JP2010088219A - 永久磁石埋め込み型回転子及び掃除機 - Google Patents

永久磁石埋め込み型回転子及び掃除機 Download PDF

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昌弘 仁吾
Atsushi Matsuoka
篤 松岡
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Abstract

【課題】高速回転時の遠心力によって発生する応力を低減することができるとともに磁気特性に優れた永久磁石埋め込み型回転子を得る。
【解決手段】この発明に係る永久磁石埋め込み型回転子は、電磁鋼板を積層して形成される回転子鉄心10と、回転子鉄心10の外周部に沿って設けられ、永久磁石3を埋め込む複数の磁石挿入穴4と、回転子鉄心10の略中心部に設けられる軸穴155とを備え、磁石挿入穴4は、全体が略コの字状であり、磁石挿入穴4の両端は内側に屈曲して永久磁石3が存在しない周方向端部が円弧状の空気領域4aを形成し、空気領域4aは、永久磁石3の外周側表面よりも軸穴155側に配置するように構成されるとともに、永久磁石3の内周側表面よりも軸穴155側に延びるように構成される。
【選択図】図3

Description

この発明は、掃除機等に使用され、高速回転を行う永久磁石埋め込み型ロータに関する。また、その永久磁石埋め込み型ロータを搭載した掃除機に関する。
従来、永久磁石式リラクタンス型回転電機の組立時の永久磁石の挿入を容易にし、製造の機械化を可能とする。また永久磁石を固定する接着剤が劣化した場合においても、永久磁石式リラクタンス型回転電機の中の永久磁石の飛散及び回転子の破損の恐れをなくし、高出力化、高効率化、高速化、高信頼性を図るため、永久磁石埋め込み穴に永久磁石位置決め用突起を設けることにより、永久磁石を支持するようにした。また回転子鉄心内の薄肉部の形状を最適化することにより、永久磁石より発生する磁束の漏れを低減し、かつ応力の集中する薄肉部の強度を確保するようにした永久磁石式リラクタンス型回転電機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−339919号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の永久磁石式リラクタンス型回転電機は、高速回転時には永久磁石より外周側の空気孔と回転子鉄心外周との間の薄肉部に大きな応力集中が生じる。そのため、薄肉部の径方向幅を遠心力に耐えるように大きく設計する必要があり、その場合、一つの磁石のNとS間の磁束の漏れが大きくなり回転電機特性の低下をもたらすという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、高速回転時の遠心力によって発生する応力を低減することができるとともに磁気特性に優れた永久磁石埋め込み型回転子及び掃除機を提供することを目的とする。
この発明に係る永久磁石埋め込み型回転子は、
電磁鋼板を積層して形成される回転子鉄心と、
前記回転子鉄心の外周部に沿って設けられ、永久磁石を埋め込む複数の磁石挿入穴と、
前記回転子鉄心の略中心部に設けられる軸穴とを備え、
前記磁石挿入穴は、全体が略コの字状であり、該磁石挿入穴の両端は内側に屈曲して前記永久磁石が存在しない周方向端部が円弧状の空気領域を形成し、
前記空気領域は、前記永久磁石の外周側表面よりも前記軸穴側に配置するように構成されとともに、前記永久磁石の内周側表面よりも前記軸穴側に延びるように構成される。
この発明に係る永久磁石埋め込み型回転子は、磁石挿入穴の両端は内側に屈曲して永久磁石が存在しない周方向端部が円弧状の空気領域を形成し、空気領域は、永久磁石の外周側表面よりも軸穴側に配置するように構成されとともに、且つ永久磁石の内周側表面よりも軸穴側に延びるように構成したので、高速回転時の遠心力による応力集中を緩和するという効果がある。
実施の形態1.
図1乃至図18は実施の形態1を示す図で、図1はブラシレスDCモータ100の横断面図、図2はブラシレスDCモータ100の縦断面図、図3は永久磁石埋め込み型回転子である回転子1の横断面図、図4は空気領域4aが永久磁石外周側表面3aよりも外側にある仕様1(a)と内側にある仕様2(b)との回転子1を示す断面図、図5は仕様1(図4(a))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)、図6は仕様2(図4(b))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)、図7は仕様1(a)を基準にして最大応力を比較した結果を表で示す図、図8は空気領域4aの周方向端部の円弧4bの半径を磁石挿入穴4の外周側の直線部4cの長さを一定として変化させた仕様3(a)と仕様4(b)との回転子1を示す横断面図、図9は仕様3(図8(a))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)、図10は仕様4(図8(b))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)、図11は仕様2(図4(b))を基準にして最大応力を比較した結果を表で示す図、図12はブラシレスDCモータ100の固定子2及び回転子1の磁束線の分布を示す図、図13は4個の磁石挿入穴4を有する回転子1の横断面図、図14は回転子1が2極で構成される場合に2枚の永久磁石3で構成した従来の回転子1と、1極を3枚の永久磁石3に分割して6枚の永久磁石3で構成し且つ本実施の形態の形状で構成した回転子1を示す横断面図、図15は従来の回転子1の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)、図16は従来の回転子1を基準にして最大応力を比較した結果を表で示す図、図17は磁石挿入穴4に永久磁石3の固定用の磁石固定部4dを設けた回転子1の横断面図、図18は磁石挿入穴4の空気領域4aに接着剤もしくは樹脂を流し込み永久磁石3を固定した回転子1の横断面図である。
図1、図2により、ブラシレスDCモータ100の構成を説明する。
ブラシレスDCモータ100は、固定子2と、永久磁石埋め込み型回転子である回転子1とを備える。
固定子2は、周方向に略等間隔に配置される3個のティース6が、リング状のコアバック8の内側に形成される固定子鉄心5と、各ティース6に施される巻線7とを備える。
ティース6は、コアバック8側から内側に向かって略平行の形状を有している。ティース6の先端部6a(内径側)は、両サイドが周方向に広がるような円弧状をなしている。但し、円弧状でなくてもよく、例えば、直線状でもよい。
夫々のティース6には、集中巻方式の巻線7が施される。巻線7には、銅線に絶縁被覆が施されたマグネットワイヤが用いられる。
3個の集中巻方式の巻線7により、三相の巻線(例えば、三相Y結線の巻線)が形成される。
固定子鉄心5は、厚さ0.1〜0.7mm程度の薄い電磁鋼板を一枚一枚打ち抜いて所定の枚数を積層することで構成される。一例では、0.27mmの電磁鋼板を用いている。
固定子鉄心5の外径は、100mm以下で、一例では40mm程度である。
回転子1は、回転子鉄心10と、回転子鉄心10の6個の磁石挿入穴4に挿入される平板状の6個の永久磁石3と、回転軸9とを備える。詳細は後述するが、6個の永久磁石3で2極の回転子1を構成する。
回転子鉄心10も、固定子鉄心5と同様、厚さ0.1〜0.7mm程度の薄い電磁鋼板を一枚一枚打ち抜いて所定の枚数を積層することで構成される。一例では、0.27mmの電磁鋼板を用いている。
回転子鉄心10の外径は、70mm以下で、一例では20mmである。
回転子1と固定子2との間の空隙11は、例えば、径方向幅が0.3〜1.0mm程度であり、一例では、0.5mmである。
図3は永久磁石埋め込み型回転子である回転子1を示す。回転子鉄心10には、永久磁石3を埋め込むための磁石挿入穴4が設けられている。本実施の形態では、6箇所に磁石挿入穴4があり、6枚の平板状の永久磁石3が埋め込まれている。詳細は後述するが、永久磁石3は、磁力の強い希土類永久磁石が好ましい。但し、他のフェライト磁石等でもよい。
厚さ0.1〜0.7mm程度の薄い電磁鋼板の積層方法については、本実施の形態では、電磁鋼板の夫々に接着剤を塗布した後、積層し接着にて固定している。但し、カシメ及びリベット等で固定しても良い。
磁石挿入穴4は、平板状の永久磁石3の形状と同一形状ではなく、全体が略コの字状である。そして、磁石挿入穴4の両端は、内側に屈曲している。この屈曲した部分には、永久磁石3は存在せず、ここは空気領域4aになっている。
永久磁石3の周方向端部に隣接して存在する空気領域4aは、電磁鋼板よりも透磁率が低いため磁束が通りにくく、磁束の通る磁路を制御する役割を有する。
永久磁石3の側部(周方向)に、通常は異なる極性の永久磁石3間には空気領域4aを広く取り、磁路を狭くすることによる極間部12の磁束の短絡を低減し、ブラシレスDCモータ100の磁気特性を向上させるよう設計される。回転子1の中心に、回転子1の回転力を伝達する回転軸9と嵌合する軸穴15が設けられている。
本実施の形態では、回転子1は永久磁石埋め込み型であり、磁石挿入穴4の周方向端部の空気領域4aの端部の形状が円弧4bとなるように構成する。この円弧4bは、磁石挿入穴4の外周側の直線部4cに接する円の一部である。
空気領域4aは、永久磁石外周側表面3aよりも軸穴15側に配置するように構成され、かつ、空気領域4aは、永久磁石内周側表面3bよりも軸穴15側に延びるように構成される。
尚、空気領域4aの周方向端部の円弧4bの半径を、磁石挿入穴4の外周側の直線部4cの長さを一定として変化させると、円弧4bの半径が大きくなるにつれ、極間薄肉部14の周方向幅が狭くなる。後述する理由により、円弧4bの半径は大きい程好ましいが、最小限の極間薄肉部14の周方向幅が確保される範囲内にする必要がある。極間薄肉部14の最小限の周方向幅は、電磁鋼板の厚さ(0.1〜0.7mm程)である。また、極間薄肉部14の周方向幅は、磁石挿入穴4と回転子鉄心10との間の薄肉部よりもせまくなるようにしている。
次に動作について説明する。
このように構成された永久磁石埋め込み型回転子である回転子1では、高速回転時の永久磁石3及び磁石挿入穴4の外側の鉄心部分に作用する遠心力による応力が、磁石挿入穴4の空気領域4aの端部(極間薄肉部14に連結する根元部分)に集中する。
本実施の形態では、空気領域4aを永久磁石外周側表面3aよりも内側に配置しているため、応力集中する空気領域4aの端部(極間薄肉部14に連結する根元部分)における外周肉厚を大きく取ることができるので、この部分の強度を高くすることができる。
更に空気領域4aの端部を円弧4bで構成することにより、永久磁石3及び磁石挿入穴4の外側の鉄心部分に作用する応力を分散させ、遠心力による強度を向上させることができる。
空気領域4aの端部の円弧4bは、径が大きいほど応力を分散させる効果は大きい。既に述べたように、円弧4bの径は、永久磁石3の径方向厚さよりも大きく、最小限の極間薄肉部14の周方向幅が確保される範囲内になるように設計することが好ましい。極間薄肉部14の最小限の周方向幅は、電磁鋼板の厚さ(0.1〜0.7mm程)である。
図4は空気領域4aが永久磁石外周側表面3aよりも外側にある仕様1(a)と内側にある仕様2(b)との回転子1を示す断面図である。また、図5は仕様1(図4(a))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)である。さらに、図6は仕様2(図4(b))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)である。
図5、図6に示すように、応力の大きさは、色の濃さで表している。色の濃いほど応力は大きく、応力の小さい方からレベル1〜レベル6の6段階で表示している。
図5、図6に示すように、仕様1(図4(a))、仕様2(図4(b))は、ともに磁石挿入穴4の端部から外側にかけてと極間薄肉部14とに応力集中が見られる。
特に、空気領域4aの端部(極間薄肉部14に連結する根元部分)の応力集中が顕著である。
図7は仕様1(図4(a))、仕様2(図4(b))の最大応力を比較した図である。仕様1(図4(a))を基準にすると、仕様2(図4(b))は約11%最大応力が減少している。これは、永久磁石3の側部にある空気領域4aが永久磁石外周側表面3aよりも内側にあることの効果である。
図8に空気領域4aの周方向端部の円弧4bの半径を磁石挿入穴4の外周側の直線部4cの長さを一定として変化させた仕様3(a)と仕様4(b)との回転子1の断面図である。また、図9は仕様3(図8(a))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)、さらに図10は仕様4(図8(b))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)である。
図6に示すように、仕様2(図4(b))では、空気領域4aの端部(極間薄肉部14に連結する根元部分)でレベル64の応力集中が見られたが、仕様2(図4(b))よりも円弧4bの半径が大きくなる仕様3(図8(a))では、図9に示すように、空気領域4aの端部(極間薄肉部14に連結する根元部分)でレベル6の応力集中が僅かに認められる程度に低減している。
さらに、円弧4bの半径が大きい仕様4(図8(b))では、認められるレベル6の応力はさらに少なくなる程度に、空気領域4aの端部の応力が低減している。
図11は仕様2(図4(b))を基準にして、各仕様の最大応力を比較した表である。図11からわかるように、仕様3(図8(a))は、仕様2(図4(b))に対して最大応力が約11%減少している。
また、仕様4(図8(b))は、仕様2(図4(b))に対して最大応力が22%減少している。
このように、空気領域4aの周方向端部の円弧4bの半径を、最小限の極間薄肉部14の周方向幅(電磁鋼板の厚さ程度)が確保される範囲内で極力大きくすることにより、高速回転を行う回転子1の強度を大幅に向上し、製品の耐久性、安全性を大幅に向上できる。
また、通常異極間の磁路では、永久磁石3の磁束が短絡し、トルクに寄与するステータ鎖交磁束が低下してしまうので極間の磁路を狭くする構成が好ましい。
図12に固定子2及び回転子1内の磁束線の分布を示す。図12に示すように、本実施の形態の回転子1は2極の構成であるが、応力集中を緩和するため、1極の永久磁石3を分割している。図12の例は、1極の永久磁石3を3分割している。
本実施の形態では、空気領域4aを永久磁石内周側表面3bよりも内側に延びるよう構成しているので、極間の磁束の短絡の原因となる極間薄肉部14を、永久磁石3よりも内側の強度的の高い部位に配置し、極間薄肉部14を狭く設計することができる。そのため、磁気特性に優れた回転子1を構成できる。
なお、遠心力による応力集中を緩和させるために、空気領域4a端部の円弧4bの半径を大きくとるほど極間薄肉部14が狭くなるように設計できるため、強度向上と磁気特性向上の両立を実現できる。
図4、図8からわかるように、仕様2(図4(b))に対し、円弧4bの半径の大きい仕様3(図8(a))、仕様4(図8(b))は、遠心力による応力が低く、かつ、極間薄肉部14が狭くなっており、とくに仕様4(図8(b))は極間の磁束の短絡の少ない磁気特性に優れた構成である。
本実施の形態1は、6枚の永久磁石3で構成されるが、図13に示すように、4枚の永久磁石3で構成される回転子1にも適用できる。永久磁石3の枚数、サイズ、形状にはよらず、前記と同様の効果が得られる。
特に、遠心力による応力が問題となる場合は、1枚の永久磁石3を分割して1枚あたりの磁石サイズを小さくすることで遠心力を低減し、応力を低減する。しかし、磁石枚数が多い分、一つの極における永久磁石3自身及び永久磁石3同士の磁束の漏れが多くなるため、極間薄肉部14を狭く設計できる本実施の形態は有効であるといえる。
図14は回転子1が2極で構成される場合に2枚の永久磁石3で構成した従来の回転子1と、1極を3枚の永久磁石3に分割して6枚の永久磁石3で構成し且つ本実施の形態の形状で構成した回転子1を示す断面図である。また、図15は従来の回転子1の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)である。さらに、図16は従来の回転子1を基準にして最大応力を比較した結果を表で示す図である。
図16からわかるように、各極の永久磁石3を3分割した仕様4は、従来のものよりも最大応力が71%低減できている。単に永久磁石3を分割した場合には、各極における永久磁石3自身及び永久磁石3同士の磁束の漏れが多くなるが、本実施の形態(例えば、仕様4)のように円弧4bの径が大きく、且つ極間薄肉部14が電磁鋼板お厚さと同程度まで狭い構成にすれば、各極における永久磁石3自身及び永久磁石3同士の磁束の漏れを抑制でき、回転子1の磁気特性も優れている。
また、実施の形態1は、ロータの遠心力に対する強度を向上させることを目的としているため、既に述べたように、本実施の形態では、電磁鋼板の夫々に接着剤を塗布した後、積層し接着にて固定している。それにより、より強度の高い回転子1を得ることができる。
以上のような回転子1を構成する場合、永久磁石3の周方向へのすべりを抑制するために、図17に示すように永久磁石3の周方向の端部を固定する磁石固定部4dを、磁石挿入穴4に設けるのが好ましい。尚、図17では、磁石挿入穴4の数は4個のものを示しているが、磁石挿入穴4の数は任意でよい。
また、磁石固定部4dがない場合でも、図18に示すように、空気領域4aに接着剤もしくは樹脂等を流し込み固めて、永久磁石3の固定を行っても良い。これにより、永久磁石3の磁石挿入穴4内での回転時の変位を抑制するため、より強度の高い回転子1を構成することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、永久磁石3の周方向側部の空気領域4aの端部を一部円弧4bとなるような形状で構成し、空気領域4aを永久磁石外周側表面3aよりも内側に配置するよう構成し、且つ空気領域4aを永久磁石外周側表面3aよりも内側に延びるように構成し、高速回転時の遠心力を緩和するようにしたものであるが、この場合、強度は高くても、永久磁石3の極間の磁束の漏れが大きく十分な磁気特性を得られない場合がある。このような場合に、回転子1の遠心力に対する強度を保ったまま、極間部12の磁束の漏れを低減できる実施の形態2について説明する。
図19乃至図21は実施の形態2を示す図で、図19は極間部12に空気孔16を設けた回転子1の横断面図((a)は空気孔16が円で永久磁石3が4個で4極の例、(b)は空気孔16が円で永久磁石3が6個で2極の例、(c)は空気孔16が略三角形で永久磁石3が4個で4極の例)、図20は極間部12の外周部に窪み17を設けた回転子1の横断面図、図21は極間部12の外周部付近にカシメ18(a)もしくはリベット19(b)を設けた回転子1を示す横断面図である。
図19は極間部12に空気孔16を設けた回転子1を示す。本実施の形態は、異極間の磁束の漏れを低減させるため、実施の形態1との組合せで、隣り合う永久磁石3が異極である場合に、極間部12の外周表面付近に空気孔16を設けた構成をとる。
図8〜図11に示すように、実施の形態1では高速回転時の遠心力による応力を永久磁石外周側表面3aより内側の空気領域4aの円弧4b部で分散させるため、極間部12の外周部付近の応力は大きく低減している。
図19に示すよう、極間部12に円もしくは一部に円弧の形状を持ち略三角形の空気孔16を設けることにより、応力を大きく増加させることはないが、空気孔16により極間部12の磁路が狭く設計できるため、極間部12の磁束の漏れを低減させ、磁気特性を大幅に向上させることができる。一つの空気孔16の代わりに、小さい孔を多数設けることでもよい。
図19(a)に示す例は、永久磁石3を4個使用した4極の回転子1である。この例では、極間部12が4箇所にあり、夫々に円形の空気孔16を設けている。
図19(b)に示す例は、永久磁石3を6個使用した2極の回転子1である。この例では、極間部12が2箇所にあり、夫々に円形の空気孔16を設けている。
図19(c)に示す例は、永久磁石3を4個使用した4極の回転子1である。この例では、極間部12が4箇所にあり、夫々に略三角形の空気孔16を設けている。
図20に示すように、極間部12に空気孔16を設ける代わりに、極間部12の外周部に窪み17を設けてもよい。この場合も、窪み17の分だけ極間部12の磁路が狭くなるため、極間部12の磁束の漏れを低減させ、磁気特性を大幅に向上させることができる。
また、図21に示すように、隣り合う永久磁石3が異極である場合に、極間部12の外周部付近にカシメ18もしくは、リベット19を設けても良い。
図21(a)は、永久磁石3を4個使用した4極の回転子1であり、4箇所にある極間部12の外周部付近にカシメ18を夫々設けている。
図21(b)は、永久磁石3を4個使用した4極の回転子1であり、4箇所にある極間部12の外周部付近にリベット19を夫々設けている。
カシメ18やリベット19は、電磁鋼板の磁気特性を劣化させるため、極間部12の磁路を狭くしたのと同様の効果を得ることができ、磁気特性を大幅に向上させることができる。同時に電磁鋼板の積層して固定する働きをもち、回転子1の強度向上にも有効である。
空気孔16、カシメ18、リベット19は、夫々を単独に使用する以外に、それらを適宜組み合わせて用いることでもよい。
空気孔16、カシメ18、リベット19は、極間部12の磁路を狭くして磁束漏れを抑制するように作用するので、これらを総称して、「磁束漏れ抑制部」と呼ぶ。
空気孔16もしくは窪み17は、極間部12の磁束漏れを抑制するとともに、それらの大きさを調節することにより回転子のバランスをとり、高速回転時の遠心力による強度を確保しつつ、振動・騒音を抑制することができる。
尚、空気孔16、または窪み17は軸方向に連通させる必要はなく、回転子の重量バランスがとれる範囲で設ければよい。
空気孔16及び窪み17は、夫々が同じ形状でなくてもよい。即ち、対称性は問わない。
実施の形態3.
遠心力を分散させるために1つの極の永久磁石3を分割して、1枚あたりの磁石サイズを小さくし、遠心力を低減させることについては、既に述べた。
実施の形態2の方法では、隣り合う永久磁石3が同極の場合には、空気孔16、窪み17、カシメ18、リベット19等の「磁束漏れ抑制部」は、有効磁束の磁路を妨害となる。そこで、実施の形態3では、隣り合う永久磁石3が異極の場合には、極間部12の外周部付近に「磁束漏れ抑制部」を設け、隣り合う永久磁石3が同極の場合には、同極間部20の内側で磁石挿入穴4よりも軸穴15側に「磁束漏れ抑制部」を設ける構成をとるものである。
図22は実施の形態3を示す図で、回転子1の横断面図((a)は永久磁石3を2分割した2極の回転子1で空気孔16を用いる回転子1の横断面図、(b)は永久磁石3を3分割した2極の回転子1で空気孔16を用いる回転子1の横断面図、(c)は永久磁石3を2分割した2極の回転子1でカシメ18を用いる回転子1の横断面図、(d)は永久磁石3を2分割した2極の回転子1で軸位置決め用キー溝15aを用いる回転子1の横断面図)である。
図22(a)に示す回転子1は、永久磁石3を2分割した2極の回転子1である。極間部12には外周部付近に円形の空気孔16が設けられる。また、同極の分割された永久磁石3の間の同極間部20(2箇所)には、磁石挿入穴4よりも内側に空気孔16を配置する。これにより、有効磁束の磁路を妨害することを回避できる。
図22(b)に示す回転子1は、永久磁石3を3分割した2極の回転子1である。極間部12には外周部付近に空気孔16が設けられる。また、同極の分割された永久磁石3の間の同極間部20(4箇所)には、磁石挿入穴4よりも内側に空気孔16を配置する。これにより、有効磁束の磁路を妨害することを回避できる。
図22(c)に示す回転子1は、永久磁石3を2分割した2極の回転子1である。極間部12には外周部付近にカシメ18が設けられる。また、同極の分割された永久磁石3の間の同極間部20(2箇所)には、磁石挿入穴4よりも内側にカシメ18を配置する。これにより、有効磁束の磁路を妨害することを回避できる。
図22(d)に示す回転子1は、永久磁石3を2分割した2極の回転子1である。極間部12には外周部付近に円形の空気孔16が設けられる。また、同極の分割された永久磁石3の間の同極間部20(2箇所)には、磁石挿入穴4よりも内側に位置する軸穴15に形成される軸位置決め用キー溝15aを配置する。これにより、有効磁束の磁路を妨害することを回避できる。
以上のように、本実施の形態によれば、異極間の磁束の漏れは低減し、同極間の磁束は有効に利用することができ、磁気特性を大幅に向上させることができる。
実施の形態4
上記実施の形態1〜3のような回転子1よりも、更に強度、磁気特性を向上させる構成を説明する。
図23は実施の形態4を示す図で、永久磁石外周側表面3aの外側にスリット21を設けた回転子1の断面図である。
図23に示すように、永久磁石3の永久磁石外周側表面3aの外側にスリット21を設ける。この例では、長穴状のスリット21が、一つの永久磁石3に対して4個形成されている。但し、スリット21の形状、個数はこれに限定されない。
このスリット21は、回転子1から固定子2へ流れる磁束の高調波成分を低減する効果を有する。更に、回転子1の外周部の鉄の量を削減させるため、重量低減による遠心力低減効果があり、応力低減に有効である。
実施の形態1〜4は、ブラシレスDCモータのトルクに寄与する有効磁束を向上させるので、とくに磁束密度の高くなる希土類磁石を用いた回転子1においてより大きな効果を得ることができる。
本発明は、最高回転数が5×10以上のモータの耐久性を大幅に向上させ、製品の寿命、安全性を向上させることができる。
具体的には、例えば掃除機用モータ等の高速回転を行うモータの耐久性を大幅に向上させ、製品の寿命、安全性を向上させることができる。
実施の形態1を示す図で、ブラシレスDCモータ100の横断面図。 実施の形態1を示す図で、ブラシレスDCモータ100の縦断面図。 実施の形態1を示す図で、永久磁石埋め込み型回転子である回転子1の横断面図。 実施の形態1を示す図で、空気領域4aが永久磁石外周側表面3aよりも外側にある仕様1(a)と内側にある仕様2(b)との回転子1を示す断面図。 実施の形態1を示す図で、仕様1(図4(a))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)。 実施の形態1を示す図で、仕様2(図4(b))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)。 実施の形態1を示す図で、仕様1(a)を基準にして最大応力を比較した結果を表で示す図。 実施の形態1を示す図で、空気領域4aの周方向端部の円弧4bの半径を磁石挿入穴4の外周側の直線部4cの長さを一定として変化させた仕様3(a)と仕様4(b)との回転子1を示す横断面図。 実施の形態1を示す図で、仕様3(図8(a))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)。 実施の形態1を示す図で、仕様4(図8(b))の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)。 実施の形態1を示す図で、仕様2(図4(b))を基準にして最大応力を比較した結果を表で示す図。 実施の形態1を示す図で、ブラシレスDCモータ100の固定子2及び回転子1の磁束線の分布を示す図。 実施の形態1を示す図で、4個の磁石挿入穴4を有する回転子1の横断面図。 実施の形態1を示す図で、回転子1が2極で構成される場合に2枚の永久磁石3で構成した従来の回転子1と、1極を3枚の永久磁石3に分割して6枚の永久磁石3で構成し且つ本実施の形態の形状で構成した回転子1を示す横断面図。 従来の回転子1の回転時における応力のシミュレーション解析図((a)は回転子1全体の図、(b)は一部を拡大した図)。 実施の形態1を示す図で、従来の回転子1を基準にして最大応力を比較した結果を表で示す図。 実施の形態1を示す図で、磁石挿入穴4に永久磁石3の固定用の磁石固定部4dを設けた回転子1の横断面図。 実施の形態1を示す図で、磁石挿入穴4の空気領域4aに接着剤もしくは樹脂を流し込み永久磁石3を固定した回転子1の横断面図。 実施の形態2を示す図で、極間部12に空気孔16を設けた回転子1の横断面図((a)は空気孔16が円で永久磁石3が4個で4極の例、(b)は空気孔16が円で永久磁石3が6個で2極の例、(c)は空気孔16が略三角形で永久磁石3が4個で4極の例)。 実施の形態2を示す図で、極間部12の外周部に窪み17を設けた回転子1の横断面図。 実施の形態2を示す図で、極間部12の外周部付近にカシメ18(a)もしくはリベット19(b)を設けた回転子1を示す横断面図。 実施の形態3を示す図で、回転子1の横断面図((a)は永久磁石3を2分割した2極の回転子1で空気孔16を用いる回転子1の横断面図、(b)は永久磁石3を3分割した2極の回転子1で空気孔16を用いる回転子1の横断面図、(c)は永久磁石3を2分割した2極の回転子1でカシメ18を用いる回転子1の横断面図、(d)は永久磁石3を2分割した2極の回転子1で軸位置決め用キー溝15aを用いる回転子1の横断面図)。 実施の形態4を示す図で、永久磁石外周側表面3aの外側にスリット21を設けた回転子1の横断面図。
符号の説明
1 回転子、2 固定子、3 永久磁石、3a 永久磁石外周側表面、3b 永久磁石内周側表面、4 磁石挿入穴、4a 空気領域、4b 円弧、4c 直線部、4d 磁石固定部、5 固定子鉄心、6 ティース、6a 先端部、7 巻線、8 コアバック、9 回転軸、10 回転子鉄心、11 空隙、12 極間部、14 極間薄肉部、15 軸穴、15a 軸位置決め用キー溝、16 空気孔、17 窪み、18 カシメ、19 リベット、20 同極間部、21 スリット、100 ブラシレスDCモータ。

Claims (13)

  1. 電磁鋼板を積層して形成される回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周部に沿って設けられ、永久磁石を埋め込む複数の磁石挿入穴と、
    前記回転子鉄心の略中心部に設けられる軸穴とを備え、
    前記磁石挿入穴は、全体が略コの字状であり、該磁石挿入穴の両端は内側に屈曲して前記永久磁石が存在しない周方向端部が円弧状の空気領域を形成し、
    前記空気領域は、前記永久磁石の外周側表面よりも前記軸穴側に配置するように構成されとともに、前記永久磁石の内周側表面よりも前記軸穴側に延びるように構成されることを特徴とする永久磁石埋め込み型回転子。
  2. 前記空気領域の周方向端部の円弧は、前記磁石挿入穴の外周側の直線部に接する円の一部であり、前記円弧の半径を前記磁石挿入穴の外周側の前記直線部の長さを一定として変化させ、極間薄肉部の所定の周方向幅が確保される範囲内で大きくしたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  3. 前記極間薄肉部の周方向幅を、前記磁石挿入穴と前記回転子鉄心との間の薄肉部よりも狭くしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  4. 1極を構成する前記永久磁石を複数に分割して、前記磁石挿入穴に埋め込むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  5. 前記磁石挿入穴に、前記永久磁石の周方向の端部を固定する磁石固定部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  6. 前記空気領域に接着剤もしくは樹脂等を充填して前記永久磁を固定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  7. 隣り合う異極の永久磁石の間の極間部の外周部付近に、磁束漏れ抑制部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  8. 隣り合う異極の永久磁石の間の極間部の外周部に窪みを設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  9. 隣り合う異極の永久磁石の間の極間部の外周部付近に磁束漏れ抑制部を設け、隣り合う同極の永久磁石の間の同極間部の内側で前記磁石挿入穴よりも前記軸穴側に前記磁束漏れ抑制部を設けることを特徴とする請求項4記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  10. 前記回転子鉄心の永久磁石を埋め込む前記磁石挿入穴の外側に、スリットを設けたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  11. 前記永久磁石は、希土類磁石で構成されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  12. 前記回転子鉄心は、電磁鋼板の夫々に接着剤を塗布した後、接着にて固定して積層されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載の永久磁石埋め込み型回転子を搭載したことを特徴とする掃除機。
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