JP2010093445A - データ通信モジュールを備える車載機 - Google Patents
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Abstract
【課題】TSP用のアドレスとIPv6アドレスを効果的に利用するデータ通信モジュールを備える車載機の提供を目的。
【解決手段】データ通信モジュールを備える車載機1,2,3において、TSP用とホットスポット用とにそれぞれ別々のIPv6アドレスが付与され、それぞれのIPv6アドレスに対応した個別のルートを介してデータを受信するように構成されている。特に、ホットスポットに車両が位置する状況下で、TSP以外のサービスプロバイダからのデータを、ホットスポット用のIPv6アドレスを利用して、TSPを介さずに受信するように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】データ通信モジュールを備える車載機1,2,3において、TSP用とホットスポット用とにそれぞれ別々のIPv6アドレスが付与され、それぞれのIPv6アドレスに対応した個別のルートを介してデータを受信するように構成されている。特に、ホットスポットに車両が位置する状況下で、TSP以外のサービスプロバイダからのデータを、ホットスポット用のIPv6アドレスを利用して、TSPを介さずに受信するように構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、TSP用のアドレスとIPv6アドレスを利用するデータ通信モジュールを備える車載機に関する。
現在、インターネットで用いられるプロトコルは、Internet
Protocol version 4(以下「IPv4」)からInternet
Protocol version 6(以下「IPv6」)へと移行しつつある。ここで、IPv4のアドレス空間が2の32乗であるのに対し、IPv6ではアドレス空間が2の128乗に拡大されている。このようなIPv6アドレスの特徴を利用する技術として、ユーザ端末において、複数のアプリケーション使用環境に対応した複数のIPv6アドレスを使い分ける方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−45472号公報
Protocol version 4(以下「IPv4」)からInternet
Protocol version 6(以下「IPv6」)へと移行しつつある。ここで、IPv4のアドレス空間が2の32乗であるのに対し、IPv6ではアドレス空間が2の128乗に拡大されている。このようなIPv6アドレスの特徴を利用する技術として、ユーザ端末において、複数のアプリケーション使用環境に対応した複数のIPv6アドレスを使い分ける方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、従来の車載機のデータ通信環境においては、図1に示すように、唯一のIPv4アドレスが付与されている。従って、アドレスが1つであり、しかもプライベートアドレスであり、単一ネットワークから割り振られたアドレスしか付与されないため、そのネットワークからしかサービスを受けられないという、不都合があった。尚、IPv4アドレスの場合には、1つのインターフェースに1つのアドレスしか割り当てることができない。
このため、従来の車載機のデータ通信環境においては、図1に示すように、インターネットへの経路は必ずTPS(テレマティックスサービスプロバイダ)を経由する必要がある。そのため、各種xSP(any type of service provider)からサービスを受けるためには、図1に示すように、TSPと接続されたxSPからしかサービスを受けられないという、不都合があった。また、これにより、TSPの処理負担が大きくなるという、問題があった。
そこで、本発明は、TSP用のアドレスとIPv6アドレスを効果的に利用するデータ通信モジュールを備える車載機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一局面によれば、データ通信モジュールを備える車載機において、
TSP用とホットスポット用とにそれぞれ別々のIPv6アドレスが付与され、
それぞれのIPv6アドレスに対応したルートを介してデータを受信するように構成されていることを特徴とする、車載機が提供される。
TSP用とホットスポット用とにそれぞれ別々のIPv6アドレスが付与され、
それぞれのIPv6アドレスに対応したルートを介してデータを受信するように構成されていることを特徴とする、車載機が提供される。
本発明によれば、TSP用のアドレスとIPv6アドレスを効果的に利用するデータ通信モジュールを備える車載機が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図2は、本発明によるデータ通信モジュール(DCM)を備える車載機1を含む通信システム10の一例を示す図である。
通信システム10では、図2に示すように、車載機1は、TSP用とホットスポット用とにそれぞれ別々のIPv6アドレスが付与されている。図2に示す例では、TSP用のIPv6アドレスは、「2001:1234:XXXX::/64」で示され、ホットスポット用のIPv6アドレスは、「2001:9123:XXXX::/64」で示されている。これに対応して、通信システム10では、図2に示すように、IPレイヤーでそれぞれの専用ルートが確保されている。即ち、TSPから携帯キャリア網を介したルートと、TSPからインターネット及びホットスポットを介したルートが確保されている。好ましくは、通常データは、前者のルートを用いて車載機1に提供され、地図データや動画のような大容量データは、後者のホットスポットを介したルートを用いて車載機1に提供される。
これにより、IPv6マルチプレフィックス制御技術を駆使することで、TSP提供の帯域の限られた携帯キャリア網だけではなく、帯域が大きいホットスポット経由で大容量データを車載機1に提供することができる。
図3は、本発明によるDCM付車載機2を含む通信システム11のその他の一例を示す図である。
通信システム11では、図3に示すように、車載機2は、TSP用とホットスポット用とにそれぞれ別々のIPv6アドレスが付与されている。図3に示す例では、TSP用のIPv6アドレスは、「2001:1234:XXXX::/64」で示され、ホットスポット用のIPv6アドレスは、「2001:9123:XXXX::/64」で示されている。これに対応して、通信システム11では、図3に示すように、IPレイヤーでそれぞれの専用ルートが確保されている。即ち、TSPから携帯キャリア網を介したルートと、xSPからインターネット及びホットスポットを介したルートが確保されている。好ましくは、通常データは、前者のルートを用いて車載機2に提供され、地図データや動画のような大容量データは、後者のホットスポットを介したルートを用いて車載機2に提供される。
尚、xSPは、CSP(contents service provider:コンテンツ・サービスプロバイダ)、ASP(application service provider:アプリケーション・サービスプロバイダ)、NSP(network service provider:ネットワーク・サービスプロバイダ)、ISP(internet service provider:インターネット・サービスプロバイダ)、SSP/SeSP(security service provider:セキュリティ・サービスプロバイダ)等のような、多種多様なプロバイダのうちの任意の1つ若しくは2つ以上のプロバイダを含んでよい。
これにより、IPv6マルチプレフィックス制御技術を駆使することで、TSP提供の帯域の限られた携帯キャリア網だけではなく、帯域が大きいホットスポット経由でxSPからの大容量データを車載機2に提供することができる。
図4は、本発明によるDCM付車載機3を含む通信システム12のその他の一例を示す図である。
通信システム12では、図4に示すように、車載機3のインターフェースには、プロバイダのそれぞれから別々のIPv6アドレスが割り当てられている。図3に示す例では、TSP用のIPv6アドレスは、「2001:1234:XXXX::/64」で示され、あるxSP(xSP−Aと指示)用のIPv6アドレスは、「2001:5678:XXXX::/64」で示され、他のあるxSP(xSP−Bと指示)用のIPv6アドレスは、「2001:9123:XXXX::/64」で示されている。図中の移動体アクセス事業者は、無線キャリア網やホットスポットを含んでよい。同様に、通信システム12では、IPレイヤーでそれぞれの専用ルートが確保されている。従って、TSPや各xSP(xSP−AやxSP−B)は、それぞれの専用ルートを利用し、車載機3にサービスを提供する。好ましくは、通常データは、TSPのルートを用いて車載機3に提供され、地図データや動画のような大容量データは、xSPからのホットスポットを介したルートを用いて車載機3に提供される。
これにより、IPv6マルチプレフィックス制御技術を駆使することで、xSPからTSPを経由せずに、直接車載機3へサービスを提供する仕組みを構築することができる。この結果、TSPの負荷を軽減することができ、また、車載機3へのサービス機会を増加させることができる。
尚、図4に示す例では、一例として2つのxSPが示されているが、1つのxSPからサービスを受ける構成であってもよいし、3つ以上のxSPからサービスを受ける構成であってもよい。
図5は、上述の車載機1,2,3内のアーキテクチャ構造の一例を示す図である。
上述の車載機1,2,3は、無線通信装置(DCM)20を備え、通信制御アプリケーション22、及び、TSP向けアプリケーション24、xSP−A向けアプリケーション26A、xSP−B向けアプリケーション26B、xSP−C向けアプリケーション26Cを備える。無線通信装置20は、例えばユーザインターフェースを介してユーザとの対話式の入力を受けて、通信制御アプリケーション22により、ユーザからの入力(それに伴いプロバイダ)に応じたアプリケーションを実行し、ユーザからの指示(例えばデータのダウンロード)を実現する。
尚、図5に示す例では、一例として3つのxSP向けアプリケーションが示されているが、2つ以下のxSPアプリケーションを備える構成であってもよいし、4つ以上のxSPアプリケーションを備える構成であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
1 車載機
2 車載機
3 車載機
10 通信システム
11 通信システム
12 通信システム
20 無線通信装置
24 TSP向けアプリケーション
26A,26B,26C xSP向けアプリケーション
2 車載機
3 車載機
10 通信システム
11 通信システム
12 通信システム
20 無線通信装置
24 TSP向けアプリケーション
26A,26B,26C xSP向けアプリケーション
Claims (2)
- データ通信モジュールを備える車載機において、
TSP用とホットスポット用とにそれぞれ別々のIPv6アドレスが付与され、
それぞれのIPv6アドレスに対応したルートを介してデータを受信するように構成されていることを特徴とする、車載機。 - ホットスポットに車両が位置する状況下で、TSP以外のサービスプロバイダからのデータを、ホットスポット用のIPv6アドレスを利用して、TSPを介さずに受信するように構成されている、請求項1に記載の車載機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008259974A JP2010093445A (ja) | 2008-10-06 | 2008-10-06 | データ通信モジュールを備える車載機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008259974A JP2010093445A (ja) | 2008-10-06 | 2008-10-06 | データ通信モジュールを備える車載機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010093445A true JP2010093445A (ja) | 2010-04-22 |
Family
ID=42255778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008259974A Pending JP2010093445A (ja) | 2008-10-06 | 2008-10-06 | データ通信モジュールを備える車載機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010093445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020532161A (ja) * | 2017-08-23 | 2020-11-05 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | トラフィック統計収集方法およびデバイス |
-
2008
- 2008-10-06 JP JP2008259974A patent/JP2010093445A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020532161A (ja) * | 2017-08-23 | 2020-11-05 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | トラフィック統計収集方法およびデバイス |
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