JP2010096489A - 給水制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】缶水ブロー実行時においても、蒸気の乾き度の低下及び水管の破損を防止可能な給水制御装置を提供すること。
【解決手段】本発明の給水制御装置は、複数の水管21を有するボイラ2と、ボイラ2に給水する給水ポンプ4と、特定の水位を満たすように給水ポンプ4の制御を行う制御部6と、ボイラ2の水を排水可能なブロー装置7と、を備え、制御部6は、ブロー装置7によりボイラ2の排水が行われた場合には、水管21の内部の水の水位が排水前の第1の水位よりも高い水位である第2の水位となるように給水ポンプ4の制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボイラに用いられる給水制御装置に関する。
例えば、缶水を加熱して蒸気を生成するボイラは、蒸気を生成すると、缶水に含まれる不純物がボイラ缶体に残り、缶水が不純物により濃縮される。この状態でボイラの運転を継続すると缶水が過度に濃縮してキャリーオーバを引き起こすおそれがある。
また、例えば、ボイラを長時間稼働させた場合においても、缶水に含まれる不純物により、缶水は濃縮する。この場合においては、不純物によりスラッジ等が生成され、生成されたスラッジ等はボイラ缶体の底部に堆積していく。そして、このスラッジ等の堆積は、ボイラにおける蒸気の生成能力を低下させるおそれがある。
そのため、従来より、ボイラ缶体から濃縮した缶水やスラッジ等を排出する、いわゆる缶水ブローが定期的に行われていた(例えば、特許文献1参照)。缶水ブローは、ボイラの運転時間や缶水の濃縮度等に基づいて行われており、通常、ボイラ缶体の底部から缶水又はスラッジ等を排出する。
特開平07−127808号公報
しかしながら、特許文献1に記載のボイラの缶水ブローは、缶水の水質やボイラ缶体の温度が変化した場合に、気泡の不発生等による水位膨張等を考慮した給水制御を行っていなかった。つまり、缶水ブローを行う前と同様の基準水位に基づく給水制御を行っていた。そのため、缶水ブローを行った後、蒸気の乾き度の低下や水管の損傷等の不具合を引き起こすおそれがあるという問題があった。
本発明は、缶水ブロー実行時においても、蒸気の乾き度の低下及び水管の損傷を防止可能な給水制御装置を提供することを目的とする。
本発明の給水制御装置は、複数の水管を有するボイラと、前記ボイラに給水する給水ポンプと、特定の水位を満たすように前記給水ポンプの制御を行う制御部と、前記ボイラの排水を可能とするブロー装置と、を備え、前記制御部は、前記ブロー装置により前記ボイラの排水がされた場合には、前記水管の内部の水位が排水前の第1の水位よりも高い水位である第2の水位となるように前記給水ポンプの制御を行うことを特徴とする。
また、前記第2の水位は、少なくとも前記ブロー装置による排水量に基づき設定されることが好ましい。
また、前記第2の水位は、更に前記ボイラにより生成される蒸発量に基づいて設定されることが好ましい。
本発明によれば、缶水ブロー実行時においても、蒸気の乾き度の低下及び水管の破損を防止可能な給水制御装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る水位制御装置の概略構成を示す概略図である。 第1実施形態に係る給水制御装置の缶水ブローに係る給水制御処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る水位制御装置の概略構成を示す概略図である。 第2実施形態に係る給水制御装置の缶水ブローに係る給水制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照して本発明の第1実施形態に係る給水制御装置1について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る給水制御装置1の概略構成を示す概略図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る給水制御装置1は、ボイラとしてのボイラ本体2と、水位検出装置3と、給水ポンプ4と、気水分離器5と、制御部6と、第1ブロー装置としての第1ブロー弁7及び第2ブロー装置としての第2ブロー弁8と、を備える。
第1実施形態に係る給水制御装置1は、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度及びボイラ本体2に導入された水(以下、「缶水」という)の電気伝導度に応じて、給水ポンプ4による給水量を調整し、第1の水位としての基準水位(S)に基づく給水制御を行う。また、給水制御装置1は、缶水ブローを行った場合においては、更に、後述の下部ヘッダ22の温度及び缶水ブロー後の缶水の電気伝導度に応じて、給水ポンプ4による給水量を調整し、所定時間及び第2の水位としてのブロー水位(SS)に基づく給水制御を行う。
ここで、「基準水位(S)」とは、ボイラ本体2の通常運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度及び缶水の電気伝導度に応じて決定される水管21の内部の水位をいう。
また、「ブロー水位(SS)」とは、基準水位(S)よりも高い水位であって、第1実施形態においては、缶水ブロー後におけるボイラ本体2の燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度、下部ヘッダ22の温度及び缶水ブロー後の缶水の電気伝導度に応じて設定される水管21の内部の水位をいう。
図1に示すように、ボイラ本体2は、ボイラ缶体20と、複数の水管21と、下部ヘッダ22と、上部ヘッダ23と、加熱バーナ24と、を備える。
ボイラ缶体20は、略円筒状に形成されており、ボイラ本体2の外観を構成する。
複数の水管21は、ボイラ缶体20の内部に収容されており、ボイラ缶体20の円周方向に所定の間隔で立設されている。また、複数の水管21は、ボイラ缶体20の略中央部に設けられた燃焼室25を区画する。つまり、複数の水管21は、ボイラ缶体20の内部において、燃焼室25を囲むようにボイラ缶体20の円周方向に所定間隔で立設されている。
加熱バーナ24は、燃焼室25の上方に設けられている。加熱バーナ24は、複数の水管21の内部に導入された缶水を加熱して、気水混合気(蒸気)を生成する。また、加熱バーナ24は、燃料ライン24aを介して燃料タンク(図示せず)と接続されている。燃料ライン24aには流量調整弁24bが設けられている。加熱バーナ24の燃焼量は、流量調整弁24bの開度調整により連続的又は段階的に調整されるように構成されている。例えば、加熱バーナ24は、流量調整弁24bの開度が100%の高燃焼、開度が50%の低燃焼及び開度が0%の停止等に調整可能に構成されている。
下部ヘッダ22は、ボイラ缶体20の下部に設けられ、複数の水管21の下端に連結されている。下部ヘッダ22には、給水ライン4aの一方側が接続されている。また、給水ライン4aの他方側には、給水タンク(図示せず)に接続された給水ポンプ4が接続されている。下部ヘッダ22には、給水タンクに貯留された水が給水ポンプ4によって給水ライン40を介して導入される。下部ヘッダ22に導入された水は、加熱バーナ24によって加熱される複数の水管21に導入される。本実施形態に係るボイラ本体2は、いわゆる貫流ボイラを構成する。
また、下部ヘッダ22には、缶水を排水可能なブローライン7aが接続されている。ブローライン7aには、第1ブロー弁7が設けられている。第1ブロー弁7は、回線6aを通じて制御部6に接続されている。給水制御装置1は、制御部6に所定のタイミングで第1ブロー弁7を開放させることにより、給水ポンプ4により導入される水(冷却水等)及び/又は下部ヘッダ22に導入された缶水(高濃度缶水等)をスラッジ等と共に、全量又は所定量、下部ヘッダ22から排出(缶水ブロー)可能に構成されている。
上部ヘッダ23は、ボイラ缶体20の上部に設けられ、複数の水管21の上端に連結されている。上部ヘッダ23には、気水ライン5aの一方側が接続されている。また、気水ライン5aの他方側には気水分離器5が接続されている。上部ヘッダ23は、加熱バーナ24により複数の水管21で生成された気水混合気(蒸気)を集め、気水ライン5aを介して気水分離器5へ送り出す。
気水分離器5は、気水ライン5aを介して上部ヘッダ23と接続されている。気水分離器5は、加熱バーナ24により生成され、上部ヘッダ23から送り出された気水混合気(蒸気)を乾き蒸気と水分とに分離させる。また、気水分離器5は、所定の機器(図示せず)に接続された蒸気連絡ライン51aに接続されている。気水分離器5により分離された乾き蒸気は、蒸気連絡ライン51aを介して所定の機器に送り出される。なお、所定の機器への乾き蒸気の送り出しは、蒸気連絡ライン51aに設けられる開閉バルブ51bの開閉により調整される。
一方、気水分離器5により分離された水分は、気水分離器5と下部ヘッダ22とを連結する降水ライン52aを介して下部ヘッダ22に送り出される。ここで、降水ライン52aには、濃縮ブローライン8aが接続されている。濃縮ブローライン8aには、第2ブロー弁8が設けられている。第2ブロー弁8は、回線6aを通じて制御部6に接続されている。給水制御装置1は、制御部6からの指令に基づいて第2ブロー弁8を開放することにより、気水分離器5により分離された所定の水(高濃度缶水等)、給水ポンプ4により導入される水(冷却水等)及び/又はボイラ本体2の起動時における水等を排水(以下、「濃縮ブロー」という)可能に構成されている。
また、降水ライン52における濃縮ブローライン8aの下流側には、電気伝導度測定センサ53が設けられている。電気伝導度測定センサ53は、給水制御装置1の起動時に給水される水の電気伝導度及びボイラ本体2の長時間運転等により濃縮した缶水の電気伝導度等を測定する。
水位検出装置3は、導通可能な金属により形成される水位制御筒30と、高水位電極棒31と、中水位電極棒32と、低水位電極棒33と、を備える。
水位制御筒30は、両端が封止された略円筒形状に形成されている。水位制御筒30の上端部には、連通パイプ3aが接続されており、連通パイプ3aは、上部ヘッダ23に接続されている。また、水位制御筒30の下端部には、連通パイプ3bが接続されており、連通パイプ3bは、下部ヘッダ22に接続されている。水位制御筒30は、上端部及び下端部が上部ヘッダ23及び下部ヘッダ22を介して水管21と連通することにより、水管に導入される缶水と同様の缶内水位を水位制御筒30の内部に実現させる。
高水位電極棒31は、一端側に形成される外部接続端子31aと、他端側に形成される電極部31bと、を備え、水位制御筒30の内部における基準水位(S)を検出する。なお、基準水位(S)は、ボイラ本体2の通常運転時における目標水位である。
外部接続端子31aは、水位制御筒30の外部に突出しており、筒状の絶縁体(図示せず)により、水位制御筒30の上端部に保持されている。
電極部31bは、棒状のステンレスにより形成されており、水位制御筒30の内部に配置されている。また、電極部31bは、水位制御筒30の内部に導入される缶水の基準水位(S)を検出可能な長さに形成されている。
高水位電極棒31は、外部接続端子31aを所定の電源部(図示せず)の一方側に接続し、電源部の他方側を水位制御筒30に接続して通電状態にすることにより、水位制御筒30の内部の缶水が基準水位(S)に達し、電極部31bが缶水と接触した場合に、基準水位(S)を検出する。
中水位電極棒32は、一端側に設けられる外部接続端子32aと、他端側に設けられる電極部32bと、を備え、水位制御筒30の内部における中水位(M)を検出する。なお、中水位(M)は、水位制御筒30の内部の水が中水位(M)を満たさなくなることを条件に、ボイラ缶体20に給水を開始させる水位である。
外部接続端子32aは、水位制御筒30の外部に突出しており、筒状の絶縁体(図示せず)により、水位制御筒30の上端部に保持されている。
電極部32bは、棒状のステンレスにより形成されており、水位制御筒30の内部に配置されている。また、電極部32bは、水位制御筒30の内部に導入される缶水の中水位(M)を検出可能な長さに形成されている。
中水位電極棒32は、外部接続端子32aを所定の電源部(図示せず)の一方側に接続し、電源部の他方側を水位制御筒30に接続して通電状態にすることにより、水位制御筒30の内部の缶水が中水位(M)に達し、電極部32bが缶水と接触した場合に、中水位(M)を検出する。
低水位電極棒33は、一端側に設けられる外部接続端子33aと、他端側に設けられる電極部33bと、を備え、水位制御筒30の内部における低水位(L)を検出する。なお、低水位(L)は、水位制御筒30の内部の水が低水位(L)を満たさなくなることを条件に、ボイラ本体2にインターロック等をかけ、ボイラ本体2の稼働を停止させる水位である。
外部接続端子33aは、水位制御筒30の外部に突出しており、筒状の絶縁体(図示せず)により、水位制御筒30の上端部に保持されている。
電極部33bは、棒状のステンレスにより形成されており、水位制御筒30の内部に配置されている。また、電極部33bは、水位制御筒30の内部に導入される缶水の低水位(L)を検出可能な長さに形成されている。
低水位電極棒33は、外部接続端子32aを所定の電源部(図示せず)の一方側に接続し、電源部の他方側を水位制御筒30に接続して通電状態にすることにより、水位制御筒30の内部の缶水が低水位(L)に達し、電極部32bが缶水と接触した場合に、低水位(L)を検出する。
給水ポンプ4は、給水ライン4aを介して下部ヘッダ22と接続されている。また、給水ライン4aには、逆止弁4bが設けられている。逆止弁4bは下部ヘッダ22から給水ポンプ4側へ水が逆流することを防止する。なお、給水ポンプ4と給水タンク(図示せず)との間には、薬注タンク(図示せず)が薬注ポンプ(図示せず)を介して接続されており、缶水の電気伝導度に応じて所定の薬剤が下部ヘッダ22に注入可能な構成となっている。
制御部6は、回線6aを介して、給水ポンプ4、第1ブロー弁7、第2ブロー弁8、流量調整弁24b、高水位電極棒31、中水位電極棒32、低水位電極棒33及び電気伝導度測定センサ53に接続されている。制御部6は、高水位電極棒31、中水位電極棒32及び低水位電極棒33の検出結果等に基づいた給水ポンプ4の起動及び停止、缶水ブロー時における第1ブロー弁7の開閉、電気伝導度測定センサ53により入力される電気伝導度に基づく濃縮ブロー時における第2ブロー弁8の開閉、及び加熱バーナ24に供給される燃料の調整を行う流量調整弁24bの開度調整等、所定の制御をそれぞれの条件に基づき行う。
次に、第1実施形態に係る給水制御装置1の給水制御について説明する。
第1実施形態に係る給水制御装置1の給水制御は、水管21に導入される缶水の水位と同様の水位を満たす水位制御筒30の内部の缶内水位に基づいて行われる。
まず、第1実施形態に係る給水制御装置1の通常運転時における給水制御について説明する。加熱バーナ24による水管21への加熱により、水管21の内部の缶水から蒸気が生成されると、水管21の内部の缶水が減り、水管21の缶内水位が低下する。これに伴い、水位制御筒30の内部の缶内水位も低下する。
ここで、水位制御筒30の内部の缶内水位が中水位(M)まで低下すると、中水位電極棒32の電極部33bの下端が缶水に接触しなくなる。これにより、水位検出装置3が水位制御筒30の内部の水位が中水位(M)を満たさない旨の信号が、水位検出装置3から回線6aを介して制御部6に送信される。
水位検出装置3から中水位(M)を満たさない旨の信号が送信されると、制御部6は、給水ポンプ4を稼働させ、ボイラ缶体20の内部への給水を開始する。給水ポンプ4により、ボイラ缶体20の内部への給水が開始されると、水管21の内部の缶内水位が上昇を開始する。
給水ポンプ4の稼働により、水管21の内部の缶内水位が上昇すると、これに伴い、水位制御筒30の内部の缶内水位が上昇する。そして、水位制御筒30の内部の缶内水位が基準水位(S)まで上昇すると、高水位電極棒31の電極部31bの下端が缶水に接触する。電極部31bの下端が缶水に接触すると、高水位電極棒31は基準水位(S)を検出する。高水位検出電極棒31が基準水位(S)を検出すると、水位検出装置3から回線6aを介して缶内水位が基準水位(S)まで上昇した旨の信号が制御部6に送信される。水位検出装置3から缶内水位が基準水位(S)まで上昇した旨の信号を受信すると、制御部6は、給水ポンプ4を停止させる。
給水制御装置1は、使用者によりボイラ本体2の停止操作が行われるまで蒸気の生成により増減する缶内水位に対して上述の給水制御を繰り返す。
なお、缶内水位における低水位(L)はボイラ本体2の限界水位であり、低水位(L)よりも缶内水位が低くなった場合には、制御部6は、水位異常を出力する共に、ボイラ本体2にインターロックをかけ、ボイラ本体2の稼働を停止させる。
次に、給水制御装置1の缶水ブロー実施時における給水制御について説明する。図2は、第1実施形態に係る給水制御装置1の缶水ブローに係る給水制御処理を示すフローチャートである。第1実施形態に係る給水制御装置1は、原則として、ボイラ本体2の所定の稼働時間の経過に基づいて缶水ブローを行う。なお、缶水ブローは、一日1回行うことが好ましい。
まず、給水制御装置1は、通常運転時における基準水位(S)に基づく給水制御が行われている状態(ステップS10)から、缶水ブローが必要か否かの判断を行う(ステップS15)。ここで、缶水ブローが必要か否かの判断は、原則として、ボイラ本体2の稼働時間に基づいて判断される。なお、缶水ブローが必要か否かの判断は、ボイラ本体2の稼働時間に加え、缶水の濃度に基づいて行われる構成としてもよい。
ステップS15において、所定の稼働時間の経過により、缶水ブローが必要であると判断した場合には、ステップS20に進み、ボイラ本体2を停止させる。一方、缶水ブローが不要であると判断された場合には、ステップS10に戻り、缶水ブローが必要になるまで基準水位(S)を目標水位とする基準水位制御を継続する。
ステップS20において、ボイラ本体2を停止すると、給水制御装置1は、制御部6に第1ブロー弁7を全量又は所定量開弁させ(ステップS25)、ボイラ缶体20(下部ヘッダ22)から缶水を排水させる。これにより、スラッジ等がボイラ缶体20(下部ヘッダ22)から缶水と共に排出される。
なお、本実施形態に係る給水制御装置1は、缶水の全量を排水する全ブロー、又は缶水の半分を排水する半ブローのいずれかを行うことができる。例えば、全ブローを行った場合においては、すべてのスラッジ等を排出することが可能になる。一方、半ブローを行った場合においては、例えば、缶水のphを大きく下げることなくスラッジ等を排出させることが可能になる。
また、全ブロー又は半ブローの実施時においては、給水ポンプ4において給水される水をブローライン7aに導入し、排出させる缶水と混合させる構成としてもよい。給水ポンプ4において給水される水と排出する缶水と混合させて缶水を冷却することにより、缶水の排水時におけるフラッシュの発生を防止することが可能になる。
次に、ステップS30において、第1ブロー弁7からの排水が終了すると、制御部6は、第1ブロー弁7を閉弁し(ステップS40)、ボイラ缶体20(下部ヘッダ22)からの排水を停止する。
全ブロー又は半ブローが終了し(ステップS30)、第1ブロー弁7を閉弁すると(ステップS40)、給水制御装置1は、ブロー水位(SS)を設定する(ステップS45)。このとき、ボイラ本体2は、缶水ブローにより缶水を排水したため下部ヘッダの温度が低下している。また、缶水ブローにより、導入された缶水の電気伝導度(水質)も変化している。そのため、気泡の不発生等による水位膨張等を考慮した給水制御を行う必要がある。つまり、排水量よりも多い缶水(排水量に所定量を加えた缶水)を導入して基準水位(S)よりも高い水位を設定する必要がある。具体的には、ブロー水位(SS)は、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度、缶水の電気伝導度、及び下部ヘッダ22の温度に基づいて設定される(ステップS45)。
ステップS45において、ブロー水位(SS)を設定すると、制御部6は、給水ポンプ4を稼働させ(ステップS50)、ボイラ缶体20(下部ヘッダ22)への給水を開始する。給水ポンプ4による給水を開始すると、給水制御装置1は、給水ポンプ4による給水量を調整してブロー水位(SS)に基づく缶内水位の制御を行う。すなわち、基準水位(S)よりも水位位置の上昇したブロー水位(SS)を目標水位とする制御を行う(ステップS55)。
ステップS55において、ブロー水位(SS)まで水位制御筒30の内部の缶水が上昇し、缶内水位がブロー水位(SS)を満たすと、給水制御装置1は、給水ポンプ4を停止させ(ステップS60)、給水を終了する。なお、給水ポンプ4は、ブロー水位(SS)を満たすまで稼働し、ボイラ缶体20(下部ヘッダ22)への給水を行う。
次いで、給水ポンプ4によりブロー水位(SS)が満たされると、給水制御装置1は、ボイラ本体2を起動させ(ステップS65)、蒸気の生成を開始する。
ブロー水位(SS)に基づく蒸気の生成が所定時間(T秒)行われると(ステップS70)、水位制御筒30内部の缶水が沸騰し、気泡を発生させている状態にある。そのため、給水制御装置1は、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度及び缶水の電気伝導度に応じて、基準水位(S)を設定する(ステップS75)。
ステップS75において、給水制御装置1により基準水位(S)を設定すると、給水制御装置1は、ブロー水位(SS)から基準水位に(S)に目標水位を変更し、基準水位(S)を目標水位とする基準水位制御に基づく通常運転を行う(ステップS80)。
なお、第1実施形態における給水制御装置1は、電気伝導度測定センサ53により、缶水が所定の電気伝導度を満たさなくなった場合にもブローを行う(濃縮ブロー)。濃縮ブローにおいては、第2ブロー弁8を開閉することにより行われる。
例えば、電気伝導度測定センサ53が測定した数値が電気伝導度測定センサ53において予め設定した数値に達すると、電気伝導度測定センサ53は、所定の制御信号を制御部6に送信する。制御部6は、電気伝導度測定センサ53から送信された制御信号を受信すると、第2ブロー弁8を開弁させて、高濃度缶水等を外部に排水し、同時に給水ポンプ4を起動させて下部ヘッダ22に給水を開始する。なお、給水は、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度及び缶水の電気伝導度に応じて、給水ポンプ4による給水量を調整し、濃縮ブロー水位に基づく給水制御が行われることが好ましい。
そして、缶水全体の濃縮度が低下し、電気伝導度が規定値以下の数値になると、制御部6は、給水ポンプ4を停止させると共に第2ブロー弁8を閉弁させて、濃縮ブロー水位に基づく給水制御を終了し、新たに基準水位(S)に基づく給水制御を行う。
以上のような構成を有する第1実施形態に係る給水制御装置1によれば、以下の効果を奏する。
第1実施形態に係る水位制御装置1は、缶水ブローの実施により缶水の水質やボイラ缶体の温度が変化した場合には、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度、缶水の電気伝導度、及び下部ヘッダ22の温度に応じて、給水ポンプ4による給水量を調整し、ブロー水位(SS)に基づく給水制御を行う。つまり、基準水位(S)に基づく制御とは異なる、気泡の不発生等による水位膨張等を考慮した基準水位(S)よりも水位の高い給水制御が行われる。そのため、気泡の不発生等の水位不足による水管等の過熱を防止することが可能になる。これにより、水管の損傷を防止することが可能になる。
また、缶水ブローを実施した後に、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度、缶水の電気伝導度、及び下部ヘッダ22の温度に基づき、適正なブロー水位を検出して給水することにより、乾き度の低下した蒸気が生成されることを防止することが可能になる。
更に、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度、缶水の電気伝導度、及び下部ヘッダ22の温度に基づき、適正なブロー水位を検出して給水することにより、給水ポンプに不要な負荷を掛けることなく給水ポンプ4を使用することが可能になる。これにより、給水ポンプ4の故障等を抑制可能となり、給水ポンプ4の高寿命化を図ることが可能になる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る給水制御装置1Aについて、図3及び図4を参照しながら説明する。
なお、第2実施形態においては、主として、第1実施形態に係る給水制御装置1との相違点を中心に説明し、第1実施形態に係る給水制御装置1と同様の構成のものについては同じ符号を付して説明を省略する。つまり、第2実施形態においては、特に説明されない点については、第1実施形態についての説明が適宜適用される。また、第1実施形態と同様の構成のものについては、第1実施形態と同様の効果が奏される。
図3は、本発明の第2実施形態に係る水位制御装置1Aの概略構成を示す概略図である。図3に示すように、第2実施形態に係る給水制御装置1Aは、水管21に収容した第2水位検出電極棒32Aを備える。そして、缶水ブローを行った場合においては、第2水位検出電極棒32Aを収容した水管21から排水された缶水の排水量及び水管21から蒸発した缶水の蒸発量に基づいて第2の水位としてのブロー水位(SS)を設定し、第2水位検出電極棒32Aを用いてブロー水位(SS)に基づく給水制御を行う。
具体的には、第2実施形態に係る給水制御装置1Aは、通常運転時においては、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度及びボイラ本体2に導入された水(以下、「缶水」という)の電気伝導度に応じて、給水ポンプ4による給水量を調整し、基準水位(S)に基づく給水制御を行う。
そして、缶水ブローを行った場合においては、給水制御装置1Aは、更に、水管21から排水された缶水の排水量(ボイラ本体2から排水された缶水の排水量)及び加熱バーナ24の燃焼状態(例えば、高燃焼や低燃焼等の燃焼状態)に応じた水管21における缶水のボイラ本体2により生成される蒸発量に基づいて、給水ポンプ4による給水量を調整し、所定時間、ブロー水位(SS)に基づく給水制御を行う。
なお、第2実施形態に係る「ブロー水位(SS)」とは、水管21(ボイラ本体2)から排水された缶水の排水量及び加熱バーナ24の燃焼状態に応じた水管21における缶水のボイラ本体2により生成される蒸発量に基づいて設定される水管の内部の水位をいう。
また、蒸発量とは、ボイラ本体2において、単位時間あたりに蒸気をかえられる水の量をいう。
図3に示すように、第2実施形態に係る給水制御装置1Aは、ボイラ本体2と、水位検出装置3Aと、給水ポンプ4と、気水分離器5と、制御部6Aと、第1ブロー弁7及び第2ブロー弁8と、を備える。
水位検出装置3Aは、導通可能な金属により形成される水位制御筒30と、水位制御筒30に収容される第1水位検出電極棒34と、水管21に収容される第2水位検出電極棒35と、を備える。
第1水位検出電極棒34は、一端側に形成される外部接続端子34aと、他端側に形成される水位検出電極部34bと、を備え、水位制御筒30の内部における特定の水位(基準水位(S)、中水位(M)、低水位(L)等)を検出する。
外部接続端子34aは、水位制御筒30の外部に突出しており、筒状の絶縁体(図示せず)により水位制御筒30の上端部に保持されている。
水位検出電極部34bは、棒状のステンレスにより形成されており、水位制御筒30の内部に配置されている。水位検出電極部34bの表面は、エンジニアプラスチックによる絶縁皮膜に覆われている。絶縁皮膜としては、例えば、耐熱性、耐高圧性及び耐薬品性の高いエンジニアプラスチックが好ましく、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルケトンケトン、ポリアリルエーテルケトン等のケトン系合成樹脂材料、又は耐熱性の高いポリエーテルエーテルケトンが例示できる。また、水位検出電極部34bは、水位制御筒30の内部に導入される缶水の特定の水位を検出可能な所定の長さに形成されている。
第1水位検出電極棒34は、外部接続端子34aを所定の電源部(図示せず)の一方側に接続し、電源部の他方側を金属製の水位制御筒30に接続して通電状態にすることにより、水位制御筒30の内部において缶水と接触した水位検出電極部34bの接触部分がコンデンサとなり、水位検出電極部34bの表面に被覆された絶縁皮膜を誘電体として、水位検出電極部34bと水位制御筒30との間の静電容量を測定可能となる。そして、測定された静電容量により、水位制御筒30の内部における缶水の水位を検出する。
第2水位検出電極棒35は、一端側に形成される外部接続端子35aと、他端側に形成される電極部35bと、を備え、水管21の内部におけるブロー水位(SS)を検出する。
外部接続端子35aは、水管21の外部に突出しており、筒状の絶縁体(図示せず)により、水管21の上端部に保持されている。
電極部35bは、棒状のステンレスにより形成されており、水管21の内部に配置されている。また、電極部35bは、水管21の内部に導入される缶水のブロー水位(SS)を検出可能な所定の長さに形成されている。
第2水位検出電極棒35は、外部接続端子35aを所定の電源部(図示せず)の一方側に接続し、電源部の他方側を金属製の水管21に接続して通電状態にすることにより、水管21の内部の缶水がブロー水位(SS)に達し、電源部35bが缶水に接触した場合にブロー水位(SS)を検出する。
制御部6Aは、回線6aを介して、給水ポンプ4、第1ブロー弁7、第2ブロー弁8、流量調整弁24b、第1水位検出電極棒34、第2水位検出電極棒35及び電気伝導度測定センサ53に接続されている。制御部6Aは、第1水位検出電極棒34及び第2水位検出電極棒35の検出結果等に基づいた給水ポンプ4の起動及び停止、缶水ブロー時における第1ブロー弁7の開閉、電気伝導度測定センサ53により入力される電気伝導度に基づく濃縮ブロー時における第2ブロー弁8の開閉、及び加熱バーナ24に供給される燃料の調整を行う流量調整弁24bの開度調整等、所定の制御をそれぞれの条件に基づき行う。
次に、第2実施形態に係る給水制御装置1Aの給水制御について説明する。
第2実施形態に係る給水制御装置1Aの給水制御は、水位検出装置3Aにより検出される水位制御筒30の缶内水位及び水管21の缶内水位に基づいて行われる。
まず、第2実施形態に係る給水制御装置1Aの通常運転時における給水制御について説明する。加熱バーナ24による水管21への加熱により、水管21の内部の缶水から蒸気が生成されると、水管21の内部の缶水が減り、水管21の缶内水位が低下する。これに伴い、水位制御筒30の内部の缶内水位も低下する。
ここで、水位制御筒30の内部の缶内水位が中水位(M)まで低下すると、水位検出装置3Aにおける水位検出電極部34の通電状態が変化し、水位検出装置3Aが水位検出電極部34bの通電状態が中水位(M)以下を示すことを検出する。これにより、水位検出装置3Aは、中水位(M)を満たさない旨の信号を制御部6Aに送信する。
水位検出装置3Aから中水位(M)を満たさない旨の信号が送信されると、制御部6Aは、給水ポンプ4を稼働させ、ボイラ缶体20の内部への給水を開始する。給水ポンプ4により、ボイラ缶体20の内部への給水が開始されると、水管21の内部の缶内水位が上昇を開始する。
給水ポンプ4により、水管21の内部の缶内水位が上昇すると、これに伴い、水位制御筒30の内部の缶内水位が上昇する。水位制御筒30の内部の缶内水位が基準水位(S)まで上昇すると、水位検出装置3Aにおける水位検出電極部34bの通電状態が変化し、水位検出装置3Aが水位検出電極部34bの通電状態が基準水位(S)を示すことを検出する。これにより、水位検出電極部34bは、基準水位(S)を満たす旨の信号を制御部6Aに送信する。水位検出装置3Aから缶内水位が基準水位(S)を満たす旨の信号を受信すると、制御部6Aは、給水ポンプ4を停止させる。
給水制御装置1Aは、使用者によりボイラ本体2の停止操作が行われるまで蒸気の生成により増減する缶内水位に対して上述の給水制御を繰り返す。
なお、缶内水位における低水位(L)はボイラ本体2の限界水位であり、水位検出電極部34bの通電状態が低水位(L)以下を示す場合には、制御部6は、水位異常を出力する共に、ボイラ本体2にインターロックをかけ、ボイラ本体2の稼働を停止させる。
次に、給水制御装置1Aの缶水ブロー実施時における給水制御について説明する。なお、給水制御装置1Aの缶水ブロー実施時における給水制御は、以下に限られない。図4は、第2実施形態に係る給水制御装置1Aの缶水ブローに係る給水制御処理を示すフローチャートである。
まず、給水制御装置1Aは、通常運転時における基準水位(S)に基づく給水制御が行われている状態(ステップS110)から、缶水ブローが必要か否かの判断を行う(ステップS115)。ここで、缶水ブローが必要か否かの判断は、原則として、ボイラ本体2の稼働時間に基づいて判断される。なお、缶水ブローが必要か否かの判断は、ボイラ本体2の稼働時間に加え、缶水の濃度に基づいて行われる構成としてもよい。
ステップS115において、所定の稼働時間の経過により、缶水ブローが必要であると判断された場合には、ステップS120に進む。一方、缶水ブローが不要であると判断された場合には、ステップS110に戻り、缶水ブローが必要になるまで基準水位(S)を目標水位とする基準水位制御を継続する。
次に、給水制御装置1Aは、制御部6Aに第1ブロー弁7を全量又は所定量開弁させ(ステップS120)、ボイラ缶体20(下部ヘッダ22)から缶水を排水させる。これにより、スラッジ等がボイラ缶体20(下部ヘッダ22)から缶水と共に排出される。
ステップS125において、第1ブロー弁7からの排水が終了すると、制御部6Aは、第1ブロー弁7を閉弁し(ステップS130)、ボイラ缶体20(下部ヘッダ22)からの排水を停止させる。第1ブロー弁7を閉弁すると、給水制御装置1は、ブロー水位(SS)を設定する(ステップS135)。
ここで、ブロー水位(SS)は、ボイラ本体2(水管21)から排水された缶水の排水量及び加熱バーナ24の燃焼状態に応じた(水管21における)缶水の蒸発量に基づいて基準水位(S)よりも高い水位となるように設定される。具体的には、缶水の排水量及び蒸発量をボイラ本体2に給水した場合に相当する水位に基づいてブロー水位(SS)を設定する。
ステップS135において、ブロー水位(SS)が設定されると、制御部6Aは、給水ポンプ4を稼働させ(ステップS140)、ボイラ缶体20(下部ヘッダ22)への給水を開始する。給水ポンプ4による給水が開始されると、給水制御装置1は、給水ポンプ4による給水量を調整してブロー水位(SS)に基づく缶内水位の制御を行う(ステップS145)。
ステップS145において、ブロー水位(SS)まで水位制御筒30の内部の缶水が上昇し、缶内水位がブロー水位(SS)を満たすと、給水制御装置1Aは、給水ポンプ4を停止し(ステップS150)、給水を終了する。
給水ポンプ4によりブロー水位(SS)が満たされると、給水制御装置1Aは、所定時間(T秒間)、ブロー水位(SS)に基づく制御を行う。
ブロー水位(SS)に基づく制御が所定時間行われると、水位制御筒30の内部の缶水が沸騰し、気泡を発生させている状態にあるため、給水制御装置1Aは、ボイラ本体2の運転時における燃焼量、蒸気圧力、給水ポンプ4から給水される水の給水温度及び缶水の電気伝導度に応じて、基準水位(S)を設定する(ステップS160)。
ステップS160において、給水制御装置1Aにより基準水位(S)が設定されると、給水制御装置1Aは、ブロー水位(SS)から基準水位に(S)に目標水位を変更し、基準水位(S)を目標水位とする基準水位制御に基づく通常運転を行う(ステップS165)。
以上のような構成を有する本発明の第2実施形態に係る給水制御装置1Aによれば、以下の効果を奏する。
第2実施形態に係る給水制御装置1Aは、第2水位検出電極棒32Aを収容した水管21から排水された缶水の排水量及び水管21から蒸発した缶水の蒸発量に基づいてブロー水位(SS)を設定し、第2水位検出電極棒32Aを用いてブロー水位(SS)に基づく給水制御を行う。
ここで、缶水ブローを行った場合には水管21の水位が下がり、水管21の下部近傍まで水位が下がると、ボイラ本体2の下部ヘッダ22が加熱する。これにより、下部ヘッダ22が損傷するおそれがある。また、水管21における缶水は、電気伝導率を適当な濃度にすることが好ましい。そのため、水管21における缶水の水位を適当な水位にする必要がある。
第2実施形態に係る給水制御装置1Aは、排水量及び蒸発量に基づいてブロー水位を決定する。つまり、排水及び蒸発した缶水とほぼ同量の缶水を補給することにより、水管21の水位を基準水位よりも高い水位である適当な水位に容易にすることができる。これにより、例えば、下部ヘッダ22の損傷や缶水の濃度が不適切な濃度になることを防止することができる。
なお、本発明の実施形態は、上記実施形態(第1実施形態及び第2実施形態)に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲は、これらに限定されるものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、上記実施形態に記載されたものに限定されない。
例えば、第1実施形態においては、給水制御装置1の缶水ブロー実施時における給水制御は、ボイラ本体2を停止させて行ったが、本発明においてはこれに限らない。給水制御装置1の缶水ブロー実施時における給水制御は、ボイラ本体2の燃焼中に行ってもよい。
また、第1実施形態においては、給水制御装置1は、全ブロー又は半ブローのいずれかを行う構成としたが本発明においてはこれに限らない。給水制御装置は、所定量の缶水を排水可能に構成してもよい。この場合においては、例えば、ブロー率を20%として場合は、蒸発量(加熱バーナ24の燃焼状態(高燃焼状態や低燃焼状態)に基づく缶水の蒸発量)に0.2(20%)を乗じた量を排水量としてもよい。
また、第1実施形態においては、高水位電極棒31、中水位電極棒32、低水位電極棒33を用いて通電状態の変化により缶内水位を検出する構成としたが、本発明においてはこれに限らない。例えば、水位検出電極棒は、静電容量を測定することにより水位を検知する構成のものであってもよい。つまり、水位検出電極棒は、水位制御筒30の内部の水の水位を検出であればよい。
また、第1及び第2実施形態においては、複数の水管21をボイラ缶体20の円周方向に所定の間隔で立設させると共に、略中央部に燃焼室25を設け、燃焼室25の上方に燃焼バーナ24を配置させる構成としたが、本発明においてはこれに限らない。例えば、ボイラ缶体20の周壁に加熱バーナ24を配置させ、立設される複数の水管21の側方からそれぞれの水管21を加熱させる構成としてもよい。
1、1A 水位制御装置
2 ボイラ本体(ボイラ)
3、3A 水位検出装置
4 給水ポンプ
5 気水分離器
6、6A 制御部
7 第1ブロー弁(ブロー装置)
8 第2ブロー弁(ブロー装置)
21 水管
22 下部ヘッダ
23 上部ヘッダ
SS ブロー水位(第2の水位)
S 基準水位(第1の水位)
M 中水位
L 低水位

Claims (3)

  1. 複数の水管を有するボイラと、
    前記ボイラに給水する給水ポンプと、
    特定の水位を満たすように前記給水ポンプの制御を行う制御部と、
    前記ボイラの排水を可能とするブロー装置と、を備え、
    前記制御部は、前記ブロー装置により前記ボイラの排水が行われた場合には、前記水管の内部の水位が排水前の第1の水位よりも高い水位である第2の水位となるように前記給水ポンプの制御を行うことを特徴とする給水制御装置。
  2. 前記第2の水位は、少なくとも前記ブロー装置による排水量に基づき設定されることを特徴とする請求項1に記載の給水制御装置。
  3. 前記第2の水位は、更に前記ボイラにより生成される蒸発量に基づいて設定されることを特徴とする請求項2に記載の給水制御装置。
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