電源投入(PowerOn)を示すイベント種別情報とテレビジョン放送の受信(DTV)を示すイベント種別情報が含まれる。
(ステップS110)アンケート入稿情報受信部148は、生成した配信条件情報をログ分析部170に送信する。
(ステップS112)ログ分析部170は、配信条件情報で指示される機器ログを示す関連ログ要求情報をログ蓄積部LCの機器ログ蓄積部126に出力し、保有機器情報および機器情報を示す関連情報要求情報をユーザ情報管理部128に出力する。
(ステップS114)機器ログ蓄積部126は、機器ログをログ分析部170に出力する。ユーザ情報管理部128は、保有機器情報および機器情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS116)ログ分析部170は、機器情報を参照して、機器種別がテレビジョン受信機(Television)である機器の機器IDを特定する。ログ分析部170は、機器ログから、特定した機器IDごとに時刻が現在までの所定期間となるイベント情報を抽出する。ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち電源投入を示すイベント種別情報、テレビジョン放送の受信を示すイベント種別情報をそれぞれ含むイベント情報を選択する。ログ分析部170は、電源投入から次に電源断となるまでの期間を視聴期間として特定する。ログ分析部170は、機器IDごとに特定した視聴期間ごとの視聴時間の合計値である総視聴時間を算出し、算出した総視聴時間を所定期間の日数で除算して平均視聴時間を算出する。ログ分析部170は、算出した平均視聴時間が、分析条件情報が示す平均視聴時間の区間に含まれる機器IDを特定する。ログ分析部170は、保有機器情報を参照して、特定した機器IDに対応するユーザIDを特定する。特定されるユーザIDが示すユーザが、平均視聴時間が特定の平均視聴時間の区間内であるアンケート対象者として選定される。
(5)要素条件としてコンテンツ嗜好の項目(図19)が指定され、特定の番組カテゴリの番組を嗜好するユーザを配信対象とする場合を例にする。
(ステップS108)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、番組カテゴリが指定され、機器ログ、保有機器情報、機器情報および番組情報を示す関連データ種別情報と、テレビジョン受信機を示す機器種別情報と、視聴に関するイベント種別情報とを含む配信条件情報を生成する。視聴に関するイベント種別情報には、電源投入(PowerOn)を示すイベント種別情報とテレビジョン放送の受信(DTV)を示すイベント種別情報の他、電源断(Power Off)を示すイベント種別情報が含まれる。
(ステップS110)アンケート入稿情報受信部148は、生成した配信条件情報をログ分析部170に送信する。
(ステップS112)ログ分析部170は、配信条件情報で指示される機器ログを示す関連ログ要求情報をログ蓄積部LCの機器ログ蓄積部126に出力し、保有機器情報および機器情報を示す関連情報要求情報をユーザ情報管理部128に出力する。ログ分析部170は、番組情報を示す関連情報要求情報を外部データ取得部130に出力する。
(ステップS114)機器ログ蓄積部126は、機器ログをログ分析部170に出力する。ユーザ情報管理部128は、保有機器情報および機器情報をログ分析部170に出力する。外部データ取得部130は、番組情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS116)ログ分析部170は、機器情報を参照して、機器種別がテレビジョン受信機(Television)である機器の機器IDを特定する。ログ分析部170は、機器ログから、特定した機器IDごとに時刻が現在までの所定期間となるイベント情報を抽出する。ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち電源投入(PowerOn)を示すイベント種別情報、テレビジョン放送の受信(DTV)を示すイベント種別情報、電源断(Power Off)を示すイベント種別情報をそれぞれ含むイベント情報を選択する。ログ分析部170は、電源投入から次に電源断となるまでの期間において、テレビジョン放送の受信を示すイベント種別情報に対応する時刻を始点とし、次のテレビジョン放送の受信を示すイベント種別情報に対応する時刻または次に電源断を示すイベント種別情報に対応する時刻を終点とする期間を視聴期間として特定する。テレビジョン放送の受信を示すイベント種別情報を含むイベント情報は、時刻が同じである電源投入を示すイベント種別情報を含むイベント情報を伴わない場合、放送チャネルの切り替えを示す。つまり、ログ分析部170は、電源投入から電源断までの動作期間のそれぞれにおいて、放送チャネルの切り替えが発生する場合には、その動作期間のうち、電源投入から放送チャネルの切り替えまでの期間、放送チャネルの切り替えから次の放送チャネルの切り替えまでの期間、最後の放送チャネルの切り替えから電源断までの期間を、それぞれ視聴期間として特定する。ログ分析部170は、録画開始を示すイベント種別情報に対応する時刻を始点とし、次に録画終了を示すイベント種別情報に対応する時刻を終点とする期間を視聴期間としてさらに特定してもよい。
ログ分析部170は、放送情報を参照して、特定した視聴期間ごとに、その始点の時刻に対応するイベント追加情報が示す放送チャネルに対応する番組カテゴリを特定する。そして、ログ分析部170は、機器IDごとに特定した番組カテゴリごとの各視聴期間の視聴時間の合計値である番組カテゴリ別総視聴時間を算出する。ログ分析部170は、算出した番組カテゴリ別総視聴時間の番組カテゴリ間の平均値を機器IDごとに算出し、分析条件情報が示す番組カテゴリの番組カテゴリ別総視聴時間が番組カテゴリ間の平均値を上回る機器IDを特定する。ログ分析部170は、保有機器情報を参照して、特定した機器IDに対応するユーザIDを特定する。特定されるユーザIDが示すユーザが、指定された番組カテゴリの番組を嗜好するアンケート対象者として選定される。
なお、ログ分析部170は、分析条件情報が示す番組カテゴリの番組カテゴリ別総視聴時間が番組カテゴリ間の番組カテゴリ間の平均値を所定値以上上回る機器IDを特定することに代え、分析条件情報が示す番組カテゴリの番組カテゴリ別総視聴時間が所定の番組カテゴリ別総視聴時間の閾値を上回る機器IDを特定してもよい。
また、番組カテゴリに偏りなしが指定される場合には、ログ分析部170は、例えば、番組カテゴリ別総視聴時間が番組カテゴリ間の平均値を所定値以上上回る番組カテゴリが存在しない機器IDについて、コンテンツ嗜好に偏りなしと判定する。
次に例示する要素条件のように、その要素条件を満たすユーザを特定する際、必ずしもログが用いられるとは限られない。
(6)要素条件としてテレビジョン受信機のサイズの項目(図19)が指定され、サイズ
が特定の範囲内のユーザを配信対象とする場合を例にする。
(ステップS108)アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、サイズの範囲が指定され、保有機器情報および機器情報を示す関連データ種別情報と、テレビジョン受信機を示す機器種別情報を含む配信条件情報を生成する。
(ステップS110)アンケート入稿情報受信部148は、生成した配信条件情報をログ分析部170に送信する。
(ステップS112)ログ分析部170は、配信条件情報で指示される保有機器情報および機器情報を示す関連情報要求情報をユーザ情報管理部128に出力する。
(ステップS114)ユーザ情報管理部128は、保有機器情報および機器情報をログ分析部170に出力する。
(ステップS116)ログ分析部170は、機器情報を参照して、機器種別がテレビジョン受信機(Television)である機器の機器IDを特定する。ログ分析部170は、機器情報を参照して、特定した機器IDごとに対応するサイズを特定する。ログ分析部170は、特定したサイズが、分析条件情報が示す範囲内となる機器IDを選択する。ログ分析部170は、保有機器情報を参照して、特定した機器IDに対応するユーザIDを特定する。特定されるユーザIDが示すユーザが、指定された範囲内のサイズを有するテレビジョン受信機を連携機器とするアンケート対象者として選定される。
なお、ログ分析部170は、冷蔵庫、携帯電話機などの機器についても、同様な手法でサイズが特定した範囲内となる機器を連携機器とするアンケート対象者のユーザIDを特定することができる。
なお、個々の要素条件にイベントの観測期間が対応付けられている場合には、ログ分析部170は、その観測期間内にイベントが生じた機器のユーザを特定する。
例えば、上記(1)のケースでは、ステップS116において、ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち調理開始を示すイベント種別情報を含んだイベント情報を抽出する際、さらにそのイベント情報に含まれる時刻が、要素条件で示される観測期間内となるイベント情報を抽出すればよい。
上記(2)のケースでは、ステップS116において、ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち扉の開放を示すイベント種別情報を含むイベント情報を選択する際、さらにそのイベント情報に含まれる時刻が、要素条件で示される観測期間内となるイベント情報を抽出すればよい。
上記(3)のケースでは、ステップS116において、ログ分析部170は、抽出したイベント情報のうち冷房の設定温度を示すイベント追加情報を含むイベント情報を選択する際、さらにそのイベント情報に含まれる時刻が、要素条件で示される観測期間内となるイベント情報を抽出すればよい。
上記(1)−(3)のケースのいずれについても、ログ分析部170は、より後の処理において抽出したイベント情報を用いる。
上記(4)、(5)のケースでは、ステップS116において、ログ分析部170は、視聴期間として特定した後、この視聴期間を仮の視聴期間とし、仮の視聴期間と要素条件で示される観測期間とが重複する期間を新たな視聴期間として特定すればよい。上記(4)、(5)のケースのいずれについても、ログ分析部170は、より後の処理において新たに特定した視聴期間を用いる。
よって、要素条件で示される観測期間内のイベントの発生頻度に基づいて依頼者が定められるため、イベントの観測期間に応じた依頼者の選定が可能となる。上記(1)−(5)のケースのように、機器の使用に関するイベントについては、使用頻度に応じた依頼者の選定が可能となる。例えば、観測期間として、1日のうちの特定の時間帯、一週間のうちの特定の曜日、一年のうちの特定の月もしくは季節などを指示することで、その観測期間における使用頻度を考慮してアンケート対象者が選定される。
また、観測期間は、所定の一定周期ごとに繰り返される期間に限られない。アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、一回のイベントの観測期間を設定してもよい。これにより、依頼者により任意に指定された観測期間内に生じたイベントに基づいてアンケート対象者が選定されうる。例えば、現在までの過去1年よりも短い期間、例えば、過去1か月内に生じたイベントに基づいてアンケート対象者が選定されうる。
なお、上記の(1)、(2)、(4)、(5)に例示されるケースは、いずれもログ分析部170が、ステップS116において、イベントの頻度を、そのイベントが生じた機器のユーザごとに計数する手順と、その頻度に基づいて、その要素条件を満たすユーザを特定する手順を含む。
ログ分析部170は、新しいイベントほど重視してイベントの発生頻度を計数してもよい。例えば、上記のように、アンケート入稿情報受信部148は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて、一回のイベントの観測期間として、現在(現時点)までの期間がより短い期間を設定すればよい。これにより、その観測期間よりも過去のイベントが無視される。
また、上記の(1)、(2)に例示されるケースでは、ログ分析部170は、イベントの発生時から現在までの期間が短いほど小さい重み係数(例えば、0以上1以下の正の実数)を定め、定めた重み係数をイベントごとに累積してイベントの発生頻度を算出してもよい。より具体的には、上記(1)のケースでは、ログ分析部170は、料理カテゴリごとの調理開始を示すイベント情報の個数を料理カテゴリ別調理回数として計数する際、各イベント情報が示す時刻から現在までの期間に基づく重み係数を定める。ログ分析部170は、定めた重み係数を料理カテゴリごとに累積して得られる総和を料理カテゴリ別調理回数として算出する。
上記(2)のケースでは、ログ分析部170は、機器IDごとに選択したイベント情報の数を期間内開閉回数として計数する際、各イベント情報が示す時刻から現在までの期間に基づく重み係数を定める。ログ分析部170は、定めた重み係数を累積して得られる総和を期間内開閉回数として算出する。
上記の(4)、(5)に例示されるケースでは、ログ分析部170は、特定された視聴期間ごとの時間を累積して、イベントの発生頻度の指標として総視聴時間を算出する。
そこで、上記(4)のケースでは、ログ分析部170は、機器IDごとに特定した視聴時間の合計値である総視聴時間を算出する際、視聴時間の開始時刻または終了時刻から現在までの期間に基づく重み係数を視聴期間ごとに定める。ログ分析部170は、定めた重み係数に視聴時間を乗じて得られる乗算値を累積して得られる総和を総視聴時間として算出する。
上記(5)のケースでは、ログ分析部170は、機器IDごとに特定した番組カテゴリごとの各視聴期間の視聴時間の合計値である番組カテゴリ別総視聴時間を算出する際、視聴時間の開始時刻または終了時刻から現在までの期間に基づく重み係数を視聴期間ごとに定める。ログ分析部170は、定めた重み係数に視聴時間を乗じて得られる乗算値を番組カテゴリごとに累積して得られる総和を番組カテゴリ別総視聴時間として算出する。
要素条件は、機器ログ以外の種類のログに対応付けられてもよい。例えば、携帯電話機に提供されるコンテンツの嗜好に関する要素条件は、少なくともアクセスログ蓄積部124に記憶されアクセスログと提供コンテンツ情報(図示せず)に対応付けられる。コンテンツ情報は、コンテンツごとに、ジャンルとそのコンテンツのURLが対応付けられ、これらを含んで構成される。ログ分析部170は、アクセスログを参照して、イベントごとのアクセス先のURLを特定し、提供コンテンツ情報を参照して、特定したURLに対応するコンテンツのジャンルを特定することができる。特定したジャンルは、上記(5)のケースと同様に要素条件を満たすユーザの特定に用いられる。
要素条件は、機器に対する操作もしくは機器の動作状態に関わらず、その使用環境に関連してもよい。例えば、空調機に関する要素条件は、各時刻における室温を示すセンサ情報に対応づけられてもよい。ログ分析部170は、機器ログに含まれるセンサ情報を参照して、各時刻における室温に関する要素条件を満たすユーザの特定に用いられる。室温に関する要素条件として、例えば、動作開始時における室温と設定温度との差、動作開始時刻から室温が設定温度から所定の温度幅の範囲内に達する時刻までの所要時間などが設定されうる。
また、配信条件情報が、2以上の要素条件からなる論理式を示す場合には、ログ分析部170は、ステップS116においてそれぞれの要素条件に係るユーザIDの集合について、その論理式が示す論理演算を行って得られるユーザIDの集合を求めればよい。
(分析条件設定)
次に、分析条件の設定について説明する。分析条件受信部162は、配信条件情報と同様の分析条件情報を取得する。ステップS334において、依頼者機器50は、配信条件配信画面と同様の分析条件設定画面を表示し、アンケート依頼者の操作に応じて配信条件設定情報と同様の内容を示す分析条件設定情報を生成する。ステップS336において、分析条件受信部162は、依頼者機器50から受信した分析条件設定条件に基づいて分析条件情報を取得する。分析条件受信部162にも、配信条件基本データと同様の分析条件基本データを設定しておき、分析条件情報を取得する際、分析条件基本データを参照する。よって、分析条件情報も、上記のように1以上の要素条件情報を含んで構成される。また、ログ分析部170は、ステップS340において、ステップS116と同様の処理を行って分析条件を満たすユーザを特定することができる。
但し、ステップS334において、分析条件受信部162は、一度に複数の分析条件を示す分析条件情報を取得してもよい。複数の分析条件のそれぞれは、互いに異なる1個の要素条件を含んで構成されてもよい。複数の分析条件は、同一項目に属する複数の分析条件であってもよい。例えば、食嗜好に関する複数の分析条件は、和食、洋食、中華をそれぞれ嗜好するユーザであってもよい。冷蔵庫開閉回数に関する複数の分析条件は、平均開閉回数が10回未満、11回以上20回未満、20回以上40回未満、40回以上の区間のそれぞれに属するユーザであってもよい。また、複数の分析条件のそれぞれは、複数の要素条件からなる論理式を示してもよい。複数の要素条件のうち少なくとも1つの要素条件が、複数の分析条件の間で互いに異なっていればよい。
分析条件情報が複数の分析条件を含む場合、ステップS340において、ログ分析部170は、複数の分析条件のそれぞれを満たすユーザを特定する。
ステップS342において、ログ分析部170は、分析条件ごとに、その分析条件を満たすユーザのユーザIDを区分して含んだユーザリストを生成する。
ステップS344において、アンケート回答分析部164は、アンケート回答情報が示す設問の回答の選択肢ごとに、その選択肢に対応付けられたユーザIDのうち、ユーザリストに含まれるユーザと、その分析条件を特定する。アンケート回答分析部164は、特定した分析条件ごとにユニークなユーザIDの数を分析条件ごとに回答者数として計数する。
ステップS346において、アンケート回答分析部164は、設問に対する回答者数として、分析条件ごとの回答者数を示す分析結果情報を分析結果配信部166に送信する。
従って、依頼者機器50に提供される分析結果情報には、設問に対する回答の選択肢について複数の分析条件間の回答者数の分布が示される。
例えば、エアコン設定温度別回答結果qa22−3(図30)を取得するために、ログ分析部170は、ステップS340において、空調機における4段階の設定温度帯を要素条件として含む分析条件のそれぞれについて上記(3)のケースに示す処理と同様の処理を行う。そして、アンケート回答分析部164は、ステップS344において、「カレーが大好き」との選択肢を選択した回答者のそれぞれのユーザIDを分析条件ごとに特定し、特定したユニークなユーザIDの数を回答者数として分析条件ごとに計数する。
また、冷蔵庫の平均開閉回数別回答結果qa24−2(図31)を取得するために、ログ分析部170は、ステップS340において、冷蔵庫における4段階の平均開閉回数を要素条件として含む分析条件のそれぞれについて上記(2)のケースに示す処理と同様の処理を行う。そして、アンケート回答分析部164は、ステップS344において5通りの選択肢の、それぞれの選択肢を選択した回答者のそれぞれのユーザIDを分析条件に特定し、特定したユニークなユーザIDの数を回答者数として選択肢と分析条件の組ごとに計数する。
なお、設定した分析条件情報を用いて分析(再集計)対象とする設問は、一回のアンケートにおける全ての設問であってもよいし、一部の設問であってもよい。分析対象とする設問は、分析条件情報で指示されてもよい。例えば、分析条件受信部162は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて分析対象設問情報を取得し、分析対象設問情報を分析条件情報に含める。ステップS344の処理を実行する際、アンケート回答分析部164は、分析条件情報に含まれる分析対象設問情報が示す設問を、処理対象とする設問として特定する。
また、分析対象設問情報は、個々の要素条件に対して独立に設定されてもよい。例えば、分析条件受信部162は、依頼者機器50から受信した分析条件設定情報に基づいて取得した分析対象設問情報を特定の要素条件情報に含める。ステップS344の処理を実行する際、アンケート回答分析部164は、分析条件情報を構成する要素条件情報に含まれる分析対象設問情報が示す設問を、処理対象とする設問として特定する。
以上に説明したように、本実施形態に係る情報処理方法は、本実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置10等において、次の第1ステップ〜第3ステップを有する。第1ステップは、予め登録されたユーザの機器に表れたイベントを示すイベント情報からなるログを蓄積するステップである。第2ステップは、アンケート依頼者の利用する機器(例えば、依頼者機器50)からアンケート回答者の条件を示す条件情報(例えば、分析条件情報)が入力されるとき、ログを用いて条件を満たすユーザを特定するステップである。第3ステップは、アンケート回答者のうち条件を満たすユーザの利用する機器から取得したアンケート回答情報が示す回答を集計するステップである。
この構成によれば、ユーザの認識や記憶に基づく情報に頼らずに、ユーザが使用した機器に生じたイベントを示すログから、設定された条件を満たすアンケート回答者からの回答を集計することができる。そのため、ユーザの認知を要しない生活特性に係る条件を任意に設定して客観的に選定されたアンケート回答者の回答を集計することができる。また、分析対象とするアンケート回答者の条件を調査するためのアンケート回答者に対する追加調査の負担が回避される。
また、本実施形態に係る情報処理方法において、条件情報は、分析対象の設問を示す分析対象設問情報を含んでもよい。また、第3ステップは、アンケート回答者の回答のうち、分析対象設問情報が示す設問に対する回答を集計することを特徴とする。
この構成によれば、アンケート依頼者は分析対象とする設問を任意に指定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法は、条件情報は1以上の要素情報を含み、少なくとも1個の要素情報はイベントの種別であるイベント種別と対応付けられ、第2ステップは、ログからそのイベント種別が示すイベントが表れた機器に係るユーザを特定するステップを有してもよい。
この構成によれば、設定した要素情報で指示されるイベント種別のイベントが表れた機器のユーザの回答が集計対象となる。そのため、指定したイベント種別のイベントが生じた機器を有するユーザを回答分析の要件として設定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法は、要素情報はイベントが表れた機器の種別である機器種別と対応付けられ、第2ステップは、ログからその要素情報で指示されるイベントが表れた機器であって、その要素情報に対応する機器種別の機器に係るユーザを特定するステップを含んでもよい。
この構成によれば、要素情報に対応する機器種別であって、その要素情報で指示されるイベントが表れた機器を有するユーザの回答が集計対象となる。そのため、指定したイベントが表れ、指定した機器種別の機器を有するユーザを回答分析の要件として設定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法は、要素情報はイベントの観測期間と対応付けられ、第2ステップは、ログから観測期間においてそのイベント種別のイベントが表れた機器に係るユーザを特定する第4ステップを有してもよい。
この構成によれば、要素情報に対応するイベントの観測期間内に、その要素情報に対応するイベント種別のイベントが表れた機器に係るユーザの回答が集計対象となる。そのため、指定したイベント種別のイベントが、指定したイベントの観測期間内に表れた機器を有するユーザを回答分析の要件として設定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法において、第4ステップは、その観測期間内にその機器に表れたイベント種別のイベントの頻度をその機器のユーザごとに算出するステップと、その頻度に基づいて要素情報が示す要素条件を満たすユーザを特定するステップと、を有してもよい。
この構成によれば、その観測期間内にその要素情報に対応するイベント種別のイベントが表れた頻度に基づいて集計対象となるユーザが特定されうる。そのため、指定したイベント種別のイベントが、指定したイベントの観測期間内に表れた頻度に基づく回答分析の要件を設定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法において、その観測期間は所定周期ごとに繰り返される特定の期間であってもよい。
この構成によれば、所定周期ごとに繰り返される特定の期間内にそのイベントが表れた頻度に基づいて集計対象となるユーザが特定されうる。そのため、所定周期、例えば、1日、1週間、1年ごとの生活特性の変動に応じたイベントの頻度に基づいて回答分析の要件を設定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法は、その機器にそのイベント種別のイベントが表れた時刻から現在までの期間が短いほど、当該イベントを重視してそのイベント種別のイベントの頻度を算出するステップと、その頻度に基づいてその要素情報が示す要素条件を満たすユーザを特定するステップと、を有してもよい。
この構成によれば、現在に近い時刻に表れたイベントであって、指定したイベント種別のイベントほど重視して算出されたイベントの頻度に基づいて集計対象となるユーザが特定されうる。そのため、最近の生活特性に応じたイベントの頻度に基づく回答分析の要件を設定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法において、要素情報がテレビジョン放送の視聴に関する場合、第2ステップは、ログに含まれる電源投入を示す第1イベント情報と電源断を示す第2イベント情報に基づいて、テレビジョン受信機における視聴期間を特定するステップを含んでもよい。また、第2ステップは、視聴期間ごとの視聴時間を累積してイベントの頻度として算出するステップを含んでもよい。
この構成によれば、テレビジョン受信機における視聴期間ごとの視聴時間を累積して得られる総視聴時間がテレビジョン受信機に生ずるイベントの頻度として算出される。そのため、テレビジョン受信機の使用頻度として総視聴時間に基づく回答分析の要件を設定することができる。
本実施形態に係る情報処理方法において、第2ステップは、少なくとも放送された番組のカテゴリを示す番組情報に基づいて、前記テレビジョン受信機が受信した番組のカテゴリを特定するステップを含んでもよい。
この構成によれば、番組情報に基づいてテレビジョン受信機が受信した番組のカテゴリが特定される。そのため、視聴された番組のカテゴリに関する嗜好を回答分析の要件として利用することができる。
本実施形態に係る情報処理方法において、条件情報は、複数の要素情報がそれぞれ示す要素条件からなる論理式を示し、第2ステップは、ログを用いて要素条件それぞれを満たすユーザである要素ユーザを特定し、要素ユーザの集合を条件情報が示す論理式に基づいて論理演算するステップを含んでもよい。
この構成によれば、複数の要素情報がそれぞれ示す要素条件を満たす要素ユーザの集合を論理演算することができる。そのため、回答分析におけるアンケート対象者の条件として複雑な分析条件を設定することができる。
また、本実施形態に係る情報処理方法において、条件情報は、アンケート回答者の条件として複数の分析条件を示してもよい。また、第3ステップは、回答を分析条件ごとに集計してもよい。当該情報処理方法は、さらに分析条件ごとの集計結果を統合してアンケート依頼者の機器に出力するステップを有してもよい。
この構成によれば、取得された回答を複数の分析条件のそれぞれについて集計し、分析条件ごとの集計結果を統合してアンケート依頼者が利用する機器に提供される。そのため、アンケート依頼者は、提供された集計結果を分析条件間で容易に比較検討することができる。アンケート依頼者は、例えば、集計結果の分析結果間の差異や分布を直ちに把握することができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、ログ分析部170は、集計の際に分析条件情報が示す要素条件に対応する関連ログから抽出するデータとして、要素条件で指定された該当の種別の連携機器を登録していないユーザについて、その連携機器に表れるイベントを示すデータに代えて、拡大推定して得られるデータを利用してもよい。この例では、拡大推定とは、ある第1のイベントと相関もしくは因果関係を有する別個の第2のイベントが表れることを、その第1のイベントが表れたものとして推定することを意味する。第1のイベントが、あるユーザについて未登録の機器に関するイベントであり、第2のイベントは、そのユーザについて登録された連携機器に関するイベントであれば、ログ分析部170は、その未登録の機器について情報が取得できなくとも、そのユーザを集計対象に加えることができる。例えば、ログ分析部170は、そのユーザについて登録された連携機器に係るデータのうち、該当の種別の連携機器に係るデータに相関があることが判明したデータであれば、そのデータを該当の種別の連携機器に係るデータとして推定できる。より具体的には、外部データ取得部130から取得可能とする外部データに他システムから配信されるコンテンツに関するアクセスログがあり、そのアクセスログの中に情報処理システム1、1aで管理されるユーザのユーザIDに関連付けられ、特定の放送番組の中でのみ紹介された懸賞募集のホームページのアクセスを示すアクセス情報を含む場合を仮定する。その場合、そのユーザがそのアクセスに係るテレビジョン受信器を登録しておらず、そのユーザに係るテレビジョン受信機に係るデータが機器ログに含まれなかったとしても、ログ分析部170は、そのアクセス情報を、そのユーザに係るテレビジョン受信機におけるその番組の視聴を示すデータとして利用してもよい。これは、そのユーザが登録していないテレビジョン受信機を用いて実際に放送を視聴した可能性が高いためである。
また、ログ分析部170は、設定された要素条件に応じて、関連ログから導出した判定結果を示すデータについて拡大推定して得られる要素条件を満たすユーザを判定してもよい。この例では、拡大推定とは、判定結果を与える第1の要素条件に係る第1のイベントと相関もしくは因果関係を有する別個の第2のイベントに係る第2の要素条件を満たす場合、第1の要素条件を満たすものとみなすことを意味する。例えば、ログ分析部170が、ユーザの食生活の嗜好情報を示す第1のデータに対して、スーパーマーケットの購買履歴を用いて導出された食生活の嗜好を示す第2のデータを組み合せ、組み合わせによって両者間で相関があるパターン(例えば、メニュー、食材、など)を発見した場合を仮定する。その場合、ログ分析部170は、当該ユーザについて登録した情報処理端末から取得される購買履歴から導出される嗜好を示すデータを、要素条件で指示される調理機から取得されるデータから導出される嗜好を示すデータとしても用いてもよい。これにより、該当する調理家電を登録していない、もしくはネットワークに接続していないために、その機器のイベント情報を取得できないユーザでも、漏れなくアンケート情報の配信対象もしくは分析における集計対象とすることができる。
なお、連携機器は、回答用機器40の機能を備えていれば、連携機器と別個の回答用機器40が省略されてもよい。図32に例示される情報処理システム1aは、情報処理装置10と依頼者機器50の他、ある1名の登録ユーザの連携機器として1台のIoT機器20−3を備える。IoT機器20−3は、回答用機器40の機能を備える。
図33に例示される情報処理システム1bは、情報処理装置10と依頼者機器50の他、ある1名の登録ユーザの連携機器として1台のIoT機器20−3と1台の情報端末装置30を備える。IoT機器20−3は、回答用機器40の機能を備えるが、情報端末装置30を経由して情報処理装置10と各種のデータを送信および受信する。
回答用機器40は、必ずしも情報端末装置として構成されていなくてもよく、例えば、音響映像機器もしくは生活家電として構成されてもよい。なお、上記の連携機器のいずれかが回答用機器40として用いられ、連携機器とは別個に回答用機器40が設定されなくてもよい。例えば、IoT機器20−2または情報端末装置30が、回答用機器40として機能を有し、使用されてもよい。
また、機器ログ蓄積部126は、機器ログにセンサ情報を含めなくてもよい。機器ログ蓄積部126は、機器ログとは別個に1以上のセンサ情報が順次累積してなるセンサログを関連ログとして蓄積してもよい。また、情報処理装置10は、機器ログ蓄積部126とは別個に、センサ情報を蓄積するセンサログ蓄積部(図示せず)を備えてもよい。その場合には、機器ログ蓄積部126は、センサ情報を蓄積しなくてもよい。
また、依頼者機器50は、アンケート依頼者が用いる機器であれば、本人もしくは本人に依頼する者が所有もしくは管理する機器に限られず、第三者であるアンケートサービスを実施する事業者もしくはその依頼者の管理下にある別個の情報処理装置でもよい。この場合、依頼者機器50は、情報処理装置10とは別途アンケート依頼者のユーザ認証を行ってもよく、情報処理装置10にはアンケート依頼者情報管理部142を含めなくてもよい。
また、アンケート入稿画面情報配信部144から提供されるアンケート入稿画面情報に基づくアンケート入稿画面には、必ずしも配信条件が表示されなくてもよい。
また、情報処理装置10には、分析条件受信部162を含めなくてもよい。この場合、アンケート依頼者は分析条件を指定せずに、あらかじめ決められた特定の条件で集計された結果のみが取得される。そのため、その結果のみが分析結果確認画面に表示される。
情報処理システム1、1a、1bは、情報処理装置10に代え、複数のサーバ装置からなるサーバ群(図示せず)を備えてもよい。複数のサーバ装置は、それぞれ、図3に示すハードウェア構成を備え、サーバ群全体として情報処理装置10が備える機能部を分担する。複数のサーバ群は、相互にネットワークを経由して各種のデータを送信および受信可能に接続される。例えば、サーバ群は、5個のサーバ装置を備える。5個のサーバ装置のうち第1サーバ装置は、コンテンツ提供部122、アクセスログ蓄積部124、機器ログ蓄積部126およびユーザ情報管理部128を備える。第2サーバ装置は、外部データ取得部130とログ分析部170を備える。第3サーバ装置は、アンケート依頼者情報管理部142、アンケート入稿画面情報配信部144、対象者数配信部146およびアンケート入稿情報受信部148を備える。第4サーバ装置は、アンケートコンテンツ管理部152、アンケート配信部154、アンケート回答受信部156およびアンケート回答管理部158を備える。第5サーバ装置は、分析条件受信部162、アンケート回答分析部164および分析結果配信部166を備える。
サーバ群を構成するサーバ装置の個数と、各サーバ装置が備える機能部の組み合わせは、これには限られない。例えば、第3サーバ装置は、さらに第2サーバ装置の機能部を備えた単一のサーバ装置として構成され、第2サーバ装置が省略されてもよい。また、第5サーバ装置は、さらに第2サーバ装置の機能部を備えた単一のサーバ装置として構成され、第2サーバ装置が省略されてもよい。また、第3サーバ装置は、第5サーバ装置は、さらに第5サーバ装置の機能部を備えた単一のサーバ装置として構成され、第5サーバ装置が省略されてもよい。
なお、上記の例では、個々のユーザを特定する際、ユーザIDを用いる場合を例にしたが、一意にユーザを特定することができれば、これには限られない。ユーザIDに代えて、個々のユーザについてそれぞれ異なる情報が用いられればよい。例えば、ユーザIDに代えて、登録機器の機器ID、登録機器のメールアドレス、ユーザ名、などが利用可能である。
なお、情報処理装置10、IoT機器20、情報端末装置30、回答用機器40、依頼者機器50、上記のサーバ装置は、それぞれコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
また、情報処理装置10、IoT機器20、情報端末装置30、回答用機器40、依頼者機器50、上記のサーバ装置の一部または全部は、それぞれLSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現されてもよい。情報処理装置10、IoT機器20、情報端末装置30、回答用機器40、依頼者機器50、上記のサーバ装置の一部の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1、1a、1b…情報処理システム、10…情報処理装置、20…IoT機器、30…情報端末装置、40…回答用機器、50…依頼者機器、102…CPU、104…記憶媒体、106…ドライブ部、108…入力部、110…出力部、112…ROM、114…RAM、116…補助記憶部、118…インタフェース部、122…コンテンツ提供部、124…アクセスログ蓄積部、126…機器ログ蓄積部、128…ユーザ情報管理部、130…外部データ取得部、142…アンケート依頼者情報管理部、144…アンケート入稿画面情報配信部、146…対象者数配信部、148…アンケート入稿情報受信部、152…アンケートコンテンツ管理部、154…アンケート配信部、156…アンケート回答受信部、158…アンケート回答管理部、162…分析条件受信部、164…アンケート回答分析部、166…分析結果配信部

Claims (15)

  1. 予め登録されたユーザの機器に表れたイベントを示すイベント情報からなるログを蓄積するログ蓄積部と、
    アンケート回答者の利用する機器から取得したアンケートへの回答を示すアンケート回答情報を保存するアンケート回答管理部と、
    アンケート回答者の条件を示す条件情報が与えられたとき、
    前記ログを用いて前記条件を満たすユーザを特定するログ分析部と、
    前記アンケート回答者のうち前記条件を満たすユーザの機器からの前記アンケート回答情報が示す回答を集計するアンケート回答分析部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 予め登録されたユーザの機器に表れたイベントを示すイベント情報からなるログを蓄積するログ蓄積部と、
    アンケート回答者の利用する機器から取得したアンケートへの回答を示すアンケート回答情報を保存するアンケート回答管理部と、
    アンケート回答者の条件を示す条件情報が与えられたとき、
    前記ログを用いて前記条件を満たすユーザを特定するログ分析部と、
    前記アンケート回答者のうち前記条件を満たすユーザの機器からの前記アンケート回答情報が示す回答を集計するアンケート回答分析部と、
    を備える情報処理システム。
  3. 情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    予め登録されたユーザの機器に表れたイベントを示すイベント情報からなるログを蓄積する第1ステップと、
    アンケート回答者の条件を示す条件情報が与えられたとき、
    前記ログを用いて前記条件を満たすユーザを特定する第2ステップと、
    前記アンケート回答者のうち前記条件を満たすユーザの利用する機器から取得したアンケート回答情報が示す回答を集計する第3ステップと、
    を有する情報処理方法。
  4. 前記条件情報は、分析対象の設問を示す分析対象設問情報を含み、
    前記第3ステップは、
    前記回答のうち、前記分析対象設問情報が示す設問に対する回答を集計する
    請求項3に記載の情報処理方法。
  5. 前記条件情報は、1以上の要素情報を含み、
    前記要素情報は、前記イベントの種別であるイベント種別と対応付けられ、
    前記第2ステップは、
    前記ログから前記イベント種別のイベントが表れた機器に係るユーザを特定するステップ
    を有する請求項3または請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記要素情報は、前記イベントが表れた機器の種別である機器種別と対応付けられ、
    前記第2ステップは、
    前記ログから前記イベントが表れた前記機器種別の機器に係るユーザを特定するステップ
    を有する請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記要素情報は、前記イベントの観測期間と対応付けられ、
    前記第2ステップは、
    前記ログから前記観測期間において前記イベント種別のイベントが表れた機器に係るユーザを特定する第4ステップ
    を有する請求項5または請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 前記第4ステップは、
    前記観測期間内に前記機器に生ずる前記イベント種別のイベントの頻度を前記機器のユーザごとに算出するステップと、
    前記頻度に基づいて前記要素情報が示す要素条件を満たすユーザを特定するステップと、
    を有する請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記観測期間は、所定周期ごとに繰り返される特定の期間である
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記機器に前記イベント種別のイベントが表れた時刻から現在までの期間が短いほど、当該イベントを重視して前記イベント種別のイベントの頻度を算出するステップと、
    前記頻度に基づいて前記要素情報が示す要素条件を満たすユーザを特定するステップと、
    を有する請求項5または請求項6に記載の情報処理方法。
  11. 前記要素情報が、テレビジョン放送の視聴に関する場合、
    前記第2ステップは、
    前記ログに含まれる電源投入を示す第1イベント情報と電源断を示す第2イベント情報に基づいて、前記機器であるテレビジョン受信機における視聴期間を特定するステップを含み、
    前記視聴期間ごとの視聴時間を累積して、前記頻度を算出する
    請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  12. 前記第2ステップは、
    少なくとも放送された番組のカテゴリを示す番組情報に基づいて、前記テレビジョン受信機が受信した番組のカテゴリを特定するステップ
    を含む請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記条件情報は、複数の要素情報がそれぞれ示す要素条件からなる論理式を示し、
    前記第2ステップは、
    前記ログを用いて前記要素条件のそれぞれを満たすユーザである要素ユーザを特定し、
    前記要素ユーザの集合を前記論理式に基づいて論理演算するステップ
    を含む請求項5から請求項12のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  14. 前記条件情報は、アンケート回答者の条件として複数の分析条件を示し、
    前記第3ステップは、前記回答を前記分析条件ごとに集計し、
    さらに前記分析条件ごとの集計結果を統合してアンケート依頼者が利用する機器に出力するステップを有する
    請求項3から請求項13のいずれかに一項に記載の情報処理方法。
  15. 情報処理装置のコンピュータに、
    アンケート回答者の条件を示す条件情報が与えられたとき、
    予め登録されたユーザの機器に表れたイベントを示すイベント情報からなるログを用いて前記条件を満たすユーザを特定するログ分析部と、
    前記アンケート回答者のうち前記条件を満たすユーザの利用する機器から取得したアンケート回答情報が示す回答を集計するアンケート回答分析部と、
    を実行させるためのプログラム。
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