JP2010097311A - 半導体装置及び半導体集積回路 - Google Patents

半導体装置及び半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリーアクセスのバストラフィックを大幅拡張するとともに、複数タスクのメモリーアクセスの自由度を向上し、入出力装置に対する処理の全体的な効率を高める。
【解決手段】メモリー110及び111に独立してアクセス可能な半導体装置100であって、互いに独立してメモリー110及び111に対するメモリーアクセス要求を発行し、所定の処理を行うタスク処理部103及び104と、メモリー110及び111のそれぞれに対応し、タスク処理部103及び104からのメモリーアクセス要求を調停し、データの転送が可能になるように、調停したメモリーアクセス要求を発行したタスク処理部と対応するメモリーとを接続するメモリー制御部101及び102とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及び半導体集積回路に関し、特に、複数のメモリーとの間でデータの転送を行いながら、複数の処理を並列動作する半導体装置及び半導体集積回路に関するものである。
近年、超高速出力センサーと専用画像処理LSI(Large Scale Integration)とを用いて、超高画素な高速連写機能、又は、毎秒60フレームを越えるハイスピード撮影機能とスーパースロー再生機能とを標準搭載したユニークなデジタルカメラが商品化されてきている。このようなハイスピード撮影などの高速に動作する新たな機能を実現するためには、画像及びデータ処理のメモリーアクセスのバストラフィックを大幅拡張するとともに複数タスクのメモリーアクセスの自由度を向上する必要がある。すなわち、入出力装置に対する処理の全体的な効率を上げ高速アプリケーションを実現する画像処理を実施する必要が出てきている。
高速に動作する新たな機能を1つの専用画像処理LSIで実施する場合は、メモリーアクセスにより複数の処理を実施する際、1つのメモリーに対してアクセス要求(メモリーアクセス要求とも記載)の調停を行いながら、複数の処理(タスク処理)を並列動作で実行する(マルチタスク処理を行う)方法が現在主流となっている。また、メモリーアクセスのバストラフィックを拡張する方法としては、通常、メモリーアクセスのクロックスピードをあげるアプローチ及びデータバス幅の拡張などが一般的である。
また、画像処理を実現する半導体集積回路においては、プロセスの微細化展開とあわせて、高速・低電圧・低消費電力で動作が可能な要素技術開発が求められている。さらに、新たな機能を追加するために入出力部の増加が予想され、必要となる半導体集積回路上の入出力部の実装においてもチップの周辺以外でのレイアウトによる多ピンでかつ小面積な半導体集積回路の実現、及び、マルチチップを1パッケージに実装する技術も重要となってきている。
従来の一般的な画像記録再生装置では、撮影した画像を記録し、また記録された画像を再生するため、A/D変換された画像データに対して、メモリー制御部を介した基本的な複数のタスク処理として、前処理、画像信号処理、表示処理、及び、メディアへの記録処理が行われる。これらのタスク処理は、CPU(Central Processing Unit)からのコマンドに従って、メモリー制御部を介して、処理途中の画像を一時的に記憶する画像メモリーに対するアクセス処理を行うことで実行される。このとき上述の複数のタスク処理は見かけ上同時に実行する、いわゆるマルチタスクで制御を行っている。
このようにマルチタスクで制御を行っている時に、異なるタスクが共通の入出力装置(例えば、メモリー制御部)にアクセスしようする場合、最も早くメモリー制御部にアクセスしたタスクがメモリーアクセス処理を実行し、その処理が終了するまで専有する。後から入出力装置にアクセスしようとしたタスクは、先にアクセスしたタスクのメモリーアクセス処理が終了し、メモリーアクセスのトラフィックが空き状態になった後、メモリーアクセス処理を行っていた。
上記のような入出力装置へのアクセス方法では、緊急性の高いタスクが入出力装置へのアクセスを要求しても、先にアクセスしているタスクがある場合にはそのタスクによる入出力装置へのアクセスが終了するまで待たなければならない。このため、緊急性の高いタスク(例えば、ユーザーが優先的に行いたい処理など)が待たされてしまうという問題があった。
上記問題点に対し、特許文献1には、優先レベルの低いタスクの中にスリープを入れ、スリープ中のタスクは処理の順番が回ってきたときに処理を行わずにスキップする、又は、共通のデバイスにアクセスする1回の時間を短縮するなどの技術が記載されている。これにより、緊急性の高いタスクが優先的に共通のデバイスに対する処理を行うことができる。
また、特許文献2には、優先順位が高いタスクには、データ量が多い処理単位を割り当て、優先順位が低いタスクには、データ量が少ない処理単位を割り当て、処理単位毎にタスクを切り換えて実行する技術が記載されている。
図7は、特許文献2に記載された画像処理装置400の構成を示すブロック図である。同図に示す画像処理装置400では、メモリー401は、A/D変換器403から出力される画像データを記録媒体404に書き込むために一時的に記憶している。また、メモリー401は、記録媒体404から読み出された画像データを画像表示部405に表示させるために一時的に記憶している。
図7の画像処理装置400では、複数のタスク処理として、例えば、メモリー401から記録媒体404に画像データを書き込む処理(書き込み処理)と、記録媒体404からメモリー401に画像データを読み出す処理(読み出し処理)とが実行される。メモリー制御部402がいずれの処理の優先度が高いかを判断し、優先度に応じて処理単位を各処理に割り当て、処理単位毎に各処理を実行する。これにより、優先度が高い処理を優先的に行うと共に、処理の全体的な効率を高めることができる。
また、非特許文献1には、高速に動作する新たな機能を1つの専用画像処理LSIで実施せず、複数のタスクを2つ以上の画像処理LSIに振り分けて実現する技術が記載されている。当該技術では、高速アプリケーションを実現するため、専用の大容量DRAM(Dynamic Random Access Memory)を実装するとともに、画像処理の前処理と後処理とで2つの専用画像処理LSIを用いて処理の役割分担を行っている。
以上のように、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、メモリーアクセス要求の調停を優先度などに応じて制御することで、メモリー制御部の処理の全体的な効率を高めることができる。また、非特許文献1に記載の技術では、2つ以上の専用画像処理LSIを用いて画像処理を実行することで、処理を分散させることができ、処理の効率を高めることができる。
特開平10−283204号公報 特開2006−87069号公報 NIKKEI ELECTRONICS 2008.4.21 p.12〜p.13
しかしながら、上記従来技術では、以下のような課題がある。
まず、特許文献1及び特許文献2に記載された技術では、より大きなデータを高速に処理する場合にはメモリーアクセスのバストラフィックの絶対容量が不足するという課題がある。
具体的には、特許文献1には、限られたメモリーバストラフィックを効率よく使用する方法として、優先レベルに基づいて1回のアクセス時間とスリープ時間とを決定する技術が記載されているが、このような制御によれば、優先レベルの高いタスクが共通デバイスへのアクセスを要求しておらず、優先レベルの低いタスクのみが共通デバイスへのアクセスを要求している場合に、全てのタスクがスリープになる時間が発生してしまうことがある。この様な場合には共通デバイスにいずれのタスクからもアクセスが行われないために、処理効率が悪くなってしまう。
また、ある時点における複数のタスク間のアクセス時間とスリープ時間とが高い処理効率を実現していたとしても、複数のタスクの内の、例えば、いずれか1つが終了した場合に、同じアクセス時間とスリープ時間とが継続されてしまう。このため、特に優先レベルの高いタスクが終了した場合には、処理を継続している優先レベルの低いタスク全てがスリープとなる時間が生じることがあり、処理効率が悪くなってしまう。
さらには、複数のタスクが共通デバイスにアクセスしているときに、更に優先レベルが低いタスクが追加された場合には、結果的に優先レベルの低いタスクが全てスリープとなる時間が発生せず、複数のタスクが設定されたアクセス時間ずつ単に順番に処理されてしまい、優先レベルの高いタスクの処理に時間がかかってしまうことがある。
また、特許文献2には、優先度に応じてタスクごとに、大きさの異なる処理単位を割り当て、各タスクを切り換えながら並列に処理する技術が記載されており、特許文献1の問題点のいくつかは解決することができる。しかしながら、特許文献1と同様に、特許文献2に記載の技術は、メモリー制御部の処理効率を高める技術であって、メモリーアクセスのバストラフィックの絶対容量の不足を解決する技術ではない。
このように、特許文献1又は特許文献2に記載された技術を用いて、メモリー制御部の処理の効率を高めたとしても、バストラフィックの絶対容量の不足は解消されていないので、超高画素の高速連写により得られた画像データなどの大容量のデータを高速に処理しなければならない場合には、要求される処理速度で処理を行うことができない。
確かに、特許文献1と特許文献2とに示すバストラフィックの効率的な使用技術は、センサーの画素が任意の画素数以下の場合には有用である。しかしながら、今後は、超高画素センサーを用いたハイスピード撮影などの高速に動作する新たな機能を実現したいという要求に応じなければならない。この要求を実現する際には、特許文献1及び特許文献2に記載されたように、メモリー制御部の処理効率を高めるだけでは不十分であり、画像及びデータ処理のメモリーアクセスのバストラフィックの絶対容量が不足してしまう。
また、非特許文献1では、専用の大容量DRAMを実装するとともに、複数のタスクを2つ以上の画像処理LSIに振り分けて実現する技術が記載されているが、LSI間の大容量データ転送の発生や、機能の重複などが想定され、消費電力、コスト、及び、実装面積の観点で最適な手段ではなく、改善の余地が随所にある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、メモリーアクセスのバストラフィックを大幅拡張するとともに、複数タスクのメモリーアクセスの自由度を向上し、入出力装置に対する処理の全体的な効率を高めることのできる半導体装置及び集積回路を提供することを目的とする。
上記従来技術の課題を解決するため、本発明の半導体装置は、複数のメモリーに独立してアクセス可能な半導体装置であって、半導体基板と、前記半導体基板上に形成され、互いに独立して前記複数のメモリーに対するメモリーアクセス要求を発行し、所定の処理を行う複数のタスク処理部と、前記半導体基板上に形成され、前記複数のメモリーのそれぞれに対応し、前記複数のタスク処理部からのメモリーアクセス要求を調停し、データの転送が可能になるように、調停したメモリーアクセス要求を発行したタスク処理部と対応するメモリーとを接続する複数のメモリー制御部とを備える。
これにより、複数のメモリー制御部を備えることで、メモリーとの間のバストラフィックを大幅に拡張することができる。また、複数のタスク処理部は、互いに独立して複数のメモリー制御部を介して複数のメモリーにアクセスすることができる、すなわち、任意に接続するメモリー制御部を選択することができるので、メモリーアクセスの自由度を高めることができる。
また、前記複数のタスク処理部は、外部から入力される第1画像データ、又は、前記複数のメモリーの少なくとも1つに記憶された第2画像データを処理する画像処理部と、前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部による処理後の画像データのサイズを変更する圧縮伸張処理部と、前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部若しくは前記圧縮伸張処理部による処理後の画像データを表示装置に表示させるための処理を行う表示処理部と、前記画像処理部、前記圧縮伸張処理部及び前記表示処理部の少なくとも1つを制御するプロセッサ処理部との少なくとも1つを含んでもよい。
これにより、より高速に大量のデータを処理することが求められている画像処理を高速化することができる。
また、前記半導体装置は、さらに、前記半導体基板上に形成され、前記複数のタスク処理部のそれぞれと、前記複数のメモリー制御部のそれぞれとを接続するマルチポートインタフェース部を備えてもよい。
これにより、複数のタスク処理部と複数のメモリー制御部との接続関係を容易に変更することができる。
また、前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のタスク処理部のそれぞれへの出力端子と、前記複数のタスク処理部のそれぞれからの入力端子と、前記複数のメモリー制御部のそれぞれへの出力端子と、前記複数のメモリー制御部のそれぞれからの入力端子とを有してもよい。
また、前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のタスク処理部の1つと前記複数のメモリー制御部の1つとを接続し、接続したタスク処理部から入力される入力データを、接続したメモリー制御部に出力してもよい。
また、前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のタスク処理部の1つと前記複数のメモリー制御部のうち2つ以上とを接続し、接続したタスク処理部から入力される入力データを、接続した2つ以上のメモリー制御部に並列出力してもよい。
また、前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のメモリー制御部の1つと前記複数のタスク処理部の1つとを接続し、接続した複数のメモリー制御部から入力される入力データを、接続したタスク処理部に出力してもよい。
また、前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、それぞれに予め定められたメモリー制御部を介して当該メモリー制御部に対応するメモリー空間との間でデータの転送を行ってもよい。
これにより、タスク処理部ごとに、接続するメモリー制御部を予め定めておくことで、同時に時間制限のある複数のタスクを動作させる際、メモリーアクセストラフィックの分散処理と分離処理とが容易に管理できる。
また、前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、それぞれが行う処理の種類に応じて、それぞれのデータの読み出し先のメモリーと書き込み先のメモリーとを前記複数のメモリーの中から選択し、選択したメモリーとの間でデータの転送を行ってもよい。
これにより、処理の種類に応じて接続するメモリーを選択するので、同時に時間制限のある複数のタスクを動作させる際、メモリーアクセストラフィックの分散処理と分離処理とが容易に管理できる。例えば、画像データの処理を行うタスク処理部は、第1メモリーと接続し、画像のリサイズ処理を行うタスク処理部は、第2メモリーと接続するといったように、処理の種類に応じて接続するメモリーを選択すればよい。
また、前記複数のタスク処理部はそれぞれ、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、前記複数のメモリー制御部のアクセス状況を監視し、アクセスの空きの割合が多いメモリー制御部を選択し、選択したメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行ってもよい。
これにより、アクセス状況に応じて接続するメモリー制御部を選択するので、同時に時間制限のある複数のタスクを動作させる際、メモリーアクセストラフィックの分散処理と分離処理とが容易に管理できる。例えば、メモリーアクセスの空きがある閾値より大きい場合は、第1メモリー制御部と接続し、当該閾値より小さい場合は、第2メモリー制御部と接続するといったように、メモリーアクセスの空きの割合に応じて接続するメモリー制御部を選択すればよい。
また、前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、メモリーアクセス処理が少ない場合は、前記複数のメモリー制御部の1つのみを選択し、選択したメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行い、前記複数のメモリー制御部のうち、前記複数のタスク処理部によって選択されたメモリー制御部以外のメモリー制御部は、スリープ動作にしてもよい。
これにより、アクセス処理が少ない場合は、1つのメモリー制御部における処理の集中動作として、他のメモリー制御部をスリープ動作にすることができる。よって、省電力化を図ることができる。
また、前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、1つのメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行い、さらに、他のメモリー制御部を介して異なるメモリーとの間でデータの転送を行ってもよい。
これにより、必要に応じて他のメモリー制御部を介して他のメモリーにアクセスすることもできるので、システムを拡張動作させることができる。
また、前記複数のタスク処理部の1つは、他のタスク処理部が行う処理より優先順位が高い処理を行う場合、前記複数のメモリー制御部の1つを専有し、専有したメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行ってもよい。
これにより、1つのタスク処理部が、他のタスク処理部が行う処理より優先順位の高い処理を行う場合、メモリー制御部の1つを専有するので、他の処理部からの割り込みによる調停動作を必要としないので、高速に処理を行うことができる。これは、複数のCPUを搭載してネットワークプロトコル処理、又は、ソフトグラフィック処理などのプロセッサ処理を実行する場合に特に有効である。
また、本発明の半導体集積回路は、複数のメモリーに独立してアクセス可能な半導体集積回路であって、半導体基板と、前記半導体基板上に形成され、互いに独立して前記複数のメモリーに対するメモリーアクセス要求を発行し、所定の処理を行う複数のタスク処理部と、前記半導体基板上に形成され、前記複数のメモリーのそれぞれに対応し、前記複数のタスク処理部からのメモリーアクセス要求を調停し、データの転送が可能になるように、調停したメモリーアクセス要求を発行したタスク処理部と対応するメモリーとを接続する複数のメモリー制御部とを備える。
これにより、複数のメモリー制御部を備えることで、メモリーとの間のバストラフィックを大幅に拡張することができる。また、複数のタスク処理部は、互いに独立して複数のメモリー制御部を介して複数のメモリーにアクセスする、すなわち、並列動作することができるので、メモリーアクセスの自由度を高めることができる。
また、前記半導体集積回路は、前記複数のメモリーの1つを当該半導体集積回路のチップ内部に搭載してもよい。
また、前記半導体集積回路は、前記複数のメモリーの1つと共に、同一のパッケージ内部に混載されてもよい。
また、前記半導体集積回路は、前記複数のメモリーである外部の汎用メモリーとの間でデータを転送してもよい。
これにより、外部の汎用メモリーに独立にアクセスすることができるので、現状のシステムプラットホームとの親和性を充分に図ることで、過去の設計資産を有効に活用することができる。
また、本発明の撮像装置は、被写体からの光を撮像することで画像データを生成する撮像部と、前記撮像部によって生成された画像データを記憶する複数のメモリーと、互いに独立して前記複数のメモリーに対するメモリーアクセス要求を発行し、所定の処理を行う複数のタスク処理部と、前記複数のメモリーのそれぞれに対応し、前記複数のタスク処理部からのメモリーアクセス要求を調停し、データの転送が可能になるように、調停したメモリーアクセス要求を発行したタスク処理部と対応するメモリーとを接続する複数のメモリー制御部とを備え、前記複数のタスク処理部は、前記撮像部によって生成された画像データ、又は、前記複数のメモリーの少なくとも1つに記憶された画像データを処理する画像処理部と、前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部による処理後の画像データのサイズを変更する圧縮伸張処理部と、前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部若しくは前記圧縮伸張処理部による処理後の画像データを表示装置に表示させるための処理を行う表示処理部と、前記画像処理部、前記圧縮伸張処理部及び前記表示処理部の少なくとも1つを制御するプロセッサ処理部との少なくとも1つを含む。
これにより、撮像により得られた画像を高速に処理することができるので、高画素の高速連写機能、及び、ハイスピード撮影機能などを実現することができる。
本発明の半導体装置及び半導体集積回路によれば、画像及びデータ処理のメモリーアクセスのバストラフィックを大幅拡張するとともに、複数タスクのメモリーアクセスの自由度を向上し、メモリーアクセス処理の全体的な効率を上げて高速アプリケーションを実現することができる。
以下、添付図面に従って、本発明の半導体装置及び半導体集積回路の好ましい実施の形態について詳細に説明する。本発明の半導体装置及び半導体集積回路は、撮影により得られた画像データを記録、及び、再生する画像記録再生装置に実装される。
図1は、本実施の形態の半導体装置100の基本的な構成を示すブロック図である。同図に示す半導体装置100は、メモリー制御部101及び102と、タスク処理部103及び104と、マルチポートインタフェース105及び106とを半導体基板(図示せず)上に備える。この半導体装置100は、メモリー110及び111にアクセスし、データの読み書きを行いながら複数の処理を行う。なお、メモリー110及び111の少なくとも1つは、同一の半導体基板上に形成されていてもよい。
メモリー制御部101及び102はそれぞれ、外部の2つのメモリー110及び111のそれぞれに対応するように備えられ、対応するメモリー110又は111に互いに独立してアクセスすることができる。例えば、メモリー制御部101は、タスク処理部103及び104からのアクセス要求を調停し、調停されたアクセス要求に従って、メモリー110からデータを読み出し、又は、メモリー110へデータを書き込む。メモリー制御部102は、同様にして、メモリー111からデータを読み出し、又は、メモリー111へデータを書き込む。これらのアクセス処理は互いに独立して実行される。
タスク処理部103及び104はそれぞれ、同時に動作可能な画像及びデータ処理を行う。具体的には、タスク処理部103及び104のそれぞれは、複数のメモリー110及び111に対するメモリーアクセス要求を発行することで、各メモリーとの間でデータを転送する。タスク処理部103及び104は、マルチポートインタフェース105及び106を介して2つのメモリー110及び111に、任意にデータの転送を行う。タスク処理部103及び104が、どのような場合にどのメモリーにアクセスするかは、具体例を用いて後述する。
マルチポートインタフェース105及び106は、タスク処理部103及び104から出力されるアクセス要求を、メモリー110及び111のいずれに対するアクセス要求であるかに応じて、対応するメモリー制御部101又は102に出力する。マルチポートインタフェース105及び106は、2つのメモリーに独立にアクセスするために、独立して動作可能である。
マルチポートインタフェース105及び106は、複数のタスク処理部ごとの入力端子と出力端子とを備え、さらに、複数のタスク処理部ごとに、複数のメモリー制御部ごとの入力端子と出力端子とを備える。具体的には、マルチポートインタフェース105及び106はそれぞれ、タスク処理部103及び104のそれぞれへデータを出力するための出力端子(タスク処理部用)と、タスク処理部103及び104のそれぞれからデータを入力するための入力端子(タスク処理部用)とを有する。さらに、メモリー制御部101及び102のそれぞれへデータを出力するための出力端子(メモリー制御部用)と、メモリー制御部101及び102のそれぞれからデータを入力するための入力端子(メモリー制御部用)とを有する。
マルチポートインタフェース105は、例えば、タスク処理部103からの制御に基づいて、タスク処理部103とメモリー制御部101とを接続し、タスク処理部103から入力端子(タスク処理部用)を介して入力されるデータを、出力端子(メモリー制御部用)を介してメモリー制御部101に出力する。あるいは、メモリー制御部101から入力端子(メモリー制御部用)を介して入力されるデータを、出力端子(タスク処理部用)を介してタスク処理部103に出力する。
また、マルチポートインタフェース105は、タスク処理部103とメモリー制御部101及び102の両方とを接続してもよい。そして、タスク処理部103から入力端子(タスク処理部用)を介して入力されるデータを、2つの出力端子(メモリー制御部用)を介してメモリー制御部101及び102の両方に出力する。すなわち、マルチポートインタフェース105は、メモリー制御部101及び102に同一のデータを出力する。
以上のように、本実施の形態の半導体装置100では、メモリーごとにメモリー制御部を備えることで、複数のタスク処理部はそれぞれ、複数のメモリーに自由にアクセスすることができる。
図2は、本実施の形態の半導体装置を備える撮像装置200の構成を示すブロック図である。同図の撮像装置200は、例えば、図3(a)及び図3(b)に示すような、撮像した被写体の光学像をデジタル画像データに変換して記録メディアに記録する単板式のデジタルカメラ(デジタルスチルカメラ又はデジタルビデオカメラ)である。撮像装置200は、撮像部210と、画像処理部220と、メモリー240及び241と、操作パネル250とを備える。なお、画像処理部220が、図1に示す半導体装置100に相当する。
撮像部210は、光学レンズ211と、光学ローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)212と、カラーフィルタ213と、撮像素子214と、アナログフロントエンド(AFE:Analog Front End)部215とを備える。
光学レンズ211は、被写体からの光を撮像素子214上に結像するレンズである。光学レンズ211を通過した光は、光学LPF212とカラーフィルタ213とを通過して、撮像素子214の受光面で結像する。
光学LPF212は、撮像素子214の画素ピッチなどに依存するサンプリング周波数以上の高周波成分を除去する。これにより、信号処理後の画像にエイリアシングが発生するのを防止する。
カラーフィルタ213は、特定の周波数成分のみを透過させるフィルタであり、例えば、撮像素子214の画素ごとに、RGBのそれぞれに相当する周波数成分のみを透過させるように構成される。
撮像素子214は、CCD(Charge Coupled Device)型、又は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型などに代表されるイメージセンサである。撮像素子214の受光面には多数のフォトダイオード(感光画素)が2次元的に配列されており、光学レンズ211を通過した光(被写体情報)を光電変換する。具体的には、撮像素子214の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。そして、信号電荷は、ドライバ回路(図示せず)から与えられるパルスに基づいて、信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
なお、撮像素子214は、シャッタゲートパルスのタイミングによって各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタスピード)を制御する電子シャッタ機能を有している。撮像素子214の動作(露光、及び、読み出しなど)は、CPU225によって制御される。
AFE部215は、撮像素子214から出力された画像信号に、アナログゲインの調整、及び、CDS(相関二重サンプリング)などの処理を行い、A/D変換処理によりデジタル信号に変換する。
以上のように撮像部210は、上記の処理部を備え、被写体からの光を電気信号に変換することで、デジタルの画像信号を生成する。デジタルの画像信号は、画像処理部220に出力され、必要に応じて様々な処理が実行され、メモリーカードなどの記録メディア(図示せず)に記録される。
なお、CMOS型に代表される撮像素子214においては、高速読み出しを実現する手段として、当該撮像素子214内にノイズ処理部とA/D変換器とパラレルシリアル変換器とを実装し、直接デジタル信号として出力してもよい。
画像処理部220は、必要に応じて、撮像部210から入力される画像データに画像処理を実行し、処理された画像データを記録メディアなどに記録する。画像処理部220は、前処理部221と、画像信号処理部222と、圧縮伸張処理部223と、記録メディアインタフェース224と、CPU225と、ROM(Read Only Memory)226と、RAM227と、表示処理部228と、モニタインタフェース229と、メモリー制御部230及び231とを備える。なお、前処理部221と、画像信号処理部222と、圧縮伸張処理部223と、記録メディアインタフェース224と、CPU225と、表示処理部228と、モニタインタフェース229とが、図1に示すタスク処理部103及び104に相当する。
前処理部221は、画像処理部220の外部から入力される画像データに対して画像データを処理する画像処理部の1つである。具体的には、前処理部221は、AFE部215から供給される画像データ(画像信号)に対して、黒レベル補正及びゲイン補正などの処理(前処理)を実行する。前処理が実行された画像データは、メモリー制御部230又は231を介して、メモリー240又は241に記憶される。また、前処理部221は、撮像部210が撮像する際に、自動露出(AE:Automatic Exposure)制御及び自動焦点調節(AF:Auto−Focus)制御に必要な演算を行うオート演算部を含み、操作パネル250に含まれるレリーズスイッチの半押しに応動して取り込まれた画像信号に基づいて焦点評価値演算及びAE演算などを行う。
画像信号処理部222は、メモリー240又は241に記憶された画像データを、メモリー制御部230又は231を介して読み出し、読み出した画像データに様々な画像処理を実行する。例えば、画像信号処理部222は、前処理部221による前処理が実行された後の画像データをメモリー240又は241から読み出し、読み出した画像データに画像処理を実行する。
画像処理は、例えば、同時化処理(カラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して各点の色を計算する処理)、ホワイトバランス(WB:White Balance)調整、ガンマ補正、輝度・色差信号生成、輪郭強調、電子ズーム機能による変倍(拡大/縮小)処理、画素数の変換(リサイズ)処理などである。画像処理が適用された画像データは、メモリー制御部230又は231を介して、メモリー240又は241に記憶される。
圧縮伸張処理部223は、メモリー240又は241に記憶された画像データを、メモリー制御部230又は231を介して読み出し、所定の圧縮フォーマットに従って、読み出した画像データを圧縮する。例えば、圧縮伸張処理部223は、画像信号処理部222による画像処理が実行された後の画像データをメモリー240又は241から読み出し、読み出した画像データを圧縮、又は、伸張する。所定の圧縮フォーマットは、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式、及び、その他の形式に基づいた圧縮形式である。圧縮伸張処理部223には、使用される圧縮形式に対応した圧縮エンジンが用いられる。
記録メディアインタフェース224は、画像処理部220が備える各処理部(例えば、圧縮伸張処理部223など)、並びに、メモリー240及び241と、記録メディア(図示せず)との間でデータを転送するインタフェースである。記録メディアは、メモリーカードに代表される半導体メモリーに限定されず、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの種々の媒体を用いることができる。また、リムーバブルメディアに限らず、撮像装置200に内蔵された記録媒体(内部メモリー)であってもよい。
CPU225は、所定のプログラムに従って、撮像装置200を統括制御する制御部であり、操作パネル250からの指示信号に基づいて撮像装置200内の各処理部の動作を制御する。具体的には、CPU225は、操作パネル250から入力される指示信号に応じて種々の撮影条件(露出条件、ストロボ発光有無、撮影モードなど)に従い、撮像素子214などの撮像部210を制御するとともに、自動露出(AE)制御、自動焦点調節(AF)制御、オートホワイトバランス(AWB)制御、レンズ駆動制御、画像処理制御、及び、記録メディアへの読み書き制御などを行う。
ROM226は、CPU225が実行するプログラム及び制御に必要な各種データなどが格納されている。
RAM227は、CPU225の作業用領域として利用される。
表示処理部228は、メモリー240又は241から読み出した画像データを、撮像装置200が備える画像表示用のモニタに表示させるための処理を行う。例えば、表示処理部228は、画像信号処理部222と圧縮伸張処理部との少なくとも1つにより処理された後の画像データを読み出し、読み出した画像データに対して、画像表示用のモニタに表示させるための処理を行う。例えば、モニタの画素数に合わせて画像データのサイズを変更する。
モニタインタフェース229は、撮像装置200が備える画像表示用のモニタに、表示処理部228によって処理された画像を表示させるために、表示処理部228とモニタとの間でデータを転送するインタフェースである。なお、画像表示用のモニタは、外部のディスプレイでもよい。
メモリー制御部230及び231は、画像処理部220が備える各処理部からのメモリーアクセス要求を調停し、調停したアクセス要求を発行した処理部とメモリーとの間でデータの転送を可能にする。メモリー制御部230及び231はそれぞれ、メモリー240及び241に対応し、対応するメモリーとの間でデータの転送を行う。なお、メモリー制御部230及び231はそれぞれ、図1に示すメモリー制御部101及び102に相当する。
メモリー240及び241は、撮像部210によって生成された画像データを記憶する。また、メモリー240及び241は、画像処理部220によって様々な処理が施された後の画像データを記憶する。なお、メモリー240及び241はそれぞれ、図1のメモリー110及び111に相当する。
操作パネル250は、撮像装置200に対してユーザーが各種の指示を入力するための手段である。例えば、撮像装置200の動作モードを選択するためモード選択スイッチ、メニュー項目の選択操作(カーソル移動操作)及び再生画像のコマ送り/コマ戻しなどの指示を入力する十字キー、選択項目の確定(登録)及び動作の実行を指示する実行キー、選択項目などの所望の対象の消去及び指示のキャンセルを行うためのキャンセルキー、電源スイッチ、ズームスイッチ並びにレリーズスイッチなどの各種のスイッチ及びタッチパネルなどの操作手段を含む。
なお、図1に示すマルチポートインタフェース105及び106は、図1に示すタスク処理部103及び104に相当する前処理部221、画像信号処理部222、圧縮伸張処理部223、記録メディアインタフェース224、CPU225及び表示処理部228と、メモリー制御部230及び231との間をそれぞれ接続している。
続いて、本実施の形態の撮像装置200が実行する撮像処理から、当該撮像処理で得られた画像データを記録メディアに記録する処理までの処理について簡単に説明する。
まず、CPU225は、レリーズスイッチの半押しを検知すると自動焦点調節(AF)制御を行い、レリーズスイッチの全押しを検知すると、記録用の画像を取り込むための露光及び読み出し制御を開始する。また、CPU225は必要に応じてストロボ制御回路(図示せず)にコマンドを送り、キセノン管などの閃光発光管(発光部)の発光を制御する。
レリーズスイッチの半押しが検知されると、前処理部221が備えるオート演算部が、レリーズスイッチの半押しに応動して取り込まれた画像信号に基づいて焦点評価値演算及びAE演算などを行い、その演算結果をCPU225に伝える。レリーズスイッチの全押しが検知されると、CPU225は、焦点評価値演算の結果に基づいてレンズ駆動用モータ(図示せず)を制御し、光学レンズ211を合焦位置に移動させるとともに、絞り及び電子シャッタを制御して、露出制御を行う。撮像素子214で生成された電気信号は、AFE部215によって、デジタル信号に変換され、画像処理部220に画像信号として供給される。
画像処理部220は、記録モードに従って、撮像部210から供給される画像データを、記録メディアインタフェース224を介して記録メディアに記録する。このとき、画像データは、JPEG形式による画像記録モード、及び、MPEG形式による動画記録モードで記録可能であり、さらに、圧縮処理などが実行されないA/D変換直後の画像として記録するRAW記録モードでも記録可能である。以下では、RAWモードで記録された画像を、CCDRAW画像と記載する。また、AFE部215によるA/D変換直後の画像データをRAWデータと記載する。
画像データをJPEG形式で記録する場合、前処理部221がRAWデータに前処理を実行し、メモリー制御部230又は231を介してメモリー240又は241に処理後の画像データを記憶する。なお、ここでは、メモリー制御部230を介してメモリー240に記憶させる場合について説明する。
画像信号処理部222は、メモリー制御部230を介して、メモリー240に記憶された画像データを読み出し、読み出した画像データに画像処理を実行する。そして、メモリー制御部231を介して、処理後の画像データをメモリー241に記憶する。このように、前処理部221と画像信号処理部222とは、互いに異なるメモリー制御部を介して、互いに異なるメモリーにアクセスするため、お互いの処理を並列動作させることができる。
さらに、圧縮伸張処理部223は、メモリー制御部231を介して、メモリー241から画像データを読み出し、読み出した画像データをJPEG形式の圧縮フォーマットに従って圧縮する。圧縮後の画像データは、記録メディアインタフェース224を介して、記録メディアに記録される。
一方で、RAWモードの場合、RAWデータは、画像信号処理部222及び圧縮伸張処理部223などの信号処理を適用されることなく、メモリー制御部230又は231と、記録メディアインタフェース224とを介して、記録メディアに記録される。すなわち、CCDRAW画像は、ガンマ補正、ホワイトバランス調整、同時化などの信号処理が行われていない画像であり、カラーフィルタ213の配列パターンに対応して画素毎に異なる色情報を1つだけ保持しているモザイク状の画像である。もちろん圧縮処理も行われていないので、大きなファイルサイズを有する。なお、CCDRAW画像を記録メディアに記録する際においては、可逆的な圧縮を行って記録してもよいし、非圧縮のデータを記録してもよい。
以上のように、本実施の形態の撮像装置200は、2つのメモリー240及び241のそれぞれに対応するメモリー制御部230及び231を備える。これにより、メモリーとメモリー制御部との間のメモリーバストラフィックの絶対容量を大幅に拡張することができる。また、メモリーに対応するメモリー制御部を備えることで、各処理部はいずれのメモリーにアクセスするかを自由に設定することができ、メモリーアクセスの自由度を向上させることができる。
次に、上記のように構成された撮像装置200によって、撮影の高速アプリケーションの1つである高画素での高速連写を実現する方法について説明する。
図4は、本実施の形態の半導体装置100が行うタスクの信号の流れを示す一例である。同図においてタスク処理部103は、図2の前処理部221に割り当てられる。タスク処理部104は、図2の画像信号処理部222及び圧縮伸張処理部223に割り当てられる。これらの処理は、メモリーアクセスのバストラフィックに占める割合の大きいタスク処理であり、これらのタスク処理の流れを整理することにより高速連写を容易に実現することができる。なお、以下では、撮像部210が高速連写することで生成する画像データを、JPEG形式で記録する場合について説明する。
RAWデータには、タスク処理部103に割り当てられた前処理部221により前処理が実行される。タスク処理部103は、メモリー制御部101に接続されたマルチポートインタフェース105を介してメモリー110に連写枚数分の画像データを連続的に書き込む。
タスク処理部104に割り当てられた画像信号処理部222は、この書き込み動作と並列して、メモリー制御部101の調停動作により、マルチポートインタフェース106を介して、メモリー110から画像データを読み出す。そして、タスク処理部104は、同時化処理、WB調整、ガンマ補正、輝度・色差信号生成、輪郭強調、電子ズーム機能による変倍処理、画素数の変換処理などの各種処理を実行する。そして、タスク処理部104は、もう1つのメモリー制御部102に接続されたマルチポートインタフェース106を介して、メモリー111に処理後の画像データを書き込む。
さらに、タスク処理部104に割り当てられた圧縮伸張処理部223は、メモリー制御部102に接続されたマルチポートインタフェース106を介して、メモリー111から処理後の画像データを読み出す。タスク処理部104は、JPEG圧縮処理を実施してマルチポートインタフェース106を介して、メモリー111に圧縮処理後のJPEG形式の画像データを書き込む。
以上のように、処理負荷が高い処理、すなわち、メモリーアクセスのバストラフィックに示す割合の大きいタスク処理を、それぞれ異なるメモリー制御部を利用して、異なるメモリーへアクセスさせることで、拡張したバストラフィックを有効に利用することができる。
なお、上記の説明の処理では、マルチポートインタフェース105は、タスク処理部103からの入力端子とメモリー制御部101への出力端子とを接続している。また、マルチポートインタフェース106は、メモリー制御部101からの入力端子とタスク処理部104への出力端子とを、タスク処理部104からの入力端子とメモリー制御部102への出力端子とを、メモリー制御部102からの入力端子とタスク処理部104への出力端子とをそれぞれ接続している。いずれの接続を行うかは、例えば、CPU225などによって制御される。
また、JPEG形式で連写を実現する信号の流れを説明したが、フレームレートの高い動画撮影の場合も同様の処理にて、2つのメモリー制御部101及び102を使用してデータのバストラフィックを分散して処理を実施する。
また、図2では、タスク処理としてほかにも記録メディアインタフェース224、CPU225及び表示処理部228などがあり、これらの処理部に相当するタスク処理部を追加してもよい。すなわち、追加したタスク処理部とメモリー制御部101及び102とを接続することにより、2つのメモリー制御部101及び102を使用してデータのバストラフィックを分散して並列動作による画像信号の処理を行う。
次に、本実施の形態の半導体装置100が備える複数のタスク処理部が、図4に示すように、同時に時間制限のある複数の処理を実行する場合に、どのタスク処理部がどのメモリーとの間でデータの転送を行うかを制御する処理について説明する。
例えば、複数のタスク処理部103及び104は、それぞれが行う処理の種類に応じて、それぞれのデータの読み出し先(ソース)のメモリーと書き込み先(ディスティネーション)のメモリーとを選択してもよい。なお、どのタスク処理部がどのメモリーを利用するかは、例えば、CPU225によって決定される。図4に示す例では、前処理が実行された画像データをメモリー110に記憶し、画像信号処理が実行された画像データをメモリー111に記憶するといったようにCPU225が制御する。
これにより、メモリーアクセストラフィックの分散処理と分離処理とを実行することができる。なお、タスク処理部103及び104にはそれぞれ、データの転送を行うメモリーを予め定められていてもよい。
また、メモリー制御部のアクセス状況に応じて、データの転送を行うメモリーを決定してもよい。具体的には、複数のタスク処理部103及び104は、動作する前に、複数のメモリー制御部101及び102のアクセス状況を監視する。そして、タスク処理部103及び104のそれぞれは、アクセスの空きの割合の多いメモリー制御部を選択する。そして、選択したメモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行うことで、メモリーアクセストラフィックの分散処理と分離処理とを実行することができる。
例えば、図4に示す例では、タスク処理部103は、メモリー制御部101を介してメモリー110に画像データを書き込んだ場合、タスク処理部104は、メモリー制御部101を介してメモリー110から画像データを読み出すことになる。したがって、これらの処理により、メモリー110へのアクセスは空きが少なくなるので、タスク処理部104は、メモリー制御部102を介して、処理した画像データをメモリー111に書き込むことで、メモリーアクセストラフィックを分散することができる。
また、メモリーアクセス処理が少ない場合は、1つのメモリー制御部のみを利用してもよい。具体的には、撮像素子214が有するセンサーの画素数が少ない場合、又は、動画のフレームレートが少ない場合などのメモリーアクセス処理が少ない場合は、複数のタスク処理部103及び104は、1つのメモリー制御部(例えば、メモリー制御部101)のみを選択し、選択したメモリー制御部に対応するメモリー(例えば、メモリー110)との間でデータの転送を行う。この場合、選択されたメモリー制御部101は、複数のタスク処理部103及び104からのメモリーアクセス要求を調停し、調停したタスク処理部とメモリー110との間でデータが転送されるように、マルチポートインタフェース105及び106を介して、調停したタスク処理と接続する。
これにより、1つのメモリー制御部しか用いないので、他のメモリー制御部(例えば、メモリー制御部102)をスリープ動作にすることができ、消費電力を少なくすることができる。
また、図5に示すように、メモリーを増設することでシステムを拡張動作させてもよい。図5は、本実施の形態の半導体装置の構成の変形例の一例を示すブロック図である。同図に示す半導体装置100aは、図1に示す半導体装置100と比べて、新たに、メモリー制御部121を備える点が異なっている。
メモリー制御部121は、新たに増設されたメモリー130に対応し、メモリー130とタスク処理部103及び104との間でデータの転送を行う。
このように、半導体装置100aは、メモリー130が増設された場合にも、メモリー制御部121を備えておくことで、増設したメモリー130との間で他のメモリー110又は111と同じようにデータの転送を行うことができる。すなわち、半導体装置100aは、メモリーの増設に備えて、メモリーを接続する1つ以上のソケットを有し、そのソケットに対応する数のメモリー制御部を備えればよい。
また、優先順位が高い処理を行うタスク処理部に、1つのメモリー制御部を専有させてもよい。例えば、タスク処理部103が、タスク処理部104が行う処理より優先順位の高い処理を行う場合、メモリー制御部101を専有してもよい。これにより、メモリー制御部101は、タスク処理部104からの割り込みによるメモリーアクセス要求の調停を行わなくてもよいので、高速にタスク処理部103との間でデータの転送を行うことができる。
これは、複数のCPUを搭載してネットワークプロトコル処理、又は、ソフトグラフィック処理などのプロセッサ処理を実行する場合に特に有効である。
次に、本実施の形態の半導体装置100の実装例について説明する。
図6(a)〜図6(c)は、本実施の形態の撮像装置200が備える各処理部を半導体集積回路として半導体基板上に実装する場合の実装例を示す図である。図6(a)に示す例では、図1の半導体装置100に相当するタスク機能LSI301は、外部の汎用メモリー302及び303と接続するように実装される。
図6(b)に示す例では、タスク機能LSI311と汎用メモリー313とを1つのパッケージ内部に混載する。タスク機能LSI311は、パッケージ内部の汎用メモリー313と、外部の汎用メモリー312と接続するように実装される。
図6(c)に示す例では、タスク機能LSI321は、チップ内部に汎用メモリー323を搭載する。タスク機能LSI321は、チップ内部の汎用メモリー323と、外部の汎用メモリー322と接続するように実装される。なお、本実施の形態の半導体装置、すなわち、タスク機能LSIは、以上の実装例を組み合わせてもよく、また、他のメモリーと接続してもよく、実装方法は限定されない。
以上のように、本実施の形態の半導体装置及び半導体集積回路は、複数のメモリーに独立してアクセス動作が可能なメモリー制御部を複数実装することで、複数のタスク処理部に並列動作を可能とする。これにより、複数のタスク処理部と複数のメモリーとの間のメモリーアクセスのバストラフィックを大幅に拡張することができる。また、複数のタスク処理部は、互いに独立してメモリーにアクセスすることができるので、メモリーアクセスの自由度を向上させることができる。これにより、メモリーアクセス処理の全体的な効率を高めることができる。
以上、本発明の半導体装置及び半導体集積回路について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を当該実施の形態に施したものも、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、図6(a)〜図6(c)では、複数のメモリーのうち1つのメモリーは外部の汎用メモリーである構成について説明したが、複数のメモリーの全てをチップ内部に備えていてもよい。また、1つのパッケージに全ての汎用メモリーを混載してもよい。
以上説明してきたとおり、本発明の半導体装置及び半導体集積回路は、画像の撮影、記録、及び、再生処理を行う撮像装置に利用することができ、例えば、高画素の高速連写撮影、又は、ハイスピード撮影などの高速に動作するデジタルカメラとして有用である。
本実施の形態の半導体装置の基本的な構成を示すブロック図である。 本実施の形態の半導体装置を備える撮像装置の構成を示すブロック図である。 (a)本実施の形態の半導体装置を備えるデジタルスチルカメラの一例を示す図である。(b)本実施の形態の半導体装置を備えるデジタルビデオカメラの一例を示す図である。 本実施の形態の半導体装置が行うタスクの信号の流れの一例を示す図である。 本実施の形態の半導体装置の構成の変形例の一例を示すブロック図である。 (a)本実施の形態の半導体集積回路の実装例を示す図である。(b)本実施の形態の半導体集積回路の実装例を示す図である。(c)本実施の形態の半導体集積回路の実装例を示す図である。 従来の画像処理装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100、100a 半導体装置
101、102、121、230、231、402 メモリー制御部
103、104 タスク処理部
105、106 マルチポートインタフェース
110、111、130、240、241、401 メモリー
200 撮像装置
210 撮像部
211 光学レンズ
212 光学LPF
213 カラーフィルタ
214 撮像素子
215 AFE部
221 前処理部
222 画像信号処理部
223 圧縮伸張処理部
224 記録メディアインタフェース
225 CPU
226 ROM
227 RAM
228 表示処理部
229 モニタインタフェース
250 操作パネル
301、311、321 タスク機能LSI
302、303、312、313、322、323 汎用メモリー
400 画像処理装置
403 A/D変換器
404 記録媒体
405 画像表示部

Claims (18)

  1. 複数のメモリーに独立してアクセス可能な半導体装置であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成され、互いに独立して前記複数のメモリーに対するメモリーアクセス要求を発行し、所定の処理を行う複数のタスク処理部と、
    前記半導体基板上に形成され、前記複数のメモリーのそれぞれに対応し、前記複数のタスク処理部からのメモリーアクセス要求を調停し、データの転送が可能になるように、調停したメモリーアクセス要求を発行したタスク処理部と対応するメモリーとを接続する複数のメモリー制御部とを備える
    半導体装置。
  2. 前記複数のタスク処理部は、
    外部から入力される第1画像データ、又は、前記複数のメモリーの少なくとも1つに記憶された第2画像データを処理する画像処理部と、
    前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部による処理後の画像データのサイズを変更する圧縮伸張処理部と、
    前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部若しくは前記圧縮伸張処理部による処理後の画像データを表示装置に表示させるための処理を行う表示処理部と、
    前記画像処理部、前記圧縮伸張処理部及び前記表示処理部の少なくとも1つを制御するプロセッサ処理部との少なくとも1つを含む
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置は、さらに、
    前記半導体基板上に形成され、前記複数のタスク処理部のそれぞれと、前記複数のメモリー制御部のそれぞれとを接続するマルチポートインタフェース部を備える
    請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のタスク処理部のそれぞれへの出力端子と、前記複数のタスク処理部のそれぞれからの入力端子と、前記複数のメモリー制御部のそれぞれへの出力端子と、前記複数のメモリー制御部のそれぞれからの入力端子とを有する
    請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のタスク処理部の1つと前記複数のメモリー制御部の1つとを接続し、接続したタスク処理部から入力される入力データを、接続したメモリー制御部に出力する
    請求項3又は4記載の半導体装置。
  6. 前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のタスク処理部の1つと前記複数のメモリー制御部のうち2つ以上とを接続し、接続したタスク処理部から入力される入力データを、接続した2つ以上のメモリー制御部に並列出力する
    請求項3又は4記載の半導体装置。
  7. 前記マルチポートインタフェース部は、前記複数のメモリー制御部の1つと前記複数のタスク処理部の1つとを接続し、接続した複数のメモリー制御部から入力される入力データを、接続したタスク処理部に出力する
    請求項3又は4記載の半導体装置。
  8. 前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、それぞれに予め定められたメモリー制御部を介して当該メモリー制御部に対応するメモリー空間との間でデータの転送を行う
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、それぞれが行う処理の種類に応じて、それぞれのデータの読み出し先のメモリーと書き込み先のメモリーとを前記複数のメモリーの中から選択し、選択したメモリーとの間でデータの転送を行う
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記複数のタスク処理部はそれぞれ、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、前記複数のメモリー制御部のアクセス状況を監視し、アクセスの空きの割合が多いメモリー制御部を選択し、選択したメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行う
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  11. 前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、メモリーアクセス処理が少ない場合は、前記複数のメモリー制御部の1つのみを選択し、選択したメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行い、
    前記複数のメモリー制御部のうち、前記複数のタスク処理部によって選択されたメモリー制御部以外のメモリー制御部は、スリープ動作にする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記複数のタスク処理部は、同時に時間制限のある複数の処理を行う場合、1つのメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行い、さらに、他のメモリー制御部を介して異なるメモリーとの間でデータの転送を行う
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 前記複数のタスク処理部の1つは、他のタスク処理部が行う処理より優先順位が高い処理を行う場合、前記複数のメモリー制御部の1つを専有し、専有したメモリー制御部を介して、当該メモリー制御部に対応するメモリーとの間でデータの転送を行う
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 複数のメモリーに独立してアクセス可能な半導体集積回路であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成され、互いに独立して前記複数のメモリーに対するメモリーアクセス要求を発行し、所定の処理を行う複数のタスク処理部と、
    前記半導体基板上に形成され、前記複数のメモリーのそれぞれに対応し、前記複数のタスク処理部からのメモリーアクセス要求を調停し、データの転送が可能になるように、調停したメモリーアクセス要求を発行したタスク処理部と対応するメモリーとを接続する複数のメモリー制御部とを備える
    半導体集積回路。
  15. 前記半導体集積回路は、前記複数のメモリーの1つを当該半導体集積回路のチップ内部に搭載する
    請求項14記載の半導体集積回路。
  16. 前記半導体集積回路は、前記複数のメモリーの1つと共に、同一のパッケージ内部に混載される
    請求項14記載の半導体集積回路。
  17. 前記半導体集積回路は、前記複数のメモリーである外部の汎用メモリーとの間でデータを転送する
    請求項14記載の半導体集積回路。
  18. 被写体からの光を撮像することで画像データを生成する撮像部と、
    前記撮像部によって生成された画像データを記憶する複数のメモリーと、
    互いに独立して前記複数のメモリーに対するメモリーアクセス要求を発行し、所定の処理を行う複数のタスク処理部と、
    前記複数のメモリーのそれぞれに対応し、前記複数のタスク処理部からのメモリーアクセス要求を調停し、データの転送が可能になるように、調停したメモリーアクセス要求を発行したタスク処理部と対応するメモリーとを接続する複数のメモリー制御部とを備え、
    前記複数のタスク処理部は、
    前記撮像部によって生成された第1画像データ、又は、前記複数のメモリーの少なくとも1つに記憶された第2画像データを処理する画像処理部と、
    前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部による処理後の画像データのサイズを変更する圧縮伸張処理部と、
    前記第1画像データ、前記第2画像データ、又は、前記画像処理部若しくは前記圧縮伸張処理部による処理後の画像データを表示装置に表示させるための処理を行う表示処理部と、
    前記画像処理部、前記圧縮伸張処理部及び前記表示処理部の少なくとも1つを制御するプロセッサ処理部との少なくとも1つを含む
    撮像装置。
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