JP2010088591A - 超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置 - Google Patents

超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010088591A
JP2010088591A JP2008260274A JP2008260274A JP2010088591A JP 2010088591 A JP2010088591 A JP 2010088591A JP 2008260274 A JP2008260274 A JP 2008260274A JP 2008260274 A JP2008260274 A JP 2008260274A JP 2010088591 A JP2010088591 A JP 2010088591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic probe
piezoelectric element
temperature
ultrasonic
piezoelectric elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008260274A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kato
潤一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2008260274A priority Critical patent/JP2010088591A/ja
Publication of JP2010088591A publication Critical patent/JP2010088591A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

【課題】リニア、コンベックスプローブのような開口の大きいプローブにおいても多数の温度センサを形成せず、超音波プローブの表面温度をリアルタイムで正確に測定できる超音波プローブの提供。
【解決手段】バッキング材111と、バッキング材111上に形成され、複数の下側電極112aが配列された下側電極群112と、複数の下側電極112a上に各々1個の圧電素子114aが形成されるように、複数の圧電素子114aが配列された圧電素子群114と、複数の圧電素子114a上に形成された上側電極13と、上側電極13上に形成され、圧電素子114aと測定対象体との間の音響インピーダンス差により超音波が反射されることを抑制する整合層115と、圧電素子114aによって送受信される超音波の焦点を絞る音響レンズ116とを有する振動子20を備える超音波プローブ10であって、上側電極13と接続された温度センサ21を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置に関し、より詳しくは、複数の圧電素子が配列された振動子を備える超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置に関する。
超音波診断装置は、測定対象体(例えば、人体)に超音波信号を送信した後、測定対象体で反射された超音波エコー信号を受信して、超音波エコー信号から変換した電気的信号に対して所定の映像処理を実行することにより、モニタ等で超音波画像を提供するものである。このような超音波診断装置では、測定対象体に超音波信号を送信し、測定対象体で反射された超音波エコー信号を受信して、受信した超音波エコー信号を電気的信号に変換するために、複数の圧電素子が配列された振動子を備える超音波プローブが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、振動子を備える超音波プローブの一例について説明する。図3は、振動子を備える超音波プローブの一例の概略構成を示す斜視図である。なお、図3中では、説明を判りやすくするために、音響レンズ116や整合層115が一部の圧電素子114aの上面のみに装着されている場合を示しているが、実際の音響レンズ116と整合層115とは、全ての圧電素子114aの上面を覆うように取り付けられたものである。
超音波プローブ100は、バッキング材111と、バッキング材111上に形成されたM個の下側電極112aからなる下側電極群112と、M個の下側電極112a上に形成されたM個の圧電素子114aからなる圧電素子群114と、M個の圧電素子114a上に形成されたGND線(上側電極)113と、GND線113上に形成された整合層115と、整合層115上に形成された音響レンズ116と、下側電極群112とフレキシブル印刷配線板(FPC)とを電気的に接続するM本のリード線(信号線)118aと、GND線113とFPCとを電気的に接続するアース線(共通接続線)119とを有する振動子を備える。
バッキング材111は、フェライトゴム等を用いて形成されており、支持体としての機能と、圧電素子114aの下面から放射される不要な超音波を吸収する吸収体としての機能とを有する。
圧電素子114aは、PZT(Lead Zirconate Titanate)等の圧電セラミック等を用いて形成されおり、電気的信号である送信パルス信号に応答して超音波信号を生成し、測定対象体で反射された超音波エコー信号を受信して、受信した超音波エコー信号を電気的信号に変換する。
このような圧電素子114aは、短冊形状をしており、M個の圧電素子114aは、横方向(X方向)に所定間隔で一列となるように配列されている(例えば、圧電素子群114は、X方向に40mmの大きさとなる。)。
1個の圧電素子114aの下面には、銀等の金属で1個の下側電極112aが形成されている。さらに、1個の下側電極112aには、1本のリード線118aが電気的に(例えば、銀線によるワイヤボンディングで)接続されている。
また、M個の圧電素子114aの上面には、銀等の金属でGND線113が形成されている。GND線113は、横方向(X方向)に伸びる直線状の第一GND線113aと、横方向(X方向)に伸びる直線状の第二GND線113bとからなる。第一GND線113aは、M個の圧電素子114aの上面で手前側に形成されるとともに、第二GND線113bは、M個の圧電素子114aの上面で奥側に形成されている。
つまり、第一GND線113aは、M個の圧電素子114aに対して共通接続されており、さらに右横にアース線119が電気的に接続されている。
整合層120は、エポキシ樹脂や有機樹脂中にW等の金属粒子を分散したもの等で形成されており、音響特性の異なる薄膜が2層或いは3層に上下方向(Z方向)に積層されて構成され、圧電素子(20〜30MRayl)114aと測定対象体(例えば、人体の場合、1.5MRayl)との間の音響インピーダンス差によって超音波信号が反射されることを抑制する。つまり、各薄膜の音響インピーダンス値は、圧電素子114aから測定対象体に向かって徐々に小さくなるように設定されることになる。
音響レンズ116は、シリコンゴム等を用いて形成されており、圧電素子114aによって送受信される超音波をY方向に収束する。
このような超音波プローブ100によれば、送信パルス信号が圧電素子114aに印加されると、圧電素子114aの振動による超音波信号が生成することになる。
ところで、送信パルス信号が圧電素子114aに印加されたとき、圧電素子114aの振動による超音波信号が生成すること以外にも、熱が発生する。そして、発生した熱によって超音波プローブ100の表面温度Tが上昇し、その結果、超音波プローブ100の表面温度Tが高温になると、超音波プローブ100は測定対象体に接触して用いられるので、測定対象体に損傷を与える場合があった。
そこで、個別規格JIS T 0601―2―37(IEC60601―2―37)によって、超音波プローブ100の表面温度上昇ΔTが下記のようになるように規定されている。
(1)体表用途(周囲温度23±3℃)
空中放置試験:温度上昇ΔT≦27℃
模擬使用試験:温度上昇ΔT≦10℃
(2)体内用途(周囲温度23±3℃)
空中放置試験:温度上昇ΔT≦27℃
模擬使用試験:温度上昇ΔT≦6℃
また、駆動電圧や送信パルス信号の周波数等の全ての駆動条件で超音波プローブ100の表面温度Tを予め測定して、実験式を作成することにより、得られた実験式を用いて超音波プローブ100の表面温度Tを予測する予測方法もある。これにより、超音波プローブ100の表面温度Tをリアルタイムで予測及び制御することを実行している。
特開2007−215921号公報
しかしながら、個別規格JIS T 0601―2―37や上述したような予測方法では、測定対象体を検査する前に、超音波プローブ100の表面温度Tを予め測定しなければならないので、かなりの時間と手間とが要されるという問題点がある。
さらに、上述したような予測方法では、超音波プローブ100が複雑に構成されている場合には、超音波プローブ100の熱的解析に困難があり、その結果、超音波プローブ100の表面温度Tを予測することができなくなった。
また、超音波プローブ100の表面温度Tを実際に検出するように、超音波プローブ100に温度センサを形成することも考えられるが、測定対象体の関心領域(ROI)のみを検査する場合に、M個の圧電素子114aの内から一部(数個から十数個)の圧電素子114aのみに送信パルス信号を印加することになるので、超音波プローブ100には温度分布が生じるため、超音波プローブ100に多数の温度センサを形成することが必要となる。その結果、超音波プローブ100に多数の温度センサを形成したために、リード線118aの数やGND線113の数を減少しなければならず、得られる超音波画像の画質を悪化させることになる。
本件発明者らは、上記課題を解決するために、超音波プローブに多数の温度センサを形成せずに、超音波プローブの表面温度をリアルタイムで正確に測定する測定方法について検討を行った。圧電素子で発生した熱は、バッキング材はゴム等で構成されて熱伝導率(例えば、0.21W/m・K)が低く、GND線(上側電極)や下側電極は銀等で構成されて熱伝導率(例えば、420W/m・K)が高いため、バッキング材にはほとんど伝導されず、上側電極や下側電極に伝導されることがわかった。そこで、複数の圧電素子上に形成される上側電極に電気的に接続するように1個若しくは少数の温度センサを形成することを見出した。
すなわち、本発明の超音波プローブは、超音波を吸収するバッキング材と、前記バッキング材上に形成され、複数の信号線にそれぞれ1個の下側電極が電気的に接続されるように、複数の下側電極が配列された下側電極群と、前記複数の下側電極上にそれぞれ1個の圧電素子が形成されるように、複数の圧電素子が配列された圧電素子群と、前記複数の圧電素子上に形成され、前記複数の圧電素子に対する共通電極である上側電極と、前記上側電極上に形成され、前記圧電素子と測定対象体との間の音響インピーダンス差によって超音波が反射されることを抑制する整合層と、前記整合層上に形成され、前記圧電素子によって送受信される超音波の焦点を絞る音響レンズとを有する振動子を備える超音波プローブであって、前記上側電極と接続された温度センサを備えるようにしている。
本発明の超音波プローブによれば、上側電極と接続された温度センサを備える。
そして、超音波プローブが使用されることにより、送信パルス信号が圧電素子に印加されると、圧電素子の振動による超音波信号が生成する。このとき、圧電素子の振動による超音波信号が生成すること以外にも、熱が発生する。圧電素子で発生した多くの熱は、上述したように上側電極に伝導されることにより、温度センサで検出されることになる。
以上のように、本発明の超音波プローブによれば、多数の温度センサを形成しなくても、表面温度をリアルタイムで正確に測定することができる。
(他の課題を解決するための手段および効果)
また、上記の発明において、前記複数の圧電素子は、横方向に一列となるように配列されており、前記圧電素子群の横に、前記温度センサが形成されており、前記上側電極は、前記圧電素子群の横に伸びることにより、前記温度センサと接続されるようにしてもよい。
本発明の超音波プローブによれば、温度センサが圧電素子の放射面の前方に形成されていないので、得られる超音波画像に温度センサが影響を与えることをなくすことができる。
また、上記の発明において、前記圧電素子群の横の両側に、前記温度センサがそれぞれ形成されており、前記上側電極は、前記圧電素子群の横の両側の温度センサと接続されているようにしてもよい。
本発明の超音波プローブによれば、測定対象体の関心領域(ROI)のみを検査する場合に、複数の圧電素子の内から一部(数個から十数個)の圧電素子のみに送信パルス信号を印加したときには、圧電素子で発生した熱は、近い方の温度センサですぐに検出されるので、検出する温度の応答性を向上させることができる。
そして、本発明の超音波診断装置は、上述したような超音波プローブと、前記温度センサで検出された温度に基づいて、前記超音波プローブを制御する制御部を備えるようにしてもよい。
本発明の超音波診断装置によれば、制御部が、超音波プローブの表面温度をリアルタイムで正確に測定することができるので、測定対象体に損傷を与えないように超音波プローブを制御することができる。例えば、検出した温度が設定閾値温度以上になったときには、駆動電圧を低下させたり、繰り返し周波数を遅くしたり、駆動波連数を少なくするように、超音波プローブを自動的に制御する。
さらに、上記の発明において、前記超音波プローブの開口の最大幅が、35mm以上であり、前記制御部は、2個以下の温度センサで超音波プローブの最高温度を観測することで、前記超音波プローブの温度を制御するようにしてもよい。
本発明の超音波診断装置によれば、リニア、コンベックスプローブのような開口の大きい超音波プローブでも、少ない温度センサで超音波プローブの最高温度を観測できる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
図1は、実施形態に係る超音波診断装置の一例の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、実施形態に係る超音波プローブの一例の概略構成を示す斜視図である。なお、超音波プローブ100と同様のものについては、同じ符号を付している。
超音波診断装置は、超音波を送受波する超音波プローブ10と、超音波画像を表示するためのモニタ2と、入力操作が行われる入力装置3と、超音波診断装置全体の制御を行う制御部(コンピュータ)40とにより構成される。
超音波プローブ10は、バッキング材111と、バッキング材111上に形成されたM個の下側電極112aからなる下側電極群112と、M個の下側電極112a上に形成されたM個の圧電素子114aからなる圧電素子群114と、M個の圧電素子114a上に形成されたGND線(上側電極)13と、GND線13上に形成された整合層115と、整合層115上に形成された音響レンズ116と、下側電極群112とフレキシブル印刷配線板(FPC)とを電気的に接続するM本のリード線(信号線)118aと、GND線13とFPCとを電気的に接続する金属製の共通接続線19aとを有する振動子20と、温度センサ21と、温度センサ21とFPCとを電気的に接続する2本の金属製の共通接続線19b、19cとを備える。
そして、M本のリード線118aと共通接続線19a、19b、19cとが接続されたFPCは、後述するコンピュータ40と接続されている。
温度センサ21は、第一温度Tを検出する第一温度センサ21aと、第二温度Tを検出する第二温度センサ21bとからなる。第一温度センサ21aは、サーミスタ等の温度に比例する抵抗温度センサが好ましく、圧電素子群114の右横に形成される。また、第二温度センサ21bは、サーミスタ等の温度に比例する抵抗温度センサが好ましく、圧電素子群114の左横に形成されている。つまり、温度センサ21は、圧電素子群114の横の両側に形成されている。これにより、温度センサ21が圧電素子群114の放射面の前方(Z方向)に形成されていないので、得られる超音波画像に温度センサ21が影響を与えることをなくすことができる。
M個の圧電素子114aの上面には、銀等の金属でGND線13が形成されている。GND線13は、横方向(X方向)に伸びる直線状の第一GND線13aと、横方向(X方向)に伸びる直線状の第二GND線13bとからなる。第一GND線13aは、M個の圧電素子114aの上面で手前側に形成されるとともに、第二GND線13bは、M個の圧電素子114aの上面で奥側に形成されている。
第一GND線13aは、M個の圧電素子114aに対して共通接続されており、さらに右横(X方向)に伸びることにより、第一温度センサ21aと電気的に接続された後、1本の共通接続線19aと接続されるとともに、左横(X方向)に伸びることにより、第二温度センサ21bと電気的に接続されている。
これにより、測定対象体の関心領域(ROI)のみを検査する場合に、M個の圧電素子114aの内から一部(数個)の圧電素子114aのみに送信パルス信号を印加したときには、圧電素子114aで発生した熱は、近い方の第一温度センサ21a若しくは第二温度センサ21bで検出されるので、検出する温度T、Tの応答性を向上させることができる。
コンピュータ(制御部)40が処理する機能をブロック化して説明すると、超音波プローブ10を制御する超音波プローブ制御部41と、モニタ2に超音波画像を表示するモニタ表示制御部42とを備える。
モニタ表示制御部42は、FPCを介して得られる超音波プローブ10からの電気的信号に基づいて、モニタ2に超音波画像を表示する制御を行う。
超音波プローブ制御部41は、FPCを介して得られる温度センサ21からの温度信号(温度T、T)や入力装置3からの制御信号に基づいて、超音波プローブ10をFPCを介して制御する。
ところで、上述したように超音波プローブ100の表面温度Tが高温になりすぎると、測定対象体に損傷を与えることがあるが、本実施形態において、超音波プローブ制御部41は、検出した第一温度T若しくは第二温度Tのいずれかが設定閾値温度Tth以上になったときには、駆動電圧を低下させたり、繰り返し周波数を遅くしたり、駆動波連数を少なくするように、超音波プローブ10を制御する。
ここで、超音波プローブ制御部41に設定された設定閾値温度Tthについて説明する。
第一温度Tと第二温度Tとは、第一GND線13aの温度であって、超音波プローブ10の表面温度Tとは完全に一致しない。つまり、超音波プローブ10の表面温度Tは、整合層115や音響レンズ116が形成されているため、第一温度Tや第二温度Tより一般的に低くなる。そこで、使用者等が測定対象体を検査する前に、超音波プローブ10の表面温度Tと第一温度Tと第二温度Tとの関係を予め算出することにより、超音波プローブ制御部41に設定閾値温度Tthを設定する。
以上のように、本発明の超音波プローブ10によれば、第一温度センサ21aと第二温度センサ21bとの2個の温度センサ21が形成されているだけで、超音波プローブ10の表面温度Tをリアルタイムで正確に測定することができ、その結果、測定対象体に損傷を与えないように超音波プローブ10を制御することができる。
(他の実施形態)
(1)上述した超音波プローブ10では、M個の圧電素子114aが平面上で一列に配列された所謂、リニアアレイ型の圧電素子群114を備える構成を示したが、M個の圧電素子が凸面上に配列された、所謂、コンベックスアレイ型の圧電素子群を備える構成としてもよい。
(2)上述した超音波プローブ10では、温度センサ21が圧電素子群114の横の両側に形成されている構成を示したが、温度センサが圧電素子群の横の片側のみに形成されている構成としてもよい。
本発明は、複数の圧電素子が配列された振動子を備える超音波プローブ等に利用することができる。
実施形態に係る超音波診断装置の一例の概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る超音波プローブの一例の概略構成を示す斜視図である。 従来の超音波プローブの一例の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
10、100 超音波プローブ
13、113 GND線(上側電極)
19a、19b、19c、119 共通接続線
20 振動子
21 温度センサ
111 バッキング材
112 下側電極群
112a 下側電極
114 圧電素子群
114a 圧電素子
115 整合層
116 音響レンズ
118a リード線(信号線)

Claims (5)

  1. 超音波を吸収するバッキング材と、
    前記バッキング材上に形成され、複数の信号線にそれぞれ1個の下側電極が電気的に接続されるように、複数の下側電極が配列された下側電極群と、
    前記複数の下側電極上にそれぞれ1個の圧電素子が形成されるように、複数の圧電素子が配列された圧電素子群と、
    前記複数の圧電素子上に形成され、前記複数の圧電素子に対する共通電極である上側電極と、
    前記上側電極上に形成され、前記圧電素子と測定対象体との間の音響インピーダンス差によって超音波が反射されることを抑制する整合層と、
    前記整合層上に形成され、前記圧電素子によって送受信される超音波の焦点を絞る音響レンズとを有する振動子を備える超音波プローブであって、
    前記上側電極と接続された温度センサを備えることを特徴とする超音波プローブ。
  2. 前記複数の圧電素子は、横方向に一列となるように配列されており、
    前記圧電素子群の横に、前記温度センサが形成されており、
    前記上側電極は、前記圧電素子群の横に伸びることにより、前記温度センサと接続されることを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  3. 前記圧電素子群の横の両側に、前記温度センサがそれぞれ形成されており、
    前記上側電極は、前記圧電素子群の横の両側の温度センサと接続されていることを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の超音波プローブと、
    前記温度センサで検出された温度に基づいて、前記超音波プローブを制御する制御部を備えることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 前記超音波プローブの開口の最大幅が、35mm以上であり、
    前記制御部は、2個以下の温度センサで超音波プローブの最高温度を観測することで、前記超音波プローブの温度を制御することを特徴とする請求項4に記載の超音波診断装置。
JP2008260274A 2008-10-07 2008-10-07 超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置 Pending JP2010088591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008260274A JP2010088591A (ja) 2008-10-07 2008-10-07 超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008260274A JP2010088591A (ja) 2008-10-07 2008-10-07 超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010088591A true JP2010088591A (ja) 2010-04-22

Family

ID=42251923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008260274A Pending JP2010088591A (ja) 2008-10-07 2008-10-07 超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010088591A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013044471A1 (zh) * 2011-09-28 2013-04-04 Zhao Zhigang 一种超声波换能器及超声设备
WO2015111265A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置
CN115349884A (zh) * 2022-08-03 2022-11-18 中国科学院深圳先进技术研究院 一种具有温度检测功能的超声系统及其制作方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013044471A1 (zh) * 2011-09-28 2013-04-04 Zhao Zhigang 一种超声波换能器及超声设备
WO2015111265A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置
CN115349884A (zh) * 2022-08-03 2022-11-18 中国科学院深圳先进技术研究院 一种具有温度检测功能的超声系统及其制作方法
CN115349884B (zh) * 2022-08-03 2023-10-20 中国科学院深圳先进技术研究院 一种具有温度检测功能的超声系统及其制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5009301B2 (ja) 超音波探触子及びこれを用いた超音波診断装置
JP6089499B2 (ja) 超音波トランスデューサー装置およびプローブ並びに電子機器および超音波診断装置
JP6476633B2 (ja) 圧電デバイス
CN106388858B (zh) 超声波器件、超声波组件、电子设备以及超声波测定装置
US11419579B2 (en) Ultrasonic sensor as well as probe and electronic apparatus
JP5771293B2 (ja) 超音波診断装置
US20150266058A1 (en) Ultrasonic device unit, probe, electronic device and ultrasonic imaging device
US10722214B2 (en) Ultrasonic device, ultrasonic probe, and ultrasonic apparatus
EP2839887B1 (en) Acoustic probe and method of manufacturing the same
JP2010088591A (ja) 超音波プローブ及びそれを用いた超音波診断装置
US9192961B2 (en) Head unit, ultrasonic probe, electronic instrument, and diagnostic device
JP2006346105A (ja) 超音波プローブ及び超音波診断装置
JP5863591B2 (ja) 超音波検査装置
JP6203919B1 (ja) 超音波診断装置及び超音波プローブ
EP2549273B1 (en) Ultrasonic probe using rear-side acoustic matching layer
JP6795986B2 (ja) 超音波探触子、超音波診断装置
JP5365142B2 (ja) 超音波画像診断装置
JP6753293B2 (ja) 超音波デバイス及び超音波装置
JP2014198133A (ja) 超音波測定装置および超音波プローブ
JP2021038981A (ja) 容量検出型超音波トランスデューサを使用した計測方法
JP2020137555A (ja) 超音波プローブ及び超音波診断装置
JP2014188148A (ja) 超音波測定装置、超音波トランスデューサーデバイス及び超音波画像装置
JP2008020328A (ja) 超音波検査装置