JP2010099616A - 遠心分離容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管系を複雑化させることなく、遠心分離された上清を迅速に廃液する。
【解決手段】先端に向かって漸次先細になる底面7aを有し、底面7aを鉛直下方に向けて直立配置した状態で、該底面7aの最低位より高い位置において壁面を貫通する貫通穴12が設けられた有底筒状の第1の容器7と、該第1の容器7の底面7a側の外部に、該第1の容器7に対して軸方向に相対移動可能に配置され、第1の容器7との相対位置の変化に応じて貫通穴12を開閉する弁部材17が設けられた有底筒状の第2の容器8と、第1の容器7と第2の容器8との間に配置され、これら2つの容器7,8の相対位置に応じて弾性変形させられて、軸方向に作用する遠心力が所定以下となったときに、弁部材17により貫通穴12を開放する付勢力を発生する弾性部材9とを備える遠心分離容器1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠心分離容器に関するものである。
従来、脂肪組織を分解して脂肪由来細胞を単離させた細胞懸濁液を収容した遠心分離容器を、該遠心分離容器から離れた軸線回りに回転させることにより、細胞懸濁液内に含有されている成分を比重により分離する遠心分離装置が知られている(特許文献1参照。)。
遠心分離容器は、一端が閉塞された略円筒状に形成され、その閉塞端を半径方向外方に向けるように回転させられることにより、細胞懸濁液内の比重の大きい細胞群が閉塞端に向けて移動し、その上層に、細胞群より比重の小さい上清が積層状態に分離されるようになっている。
遠心分離容器を遠心運動させた結果、遠心分離された細胞群を取り出すためには、細胞群の上層に分離された上清を吸引して排出することが必要となる。
上清の吸引は、遠心動作を停止した状態で遠心分離容器の蓋を開けて、内部にシリンジの先端を挿入して手動で吸引する方法の他、上清と細胞群との境界面近傍に吸引口を配置した吸引管を介して、ポンプ駆動によって自動的に吸引する方法がある。
国際公開第2005/012480号パンフレット
しかしながら、上清を手動で吸引する方法の場合には、遠心分離容器の蓋を開けて作業しなければならず、密閉性が保たれないので、最終的に回収する細胞群に塵埃等が混入する可能性がある。また、上清を自動で吸引する方法の場合には、密閉性を保つことができるため上記不都合はないが、遠心運動させられる遠心分離容器の外部に上清を取り出すための吸引管や回転継手、あるいは吸引するためのポンプを含む配管系が複雑になるという問題がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、配管系を複雑化させることなく、遠心分離された上清を迅速に廃液することができる遠心分離容器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、先端に向かって漸次先細になる底面を有し、前記底面を鉛直下方に向けて直立配置した状態で、該底面の最低位より高い位置において壁面を貫通する貫通穴が設けられた有底筒状の第1の容器と、該第1の容器の前記底面側の外部に、該第1の容器に対して軸方向に相対移動可能に配置され、前記第1の容器との相対位置の変化に応じて前記貫通穴を開閉する弁部材が設けられた有底筒状の第2の容器と、前記第1の容器と前記第2の容器との間に配置され、これら2つの容器の相対位置に応じて弾性変形させられて、軸方向に作用する遠心力が所定以下となったときに、前記弁部材により前記貫通穴を開放する付勢力を発生する弾性部材とを備える遠心分離容器を提供する。
本発明によれば、第1の容器の底面が半径方向外方に向かうように、遠心分離容器を遠心運動させて、第1の容器および第2の容器に対して軸方向に所定以上の遠心力をかけることにより、弾性部材が弾性変形させられつつ、第1の容器の貫通穴を第2の容器の弁部材によって閉塞した状態で、第1の容器内に収容した懸濁液(例えば、細胞懸濁液)を比重によって遠心分離することができる。第1の容器の底面は先端に向かって漸次先細に形成されているので、懸濁液内の比重の重い物質は、貫通穴よりも先端側に堆積し、貫通穴の位置には上清が配されるように分離される。
そして、遠心分離が終了した時点で、遠心分離容器に加えられていた遠心力を所定以下に低減することにより、弾性部材の付勢力によって、第1の容器と第2の容器とが軸方向に相対的に移動させられ、弁部材による貫通穴の閉塞状態が解除されて、貫通穴が開放され、第1の容器内に分離されていた上清が、貫通穴を介して第2の容器へと移動させられる。すなわち、遠心分離容器に加える遠心力を低下させるだけで、第1の容器内から上清を第2の容器へと廃液し、比重の重い物質(例えば、細胞群)のみを第1の容器内に残した状態に回収することができる。
上記発明においては、前記第1の容器と前記第2の容器とを相対移動可能に連結し、両容器間の隙間を密封するシール手段を備えていてもよい。
このようにすることで、シール手段により密封された2つの容器間の隙間からも塵埃が混入することを防止することができ、密閉性を保ったままで比重の重い物質を分離回収することができる。
また、上記発明においては、前記第2の容器が、前記第1の容器の外周面の半径方向外方に全周にわたって隙間をあけて配置される筒状部を備え、前記シール手段が、前記筒状部と前記第1の容器の外周面との間の隙間を密封するリング状のシール部材であってもよい。
このようにすることで、リング状のシール部材によって、第1の容器と第2の容器との軸方向に沿う相対的な移動を確保しつつ、両容器間の隙間を容易に密封することができる。
また、上記発明においては、前記第2の容器に、前記第1の容器の貫通穴を介して流出してきた液体を流入させる開口部が設けられ、前記シール手段が、前記貫通穴および前記開口部の半径方向外方を全周にわたって取り囲む位置に配置された蛇腹部材であってもよい。
このようにすることで、蛇腹部材によって、第1の容器と第2の容器との軸方向に沿う相対的な移動を確保しつつ、両容器間の隙間を容易に密封することができる。
また、上記発明においては、前記第1の容器および第2の容器が、軸方向に作用する遠心力によって相互に近接する方向に相対移動可能に設けられ、前記弾性部材が、前記第1の容器および第2の容器を相互に離間させる方向に付勢することとしてもよい。
また、上記発明においては、前記第1の容器および第2の容器が、軸方向に作用する遠心力によって相互に離間する方向に相対移動可能に設けられ、前記弾性部材が、前記第1の容器および第2の容器を相互に近接させる方向に付勢することとしてもよい。
本発明によれば、配管系を複雑化させることなく、遠心分離された上清を迅速に廃液することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る遠心分離容器1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る遠心分離容器1は、遠心分離装置2に備えられる遠心バケット3に着脱可能に取り付けられ、遠心バケット3の遠心運動に従って遠心運動させられる容器である。
遠心分離装置2は、図2に示されるように、モータ4と、モータ4によって水平回転させられる回転アーム5と、回転アーム5の先端に設けられた揺動軸6回りに鉛直面内において揺動可能に支持された遠心バケット3とを備えている。遠心バケット3に遠心分離容器1を装着して、モータ4の作動により回転アーム5を水平回転させると、図2に破線で示されるように、遠心バケット3が遠心力によって揺動軸6回りに揺動して、遠心分離容器1が、その底部を半径方向外方に向ける姿勢となって遠心運動させられるようになっている。
遠心分離容器1は、図1に示されるように、先端に向かって漸次先細になる底面7aを有する有底円筒状の第1の容器7と、該第1の容器7の底面7a側に軸方向に並んで配置され、第1の容器7に対して軸方向に相対移動可能に配置される有底円筒状の第2の容器8と、これら2つの容器7,8の間に配置されるコイルスプリング(弾性部材)9と、これら2つの容器7,8間の隙間10を密封するシール部材11とを備えている。
第1の容器7は、その底面7aが、中央において最も低くなるテーパ内面状に形成されている。細胞懸濁液A(図3参照。)を収容して遠心動作させることにより、比重の重い細胞群B(図4参照。)が底面7aの傾斜によって中央に導かれ、中央部近傍に所定の深さ位置まで堆積させられるようになっている。底面7aを鉛直下方に向けて第1の容器7を直立配置したときに細胞群Bの予定された堆積高さより高い位置となる底面7aには、壁面を貫通する貫通穴12が設けられている。
また、第1の容器7には、遠心運動中に第1の容器7内に細胞懸濁液Aを供給する一方、第1の容器7の底面7aに堆積した細胞群Bを吸引するための供給吸引管13が、底面7aに吸引口13aを対向させて設けられている。供給吸引管13は、ロータリジョイント14を介して固定配管15に接続され、固定配管15に設けられたポンプ16(例えば、ペリスタポンプ)の駆動によって、遠心運動中に第1の容器7内に細胞懸濁液Aを供給することができるようになっている。
第2の容器8は、第1の容器7の外径寸法よりも若干大きな内径寸法を有する円筒部(柱状部)8aを備えている。円筒部8aの内面は第1の容器7の外面に対して半径方向外方に隙間10をあけて対向している。第1の容器7と第2の容器8との間の円筒状の隙間10にはリング状のシール部材11が配置されている。
シール部材11は円筒部8aの内面に固定されており、シール部材11を第1の容器7の外面において摺動させることにより、第1の容器7と第2の容器8との相対的な移動を可能とし、第2の容器8に対して第1の容器7が相対的に移動しても、第1の容器7と第2の容器8との間の隙間10がシール部材11によって密閉状態に保たれるようになっている。
また、第2の容器8には、第1の容器7に設けられた貫通穴12に相対する位置に、第2の容器8に対して第1の容器7が近接する(押し込まれる)方向に移動させられたときに、貫通穴12に密着してこれを閉塞する弁部材17(例えば、ゴム栓)が設けられている。
第2の容器8は、遠心バケット3に挿入されることにより、遠心バケット3によってその底部を支持されるようになっている。
コイルスプリング9は、圧縮バネであり、第2の容器8に対して第1の容器7を遠ざける(抜き出される)方向に常時付勢している。コイルスプリング9は、細胞懸濁液Aを遠心分離するための遠心力が第1の容器7および第2の容器8に作用したときに、該遠心力によって弾性変形させられて第1の容器7を第2の容器8に対して相対的に移動させ、遠心力が所定以上となったときに弁部材17によって貫通穴12が閉塞されるまで、第1の容器7を相対移動させるような付勢力を発生するようになっている。
このように構成された本実施形態に係る遠心分離容器1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係る遠心分離容器1を用いて細胞懸濁液Aから細胞群Bを分離回収するには、遠心分離装置2に備えられた遠心バケット3に第2の容器8を挿入して支持させる。この状態では、第1の容器7は、コイルスプリング9の付勢力によって第2の容器8に対して離間した位置に配置され、第1の容器7の貫通穴12は、弁部材17が離れることによって開放されている。
このように遠心分離容器1が装着された状態で、遠心分離装置2を作動させ、モータ4によって回転アーム5を水平回転させる。図3に示されるように、細胞懸濁液Aを遠心分離するために必要な遠心力Fが得られる回転数で回転させると、遠心力Fによって、遠心分離容器1が、底部を半径方向外方に向けた状態で遠心運動させられるとともに、コイルスプリング9の付勢力に抗して第2の容器8に対して第1の容器7が軸方向に移動させられる。
そして、これにより、第2の容器8に設けられた弁部材17が、第1の容器7に設けられた貫通穴12を閉塞する。
この状態で、ポンプ16を作動させて、図3に示されるように、細胞懸濁液Aを固定配管15、ロータリジョイント14および供給吸引管13を介して第1の容器7内に供給する。貫通穴12は弁部材17によって閉塞されているので、細胞懸濁液Aは、第1の容器7内にとどまって、遠心分離させられる。
所定の回転数で、所定以上の遠心力Fをかけながら所定時間にわたって遠心運動させることで、図4に示されるように、比重の大きな細胞群Bが第1の容器7の底面7aの先端部近傍に集められ、その上層の上清Cと分離される。この状態で、モータ4による回転アーム5の回転数を低下させ、遠心力Fを低減していくと、図5に示されるように、コイルスプリング9の復元力によって第1の容器7が第2の容器8から徐々に離間し、貫通穴12を閉塞していた弁部材17が貫通穴12から離れて貫通穴12が開放される。
貫通穴12は、第1の容器7の底面7aにペレット状に遠心分離された細胞群Bから離れた位置に開口しているので、貫通穴12を介して第1の容器7から第2の容器8に上清Cが排出される。次に、必要に応じて、回転アーム5の回転数を再上昇させて、貫通穴12を弁部材17によって閉塞し、供給吸引管13から第1の容器7内に洗浄液を供給する。
これにより、ペレット状の細胞群Bが洗浄液によって再懸濁された細胞懸濁液Aが生成されるので、これを再度遠心分離した後に、回転数を低下させて貫通穴12を開放し、上清Cを排出する。この作業を繰り返すことにより、第1の容器7内には、洗浄されたペレット状の細胞群Bが残留する。
残留した細胞群Bを第1の容器7の外部に回収するには、回転アーム5の回転数を上昇させて、貫通穴12を弁部材17によって閉塞し、供給吸引管13から第1の容器7内に微量の洗浄液を供給して再懸濁した後に、ポンプ16の駆動方向を逆転させて、供給吸引管13によって細胞懸濁液Aを外部に吸引する。
このように、本実施形態に係る遠心分離容器1によれば、回転アーム5の回転数を低下させるだけで、第1の容器7内の上清Cを第2の容器8へ排出できる。したがって、上清Cを排出するために複雑な配管系を構築する必要がなく、また、上清Cの排出をきわめて迅速に行うことができるという利点がある。
また、本実施形態によれば、第1の容器7と第2の容器8との隙間10がシール部材11によって密閉されているので、最終的に回収される細胞群Bに外部から塵埃が混入することを防止することができる。
なお、本実施形態に係る遠心分離容器1においては、リング状のシール部材11によって第1の容器7と第2の容器8との隙間10を密閉することとしたが、これに代えて、図6に示されるように、第2の容器8に、貫通穴12から流出してきた上清Cを受け入れる開口部8bを設け、その開口部8bおよび貫通穴12の外側を取り囲むように、第1の容器7と第2の容器8との間を連結する蛇腹部材18によって密封することにしてもよい。
また、本実施形態においては、遠心バケット3に第2の容器8を保持させ、第2の容器8に対して第1の容器7を相対的に移動させることとしたが、これに代えて、図7に示されるように、遠心バケット3に第1の容器7を保持させ、第1の容器7に対して第2の容器8を相対的に移動させることにしてもよい。
この場合には、コイルスプリング9としては、第1の容器7と第2の容器8とを相互に近接する方向に常時付勢する引っ張りバネを採用し、所定以上の遠心力が作用したときには、付勢力に抗して第2の容器8を第1の容器7から離間する方向に移動させ、かつ、その状態で貫通穴12を閉塞する弁部材17を第2の容器8に設けておく。
これにより、本実施形態と同様にして、遠心力を低下させるだけで、第1の容器7内に遠心分離された上清Cを第2の容器8へ排出することができる。
また、弾性部材としてコイルスプリングを採用したが、これに代えて、ゴム等の他の任意の弾性部材を採用することにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る遠心分離容器を示す縦断面図である。 図1の遠心分離容器を用いて遠心分離を行う遠心分離装置を示す模式図である。 図1の遠心分離容器を遠心運動させながら、細胞懸濁液を供給した状態を示す縦断面図である。 図3の状態からさらに遠心運動を継続して、細胞懸濁液を遠心分離させた状態を示す縦断面図である。 図4の状態から回転数を低下させて、第1の容器内の上清を第2の容器に排出した状態を示す縦断面図である。 図1の遠心分離容器のシール部材の変形例を示す縦断面図である。 図1の遠心分離容器の変形例を示す縦断面図である。
符号の説明
F 遠心力
1 遠心分離容器
7 第1の容器
7a 底面
8 第2の容器
8a 円筒部(筒状部)
8b 開口部
9 コイルスプリング(弾性部材)
10 隙間
11 シール手段
12 貫通穴
17 弁部材
18 蛇腹部材

Claims (6)

  1. 先端に向かって漸次先細になる底面を有し、前記底面を鉛直下方に向けて直立配置した状態で、該底面の最低位より高い位置において壁面を貫通する貫通穴が設けられた有底筒状の第1の容器と、
    該第1の容器の底部側の外部に、該第1の容器に対して軸方向に相対移動可能に配置され、前記第1の容器との相対位置の変化に応じて前記貫通穴を開閉する弁部材が設けられた有底筒状の第2の容器と、
    前記第1の容器と前記第2の容器との間に配置され、これら2つの容器の相対位置に応じて弾性変形させられて、軸方向に作用する遠心力が所定以下となったときに、前記弁部材により前記貫通穴を開放する付勢力を発生する弾性部材とを備える遠心分離容器。
  2. 前記第1の容器と前記第2の容器とを相対移動可能に連結し、両容器間の隙間を密封するシール手段を備える請求項1に記載の遠心分離容器。
  3. 前記第2の容器が、前記第1の容器の外周面の半径方向外方に全周にわたって隙間をあけて配置される筒状部を備え、
    前記シール手段が、前記筒状部と前記第1の容器の外周面との間の隙間を密封するリング状のシール部材である請求項2に記載の遠心分離容器。
  4. 前記第2の容器に、前記第1の容器の貫通穴を介して流出してきた液体を流入させる開口部が設けられ、
    前記シール手段が、前記貫通穴および前記開口部の半径方向外方を全周にわたって取り囲む位置に配置された蛇腹部材である請求項2に記載の遠心分離容器。
  5. 前記第1の容器および第2の容器が、軸方向に作用する遠心力によって相互に近接する方向に相対移動可能に設けられ、
    前記弾性部材が、前記第1の容器および第2の容器を相互に離間させる方向に付勢する請求項1から請求項4のいずれかに記載の遠心分離容器。
  6. 前記第1の容器および第2の容器が、軸方向に作用する遠心力によって相互に離間する方向に相対移動可能に設けられ、
    前記弾性部材が、前記第1の容器および第2の容器を相互に近接させる方向に付勢する請求項1から請求項4のいずれかに記載の遠心分離容器。
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