JP2010094386A - ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】物干具として利用でき、小さく梱包可能で、しかも組み立てが容易なハンガーを提供する。
【解決手段】伸長させた使用姿勢と、収縮させた収納姿勢とに伸縮自在に嵌合する複数のパイプ部材11からなり、相互に間隔をあけて略平行に配置した1対の伸縮パイプ12と、1対の伸縮パイプ12間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持した複数のハンガーバー13とを備え、伸縮パイプ12に複数の支持部材14を設け、該複数の支持部材14にハンガーバー13の端部を側方より着脱自在に保持する保持溝15を形成し、保持溝15にハンガーバー13の端部を保持させて、1対の伸縮パイプ12間に複数のハンガーバー13を架設支持した。
【選択図】図1
【解決手段】伸長させた使用姿勢と、収縮させた収納姿勢とに伸縮自在に嵌合する複数のパイプ部材11からなり、相互に間隔をあけて略平行に配置した1対の伸縮パイプ12と、1対の伸縮パイプ12間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持した複数のハンガーバー13とを備え、伸縮パイプ12に複数の支持部材14を設け、該複数の支持部材14にハンガーバー13の端部を側方より着脱自在に保持する保持溝15を形成し、保持溝15にハンガーバー13の端部を保持させて、1対の伸縮パイプ12間に複数のハンガーバー13を架設支持した。
【選択図】図1
Description
本発明は、タオルやバスタオルのような細長い衣類等の物干具として好適に利用可能なハンガーに関するものである。
衣類等の物干用のハンガーとして、床に自立設置して使用する自立タイプ以外に、壁等に傾斜状に立掛けて使用する立掛けタイプや、竿、ドアの上縁、天井、鴨居などに引っ掛けて使用する吊下げタイプなどのハンガーが提案され、実用化されている。
立掛けタイプのハンガーとしては、パイプ部材を折曲してなる門型フレームと、門型フレームの縦方向に延びる1対の縦フレームに、高さ方向に間隔をあけて架設支持した複数のハンガーバーとを有し、ハンガーを壁等に斜めに立掛けた状態で、ハンガーバーに衣類等を引っ掛けて使用するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このハンガーでは、輸送時や保管時等において嵩張らないように、縦フレームをその長さ方向の途中部において2つに分割可能に構成し、分割したハンガーを重ね合わせて、小さく梱包できるように構成されている。
また、吊下げタイプのハンガーとしては、相互に嵌合する複数のスライダからなる2本の伸縮アームと、両伸縮アーム間に架設状に設けた複数の物干しロッドとを備え、伸縮アームの上端部を天井に固定し、伸縮アームを伸長させた状態で、物干しロッドに衣類等を引っ掛けて使用するものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献1記載のハンガーでは、予め工場等においてハンガーバーを縦フレームに固定することで、縦フレームに対するハンガーバーの組立作業を省略して、組立作業に対する利用者の負担を軽減できるが、門型フレームを用いていることから、少なくとも門型部分の外形寸法までしかハンガーを小型に梱包できず、輸送性や保管性を十分に確保できないという問題があった。
一方、特許文献2記載のハンガーでは、伸縮アームから物干しロッドを取り外すとともに、伸縮アームを収縮させて梱包することで、ハンガーを小さく梱包できるが、物干しロッドの両端部を例えば螺合により伸縮アームに固定しており、ハンガーバーの本数の二倍の螺合箇所があることから、ハンガーの組立作業が煩雑になり、利用者の手を煩わせるという問題があった。
本発明の目的は、物干具として利用でき、小さく梱包可能で、しかも組み立てが容易なハンガーを提供することである。
本発明に係るハンガーは、伸長させた使用姿勢と、収縮させた収納姿勢とに伸縮自在に嵌合する複数のパイプ部材からなり、相互に間隔をあけて略平行に配置した1対の伸縮パイプと、前記1対の伸縮パイプ間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持した複数のハンガーバーとを備え、前記伸縮パイプに複数の支持部材を設け、該複数の支持部材に前記ハンガーバーの端部を側方より着脱自在に保持する保持溝を形成し、前記保持溝にハンガーバーの端部を保持させて、前記1対の伸縮パイプ間に複数のハンガーバーを架設支持したものである。
このハンガーでは、これを1対の伸縮パイプと複数のハンガーバーとに分解し、更に伸縮パイプを収縮させて、小さく梱包できるので、ハンガーの輸送性や保管性を向上できる。また、予め工場等において伸縮パイプに対して支持部材を取り付けておき、利用者がハンガーを使用する際には、支持部材の保持溝に、ハンガーバーの端部を側方より嵌合保持させて、1対の伸縮パイプに複数のハンガーバーを順次架設支持させるとともに、伸縮パイプを伸長させて、ハンガーを組み立てることができるので、工具等を用いることなく簡単な作業でハンガーを容易に組み立てることができる。また、このように組み立てた状態で、ハンガーを壁等に斜めに立掛けたり、伸縮パイプの上端部をフック等の吊り具で、ドアの上縁部や鴨居、クローゼットの吊下げパイプなどに引っ掛けたりしてハンガーを設置し、ハンガーバーに衣類等を引っ掛けて衣類等を干したり、収納したりすることになる。なお、本明細書において、ハンガーバーの端部を保持溝に側方より嵌合保持させるとは、下方以外の上方、前方、後方、または斜め方向より、ハンガーバーの端部を保持溝に嵌合保持させることを含む意味で使用している。
ここで、前記ハンガーバーを伸縮自在に構成することが好ましい実施の形態である。このように構成すると、ハンガーバーを収縮させることで、ハンガーを一層小さく梱包することができるし、ハンガーバーを伸縮させて、設置スペースに応じてハンガーの大きさを最適に調整できる。
また、前記支持部材として、前記パイプ部材に第1支持部材を固定すること、前記支持部材として、前記パイプ部材の端部に第2支持部材を固定し、この第2支持部材に前記パイプ部材の内側のパイプ部材に係脱可能なロック手段を設け、前記ロック手段により前記内側のパイプ部材の伸長量を調整可能となすこと、前記支持部材として、前記パイプ部材に沿って移動自在な第3支持部材を設け、この第3支持部材に前記パイプ部材に係脱可能なロック手段を設け、前記ロック手段により第3支持部材の固定位置を調整可能となすこと、或いは第1〜第3の支持部材を任意に組み合わせてハンガーを構成すること、などが好ましい実施の形態である。
第1支持部材又は第2支持部材をパイプ部材の端部に固定して、これらの支持部材に内側のパイプ部材を伸縮方向に案内する案内部を一体的に形成することができる。このように構成すると、支持部材に対して、ハンガーバーの端部支持機能と、パイプ部材の案内機能の2つの機能を付与することができ、ハンガーの部品点数を少なくできるので好ましい。
ハンガーを壁等に斜めに立掛ける場合には、ハンガーの下端部に滑り止めを設けることが好ましく、ハンガーをドアの上縁部や鴨居、クローゼットの吊下げパイプなどに引っ掛ける場合には、ハンガーの上端部にフック等の吊り具を取付けることが好ましい。
また、ハンガーを壁等に立掛ける場合には、伸長させた伸縮パイプが収縮しないように、少なくとも伸縮するパイプ部材に関しては、ロック手段を備えた第2支持手段で該パイプ部材を伸長状態にロックできるように構成することになる。例えば、伸縮パイプを2本のパイプ部材で構成する場合には、下側(外側)のパイプ部材の上端部に第2支持部材を設け、上側(内側)のパイプ部材を伸長状態にロックできるように構成することになる。そして、上側のパイプ部材の上端部又は上端近傍部に第1支持部材を取り付けたり、上側のパイプ部材の途中に1乃至複数の第3支持部材を設けたりすることになる。また、伸縮パイプを3本以上のパイプ部材で構成する場合には、最も上側(内側)のパイプ部材よりも下側のパイプ部材の上端部に第2支持部材をそれぞれ設けることになる。そして、最も上側のパイプ部材の上端部又は上端近傍部に第1支持部材を取り付けたり、最も下側以外のパイプ部材の途中部に、1乃至複数の第3支持手段を設けたりすることになる。このように第2支持部材を設けるとパイプ部材を伸長状態にロックできる。また、第2支持部材や第3支持部材を設けると、支持部材の高さ位置を調整することで、ハンガーバーの高さを衣類等の長さに応じて調整できるので好ましい。
一方、ハンガーをドアや鴨居やクローゼットの吊下げパイプなどに引っ掛けて使用する場合には、ロック手段を有しない支持部材を用いても、ハンガーを設置した状態で、伸縮パイプを伸長状態に維持できるので、第1〜第3の支持手段を単独で或いは任意に組み合わせて採用することができる。
本発明に係るハンガーによれば、これを1対の伸縮パイプと複数のハンガーバーとに分解し、更に伸縮パイプを収縮させて、小さく梱包できるので、ハンガーの輸送性や保管性を向上できる。また、予め工場等において伸縮パイプに対して支持部材を取り付けておき、利用者がハンガーを使用する際には、支持部材の保持溝に、ハンガーバーの端部を側方より嵌合保持させて、1対の伸縮パイプに複数のハンガーバーを順次架設支持させるとともに、伸縮パイプを伸長させて、ハンガーを組み立てることができるので、工具等を用いることなく簡単な作業でハンガーを容易に組み立てることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
この第1実施形態のハンガーは、壁等に斜めに立掛けて使用するものである。
図1〜図10に示すように、ハンガー10は、伸長させた図2に図示の使用姿勢と、収縮させた図3に図示の収納姿勢とに伸縮自在に嵌合する複数のパイプ部材11からなり、相互に間隔をあけて略平行に配置した1対の伸縮パイプ12と、1対の伸縮パイプ12間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持した複数のハンガーバー13とを備え、伸縮パイプ12に複数の支持部材14を設け、該複数の支持部材14にハンガーバー13の端部を側方より着脱自在に保持する保持溝15を形成し、保持溝15にハンガーバー13の端部を保持させて、1対の伸縮パイプ12間に複数のハンガーバー13を架設支持したものである。そして、伸縮パイプ12にハンガーバー13を架設支持させるとともに、伸縮パイプ12を伸長させた状態で、このハンガー10を壁Wに斜めに立掛けて、ハンガーバー13に衣類等を引っ掛けて衣類等を干すように構成されている。
(第1実施形態)
この第1実施形態のハンガーは、壁等に斜めに立掛けて使用するものである。
図1〜図10に示すように、ハンガー10は、伸長させた図2に図示の使用姿勢と、収縮させた図3に図示の収納姿勢とに伸縮自在に嵌合する複数のパイプ部材11からなり、相互に間隔をあけて略平行に配置した1対の伸縮パイプ12と、1対の伸縮パイプ12間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持した複数のハンガーバー13とを備え、伸縮パイプ12に複数の支持部材14を設け、該複数の支持部材14にハンガーバー13の端部を側方より着脱自在に保持する保持溝15を形成し、保持溝15にハンガーバー13の端部を保持させて、1対の伸縮パイプ12間に複数のハンガーバー13を架設支持したものである。そして、伸縮パイプ12にハンガーバー13を架設支持させるとともに、伸縮パイプ12を伸長させた状態で、このハンガー10を壁Wに斜めに立掛けて、ハンガーバー13に衣類等を引っ掛けて衣類等を干すように構成されている。
伸縮パイプ12を構成するパイプ部材11は、小判型断面の中空筒状の部材で構成されている。パイプ部材11の断面形状は、小判型以外に、円形、角形、楕円形など、任意の断面形状に構成することができる。パイプ部材11の素材としては、鉄、ステンレス、またはアルミニウム合金などの金属材料や、ABS樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド、ポリカーボネートなどの合成樹脂材料や、合成樹脂材料とガラス繊維や炭素繊維などの複合材料を採用できるが、安価に製作可能で、しかも軽量で耐久性に優れていることからアルミニウム合金で構成することが好ましい。
伸縮パイプ12を構成する4本のパイプ部材11の断面形状は略相似形に形成され、これら4本のパイプ部材11を伸縮自在に嵌合させるためパイプ部材11の外形寸法は、下側(外側)のパイプ部材11から上側(内側)のパイプ部材11へ行くにしたがって段階的に小さくなるように設定されている。ただし、伸縮パイプ12を構成するパイプ部材11の本数は、2本以上であれば任意の本数に設定可能である。
伸縮パイプ12の下端部には、滑り止め部材16が左右方向の枢支ピン17により一定角度の範囲で回動自在に枢支され、滑り止め部材16の下面にはゴムシートなどからなる滑り止めシート(図示外)が貼着され、図1に示すように、ハンガー10を壁Wに斜めに立てかけた状態で、滑り止め部材16が回動して滑り止めシートの略全面が床面Fに圧接されることで、ハンガー10の下端部が床面Fに沿って容易に滑らないように構成されている。
図9、図10に示すように、上側のパイプ部材11の下端部には外方へ突出する4つの膨出部11aが周方向に間隔をあけて形成され、下側のパイプ部材11の上端近傍部における左右の両側部にはパイプ部材11の周方向に延びる長孔状の係合孔11bが形成され、係合孔11bの下縁部には内側へ突出する係止部11cが形成され、上側のパイプ部材11は膨出部11aが下側のパイプ部材11の係止部11cに係合することで、脱落しないように抜け止めされている。
図5に示すように、最も上側(内側)のパイプ部材11の上端部には、該パイプ部材11の上端開口部を閉鎖するプラグ部材18が取付けられている。プラグ部材18は、合成樹脂材料を用いて射出成形等により一体成形され、筒部18aをパイプ部材11の端部に内嵌挿入して、パイプ部材11の端部をカシメることによって、パイプ部材11に固定されている。
ハンガーバー13は、パイプ部材11と同様の素材からなる断面円形のパイプ20と、パイプ20の両端部に固着した閉止部材21とから構成されている。パイプ20の断面形状は、パイプ部材11と同様に円形以外の形状に構成することも可能であるが、引っ掛けた衣類等にシワが寄らないように、円形断面のものを好適に採用できる。尚、ハンガーバー13としては、図17、図18に示すような伸縮可能な1対のパイプからなるものを採用することも可能である
閉止部材21は、図4〜図7に示すように、パイプ20の端部に挿入固定される円筒状の筒部21aと、パイプ20の端部を閉止する略円板状の閉止部21bとを有し、合成樹脂材料を用いて射出成形等により一体成形されている。閉止部材21の閉止部21bの外周部には鍔部21cが形成され、鍔部21cの直径D1はパイプ20の直径D2よりも大径に構成され、閉止部材21は、その筒部21aをパイプ20の端部に内嵌挿入して、パイプ20の端部をカシメることによって、パイプ20に固定されている。尚、このパイプ20を伸縮自在に嵌合する複数のパイプで構成することも好ましい実施の形態である。
伸縮パイプ12にはハンガーバー13の端部を架設状に支持するための支持部材14として、伸縮パイプ12における最も上側(内側)のパイプ部材11に固定した第1支持部材14Aと、それ以外のパイプ部材11の上端部に固定した第2支持部材14Bとを備えている。尚、第1支持部材14Aは、最も上側のパイプ部材11の上端部に設けることも可能であるが、図1に示すように、ハンガー10を壁Wに斜めに立掛けたときに、最上段のハンガーバー13と壁Wとの距離が狭くなり、該ハンガーバー13に衣類等を引っ掛けたときに、該衣類等が壁Wに接触して汚れるので、衣類等が壁Wに接触しないように、パイプ部材11の上端部から例えば10cmだけ下側の位置に固定することになる。
第1支持部材14Aは、図4〜図6に示すように、パイプ部材11に外嵌固定される合成樹脂材料からなる本体部材25を備え、本体部材25にはパイプ部材11が略隙間なく挿通可能な挿通孔26が形成され、本体部材25の前後の側部には略U字状のスリット27が形成されて、スリット27の内側には係合片28が素材の弾性を利用して弾性変形可能に設けられている。
パイプ部材11の上部には周方向に細長い前後1対の係合孔11bが形成され、係合片28の下端部には係合孔11bの口縁に係合可能な係合突部28aが内側へ向けて突出状に形成されている。第1支持部材14Aは、係合突部28aの高さ分だけ係合片28を外側へ弾性変形させながら、第1支持部材14Aをパイプ部材11に沿って移動させ、係合片28の係合突部28aが係合孔11bに対面して、係合孔11bに係合することで、パイプ部材11の適正高さに高さ方向に移動しないように固定保持されている。但し、ビスやピン部材からなる固定具で第1支持部材14Aをパイプ部材11に高さ方向に移動不能に固定することも可能である。
1対の伸縮パイプ12の対向面側(以下、単に対向面側という)に位置する本体部材25の側部には支持部25aが一体的に設けられている。支持部25aにはパイプ20の端部と閉止部21bを上方より受け入れ可能な上端側及び対向面側を開口させた上下方向に細長い保持溝15が形成され、図6に示すように、保持溝15の奥部側の溝幅W1は閉止部材21の鍔部21cの直径D1と略同じ幅に設定され、保持溝15の対向面側の溝幅W2はパイプ20の直径D2と略同じ幅に設定されている。保持溝15の対向面側を形成する溝壁部30の高さ方向の途中部には保持溝15内へ突出する1対の規制部31が形成され、両規制部31を形成した部分の溝幅W3はパイプ20の直径D2よりも多少狭く設定され、両規制部31間を通って保持溝15の下部側へパイプ20をパチッと無理嵌めできるように構成されている。また、パイプ20を保持溝15の下部内に保持させた状態で、ハンガーバー13を対向面側へ引き抜こうとしても、ハンガーバー13の鍔部21cが溝壁部30に当接することで、保持溝15からハンガーバー13を抜き取れないように構成され、ハンガーバー13は、その端部が第1支持部材14Aに強固に保持されるように構成されている。
第2支持部材14Bは、図7〜図10に示すように、パイプ部材11の上端部に固定した本体部材25Bと、該パイプ部材11の内側に配置されるパイプ部材11の伸縮移動をロックするロック手段32を備えている。尚、前記第1支持部材14Aと同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。また、本明細書において、第2支持部材14Bが固定されるパイプ部材11と、その内側に伸縮自在に配置されるパイプ部材11とを区別して説明する場合には、前者を符号11Sとし、後者を符号11Uとして表わすものとする。
本体部材25Bには、前記本体部材25と同様に構成の支持部25a及び保持溝15が形成されている。また、本体部材25Bにはパイプ部材11Sが略隙間なく嵌合する挿通孔26が形成され、本体部材25Bの前後の側部には略U字状のスリット27が形成されて、スリット27の内側には係合片28が素材の弾性を利用して弾性変形可能に設けられている。パイプ部材11Sの上部には周方向に細長い前後1対の係合孔11bが形成され、係合片28の下端部には係合孔11bの口縁に係合可能な係合突部28aが内側へ向けて突出状に形成されている。本体部材25Bの上端部には内側のパイプ部材11Uに略隙間なく嵌合して、該内側のパイプ部材11Uを伸縮自在に案内する案内部33が内側へ向けて突出状に形成されている。第2支持部材14Bは、係合突部28aの高さ分だけ係合片28を弾性変形させながら、パイプ部材11の上端部が案内部33に当接するまで、第2支持部材14Bをパイプ部材11Sに沿って下側へ移動させ、係合片28の係合突部28aが係合孔11bに係合することで、パイプ部材11Sの上端部に抜け止めされた状態に固定保持されている。但し、ビスやピン部材からなる固定具で第2支持部材14Bをパイプ部材11に高さ方向に移動不能に固定することも可能である。
内側のパイプ部材11Uの下端部には外方へ突出する4つの膨出部11aが周方向に間隔をあけて一体的に形成され、これら4つの膨出部11aは外側のパイプ部材11Sの内面に略隙間なく配置されている。そして、内側のパイプ部材11Uは、これら4つの膨出部11aと、外側に配置されるパイプ部材11Sの上端部に設けた第2支持部材14Bの案内部33により、ガタなく伸縮自在に案内されている。
外側のパイプ部材11Sの上端近傍部における左右の両側部にはパイプ部材11Sの周方向に延びる長孔状の係合孔11bが形成され、係合孔11bの下縁部には内側へ突出する係止部11cが形成され、内側のパイプ部材11Uは膨出部11aが外側パイプ部材11Sの係止部11cに係合することで、脱落しないように抜け止めされている。
ロック手段32について説明すると、本体部材25Bの対向面側とは反対側には上下1対のブラケット35が突出状に形成され、ブラケット35にはレバー部材36が上下方向の支軸37を介して回動自在に支持されている。レバー部材36は、支軸37が挿通する略円筒状の軸部36aと、軸部36aから外方へ延びるレバー部36bと、軸部36aの中心を挟んでレバー部36bとは反対側の軸部36aの外面に形成した上下方向に延びる平坦面36cとを備えている。
本体部材25Bの側部と本体部材25Bに内嵌するパイプ部材11Sの側部には軸部36aに対面させて上下方向に細長い制動用スリット38が形成され、軸部36aと内側のパイプ部材11U間において制動用スリット38内には細長い板状のロック部材39が設けられている。そして、レバー部材36を図8に実線で図示の解除位置に操作すると、軸部36aの平坦面36cがロック部材39に対面して、軸部36aと内側のパイプ部材11Uの外面間にロック部材39の厚さよりも大きな隙間が形成され、パイプ部材11が上下方向に伸縮移動できる状態となり、レバー部材36を図8に仮想線で図示のロック位置に操作すると、軸部36aの円周面がロック部材39に対面して、ロック部材39が軸部36aで押されて内側のパイプ部材11Uに圧接され、パイプ部材11Uが上下方向へ伸縮移動しないようにロックされることになる。なお、内側のパイプ部材11Uは、ロック部材39の下端部に膨出部11aが係合することによっても、外側のパイプ部材11Sに対して抜け止めされている。
このハンガー10を組み立てる際には、図6に仮想線で示すように、ハンガーバー13のパイプ20の端部が規制部31を乗り越えて保持溝15の下端部に嵌合するまで、ハンガーバー13の端部を上方より保持溝15に嵌合させて、ハンガーバー13の端部を支持部に固定保持させる。このとき、ハンガーバー13は、規制部31により保持されて上方への抜けが規制されるとともに、ハンバーバーの閉止部材21の鍔部21cが溝壁部30に係合することで軸方向への抜けが防止され、安定性よく支持部材14に保持されることになる。
こうして、ハンガーバー13の両端部を伸縮パイプ12の第1支持部材14A及び第2支持部材14Bに順次嵌合保持させて、左右の伸縮パイプ12にハンガーバー13を架設支持してから、或いはその前にレバー部材36を解除位置に操作して、伸縮パイプ12を伸長させてからレバー部材36をロック位置に操作して、伸縮パイプ12を伸長状態に保持させて、ハンガー10を組み立てることになる。
そして、組み立てたハンガー10を使用する際には、図1に示すように、ハンガー10を建物の壁Wなどに斜めに立掛けて、ハンガーバー13に衣類等を引っ掛けて、洗濯物を干すことになる。また、筒状部分を有する例えばカッターシャツやズボン等の衣類においては、ハンガーバー13をカッターシャツやズボンの筒状部分に挿通させて干すこともできる。また、使用するハンガーバー13の本数に応じて、必要なハンガーバー13を支持するパイプ部材11を伸長させたり、必要な本数のハンガーバー13のみを伸縮パイプ12に架設状に取付けたりすることもできる。ハンガー10を収納する際には、全てのハンガーバー13を伸縮パイプ12から取り外し、伸縮パイプ12を収縮させて収納することもできるし、ハンガーバー13自体は取り外さないで、伸縮パイプ12のみを収縮させて収納することもできる。
(第2実施形態)
次に、前記第1実施形態の構成を部分的に変更した第2実施形態について説明する。尚、前記第1実施形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2実施形態のハンガー10Aは、図11、図12に示すように、前記伸縮パイプ12に代えて、2本のパイプ部材11を伸縮自在に嵌合させ、下側のパイプ部材11の上端部に第2支持部材14Bを設けた伸縮パイプ12Aを用い、第1支持部材14Aを省略して、上側のパイプ部材11に該パイプ部材11に沿って上下移動可能な3つの第3支持部材14Cを設けたものである。ただし、3つの第3支持部材14Cのうちの最も上側の第3支持部材14Cは、前記第1支持部材14Aで置き換えることも可能である。また、第3支持部材14Cの個数は架設支持するハンガーバー13の本数に応じて任意に設定することができる。更に、伸縮パイプ12Aを構成するパイプ部材11の本数は任意に設定可能であるが、部品点数を極力少なくするため、2本に設定することが好ましい。
次に、前記第1実施形態の構成を部分的に変更した第2実施形態について説明する。尚、前記第1実施形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2実施形態のハンガー10Aは、図11、図12に示すように、前記伸縮パイプ12に代えて、2本のパイプ部材11を伸縮自在に嵌合させ、下側のパイプ部材11の上端部に第2支持部材14Bを設けた伸縮パイプ12Aを用い、第1支持部材14Aを省略して、上側のパイプ部材11に該パイプ部材11に沿って上下移動可能な3つの第3支持部材14Cを設けたものである。ただし、3つの第3支持部材14Cのうちの最も上側の第3支持部材14Cは、前記第1支持部材14Aで置き換えることも可能である。また、第3支持部材14Cの個数は架設支持するハンガーバー13の本数に応じて任意に設定することができる。更に、伸縮パイプ12Aを構成するパイプ部材11の本数は任意に設定可能であるが、部品点数を極力少なくするため、2本に設定することが好ましい。
第3支持部材14Cは、図11〜図13に示すように、パイプ部材11の途中部に移動自在に取付けた本体部材25Cと、パイプ部材11に対する本体部材25Cの移動をロックするロック手段32Cとを備えている。尚、本体部材25Cは、前記第2支持部材14Bの本体部材25Bにおける係合片28及び案内部33を省略したものと同様に構成されているので、前記第2支持部材14Bの本体部材25Bと同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
ロック手段32Cについて説明すると、本体部材25Cの対向面側とは反対側には上下1対のブラケット35が突出状に形成され、ブラケット35にはレバー部材36が上下方向の支軸37を介して回動自在に支持されている。レバー部材36は、支軸37が挿通する略円筒状の軸部36aと、軸部36aから外方へ延びるレバー部36bと、軸部36aの中心を挟んでレバー部36bとは反対側の軸部36aの外面に形成した上下方向に延びる平坦面36cとを備えている。
本体部材25Cの側部には軸部36aに対面させて上下方向に細長い制動用スリット38Aが形成され、軸部36aとパイプ部材11間において制動用スリット38A内には細長い板状のロック部材39Aが設けられている。そして、レバー部材36を図13(a)に図示の解除位置に操作すると、軸部36aの平坦面36cがロック部材39Aに対面して、軸部36aと内側のパイプ部材11の外面間にロック部材39Aの厚さよりも大きな隙間が形成され、パイプ部材11が上下方向に伸縮移動できる状態となり、レバー部材36を図13(b)に図示のロック位置に操作すると、軸部36aの円周面がロック部材39に対面して、ロック部材39Aが軸部36aで押されて内側のパイプ部材11に圧接され、パイプ部材11が上下方向へ伸縮移動しないようにロックされることになる。
このハンガー10を使用する際には、第2支持部材14B及び第3支持部材14Cの保持溝15に、前記第1実施形態と同様にして、ハンガーバー13の端部を嵌合保持させて、伸縮パイプ12Aにハンガーバー13を架設支持するとともに、伸縮パイプ12Aを伸長させて第2支持部材14Bのロック手段32Cで、内側のパイプ部材11が収縮しないようにロックし、更に第3支持部材14Cをパイプ部材11に沿って上下方向に移動させて、パイプ部材11に予め形成した目印等に対応する高さ位置まで第3支持部材14Cを移動させて、ロック手段32Cで第3支持部材14Cが移動しないように固定する。こうしてハンガー10を図11に示すような使用姿勢に展開させた状態で、これを壁W等に立掛けて、ハンガーバー13に衣類等を干すことになる。
このハンガー10では、断面寸法の異なる2本のパイプ部材11で伸縮パイプ12Aを構成でき、また第3支持部材14Cとして同一構成で同一寸法のものを採用できるので、部品点数を少なくしてハンガー10の製作コストを安くできる。
尚、第3支持部材14Cの高さ位置を適正に設定できるように、例えばパイプ部材11に凹部又は貫通孔を形成し、第3支持部材14Cに該凹部又は貫通孔に一部が係合する鋼球をバネ付勢した状態で設け、バネ力に抗して鋼球を凹部又は貫通孔から離脱させることで、第3支持部材14Cを移動できるように構成し、鋼球の一部が凹部又は貫通孔に係合することで、第3支持部材14Cが適正な高さ位置に保持されるように構成することが好ましい。
(第3実施形態)
次に、前記第1実施形態の構成を部分的に変更した第3実施形態について説明する。尚、前記第1実施形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第3実施形態のハンガー10Bは、図14〜図16に示すように、ドアD等の上縁部にハンガー10Bを引っ掛けて使用するもので、間隔をあけて略平行に配置される1対の伸縮パイプ12Bと、1対の伸縮パイプ12B間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持される複数のハンガーバー13とを備えている。伸縮パイプ12Bには、ハンガーバー13の端部を架設状に支持するための支持部材14として、伸縮パイプ12Bにおける最も下側(内側)のパイプ部材11の下端部に倒立状に固定された第1支持部材14Aと、それ以外のパイプ部材11の下端部に固定された第4支持部材14Dとが設けられている。
次に、前記第1実施形態の構成を部分的に変更した第3実施形態について説明する。尚、前記第1実施形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第3実施形態のハンガー10Bは、図14〜図16に示すように、ドアD等の上縁部にハンガー10Bを引っ掛けて使用するもので、間隔をあけて略平行に配置される1対の伸縮パイプ12Bと、1対の伸縮パイプ12B間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持される複数のハンガーバー13とを備えている。伸縮パイプ12Bには、ハンガーバー13の端部を架設状に支持するための支持部材14として、伸縮パイプ12Bにおける最も下側(内側)のパイプ部材11の下端部に倒立状に固定された第1支持部材14Aと、それ以外のパイプ部材11の下端部に固定された第4支持部材14Dとが設けられている。
伸縮パイプ12Bを構成するパイプ部材11は、前記第1実施形態と同様に相互に嵌合する断面寸法の異なる4種類のパイプ部材11で構成されているが、第1実施形態とは異なり、断面寸法が大きい側を上側にして、最も上側(外側)のパイプ部材11の上端部に固定したフック部材40を、ドアD等の上縁部に引っ掛けて使用することになる。
第4支持部材14Dは、第2支持部材14Bにおけるロック手段32を省略し、本体部材25に代えて、保持溝15を倒立状に配置させた本体部材25Dを用い、この本体部材25Dの保持溝15の開口が上側へ向くように、パイプ部材11の下端部に倒立状に固定することになる。
最も下側のハンガーバー13にはハンガー10とドアD間に隙間を形成するためのスペーサ部材41が回動自在に設けられ、ハンガー10をドアDの上縁部に引っ掛けて使用する際には、図1に示すように、スペーサ部材41をドアD側へ略水平に回動させて固定することになる。また、このスペーサ部材41の遊端部にはフック部41aが形成され、伸縮パイプ12Bを収縮させた状態で、最も上側のハンガーバー13にフック部41aを引っ掛けて、4本のハンガーバー13を束ねて保持できるように構成されている。
(第4実施形態)
次に、前記第1実施形態の構成を部分的に変更した第4実施形態について説明する。尚、前記第1実施形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第4実施形態のハンガー10Cは、クローゼットの吊下げパイプPにハンガー10Cを引っ掛けて使用するもので、図17、図18に示すように、間隔をあけて略平行に配置される1対の伸縮パイプ12Cと、1対の伸縮パイプ12C間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持される複数のハンガーバー13Cとを備えている。伸縮パイプ12Cには、ハンガーバー13Cの端部を架設状に支持するための支持部材14として、伸縮パイプ12Cにおける下側(内側)のパイプ部材11の下端部に倒立状に固定された第1支持部材14Aと、上側のパイプ部材11の下端部に固定された第4支持部材14Dとが設けられている。
次に、前記第1実施形態の構成を部分的に変更した第4実施形態について説明する。尚、前記第1実施形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第4実施形態のハンガー10Cは、クローゼットの吊下げパイプPにハンガー10Cを引っ掛けて使用するもので、図17、図18に示すように、間隔をあけて略平行に配置される1対の伸縮パイプ12Cと、1対の伸縮パイプ12C間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持される複数のハンガーバー13Cとを備えている。伸縮パイプ12Cには、ハンガーバー13Cの端部を架設状に支持するための支持部材14として、伸縮パイプ12Cにおける下側(内側)のパイプ部材11の下端部に倒立状に固定された第1支持部材14Aと、上側のパイプ部材11の下端部に固定された第4支持部材14Dとが設けられている。
伸縮パイプ12Cを構成するパイプ部材11Cは、前記第1実施形態のパイプ部材11と同様の素材からなり、相互に嵌合する断面円形の1対のパイプ部材11Cで構成され、上側(外側)のパイプ部材11の上端部にはクローゼットの吊下げパイプPに係脱可能なフック部材43が設けられ、ハンガー10Cは、フック部材43を吊下げパイプPに引っ掛けて使用することになる。
第4支持部材14Dは、第2支持部材14Bにおける本体部材25Bに代えて、保持溝15を倒立状に配置させた本体部材25Dを用い、この本体部材25Dの保持溝15の開口が上側へ向くように、パイプ部材11Cの下端部に倒立状に固定することになる。
ハンガーバー13Cは、伸縮自在に嵌合する2本のパイプ20Cで構成されている。ただし、第1実施形態のハンガーバー13と同様に、1本のパイプ20で構成することも可能である。
このハンガー10を使用する際には、例えば図17に示すように、クローゼットの吊下げパイプPに、伸縮パイプ12Cを伸長させてハンガー10を設置した状態で、伸縮パイプ12C間において、吊下げパイプP及び上下のハンガーバー13に、丈の短い衣類を3段に吊下げて収納したり、図18に示すように、伸縮パイプ12Cを収縮させて、上下2段に衣類を吊下げて収納したり、伸縮パイプ12C間の吊下げパイプPや上下のハンガーバー13に吊下げる比較的丈の短い衣類と、ハンガー10Cの側方の吊下げパイプPに吊下げるコートなどの丈の長い衣類の分量に応じて、ハンガーバー13Cを伸縮させて吊下げスペースの大きさを調整したりして、クローゼット内における衣類を整理することになる。
W 壁 F 床面
D ドア P 吊下げパイプ
10 ハンガー 11 パイプ部材
11a 膨出部 11b 係合孔
11c 係止部 12 伸縮パイプ
13 ハンガーバー 14 支持部材
14A 第1支持部材 14B 第2支持部材
15 保持溝 16 滑り止め部材
17 枢支ピン 18 プラグ部材
18a 筒部
20 パイプ 21 閉止部材
21a 筒部 21b 閉止部
21c 鍔部 25 本体部材
25a 支持部 26 挿通孔
27 スリット 28 係合片
28a 係合突部
30 溝壁部 31 規制部
32 ロック手段 33 案内部
35 ブラケット 36 レバー部材
36a 軸部 36b レバー部
36c 平坦面 37 支軸
38 制動用スリット 39 ロック部材
10A ハンガー 12A 伸縮パイプ
14C 第3支持部材 25C 本体部材
32C ロック手段 38A 制動用スリット
39A ロック部材
10B ハンガー 12B 伸縮パイプ
25D 本体部材 14D 第4支持部材
40 フック部材 41 スペーサ部材
41a フック部
10C ハンガー 11C パイプ部材
12C 伸縮パイプ 13C ハンガーバー
20C パイプ 43 フック部材
D ドア P 吊下げパイプ
10 ハンガー 11 パイプ部材
11a 膨出部 11b 係合孔
11c 係止部 12 伸縮パイプ
13 ハンガーバー 14 支持部材
14A 第1支持部材 14B 第2支持部材
15 保持溝 16 滑り止め部材
17 枢支ピン 18 プラグ部材
18a 筒部
20 パイプ 21 閉止部材
21a 筒部 21b 閉止部
21c 鍔部 25 本体部材
25a 支持部 26 挿通孔
27 スリット 28 係合片
28a 係合突部
30 溝壁部 31 規制部
32 ロック手段 33 案内部
35 ブラケット 36 レバー部材
36a 軸部 36b レバー部
36c 平坦面 37 支軸
38 制動用スリット 39 ロック部材
10A ハンガー 12A 伸縮パイプ
14C 第3支持部材 25C 本体部材
32C ロック手段 38A 制動用スリット
39A ロック部材
10B ハンガー 12B 伸縮パイプ
25D 本体部材 14D 第4支持部材
40 フック部材 41 スペーサ部材
41a フック部
10C ハンガー 11C パイプ部材
12C 伸縮パイプ 13C ハンガーバー
20C パイプ 43 フック部材
Claims (7)
- 伸長させた使用姿勢と、収縮させた収納姿勢とに伸縮自在に嵌合する複数のパイプ部材からなり、相互に間隔をあけて略平行に配置した1対の伸縮パイプと、
前記1対の伸縮パイプ間に上下に間隔をあけて略平行に架設支持した複数のハンガーバーと、
を備え、
前記伸縮パイプに複数の支持部材を設け、該複数の支持部材に前記ハンガーバーの端部を側方より着脱自在に保持する保持溝を形成し、
前記保持溝にハンガーバーの端部を保持させて、前記1対の伸縮パイプ間に複数のハンガーバーを架設支持した、
ことを特徴とするハンガー。 - 前記ハンガーバーを伸縮自在に構成した請求項1記載のハンガー。
- 前記支持部材として、前記パイプ部材に第1支持部材を固定した請求項1又は2記載のハンガー。
- 前記支持部材として、前記パイプ部材の端部に第2支持部材を固定し、この第2支持部材に前記パイプ部材の内側のパイプ部材に係脱可能なロック手段を設け、前記ロック手段により前記内側のパイプ部材の伸長量を調整可能となした請求項1〜3のいずれか1項記載のハンガー。
- 前記支持部材として、前記パイプ部材に沿って移動自在な第3支持部材を設け、この第3支持部材に前記パイプ部材に係脱可能なロック手段を設け、前記ロック手段により第3支持部材の固定位置を調整可能となした請求項1〜4のいずれか1項記載のハンガー。
- 前記支持部材に内側のパイプ部材を伸縮方向に案内する案内部を一体的に形成した請求項3又は4記載のハンガー。
- 前記伸縮パイプの上端部に吊り具を取付けた請求項1〜6のいずれか1項記載のハンガー。
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JP2008269246A JP2010094386A (ja) | 2008-10-18 | 2008-10-18 | ハンガー |
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