JP2010093586A - 無線中継方法および無線中継装置 - Google Patents

無線中継方法および無線中継装置 Download PDF

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Abstract

【課題】不要な受信電波を増幅して送信することなく、かつ、コスト上昇を抑えることができる無線中継方法を得ること。
【解決手段】基地局と端末と無線中継装置と、を備える無線中継システムにおける無線中継方法であって、基地局が、固定の送信系列である中継停止信号系列をダウンリンクフレーム中継制御領域に挿入して送信し、無線中継装置が、受信したダウンリンクフレームの中継制御領域のデータと自装置にて保持する中継停止信号系列との相関値を求めるステップと、相関値が閾値以上である場合に中継停止信号が検出されたと判断するステップと、中継停止信号が検出されたと判断した場合に中継を停止するステップと、を含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、基地局と端末間の通信を中継する場合の無線中継方法および無線中継装置に関する。
移動体通信システムでは、無線基地局装置(BS:Base Station)と端末装置(MS:Mobile Station)の間で電波に情報を乗せることで、情報伝達を実施する。しかし、情報を搬送する電波は、長い通信距離や遮蔽物の影響によって減衰するという特性を持つため、電波の届かない不感地帯が存在する。そこで、無線基地局装置と端末装置の間に無線中継装置を置き、電波を中継することによって不感地帯を解消する場合がある。
このような中継の方式は、無線基地局装置または端末装置からの送信信号を無線中継装置内で一旦復調・復号処理を行い、その情報に対して変調・符号化処理を行った上で送信を行う再生中継(Decode&Forward)方式と無線中継装置内で受信電波を直接増幅し送信する非再生中継(Amplify&Forward)方式とに大別される。
非再生中継型の無線中継装置(以下、レピータ装置という)は、再生中継型の無線中継装置と比較して単純な構成とすることができるため、非常に安価に製造することができる。例えば、DS−CDMA(Direct Spread Code Division Multiple Access)方式、PHS(Personal Handy-phone System)方式で既に商用展開されており、主に室内の不感地帯対策として非常に有効である。また、レピータ装置は、中継対象の無線アクセス方式に若干変更があった場合でも、ほとんどのケースでアップデートを必要としない、というメリットがある。
しかし一方で、単純な構成とするが故に、レピータ装置が不要な受信電波を増幅して送信する場合がある。特に問題となるのが、無線通信帯域の再割り当てにより、使用される無線方式が変更となった際に、レピータ装置はその変更を判別できずに中継を継続してしまう場合である。この場合、全てのレピータ装置を回収しない限り、当該周波数を新しく割り当てられた無線方式のシステムに不要な干渉を与える可能性がある。
この問題の解決策として、たとえば、下記特許文献1に記載される方法がある。下記特許文献1に記載の方法では、無線基地局装置から送信されるダウンリンク信号から、通信事業者を識別するための事業者識別情報を取得し、その事業者識別情報に基づいて、ダウンリンクおよびアップリンクの中継処理を停止する方法が示されている。
特開2008−160346号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法によれば、レピータ装置が、無線基地局装置から送信されるダウンリンク信号の復調・復号処理を行い、事業者識別情報を取得する。そのため、たとえば、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式の場合であれば、レピータ装置にFFT(Fast Fourier Transform)回路や、復調処理、制御情報(マッピング情報等)の解析のための回路が必要となるため、レピータ装置のコストが上昇してしまう、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、不要な受信電波を増幅して送信することなく、かつ、レピータ装置のコスト上昇を抑えることができる無線中継方法および無線中継装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、基地局と、端末と、前記基地局と前記端末との間の通信を中継する無線中継装置と、を備える無線中継システムにおける無線中継方法であって、前記基地局が、あらかじめ定めた固定の送信系列である中継停止信号系列を、ダウンリンクフレームの所定の領域である中継制御領域に挿入して送信する中継停止信号送信ステップと、前記無線中継装置が、受信したダウンリンクフレームの中継制御領域のデータと自装置にて保持する中継停止信号系列との相関値を求める相関値算出ステップと、前記無線中継装置が、前記相関値が所定の閾値以上である場合に中継停止信号が検出されたと判断する中継停止信号検出ステップと、前記無線中継装置が、中継停止信号が検出されたと判断した場合に中継を停止する中継停止ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、中継停止を示すレピータ装置停止信号の送信系列パターンをあらかじめ定めておき、レピータ装置が、保持している送信系列パターンと受信信号の相互相関を求め、相関値に基づいて中継停止を判断するようにしたので、不要な受信電波を増幅して送信することなく、かつ、レピータ装置のコスト上昇を抑えることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる無線中継方法および無線中継装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる無線中継装置を含む通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。本実施の形態の通信システムは、BS1と、MS2と、BS1とMS2の通信を中継する無線中継装置であるレピータ装置3と、で構成される。セル4は、BS1との直接無線通信が可能であるサービスエリアを示し、セル5は、レピータ装置3を介してBS1との無線通信が可能となるサービスエリアを示している。
ダウンリンク通信では、レピータ装置3は、BS1が送信した電波を受信し、受信した電波をそのまま増幅してMS2に向けて送信する。レピータ装置3が使用するキャリア周波数は、BS1が使用するキャリア周波数と同一であっても異なっていても良い。一方、アップリンク通信では、レピータ装置が、MS2から送信された電波を受信し、受信した電波をそのまま増幅してBS1に向けて送信する。ダウンリンク通信と同様に、レピータ装置3が使用するキャリア周波数は、MS2が使用するキャリア周波数と同一であっても異なっていても良い。
上記の手順により、BS1との直接通信が可能であるセル4の圏外に存在するMSであっても、レピータ装置3のサービスエリアであるセル5の圏内に存在すれば、レピータ装置3を介してBS1との通信が可能となる。
本実施の形態では、Mobile WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)のフレームフォーマット(OFDMA、TDD(Time Division Duplex)方式)、データフォーマットを用いる例について説明する。なお、これに限らず、OFDMA、TDD方式以外の他の無線方式(FDD(Frequency Division Duplex)方式含む)に対しても、本実施の形態の無線中継方法を適用することは可能である。
図2は、BS1から送信される従来のDL Subframeフォーマットを示す図である。図中、縦軸は周波数(サブキャリア)方向を示し、横軸は時間(シンボル)方向を示している。図2に示すように、従来のDL Subframeフォーマットは、Preample,MAP,通信データ送信領域で構成される。
図3は、本実施の形態のBS1が送信するDL Subframeフォーマットの一例を示す図である。図3に示すように、本実施の形態のDL Subframeフォーマットでは、レピータ装置を停止させるための信号(レピータ装置停止信号)を、従来の通信データ送信領域のうちあらかじめ定めた所定のシンボル位置の全サブチャネルにわたって(レピータ装置停止信号送信領域)マッピングする。ここで、レピータ装置停止信号は複数シンボルにわたってマッピングしても良いし、繰り返しマッピングを行ってもよい。たとえば、DL Subframeのパーミュテーションの方式がPUSC(Partial Usage of SubChannels)の場合は、2の倍数のシンボルを用いてマッピングする。
また、図3の例では、レピータ装置停止信号送信領域をDL Subframeの時間方向の一番後ろに配置しているが、これに限らず、時間方向の前方または中間にマッピングしても良い。さらに、図3はレピータ装置停止信号を全サブチャネルにわたってマッピングする例を示したが、これに限らず、マッピングするサブチャネル数を絞り、電力ブーストを行っても良い。ただしこの場合、レピータ装置停止信号送信領域はシンボル単位で割当てることとし、レピータ装置停止信号をマッピングしたレピータ装置停止信号送信領域には、他のユーザデータをマッピングしないこととする。
つぎに、レピータ装置停止信号の構成について説明する。図4は、レピータ装置停止信号の構成例を示す図である。本実施の形態では、MAC PDU(Medium Access Control Protocol Data Unit)のフォーマットに従い、レピータ装置停止信号に用いるMAC PDUを構成する。BS1は、MS2に割り当てないCID(Connection ID)値のうち、レピータ装置停止信号用に使用するCID値を固定的に決めておく。
また、その他の各ヘッダ情報、ペイロードについても固定値とする。具体的には、HT(Header Type),EC(Encryption Control=0:暗号化無し),Type(データタイプ),ESF(Extended Subheader Flag),CI(CRC(Cyclic Redundancy Check) Indicator),EKS(Encryption Key Sequence)のそれぞれを所定の固定値とし、さらに、Payloadを所定の長さとすると、LEN(ヘッダも含むMAC PDU長)の値およびHCS(Header Check Sequence)の値が自動的に決定する。さらに、Payloadを固定パターンとすることで、MAC PDU全体を固定パターンとすることができる。なお、CIの設定によりCRCを付与した場合でも、CRCを含めMAC PDU全体で固定パターンとなる。
図5は、レピータ装置停止信号に用いるMAC PDUに対する処理フローの一例を示す図である。図4に示したMAC PDUに対して、まずPadding及びRandamization処理を行う(ステップS11)。つぎに、ステップS11の処理後のMAC PDUに対して、FEC(Foward Error Correction)処理を行い(ステップS12)、さらにModulation処理を行い(ステップS13)、処理後のデータをDL Subframe内のレピータ装置停止信号送信領域にマッピングする(ステップS14)。
なお、レピータ装置停止信号に用いるMAC PDUに割り当てるMCS(Modulation and Coding Scheme)レベルは固定とする(たとえばQPSK Rate=1/2)。レピータ装置停止信号送信領域のサイズが一定であれば、これらの処理を実施した結果としても、フレーム間で当該変調信号の固定パターンが崩れることはない。
さらに、パイロット信号のパターンを固定とするために、レピータ装置停止信号専用に割り当てるゾーンを形成し、STC_DL_Zone_IEで指定するPRBS_ID、Perm_Baseはいつでも同じ値を使用するとする。
以上で述べたMAC PDUの構成方法、ゾーン形成方法により、レピータ装置停止信号送信領域で送信される信号は、フレーム間でいつでも同じパターンの信号となり、それがレピータ装置停止信号そのものとなる。
つぎに、レピータ装置3が中継するキャリア周波数が、中継対象のキャリア周波数と異なる(周波数変換型レピータ)場合の中継停止方法について説明する。ここでは、TDD方式の中継停止処理の一例を説明するが、FDD方式でも同様の方法が適用できる。また、同一周波数を中継する場合にも同様の方法が適用できる。
図6は、本実施の形態のレピータ装置3の機能構成例を示す図である。図6に示すように、本実施の形態のレピータ装置3は、BS側アンテナ11,BS側アンテナフィルタ12,BS側TDD SW(スイッチ)13,BS側LNA(Low Noise Amplifier)14,BS側ダウンコンバータ15,BS側隣接チャネル除去フィルタ16,BS側局部発振回路(シンセサイザ)17,BS側アップコンバータ18,BS側HPA19,MS側アップコンバータ20,MS側HPA21,MS側局部発振回路22,MS側LNA23,MS側ダウンコンバータ24,MS側隣接チャネル除去フィルタ25,MS側アンテナ26,MS側アンテナフィルタ27,MS側TDD SW28,フレーム同期回路29,中継制御信号判別・停止制御回路30で構成される。
図6を用いて、まず、ダウンリンク信号の中継について説明する。BS側アンテナ11で受信した信号を、BS側アンテナフィルタ12がフィルタリングし、フィルタリング後の受信信号をBS側TDD SW13経由でBS側LNA14が増幅する。そして、BS側ダウンコンバータ15が、BS側局部発振回路17から供給されるクロック信号を用いて、増幅後の信号をベースバンド信号に変換する。そして、BS側隣接チャネル除去フィルタ16が、ベースバンド信号から隣接チャネル成分の除去を行い、MS側アップコンバータ20が、MS側局部発振回路22から供給されるクロック信号を用いて、所望中継周波数にアップコンバートする。そして、MS側HPA21がアップコンバート後の信号を増幅して、MS側アンテナ26が、MS側TDD SW28およびMS側アンテナフィルタ27経由で増幅した信号をMS2へ向けて送信する。
アップリンク信号の中継は、ダウンリンク信号の中継とBSとMSの方向が逆とした同様の動作となる。具体的には、MS側アンテナ26で受信した信号を、MS側アンテナフィルタ27がフィルタリングし、フィルタリング後の受信信号をMS側TDD SW28経由でMS側LNA23が増幅する。そして、MS側ダウンコンバータ24が、MS側局部発振回路22から供給されるクロック信号を用いて、増幅後の信号をベースバンド信号に変換する。そして、MS側隣接チャネル除去フィルタ25が、ベースバンド信号から隣接チャネル成分の除去を行い、BS側アップコンバータ18が、BS側局部発振回路17から供給されるクロック信号を用いて、所望中継周波数にアップコンバートする。そして、BS側HPA19がアップコンバート後の信号を増幅して、BS側アンテナ11が、BS側TDD SW13およびBS側アンテナフィルタ12経由で、増幅した信号をBS1へ向けて送信する。
一方、フレーム同期回路29は、BS側隣接チャネル除去フィルタ16から出力される中継するダウンリンクのベースバンド信号を観測し、図2、3に示したPreambleを用いてフレーム同期を行う。また、フレーム同期回路29は、BS側TDD SW13、MS側TDD SW28を制御し、また、中継制御信号判別・停止制御回路30へタイミング信号を供給する。中継制御信号判別・停止制御回路30へ供給するタイミング信号は、図3に示したレピータ装置停止信号送信領域の開始タイミングを示す信号とする。
中継制御信号判別・停止制御回路30は、受信したダウンリンクのベースバンド信号のレピータ装置停止信号送信領域のデータと、事前に記憶しているレピータ装置停止信号送信領域に送信される送信系列パターンとの相互相関を求める。そして、中継制御信号判別・停止制御回路30は、求めた相関値が、N(Nは自然数)フレーム以上連続して所定の閾値以上であることを確認した場合に、レピータ装置中継停止信号を受信したと判断する。そして、中継制御信号判別・停止制御回路30は、中継停止の処理としてMS側HPA21およびBS側HPA19を停止させるよう制御し、ダウンリンクおよびアップリンクの中継を停止する。
なお、ここではHPAを停止して中継停止処理を行うようにしたが、これに限らず、たとえば、レピータ装置3の電源を落とす等、その他の何らかの手段でダウンリンクおよびアップリンクの中継停止処理を行うようにしてもよい。また、中継停止指示があった旨を不揮発のメモリに記憶しておき、レピータ装置3がリセットされた場合にも、再起動後に中継停止を継続するようにしてもよい。
なお、BS側ダウンコンバータ15が受信信号をIF信号に落とす形態、または、同一周波数変換型レピータの場合で受信信号をベースバンド信号に落とさない形態であっても、中継制御信号判別・停止制御回路30の手前でベースバンド信号に落とすようにすれば、本実施の形態の中継停止処理を同様に適用することができる。
このように、本実施の形態では、中継停止を示すレピータ装置停止信号の送信系列パターンをあらかじめ定めておき、レピータ装置3の中継制御信号判別・停止制御回路30が、保持している送信系列パターンと受信信号の相互相関を求め、相関値に基づいて中継停止を判断するようにした。そのため、レピータ装置3が、FFT処理、FEC復号処理等の回路を必要とせずに、無線方式の種別によらず、レピータ装置停止信号を判別することができる。さらに、その停止信号は通常のダウンリンク送信で使用されるユーザデータフォーマット、および、パイロット信号により構成することができるため、BS1は一般的な構成からの改修は最小限で済み、かつ、MS2は一般的な構成から変更する必要がない。したがって、不要な受信電波を増幅して送信することなく、かつ、レピータ装置3のコスト上昇を抑えることができる。
実施の形態2.
図7は、本発明にかかる実施の形態2のDL Subframeフォーマットの一例を示す図である。本実施の形態の通信システムの構成は実施の形態1と同様である。また、本実施の形態の通信システムを構成する各装置の構成も実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、中継を停止させる場合には、図3で示したようにレピータ装置停止信号送信領域を用いてレピータ装置停止信号を送信することとする。本実施の形態では、さらに、実施の形態1のレピータ装置停止信号送信領域をレピータ装置停止解除信号送信領域とし、その領域内でレピータ装置停止解除信号を送出することで、停止中であったレピータ装置の出力を再開できるようにする。
レピータ装置停止解除信号は、レピータ装置停止信号で使用するMAC PDUと異なるMAC PDUを用いて構成する。たとえば、ペイロード値を、レピータ装置停止信号で使用されるMAC PDUと異なる値とし、その他の値についてはMAC PDUと同様にする。これに限らず、レピータ装置停止信号で使用されるMAC PDUと異なるようにレピータ装置停止信号で使用するMAC PDUを固定的に構成する方法であれば、レピータ装置停止信号で使用するMAC PDUはどのように構成してもよい。
ただし、レピータ装置3は、中継処理の停止を継続しながら、中継制御信号判別・停止制御回路30の受信信号の解析を行うこととする。中継制御信号判別・停止制御回路30は、中継処理の停止中に、レピータ装置停止解除信号送信領域の受信信号と、あらかじめ保持しているレピータ装置停止解除信号送信領域の送信系列パターンとの相互相関を求める。そして、中継制御信号判別・停止制御回路30は、求めた相関値がNフレーム以上連続して所定の閾値以上であることを確認した時に、レピータ装置停止解除信号を受信したと判断して、中継再開の処理として、MS側HPA21およびBS側HPA19の停止を解除するよう制御する。なお、実施の形態1と同様、ここではHPAの停止制御を解除するとしたが、その他の中継停止制御による場合は、それを解除することとする。以上説明した以外の本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様である。
このように、本実施の形態では、レピータ装置停止解除信号の送信系列パターンをあらかじめ定めておき、レピータ装置3の中継制御信号判別・停止制御回路30が、保持しているレピータ装置停止解除信号の送信系列パターンと受信信号の相互相関を求め、相関値に基づいて中継停止を解除するようにした。そのため、実施の形態1の効果を実現するとともに、中継の再開が必要な場合に、同様の構成のままで再開処理を行うことができる。
実施の形態3.
本発明にかかる無線中継装置の実施の形態3について説明する。本実施の形態の通信システムの構成は実施の形態1と同様である。また、本実施の形態の通信システムを構成する各装置の構成も実施の形態1と同様である。ただし、本実施の形態では、無線中継装置(レピータ装置)が複数存在することとする。
本実施の形態では、レピータ装置3をグルーピングし、各グループに対してグループごとにレピータ装置停止信号およびレピータ装置停止解除信号を割り当てる。具体的には、各グループのレピータ装置停止信号、レピータ装置停止解除信号で使用されるMAC PDUは、それぞれ異なるPDUとして構成する。たとえば、MAC PDUのペイロード値を、各々グループごとに、異なる固定値とする。また、実施の形態2と同様に、レピータ装置停止信号とレピータ装置停止解除信号は、それぞれ異なるPDUとして構成する。そして、各レピータ装置は、自装置が属するグループに対応するレピータ装置停止信号およびレピータ装置停止解除信号の送信系列パターンを保持し、実施の形態1および実施の形態2と同様に、保持している送信系列パターンと受信信号の相互相関を求め、求めた相関値に基づいて中継停止または中継再開の処理を行う。
以上説明した以外の本実施の形態の動作は実施の形態1または2と同様である。なお、本実施の形態では、レピータ装置停止信号とレピータ装置停止解除信号を用いる例について説明したが、実施の形態1と同様にレピータ装置停止信号を用いる場合に、本実施の形態で説明したグループ単位の処理を行うようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、レピータ装置3をグループ化し、レピータ装置停止信号およびレピータ装置停止解除信号をそれぞれグループごとに異なるMAC PDUとして構成し、各レピータ装置は、自装置の属するグループに対応するレピータ装置停止信号とレピータ装置停止解除信号の送信系列を保持し、受信信号との相関値を求めるようにした。このため、実施の形態1および2の効果を実現するとともに、さらに、BS1は、選択的にレピータ装置3の停止・停止解除を制御することができる。
実施の形態4.
図8は、本発明にかかる無線中継装置の実施の形態4のDL Subframeフォーマットの一例を示す図である。本実施の形態の通信システムの構成は実施の形態1と同様である。また、本実施の形態の通信システムを構成する各装置の構成も実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、レピータ装置中継継続信号送信領域を設け、レピータ装置中継継続信号を定周期で送出する。レピータ装置3は、初期状態では中継停止の状態とし、レピータ装置中継継続信号が検出されると中継停止を解除し、さらに、レピータ装置中継継続信号が検出されなくなった場合は、中継処理を停止する。
レピータ装置中継継続信号用に使用するMAC PDUの構成方法等は実施の形態1または2と同様である。以降では、実施の形態1または2と異なる部分について説明する。差分を記載する形で説明する。
図9は、本実施の形態の中継制御信号判別・停止制御回路30の処理手順の一例を示すフローチャートである。図9に基づいて、中継制御信号判別・停止制御回路30の動作を説明する。まず、レピータ装置3の電源がONされ、フレーム同期回路29によりフレーム同期がなされた後、初期状態として中継停止制御状態(中継停止を行っている状態)とする(ステップS21)。そして、中継制御信号判別・停止制御回路30は、フレーム同期後のはじめの処理対象フレームについてレピータ装置中継継続信号送信領域で受信した受信信号と、あらかじめ保持しているレピータ装置中継継続信号送信領域に送信される送信系列パターンとの相互相関を求め、求めた相関値が所定の閾値以上であるか否かを判定することにより中継継続信号を検出する(ステップS22)。
ステップS22で、中継継続信号が検出された(相関値が閾値以上である)場合(ステップS22 Yes)は、変数iをm−α、変数jを1にそれぞれ設定する(ステップS23)。ここで、変数iは処理対象のDL Subframeの番号を示す値であり、mは中継継続信号が送出される周期を示す値(たとえば、1分、1時間をフレーム数で表現した値)である。また、αは中継継続信号が連続して送出されるフレーム数を示している。ここでは、変数jは中継継続信号の検出数(フレーム数)である。また、ステップS22で、中継制御信号が検出されなかった(相関値が閾値未満である)場合(ステップS22 No)は、ステップS22を繰り返す。
つぎに、iがmより小さいか否かを判定し(ステップS24)、iがmより小さい場合(ステップS24 Yes)は、ステップS22で処理したフレームの次のフレームについてステップS22と同様に相関値を求め、相関値が閾値以上であるか否かを判定することにより中継継続信号を検出したか否かを判定する(ステップS25)。中継継続信号を検出した場合(ステップS25 Yes)は、jをインクリメントし(j=j+1とする。:ステップS26)、ステップS30に進む。また、ステップS25で、中継継続信号を検出しなかった場合(ステップS25 No)は、ステップS30へ進む。
一方、iがmより小さくない(i=m)と判定した場合(ステップS24 No)は、jの値が所定の数N(N≦α)以上であるか否かを判定し(ステップS27)、jがN以上の場合(ステップS27 Yes)は所定の中継停止解除制御(ステップS28)を実施し、中継停止を解除する。そして、iおよびjを0に初期化し(ステップS29)、ステップS30へ進む。また、jの値がNより小さい場合(ステップS27 No)は、ステップS21の中継停止状態に戻る。
ステップS30では、次のフレームの処理に以降するためにiをインクリメントし(i=i+1とする:ステップS30)、iがm−2α+Nより小さいか否かを判定する(ステップS31)。iがm−2α+Nより小さい場合(ステップS31 Yes)は、次のフレームについて中継継続信号の検出処理をせずに、ステップS30へ進む。iがm−2α+N以上である場合(ステップS31 No)は、次のフレームについてステップS24以降の処理を行う。以上説明した以外の本実施の形態の動作は実施の形態1と同様である。
なお、ここで、ステップS31の判定基準をm−2α+Nとしたのは、ステップS21で中継継続信号を検出したフレームが、最大α−Nフレーム分遅れている場合を考慮して処理を行うためである。
なお、ここでは、図9に示した手順で処理を行う例について説明したが、中継を実施する間は、BS1が中継継続信号を所定の周期で送信し、レピータ装置3が、その中継継続信号を監視して、中継継続信号が検出されている間は中継を行い、中継継続信号が周期内で所定の回数以上検出されなかった場合に、中継停止を行うような処理であれば、上記の処理手順に限らず、他の処理手順で行ってもよい。
なお、実施の形態3と同様にレピータ装置をフループ化し、グループごとに異なる中継継続信号用のMAC PDUを生成することにより、グループごとに中継継続の制御を行うようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、BS1が、あらかじめ定めた中継継続信号のMAC PDUを所定の周期で送信し、レピータ装置3は、初期状態では中継を停止しておき、中継継続信号を検出した場合に中継停止を解除し、また、さらに中継継続信号が周期内で所定の回数以上検出されなかった場合に中継を停止するようにした。このため、実施の形態1と同様の効果を実現するとともに、レピータ装置3の中継継続信号検出処理負荷を下げることができ、レピータ装置3の消費電力を抑えることができる。また、BS1から中継継続信号が送出されていない環境下ではレピータ装置3の中継機能は停止するため、無線通信帯域の再割り当てにより使用される無線方式が変更となった場合、必ずレピータ装置の中継機能は停止し、不要な干渉を避けることができる。
実施の形態5.
本発明にかかる無線中継装置の実施の形態5について説明する。本実施の形態の通信システムの構成は実施の形態1と同様である。また、本実施の形態の通信システムを構成する各装置の構成も実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、図2に示したプリアンブル(Preamble)の部分として、中継停止を指示するための特別な送信パターンを用意し、中継停止を指示する場合には、BS1がそのパターンをプリアンブルとして連続して送信することとする。すなわち、本実施の形態では、実施の形態1のレピータ装置停止信号送信領域、実施の形態2のレピータ装置停止解除信号送信領域を用いずに、図2に示したプリアンブルを用いて中継停止信号を送信する。
本実施の形態のダウンリンクおよびアップリンクの中継処理は実施の形態1と同様である。以降では実施の形態1と異なる部分について説明する。レピータ装置3の中継制御信号判別・停止制御回路30は、あらかじめ保持している中継停止信号のプリアンブルのパターンと、受信信号のプリアンブル部分との相互相関を求め、求めた相関値が連続してNフレームの間、所定の閾値以上であると確認した時に、中継停止信号を受信したと判断し、中継停止制御を実施する。
また、さらに、あらかじめ中継停止信号のプリアンブルのパターンと中継停止解除信号のプリアンプルの固定パターンを定めておき、同様に中継停止解除処理を行うようにしてもよい。具体的には、中継停止の状態時に、中継制御信号判別・停止制御回路30が、保持しているそのパターンと受信信号のプリアンブルとの相互相関を求め、求めた相関値が連続してNフレームの間、所定の閾値以上であると確認した時に、中継停止解除信号を受信したと判断し、中継停止解除制御を実施する。
以上説明した以外の本実施の形態の動作は、実施の形態1または2と同様である。なお、実施の形態3と同様に、レピータ装置3をグループ化し、グループごとに中継停止信号,中継停止解除信号について異なるプリンブルのパターンを定めておき、グループごとに中継停止、中継停止解除を指示できるようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、プリアンブルの部分について、中継停止信号を示す固定パターンをあらかじめ定めておき、そのパターンと受信信号のプリアンブル部分との相互相関を求め、求めた相関値に基づいて中継停止制御を行うようにした。このため、不要な受信電波を増幅して送信することなく、かつ、レピータ装置3のコスト上昇を抑えることができる。
以上のように、本発明にかかる無線中継方法および無線中継装置は、基地局と端末間の通信を中継する無線中継システムに有用であり、特に、無線通信帯域の再割り当てにより使用される無線方式が変更される可能性がある無線中継システムに適している。
本発明にかかる無線中継装置を含む通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。 BSから送信される従来のDL Subframeフォーマットを示す図である。 実施の形態1のBSが送信するDL Subframeフォーマットの一例を示す図である。 レピータ装置停止信号の構成例を示す図である。 レピータ装置停止信号に用いるMAC PDUに対する処理フローの一例を示す図である。 レピータ装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態2のDL Subframeフォーマットの一例を示す図である。 実施の形態4のDL Subframeフォーマットの一例を示す図である。 実施の形態4の中継制御信号判別・停止制御回路の処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 BS
2 MS
3 レピータ装置
4,5 セル
11 BS側アンテナ
12 BS側アンテナフィルタ
13 BS側TDD SW
14 BS側LNA
15 BS側ダウンコンバータ
16 BS側隣接チャネル除去フィルタ
17 BS側局部発振回路
18 BS側アップコンバータ
19 BS側HPA
20 MS側アップコンバータ
21 MS側HPA
22 MS側局部発振回路
23 MS側LNA
24 MS側ダウンコンバータ
25 MS側隣接チャネル除去フィルタ
26 MS側アンテナ
27 MS側アンテナフィルタ
28 MS側TDD SW
29 フレーム同期回路
30 中継制御信号判別・停止制御回路

Claims (19)

  1. 基地局と、端末と、前記基地局と前記端末との間の通信を中継する無線中継装置と、を備える無線中継システムにおける無線中継方法であって、
    前記基地局が、あらかじめ定めた固定の送信系列である中継停止信号系列を、ダウンリンクフレームの所定の領域である中継制御領域に挿入して送信する中継停止信号送信ステップと、
    前記無線中継装置が、受信したダウンリンクフレームの中継制御領域のデータと自装置にて保持する中継停止信号系列との相関値を求める相関値算出ステップと、
    前記無線中継装置が、前記相関値が所定の閾値以上である場合に中継停止信号が検出されたと判断する中継停止信号検出ステップと、
    前記無線中継装置が、中継停止信号が検出されたと判断した場合に中継を停止する中継停止ステップと、
    を含むことを特徴とする無線中継方法。
  2. 前記中継停止信号検出ステップでは、連続して所定のフレーム数にわたって前記相関値が前記閾値以上であった場合に、中継停止信号が検出されたと判断することを特徴とする請求項1に記載の無線中継方法。
  3. 前記無線中継装置をグループ分けし、
    前記中継停止信号系列をグループごとに異なる系列とし、
    前記無線中継装置は、相関値の算出対象の中継停止信号系列を、自装置の属するグループに対応する中継停止信号系列とすることを特徴とする請求項1または2に記載の無線中継方法。
  4. 前記基地局が、あらかじめ定めた固定の送信系列である中継停止解除信号系列を、ダウンリンクフレームの所定の領域である中継停止解除領域に挿入して送信する中継停止解除信号送信ステップと、
    前記無線中継装置が、受信したダウンリンクフレームの中継停止解除領域のデータと自装置にて保持する中継停止解除信号系列との相関値を求める停止解除信号相関値算出ステップと、
    前記無線中継装置が、前記停止解除信号相関値算出ステップで算出した相関値が所定の閾値以上である場合に、中継停止解除信号が検出されたと判断する中継停止解除信号検出ステップと、
    前記無線中継装置が、中継停止解除信号が検出されたと判断した場合に中継停止の解除を行う中継停止解除ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の無線中継方法。
  5. 前記無線中継装置をグループ分けし、
    前記中継停止信号系列および前記中継停止解除信号系列をグループごとに異なる系列とし、
    前記無線中継装置は、
    前記相関値算出ステップでは、相関値の算出対象の中継停止信号系列を、自装置の属するグループに対応する中継停止信号系列とし、
    前記停止解除信号相関値算出ステップでは、相関値の算出対象の中継停止解除信号系列を、自装置の属するグループに対応する中継停止解除信号系列とすることを特徴とする請求項4に記載の無線中継方法。
  6. 基地局と、端末と、前記基地局と前記端末との間の通信を中継する無線中継装置と、を備える無線中継システムにおける無線中継方法であって、
    前記基地局が、あらかじめ定めた固定の送信系列である中継継続信号系列を、ダウンリンクフレームの所定の領域である中継制御領域に挿入して送信する中継継続信号送信ステップと、
    前記無線中継装置が、受信したダウンリンクフレームの中継制御領域のデータと自装置にて保持する中継継続信号系列との相関値を求める相関値算出ステップと、
    前記無線中継装置が、前記相関値が所定の閾値以上である場合に中継継続信号が検出されたと判断する中継継続信号検出ステップと、
    前記無線中継装置が、中継継続信号が検出されたと判断した場合に中継を開始する中継動作ステップと、
    前記無線中継装置が、前記相関値が所定の閾値未満である場合に中継停止が指示されたと判断する中継停止指示検出ステップと、
    前記無線中継装置が、中継停止が指示されたと判断した場合に中継を停止する中継動作停止ステップと、
    を含むことを特徴とする無線中継方法。
  7. 前記無線中継装置をグループ分けし、
    前記中継継続信号系列をグループごとに異なる系列とし、
    前記無線中継装置は、相関値の算出対象の中継継続信号系列を、自装置の属するグループに対応する中継継続信号系列とすることを特徴とする請求項6に記載の無線中継方法。
  8. 前記中継制御領域をユーザデータ領域の一部とし、前記中継停止信号系列の送信に用いるMAC PDUのフォーマットをユーザデータのフォーマットと同一とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線中継方法。
  9. 前記中継制御領域および前記中継停止解除領域をユーザデータ領域の一部とし、前記中継停止信号系列および前記中継停止解除信号系列の送信に用いるMAC PDUのフォーマットをユーザデータのフォーマットと同一とすることを特徴とする請求項4または5に記載の無線中継方法。
  10. 前記中継制御領域をユーザデータ領域の一部とし、前記中継継続信号系列の送信に用いるMAC PDUのフォーマットをユーザデータのフォーマットと同一とすることを特徴とする請求項6または7に記載の無線中継方法。
  11. 前記中継停止信号系列にパイロット信号を含むことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線中継方法。
  12. 前記中継停止信号系列および前記中継停止解除信号系列にパイロット信号を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の無線中継方法。
  13. 前記中継継続信号系列にパイロット信号を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の無線中継方法。
  14. 前記中継制御領域をプリアンブル領域とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線中継方法。
  15. 前記中継制御領域および前記中継停止解除領域をプリアンブル領域とすることを特徴とする請求項4または5に記載の無線中継方法。
  16. 前記中継制御領域をプリアンブル領域とすることを特徴とする請求項6または7に記載の無線中継方法。
  17. 基地局と端末との間の通信を中継し、前記基地局が、あらかじめ定めた固定の送信系列である中継停止信号系列を、ダウンリンクフレームの所定の領域である中継制御領域に挿入して送信する場合に、前記中継停止信号系列を受信する無線中継装置であって、
    自装置にて保持する中継停止信号系列と、前記基地局から受信したダウンリンクフレームの中継制御領域のデータと、の相関値を求め、前記相関値が所定の閾値以上である場合に中継停止信号が検出されたと判断する中継制御信号判別手段、
    を備え、
    中継停止信号が検出されたと判断した場合に中継を停止することを特徴とする無線中継装置。
  18. 前記基地局が、あらかじめ定めた固定の送信系列である中継停止解除信号系列を、ダウンリンクフレームの所定の領域である中継停止解除領域に挿入して送信する場合に、
    前記中継制御信号判別手段が、さらに、自装置にて保持する中継停止解除信号系列と、受信したダウンリンクフレームの中継停止解除領域のデータと、の相関値を求め、その相関値が所定の閾値以上である場合に、中継停止解除信号が検出されたと判断し、
    中継停止解除信号が検出されたと判断した場合に中継停止の解除を行うことを特徴とする請求項17に記載の無線中継装置。
  19. 基地局と端末との間の通信を中継し、前記基地局が、あらかじめ定めた固定の送信系列である中継継続信号系列を、ダウンリンクフレームの所定の領域である中継制御領域に挿入して送信する場合に、前記中継継続信号系列を受信する無線中継装置であって、
    自装置にて保持する中継継続信号系列と、前記基地局から受信したダウンリンクフレームの中継制御領域のデータと、の相関値を求め、前記相関値が所定の閾値以上である場合に中継継続信号が検出されたと判断し、また、前記相関値が所定の閾値未満である場合に中継停止が指示されたと判断する中継制御信号判別手段、
    を備え、
    中継継続信号が検出された場合には中継を開始し、中継停止が指示されたと判断した場合には中継を停止することを特徴とする無線中継装置。
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