JP2010094645A - 液体処理装置および液体処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被処理液を処理する能力を向上した液体処理装置および液体処理方法を提供する。
【解決手段】液体処理装置10bは、処理槽11と、光源12と、光触媒15とを備えている。処理槽11は、被処理液を内部に収容する。光触媒15は、処理槽11の内部に配置され、紫外線が照射されると活性化する。光源12は、紫外線を発光し、処理槽11の内部の被処理液および光触媒15の少なくともいずれか一方に対して相対的に運動する。
【選択図】図3
【解決手段】液体処理装置10bは、処理槽11と、光源12と、光触媒15とを備えている。処理槽11は、被処理液を内部に収容する。光触媒15は、処理槽11の内部に配置され、紫外線が照射されると活性化する。光源12は、紫外線を発光し、処理槽11の内部の被処理液および光触媒15の少なくともいずれか一方に対して相対的に運動する。
【選択図】図3
Description
本発明は液体処理装置および液体処理方法に関する。
液体を浄化して処理する技術として、紫外線を分解や殺菌などに応用する技術が検討されている。紫外線の光源としては、太陽光、蛍光灯、ブラックライト、殺菌灯、水銀灯、ハロゲンランプ、白熱ランプ、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)などが知られている。また、紫外線で活性化する光触媒を合わせて利用することも検討されている。
このように紫外線で活性化する光触媒を用いた液体処理装置として、たとえば特開2000−117271号公報(特許文献1)に、処理槽と、紫外線ランプと、二酸化チタンからなる光触媒と、駆動装置とを備えた水処理装置が開示されている。光触媒は処理槽の内部に配置されている。処理槽は、光触媒に被処理水を接触させながら流通させる。紫外線ランプは、光触媒に対して光を照射する。駆動装置は、処理槽を回転させる。
また特開2001−327961号公報(特許文献2)には、水槽と、光触媒を担持した網状シートと、紫外線を含有する光を照射する光照射手段と、光触媒を担持した網状シートを運動させるためのモータとを備えた水処理装置が開示されている。光触媒は、水槽の内部に流入した被処理水に浸漬される。光触媒は、光照射手段に光を照射されることで、被処理水中の有機物を分解する。モータは、光触媒を担持した網状シートを被処理水中で往復運動、振動、旋回運動、または回転運動させる。
特開2000−117271号公報
特開2001−327961号公報
上記特許文献1の水処理装置において被処理水を処理するためには、処理槽を回転させることにより処理槽内の被処理水が運動することが必要である。しかし、処理槽の形状、処理槽の回転方向、被処理水の粘性、処理槽の内壁面、駆動装置の回転軸などの条件によっては被処理水が十分に運動しない場合がある。この場合には、光触媒に接触しない被処理水は処理されないため、液体を処理する能力が十分でないという問題がある。
上記特許文献2の水処理装置では、複数の光触媒を担持した網状シートは、光照射手段が延びる方向に沿って積層されている。このため、光触媒を担持した網状シートが運動しても光照射手段に対して常に陰になる部分が生じ、光触媒において常に活性化しない部分が生じる。したがって、被処理液を処理する能力が十分でないという問題がある。
したがって、本発明は、被処理液を処理する能力を向上した液体処理装置および液体処理方法を提供することである。
被処理液を処理する能力を向上するためには、被処理液および光触媒体の少なくとも一方に紫外線が十分な強度で照射されることが必要であることに本発明者は着目して、光源を運動させることを見い出した。
すなわち、本発明の一の局面における液体処理装置は、処理槽と、光源とを備えている。処理槽は、被処理液を内部に収容する。光源は、紫外線を発光し、処理槽の内部の被処理液に対して相対的に運動する。
本発明の一の局面における液体処理方法は、処理槽の内部に被処理液を収容する工程と、被処理液に対して相対的に運動しながら、光源から被処理液に紫外線を照射する工程とを備えている。
本発明の一の局面における液体処理装置および液体処理方法によれば、光源が被処理液に対して相対的に運動するので、被処理液に全体的に紫外線を照射することができる。このため、被処理液の粘度などの性質、処理槽の構造および形状によらずに、紫外線を被処理液に均一にかつ十分な強度で照射することができる。紫外線は被処理液中の有機物、微生物などを分解または除去することができるので、被処理液中の有機物、微生物などを万遍なく除去できる。したがって、被処理液を処理する能力を向上できる。
本発明の他の局面における液体処理装置は、処理槽と、光触媒と、光源とを備えている。処理槽は、被処理液を内部に収容する。光触媒は、処理槽の内部に配置され、紫外線が照射されると活性化する。光源は、紫外線を発光し、光触媒に対して相対的に運動する。
本発明の他の局面における液体処理方法は、処理槽の内部に被処理液を収容する工程と、処理槽の内部に配置され、紫外線が照射されると活性化する光触媒に対して相対的に運動しながら、光源から光触媒に紫外線を照射する工程とを備えている。
本発明の他の局面における液体処理装置および液体処理方法によれば、光源が光触媒に対して相対的に運動するので、常に紫外線が照射されない領域が形成されることを抑制することができる。このため、光触媒に紫外線を均一に照射することができる。光触媒は紫外線が照射されると活性化するので、被処理液中の有機物、微生物などを分解または除去することができる。これにより、光触媒を全体的に活性化できるので、被処理液の粘度等によらずに、被処理液中の有機物、微生物などを満遍なく除去できる。したがって、被処理液を処理する能力を向上できる。
上記他の局面における液体処理装置において好ましくは、光源は、被処理液および光触媒に対して相対的に運動する。
上記他の局面における液体処理方法において好ましくは、紫外線を照射する工程では、光源は、被処理液および光触媒に対して相対的に運動する。
これにより、光源は、被処理液および光触媒に均一に紫外線を照射することができる。このため、紫外線を被処理液に照射することにより、被処理液中の有機物、微生物が分解、除去される効果と、紫外線を光触媒に照射することにより、光触媒が活性化して被処理液中の有機物、微生物などが分解、除去される効果との両方を有する。このため、被処理液を処理する能力をより向上することができる。
上記一および他の局面における液体処理装置において好ましくは、光源は、回転する。
所定の軸を中心として光源を回転させることにより、被処理液および光触媒の少なくとも一方に、より均一に紫外線を照射することができる。特に、処理槽の形状が円筒形などのように回転対称または回転対称に近い形状の場合に、回転中心軸の周りで光源を回転させると均一性を高めることができる。このため、被処理液を処理する能力をより向上することができる。また、光源の運動機構が単純化されるので、液体処理装置の小型化を図ることができる。
所定の軸を中心として光源を回転させることにより、被処理液および光触媒の少なくとも一方に、より均一に紫外線を照射することができる。特に、処理槽の形状が円筒形などのように回転対称または回転対称に近い形状の場合に、回転中心軸の周りで光源を回転させると均一性を高めることができる。このため、被処理液を処理する能力をより向上することができる。また、光源の運動機構が単純化されるので、液体処理装置の小型化を図ることができる。
上記一および他の局面における液体処理装置において好ましくは、光源は、処理槽の内部に配置されている。
これにより、被処理液および光触媒の少なくとも一方と、光源との距離を近づけることができる。このため、紫外線を被処理液に照射する効果および紫外線を光触媒に照射する効果の少なくとも一方をより高めることができる。したがって、処理能力をより向上することができる。また光源と被処理液とが擦れ合うので、使用により光源の表面に汚れが付着することを抑制できるので、紫外線の強度の低下を抑制できる。
上記一および他の局面における液体処理装置において好ましくは、光源は、処理槽の内部の被処理液の流れにより運動する。
これにより、光源を駆動させるための外力を発生する部材を省略することもできる。このため、液体処理装置の小型化を図ることができる。
上記一および他の局面における液体処理装置において好ましくは、光源を運動させるための駆動部をさらに備えている。
これにより、使用環境によらずに安定して光源を運動させることができる。このため、被処理液を処理する能力をより向上することができる。
上記一および他の局面における液体処理装置において好ましくは、光源は、半導体発光素子である。
これにより、小さな光源を用いることができるので、液体処理装置内の配置の自由度が高くなる。またアレイ化することで、自由な形状を持つ明るい光源とすることができる。また、光源を処理槽の形状にあわせることができるので、光源の運動を処理槽の形状に適したものにすることができる。したがって、空間を効率的に使い、かつ被処理液および光触媒の少なくとも一方の全体に紫外線が十分な強度で照射されるような液体処理装置を実現することができる。
本発明の液体処理装置および液体処理方法によれば、被処理液および光触媒の少なくとも一方に対して光源が相対的に運動するので、被処理液を処理する能力を向上することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図1を参照して、本発明の一実施の形態の液体処理装置10aを説明する。液体処理装置10aは、処理槽11と、光源12と、保持部13と、駆動部14とを主に備えている。
図1は、本発明の実施の形態1における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図1を参照して、本発明の一実施の形態の液体処理装置10aを説明する。液体処理装置10aは、処理槽11と、光源12と、保持部13と、駆動部14とを主に備えている。
処理槽11は、被処理液を内部に収容する。処理槽11は、紫外線を透過する部材からなる本体部と、被処理液を内部に流入させるための流入部11aと、外部に流出させるための流出部11bとを有している。処理槽11は、たとえば円筒形である。
光源12は、処理槽11の外部に複数配置されている。光源12は、処理槽11の内部の被処理液に対して相対的に運動する。光源12は、処理槽11の中心を軸として処理槽11の外周に沿って回転する。光源12が所定の軸を中心として回転する場合には、光源12の運動機構が単純化でき、被処理水をより均一に処理できる。
また光源12は、紫外線を発光し、半導体発光素子を用いることが好ましく、LEDを用いることがより好ましい。光源12として半導体発光素子を用いる場合には、小さな光源を用いることができるので、液体処理装置10a内の配置の自由度が高くなる。またアレイ化することで、自由な形状を持つ明るい光源とすることができる。また、光源12を処理槽11の形状にあわせることができるので、光源12の運動を処理槽11の形状に適したものにすることができる。したがって、空間を効率的に使い、かつ被処理液の全体に紫外線を十分な強度で照射することができる。光源12としてLEDを用いる場合には、LEDはその動作に必要な電力が小さいことから、電力供給系もコンパクトにでき、光源12の自由な配置や自由な運動を妨げない。さらに光源12を動かす外力も小さくすることができる。本実施の形態では、複数の棒状のブラックライトを光源12として用いている。
また光源12が発光する紫外線の波長は、10nm以上400nm以下である。紫外線による被処理液の殺菌、消毒、分解などの効果を顕著に発現するという点では、300nm以下が好ましく、185nm以上254nm以下であることがより好ましい。また光触媒の機能が紫外線の波長に依存することも考えられるため、その機能を顕著に発現できる波長を選ぶことが好ましい。この場合に好適な波長は、光触媒の種類によると考えられる。また、被処理液や処理槽部材の紫外線透過率が紫外線の波長に依存すると考えられるので、被処理液や光触媒に紫外線がよく照射されるような波長を選ぶことが好ましい。この場合に好適な波長は、被処理液や処理槽部材の種類によると考えられる。また、光源の種類によって、紫外線の波長に制約がある。185nmや254nmの場合には水銀ランプを光源として用いることができる。半導体発光素子を光源に使うことでこれまで用いられていた光源とは異なる波長(もしくは波長強度分布)の紫外線が得られる。ここで述べた観点で波長を選ぶことによって、被処理液を処理する能力をより向上することができる。
保持部13は、複数の光源12の両端で接続されている。保持部13は、ドーナツ形状である。
駆動部14は、光源12を運動させる。本実施の形態では、駆動部14は、光源12と接続された保持部13と接続されている。駆動部14が動作することにより、保持部13を介して光源12を矢印12aの方向に回転させる。駆動部14は、たとえばモータである。
図2は、本実施の形態における液体処理方法を示すフローチャートである。続いて、図1および図2を参照して、本実施の形態における液体処理方法について説明する。本実施の形態では、図1に示す液体処理装置10aを用いている。
まず、図1および図2に示すように、処理槽11の内部に被処理液を収容する(ステップS1)。このステップS1では、処理槽11の流入部11aから被処理液を処理槽11の内部に流入させる。被処理液は、流入部11aから流入し、流出部11bから流出するように常時流動していてもよく、処理槽11内部に収容した状態で流入または流出させない状態を作ってもよい。なお、図1中の流入部11a上方および流出部11bの下方の矢印は、被処理液の流れを示す。
次に、図1および図2に示すように、被処理液に対して相対的に運動しながら、光源12から被処理液に紫外線を照射する(ステップS2)。このステップS2では、駆動部14により、保持部13を介して光源12を矢印12aの方向に回転させる。これにより、処理槽11は静止しており、光源12が処理槽11に沿って回転するので、処理槽11の内部に収容された被処理液に対して光源12が相対的に運動する。このとき、光源12により、処理槽11内部の被処理液に紫外線を照射する。この結果、被処理液は処理槽11の外周の全ての方向から紫外線が照射される。したがって、被処理液中の有機物、微生物は紫外線により分解、除去される。
なお、光源12が発光する紫外線強度、光源12の数、光源12の回転数などは、被処理液の流速、紫外線透過性、汚れの程度や種類、処理槽11の大きさなどの条件によって、適宜選択することができる。また、本実施の形態の液体処理装置10aは複数の光源12を備えているが、複数であっても単数であってもよい。
また、本実施の形態では光源12のみが運動する構成としているが、光源12が被処理液に対して相対的に運動すれば処理槽11がさらに運動する構成としてもよい。
以上説明したように、本実施の形態における液体処理装置10aおよび液体処理方法によれば、光源12が被処理液に対して相対的に運動するので、被処理液全体に紫外線を照射することができる。このため、被処理液の性質、処理槽11の構造および形状によらずに、紫外線を被処理液に均一に、かつ十分な強度で照射することができる。紫外線は、被処理液中の有機物、微生物などを分解または除去することができるので、被処理液中の有機物、微生物などを万遍なく除去できる。したがって、被処理液への紫外線照射が効率的に行なわれるので、被処理液を処理する能力を向上できる。
特に、混濁した液体、浮遊物を含む液体中では、光源12からの距離とともに紫外線強度が大きく減衰する。しかし本実施の形態における液体処理装置10aの光源12は、被処理液に種々の方向から紫外線を照射することができる。このため、被処理液と光源12との実質的な距離を短くできるので、紫外線強度の減衰が小さい範囲で被処理液全体に紫外線を照射することができる。このため、被処理液が混濁した液体、浮遊物を含む液体を処理する場合に、特に有利である。
また、光源12が紫外光源の一例としてのLEDである場合には、大きさ、形状などの制約が小さい。このため、太陽光、蛍光灯、殺菌灯、水銀灯、ハロゲンランプ、白熱ランプなどの光源と比較して、本実施の形態の光源12の形状、配置、個数の自由度などは高い。
なお、上述した太陽光などの光源は大きさや形などの制約があり、本実施の形態のように光源自体を動かすという思想は想起できなかった。また以下に述べる理由から、光源の形状、配置によっては光源を動かしても利点がなかった。たとえば、単純に蛍光灯を平行移動させながら被処理液に光を照射する場合、処理装置は巨大になる。また紫外線の液体中での減衰距離は蛍光灯サイズに比べると長くはないので、処理装置の形状は扁平になってしまい、空間の使い方が非効率である。また蛍光灯を動かすための外力も大きくなる。また、蛍光灯のような軸対称形状を軸に沿って回転させるのは無意味であり、軸と垂直に回転させることは空間の使い方が非効率である。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図3を参照して、本発明の一実施の形態の液体処理装置10bを説明する。本実施の形態における液体処理装置10bは、基本的には図1に示す実施の形態1における液体処理装置10aと同様の構成を備えているが、光触媒15をさらに備えている点において異なっている。
図3は、本発明の実施の形態2における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図3を参照して、本発明の一実施の形態の液体処理装置10bを説明する。本実施の形態における液体処理装置10bは、基本的には図1に示す実施の形態1における液体処理装置10aと同様の構成を備えているが、光触媒15をさらに備えている点において異なっている。
具体的には、光触媒15は、処理槽11の内部に配置され、本実施の形態では、処理槽11の延在する方向に沿って光触媒15を含む複数の円盤状のシート状部材が積層されている。
光触媒15は、紫外線が照射されると活性化する。光触媒15は特に限定されないが、たとえば酸化チタンが好適に用いられる。
なお、処理槽11内にある光触媒15及び光触媒15を担持するシートなどの部材として紫外線を透過する材料を用いると、紫外線を被処理液に照射する効果をより高めることができる。
また、本実施の形態では、光源12は、被処理液および光触媒15の両方に対して相対的に運動する。
図4は、本実施の形態における液体処理方法を示すフローチャートである。続いて、図3および図4を参照して、本実施の形態における液体処理方法について説明する。本実施の形態では、図3に示す液体処理装置10bを用いる。本実施の形態における液体処理方法は、基本的には実施の形態1における液体処理方法と同様の構成を備えているが、被処理液に紫外線を照射するステップS2の代わりに光触媒15に紫外線を照射するステップS3を備えている点、あるいは、ステップS2と併せて、光触媒15に紫外線を照射するステップS3を備えている点において異なっている。
具体的には、まず、図3および図4に示すように、実施の形態1と同様に処理槽11の内部に被処理液を収容する(ステップS1)。
次に、図3および図4に示すように、処理槽11の内部に配置され、紫外線が照射されると活性化する光触媒15に対して相対的に運動しながら、光源12から光触媒15に紫外線を照射する(ステップS3)。
このステップS3では、駆動部14により、保持部13を介して光源12を矢印12aの方向に回転させる。これにより、処理槽11の内部の光触媒15は静止しており、光源12が処理槽11に沿って回転するので、光触媒15に対して光源12が相対的に運動する。このとき、光源12により、処理槽11内部の光触媒に紫外線を照射する。この結果、光触媒15は処理槽11の外周の全ての方向から紫外線が照射されるので、光触媒15は全体的に活性化する。したがって、被処理液中の有機物、微生物は光触媒により分解、除去される。
本実施の形態では、紫外線を照射するステップS2では、光源12は、被処理液および光触媒に対して相対的に運動する。このため、被処理液は光源12から照射される紫外線によっても、有機物、微生物が分解、除去される。
以上説明したように、本実施の形態における液体処理装置10bおよび液体処理方法によれば、光源12が光触媒15に対して相対的に運動するので、光触媒15において常に陰になるなど、常に紫外線が照射されない領域が形成されることを抑制することができる。このため、光触媒15に紫外線を均一に照射することができる。光触媒15は紫外線が照射されると活性化するので、被処理液中の有機物、微生物などを分解または除去することができる。これにより、光触媒15全体を活性化できるので、被処理液の粘度等によらずに、被処理液中の有機物、微生物などを満遍なく除去できる。したがって、光触媒への紫外線照射が効率的に行なわれるので、被処理液を処理する能力を向上できる。
また、実施の形態1と同様に、光源12の形状、配置、個数の自由度などは高いため、液体処理装置10bの小型化を図ることができる。特に、光触媒を担持した網状シートを移動させた上記特許文献2は、その移動範囲には光源を設けることができないため、装置構成上の制約が小さくなるという点で、本実施の形態における液体処理装置10bは有利である。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図5を参照して、本実施の形態における液体処理装置10cは、基本的には図3に示す実施の形態2における液体処理装置10bと同様の構成を備えているが、光源12および光触媒15が異なっている。なお、図5中、保持部13および駆動部14は省略している。
図5は、本発明の実施の形態3における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図5を参照して、本実施の形態における液体処理装置10cは、基本的には図3に示す実施の形態2における液体処理装置10bと同様の構成を備えているが、光源12および光触媒15が異なっている。なお、図5中、保持部13および駆動部14は省略している。
具体的には、光源12はドーナツ形状であり、処理槽11の延在方向と交差する径方向に沿って処理槽11の外部に複数の光源12が配置されている。光源12は、処理槽11の延在方向に沿って(図5における矢印12aの方向)往復運動する。つまり、光源12は、処理槽11の軸を中心として往復運動する。
光触媒15は棒状であり、処理槽11の内部の外壁近傍に複数の光触媒15が配置されている。光源12の延びる方向(本実施の形態では図5において左右方向)と光触媒15の伸びる方向(本実施の形態では図5において上下方向)は交差している。
本実施の形態における液体処理装置10cを用いた液体処理方法は、基本的には実施の形態2の液体処理方法と同様の構成を備えているが、往復運動する光源12から光触媒15に紫外線を照射する点において異なっている。
(実施の形態4)
図6(A)、(B)は、本発明の実施の形態4における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図6(A)は、液体処理装置10dの延在方向に沿った図であり、図6(B)は径方向に沿った図である。図6(A)および(B)を参照して、本実施の形態における液体処理装置10dは、基本的には図3に示す実施の形態2における液体処理装置10bと同様の構成を備えているが、光源12が処理槽11内に配置されている点、および回転軸16と支持部17とをさらに備えている点において主に異なっている。なお、図6(A)中、保持部13および駆動部14は省略している。
図6(A)、(B)は、本発明の実施の形態4における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図6(A)は、液体処理装置10dの延在方向に沿った図であり、図6(B)は径方向に沿った図である。図6(A)および(B)を参照して、本実施の形態における液体処理装置10dは、基本的には図3に示す実施の形態2における液体処理装置10bと同様の構成を備えているが、光源12が処理槽11内に配置されている点、および回転軸16と支持部17とをさらに備えている点において主に異なっている。なお、図6(A)中、保持部13および駆動部14は省略している。
具体的には、光触媒15が担持されたシートが処理槽11の内壁面に配置されている。
また液体処理装置10dは、処理槽11の中心軸を通る回転軸16をさらに備えている。回転軸は円筒形である。処理槽11内部に位置する回転軸16から放射状に複数の棒状の支持部17が形成されている。この支持部17に、複数の光源12が設けられている。つまり、光源12は、処理槽11の内部に配置されている。このため、光源12と被処理液との距離を短くすることができる。
また液体処理装置10dは、処理槽11の中心軸を通る回転軸16をさらに備えている。回転軸は円筒形である。処理槽11内部に位置する回転軸16から放射状に複数の棒状の支持部17が形成されている。この支持部17に、複数の光源12が設けられている。つまり、光源12は、処理槽11の内部に配置されている。このため、光源12と被処理液との距離を短くすることができる。
光源12は、回転軸16を軸として矢印12aの方向に回転する。このため、光源12は、被処理液および光触媒15に対して相対的に運動する。
本実施の形態における液体処理装置10dを用いた液体処理方法は、基本的には実施の形態2の液体処理方法と同様の構成を備えているが、処理槽11の内部に配置された光源12を用いている点において主に異なっている。
具体的には、光源12から被処理液および光触媒15に紫外線を照射するステップS2およびS3において、回転軸16を回転させる。これにより、光源12が被処理液および光触媒15に対して相対的に回転する。このとき、支持部17によって、被処理液が攪拌される。このため、被処理液が循環されるので、光触媒15表面で被処理液がより均一に接触するので、光触媒15の被処理液中の有機物、微生物などを分解する反応を効率化できる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図7を参照して、本実施の形態における液体処理装置10eは、基本的には図6(A)(B)に示す実施の形態4における液体処理装置10dと同様の構成を備えているが、光触媒15の配置および支持部17の形状において主に異なっている。なお、図7中、保持部13および駆動部14は省略している。
図7は、本発明の実施の形態5における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図7を参照して、本実施の形態における液体処理装置10eは、基本的には図6(A)(B)に示す実施の形態4における液体処理装置10dと同様の構成を備えているが、光触媒15の配置および支持部17の形状において主に異なっている。なお、図7中、保持部13および駆動部14は省略している。
具体的には、光触媒15が担持されたシートが処理槽11の内壁面および回転軸16の外表面に配置されている。この回転軸16から放射状に形成された支持部17は、任意の形状に変形可能な構造体である。支持部17は、少なくとも光源12を運動させる程度の強度を有している。また支持部17は、光源12への電力供給が可能である。この支持部17に複数の光源12が設けられている。
本実施の形態における液体処理装置10eを用いた液体処理方法は、基本的には実施の形態4の液体処理方法と同様の構成を備えているが、任意の形状に変形可能な支持部17を用いている点において主に異なっている。
具体的には、光源12から被処理液および光触媒15に紫外線を照射するステップS2およびS3において、光源12が被処理液および光触媒15に対して相対的に回転するときに、被処理液を攪拌しやすい形状にした支持部17によって、被処理液を攪拌する。このため、被処理液がより効率よく循環されるので、光触媒15表面で被処理液がより均一に接触するので、光触媒15の被処理液中の有機物、微生物などを分解する反応をより効率化できる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図8を参照して、本実施の形態における液体処理装置10fは、基本的には図6(A)(B)に示す実施の形態4における液体処理装置10dと同様の構成を備えているが、光源12が処理槽11の内部の被処理液の流れにより運動する点において主に異なっている。
図8は、本発明の実施の形態6における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図8を参照して、本実施の形態における液体処理装置10fは、基本的には図6(A)(B)に示す実施の形態4における液体処理装置10dと同様の構成を備えているが、光源12が処理槽11の内部の被処理液の流れにより運動する点において主に異なっている。
具体的には、光触媒15が担持されたシートが処理槽11の内壁面に配置されている。また液体処理装置10dは、処理槽11の中心を通る回転軸16を備えている。処理槽11内部に位置する回転軸16から放射状に複数のプロペラ状の支持部17が形成されている。この支持部17に、複数の光源12が設けられている。処理槽11の流入部11aから流出部11bへ被処理液が流動する際に支持部17を運動させ、その結果として光源12は回転軸16を軸として矢印12aの方向に回転する。このため、光源12は、被処理液および光触媒15に対して外部動力なしに相対的に運動する。
本実施の形態における液体処理装置10fを用いた液体処理方法は、基本的には実施の形態4の液体処理方法と同様の構成を備えているが、処理槽11の内部の被処理液の流れにより運動する光源12を用いている点において主に異なっている。
具体的には、被処理液を収容するステップS1では、処理槽11の流入部11aから被処理液を流入させて、流出部11bから被処理液を流出させて、常に被処理液を流動させる。
次に、光源12から被処理液および光触媒15に紫外線を照射するステップS2およびS3において、流動する被処理液を支持部17に接触させて、外部動力なしにプロペラのような構造の支持部17を回転させる。これにより、支持部が回転軸16を中心として回転するので、支持部17に設けられた光源12が回転軸16を中心として回転する。このため、光源12が被処理液および光触媒15に対して相対的に回転するとともに、光源12の運動により被処理液を攪拌することができる。このため、外部動力なしに、処理能力を向上して被処理液を処理することができる。
なお、光源12が処理槽11の内部の被処理液の流れを利用して運動するため、本実施の形態の液体処理装置10fはプロペラのような構造の支持部17を備えているが、特にこれに限定されない。回転軸16に形成された支持部17の構造は、被処理液の流れを光源12の運動に変換できれば、任意の形状をとることができる。またポンプ、水車などの種々の部材をさらに備えることにより、処理槽11の内部の被処理液の流れにより光源12が運動する構成をとることができる。
(実施の形態7)
図9は、本発明の実施の形態7における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図9を参照して、本実施の形態における液体処理装置10gは、基本的には図8に示す実施の形態6における液体処理装置10fと同様の構成を備えているが、支持部17に光触媒15がさらに形成されている点において主に異なっている。
図9は、本発明の実施の形態7における液体処理装置の概略図であり、内部構造を示すため一部破断して図示している。図9を参照して、本実施の形態における液体処理装置10gは、基本的には図8に示す実施の形態6における液体処理装置10fと同様の構成を備えているが、支持部17に光触媒15がさらに形成されている点において主に異なっている。
具体的には、光触媒15が支持部17の表面に形成されている。本実施の形態では、複数の支持部17において処理槽11の流入部11aから流出部11bに渡って、光源12と光触媒15とが交互に形成されている。この構成の場合、光触媒の表面への紫外線の照射を十分に確保できる。
なお、支持部17における光源12と光触媒15との配置は特に限定されず、たとえば1枚の支持部17に光源12および光触媒15が形成されていてもよい。
本実施の形態における液体処理装置10gを用いた液体処理方法は、基本的には実施の形態6の液体処理方法と同様の構成を備えているが、支持部17に形成された光触媒15を用いている点において主に異なっている。
具体的には、光源12から被処理液および光触媒15に紫外線を照射するステップS2およびS3において、被処理液の流れを利用して、外部動力なしに支持部17を回転させる。これにより、支持部17に設けられた光源12および光触媒15が回転軸16を中心として回転する。このため、光源12が被処理液および光触媒15に対して相対的に回転するとともに、支持部17により被処理液を攪拌することができる。したがって、外部動力なしに、かつ光触媒15の表面への紫外線照射を損なうことなく、光触媒15を運動させることができる。その結果、光触媒15表面での被処理水がより効率よく循環されるので、処理能力をより向上して被処理液を処理することができる。
なお、被処理液の流れにより外部動力なしで、実施の形態6では光源12を運動させ、実施の形態7では光源12と光触媒15とを運動させているが、特にこれに限定されない。外部動力とともに被処理液の流れを利用して光源12、または光源12と光触媒15とを運動させてもよい。また被処理液の流量、流速などを調整することで、被処理液の流れを作ることもできる。つまり、本発明では、光源12の運動によって被処理液が運動する方法、液体の運動を利用して光源12が運動する方法、または光源12の運動に加えてさらに被処理液に流れを作る方法のいずれを採用してもよい。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の特徴を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10a〜10g 液体処理装置、11 処理槽、11a 流入部、11b 流入部、12 光源、12a 矢印、13 保持部、14 駆動部、15 光触媒、16 回転軸、17 支持部。
Claims (11)
- 被処理液を内部に収容する処理槽と、
紫外線を発光し、前記処理槽の内部の前記被処理液に対して相対的に運動する光源とを備えた、液体処理装置。 - 被処理液を内部に収容する処理槽と、
前記処理槽の内部に配置され、紫外線が照射されると活性化する光触媒と、
紫外線を発光し、前記光触媒に対して相対的に運動する光源とを備えた、液体処理装置。 - 前記光源は、前記被処理液および前記光触媒に対して相対的に運動する、請求項2に記載の液体処理装置。
- 前記光源は、回転する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体処理装置。
- 前記光源は、前記処理槽の内部に配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体処理装置。
- 前記光源は、前記処理槽の内部の前記被処理液の流れにより運動する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体処理装置。
- 前記光源を運動させるための駆動部をさらに備えた、請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体処理装置。
- 前記光源は、半導体発光素子である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体処理装置。
- 処理槽の内部に被処理液を収容する工程と、
前記被処理液に対して相対的に運動しながら、光源から前記被処理液に紫外線を照射する工程とを備えた、液体処理方法。 - 処理槽の内部に被処理液を収容する工程と、
前記処理槽の内部に配置され、紫外線が照射されると活性化する光触媒に対して相対的に運動しながら、光源から前記光触媒に紫外線を照射する工程とを備えた、液体処理方法。 - 前記紫外線を照射する工程では、前記光源は、前記被処理液および前記光触媒に対して相対的に運動する、請求項10に記載の液体処理方法。
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