JP2010092151A - 電子マネー管理装置及び電子マネー管理方法 - Google Patents

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勝也 平山
Takayuki Ueda
隆幸 上田
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Abstract

【課題】電子マネーの蓄積目標額を設定し、この蓄積目標額の範囲内で電子マネーの使用を許可する。これによって、電子マネーの蓄積と電子マネーの支払いを管理する電子マネー管理装置及び電子マネー管理方法を提供する。
【解決手段】電子マネーを蓄積した蓄積額情報を記憶する電子マネー蓄積額情報記憶部と、前記電子マネーを蓄積する目標額を設定する目標額設定部と、前記蓄積額と前記目標額を比較する比較部と、前記比較部による比較の結果、前記蓄積額が前記目標額を上回っている場合は、前記電子マネーの使用を許可し、下回っている場合は前記電子マネーの使用を規制する使用規制部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子マネーの使用を規制する電子マネー管理装置及び電子マネー管理方法に関し、特に電子マネーの蓄積目標額を設定し、この目標額を上回った場合に、電子マネーの使用を許可する電子マネー管理装置及び電子マネー管理方法に関する。
電子マネーの普及は著しく、金融機関に預貯金した現金だけでなく、商品を購入した際、サービスの提供を受けた際などに受け取ったポイントも電子マネーとして使用することが可能になっている。
電子マネーを使用する方法は、例えば特許文献1により公知である。特許文献1は、電子マネーを所有しているユーザーが画像出力システムのサービスを利用しやすくするシステムであり、画像出力システムはカードリーダーを備え、カードリーダーによってユーザーが所有する電子マネーカードに格納された電子マネー情報を読み取り、電子マネーの残高が画像出力システムのサービスを受けるのに必要な金額以上残っている場合には、画像出力システムのサービスを提供するものである。
また、特許文献2は、通常状態では電子マネーの使用を禁止し、特定の発信者からの着信を検出した場合に電子マネーが使用できるようにするシステムであり、電子マネー機能を備えた携帯電話装置が特定発信者からのメール受信又は電話着信を検出した際に、電子マネー機能を使用禁止状態から使用可能状態に切り換え、同時に制限テーブルに設定されている制限付き使用可能条件を参照し、使用可能条件の範囲内で電子マネーによる支払いを許可し、使用条件を越えた際には電子マネー機能を使用可能状態から使用禁止状態に切り換えるものである。
特開2001−229453号公報 特開2006−209453号公報
特許文献1は、電子マネーに格納されている電子マネー情報を読み取り、電子マネーの残高が画像出力システムのサービスを受けるのに必要な金額以上である場合に画像出力システムのサービスを提供し、サービスを受けるのに必要な金額以下である場合に画像出力システムのサービスを提供しないようにするものである。しかし、特許文献1には電子マネーの蓄積について説明がなく、また電子マネーの蓄積額と使用額の管理について説明がない。
特許文献2は、特定発信者からのメール受信又は電話着信を検出した際に、電子マネーを使用可能状態にし、同時に予め設定された制限の範囲内で使用可能となるものであるが、この特許文献2も電子マネーの蓄積については記載がなく、特定発信者の許可により設定された範囲内で使用可能になるだけである。
しかしながら、電子マネーを使用するためには電子マネーを蓄積する必要があり、しかも電子マネーの蓄積額の範囲内でなければ支払い過剰になる。電子マネーでの支払いは、商品購入後、またサービス提供後の後払い方式であるため、金銭感覚を弱め使い過ぎに注意する必要がある。
本発明は上記問題に鑑みて、電子マネーの蓄積目標額を設定し、この蓄積目標額を上回ったときに、蓄積額の範囲内で電子マネーの使用を許可するものであり、これによって、電子マネーの蓄積と支払いを管理する電子マネー管理装置及び電子マネー管理方法を提供するものである
本発明の電子マネー管理装置は、上記課題を解決するため、電子マネーを蓄積した蓄積額情報を記憶する電子マネー蓄積額情報記憶部と、前記電子マネーを蓄積する目標額を設定する目標額設定部と、前記蓄積額と前記目標額を比較する比較部と、前記比較部による比較の結果、前記蓄積額が前記目標額を上回っている場合は、前記電子マネーの使用を許可し、下回っている場合は前記電子マネーの使用を規制する使用規制部と、前記使用規制部の使用許可または使用規制を表示する表示部とを備えて構成される。
ここで、電子マネーは金融機関に預貯金された金銭であり、本発明の電子マネー管理装置を使用して、店舗及びサービス機関で支払い可能なマネーである。本発明においては、預貯金された金銭以外に、物品の購入の際に受け取ったポイント、チケット、マイレージを含み、物品の購入、サービスの提供を受ける際に支払い可能な電子マネーすべてを含む。従って、現金はどのような店舗やサービス機関に対して支払い可能であるが、ポイント、チケット、マイレージなどは使用可能な店舗、サービス機関、期限に制限があるので、使用可能な店舗、機関、期限ごとに区別して電子マネーを蓄積管理するとよい。電子マネーを蓄積する場合、通貨はその通貨単位を用いて加算することによって蓄積額を計算することができる。しかし、ポイント、チケット、マイレージは、各店舗、サービス機関によって独自の流通単位を採用している場合があるので、電子マネー蓄積部では、通常の通貨単位に換算して計算すると蓄積額を簡単に合計することが可能になる。しかし、各店舗、サービス機関独自の流通単位を使用し、通常の通貨単位に換算不可能な電子マネーは、その流通単位ごと、店舗ごと、サービス機関ごとに計算せざるを得ない。
このような構成を有する本発明の装置によれば、電子マネーの目標額が設定され、この目標額に対して電子マネーの使用を許可するので、電子マネーの使いすぎによる支払い過剰を未然に防止することが可能になる。
本発明は、別の観点によれば、電子マネー管理方法であり、上記課題を解決するため、電子マネーを蓄積した蓄積額情報を記憶する電子マネー蓄積ステップと、前記電子マネーを蓄積する目標額を設定する目標額設定ステップと、前記蓄積額と目標額を比較する比較ステップと、前記比較ステップによる比較の結果、前記蓄積額が前記目標額を上回っている場合は、前記電子マネーの使用を許可し、下回っている場合は前記電子マネーの使用を規制する使用規制ステップと、前記使用許可または使用規制を表示する表示ステップとを備える。
これにより、電子マネーの目標額が設定され、この目標額に対して電子マネーの使用が制限されるので、電子マネーの使いすぎによる支払い過剰を未然に防止することが可能になる。
本発明によれば、電子マネーの目標額が設定され、この目標額に対して電子マネーの使用が許可されるので、電子マネーの使いすぎによる支払い過剰を未然に防止することが可能になる。
図1は本発明の電子マネー管理装置100と、電子マネー読取決済端末200を含む電子マネーシステムの構成を示すブロック図である。
本発明の電子マネー管理装置100は、携帯端末であり、典型的には携帯電話に組み込んで構成される。図1は主として本発明の電子マネー管理装置100の構成を示し、携帯電話部分は簡略に示す。電子マネー管理装置100は、電子マネーの目標額を設定し、また電子マネーの使用方法を規制する役目を担う。
一方、電子マネー読取決済端末200は、電子マネー管理装置100と電子マネー情報の授受を行なう端末であり、電子マネー読取決済端末200は店舗300または銀行、郵便局等の金融機関400にそれぞれ備えられる。店舗300では、ユーザーは商品を購入する度に、電子マネーを支払う。また店舗より電子マネーの利用回数、支払い額に応じてポイントの支給がある場合は、電子マネー読取決済端末200を介して電子マネー管理装置100がそのポイントを受ける。また店舗300がサービス機関(レンタルショップ、電車・バス等の交通機関を含む。)である場合は、ユーザーがサービス提供を受けるたびに電子マネーを支払う。またサービス機関より電子マネーの利用回数、支払い額に応じてポイントを支給する場合は、電子マネー読取決済端末200を介して電子マネー管理装置100がそのポイントを受ける。ポイントに代わって、チケットまたはマイレージなどであってもかまわない。更には、店舗またはサービス機関で金銭を支払った後に受け取るつり銭を電子マネーとして蓄積するようにしてもよい。
金融機関400は、ユーザーが預貯金をする度に預貯金を蓄積し、電子マネーとして使用可能な電子マネーを蓄積する。ユーザーがした預貯金は、全て電子マネーとする必要はなく、ユーザーの指示により、その一部を電子マネーとしてもよい。金融機関は、街角に設置されたチャージ機であってもよい。ユーザーがこれら金融機関に預貯金またはチャージ機にチャージすることにより、電子マネーが蓄積される。金融機関またはチャージ機によって蓄積された電子マネーは、電子マネー管理装置100と電子マネー読取決済端末200が交信することにより、本発明の電子マネー管理装置100に電子マネーの蓄積額情報が格納される。
本発明の電子マネー管理装置100は、携帯端末部11、主制御部12、表示部13、操作部14、ROM15、RAM16、電子マネー部20を備える。
携帯端末部11、主制御部12、表示部13、操作部14、ROM15、RAM16は、本発明の電子マネー管理装置100が携帯電話に組み込まれているために備える部分であり、公知の携帯電話である。携帯電話は、無線通信機能、携帯電話機能、メール機能、カメラ機能、インターネット機能、スケジュール管理機能、現在位置検出機能、非接触ICカード機能、その他機能を備えていてもよい。この外に、必要に応じて、ROM、RAMを備える。
主制御部12は,ROM15に記憶したプログラムを読み取り、プログラムに従って各処理部を順次制御する部分である。従って、主制御部12によって携帯電話の各機能が実現される。
表示部13は、代表的には液晶表示装置により構成されるが、有機EL表示装置、プラズマ表示装置など薄型表示装置を使用することが可能である。表示部13は、電話番号、送信メール、受信メール、カメラ、インターネット、スケジュール、現在位置を表示する。本発明の電子マネー管理装置として使用する場合は、表示部13は電子マネーの蓄積額、目標額、使用禁止状態、使用可能状態、または使用可能額を表示する。
操作部14は、キーボタン、タッチパネルであり、携帯電話及び電子マネー管理装置に指示、命令、情報を入力する。
ROM15は、本発明の電子マネー管理装置100のプログラムを格納する。プログラムは主制御部12の制御により読み取られ、順次処理することにより、本発明の各機能が実現される。
RAM16は、一時記憶部として使用され、主制御部12の作業エリアを提供する。
電子マネー部20は、本発明の電子マネー管理装置を構成する部分であり、電子マネー情報処理部21、禁止フラグ記憶部22、合計額記憶部23、目標額記憶部24、使用方法記憶部25、送受信部26を備える。電子マネー部20は、ICチップによって構成され、携帯端末部11に内蔵固定或いは着脱可能に装着される。
禁止フラグ記憶部22は、電子マネーの蓄積額が目標額以下であるか、または以上であるかによって、電子マネーの使用許可または使用禁止を記憶する部分である。図1は、「許可」と、「禁止」の欄があり、電子マネーの蓄積額が目標額以下である場合は、「禁止」の欄にフラグが立ち、目標額以上である場合には「許可」にフラグが立つことを示す。図中の○印はフラグの立つ位置を示す。ここでは、禁止フラグ記憶部22は1つであるが、電子マネーを蓄積口座、費用項目、または電子マネーの種類、期限に分類又は分割する場合には、それぞれを区別するように、複数の禁止フラグ記憶部22を備える。
合計額記憶部23は、電子マネーの合計額を記憶する。図1の合計額記憶部23は1つであり、全ての電子マネーを合計して記憶する。しかし、合計額記憶部23は、1つである必要はなく、蓄積口座、費用項目、または電子マネーの種類、期限に分類又は分割するように、複数の合計額記憶部23を備えていてもかまわない。電子マネーの種類としては、ポイント、チケット、マイレージなどがある。また各店舗、サービス機関で使用している流通単位に分類する。もし、ポイント、チケット、マイレージなどが通貨単位に換算可能である場合は、ポイント、チケット、マイレージなどの額を通貨単位に換算して合計額を記憶する。また、ポイント、チケット、マイレージなどに通貨単位とは別の流通単位がある場合は、その流通単位に換算して合計額を記憶する。
目標額記憶部24は、電子マネーを蓄積する目標額を設定し、電子マネーが目標額に達するまでは電子マネーの使用を抑制する部分である。図1の目標額記憶部24は1つであり、目標額は1つしか設定できないが、蓄積口座、費用項目、または電子マネーの種類、期限に分類又は分割することが可能であり、その場合、それぞれに目標額を設定する。
使用方法記憶部25は、合計額記憶部23に記憶された合計額が、目標額記憶部24に記憶された目標額を越えた場合に、電子マネーの使用方法を記憶する。電子マネーの使用方法は次の3つある。その1は、合計額記憶部23に記憶されている電子マネーを全て使用可能である。従って、電子マネーの蓄積額が、例えば、10,500円であり、目標額が10,000円である場合は、10,500円使用することができる。その2は、目標額記憶部24に記憶されている電子マネーの目標額を、合計額記憶部23に記憶されている金額が下回らない範囲で使用できる。この場合は、目標額が例えば、10,000円であり、蓄積額が例えば10,500円であるとき、500円使用することができる。その3は、目標額記憶部24に記憶されている目標額を、合計額記憶部24に記憶されている額が一旦下回るまで使用できる。この場合は、目標額が例えば、10,000円であり、蓄積額が例えば、10,500円であるとき、一旦10,000円を下回るまで使用することができる。この場合に、10,000円を下回るまでは、何度でも使用可能にすることができる。従って、100円、その後200円、その後150円、その後500円のように使用することができる。
この外に、上記その1において、合計額記憶部23に記憶された合計額が、目標額記憶部24に記憶された目標額を越えた場合に、合計額記憶部23に記憶されている電子マネーの一部だけ(即ち、5,000円まで)を使用可能するような使用方法であってもよい。また、上記その1またはその3において、合計額記憶部23に記憶されている電子マネーが絶対にマイナスにならないようにする使用方法であってもよい。
ここで、図1の使用方法記憶部25は、1つしか示していないが、上記のように目標金額記憶部24を複数に分類又は分割し、それぞれに目標額を設定する場合は、複数の目標金額記憶部24に対応して、それぞれ使用方法記憶部25を備え、各々電子マネーの使用方法を設定するとよい。
電子マネー情報処理部21は、電子マネー部20の制御を司る制御部に該当し、合計額記憶部23に記憶されている合計額情報と、目標額記憶部24に記憶されている目標額情報を比較する。その比較結果と、使用方法記憶部26に記憶されている使用条件から電子マネーの使用許可または使用禁止を決定する部分である。
送受信部26は、電子マネー読取決済端末200と電子マネーの情報交換するためにメモリ回路及び高周波回路などを備える非接触型ICチップである。
電子マネー読取決済端末200は、送受信部31、制御部32などを備え、電子マネー管理装置100の送受信部26と高周波信号により非接触方式で、電子マネー管理装置100のID及び電子マネー情報を送信又は受信する。高周波信号による非接触方式としては、ブルーツース、近距離無線通信方式を使用することができ、また高周波信号による非接触方式に代えて、赤外線方式、接触方式を用いてもかまわない。
電子マネー読取決済端末200は、電子マネー管理装置100から送信された電子マネーで、商品購入代金またはサービス提供代金の決済が可能かどうか判断し、判定結果を電子マネー管理装置100に返信する。決済可能の場合は、電子マネーを使用して決済し、決済不可能の場合は、電子マネーによる決済は行なわない。
本発明の電子マネー管理装置100において、電子マネーの蓄積額と、目標額と、使用方法について、図2を使用して詳細に説明する。なお、ここでは便宜上電子マネーの単位は「円」であるとして説明するが、電子マネーの通貨単位は、円以外に実在する単位または仮想の単位のように、どのような単位であってもかまわない。
今、電子マネーの入金履歴は、図2(a)に示すように、2008年6月23日に100円、6月24日に200円、6月25日に300円、6月26日に1,000円貯金された。このような入金は、金融機関、チャージ機、店舗を利用して行われる。ここでは金銭が入金されたとして説明したが、ポイント、チケット、またはマイレージであってもよく、またつり銭であってもよい。従って、2008年6月23日の合計貯金金額は、9,000円であり、6月23日から6月26日までに上記のように貯金されることにより、6月26日に合計貯金金額は、10,500円になった。このように本発明の電子マネー管理装置は、貯金箱として使用される。
電子マネー管理装置100は、図2(b)に6月25日の状態を示すように、目標額記憶部24は目標金額が10,000円であることを記憶し、合計額記憶部23は、9,500円を記憶するので、6月25日現在では、禁止フラグ記憶部22は、禁止状態を記憶する。そして、図2(c)に6月26日の状態を示すように、6月26日に1,000円入金されると、合計額記憶部23は10,500円になったことを記憶するので、禁止フラグ記憶部22は許可状態に変更する。このとき、目標額記憶部23の目標額は変更されていないので、10,000円のままである。
上記のような電子マネー管理装置の動作は、表示部13に、図3のように表示される。6月25日現在は、図3(a)に示すように、表示部13は、「合計貯金金額 9500円、目標貯金金額10,000円、目標貯金金額まで500円」を表示する。そして、「いくら貯金しますか?」も表示する。次に、図3(b)に示すように、6月26日に1,000円貯金すると、表示部13は、「1,000円を貯金しました。合計貯金金額10,500円、目標貯金金額10,000円」を表示する。そして、「目標貯金金額を越えましたので、電子マネーが使用可能です」を表示する。同時に電子マネーの使用が可能であることを示すシンボルマーク「¥」を表示する。
上記のような表示例は、一例であり、その他の任意の表示が可能である。例えば、合計貯金金額が目標貯金金額を越えた場合、使用条件とともに使用可能な電子マネーの金額を表示してもよい。例えば、合計貯金金額が10,500円で、目標貯金金額が10,000円であり、使用条件が上記「その1」である場合、使用可能な電子マネー額は、10,500円であるので、「使用できる電子マネーは10,500円です。」を表示する。また使用条件が上記「その2」である場合、使用可能な電子マネー額は、500円であるので、「使用できる電子マネーは500円です。」を表示する。また使用条件が上記「その3」である場合、使用可能な電子マネー額は、10,500円であるが、1回限りであるので、「使用できる電子マネーは10,500円です。但し、1回だけです。」を表示する。
以上のような使用方法は、図4及び図5に示す電子マネー管理装置のフローチャート図のように動作することにより実現される。
図4は、貯金時の処理フロー図を示す。
本発明の電子マネー管理装置の動作がスタートすると、ステップS1は、貯金目標金額を設定する。次に、ステップS2では、貯金目標金額到達時の電子マネーの使用方法を設定する。使用方法は3つあり、その内の1つを設定する。最初、電子マネーは蓄積されていないので、ステップS3では、電子マネーの蓄積額が、ステップS1で設定された貯金目標金額に達していないことを表すために、電子マネー使用禁止フラグをONする。ステップS4では、表示部の電子マネー使用許可シンボル「¥」を消灯する。
次に、後述するように、ステップS16で電子マネーの貯金が、貯金金額に加算されて通知されるので、ステップS5では、貯金金額が貯金目標金額を超えているか否かを判定する。貯金金額が貯金目標金額を超えている場合は、ステップS6に進み、電子マネー使用許可フラグをONする。ステップS7では、表示部に電子マネー使用許可シンボル「¥」を表示する。
しかし、最初は貯蓄額がないので、ステップS5では、蓄積額が目標額より少なく、そのため、ステップS8に進み、電子マネーの使用許可フラグが許可の側にあるか否かを判定する。許可の側にある場合は、ステップS9に進み、電子マネーの使用方法を判定する。電子マネーの使用許可フラグが禁止である場合は、ステップS12へ進む。ステップS9では、電子マネーの使用方法の設定を判別し、電子マネーの使用方法が、上記「その1」または「その3」である場合、全ての貯金を使用できるので、ステップS12に進む。電子マネーの使用方法が「その2」である場合、ステップS10へ進み、電子マネー使用禁止フラグをONする。次に、ステップS11では、電子マネーの使用許可シンボル「¥」を消灯する。
ステップS12では、電子マネーを貯金するか否かを選択する。貯金をする場合は、ステップS13で、貯金金額の入力を行なう。そして、ステップS14で、電子マネー読取決済端末200と通信する。ステップS15では、電子マネー読取決済端末200から決済可又は不可の結果を受信する。不可の場合は、ステップS5に戻る。決済可の場合は、ステップS16で、貯金合計金額に加算する。
上記ステップS12で、電子マネーを貯金しない場合は、ステップS17で、電子マネーを使用するか否かを選択する。そして、ステップS18で、電子マネー使用処理をする。
次に、図4のフローチャート図において、ステップS18の電子マネーの使用処理について、図5に示す貯金使用時の処理フロー図を用いて説明する。
まず、ステップS19では、電子マネーの使用許可フラグが許可されている側にあるか否かを判定する。電子マネーの使用許可フラグが許可されている側にある場合は、ステップS20では、電子マネー使用金額を入力する。その後、ステップS21で、電子マネーの使用金額が貯金額を超えていないかを判定する。電子マネーの使用金額が貯金額を超えていなければ、ステップS22で、電子マネーの使用方法を判定する。ここでは、全ての貯金を使用可能か否か判定する。つまり、電子マネーの使用方法として「その1」及び「その3」に設定されている場合は、全ての貯金を使用することができるので、後述するステップS27にスキップする。しかし、その他の設定の場合、つまり、「その2」の設定の場合はステップS23へ進み、蓄積額と使用額の差が目標額を下回っているかを判定する。YESの場合は、ステップS24へ進み、電子マネーの使用方法の設定を判定する。NOの場合は、ステップS27にスキップする。上記判定の結果、電子マネーの使用方法が「その3」である場合、一旦下回るまで使用可能であるので、ステップS25で、電子マネー使用禁止フラグをONし、ステップS26で、電子マネーの使用許可シンボル「¥」を消灯する。
その後、ステップS27で、読取決済端末と通信を行ない、ステップS28で、貯金合計金額より使用金額を減額して、このフローを終了する。
上記ステップS19で使用許可フラグが禁止側にある場合、ステップS21で電子マネーの使用金額が貯金金額を超えている場合、及びステップS24で、電子マネーの使用方法が「その2」である場合、下回らない範囲で使用可能であるので、処理を終了する。
本発明の電子マネー管理装置を含む電子マネーシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の電子マネー管理装置の使用状態を説明する図である。 本発明の電子マネー管理装置の表示例を説明する図である。 本発明の電子マネー管理装置のフローチャート図である。 本発明の電子マネー管理装置の使用処理を説明するフローチャート図である。
符号の説明
100 電子マネー管理装置
200 電子マネー読取決済端末
12 主制御部
13 表示部
14 操作部
21 電子マネー情報処理部
22 禁止フラグ記憶部
23 合計額記憶部
24 目標額記憶部
25 使用方法記憶部
26 送受信部

Claims (4)

  1. 電子マネーの蓄積額情報を記憶する電子マネー蓄積額情報記憶部と、
    前記電子マネーを蓄積する目標額を設定する目標額設定部と、
    前記蓄積額と前記目標額を比較する比較部と、
    前記比較部による比較の結果、前記蓄積額が前記目標額を上回っている場合は、前記電子マネーの使用を許可し、下回っている場合は前記電子マネーの使用を規制する使用規制部と、
    前記使用規制部の使用許可または使用規制を表示する表示部と
    を備える電子マネーの管理装置。
  2. 更に、前記電子マネーの使用許可設定部を備え、
    前記使用許可設定部は、前記蓄積額が前記目標額を上回っている場合に、前記蓄積額を全部使用可能にする規制と、前記目標額を下回らない範囲で前記蓄積額を使用可能にする規制と、前記目標額を1回だけ下回る範囲で前記蓄積額を使用することを許可する規制のいずれか1つを許可するように設定する請求項1に記載の電子マネー管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の電子マネー管理装置を備える携帯電話。
  4. 電子マネーの蓄積額情報を記憶する電子マネー蓄積ステップと、
    前記電子マネーを蓄積する目標額を設定する目標額設定ステップと、
    前記蓄積額と目標額を比較する比較ステップと、
    前記比較ステップによる比較の結果、前記蓄積額が前記目標額を上回っている場合は、前記電子マネーの使用を許可し、下回っている場合は前記電子マネーの使用を規制する使用規制ステップと
    前記使用許可または使用規制を表示する表示ステップと
    を備える電子マネーの管理方法。
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