JP2010103900A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信帯域内に周期的ノイズ信号が混入した場合でも、精度良くシンボルタイミングを検出することができる受信装置を提供する。
【解決手段】記憶部21〜23は、STSの生成に用いられる12本のサブキャリアを4本ずつ組み合わせることで得られる3種類の周波数帯域の異なるサブキャリアの時間軸波形パターンPA〜PCを記憶する。相関器10は、対応する記憶部20に記憶された時間軸波形パターンと、受信信号との相関値Vを算出する。シンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13により算出された相関値Vのピークレベルを基に、マルチキャリア信号のシンボルタイミングを検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、マルチキャリア信号を受信する受信装置に関するものである。
相関器を用いた同期確立方法においては、通信帯域内に周期的ノイズ信号が混入した場合、相関値のパターンが乱れ、シンボルタイミングを正確に検出ことができなくなり、タイミングの誤検出あるいは、パケットロスが生じるという課題がある。
そこで、特許文献1には、自己相関処理によって受信した通信信号を同期補足する場合に、通信信号に周期性雑音が含まれていても同期補足を可能とすることを目的として(段落[0008])、下記の通信装置が開示されている。
まず、送信機が、周波数帯域の異なる4つの周波数ブロックを用いて同期信号を生成し、この同期信号を含む通信信号を受信機に送信する。次に、受信機がこの同期信号を4つの周波数ブロックに対応する周波数帯域を通過するバンドパスフィルタ41a〜41dを用いて4つの系統に分離し、後段に接続された4つの相関処理部42a〜42dに出力する。次に、相関処理部42a〜42dは、バンドパスフィルタ41a〜41dから出力された同期信号を自己相関処理して、同期信号の周期性を抽出する。次に、同期判定回路134が、相関処理部42a〜42dによる周期性の抽出結果を用いて、同期補足点を検出する。
特開2006−5390号公報
しかしながら、特許文献1では、自己相関処理が用いられているが、自己相関処理では相関波形のピークが緩やかに現れるため、同期補足点を高精度で検出することが困難である。
本発明の目的は、通信帯域内に周期的ノイズ信号が混入した場合でも、精度良くシンボルタイミングを検出することができる受信装置を提供することである。
(1)本発明の一局面による受信装置は、マルチキャリア信号を受信する受信装置であって、前記マルチキャリア信号のプリアンブル部を構成するシンボルの生成に用いられる複数のサブキャリアを組み合わせることで予め生成された周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンを記憶する記憶部と、受信信号に対する各時間軸波形パターンの相関値を算出する相関器と、前記相関器により算出された各相関値のピークレベルを基に、前記マルチキャリア信号のシンボルタイミングを検出する検出器とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、記憶部は周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンを記憶している。そして、相関器は受信信号に対する各時間軸波形パターンの相関値を算出している。そのため、受信信号に周期的ノイズ信号が混入しても、周期的ノイズ信号とは帯域の異なる時間軸波形パターンを用いて受信信号との相関値を求めると、この相関値は、ピークレベルが急峻となる。そのため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
また、相関器は、時間軸波形パターンを用いて相互相関により相関値を算出しているため、自己相関に比べて急峻なピークレベルを有する相関値を得ることができ、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(2)前記検出器は、前記各相関値の平均値に対するピークレベルの相対的な大きさから受信信号に対して相関の高い時間軸波形パターンを選択し、選択した時間軸波形パターンと受信信号との相関値を基に、前記シンボルタイミングを検出することが好ましい。
この構成によれば、相関値のピークのタイミングを精度良く検出することができる。
(3)前記時間軸波形パターンは、少なくとも3種類存在し、前記検出器は、前記各相関値のピークレベルを基に、各時間軸波形パターンによる受信信号のシンボルタイミングを帯域別シンボルタイミングとして検出し、同一時刻を示す前記帯域別シンボルタイミングの数が最大の時刻をシンボルタイミングとして検出することが好ましい。
この構成によれば、少なくとも3種類の時間軸波形パターンを用いて帯域別シンボルタイミングが検出される。そして、同一タイミングを示す帯域別シンボルタイミングの数が最大のタイミングがシンボルタイミングとして検出される。つまり、多数決によりシンボルタイミングが検出される。そのため、精度良くシンボルタイミングを検出することができる。
(4)前記相関器は、前記時間軸波形パターンの種類毎に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、時間軸波形パターンの種類毎に相関器が設けられているため、各時間軸波形パターンによる相関値の算出処理を並列的に行うことが可能となり、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(5)各相関器の前段に設けられ、対応する時間軸波形パターンの周波数帯域を通過させるフィルタを更に備えることが好ましい。
この構成によれば、各相関器は、対応する時間軸波形パターンの周波数帯域の受信信号が入力されるため、相関値を精度良く算出することができる。
(6)受信信号をアナログデジタル変換するA/D変換器と、前記A/D変換器によりA/D変換された受信信号のゲインを調節するACG回路とを更に備えることが好ましい。
この構成によれば、A/D変換され、ゲインが調節された受信信号を用いてシンボルタイミングを検出することができる。
本発明によれば、受信信号に周期的ノイズ信号が混入しても、周期的ノイズ信号とは帯域の異なる時間軸波形パターンを用いて受信信号との相関値を求めることが可能となる。そのため、この時間軸波形パターンを用いて得られた相関値は、ピークレベルが急峻となる結果、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
また、相関器は、時間軸波形パターンを用いて相互相関により相関値を算出しているため、自己相関に比べて急峻なピークレベルを有する相関値を得ることができ、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示す受信装置は、例えば802.11a規格の受信装置であり、周波数軸上で直交関係を有する狭帯域の複数のサブキャリアをデジタル変調して多重化するマルチキャリア信号を受信する受信装置である。
図1に示す受信装置は、アナログフロントエンド部1、可変利得増幅部2、A/D(アナログ/デジタル)変換部3、GI(ガードインターバル)除去部4、FFT(高速フーリエ変換)部5、復調部6、AGC(自動利得制御)部7、及びタイミング検出器8を備えている。
アナログフロントエンド部1は、所定の伝送路を介して受信信号を受信し、所定のアナログ処理を行う。ここで、アナログフロントエンド部1は、例えば、低雑音増幅回路で受信信号を増幅し、次に、ローパスフィルタで受信信号に含まれる高周波ノイズを除去し、次に、周波数変換回路で受信信号を中間周波数に変換し、次に、増幅回路で受信信号を増幅するアナログ処理を実行する。
伝送路としては、例えば、有線又は無線のいずれを採用してもよい。有線としては、種々の通信線や電力線搬送通信に用いられる電力線等を採用することができる。
図2(A)は、マルチキャリア信号のデータ構造を示し、図2(B)は図2(A)に示すプリアンブル部41のデータ構造を示し、図2(C)は図2(A)に示すデータ部43のデータ構造を示した図である。
図2(A)に示すようにマルチキャリア信号は、IEEE802.11a規格のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)信号であり、プリアンブル部41、ヘッダ部42、及びデータ部43を備えている。プリアンブル部41は、例えばPLCP(Physical Layer Convergence Protocol)プリアンブルであり、受信同期を確立するためのプリアンブル信号を格納する。ヘッダ部42は、ヘッダ情報を格納する。データ部43は、送信対象のデータを格納する。
図2(B)に示すように、プリアンブル部41は、ショートプリアンブル部411及びロングプリアンブル部412を備えている。ショートプリアンブル部411は、ショートトレーニングシンボル(STS)を格納する。ロングプリアンブル部412は、ロングトレーニングシンボル(LTS)を格納する。STS及びLTSは、それぞれ、受信側で既知の固定パターン信号である。STSは、主に、シンボルタイミングを検出するシンボル同期や、AFC(Automatic Frequency Control、自動周波数制御)の粗調整に利用される。LTSは、主に、AFCの微調整やチャネル推定に利用される。
802.11a規格では、ショートプリアンブル部411は、10個のSTSが格納され、1個のSTSの期間は、0.8μSである。また、ロングプリアンブル部412は、2個のLTSが格納され、1個のLTSの期間は、3.2μSである。そして、本実施の形態では、10個のSTSを用いてシンボルタイミングを検出する。
ヘッダ情報は、物理レイヤにおいてパケット信号を受信処理する上で必要な情報であり、例えば、データ部43の伝送速度やデータ長が含まれる。
データ部43は、例えば、データ信号432を収容する所定数のOFDMシンボルと、パイロット信号(PS)433を収容する所定数のOFDMシンボルとを備えている。各OFDMシンボルは、先頭に設けられたガードインターバル(GI、Guard Interval)431を含む。GI431は、シンボル間干渉を回避するために設けられた冗長信号である。また、GI431は、データ信号432の後端の一定期間(PS433の場合にはPS433の後端の一定期間)をコピー(複写)した信号である。
例えば、802.11a規格では、OFDMシンボルの期間は、4μSであり、GI431の期間は、0.8μSである。
図1に戻り、可変利得増幅部2は、AGC部7からのAGC信号に応じて制御された利得でアナログフロントエンド部1から出力された受信信号を増幅し、AD変換部3へ出力する。AD変換部3は、可変利得増幅部2から出力された受信信号をA/D変換し、GI除去部4、AGC部7及び、タイミング検出器8に出力する。
タイミング検出器8は、AD変換部3から出力された受信信号を用いて、キャリア周波数同期およびシンボルタイミング同期を行う。GI除去部4は、シンボルタイミング同期により検出されたシンボルタイミングに基づいてOFDMシンボルからGIを除去し、FFT部5へ出力する。
ここで、キャリア周波数同期は、送受信装置間のキャリア周波数誤差を調整し、送受信装置間のキャリア周波数の同期を取ることである。
FFT部5は、タイミング検出器8で検出されたシンボルタイミングに基づいてFFTウィンドウを開き、GIが除去されたOFDMシンボルを高速フーリエ変換(FFT)し、復調部6へ出力する。復調部6は、FFT部5から出力されたOFDMシンボルに対し、所定の信号処理を行い、目的の情報を取り出す。ここで、所定の信号処理としては、例えば、チャネル推定、チャネル等化、位相トラッキング、サブキャリア復調、軟判定、デインターリーブ、及びビタビ復号等が挙げられる。
AGC部7は、AD変換部3から出力される受信信号に基づいて可変利得増幅部2の利得を算出し、この利得で可変利得増幅部2を制御するためのAGC信号を生成し、このAGC信号を可変利得増幅部2へ出力する。これにより、可変利得増幅部2は、受信信号のレベルが後段の各ブロックの処理に適したレベルとなるように増幅することができる。
図3は、本発明の実施の形態1によるタイミング検出器8の詳細な構成を示すブロック図である。タイミング検出器8は、3個の相関器11〜13、3個の記憶部21〜23、及びシンボルタイミング検出器30を備えている。なお、図3では、相関器11〜13の個数及び記憶部21〜23の個数を3個としたが、これは一例であり、2個以上であれば3個以外の個数を採用してもよい。また、相関器11〜13を特に区別しない場合は、相関器11〜13に対して10の符号を付す。また、記憶部21〜23を特に区別しない場合は、記憶部21〜23に対して20の符号を付す。
記憶部20は、マルチキャリア信号のプリアンブル部41を構成するSTSの生成に用いられる複数のサブキャリアを組み合わせることで予め生成された周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンを記憶する。
図4は、STSの生成に用いられる複数のサブキャリアの周波数スペクトルを示している。なお、図4において、縦軸はサブキャリアの強度を示し、横軸は周波数を示している。IEEE802.11a規格では、STSの生成に用いられる複数のサブキャリアとしては、マルチキャリア信号の生成に用いられる合計64本のサブキャリアのうち、所定の12本のサブキャリアが用いられている。具体的にはこれら12本のサブキャリアには、それぞれ、(13/6)1/2×{1+j,-1-j,1+j,-1-j, -1-j,1+j,-1-j,-1-j,1+j,1+j,1+j,1+j}のシンボルが与えられている。以下、これら12本のサブキャリアにはこれらのシンボルが与えられていることを前提にして説明する。そして、図4では、これら12本のサブキャリアが示されている。
ここで、記憶部21〜23は、それぞれ、図4に示す12本のサブキャリアを4本ずつ組み合わせることで得られる3種類の周波数帯域の異なるサブキャリアの時間軸波形パターンを記憶している。
図5(A)〜(C)は、それぞれ、記憶部21〜23が記憶する時間軸波形パターンPA〜PCの周波数スペクトルを示した図である。時間軸波形パターンPAは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図5(A)に示す低域側から数えて1本目から4本目までの4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
また、時間軸波形パターンPBは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図5(B)に示す中域の4本、すなわち、低域側から数えて5本目から8本目までの4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
時間軸波形パターンPCは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図5(C)に示す高域側の4本、すなわち、低域側から数えて9本目から12本目の4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
なお、記憶部21〜23は、それぞれ、図5に代えて図6に示す時間軸波形パターンPA〜PCを記憶してもよい。図6(A)〜(C)は、それぞれ、記憶部21〜23が記憶する別の時間軸波形パターンPA〜PCの周波数スペクトルを示した図である。時間軸波形パターンPAは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図6(A)に示す低域側から数えて1本目、2本目、11本目、12本目の4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
また、時間軸波形パターンPBは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図6(B)に示す低域側から数えて3本目、4本目、9本目、10本目の4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
時間軸波形パターンPCは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図6(C)に示す低域側から数えて5本目、6本目、7本目、8本目の4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
また、記憶部21〜23は、それぞれ、図5、図6に代えて図7に示すように、図4に示す12本のサブキャリアから8本ずつ組み合わせることで得られる3種類の周波数帯域の異なるサブキャリアの時間軸波形パターンPA〜PCを記憶してもよい。
図7(A)〜(C)は、それぞれ、記憶部21〜23が記憶する更に別の時間軸波形パターンPA〜PCの周波数スペクトルを示した図である。時間軸波形パターンPAは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図7(A)に示す低域側から数えて1本目から8本目までの8本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
また、時間軸波形パターンPBは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図7(B)に示す低域側から数えて1本目から4本目までと9本目から12本目までの8本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
時間軸波形パターンPCは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図7(C)に示す低域側から数えて5本目から12本目までの8本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
また、記憶部21〜23は、それぞれ、図7に代えて図8に示す時間軸波形パターンPA〜PCを記憶してもよい。図8(A)〜(C)は、それぞれ、記憶部21〜23が記憶する更に別の時間軸波形パターンPA〜PCの周波数スペクトルを示した図である。
時間軸波形パターンPAは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図8(A)に示す低域側から数えて1本目から4本目までと8本目から12本目までの8本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
また、時間軸波形パターンPBは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図8(B)に示す低域側から数えて3本目から10本目までの8本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
時間軸波形パターンPCは、図4に示す12本のサブキャリアのうち、図8(C)に示す低域側から数えて1本目、2本目、5本目〜8本目、11本目、12本目の8本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
図3に戻り、相関器10は、対応する記憶部20に記憶された時間軸波形パターンと、受信信号との相関値を算出する。ここで、相関器10は、例えばマッチトフィルタにより相関値を算出する。
図9は、マッチトフィルタの説明図である。マッチトフィルタを採用する場合、記憶部20は、時間軸波形パターンを所定のサンプリング周期TSでサンプリングすることで得られるN個のフィルタ係数m〜mN−1予め記憶する。
そして、相関器10は、例えばA/D変換部3によりサンプリング周期TSでサンプリングされた受信信号R〜RN−1のそれぞれにフィルタ係数m〜mN−1を乗じ、得られた値を加算することで相関値Vを求める。すなわち、相関値Vは、V=Σi=0〜N−1・Rにより算出される。ここで、サンプリング周期TSとしては、例えば1個のSTSの期間に所定回(例えば16回)、相関値Vを算出することができる値を採用することができる。
なお、相関器10は、バッファを備え、このバッファに最新の受信信号であるRN−1から、過去一定期間の受信信号を保存しておく。そして、最新の受信信号RN−1が入力されると、バッファから受信信号R〜RN−1を読み出し、読み出した受信信号R〜RN−1とフィルタ係数m〜mN−1とを用いてマッチトフィルタを行えばよい。
図3に戻り、シンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13により算出された相関値Vのピークレベルを基に、マルチキャリア信号のシンボルタイミングを検出する。ここで、シンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13により算出された相関値Vの平均値に対するピークレベルの相対的な大きさから受信信号に対して相関の高い時間軸波形パターンを選択し、選択した時間軸波形パターンと受信信号との相関値を基に、シンボルタイミングを検出する。
図10(A)はプリアンブル部41のデータ構造を示し、図10(B)は相関器10が算出する相関値Vを示したグラフである。なお、図10(B)のグラフにおいて、縦軸は相関値Vを示し、横軸は時間を相関値Vのサンプル数で示している。なお、横軸の目盛は相関値Vのサンプル数を示している。
図10に示すt1〜t10は、相関器10に入力されるショートプリアンブル部411に格納される10個のSTSを示している。
図10(B)に示すように相関値Vは、t1〜t10に対応して10個のピークが現れている。この10個のピークが現れた時刻は、サブキャリア信号と時間軸波形パターンとが実質的に重なった時刻を示している。
そして、シンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13のそれぞれにより繰り返し算出される相関値Vの時間的推移から所定時間内における相関値Vの平均値Vaveに対する相関値VのピークレベルVPの相対値を算出し、相関器11〜13のうち、相対値が最大の相関器10を特定することで、時間軸波形パターンを選択する。
そして、シンボルタイミング検出器30は、特定した相関器10により算出される相関値Vのピークの間隔からピーク周期TPを検出し、t10に対応する10回目のピークを検出した後、ピーク周期TPが経過した時刻Tjにおいて、11回目のピークを検出しなかった場合、この時刻Tjをシンボルタイミングとして検出する。
ここで、相対値としては、ピークレベルVP/平均値Vaveを採用してもよいし、ピークレベルVP−平均値Vaveを採用してもよい。また、相対値を用いる代わりにピークレベルVPのみを用いてシンボルタイミングを検出してもよい。この場合、シンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13のうち、最大のピークレベルVPを算出する相関器10を特定すればよい。
次に、本受信装置の動作について説明する。相関器11〜13は、受信信号が受信されると、それぞれ、マッチトフィルタにより受信信号と時間軸波形パターンPA〜PCとの相関値Vをサンプリング周期TSで算出する。次に、シンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13のうち、相関値VのピークレベルVPと平均値Vaveとから相対値を求める。この場合、シンボルタイミング検出器30は、平均値Vaveとして、マルチキャリア信号の受信を開始してから相関値Vの算出時までの相関値Vの平均値を採用してもよいし、ピーク周期TP等の一定期間における相関値Vの平均値を採用してもよい。なお、マルチキャリア信号の受信を開始したか否かの判定は、例えば、一定のレベルを超える受信信号を連続して受信したか否かに基づいて行えばよい。
次に、シンボルタイミング検出器30は、相対値が最大の相関値Vを出力する相関器10を特定する。次に、シンボルタイミング検出器30は、特定した相関器10から出力される相関値Vを用いてシンボルタイミングを検出する。
図11(A)〜(C)は、シンボルタイミング検出器30による相関器10の特定手法を説明するグラフであり、それぞれ、相関器11〜13から出力される相関値Vを示している。
図11(A)〜(C)においては、相対値として、ピークレベルVP/平均値Vaveを採用した。また、図11(A)〜(C)において、縦軸は相関値を示し、横軸は時間を相関値Vのサンプル数で示している。図11(A)〜(C)において、相対値はそれぞれ、7.35、2.62、2.64である。よって、シンボルタイミング検出器30は、相対値が7.35であり最大である相関値Vを出力する相関器11を特定する。つまり、相対値が増大するにつれてピークが急峻に現れるため、シンボルタイミング検出器30は、相対値の大きな相関値Vを用いることで、シンボルタイミングを高精度に検出することが可能となる。
このように、本受信装置によれば、記憶部21〜23は周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンPA〜PCを記憶している。そして、相関器11〜13は受信信号と時間軸波形パターンPA〜PCとの相関値Vを算出している。そのため、例えば時間軸波形パターンPAの周波数帯域に周期的ノイズ信号が混入しても、周期的ノイズ信号とは帯域の異なる時間軸波形パターンPA以外の時間軸波形パターンを用いて受信信号との相関値Vを求めると、この相関値Vは、ピークが急峻となる。そのため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
また、相関器10は、時間軸波形パターンPA〜PCを用いて相互相関により相関値Vを算出しているため、自己相関に比べて急峻なピークレベルを有する相関値Vを得ることができ、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
なお、上記実施の形態では、3種類の時間軸波形パターンPA〜PCを用いたが、これに限定されず、2種類又は4種類以上の時間軸波形パターンを採用してもよい。この場合、採用する時間軸波形パターンの種類に応じた個数の相関器10を設ければよい。
また、図4に示す12本のサブキャリアの中から時間軸波形パターンとして用いるサブキャリアの本数を多くすると、その分、シンボルタイミングの検出精度は上昇する。したがって、シンボルタイミングの検出精度を上昇させるという観点からすると、図4に示す12本のサブキャリアから11本を取り出して11種類のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる11種類の波形を時間軸波形パターンとして採用することが好ましい。
但し、シンボルタイミングの検出精度をある程度維持すると同時に処理の高速化及び回路規模の増大を抑制するという観点からすると、時間軸波形パターンの種類としては上記実施の形態に示した3個程度を採用することが好ましい。
(実施の形態2)
実施の形態2による受信装置は、相関器11〜13の前段にフィルタ51〜53を設けたことを特徴とする。図12は、本発明の実施の形態2による受信装置のタイミング検出器8の詳細な構成を示すブロック図である。
図8に示すタイミング検出器8は、図3の構成に加えて、相関器11〜13の前段に3個のフィルタ51〜53が更に設けられている。なお、フィルタ51〜53を特に区別しない場合は、フィルタ51〜53に対して50の符号を付す。フィルタ50以外の構成は、図3と同一であるため、説明を省く。
フィルタ51〜53は、それぞれ、対応する記憶部21〜23が記憶する時間軸波形パターンPA〜PCの周波数帯域を通過するバンドパスフィルタにより構成されている。
例えば、時間軸波形パターンPA〜PCとして図5(A)〜(C)のものを採用する場合について以下説明する。
STSの周波数帯域としては例えば0〜32MHzのものを採用することができる。そして、図5(A)に示す時間軸波形パターンPAの周波数帯域として例えば0〜10MHzのものを採用することができ、図5(b)に示す時間軸波形パターンPBの周波数帯域として例えば12〜20MHzものを採用することができ、図5(C)に示す時間軸波形パターンPCの周波数帯域として例えば22〜32MHzのものを採用することができる。
この場合、フィルタ51としては、0〜10MHzの信号を通過するバンドパスフィルタを採用し、フィルタ52としては、12〜20MHzの信号を通過するバンドパスフィルタを採用し、フィルタ53としては、22〜32MHzの信号を通過するバンドパスフィルタを採用すればよい。
これにより、相関器11〜13には、それぞれ、周波数帯域が0〜10MHz、12〜20MHz、22〜32MHzの受信信号が入力される。
このように、本実施の形態による受信装置によれば、相関器11〜13は、対応する時間軸波形パターンPA〜PCの周波数帯域の受信信号が入力されるため、相関値Vを精度良く算出することができる。
なお、上記実施の形態では、フィルタ50として3個のフィルタ51〜53を採用したが、これに限定されず、採用する時間軸波形パターンの種類に応じた個数のフィルタ50を採用してもよい。
また、時間軸波形パターンPA〜PCとして、図5(A)〜(C)のものを採用したが、図6〜図8に示すものを採用してもよい。この場合、フィルタ51〜53は、対応する時間軸波形パターンの周波数帯域の信号を通過させることができるバンドパスフィルタやバンドストップフィルタを採用すればよい。
(実施の形態3)
実施の形態3による受信装置は、シンボルタイミング検出器30が相関器10を特定する手法が実施の形態1、2とは相違する点を特徴としている。なお、本実施の形態において、全体構成を示すブロック図は図1を用い、タイミング検出器8の詳細な構成を示すブロック図としては図12を用いる。また、実施の形態1、2と共通する部分は説明を省く。
図12に示すシンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13により算出された各相関値VのピークレベルVPを基に、時間軸波形パターンPA〜PCによる受信信号のシンボルタイミングを帯域別シンボルタイミングとして検出し、同一時刻を示す帯域別シンボルタイミングの数が最大の時刻をシンボルタイミングとして検出する。
図13(A)〜(C)は、実施の形態3によるシンボルタイミング検出器30の処理を説明するためのグラフであり、それぞれ、相関器11〜13により算出される相関値V1〜V3を示している。なお、図13(A)〜(C)において、縦軸は相関値V1〜V3を示し、横軸は時間を示している。
シンボルタイミング検出器30は、相関器11〜13から出力される相関値V1〜V3のピーク周期TPを検出し、相関値V1〜V3の10回目のピークの検出する。そして、10回目のピークを検出した後、ピーク周期TP1〜TP3が経過した時刻Tjにおける相関値Vが規定値より低い場合、時刻Tjを相関値V1〜V3の帯域別シンボルタイミングとして検出する。
図13(A)に示す時刻Tjにおいて相関値V1は規定値より低いため、この時刻Tjは相関値V1の帯域別シンボルタイミングとして検出される。図13(B)に示す時刻Tjにおいて相関値V2は規定値より低いため、この時刻Tjは相関値V2の帯域別シンボルタイミングとして検出される。
一方、図13(C)に示す時刻Tjにおいて相関値V3は規定値より高いため、相関値V3からは帯域別シンボルタイミングが検出されない。そして、図13(A)に示す時刻Tjと図13(B)に示す時刻Tjとは同一時刻を示している。よって、シンボルタイミング検出器30は、多数決により、図13(A)、(B)に示す時刻Tjをシンボルタイミングとして検出する。
なお、図13(C)に示す相関値V3において、帯域別シンボルタイミングが検出されたとして、この帯域別シンボルタイミングを示す時刻Tjが図13(A)、(B)に示す時刻Tjと相違する場合、シンボルタイミング検出器30は、多数決により、図13(A)、(B)に示す時刻Tjをシンボルタイミングとして検出する。
また、相関値V1〜V3の帯域別シンボルタイミングを示す時刻Tjが全て相違する場合、シンボルタイミング検出器30は、ずれが小さい2つの相関値Vを特定し、特定した2つの相関値Vの帯域別シンボルタイミングを示す時刻Tjの例えば平均値をマルチキャリア信号のシンボルタイミングとして検出してもよい。
このように、本受信装置によれば、多数決によりシンボルタイミングが検出されるため、精度良くシンボルタイミングを検出することができる。なお、本実施の形態では、多数決によりシンボルタイミングを検出しているため、時間軸波形パターンは少なくとも3種類必要となる。
本発明の実施の形態1による受信装置の構成を示すブロック図である。 図2は、マルチキャリア信号のデータ構造を示した図である。 本発明の実施の形態1によるタイミング検出器の詳細な構成を示すブロック図である。 STSの生成に用いられる複数のサブキャリアの周波数スペクトルを示している。 時間軸波形パターンの周波数スペクトルを示した図である。 時間軸波形パターンの周波数スペクトルを示した図である。 時間軸波形パターンの周波数スペクトルを示した図である。 時間軸波形パターンの周波数スペクトルを示した図である。 マッチトフィルタの説明図である。 (A)はプリアンブル部のデータ構造を示し、(B)は相関器が算出する相関値を示したグラフである。 シンボルタイミング検出器による相関器の特定手法を説明するグラフである。 本発明の実施の形態2によるタイミング検出器の詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態3によるシンボルタイミング検出器の処理を説明するためのグラフである。
符号の説明
1 アナログフロントエンド部
2 可変利得増幅部
3 変換部
4 GI除去部
5 FFT部
6 復調部
7 AGC部
8 タイミング検出器
10、11、12、13 相関器
20、21、22、23 記憶部
30 シンボルタイミング検出器
50、51、52、53 フィルタ

Claims (6)

  1. マルチキャリア信号を受信する受信装置であって、
    前記マルチキャリア信号のプリアンブル部を構成するシンボルの生成に用いられる複数のサブキャリアを組み合わせることで予め生成された周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンを記憶する記憶部と、
    受信信号に対する各時間軸波形パターンの相関値を算出する相関器と、
    前記相関器により算出された各相関値のピークレベルを基に、前記マルチキャリア信号のシンボルタイミングを検出する検出器とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記検出器は、前記各相関値の平均値に対するピークレベルの相対的な大きさから受信信号に対して相関の高い時間軸波形パターンを選択し、選択した時間軸波形パターンと受信信号との相関値を基に、前記シンボルタイミングを検出することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記時間軸波形パターンは、少なくとも3種類存在し、
    前記検出器は、前記各相関値のピークレベルを基に、各時間軸波形パターンによる前記受信信号のシンボルタイミングを帯域別シンボルタイミングとして検出し、同一時刻を示す前記帯域別シンボルタイミングの数が最大の時刻をシンボルタイミングとして検出することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  4. 前記相関器は、前記時間軸波形パターンの種類毎に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 各相関器の前段に設けられ、対応する時間軸波形パターンの周波数帯域を通過させるフィルタを更に備えることを特徴とする請求項4記載の受信装置。
  6. 受信信号をアナログデジタル変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器によりA/D変換された受信信号のゲインを調節するACG回路とを更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の受信装置。
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