JP2010091987A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレームシールとブレード裏シールとの間の隙間の発生を抑制することで現像剤の漏れを抑制することができる現像装置を提供する。
【解決手段】現像カートリッジ61は、対向する一対の側壁部と各側壁部を連結する底壁部を有する下フレーム200と、各側壁部および底壁部とともに開口120を形成する梁状部102を有する上フレーム100と、各側壁部(右側壁部202)と梁状部102との隙間を塞ぐフレームシール300と、層厚規制ブレードと梁状部102との隙間を塞ぐブレード裏シール400とを備えている。フレームシール300は、弾性層と接着基材(両面テープ層)とを有し、ブレード裏シール400側の端部が折り曲げられて弾性層がブレード裏シール400に密着するとともに、折り曲げられた部分の下フレーム200と接触する側に接着基材(両面テープ層)が設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、カラープリンタなどの画像形成装置で使用される現像装置に関する。
一般に、画像形成装置で使用される現像カートリッジなどの現像装置として、長方形の開口を有する箱状のケースと、開口から露出して感光ドラムにトナーを供給する現像ローラと、現像ローラ上のトナーの厚さを規制する層厚規制ブレードと、現像ローラや層厚規制ブレードとケースとの隙間を塞ぐシール部材とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような現像カートリッジのケースは、従来、開口を形成する一対の側壁部と上下の開口縁部とを有し、上側が開口した箱状の下フレームと、下フレームの上側の開口を覆うように組み合わされる板状の上フレームとに分割されている。この構造では、下フレームに上側開口縁部(梁状部)があるので、製造時の型抜きを、下フレームの前側の開口から前方に向けて行うとともに、下フレームの上側の開口から上方に向けて行う必要があった。
特開2006−98770号公報
これに対して、上フレームに梁状部を設けることで、下フレームの製造時における前方への型抜きを不要とした構成が提案されている。
梁状部を上フレームに設けた構成では、上フレームの梁状部と下フレームの側壁部との隙間からのトナー漏れを抑制するため、上フレームの梁状部と下フレームの側壁部との間にシール部材(フレームシール)が設けられる。このフレームシールは、一端が層厚規制ブレードとケースとの隙間を塞ぐシール部材(ブレード裏シール)と対向する。
ところで、シール部材は、スポンジなどから構成された弾性層と、ケースなどに貼り付けるための接着基材とを備えているが、シール部材同士の隙間を塞ぐためにフレームシールの一端をブレード裏シールに食い込ませると、フレームシールの弾性層よりも固い接着基材がブレード裏シールを押すことでブレード裏シールが凹んで隙間ができることがあった。
この隙間にグリスなどを充填することでトナー漏れを抑制してもよいが、グリスなどを充填する工程が必要となるため製造方法が複雑化するという問題があった。
そこで、本発明は、フレームシールとブレード裏シールとの間の隙間の発生を抑制することで現像剤の漏れを抑制することができる現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、対向する一対の側壁部と各側壁部を連結する連結壁部を有する第1フレームと、前記第1フレームと組み合わされたときに、前記各側壁部および前記連結壁部とともに開口を形成する梁状部を有する第2フレームと、前記各側壁部と前記梁状部との間に配置され、前記各側壁部と前記梁状部との隙間を塞ぐフレームシールと、前記開口の外部に露出して配置され、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記各側壁部と前記梁状部とにわたって配置され、前記現像剤担持体上の現像剤の厚さを規制する層厚規制ブレードと、前記層厚規制ブレードと前記梁状部との間に配置され、前記層厚規制ブレードと前記梁状部との隙間を塞ぐブレード裏シールとを備え、前記フレームシールは、弾性層と接着基材とを有し、前記ブレード裏シール側の端部が折り曲げられて前記弾性層が前記ブレード裏シールに密着するとともに、折り曲げられた部分の前記第1フレームまたは前記第2フレームと接触する側に前記接着基材が設けられていることを特徴とする。
このように構成された現像装置によれば、フレームシールの端部が折り曲げられて弾性層がブレード裏シールに密着するので、隙間の発生を抑制することができる。また、折り曲げられた部分のフレームと接触する側(弾性層を挟んでブレード裏シールとは反対側)に接着基材が設けられているので、弾性層とブレード裏シールとを確実に密着させて隙間の発生を抑制することができる。
また、本発明の現像装置は、対向する一対の側壁部と各側壁部を連結する連結壁部を有する第1フレームと、前記第1フレームと組み合わされたときに、前記各側壁部および前記連結壁部とともに開口を形成する梁状部を有する第2フレームと、前記各側壁部と前記梁状部との間に配置され、前記各側壁部と前記梁状部との隙間を塞ぐフレームシールと、前記開口の外部に露出して配置され、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記各側壁部と前記梁状部とにわたって配置され、前記現像剤担持体上の現像剤の厚さを規制する層厚規制ブレードと、前記層厚規制ブレードと前記梁状部との間に配置され、前記層厚規制ブレードと前記梁状部との隙間を塞ぐブレード裏シールとを備え、前記フレームシールは、弾性層と接着基材とを有し、前記弾性層が前記接着基材よりも前記ブレード裏シール側に突出して、前記弾性層のみが前記ブレード裏シールに食い込んでいることを特徴とする。
このように構成された現像装置によれば、弾性層が接着基材よりもブレード裏シール側に突出して、弾性層のみがブレード裏シールに食い込んでいるので、弾性層とブレード裏シールとが密着して隙間の発生を抑制することができる。また、接着基材はブレード裏シールに食い込んでいないので、接着基材がブレード裏シールを押すことによる隙間の発生を抑制することができる。
本発明の現像装置によれば、フレームシールとブレード裏シールとの間の隙間の発生を抑制することができるので、現像剤の漏れを抑制することができる。
<カラープリンタの全体構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本発明の現像装置を備えた画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図であり、図2はプロセスカートリッジの拡大図である。
なお、以下の説明において、方向は、カラープリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前」側、紙面に向かって右側を「後」側とし、紙面に向かって奥側を「左」側、紙面に向かって手前側を「右」側とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下」方向とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
本体筐体10の上部には、後側を支点として上下に開閉可能に構成されたトップカバー12が設けられている。このトップカバー12は、上面が本体筐体10から排出された用紙Pを蓄積する排紙トレイ13となっており、下面にはLEDユニット40を保持する複数のLED保持部14が設けられている。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、本体筐体10に対して着脱可能に装着される給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30に供給する用紙供給機構22とを主に備えている。給紙部20では、給紙トレイ21に収容された用紙Pが、用紙供給機構22により1枚ずつ分離されて画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、4つのLEDユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
LEDユニット40は、感光体ドラム53の上方に対向して配置され、感光体ドラム53の表面を露光するように構成されている。このLEDユニット40は、LED保持部14を介してトップカバー12に固定されているので、トップカバー12とともに移動可能となっている。
プロセスカートリッジ50は、トップカバー12と給紙部20との間で前後方向に並んで配置され、トップカバー12を開いたときにできる開口から本体筐体10に対して着脱可能に装着されている。プロセスカートリッジ50は、感光体ユニット51と、感光体ユニット51に対して着脱可能に装着される現像装置の一例としての現像カートリッジ61とを備えている。各プロセスカートリッジ50は、現像カートリッジ61のトナー収容部66(図2参照)に収容される現像剤の一例としてのトナーの色が相違するのみであり、構成は同一である。
図2に示すように、感光体ユニット51は、感光体ケース52と、感光体ドラム53と、帯電器54とを主に備えている。感光体ケース52には、現像カートリッジ61が装着されることで、外部から感光体ドラム53を臨める露光穴55が形成される。露光穴55には、感光体ドラム53の上方にLEDユニット40が対向して挿入される。
現像カートリッジ61は、現像ケース62と、現像剤担持体の一例としての現像ローラ63と、供給ローラ64と、層厚規制ブレード500とを主に備え、トナーを収容するトナー収容部66を有している。現像カートリッジ61の詳細な構成については後述する。
図1に戻って、転写ユニット70は、給紙部20と各プロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、転写ローラ74とを主に備えている。駆動ローラ71と従動ローラ72は、前後に離間して平行に配置されており、その間に無端状の搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、外側の面が各感光体ドラム53に接しており、内側には各感光体ドラム53との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が感光体ドラム53に対向して4つ配置されている。転写ローラ74には転写時に転写バイアスが印加される。
定着ユニット80は、各プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の後方に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
画像形成部30では、感光体ドラム53の表面が、帯電器54により一様に帯電された後、LEDユニット40から出射される光により露光されることで、感光体ドラム53上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部66内のトナーは、供給ローラ64から現像ローラ63に供給され、現像ローラ63と層厚規制ブレード500との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ63上に担持される。
現像ローラ63上に担持されたトナーは、現像ローラ63から感光体ドラム53上の静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化されて感光体ドラム53上にトナー像が形成される。その後、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが感光体ドラム53と搬送ベルト73の内側に配置される転写ローラ74との間を通過することで、各感光体ドラム53上に形成されたトナー像が用紙P上に順次重ね合わせて転写される。そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、定着ユニット80の出口から上方に向かって延び、前方に方向転換するように形成された排紙側搬送経路91と、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ92とを主に備えている。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ92によって排紙側搬送経路91を搬送され、本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
<現像カートリッジの詳細構成>
次に、現像カートリッジ61の詳細な構成について説明する。図3は現像カートリッジの斜視図であり、図4は現像カートリッジの分解斜視図であり、図5は下フレームの斜視図であり、図6は下から見た上フレームの斜視図である。また、図7は現像ケースに取り付けられたフレームシールとブレード裏シールを示す部分斜視図であり、図8はフレームシールとブレード裏シールを上から見た図であり、図9は図8のX−X断面図である。さらに、図10は層厚規制ブレードの分解斜視図であり、図11は現像ケースに固定された層厚規制ブレードの断面図である。
なお、以下の説明において、方向は、図3に示すように現像カートリッジ61を横向きに置いた状態を基準とした方向で説明する。すなわち、図3において、現像ケース62を基準として、層厚規制ブレード500が取り付けられる側を「上」側、その反対側を「下」側とし、現像ローラ63が配置される側を「前」側、その反対側を「後」側とする。また、このように定義した上下前後の方向を基準として決まる左右方向を「左右」方向とする。
図3および図4に示すように、現像カートリッジ61は、現像ケース62を構成する第1フレームの一例としての下フレーム200および第2フレームの一例としての上フレーム100と、フレームシール300(図7参照)と、ブレード裏シール400(図7参照)と、層厚規制ブレード500とを備えている。
[下フレームの構成]
図5に示すように、下フレーム200は、一対の側壁部の一例としての左側壁部201および右側壁部202と、連結壁部の一例としての底壁部203と、後側壁部204とから構成されている。
左側壁部201および右側壁部202は、左右方向において対向しており、その下端が底壁部203で連結されている。また、左側壁部201、右側壁部202および底壁部203の後端は、後側壁部204で連結されている。そして、左側壁部201、右側壁部202および後側壁部204の上面205は、同一平面として形成されている。
詳細には、上面205は、左側壁部201および右側壁部202の内面から内側へ突出する第1上面部205Aと、左側壁部201および右側壁部202の上面である第2上面部205Bと、後側壁部204の上面である第3上面部205Cとから構成されている。
第1上面部205Aの前側は、層厚規制ブレード500が固定される固定部として利用され、第1上面部205Aの後端、第2上面部205Bおよび第3上面部205Cは、上フレーム100が溶着される溶着部として利用される。すなわち、本実施形態では、層厚規制ブレード500が固定される固定部と、上フレーム100が溶着される溶着部とが同一面上に設けられている。
第2上面部205Bの前側には、上フレーム100を下フレーム200に対して位置決めするための凸部の一例としてのボス206が形成されている。また、第1上面部205Aには、層厚規制ブレード500を取り付けるための有底円筒状の取付ボス207が形成されている。
第1上面部205Aを構成する左側壁部201および右側壁部202の突出した部分の内側上部には、下方に向かって切り欠かれたシール取付部210が形成されている。このシール取付部210には、後述するフレームシール300が貼り付けられる。
底壁部203には、前後方向における略中央に、上方に向かって突出する仕切壁部208が形成され、下フレーム200と上フレーム100とで挟まれた空間が後述する開口120(図7参照)側と開口120とは反対側とに仕切られている。仕切壁部208の先端の略中央には、後述する上フレーム100の支持部105が係合する係合溝209が形成されている。
この仕切壁部208の前側には、供給ローラ64が隣接して設けられ、供給ローラ64の前側上方に隣接して現像ローラ63が設けられる。これにより、現像ローラ63は、開口120(図7参照)の外部に露出することとなる。
[上フレームの構成]
図4に示すように、上フレーム100は、板状に形成される本体部101と、本体部101の前端から下方へ向かって突出する梁状部102とから構成されている。この上フレーム100が下フレーム200と組み合わされることで、下フレーム200の左側壁部201、右側壁部202および底壁部203と、上フレーム100の梁状部102とで開口120(図7参照)が形成される。
本体部101の前側左右両端には、下フレーム200のボス206と係合することで、上フレーム100を下フレーム200に対して位置決めさせる凹部の一例としてのボス孔103が形成されている。また、本体部101のボス孔103が形成された部位と梁状部102との間には、後方へ凹むことで下フレーム200の取付ボス207から逃げる逃げ部104が形成されている。
図6に示すように、梁状部102の下面略中央には、下フレーム200側(下方)に向かって突出する支持部105が形成されている。支持部105は、円柱状の基部106と、基部106の下端から下方へ突出する係合片部107とから構成されている。
基部106は、梁状部102の上面に形成されるネジ取付穴108(図4参照)の底面に位置している。
係合片部107は、側面視略三角形状に形成され、先端に下フレーム200の仕切壁部208の係合溝209(図4参照)と係合する係合溝109が形成されている。上フレーム100と下フレーム200とが組み合わされて、係合片部107の係合溝109が仕切壁部208の係合溝209に係合することで、上フレーム100の梁状部102が支持部105と仕切壁部208を介して底壁部203に支持される。
また、本体部101の下面の周囲には、下フレーム200の左側壁部201、右側壁部202および後側壁部204の上面205(図5参照)に溶着される溶着部の一例としての溶着リブ111が形成されている。
[フレームシール・ブレード裏シールの構成]
図7に示すように、フレームシール300は、下フレーム200と上フレーム100が組み付けられた状態で、左側壁部201と梁状部102の左端面との間および右側壁部202と梁状部102の右端面との間にそれぞれ配置される(図7では右側壁部202側のみ図示)。また、ブレード裏シール400は、下フレーム200の左側壁部201および右側壁部202の前面と、上フレーム100の梁状部102の前面とに跨るように貼り付けられる。なお、左側壁部201および右側壁部202の前面と、梁状部102の前面とは、下フレーム200と上フレーム100とが組み付けられることで、略同一面を形成するように構成されている。
ここで、以下においては、右側壁部202側の構成のみを詳細に説明し、同様の構成である左側壁部201側は説明を省略する。
図8に示すように、フレームシール300は、スポンジなどの柔らかい材料からなる弾性層310と、弾性層310の下フレーム200側の面に設けられた接着基材の一例としての両面テープ層320とから主に構成されている。
弾性層310は、下フレーム200の右側壁部202と上フレーム100の梁状部102とによって挟持される第1弾性部311と、ブレード裏シール400側の端部を外側(右側)に向けて折り曲げて形成した第2弾性部312とから構成されている。そして、第1弾性部311の下フレーム200と接触する側の面には第1両面テープ層321が設けられ、第2弾性部312の下フレーム200と接触する側の面には第2両面テープ層322が設けられている。
本実施形態では、まず、平面視略矩形のシート状のフレームシール300の前端側を右側壁部202の前面よりも前方に突出させた状態で、フレームシール300の後端側を第1両面テープ層321で右側壁部202のシール取付部210に貼り付ける。次いで、フレームシール300の前端側を外側に向けて折り曲げた後、第2両面テープ層322で右側壁部202の前面の一部に貼り付けることで、第1弾性部311と第2弾性部312を形成している。
このようにフレームシール300が下フレーム200に貼り付けられた後、上フレーム100が下フレーム200に対して組み付けられる。このとき、フレームシール300は、下フレーム200と上フレーム100とによって若干押し縮められるので、第1弾性部311が弾性変形して右側壁部202と梁状部102との隙間を塞ぐ。また、図8および図9に示すように、上フレーム100が下フレーム200に組み付けられると、上フレーム100に設けられた溶着リブ111のうち開口120側(前側)の部分が、フレームシール300(第1弾性部311)の後端部上面と一緒に溶着される。
図7および図8に示すように、ブレード裏シール400は、平面視略U形状に形成され、スポンジなどの柔らかい材料からなる弾性層410と、下フレーム200および上フレーム100側の面に設けられた接着基材の一例としての両面テープ層420とから主に構成されている。
このブレード裏シール400は、フレームシール300を貼り付けた下フレーム200に上フレーム100を組み付けた後、右側壁部202、梁状部102および左側壁部201に貼り付けられる。これにより、フレームシール300の第2弾性部312とブレード裏シール400とが接触する。そして、層厚規制ブレード500をブレード裏シール400に押し付けるように固定すると、第2弾性部312とブレード裏シール400の弾性層410とが互いに弾性変形するので、フレームシール300(第2弾性部312)とブレード裏シール400とが密着する。
[層厚規制ブレードの構成]
図4および図10に示すように、層厚規制ブレード500は、ブレード板金510と、ブレードホルダ520と、ブレード補強板530とを備えている。
ブレード板金510は、矩形の薄い金属板である板状部材511と、板状部材511の下端側に現像ローラ63側(前側)に凸になるように設けられ、現像ローラ63と直接摺接するゴム状の押圧部材512とから構成されている。板状部材511の上端側には、後述するブレードホルダ520の突出部523が挿嵌される位置決め開口513が左右方向の両端と中央に合計3つ形成されている。
ブレードホルダ520は、金属板を略直角に折り曲げて形成されており、上下方向に延びる第1板状部の一例としての挟持部521と、挟持部521から略直角となる方向に屈曲して延びる第2板状部の一例としての取付部522とから構成されている。
挟持部521は、後述するブレード補強板530の挟持部531との間でブレード板金510を挟持する部分であり、前面にブレード板金510の位置決め開口513に挿嵌される突出部523が左右方向の両端と中央に合計3つ形成されている。
取付部522は、両端が下フレーム200に固定される部分であり、下フレーム200の上面205(第1上面部205A)と上フレーム100の梁状部102の上面に沿った平面状に形成されている。
取付部522の両端には、下フレーム200に対してネジ止めするための取付穴524が1つずつ形成されている。一対の取付穴524の間には、ブレードホルダ520とブレード補強板530を互いに固定するための一対のネジ取付穴525が形成されている。また、一対のネジ取付穴525の間(取付部522の略中央)には、上フレーム100の梁状部102に形成されたネジ取付穴108に対応する挿通穴526が形成されている。
ブレード補強板530は、金属板を略直角に折り曲げて形成されており、上下方向に延びる挟持部531と、挟持部521から略直角となる方向に屈曲して延びる取付部532とから構成されている。
挟持部531は、ブレードホルダ520の挟持部521との間でブレード板金510を挟持する部分であり、前面にブレードホルダ520に設けられた突出部523を避けるための略半円形状の切欠部533が左右方向の両端と中央に合計3つ形成されている。
取付部532には、ブレードホルダ520の一対の取付穴524、一対のネジ取付穴525および挿通穴526に対応して形成される一対の取付穴534、一対のネジ取付穴535および挿通穴536が形成されている。
このように構成される層厚規制ブレード500は、ブレードホルダ520の挟持部521とブレード補強板530の挟持部531との間でブレード板金510を挟持させた状態で、ネジ取付穴525,535にブレード補強板530側からネジNを捩じ込むことで組み立てられる。
そして、層厚規制ブレード500は、図4および図3に示すように、取付穴524,534が下フレーム200の左側壁部201および右側壁部202の第1上面部205Aに形成された取付ボス207に挿嵌され、取付部522,532の両端が取付ボス207に図示しないネジで固定されることで、下フレーム200に固定される。また、挿通穴526,536から図示しないネジを挿入して、このネジを上フレーム100の梁状部102に形成されたネジ取付穴108に捩じ込むことで、層厚規制ブレード500と梁状部102(上フレーム100)とが固定される。
このように層厚規制ブレード500が、下フレーム200の左側壁部201および右側壁部202と、上フレーム100の梁状部102とにわたって固定された状態では、図11に示すように、取付部522,532の下方に上フレーム100の梁状部102が位置する。このとき、ブレード裏シール400は、層厚規制ブレード500(挟持部521)と梁状部102との間で若干押し縮められた状態で挟み込まれるので、ブレード裏シール400が弾性変形して層厚規制ブレード500と梁状部102との隙間を塞ぐ。
<現像カートリッジの組立方法>
次に、以上のように構成される現像カートリッジ61の組立方法について説明する。
まず、シート状のフレームシール300の第1弾性部311となる部分を下フレーム200の左側壁部201および右側壁部202のシール取付部210に貼り付け、第2弾性部312となる部分を外側に折り曲げて左側壁部201および右側壁部202の前面に貼り付ける(図7参照)。
次に、上フレーム100のボス孔103を下フレーム200のボス206に挿嵌して、上フレーム100を下フレーム200に対して位置決めした状態で組み付ける。このとき、上フレーム100の梁状部102に形成された支持部105の先端(係合溝109)が、下フレーム200の底壁部203に形成された仕切壁部208の係合溝209と係合するので、梁状部102が底壁部203によって支持される(図4参照)。
次いで、上フレーム100の溶着リブ111を溶着することで、上フレーム100を下フレーム200に固定する。このとき、溶着リブ111の前側の部分が、フレームシール300の後端部上面と一緒に溶着される。溶着の後、供給ローラ64を下フレーム200に取り付け、下フレーム200の現像ローラ63の両端と下部に対応する位置に公知のシール部材を適宜設けた後、現像ローラ63を下フレーム200に取り付ける(図7参照)。
次に、ブレード裏シール400を左側壁部201、梁状部102および右側壁部202の前面に跨って貼り付けた後、層厚規制ブレード500の取付穴524,534を下フレーム200の取付ボス207に挿嵌し、層厚規制ブレード500の両端を取付ボス207にネジで固定する。最後に、層厚規制ブレード500の挿通穴526,536から上フレーム100のネジ取付穴108にネジを挿入して、このネジによって梁状部102を層厚規制ブレード500に固定することで、現像カートリッジ61の組立が完了する(図3,4参照)。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
フレームシール300の一端が折り曲げられて、弾性層310(第2弾性部312)がブレード裏シール400に密着するので、隙間の発生を抑制することができる。また、折り曲げられた部分(第2弾性部312)の下フレーム200側、すなわち、第2弾性部312を挟んでブレード裏シール400とは反対側に第2両面テープ層322が設けられているので、第2弾性部312とブレード裏シール400とを確実に密着させて隙間の発生を抑制することができる。これにより、フレームシール300とブレード裏シール400との間の隙間の発生を抑制することができるので、トナーの漏れを抑制することができる。
梁状部102と底壁部203との間には、梁状部102を底壁部203で支持するための支持部105が設けられているので、上フレーム100の前側の剛性を高めることができる。また、梁状部102から下側に向かって突出する支持部105が、底壁部203から上側に向かって突出する仕切壁部208の先端(係合溝209)に係合する構成なので、支持部105を短くすることができ、支持部105自体の剛性を高めることができる。このように剛性が高められることで、上フレーム100の変形が抑制されるので、上フレーム100と上フレーム100に接触する各部材との隙間の発生が抑制され、トナー漏れをより確実に抑制することができる。
層厚規制ブレード500が、上フレーム100の上面に沿うように挟持部521から屈曲形成される取付部522を備えているので、取付部522(および取付部532)によって、梁状部102に加わる力から梁状部102を保護することができる。これにより、上フレーム100の変形が抑制されるので、隙間の発生が抑制されてトナー漏れをより確実に抑制することができる。
層厚規制ブレード500は、両端が左側壁部201および右側壁部202に固定されるので、左側壁部201と右側壁部202とが層厚規制ブレード500によって連結され、下フレーム200の剛性を高めることができる。これにより、下フレーム200の変形が抑制されるので、下フレーム200と下フレーム200に接触する各部材との隙間の発生が抑制され、トナー漏れをより確実に抑制することができる。
層厚規制ブレード500は、挟持部521,531から屈曲形成された取付部522,532の両端が左側壁部201および右側壁部202に固定されるので、ブレード板金510と同一面上(挟持部521,531)で層厚規制ブレード500を下フレーム200に固定する構成と比較して、層厚規制ブレード500の上下方向の長さを短くすることができる。これにより、下フレーム200の上下方向を小型化できるので、下フレーム200の剛性を高めることができ、下フレーム200の変形を抑制してトナー漏れをより確実に抑制することができる。
ブレード裏シール400は、左側壁部201および右側壁部202と梁状部102とに跨って設けられているので、フレームシール300とともに、下フレーム200と上フレーム100との隙間を塞ぐことができ、この部分からのトナー漏れをより確実に抑制することができる。
下フレーム200の上面205(第1上面部205A)に形成されるボス206と、上フレーム100の前側左右両端に形成されるボス孔103とが係合することによって、下フレーム200と上フレーム100とが位置決めされているので、溶着時のずれを抑制することができる。これにより、下フレーム200と上フレーム100との隙間の発生が抑制されるので、トナー漏れをより確実に抑制することができる。
溶着リブ111の前側の部分が、フレームシール300の後端部上面と一緒に溶着されているので、下フレーム200の左側壁部201および右側壁部202と上フレーム100との隙間からのトナー漏れをより確実に抑制することができる。
梁状部102が、層厚規制ブレード500に固定されるので、上フレーム100の前側の剛性をより高めることができる。これにより、上フレーム100の変形が抑制されるので、隙間の発生が抑制されてトナー漏れをより確実に抑制することができる。
層厚規制ブレード500の取付部522,532が固定される固定部と、上フレーム100が溶着される溶着部とが、同一面(上面205)上に設けられているので、固定部と溶着部とが異なる面に設けられた構成(段差を有する構成)と比較して、構造を簡略化することができる。これにより、下フレーム200と上フレーム100との隙間の形状を簡略化することができるので、隙間を塞ぐのが容易となり、トナー漏れをより確実に抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、シート状のフレームシール300を下フレーム200に貼り付けることで折り曲げられた部分(第2弾性部312)を形成した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、予め平面視略L形状に形成されたフレームシールを採用してもよい。なお、前記実施形態では、フレームシール300の前端側を外側に向けて折り曲げることで第2弾性部312を形成した例を示したが、これに限定されず、内側(梁状部102側)に向けて折り曲げることで第2弾性部312を形成してもよい。
前記実施形態では、フレームシールとして、折り曲げられた部分(第2弾性部312)を有するフレームシール300を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図12に示すように、フレームシール600は、平面視略矩形のシート状をなしており、弾性層610と、弾性層610の下フレーム200の右側壁部202側の面に設けられた両面テープ層620とから構成されている。
弾性層610の前端は、両面テープ層620よりも前側、具体的には、右側壁部202の前面よりも前方に突出して、下フレーム200および上フレーム100に貼り付けられたブレード裏シール400に食い込んだ状態となっている。また、両面テープ層620は、前後方向における長さが弾性層610よりも短くなっている。具体的には、両面テープ層620は、前端がブレード裏シール400に届かない長さで設けられている。
このような構成によれば、弾性層610が両面テープ層620よりも前側に突出して、弾性層610のみがブレード裏シール400に食い込んでいるので、弾性層610とブレード裏シール400とが密着して隙間の発生を抑制することができる。また、両面テープ層620はブレード裏シール400に食い込んでいないので、両面テープ層620がブレード裏シール400を押すことによる隙間の発生を抑制することができる。これにより、フレームシール600とブレード裏シール400との間の隙間の発生を抑制することができるので、トナーの漏れを抑制することができる。
なお、両面テープ層620とブレード裏シール400との隙間は、弾性層610が入り込むことによって塞がれるので、この部分からのトナー漏れは抑制される。また、図12では、両面テープ層620の前端がブレード裏シール400に届かない長さで設けられている例を示したが、これに限定されず、両面テープ層620の前端がブレード裏シール400に軽く触れるような長さで設けられていてもよい。
前記実施形態では、ブレード裏シール400の下フレーム200および上フレーム100側の面に両面テープ層420(接着基材)を設けた例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図13(a)および(b)に示すように、ブレード裏シール400の層厚規制ブレード500と接触する側の面に両面テープ層420を設けてもよい。この場合、ブレード裏シール400は、予め層厚規制ブレード500に貼り付けられ、層厚規制ブレード500とともに下フレーム200および上フレーム100に取り付けられる。
このような構成によれば、フレームシール300,600の弾性層310,610と、ブレード裏シール400の弾性層410とが直接接触することとなるので、フレームシール300,600とブレード裏シール400とをより密着させることができる。これにより、トナーの漏れをより確実に抑制することができる。
前記実施形態では、接着基材の一例として両面テープ層320,420,620を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、硬化後に弾性層の材料よりも固くなる接着剤であってもよい。
前記実施形態では、梁状部102から突出した支持部105が、底壁部203から突出する仕切壁部208の先端に係合する構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、仕切壁部208の先端から上方に向かって突出する支持部で梁状部102を支持する構成としてもよいし、梁状部102から突出した支持部が底壁部203に直接当接する構成としてもよい。また、支持部は複数形成してもよい。
前記実施形態では、下フレーム200にボス206(凸部)を形成し、上フレーム100にボス孔103(凹部)を形成したが、本発明はこれに限定されず、下フレーム200に凹部を形成し、上フレーム100に凸部を形成してもよい。
前記実施形態では、本発明の現像装置(現像カートリッジ61)が、カラープリンタ1で使用される例を示したが、本発明はこれに限定されず。例えば、複写機や複合機、モノクロプリンタなどで使用されるものであってもよい。
なお、下フレーム200と上フレーム100との配置は、前記実施形態と上下の配置が逆であってもよい。
本発明の現像装置を備えた画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図である。 プロセスカートリッジの拡大図である。 本発明の実施形態に係る現像カートリッジの斜視図である。 本発明の実施形態に係る現像カートリッジの分解斜視図である。 下フレームの斜視図である。 下から見た上フレームの斜視図である。 現像ケースに取り付けられたフレームシールとブレード裏シールを示す部分斜視図である。 フレームシールとブレード裏シールを上から見た図である。 図8のX−X断面図である。 層厚規制ブレードの分解斜視図である。 現像ケースに固定された層厚規制ブレードの断面図である。 変形例に係るフレームシールとブレード裏シールを上から見た図である。 (a)および(b)はブレード裏シールの両面テープ層を層厚規制ブレード側に設けた変形例の構成を示す図である。
符号の説明
61 現像カートリッジ
63 現像ローラ
100 上フレーム
101 本体部
102 梁状部
103 ボス孔
105 支持部
111 溶着リブ
120 開口
200 下フレーム
201 左側壁部
202 右側壁部
203 底壁部
205 上面
205A 第1上面部
206 ボス
208 仕切壁部
209 係合溝
300 フレームシール
310 弾性層
311 第1弾性部
312 第2弾性部
322 第2両面テープ層
400 ブレード裏シール
420 両面テープ層
500 層厚規制ブレード
510 ブレード板金
520 ブレードホルダ
521 挟持部
522 取付部
600 フレームシール
610 弾性層
620 両面テープ層

Claims (13)

  1. 対向する一対の側壁部と各側壁部を連結する連結壁部を有する第1フレームと、
    前記第1フレームと組み合わされたときに、前記各側壁部および前記連結壁部とともに開口を形成する梁状部を有する第2フレームと、
    前記各側壁部と前記梁状部との間に配置され、前記各側壁部と前記梁状部との隙間を塞ぐフレームシールと、
    前記開口の外部に露出して配置され、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記各側壁部と前記梁状部とにわたって配置され、前記現像剤担持体上の現像剤の厚さを規制する層厚規制ブレードと、
    前記層厚規制ブレードと前記梁状部との間に配置され、前記層厚規制ブレードと前記梁状部との隙間を塞ぐブレード裏シールとを備え、
    前記フレームシールは、弾性層と接着基材とを有し、前記ブレード裏シール側の端部が折り曲げられて前記弾性層が前記ブレード裏シールに密着するとともに、折り曲げられた部分の前記第1フレームまたは前記第2フレームと接触する側に前記接着基材が設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 対向する一対の側壁部と各側壁部を連結する連結壁部を有する第1フレームと、
    前記第1フレームと組み合わされたときに、前記各側壁部および前記連結壁部とともに開口を形成する梁状部を有する第2フレームと、
    前記各側壁部と前記梁状部との間に配置され、前記各側壁部と前記梁状部との隙間を塞ぐフレームシールと、
    前記開口の外部に露出して配置され、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記各側壁部と前記梁状部とにわたって配置され、前記現像剤担持体上の現像剤の厚さを規制する層厚規制ブレードと、
    前記層厚規制ブレードと前記梁状部との間に配置され、前記層厚規制ブレードと前記梁状部との隙間を塞ぐブレード裏シールとを備え、
    前記フレームシールは、弾性層と接着基材とを有し、前記弾性層が前記接着基材よりも前記ブレード裏シール側に突出して、前記弾性層のみが前記ブレード裏シールに食い込んでいることを特徴とする現像装置。
  3. 前記ブレード裏シールは、前記層厚規制ブレードと接触する側に接着基材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記梁状部と前記連結壁部との間には、前記梁状部を前記連結壁部で支持するための支持部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記第1フレームと前記第2フレームとで挟まれた空間を前記開口側と前記開口とは反対側とに仕切る仕切壁部が、前記連結壁部から前記第2フレーム側に向かって突出するように形成されるとともに、
    前記支持部が、前記梁状部から前記第1フレーム側に向かって突出して前記仕切壁部の先端に係合するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記層厚規制ブレードは、
    前記梁状部との間で前記ブレード裏シールを挟み込む第1板状部と、
    前記第2フレームの前記第1フレームとは反対側の面に沿うように、前記第1板状部から屈曲形成される第2板状部とを備えていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記層厚規制ブレードは、両端が、前記側壁部に固定されることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記層厚規制ブレードは、前記第2板状部の両端が、前記側壁部に固定されることを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記ブレード裏シールは、前記一対の側壁部と前記梁状部とに跨って設けられていることを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記第1フレームの一対の側壁部の前記開口側の部分および前記第2フレームの前記開口側の部分のうちの一方に形成される凹部と、他方に形成される凸部とが係合することによって、前記第1フレームと前記第2フレームとが位置決めされていることを特徴とする請求項4から請求項9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 前記第2フレームの前記第1フレーム側の面に、前記第1フレームの一対の側壁部の端面と溶着される溶着部が形成され、
    前記溶着部のうち前記開口側の部分が、前記第1フレームの一対の側壁部に設けられる前記フレームシールと一緒に溶着されていることを特徴とする請求項4から請求項10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記梁状部が、前記層厚規制ブレードに固定されることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 前記第1フレームの前記側壁部は、
    前記層厚規制ブレードの前記第2板状部が固定される固定部と、
    前記第2フレームが溶着される溶着部とを有し、
    前記固定部と前記溶着部とは、同一面上に設けられたことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の現像装置。
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