JP2010087594A - コンテンツ管理方法、コンテンツ管理システム、録画再生装置、および管理サーバ - Google Patents

コンテンツ管理方法、コンテンツ管理システム、録画再生装置、および管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】映像コンテンツ中でユーザが着目したシーンについて記録し、後のタイミングでの該当シーンの確実な検索や再生、および不要となったシーンの効率的管理を可能とする。
【解決手段】ブックマーク用端末50と通信してブックマーク要求を受信し出力中映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行しブックマークIDを対応づけて記憶手段201に格納する処理とブックマークIDを管理サーバ100に送信する処理とを実行する録画再生装置200と、録画再生装置200からブックマークIDを受信して記憶手段101に格納する処理と、記憶手段101からブックマークIDのリストを読み出して操作端末300に送信する処理とを実行する管理サーバ100と、管理サーバ100と通信してブックマークIDのリストを受信しユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける処理と、前記選択指示を録画再生装置に通知する処理とを実行する操作端末300とからコンテンツ管理システム10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ管理方法、コンテンツ管理システム、録画再生装置、および管理サーバに関するものであり、具体的には、映像コンテンツ中でユーザが着目したシーンについて記録し、後のタイミングでの該当シーンの確実な検索や再生、および不要となったシーンの効率的管理を可能とする技術に関する。
ハードディスク等の記憶手段を備えて、テレビ番組などの各種コンテンツを記録するレコーダが提供されている。こうしたレコーダではコンテンツの録画手続きがシンプルであり、ユーザは比較的気軽にコンテンツの録画を行えるようになっている。そうした状況の中で、例えば、録画した放送番組のうち、利用者が関心のあるシーンを、より効率的に視聴できるようにすることを課題とした以下のような技術が提案されている。
すなわち、放送信号の受信手段と、受信した放送信号に基づく映像データを記録する映像データ記憶手段とを備えた録画再生装置と、前記録画再生装置と利用者端末との間で通信を行う映像情報提供サーバとから構成された録画再生システムであって、前記録画再生装置は、受信した放送信号に基づく映像データを前記映像データ記憶手段に記録する場合、前記記録する放送信号に関する放送記録情報を前記映像情報提供サーバに送信する手段を備え、前記映像情報提供サーバは、前記放送記録情報に基づいて生成された録画通知を、前記利用者端末に送信する手段を備えたことを特徴とする録画再生システム(特許文献1参照)である。
特開2007−174245号公報
ところで、上述のような従来技術において、録画再生装置側で保持している録画情報と、サーバ側に送信された録画情報との同期(=処理対象の番組やシーンが両者間で一致)が取られていないと、様々な不具合が生じる。例えば、サーバ側から録画再生装置に再生指示等があっても、その再生指示が示す対象コンテンツの情報が、録画再生装置側で保持しているコンテンツと異なっていて、ユーザが望むコンテンツ再生を行えないといった恐れがある。この場合、録画再生装置側(ユーザ宅に設置されているレコーダ等)でユーザにより該当映像の情報が削除されてしまえば、サーバ側からいくら再生指示等があってもユーザが希望する時に所望のシーンが再生できないといった恐れもある。
また、従来技術においては、予めユーザが決めて録画再生装置に録画予約した番組についてしか処理対象とできず、ユーザが番組を視聴しながら気になるシーンや番組の記録を手軽に行えるものでもなかった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、映像コンテンツ中でユーザが着目したシーンについて記録し、後のタイミングでの該当シーンの確実な検索や再生、および不要となったシーンの効率的管理を可能とする技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明のコンテンツ管理方法は、外部装置と通信可能な、映像コンテンツの録画再生装置、前記映像コンテンツについて付加されるブックマークの管理を担う管理サーバ、ユーザが利用する操作端末らが互いに協働して実行する方法である。また、前記映像コンテンツは、放送事業業者らが配信業者となって、地上アナログ、地上デジタル、衛星、ケーブル、インターネットなど各種形態で放送されるものが想定できる。前記録画再生装置は例えば家庭に備わるハードディスクレコーダ等であり、前記放送事業者から放送されているテレビ番組など映像コンテンツのデータを、ユーザ指定の放送チャンネルで受信し、ハードディスクドライブなどの記憶手段に格納することができる。また、映像出力端子を介して接続したディスプレイなどの表示手段に映像信号を出力する。
前記録画再生装置は、ユーザのブックマーク用端末と通信してブックマーク要求を受信し、現在、表示手段に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段に格納する処理を実行する。前記ブックマークIDには、録画チャンネルや録画時刻の情報(例:地上デジタル○○ch、○月○日○時○分から3分間)も付帯させて記憶手段に格納すると好適である。
前記ブックマーク用端末は、例えば、前記録画再生装置のリモートコントローラであり、赤外線通信インターフェイスを備えて、録画再生装置(こちらも勿論、赤外線通信インターフェイスを具備)と赤外線通信ができる。録画再生装置に送られる通信データとしては、ブックマークを要求するデータとなるが、この要求データに、現在ユーザが視聴中の映像コンテンツの放送チャンネルのデータを含むとしてもよい(例えば、チャンネルボタンを所定時間だけ長押しすると該当チャンネルのブックマーク要求となる、など)。
また、前記録画再生装置は、前記録画データに付したブックマークIDを管理サーバに送信する処理を実行する。この時、録画再生装置は自身の機器情報(機器固有のMACアドレスや電子証明書など)やユーザIDといった認証情報をブックマークIDに付帯させて送信する。また、ブックマークIDや認証情報のほかに、録画再生装置が設置されている地域(予め録画再生装置の記憶手段においてユーザが設定したものか、録画再生装置ないしブックマーク用端末が具備するGPS機能で取得した現在地情報)、ブックマーク対象のチャンネル、録画時刻の各情報も付帯させると好適である。
一方、前記管理サーバは、前記録画再生装置から前記ブックマークIDを受信して記憶手段に格納する。管理サーバは、記憶手段においてユーザや録画再生装置の認証用情報(ユーザテーブル、機器情報テーブルなど)をあらかじめ記憶しており、前記録画再生装置から受信したブックマークIDの情報が含む機器情報やユーザIDなどの認証情報と前記認証用情報との照合処理を実行するとすれば好適である。この場合の管理サーバは、認証に成功した録画再生装置からのブックマークIDの情報を、ユーザや録画再生装置に対応づけて記憶手段に格納する。こうした、録画再生装置やユーザ毎のブックマークIDの格納処理を実行することで、各ユーザのブックマークID等の情報が蓄積されたブックマークテーブルが生成される。
また前記管理サーバは、前記記憶手段からブックマークIDのリストを読み出してユーザの操作端末に送信する処理を実行する。この処理は、例えば、前記操作端末からのブックマークリストの閲覧要求を受けて、当該操作端末から受信した認証情報を前記記憶手段の認証用情報と照合処理し、認証に成功した場合に実行するとすればよい。
なお、管理サーバが、ネットワーク上の他コンピュータ(映像コンテンツ=放送番組のメタ情報を提供するサーバ)から、ブックマークIDの情報(地域、チャンネル、録画時刻の情報)に対応するメタ情報(例:番組名、番組内容、番組ジャンル、出演者など)を取得して、前記ブックマークIDのリストに付加して操作端末に送信するとすれば好適である。
ユーザの操作端末は、前記録画再生装置のユーザが利用するパーソナルコンピュータや携帯端末(携帯電話機やPDAなど)を想定する。この操作端末は、前記管理サーバとネットワーク通信可能な通信インターフェイスを備えており、ユーザからの指示を受けて、前記管理サーバに対してブックマークリストの閲覧要求や自身の認証要求を送ることができる。
上記の認証に成功した操作端末は、管理サーバと通信して、自身について格納されていたブックマークIDのリスト(と好ましくは前記メタ情報)を受信し、これをディスプレイなどの出力インターフェイスに表示してユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける。
また、前記操作端末は、前記再生対象ブックマークの選択指示を前記録画再生装置に通知する処理を実行する。つまり、以前ユーザが気になってブックマーク用端末でブックマーク要求した、ある映像コンテンツのあるシーンについて、パーソナルコンピュータや携帯電話機等で閲覧しなおしたいと要求がなされるのである。
この場合、前記録画再生装置は、前記再生対象ブックマークの通知を前記操作端末から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに記憶手段で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末に配信する処理を実行する。録画データの配信処理については、既存の動画配信技術を採用すればよい。DLNA(Digital Living Network Alliance)の仕様に合わせた録画再生装置および操作端末であれば、より動画配信処理が容易となる。この場合、前記録画再生装置がDMS(デジタルメディアサーバ)となり、前記操作端末がDMP(デジタルメディアプレーヤー)となる。DMPはネットワーク内に存在するDMSを探し出し、利用可能なコンテンツの一覧を自動的に取得する。ユーザは用意された一覧の中から視聴したいものを選択するだけで自動的にDMSからコンテンツが提供される。DMSたる録画再生装置には、パソコンやホームサーバ、DVD/HDDレコーダなどが想定される。採用される通信プロトコルにはTCP/IP、アドレスの動的割り当てにはDHCP、コンテンツの送受信にはHTTP、DMSとDMPの間のメッセージの記述にはXML、利用可能なサーバの検索やコンテンツ一覧の取得にはUPnPがそれぞれ使われる。
また、前記管理サーバは、削除対象ブックマークの情報を前記操作端末または前記録画再生装置から受信し、前記削除対象ブックマークに対応する録画データについても削除するか問う削除確認通知を前記操作端末または録画再生装置に送信する処理を実行する。
前記管理サーバは、前記削除確認通知に応じて操作端末または録画再生装置から返信されてきた削除可否回答を受信し、この回答が削除可であれば該当ブックマークIDを記憶手段から削除すると共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を録画再生装置に通知する。一方、前記回答が削除不可であれば記憶手段における該当ブックマークIDの削除処理のみを実行する。ユーザにとって不要となったブックマークやそれに対応した録画データについては、こうして整理を行うことができる。
なお、こうした録画データの管理手法については、以下のように行うこともできる。この場合、前記管理サーバは、記憶手段に格納済みのブックマークIDについて、前記操作端末から削除可否を示す情報を受信し、この情報に応じて、前記記憶手段における該当ブックマークIDに対し削除可否フラグを設定する処理を実行する。
その後、前記削除対象ブックマークの情報を前記操作端末または前記録画再生装置から受信した際、前記削除対象ブックマークに対応する削除可否フラグを記憶手段で読み取り、この削除可否フラグが削除可である場合、該当ブックマークIDの記憶手段からの削除を行うと共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を録画再生装置に通知する。一方、前記削除可否フラグが削除不可である場合、録画データ削除の最終確認通知を前記操作端末または録画再生装置に送信する処理を実行する。
そして、前記最終確認通知に応じて操作端末または録画再生装置から返信されてきた削除最終可否回答を受信した管理サーバは、この回答が削除可であれば該当ブックマークIDの記憶手段からの削除を行うと共にこれに対応する録画データの削除指示を録画再生装置に通知する処理を実行する。
このようなブックマークや録画データの管理を行うことで、ブックマークIDが設定されている、つまり以前にユーザが着目し閲覧しなおしを考えていた映像コンテンツのシーンについて、録画再生装置側で(ユーザがそれと気づかずに)録画データを勝手に削除し、後にこのユーザが該当シーンの閲覧しなおしをしようとしても再生できない、といった事態を防ぐことができる。管理サーバ側でブックマーク管理を行っている故である。
なお、前記録画再生装置が、所定間隔で前記管理サーバに対して削除可否フラグの問い合わせをして、削除可のフラグが設定されているブックマークIDの情報を取得し、このブックマークIDに対応する録画データの記憶手段からの削除処理を実行するとしてもよい。
あるいは、前記管理サーバが、記憶手段へのブックマークIDの格納後、ブックマークIDに関する処理の履歴を記憶手段に記録する処理を実行するとしてもよい。この場合、前記録画再生装置は、前記管理サーバに対し、前記履歴の問い合わせを行って、記憶手段への格納後、一定期間にわたって処理対象となっていないブックマークIDの情報を取得し、このブックマークIDの削除可否フラグの情報を取得する。そして、この録画再生装置は、一定期間にわたって閲覧や各種操作等の処理対象となっておらず、なおかつ削除可のフラグが設定されているブックマークIDを特定し、このブックマークIDに対応する録画データの記憶手段からの削除処理を実行する。
また、前記管理サーバが、前記録画再生装置から、ブックマークIDに対応する該当映像コンテンツの属性情報(放送チャンネル、番組名など)を受信して、ブックマークIDに対応づけて記憶手段に格納しているとしてもよい。この時、管理サーバは、前記映像コンテンツの属性情報をキーとして、ネットワーク上の他コンピュータ(例:放送事業者のサーバ装置であり、過去放送した番組の映像コンテンツデータを配信可能に蓄積している)に対してコンテンツ検索要求を送信する。
この検索要求に応じて、前記他コンピュータから前記属性情報に合致する映像コンテンツの情報を得た管理サーバは、ここで得た映像コンテンツのネットワーク上のアドレスを前記ブックマークIDに対応づけて記憶手段に設定する処理を行う。さらに管理サーバは、前記アドレスを設定した映像コンテンツに対応したブックマークIDをキーに、当該ブックマークIDに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置に通知する処理を実行する。こうした処理を行うことで、録画再生装置側で、限られた記憶容量の記憶手段に録画データを次々に格納していくことを適宜抑制することができる。
現在販売されているハードディスクレコーダの中には、いわゆる全録機能を搭載しているものがある。この全録機能は、受信できる全チャンネルの全時間帯の番組を録画する機能である。前記録画再生装置が、こうした全録機能を備えて、つまり、録画可能な全ての配信業者の全時間帯の映像コンテンツについて録画を実行し、その録画データを記憶手段に格納しているとしてもよい。
この時、前記管理サーバは、前記ブックマーク用端末または操作端末と通信してブックマーク要求を受信し、記憶手段に格納済みの録画データのうち、前記ブックマーク要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を前記録画再生装置に送信する。
一方、前記録画再生装置は、前記抽出の指示を管理サーバから受信し、この抽出指示に応じて、前記記憶手段から所定時間分の該当録画データを抽出し、記憶手段において一意のブックマークIDを対応づけて格納する処理と、前記ブックマークIDを管理サーバに送信する処理とを実行する。
なお、こうした形態にて使用する前記ブックマーク用端末は、前記録画再生装置のリモートコントローラではなく、ブックマーク用の専用端末であれば好適である。このブックマーク専用端末は、ユーザの操作端末(PCや携帯端末など)とデータ授受可能に接続するインターフェイス(例:USBインターフェイス、赤外線通信インターフェイスなど)と、ブックマーク時刻の根拠となる時計機能、ユーザからブックマーク指示を受け付けるボタン機構、ブックマーク時刻を記憶するメモリを少なくとも備える。前記ボタン機構での押下があれば、これを前記ボタン機構の電気接点などで検知し、その時点のブックマーク時刻を前記時計機能から取得し、このブックマーク時刻を前記メモリに格納していく。メモリに格納されたブックマーク時刻のデータは、このブックマーク専用端末が前記操作端末に接続された時に、ブックマーク専用端末から操作端末にアップロードされる。
このように、ブックマーク要求のデータが時刻情報しか含まない場合、操作端末ないし録画再生装置側では、操作端末ないし録画再生の所在地域の情報(例:予めユーザにより記憶手段に設定されているか、具備するGPS機能などから取得した現在地情報)を、前記時刻情報と共に管理サーバに送信する。管理サーバでは、前記地域情報と時刻データから、例えば番組表データ(地域ごとの放送チャンネルとその番組内容がリストになっている)中で推定される該当番組の情報とそのメタデータ(番組のメタ情報の提供を行うサーバ等から取得)とを特定し、操作端末ないし録画再生装置に返してあげる。前記番組情報やメタデータを得てそれを表示した操作端末ないし録画再生装置側では、前記ブックマーク要求=ブックマーク時刻に応じた番組やシーンの確認や確定指示をユーザから受け付け、この指示内容を管理サーバに送る。管理サーバはこの指示内容を取得し、ブックマークの確定(=当初は時刻データと地域情報のみのレコードであったが、それに放送チャンネルや番組名やシーンの放送時刻などを紐付ける)を記憶手段で行う。
上記のほかに、以下のような処理を行うとしてもよい。すなわち、前記管理サーバが、記憶手段において、ユーザ毎にブックマークID、当該ブックマークIDに対応する映像コンテンツの情報を格納しており、前記操作端末より、他ユーザのブックマークの情報要求を受信する。そして、記憶手段から他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報を読み出して、前記操作端末に返信する処理を実行する。
また、前記管理サーバは、前記操作端末より、前記他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報についてのインポート要求を受信する処理と、前記インポート要求の受信に応じて、前記録画再生装置に対し、記憶手段に格納済みの録画データのうち、前記インポート要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を送信する。
一方、前記録画再生装置は、前記抽出の指示を管理サーバから受信し、この抽出指示に応じて記憶手段から所定時間分の該当録画データを抽出し、記憶手段において一意のブックマークIDを対応づけて格納する処理と、前記ブックマークIDを管理サーバに送信する処理とを実行する。こうした処理を実行すれば、例えば属性の似た他ユーザや興味ジャンルが同様の他ユーザについて、そのブックマーク内容を参照して、ユーザが自らのブックマーク内容を豊かにすると共に、他ユーザのブックマークに対応した知識を自ら得ることにつなげられる。
また、本発明のコンテンツ管理システムは、映像コンテンツの録画再生装置と、映像コンテンツについてのブックマークを管理する管理サーバと、ユーザが利用する操作端末とが互いに通信可能に結ばれたシステムであって、以下の処理を実行する各装置からなる。前記録画再生装置は、ユーザのブックマーク用端末と通信してブックマーク要求を受信し、現在、表示手段に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段に格納する処理と、前記ブックマークIDを管理サーバに送信する処理とを実行する。
また、前記管理サーバが、前記録画再生装置から前記ブックマークIDを受信して記憶手段に格納する処理と、前記記憶手段からブックマークIDのリストを読み出してユーザの操作端末に送信する処理とを実行する。
また、前記操作端末が、前記管理サーバと通信してブックマークIDのリストを受信し、これを出力インターフェイスに表示してユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける処理と、前記再生対象ブックマークの選択指示を前記録画再生装置に通知する処理とを実行する。
また、前記録画再生装置が、前記再生対象ブックマークの通知を前記操作端末から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに記憶手段で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末に配信する処理を実行する。
また、本発明の録画再生装置は、映像コンテンツの録画再生機能を備える装置であり、外部装置と通信する通信手段と、ユーザのブックマーク用端末と通信してブックマーク要求を受信し、現在、表示手段に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段に格納する録画手段と、前記ブックマークIDを、ブックマークの管理を行う管理サーバに送信するブックマーク送信手段と、再生対象ブックマークの通知をユーザの操作端末から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに記憶手段で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末に配信する配信手段と、を備える。
また、本発明の管理サーバは、外部装置と通信する通信手段と、映像コンテンツの録画再生装置から、当該録画再生装置にて出力中の映像コンテンツについての所定時間分の録画データに付された一意のブックマークIDを受信し、このブックマークIDを記憶手段に格納するブックマーク取得手段と、前記記憶手段からブックマークIDのリストを読み出してユーザの操作端末に送信するリスト送信処理手段と、を備える。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、映像コンテンツ中でユーザが着目したシーンについて記録し、後のタイミングでの該当シーンの確実な検索や再生、および不要となったシーンの効率的管理が可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のコンテンツ管理システム10のネットワーク構成図である。図1に示すコンテンツ管理システム10は、映像コンテンツ中でユーザが着目したシーンについて記録し、後のタイミングでの該当シーンの確実な検索や再生、および不要となったシーンの効率的管理を可能にするシステムである。このコンテンツ管理システム10は、ネットワーク140を介して、管理サーバ100、録画再生装置200、操作端末300、メタ情報提供サーバ400が接続されている。また、ブックマーク用端末50は、録画再生装置200ないし操作端末300と通信可能である。
===管理サーバ100===
次に、本実施形態における前記コンテンツ管理システム10を構成する各装置について各々説明する。図2は本実施形態の管理サーバ100の構成例を示す図である。前記管理サーバ100は、本実施形態のコンテンツ管理方法を他の装置らと共に実現する機能を備えるべく記憶手段たるハードディスクドライブ101に格納されたプログラム102をRAM103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記管理サーバ100は、各種ボタンなどの入力インターフェイス105、ディスプレイなどの出力インターフェイス106を必要に応じて備えてもよく、また、前記 録画再生装置200や操作端末300、メタ情報提供サーバ400などとの間のデータ授受を担う通信手段たるNIC(Network Interface Card)107を有している。前記管理サーバ100は、前記NIC107により、前記録画再生装置200らと例えばインターネットやLANなどのネットワーク140を介して接続し、データ授受を実行する。
続いて、前記管理サーバ100が、例えばプログラム102に基づき構成・保持する手段につき説明を行う。なお、前記管理サーバ100は、ユーザテーブル125、機器情報テーブル126、ブックマークテーブル127、メタ情報テーブル128をハードディスクドライブ101に有しているものとする。勿論、前記各テーブル125〜128らは、管理サーバ100が自身のハードディスクドライブ101に備える例のみならず、ネットワーク140上に配置された他のサーバ装置に配置されているとしてもよい。
こうした管理サーバ100は、映像コンテンツの録画再生装置200から、当該録画再生装置200にて出力中の映像コンテンツについての所定時間分の録画データに付された一意のブックマークIDを受信し、このブックマークIDを記憶手段101のブックマークテーブル127に格納するブックマーク取得手段110を備える。このブックマークIDには、ユーザID、録画時刻、録画再生装置200の所在地域、録画した放送チャンネル、前記録画データに一意に付されたローカルコンテンツID、が付帯するとすれば好適である。
前記管理サーバ100が、記憶手段101においてユーザや録画再生装置200の認証用情報(ユーザテーブル125、機器情報テーブル126など)をあらかじめ記憶していて、前記ブックマーク取得手段110が、前記録画再生装置200から受信したブックマークIDの情報が含む機器情報やユーザIDなどの認証情報と前記認証用情報との照合処理を実行するとすれば好適である。この場合の前記ブックマーク取得手段110は、認証に成功した録画再生装置200からのブックマークIDの情報を、ユーザや録画再生装置200に対応づけて記憶手段101のブックマークテーブル127に格納する。こうした、録画再生装置200やユーザ毎のブックマークIDの格納処理を実行することで、各ユーザのブックマークID等の情報が蓄積されたブックマークテーブル127が生成される。
また、前記管理サーバ100は、前記記憶手段101からブックマークIDのリスト(上述のように、録画時刻、地域、放送チャンネル、なども含めるとよい)を読み出してユーザの操作端末300に送信するリスト送信処理手段111を備える。このリスト送信処理手段111は、例えば、前記操作端末300からのブックマークリストの閲覧要求を受けて、当該操作端末300から受信した認証情報を前記記憶手段101の認証用情報と照合処理し、認証に成功した場合に実行するとすればよい。
なお、前記リスト送信処理手段111が、ネットワーク上の他コンピュータ(映像コンテンツ=放送番組のメタ情報を提供するメタ情報提供サーバ400)から、ブックマークIDの情報(地域、チャンネル、録画時刻の情報)に対応するメタ情報(例:番組名、番組内容、番組ジャンル、出演者など)を取得して、前記ブックマークIDのリストに付加して操作端末300に送信するとすれば好適である。
また、前記管理サーバ100は、削除対象ブックマークの情報を前記操作端末300または前記録画再生装置200から受信し、前記削除対象ブックマークに対応する録画データについても削除するか問う削除確認通知を前記操作端末300または録画再生装置200に送信する、ブックマーク削除管理手段112を備える。
このブックマーク削除管理手段112は、前記削除確認通知に応じて操作端末300または録画再生装置200から返信されてきた削除可否回答を受信し、この回答が「削除可」を示すものであれば該当ブックマークID(およびそれに付帯する情報)を記憶手段101から削除すると共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を録画再生装置200に通知する。一方、前記回答が「削除不可」を示すものであれば記憶手段101のブックマークテーブル127における該当ブックマークIDの削除処理のみを実行する。ユーザにとって不要となったブックマークやそれに対応した録画データについては、こうして整理を行うことができる。
なお、こうした録画データの管理手法については、以下のように行うこともできる。この場合、前記ブックマーク削除管理手段112は、記憶手段101のブックマークテーブル127に格納済みのブックマークIDについて、前記操作端末300から削除可否を示す情報を受信し、この情報に応じて、前記記憶手段101のブックマークテーブル127における該当ブックマークIDに対し削除可否フラグを設定する(フラグの例は後述する)。
その後、前記ブックマーク削除管理手段112は、前記削除対象ブックマークの情報を前記操作端末300または前記録画再生装置200から受信した際、前記削除対象ブックマークに対応する削除可否フラグを記憶手段101のブックマークテーブル127で読み取り、この削除可否フラグが「削除可」である場合、該当ブックマークID(に対応するレコード。以下同様)の記憶手段101のブックマークテーブル127からの削除を行うと共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を録画再生装置200に通知する。
一方、前記削除可否フラグが「削除不可」である場合、前記ブックマーク削除管理手段112は、録画データ削除の最終確認通知を前記操作端末300または録画再生装置200に送信する処理を実行する。
そして、前記最終確認通知に応じて操作端末300または録画再生装置200から返信されてきた削除最終可否回答を受信したブックマーク削除管理手段112は、この回答が「削除可」であれば該当ブックマークIDの記憶手段101のブックマークテーブル127からの削除を行うと共にこれに対応する録画データの削除指示を録画再生装置200に通知する処理を実行する。
このようなブックマークや録画データの管理を行うことで、ブックマークIDが設定されている、つまり以前にユーザが着目し閲覧しなおしを考えていた映像コンテンツのシーンについて、録画再生装置側で(ユーザがそれと気づかずに)録画データを勝手に削除し、後にこのユーザが該当シーンの閲覧しなおしをしようとしても再生できない、といった事態を防ぐことができる。管理サーバ側でブックマーク管理を行っている故である。
また、前記管理サーバ100が、記憶手段101のブックマークテーブル127へのブックマークIDの格納後、ブックマークIDに関する処理の履歴を記憶手段101のブックマークテーブル127に記録する処理履歴管理手段113を備えるとしてもよい。
なお、前記ブックマーク取得手段110が、前記録画再生装置200から、ブックマークIDに対応する該当映像コンテンツの属性情報(放送チャンネル、番組名など)を受信して、ブックマークIDに対応づけて記憶手段101のブックマークテーブル127に格納しているとしてもよい。この時、前記ブックマーク取得手段110は、前記映像コンテンツの属性情報をキーとして、ネットワーク上の他コンピュータ(例:放送事業者5のサーバ装置500であり、過去放送した番組の映像コンテンツデータを配信可能に蓄積している)に対してコンテンツ検索要求を送信する。
この検索要求に応じて、前記他コンピュータから前記属性情報に合致する映像コンテンツの情報を得た前記ブックマーク取得手段110は、ここで得た映像コンテンツのネットワーク上のアドレスを前記ブックマークIDに対応づけて記憶手段101のブックマークテーブル127に設定する処理を行う(図6に示すブックマークテーブル127の例では、「ローカルコンテンツID」の欄にて、元々設定されていたローカルコンテンツIDに代えて前記アドレスを設定する)。
こうした処理形態であれば、前記ブックマーク削除管理手段112は、前記アドレスを設定した映像コンテンツに対応したブックマークIDをキーに、当該ブックマークIDに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置200に通知する処理を実行する。こうした処理を行うことで、録画再生装置側で、限られた記憶容量の記憶手段201に録画データを次々に格納していくことを適宜抑制することができる。
なお、現在販売されているハードディスクレコーダの中には、いわゆる全録機能を搭載しているものがある。この全録機能は、受信できる全チャンネルの全時間帯の番組を録画する機能である。前記録画再生装置200が、こうした全録機能を備えて、つまり、録画可能な全ての配信業者の全時間帯の映像コンテンツについて録画を実行し、その録画データを記憶手段101に格納しているとしてもよい。
この時、前記管理サーバ100は、前記ブックマーク用端末50または操作端末300と通信してブックマーク要求を受信し、記憶手段201に格納済みの録画データのうち、前記ブックマーク要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を前記録画再生装置200に送信する、録画指示手段114を備える。
また、前記管理サーバ100が、記憶手段101において、ユーザ毎にブックマークID、当該ブックマークIDに対応する映像コンテンツの情報を格納しているとしてもよい。この時、前記管理サーバ100は、前記操作端末300より、他ユーザのブックマークの情報要求を受信し、記憶手段101から他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報を読み出して、前記操作端末300に返信するインポート処理手段115を備える。
また、前記インポート処理手段115は、前記操作端末300より、前記他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報についてのインポート要求を受信する。これは、前記操作端末300に返信した他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報を閲覧したユーザが、この他ユーザのブックマークについて自らも取り入れたいと判断し、操作端末300から指示することで生じる処理である。 前記インポート処理手段115は、前記インポート要求の受信に応じて、前記録画再生装置200に対し、記憶手段201に格納済みの録画データのうち、前記インポート要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を送信する。
===録画再生装置200===
続いて、前記録画再生装置200について説明する。図3は録画再生装置200の構成例を示す図である。この録画再生装置200は、映像コンテンツの録画再生機能を備える装置であり、具体的にはテレビ番組の録画・再生を行うハードディスクレコーダを想定できる。図に示す録画再生装置200の例では、ディスプレイ装置とハードディスクレコーダとが一体となった、ハードディスクレコーダ付きテレビとなっている。
このハードディスクレコーダ付きテレビは、当然だがコンピュータチップを供えており、CPU204、RAM203、ハードディスクドライブ201、操作ボタン等の入力インターフェイス205、液晶パネルやプラズマパネル等の表示手段206、ネットワーク140を介して管理サーバ100等と通信するNIC207、およびブックマーク用端末50たるリモートコントローラとの通信インターフェイスとしての赤外線受光部208などを備えている。
また録画・再生機能具備のテレビとして、ハードディスクドライブ201から録画データを読み出して再生処理する再生手段220、アンテナ端子より入力する放送電波から放送チャンネルを選択するチューナ222、チューナ222が選択した放送チャンネルの電波信号を処理して前記表示手段206等で出力可能な映像・音声信号に変換する信号処理手段221も備えている。
こうした録画再生装置200は、ユーザのブックマーク用端末50と前記赤外線受光部208にて通信してブックマーク要求を受信し、現在、表示手段206に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段たるハードディスクドライブ201に格納する録画手段210を備える。前記ブックマークIDには、録画チャンネルや録画時刻の情報(例:地上デジタル○○ch、○月○日○時○分から3分間)も付帯させて記憶手段に格納すると好適である。 また、前記録画再生装置200は、前記ブックマークIDを、ブックマークの管理を行う管理サーバ100に送信するブックマーク送信手段211を備える。この時、録画再生装置は自身の機器情報(機器固有のMACアドレスや電子証明書など)やユーザIDといった認証情報をブックマークIDに付帯させて送信する。また、ブックマークIDや認証情報のほかに、録画再生装置が設置されている地域(予め録画再生装置の記憶手段においてユーザが設定したものか、録画再生装置ないしブックマーク用端末が具備するGPS機能で取得した現在地情報)、ブックマーク対象のチャンネル、録画時刻の各情報も付帯させると好適である。
更に、前記録画再生装置200は、再生対象ブックマークの通知をユーザの操作端末300から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーにハードディスクドライブ201で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末300に配信する配信手段212を備える。録画データの配信処理については、既存の動画配信技術を採用すればよい。DLNA(Digital Living Network Alliance)の仕様に合わせた録画再生装置200および操作端末300であれば、より動画配信処理が容易となる。この場合、前記録画再生装置200がDMS(デジタルメディアサーバ)となり、前記操作端末300がDMP(デジタルメディアプレーヤー)となる。DMPはネットワーク内に存在するDMSを探し出し、利用可能なコンテンツの一覧を自動的に取得する。ユーザは用意された一覧の中から視聴したいものを選択するだけで自動的にDMSからコンテンツが提供される。DMSたる録画再生装置200には、パソコンやホームサーバ、DVD/HDDレコーダなどが想定される。採用される通信プロトコルにはTCP/IP、アドレスの動的割り当てにはDHCP、コンテンツの送受信にはHTTP、DMSとDMPの間のメッセージの記述にはXML、利用可能なサーバの検索やコンテンツ一覧の取得にはUPnPがそれぞれ使われる。
なお、前記録画再生装置200が、所定間隔で前記管理サーバ100に対して削除可否フラグの問い合わせをして、削除可のフラグが設定されているブックマークIDの情報を取得し、このブックマークIDに対応する録画データのハードディスクドライブ201からの削除処理を実行する、自動削除手段213を備えるとしてもよい。
あるいは前記自動削除手段213は、前記管理サーバ100に対し、ブックマークの処理履歴の問い合わせを行って、記憶手段101への格納後、一定期間にわたって処理対象となっていないブックマークIDの情報を取得し、このブックマークIDの削除可否フラグの情報を取得する。そして、この自動削除手段213は、一定期間にわたって閲覧や各種操作等の処理対象となっておらず、なおかつ削除可のフラグが設定されているブックマークIDを特定し、このブックマークIDに対応する録画データのハードディスクドライブ201からの削除処理を実行する。
現在販売されているハードディスクレコーダの中には、いわゆる全録機能を搭載しているものがある。この全録機能は、受信できる全チャンネルの全時間帯の番組を録画する機能である。前記録画再生装置200が、こうした全録機能を備えて、つまり、録画可能な全ての配信業者の全時間帯の映像コンテンツについて録画を実行し、その録画データを前記ハードディスクドライブ201に格納しているとしてもよい。
この時、前記管理サーバは、ハードディスクドライブ201に格納済みの録画データのうち、前記ブックマーク要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を前記録画再生装置200に送信してくる。一方、前記録画再生装置200の録画手段210は、前記抽出の指示を管理サーバ100から受信し、この抽出指示に応じて、前記ハードディスクドライブ201から所定時間分の該当録画データを抽出し、ハードディスクドライブ201において一意のブックマークIDを対応づけて格納する処理を実行する。また、前記ブックマーク送信手段211は、前記ブックマークIDを管理サーバ100に送信する処理を実行する。
なお、ブックマーク用端末50からのブックマーク要求のデータが時刻情報しか含まない場合、前記ブックマーク送信手段211は、録画再生200の所在地域の情報(例:予めユーザにより記憶手段201に設定されているか、具備するGPS機能などから取得した現在地情報)を、前記時刻情報と共に管理サーバ100に送信する。この時、管理サーバ100では、前記地域情報と時刻データから、例えば番組表データ(地域ごとの放送チャンネルとその番組内容がリストになっていて、記憶手段101に具備)中で推定される該当番組の情報とそのメタデータ(前記メタ情報提供サーバ400から取得)とを特定し、録画再生装置200に返してあげる。
前記番組情報やメタデータを得てそれを表示した録画再生装置側では、前記ブックマーク送信手段211が、前記ブックマーク要求=ブックマーク時刻に応じた番組やシーンの確認や確定指示をユーザから受け付け、この指示内容を管理サーバ100に送る。管理サーバ100はこの指示内容を取得し、ブックマークの確定(=当初は時刻データと地域情報のみのレコードであったが、それに放送チャンネルや番組名やシーンの放送時刻などを紐付ける)を記憶手段101で行うこととなる。
===操作端末300===
続いて、操作端末300について説明する。前記操作端末300は、前記録画再生装置200のユーザが利用するパーソナルコンピュータや携帯端末(携帯電話機やPDAなど)を想定する。この操作端末300は、前記管理サーバ100とネットワーク通信可能な通信手段307を備えており、ユーザからの指示を受けて、前記管理サーバ100に対してブックマークリストの閲覧要求や自身の認証要求を送ることができる。また、コンピュータ装置であるから、演算装置304やメモリ303、不揮発性の記憶手段301等の通常のコンピュータが備えるものは同様に具備している。また、以下の各手段310、311を実現するプログラム302が前記記憶手段301に格納されており、前記演算装置304がメモリ303に前記プログラム302を読み出して実行することで、手段310、311が実現される。
前記操作端末300は、上記の認証要求に伴う認証に成功した際に、管理サーバ100と通信して、自身について格納されていたブックマークIDのリスト(と好ましくは前記メタ情報)を受信し、これをディスプレイなどの出力インターフェイス306に表示してユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける、選択受付手段310を備える。
また、前記操作端末は、前記再生対象ブックマークの選択指示を前記録画再生装置200に通知する選択指示通知手段311を備える。つまり、以前ユーザが気になってブックマーク用端末50でブックマーク要求した、ある映像コンテンツのあるシーンについて、パーソナルコンピュータや携帯電話機等で閲覧しなおしたいと要求するのである。
===ブックマーク用端末50===
次にブックマーク用端末50について説明する。図4は、ブックマーク用端末50の構成例を示す図である。前記ブックマーク用端末50は、例えば、前記録画再生装置200のリモートコントローラであり、チャンネル選択ボタン51、録画・再生ボタン52、ブックマークボタン53、赤外線通信インターフェイス54を備えている。
ユーザが前記チャンネル選択ボタン51のいずれかを押下すれば、該当チャンネルの選択指示データが前記赤外線通信インターフェイス51を介して、前記録画再生装置200に送信される。録画再生装置200では、このチャンネルの選択指示データを赤外線受光部208で受信して、前記チューナ222での受信チャンネル切替を行う。
また、ユーザが前記録画・再生ボタン52のいずれかを押下すれば、該当ボタンに応じた処理実行の指示データが前記赤外線通信インターフェイス51を介して、前記録画再生装置200に送信される。録画再生装置200では、この処理実行指示データを赤外線受光部208で受信して、前記再生部220などでの録画データ再生処理等を行う。
一方、ユーザが前記ブックマークボタン53を押下すれば、ブックマーク要求が前記赤外線通信インターフェイス51を介して、前記録画再生装置200に送信される。録画再生装置200では、このブックマーク要求を赤外線受光部208で受信して、前記録画手段210が、現在、表示手段206に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークID、録画した映像コンテンツの放送チャンネル、録画時刻等を対応づけてハードディスクドライブ201に格納する処理を実行するのである。
なお、前記ブックマーク要求データに、現在ユーザが視聴中の映像コンテンツの放送チャンネルのデータを含むとしてもよい。この場合、前記ブックマーク用端末50は、例えば、チャンネル選択ボタン51が所定時間だけ長押しされるとこれを検知して、該当チャンネルのブックマーク要求を録画再生装置200に送信する。
また、図4(b)に示すような、別の形態のブックマーク用端末50も想定できる。この場合、前記録画再生装置200のリモートコントローラではなく、ブックマーク用の専用端末である。このブックマーク専用端末55は、ユーザの操作端末300(PCや携帯端末など)や録画再生装置200等とデータ授受可能に接続するインターフェイス56(例:USBインターフェイス、赤外線通信インターフェイスなど)と、ブックマーク時刻の根拠となる時計機能57、ユーザからブックマーク指示を受け付けるボタン機構58、ブックマーク時刻を記憶するメモリ59を少なくとも備える。前記ボタン機構58での押下があれば、これを前記ボタン機構58の電気接点などで検知し、その時点のブックマーク時刻を前記時計機能57から取得し、このブックマーク時刻を前記メモリ59に格納していく。メモリ59に格納されたブックマーク時刻のデータは、このブックマーク専用端末55が前記操作端末300(あるいは録画再生装置200)に接続された時に、ブックマーク専用端末55(あるいは録画再生装置200)から操作端末300にアップロードされる。
なお、これまで示したシステム10を構成する各装置における手段110〜115、210〜213、310〜311らは、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶手段に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記各CPUがプログラム実行に合わせて記憶手段より該当プログラムをRAMに読み出して、これを実行することとなる。
−−−テーブル構造−−−
次に、本実施形態において用いるテーブルの構造について説明する。図5は本実施形態における、(a)ユーザテーブル125、(b)機器情報テーブル126、の各データ構造例を示す図であり、図6は本実施形態における、(a)ブックマークテーブル127、(b)メタ情報テーブル128、の各データ構造例を示す図である。
前記ユーザテーブル125は、録画再生装置200のユーザについての認証用情報を格納したテーブルである。このユーザテーブル125は、例えば、ユーザIDをキーとして、ユーザの氏名、住所、嗜好情報、ニックネーム、といった情報を対応づけたレコードの集合体となっている。
また、前記機器情報テーブル126は、録画再生装置200の認証用情報を格納したテーブルである。この機器情報テーブル126は、例えば、録画再生装置200を一意に特定する端末IDをキーとして、この録画再生装置200に対応付いたユーザのユーザID、録画再生装置200ないし該当ユーザの公開鍵、録画再生装置200の機器種別(テレビ、有線テレビ受信用のセットトップボックス、など)、シーン録画方式(ブックマークボタン連動、全録画方式)といった情報を対応づけたレコードの集合体となっている。
また、前記ブックマークテーブル127は、前記録画再生装置200または操作端末300から取得したブックマークID等の情報を格納しておくテーブルである。このブックマークテーブル127は、例えば、ブックマークIDをキーとして、該当ブックマークIDを設定したユーザのユーザID、ブックマーク時刻(例:録画再生装置200がブックマーク用端末50からブックマーク要求を受け付けた時刻、あるいは、ブックマーク専用端末55で記録しているブックマーク時刻)、録画再生装置200の所在地域、ブックマーク対象の放送チャンネル、ローカルコンテンツID(各ブックマークIDに対応する録画データを一意に特定するID、ブックマークIDと共通であってもよい)、保存・削除フラグ、といった情報を対応づけたレコードの集合体となっている。
また、前記メタ情報テーブル128は、前記メタ情報提供サーバ400から管理サーバ100が事前に取得しておいた、各地域の各放送チャンネルの番組ないし番組の一部シーンの情報を格納したテーブルである。このメタ情報テーブル128は、例えば、メタデータIDをキーに、このメタデータIDに紐付いた映像コンテンツのタイプ(番組orシーン)、その放送開始・終了時刻、放送局名、放送地域、放送チャンネル、メタデータの属性(例:タイトル、出演者、映像、など)、前記メタデータ属性の値(例:‘決定!’、‘山田太郎’、‘ゴーヤ’、など)といった情報を対応づけたレコードの集合体となっている。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。図7は本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例1を示す図である。なお、以下で説明するコンテンツ管理方法に対応する各種動作は、前記コンテンツ管理システム10を構成する各装置らが、それぞれRAMに読み出して実行するプログラムによって実現される。そしてこのプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
ここでは、録画再生装置200で受信して表示中の映像コンテンツ(テレビ番組など)について、録画再生装置200のユーザがブックマーク用端末50(リモートコントローラ)でブックマーク要求動作を行う時点からの処理につき説明する。
前記ユーザが前記ブックマーク用端末50のチャンネル選択ボタン51のいずれかを押下して、該当チャンネルの選択指示データが前記赤外線通信インターフェイス51を介して、ブックマーク用端末50から前記録画再生装置200に送信されたとする。録画再生装置200では、このチャンネルの選択指示データを赤外線受光部208で受信して、前記チューナ222での受信チャンネル切替を行う(s100)。そして、この切替処理で選択された放送チャンネルの受信電波を前記信号処理手段221で処理して、前記表示手段206で出力する(s101)。この時点で、前記ユーザは所望のチャンネルのテレビ番組を視聴していることになる。
その後、前記ユーザはテレビ番組の視聴を続け、あるシーンに興味を引かれて後に閲覧しなおしてみたいと判断したとする。このユーザは前記ブックマーク用端末50の前記ブックマークボタン53を押下する。すると、前記ブックマーク用端末50はブックマーク要求を前記赤外線通信インターフェイス51を介して、前記録画再生装置200に送信する。なお、前記ブックマーク要求データに、現在ユーザが視聴中の映像コンテンツの放送チャンネルのデータを含むとしてもよい。この場合、前記ブックマーク用端末50は、例えば、チャンネル選択ボタン51が所定時間だけ長押しされるとこれを検知して、該当チャンネルのブックマーク要求を録画再生装置200に送信する。あるいは、直近に押下されたチャンネル選択ボタン51のデータを記憶しておき、そのチャンネル選択ボタンのデータから視聴中の放送チャンネルを認識して、ブックマーク要求に含めるとしてもよい。
一方、録画再生装置200では、このブックマーク要求を赤外線受光部208で受信する(s102)。そして、前記録画手段210が、現在、表示手段206に出力中の映像コンテンツ、つまり前記ユーザが視聴中のテレビ番組についてすでに録画中であるか否か、自身の動作状況をチェックして判定する(s103)。録画中でなければ(s103:n)、前記録画手段210は、前記テレビ番組について所定時間分の録画を実行し(s104)、各録画データに一意のブックマークID、録画した映像コンテンツの放送チャンネル、録画時刻等(例:地上デジタル○○ch、○月○日○時○分から3分間)、を対応づけてハードディスクドライブ201に格納する(s105)。他方、録画中であれば(s103:y)、その録画データに一意のブックマークID、録画した映像コンテンツの放送チャンネル、録画時刻等を対応づけてハードディスクドライブ201に格納する。
続いて前記録画再生装置200のブックマーク送信手段211は、前記ブックマークIDを、前記管理サーバ100に送信する(s106)。この時、録画再生装置200は自身の機器情報(機器固有のMACアドレスや電子証明書など)やユーザIDといった認証情報をブックマークIDに付帯させて送信する。また、ブックマークIDや認証情報のほかに、録画再生装置200が設置されている地域(予め録画再生装置200のハードディスクドライブ201においてユーザが設定したものか、録画再生装置200ないしブックマーク用端末50が具備するGPS機能で取得した現在地情報)、ブックマーク対象のチャンネル、録画時刻の各情報も付帯させると好適である。
これに対し、前記管理サーバ100のブックマーク取得手段110は、前記録画再生装置200から前記ブックマークIDらのデータを受信し、ブックマークIDらのデータを記憶手段101のブックマークテーブル127に格納する(s107)。なお、前記ブックマーク取得手段110は、前記録画再生装置200から受信したブックマークIDの情報が含む機器情報やユーザIDなどの認証情報と、前記ユーザテーブル125や機器情報テーブル126における該当ユーザID、端末IDに対応する認証用情報との照合処理を実行するとすれば好適である。この場合の前記ブックマーク取得手段110は、認証に成功した録画再生装置200からのブックマークIDの情報を、ユーザや録画再生装置200に対応づけてブックマークテーブル127に格納する。
前記ブックマーク取得手段110は、前記ブックマークIDらのブックマークテーブル127への格納結果を録画再生装置200に送信する(s108)。録画再生装置200ではこの格納結果のデータを受信し(s109)、処理を終了する。
−−−処理フロー例2−−−
図8は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例2を示す図である。次に、ブックマークの管理やブックマーク登録に応じて録画した所定時間分の録画データの視聴等の処理について説明する。ここでまず、前記操作端末300は、ユーザからの指示を入力インターフェイス305受けて、前記管理サーバ100に対してブックマークリストの閲覧要求と自身の認証要求を送る(s200)。
一方、前記管理サーバ100のリスト送信処理手段111は、前記操作端末300からのブックマークリストの閲覧要求を受けて、当該操作端末300から受信した認証情報を前記記憶手段101の認証用情報(ユーザテーブル125や機器情報テーブル126の該当データ)と照合処理する(s201)。前記照合処理、つまり認証に成功した場合、前記リスト送信処理手段111は、前記記憶手段101から前記ユーザについて登録されていたブックマークIDのリスト(上述のように、録画時刻、地域、放送チャンネル、なども含めるとよい)を読み出してユーザの操作端末300に送信する(s202)。
前記操作端末300の選択受付手段310は、前記ブックマークIDのリストを受信し、これをディスプレイなどの出力インターフェイス306に表示する。そして、より詳細な情報が必要なブックマークIDについてユーザから入力インターフェイス305にて指定を受ける。前記選択受付手段310は、この指定を、詳細表示要求として管理サーバ100に送信する(s203)。
管理サーバ100のリスト送信処理手段111は、放送番組のメタ情報を提供するメタ情報提供サーバ400に対し、前記詳細表示要求で指定されたブックマークIDの情報(地域、チャンネル、録画時刻の情報)に対応するメタ情報(例:番組名、番組内容、番組ジャンル、出演者など)の検索要求を送信して、該当メタ情報を取得する。そして、前記ブックマークIDのリストにこのメタ情報を付加して操作端末300に送信する(s204)。
前記操作端末300の選択受付手段310は、前記ブックマークIDおよびメタ情報のリストを管理サーバ100から受信し、これをディスプレイなどの出力インターフェイス306に表示する。また、ユーザから再生対象ブックマークの選択指示を入力インターフェイス305で受け付ける。次に、前記操作端末200の選択指示通知手段311は、前記再生対象ブックマークの選択指示=コンテンツ配信要求を前記録画再生装置200に通知する(s205)。つまり、以前に前記ユーザが気になってブックマーク用端末50でブックマーク要求した、ある映像コンテンツのあるシーンについて、パーソナルコンピュータや携帯電話機等で閲覧しなおしたいと要求するのである。
一方、前記録画再生装置200の配信手段212は、前記再生対象ブックマークの通知を前記操作端末300から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーにハードディスクドライブ201で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末300に配信する(s206)。録画データの配信処理については、既存の動画配信技術を採用すればよい。操作端末300では録画再生装置200から配信されてきた所定時間分の録画データを受信・再生し(s207)、前記ユーザの閲覧に供する。
こうしてブックマークしておいたシーンの視聴しなおしが実現したユーザは、例えば、該当ブックマークについては不要になったと判断したとする。この場合、操作端末300では、前記ユーザからのブックマーク削除指示を入力インターフェイス305で受け付けて、これを管理サーバ100に送信する(s208)。
この時、前記管理サーバ100のブックマーク削除管理手段112は、削除対象ブックマークの情報を前記操作端末300から受信し、ブックマークIDだけでなく、前記削除対象ブックマークに対応する録画データについても削除するか問う削除確認通知を前記操作端末300に送信する(s209)。
このブックマーク削除管理手段112は、前記削除確認通知に応じて操作端末300または録画再生装置200から返信(s210)されてきた削除可否回答を受信し、この回答が「削除可」を示すものであれば(s211:y)、該当ブックマークIDに対応する録画データの削除指示を録画再生装置200に通知する(s212)。録画再生装置200では前記通知を受信して該当録画データの削除を実行する(s213)。また、前記ブックマーク削除管理手段112は、前記ブックマークID(およびそれに付帯する情報)を記憶手段101から削除する(s214)。
一方、前記ステップs211において、前記回答が「削除不可」を示すものであれば、前記ブックマーク削除管理手段112は、記憶手段101のブックマークテーブル127における該当ブックマークIDの削除処理のみを実行する(s214)。
前記管理サーバ100のブックマーク削除管理手段112は、前記ステップs214までの処理結果について、前記操作端末300に返信する(s214)。操作端末300ではこの処理結果を受信して(s215)、処理を終了する。
−−−処理フロー例3−−−
図9は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例3を示す図である。次に、録画再生装置200で録画データの削除要求をユーザから受けた際の処理について説明する。なお、この場合、前記管理サーバ100のブックマーク削除管理手段112は、記憶手段101のブックマークテーブル127に格納済みのブックマークIDについて、前記操作端末300から削除可否を示す情報を予め受信し、この情報に応じて、前記記憶手段101のブックマークテーブル127における該当ブックマークIDに対し削除可否フラグを設定している。図6(a)に示すブックマークテーブル127の例では、前記削除可否フラグを「保存・削除フラグ」としている。この保存・削除フラグは、例えば、処理方針未定であれば「0」、処理方針が‘保存’であれば「1」、処理方針が‘削除予定’であれば「2」、処理が削除済みであれば「3」としている。
この削除可否フラグの設定例としては他にも様々考えられる。例えば、予めブックマークテーブル127には、デフォルトとして保存フラグ「1」を全て設定しておき、操作端末300や録画再生装置200を介してユーザから指定があったブックマークIDについてのみ、フラグ内容をその他のものに変更するといった処理がある。あるいは逆に、デフォルトとして削除予定フラグ「2」を全て設定しておき、操作端末300や録画再生装置200を介してユーザから指定があったブックマークIDについてのみ、フラグ内容をその他のものに変更するといった処理もある。
こうした状況において、録画再生装置200が、ユーザからの指示を入力インターフェイス205で受けて、ハードディスクドライブ201に格納している録画データの一覧表示を行ったとする(s300)。そして、このユーザがある録画データについて削除要求を指示したとする。録画再生装置200ではこの削除要求を受けて(s301)、該当録画データの削除が可能かの確認要求を管理サーバ100に送信する(s302)。
前記管理サーバ100のブックマーク削除管理手段112は、前記確認要求を受信し、この確認要求が含む削除対象ブックマークの情報をキーにして、該当ブックマークIDに対応する保存・削除フラグを前記ブックマークテーブル127で確認する(s303)。
この削除可否フラグが「削除可」である場合(s304:y)、前記ブックマーク削除管理手段112は、該当ブックマークID(に対応するレコード。以下同様)のブックマークテーブル127からの削除を行うと共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除許可を録画再生装置200に通知する(s309)。
一方、前記削除可否フラグが「削除不可」である場合(s304:n)、前記ブックマーク削除管理手段112は、録画データ削除の最終確認通知を前記録画再生装置200に送信する(s305)。
録画再生装置200では、この最終確認通知を受信して出力インターフェイス206に表示し(s306)、前記ユーザに対して本当に削除してよいか確認を促す。ここでユーザが削除OKとの指示を入力インターフェイス205で指定したならば、前記録画再生装置200はこれを受けて、削除可であるとの削除最終可否回答を管理サーバ100に返信する(s307:y、s308)。他方、前記ステップ307でユーザが削除NGとの指示を入力インターフェイス205で指定したならば、前記録画再生装置200はこれを受けて、処理を前記ステップs300に戻す。
前記管理サーバ100のブックマーク削除管理手段112は、前記最終確認通知に応じて録画再生装置200から返信されてきた「削除可」との通知を受けて、該当ブックマークIDのブックマークテーブル127からの削除を行うと共にこれに対応する録画データの削除許可を録画再生装置200に通知する(s309)。
録画再生装置200では前記削除許可の通知を受けて、該当録画データの削除処理を実行し(s310)、その処理結果を管理サーバ100に返す(s311)。管理サーバ100では、前記処理結果を受信して、ブックマークテーブル127の内容更新を行い(s312)、処理を終了する。
このようなブックマークや録画データの管理を行うことで、ブックマークIDが設定されている、つまり以前にユーザが着目し閲覧しなおしを考えていた映像コンテンツのシーンについて、録画再生装置側で(ユーザがそれと気づかずに)録画データを勝手に削除し、後にこのユーザが該当シーンの閲覧しなおしをしようとしても再生できない、といった事態を防ぐことができる。管理サーバ側でブックマーク管理を行っている故である。
なお、前記録画再生装置200の自動削除手段213が、所定間隔で前記管理サーバ100に対して前記保存・削除フラグの問い合わせをして、「削除可」のフラグが設定されているブックマークIDの情報を取得し、このブックマークIDに対応する録画データのハードディスクドライブ201からの削除処理を実行するとしてもよい。
あるいは、前記管理サーバ100の処理履歴管理手段113が、ブックマークテーブル127へのブックマークIDの格納後、ブックマークIDに関する処理の履歴を前記ブックマークテーブル127に記録している場合、前記自動削除手段213は、前記管理サーバ100に対し、ブックマークの処理履歴の問い合わせを行って、記憶手段101への格納後、一定期間にわたって処理対象となっていないブックマークIDの情報を取得する。 そして前記自動削除手段213は、このブックマークIDの保存・削除フラグの情報を取得する。こうして自動削除手段213は、一定期間にわたって閲覧や各種操作等の処理対象となっておらず、なおかつ削除可のフラグが設定されているブックマークIDを特定し、このブックマークIDに対応する録画データのハードディスクドライブ201からの削除処理を実行する。このように、ユーザ等が特に処理を指示せずとも、録画再生装置200と管理サーバ100とが協働し、不要と思われる録画データの特定と削除とを自動実行するとすれば、ユーザの手間が省かれ、また不要な録画データが長期間放置されるといった非効率な記憶リソース利用を回避できる。
−−−処理フロー例4−−−
図10は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例4を示す図である。次に、録画再生装置200が全録機能を備えている時の処理について説明する。全録機能は、受信できる全チャンネルの全時間帯の番組を録画する機能である。前記録画再生装置200が、こうした全録機能を備えて、つまり、録画可能な全ての配信業者の全時間帯の映像コンテンツについて録画を実行し、その録画データを前記ハードディスクドライブ201に格納している。
また、この例におけるブックマーク用端末50は、図4(b)に示したブックマーク専用端末55を想定する。このブックマーク専用端末55は、ブックマーク時刻のみをメモリに格納していくデバイスであり、このメモリに格納されたブックマーク時刻のみのデータは、このブックマーク専用端末55が前記操作端末300(あるいは録画再生装置200)に接続された時に、ブックマーク専用端末55から操作端末300にアップロードされる(s400)。操作端末300はこのブックマーク時刻のデータ(=ブックマーク要求)を、前記管理サーバ100に送信する(s401)。
この時、前記管理サーバ100は、前記ブックマーク時刻のデータを受信する。また、これに付帯して送られてきたユーザおよび操作端末300の認証情報と、前記ユーザテーブル125や機器情報テーブル126の該当データとの照合処理を実行する(s402)。
このように、ブックマーク要求のデータが時刻情報しか含まない場合、前記操作端末300は、操作端末300の所在地域の情報(例:予めユーザにより記憶手段301に設定されているか、具備するGPS機能などから取得した現在地情報)を、前記時刻情報と共に管理サーバ100に送信する。この時、管理サーバ100では、前記地域情報と時刻データから、例えば番組表データ(地域ごとの放送チャンネルとその番組内容がリストになっていて、記憶手段101に具備)中で推定される該当番組の情報とそのメタデータ(前記メタ情報提供サーバ400から取得)とを特定し、操作端末300に返してあげる。
前記番組情報やメタデータを得てそれを表示した操作端末300では、前記ブックマーク要求=ブックマーク時刻に応じた番組やシーンの確認や確定指示をユーザから受け付け、この指示内容を管理サーバ100に送る。管理サーバ100はこの指示内容を取得し、ブックマークの確定(=当初は時刻データと地域情報のみのレコードであったが、それに放送チャンネルや番組名やシーンの放送時刻などを紐付ける)を記憶手段101で行うこととなる。
上記処理を経た上で、前記管理サーバ100は、前記ブックマーク要求に応じた番組やシーンについて、録画保存するか否かの確認要求を操作端末300に送信する(s403)。操作端末300ではこれを受信し、出力インターフェイス306に表示する(s404)。また、ユーザからの録画保存の指示を入力インターフェイス305で受けて、この指示を管理サーバ100に通知する(s405)。
管理サーバ100では、前記通知を受信し、この通知が録画保存を行うものであれば(s406:y)、前記録画再生装置200に対して、そのハードディスクドライブ201に格納済みの録画データのうち、前記ブックマーク要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を送信する(s407)。
一方、前記録画再生装置200の録画手段210は、前記抽出の指示を管理サーバ100から受信し、この抽出指示に応じて、前記ハードディスクドライブ201から所定時間分の該当録画データを抽出し、ハードディスクドライブ201において一意のブックマークIDを対応づけて格納する(s408)。保存処理の結果については管理サーバ100に返信する。
他方、前記通知が録画保存を行なわないものであれば(s406:n)、前記管理サーバ100は、前記ブックマーク要求に応じて確定したブックマークID(およびその他の付帯情報)について、ブックマークテーブル127に追加処理を行い(s490)、その処理結果を操作端末300に送信する(s410)。操作端末300では前記処理結果を受信して出力インターフェイス306に表示し(s411)、処理を終了する。
−−−処理フロー例5−−−
図11は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例4を示す図である。次に、他ユーザのブックマーク情報をインポートする処理について説明する。この場合、前記管理サーバ100が、記憶手段101のブックマークテーブル127において、ユーザ毎にブックマークID、当該ブックマークIDに対応する映像コンテンツの情報(=メタ情報)を格納している。
この時、前記管理サーバ100のインポート処理手段115は、前記操作端末300より、他ユーザのブックマークの情報要求(s500)を受信する(s510)。この情報要求には、要求を行っているユーザのユーザID、希望する他ユーザの属性(例:嗜好、住所、ニックネームなど)が含まれている。
そこで前記インポート処理手段115は、前記記憶手段101のブックマークテーブル127から、前記情報要求に含まれる他ユーザの属性にマッチするユーザをユーザテーブル125で検索する。また、この検索でえら得た他ユーザのユーザIDをキーに、前記ブックマークテーブル127で前記他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応するメタ情報を読み出して、前記操作端末300に返信する(s502)。
操作端末300では前記ブックマークIDおよびメタ情報を受信して出力インターフェイス306に表示する(s503)。この情報を閲覧した前記ユーザが、前記他ユーザのブックマーク等を自らのものとしてインポート処理したいと、操作端末300で指示したとする。操作端末300はこれを管理サーバ100に対し、インポート要求として通知する(s504)。
前記管理サーバ100のインポート処理手段115は、前記操作端末300より、前記インポート要求を受信する。次に管理サーバ100は、前記操作端末300を操作するユーザの録画再生装置200が、全録対応の端末か否か、機器情報テーブル126における前記ユーザのユーザIDに対応付いたシーン録画方式データで確認する(s505)。この確認処理で、前記ユーザの録画再生装置200が全録対応端末であると判定されれば(s505:y)、前記インポート処理手段115は、前記インポート要求に応じたブックマークIDが指定する番組やシーンについて、録画保存するか否かの確認要求を操作端末300に送信する(s506)。
操作端末300ではこれを受信し、出力インターフェイス306に表示する(s507)。また、ユーザからの録画保存の指示を入力インターフェイス305で受けて、この指示を管理サーバ100に通知する(s508)。
管理サーバ100では、前記通知を受信し、この通知が録画保存を行うものであれば(s509:y)、前記録画再生装置200に対して、そのハードディスクドライブ201に格納済みの録画データのうち、前記インポート要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を送信する(s510)。
一方、前記録画再生装置200の録画手段210は、前記抽出の指示を管理サーバ100から受信し、この抽出指示に応じて、前記ハードディスクドライブ201から所定時間分の該当録画データを抽出し、ハードディスクドライブ201において一意のブックマークIDを対応づけて格納する(s511)。保存処理の結果については管理サーバ100に返信する。
他方、前記通知が録画保存を行なわないものであれば(s509:n)、前記管理サーバ100は、前記インポート要求に応じたブックマークID(およびその他の付帯情報)について、ブックマークテーブル127に追加処理を行い(s512)、その処理結果を操作端末300に送信する(s513)。操作端末300では前記処理結果を受信して出力インターフェイス306に表示し(s514)、処理を終了する。
−−−処理フロー例6−−−
図12は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例5を示す図である。次に、録画データに代えて、該当シーンの保存データのURLを管理する処理について説明する。この場合、前記管理サーバ100のブックマーク取得手段110が、前記録画再生装置200から、ブックマークIDに対応する該当映像コンテンツの属性情報(放送チャンネル、番組名など)を受信して、ブックマークIDに対応づけてブックマークテーブル127に格納している。
この時、前記ブックマーク取得手段110は、前記映像コンテンツの属性情報をキーとして、ネットワーク上の他コンピュータ(例:放送事業者5のサーバ装置500であり、過去放送した番組の映像コンテンツデータを配信可能に蓄積している)に対してコンテンツ検索要求を送信する(s600)。
この検索要求に応じて、前記他コンピュータ500は、前記映像コンテンツの属性情報をキーにして、自身の記憶手段で該当データの検索を実行する(s601)。そしてその検索結果を前記ブックマーク取得手段110に返す(s602)。
ブックマーク取得手段110は、前記他コンピュータ500から前記検索結果を受信し、それが前記属性情報に合致する映像コンテンツの存在を示すものであれば(s603:y)、その映像コンテンツのネットワーク上のアドレスであるURLを前記他コンピュータ500に要求する(s604)。他コンピュータ500では前記要求に応じて該当URLを、例えば、記憶手段に具備している映像コンテンツのURLリストから抽出して返す(s605)。
前記ブックマーク取得手段110は、前記映像コンテンツのURLを受信し、前記ブックマークIDに対応づけてブックマークテーブル127に設定する処理を行う(s606)。図6に示すブックマークテーブル127の例では、「ローカルコンテンツID」の欄にて、元々設定されていたローカルコンテンツIDに代えて前記URLを設定する。
続いて前記管理サーバ100のブックマーク削除管理手段112は、前記URLを設定した映像コンテンツに対応したブックマークIDをキーに、当該ブックマークIDに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置200に通知する(s607)。録画再生装置200ではこの削除指示に応じて該当録画データの削除処理を実行し(s608)、処理を終了する。
こうした処理を行うことで、録画再生装置側で、限られた記憶容量の記憶手段201に録画データを次々に格納していくことを適宜抑制することができる。
以上本実施形態によれば、映像コンテンツ中でユーザが着目したシーンについて記録し、後のタイミングでの該当シーンの確実な検索や再生、および不要となったシーンの効率的管理が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態のコンテンツ管理システムのネットワーク構成図である。 本実施形態の管理サーバの構成例を示す図である。 本実施形態の録画再生装置の構成例を示す図である。 本実施形態のブックマーク用端末の構成例を示す図である。 本実施形態における、(a)ユーザテーブル、(b)機器情報テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態における、(a)ブックマークテーブル、(b)メタ情報テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例3を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例4を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例5を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例6を示す図である。
符号の説明
10 コンテンツ管理システム
50 ブックマーク用端末
51 チャンネル選択ボタン
52 録画・再生ボタン
53 ブックマークボタン
54 赤外線インターフェイス
55 ブックマーク専用端末
56 インターフェイス
57 時計機能
58 ボタン機構
59 メモリ
100 管理サーバ
101、201、301 記憶手段(HDD:Hard Disk Drive)
102、202、302 プログラム
103、203、303 メモリ(RAM:Random Access Memory)
104、204 CPU(Central Processing Unit)
105、205 入力インターフェイス
106、306 出力インターフェイス
107、207、307 通信手段(NIC:Network Interface Card)
110 ブックマーク取得手段
111 リスト送信処理手段
112 ブックマーク削除管理手段
113 処理履歴管理手段
114 録画指示手段
115 インポート処理手段
125 ユーザテーブル
126 機器情報テーブル
127 ブックマークテーブル
128 メタ情報テーブル
140 ネットワーク
200 録画再生装置
206 表示手段
208 赤外線受光部
210 録画手段
211 ブックマーク送信手段
212 配信手段
213 自動削除手段
220 再生手段
221 信号処理手段
222 チューナ
300 操作端末
300 操作端末
310 選択受付手段
311 選択指示通知手段
400 メタ情報提供サーバ

Claims (11)

  1. 外部装置と通信可能な、映像コンテンツの録画再生装置が、
    ユーザのブックマーク用端末と通信してブックマーク要求を受信し、現在、表示手段に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段に格納する処理と、前記ブックマークIDを管理サーバに送信する処理とを実行し、
    外部装置と通信可能な管理サーバが、
    前記録画再生装置から前記ブックマークIDを受信して記憶手段に格納する処理と、前記記憶手段からブックマークIDのリストを読み出してユーザの操作端末に送信する処理とを実行し、
    外部装置と通信可能な操作端末が、
    前記管理サーバと通信してブックマークIDのリストを受信し、これを出力インターフェイスに表示してユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける処理と、前記再生対象ブックマークの選択指示を前記録画再生装置に通知する処理とを実行し、
    前記録画再生装置が、
    前記再生対象ブックマークの通知を前記操作端末から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに記憶手段で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末に配信する処理を実行する、
    ことを特徴とするコンテンツ管理方法。
  2. 前記管理サーバが、
    削除対象ブックマークの情報を前記操作端末または前記録画再生装置から受信し、前記削除対象ブックマークに対応する録画データについても削除するか問う削除確認通知を前記操作端末または録画再生装置に送信する処理と、
    前記削除確認通知に応じて操作端末または録画再生装置から返信されてきた削除可否回答を受信し、この回答が削除可であれば該当ブックマークIDを記憶手段から削除すると共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を録画再生装置に通知し、前記回答が削除不可であれば記憶手段における該当ブックマークIDの削除処理のみを実行する、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理方法。
  3. 前記管理サーバが、
    記憶手段に格納済みのブックマークIDについて、前記操作端末から削除可否を示す情報を受信し、この情報に応じて、前記記憶手段における該当ブックマークIDに対し削除可否フラグを設定する処理と、
    前記削除対象ブックマークの情報を前記操作端末または前記録画再生装置から受信した際、前記削除対象ブックマークに対応する削除可否フラグを記憶手段で読み取り、この削除可否フラグが削除可である場合、該当ブックマークIDの記憶手段からの削除を行うと共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を録画再生装置に通知し、前記削除可否フラグが削除不可である場合、録画データ削除の最終確認通知を前記操作端末または録画再生装置に送信する処理と、
    前記最終確認通知に応じて操作端末または録画再生装置から返信されてきた削除最終可否回答を受信し、この回答が削除可であれば該当ブックマークIDの記憶手段からの削除を行うと共にこれに対応する録画データの削除指示を録画再生装置に通知する処理と、
    を実行することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ管理方法。
  4. 前記録画再生装置が、
    所定間隔で前記管理サーバに対して削除可否フラグの問い合わせをして、削除可のフラグが設定されているブックマークIDの情報を取得し、このブックマークIDに対応する録画データの記憶手段からの削除処理を実行することを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載のコンテンツ管理方法。
  5. 前記管理サーバが、
    記憶手段へのブックマークIDの格納後、ブックマークIDに関する処理の履歴を記憶手段に記録する処理を実行し、
    前記録画再生装置が、
    前記管理サーバに対し、前記履歴の問い合わせを行って、記憶手段への格納後、一定期間にわたって処理対象となっていないブックマークIDを取得し、このブックマークIDの削除可否フラグの情報を取得し、一定期間にわたって処理対象となっておらず、なおかつ削除可のフラグが設定されているブックマークIDを特定し、このブックマークIDに対応する録画データの記憶手段からの削除処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のコンテンツ管理方法。
  6. 前記管理サーバが、
    前記録画再生装置から、ブックマークIDに対応する該当映像コンテンツの属性情報を受信して、ブックマークIDに対応づけて記憶手段に格納しており、
    前記映像コンテンツの属性情報をキーとして、ネットワーク上の他コンピュータに対してコンテンツ検索要求を送信し、前記他コンピュータから前記属性情報に合致する映像コンテンツの情報を得たならば、ここで得た映像コンテンツのネットワーク上のアドレスを前記ブックマークIDに対応づけて記憶手段に設定する処理と、
    前記アドレスを設定した映像コンテンツに対応したブックマークIDをキーに、当該ブックマークIDに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置に通知する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコンテンツ管理方法。
  7. 前記録画再生装置が、
    録画可能な全ての配信業者の全時間帯の映像コンテンツについて録画を実行し、その録画データを記憶手段に格納しており、
    前記管理サーバが、
    前記ブックマーク用端末または操作端末と通信してブックマーク要求を受信し、記憶手段に格納済みの録画データのうち、前記ブックマーク要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を前記録画再生装置に送信し、
    前記録画再生装置が、
    前記抽出の指示を管理サーバから受信し、この抽出指示に応じて記憶手段から該当録画データを抽出し、記憶手段において一意のブックマークIDを対応づけて格納する処理と、前記ブックマークIDを管理サーバに送信する処理とを実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコンテンツ管理方法。
  8. 前記管理サーバが、
    記憶手段において、ユーザ毎にブックマークID、当該ブックマークIDに対応する映像コンテンツの情報を格納しており、
    前記操作端末より、他ユーザのブックマークの情報要求を受信し、記憶手段から他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報を読み出して、前記操作端末に返信する処理と、
    前記操作端末より、前記他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報についてのインポート要求を受信する処理と、
    前記インポート要求の受信に応じて、前記録画再生装置に対し、記憶手段に格納済みの録画データのうち、前記インポート要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を送信する、
    前記録画再生装置が、
    前記抽出の指示を管理サーバから受信し、この抽出指示に応じて記憶手段から該当録画データを抽出し、記憶手段において一意のブックマークIDを対応づけて格納する処理と、前記ブックマークIDを管理サーバに送信する処理とを実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ管理方法。
  9. 映像コンテンツの録画再生装置と、映像コンテンツについてのブックマークを管理する管理サーバと、ユーザが利用する操作端末とが互いに通信可能に結ばれたシステムであって、
    前記録画再生装置が、
    ユーザのブックマーク用端末と通信してブックマーク要求を受信し、現在、表示手段に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段に格納する処理と、前記ブックマークIDを管理サーバに送信する処理とを実行し、
    前記管理サーバが、
    前記録画再生装置から前記ブックマークIDを受信して記憶手段に格納する処理と、前記記憶手段からブックマークIDのリストを読み出してユーザの操作端末に送信する処理とを実行し、
    前記操作端末が、
    前記管理サーバと通信してブックマークIDのリストを受信し、これを出力インターフェイスに表示してユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける処理と、前記再生対象ブックマークの選択指示を前記録画再生装置に通知する処理とを実行し、
    前記録画再生装置が、
    前記再生対象ブックマークの通知を前記操作端末から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに記憶手段で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末に配信する処理を実行する、
    ことを特徴とするコンテンツ管理システム。
  10. 映像コンテンツの録画再生機能を備える装置であり、
    外部装置と通信する通信手段と、
    ユーザのブックマーク用端末と通信してブックマーク要求を受信し、現在、表示手段に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、各録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段に格納する録画手段と、
    前記ブックマークIDを、ブックマークの管理を行う管理サーバに送信するブックマーク送信手段と、
    再生対象ブックマークの通知をユーザの操作端末から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに記憶手段で該当録画データを検索し、ここで検索された録画データを前記操作端末に配信する配信手段と、
    を備える録画再生装置。
  11. 外部装置と通信する通信手段と、
    映像コンテンツの録画再生装置から、当該録画再生装置にて出力中の映像コンテンツについての所定時間分の録画データに付された一意のブックマークIDを受信し、このブックマークIDを記憶手段に格納するブックマーク取得手段と、
    前記記憶手段からブックマークIDのリストを読み出してユーザの操作端末に送信するリスト送信処理手段と、
    を備える管理サーバ。
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