JP2010085525A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識可能な画像形成装置を得る。
【解決手段】ジョブ受付部51は、画像形成に係るジョブを、当該ジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数と共に受け付ける。区切り要否判定部53は、ジョブ受付部51で受け付けた画像形成に係るジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数に基づいて、区切り識別子の要否を判定する。区切り識別子要の判定が下されたとき、区切り識別子画像データ生成部57は、前記区切り識別子の画像が、前記複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する。
【選択図】 図4
【解決手段】ジョブ受付部51は、画像形成に係るジョブを、当該ジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数と共に受け付ける。区切り要否判定部53は、ジョブ受付部51で受け付けた画像形成に係るジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数に基づいて、区切り識別子の要否を判定する。区切り識別子要の判定が下されたとき、区切り識別子画像データ生成部57は、前記区切り識別子の画像が、前記複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、画像データに基づく画像を、矩形状の用紙上に形成するための画像形成部を備えた画像形成装置に係り、特に、本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識可能な画像形成装置に関する。
従来、コピー、プリンタ、スキャナ、或いはファクシミリ等の複数のジョブ処理機能を併せ持つ、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)とも呼ばれる画像形成装置が広く普及している。かかるMFPでは、通常のコピーに加え、ファクシミリ受信印刷や、プリンタ印刷等の、複数のジョブを処理可能であり、各種ジョブの進行に伴って、これらの単位印刷物が共通の排紙トレイ上に混在して積み重ねられてゆくことになる。かかる単位印刷物の混在は、ユーザに後の仕分け作業の手間を生じさせるといった課題を招来する。
かかる課題を解決するために、本願出願人は、ソータが装着されてなる画像形成装置であって、画像を形成した用紙の一部分に識別マークを形成するためのマーキング手段と、その用紙の区分け方式を指定するための丁合キー手段と、少なくともソータのビン数を越えて区分けしなければならない用紙については前記丁合キー手段で指定された区分け方式に応じた形式で識別マークを形成すべく前記マーキング手段を作動させるマーキング制御手段と、を備えた画像形成装置を提案している(特許文献1参照)。
ところで、単位印刷物に対して区切り識別子をマーキングする際に考慮すべき重要な要素は、区切り識別子それ自体が目立ち過ぎないことである。かかる考慮なしに、仮に区切り識別子を単位印刷物における右辺中央等の目立つ位置にマーキングした場合、その単位印刷物の内容たる本文を差し置いて、複数の単位印刷物間における区切りの目安とされるに過ぎない区切り識別子が目立ち過ぎると、本文を読む際に目障りになって、本来の情報伝達機能に支障を来すおそれがある。これは本末転倒であるといわざるを得ない。
特開昭63−202763号公報
解決しようとする問題点は、目立ち過ぎないといった考慮なしに区切り識別子を単位印刷物にマーキングした場合、本来の情報伝達機能に支障を来すおそれがあった点である。
本発明は、本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識可能な画像形成装置を得ることを目的として、画像形成に係るジョブを、当該ジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数と共に受け付けるジョブ受付部と、前記ジョブ受付部で受け付けた画像形成に係るジョブの本文画像データを生成する本文画像データ生成部と、前記ジョブ受付部で受け付けた画像形成に係るジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数に基づいて、複数の単位印刷物間における区切り位置を表すための区切り識別子の要否を判定する区切り要否判定部と、前記区切り要否判定部の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、前記区切り識別子の画像が、複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する区切り識別子画像データ生成部と、前記本文画像データ生成部で生成された本文画像データと、前記区切り識別子画像データ生成部で生成された識別子画像データと、を合成し、合成画像データを出力する画像合成部と、前記合成画像データに基づく画像を前記用紙上に形成する画像形成部と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る画像形成装置では、まず、ジョブ受付部は、画像形成に係るジョブを、当該ジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数と共に受け付ける。本文画像データ生成部は、前記ジョブ受付部で受け付けた画像形成に係るジョブの本文画像データを生成する。区切り要否判定部は、前記ジョブ受付部で受け付けた画像形成に係るジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数に基づいて、複数の単位印刷物間における区切り位置を表すための区切り識別子の要否を判定する。前記区切り要否判定部の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、区切り識別子画像データ生成部は、前記区切り識別子の画像が、前記複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する。そして、画像合成部は、前記本文画像データ生成部で生成された本文画像データと、前記区切り識別子画像データ生成部で生成された識別子画像データと、を合成し、合成画像データを出力する。これを受けて画像形成部は、前記合成画像データに基づく前記画像を用紙上に形成する。従って、用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成された区切り識別子の画像に接したユーザは、本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識することができる。
本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識可能な画像形成装置を得るといった目的を、前記区切り要否判定部の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、前記区切り識別子の画像が、前記複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する区切り識別子画像データ生成部によって実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[画像形成装置の全体構成]
図1は、本発明に係る画像形成装置の全体構成図、図2は、同画像形成装置の機能ブロック図、図3は、同画像形成装置の操作パネル部を示す図、図4は、主制御部における機能に着目した機能ブロック構成図である。
図1は、本発明に係る画像形成装置の全体構成図、図2は、同画像形成装置の機能ブロック図、図3は、同画像形成装置の操作パネル部を示す図、図4は、主制御部における機能に着目した機能ブロック構成図である。
図1に示すように、本発明実施例に係る画像形成装置1は、プラテンガラス(不図示)上にセットされるか、又は原稿自動送り装置(以下、「ADF」と省略する。)4から送り込まれた原稿の画像データをスキャナ部5で読み取り、読み取った画像データを光電変換して画像形成部6に送る。画像形成部6は、給紙トレイ7,8又は両面印刷用ユニット10から供給されてきた用紙(コピー用紙、OHPフィルム等)上に、ユーザ操作部3から選択的に設定操作された画像データや、外部PC等からネットワーク22経由で受信した画像データに基づく画像を印刷する機能を有している。
また、画像形成装置1は、印刷された用紙を後処理装置2に送り込み、後処理装置2内において用紙に孔明けやステイプル留めを含む後処理を施した後、この後処理済みの用紙を用紙排出部11の排紙トレイ12上に排出する機能を有している。また、画像形成装置1は、印刷済みの用紙に後処理を施さないで、バイパス搬送路13を介して用紙排出部11の排紙トレイ12上に排出することができる。
次に、本画像形成装置1を構成する機能部材について説明すると、画像形成装置1は、図2に示すように、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部14によって制御される。この主制御部14にインターフェース15を介して接続され諸機能を担う入出力機器として、画像形成装置1は、スキャナ部5、画像形成部6、ハードディスク17、ユーザ操作部3、及びプリンタコントローラ18を備えており、このうち画像形成部6には、インターフェース15を介して後処理部20が接続されている。そして、画像形成装置1は、LAN接続ボード21を介してネットワーク22に接続され、そのネットワーク22を介して他のパソコン23やパソコン23で作動制御されるプリンタ24等との間でデータ又はメールメッセージの送受信を行う機能を有している。
画像形成装置1の構成部分のうち、スキャナ部5は、ADF4とスキャナ(画像読み取り部)5aとを備えており、ADF4によってスキャナ5aに送り込まれた原稿を画像読取CCD25によって読み取り、この画像読取CCD25で読み取った画像データを光電変換して主制御部14のメモリコピー部26に送信する。
主制御部14は、画像データの記憶・読み出しが可能なメモリコピー部26と、CPU27と、ROM・RAM等の内部メモリ28とを有している。この内部メモリ28は、例えばハードディスクドライブなどの大容量記憶装置であっても良い。また、主制御部14は、スキャナ部5や外部のプリンタコントローラ18から送られてきた画像データをメモリコピー部26に取り入れ、その画像データをメモリコピー部26からハードディスク17や画像形成部6に内蔵されたレーザースキャニングユニット(LSU)30宛に送り出す機能を有している。なお、主制御部14は、ハードディスク17に記憶してある画像データをメモリコピー部26に読み出し、そのメモリコピー部26の画像データを画像形成部6に送り出すことができる。
画像形成部6は、用紙に画像を形成するために必要とされる各種機器(例えば、LSU30、図示しない感光体、帯電器、露光器、現像器、転写器、定着器、クリーニング機構、給紙・搬送装置等)を駆動するものであり、LSU30によって感光体に静電潜像を形成し、この感光体上の静電潜像を現像器から供給するトナーで顕像化し、この感光体上のトナー像を転写器によって用紙に転写した後、用紙のトナー像を定着器で定着させる等の機能を有している。
ユーザ操作部3は、図3に示すように、文字、図形、記号を含む各種文字コードを入力するためのキー入力部31と、画像形成処理に係る各種設定画面を、その設定内容とともに表示するための液晶表示部32と、各種LEDの点灯/消灯によって本装置1の稼働状況等を表示するためのLED表示部33と、などを備えている。このユーザ操作部3がユーザによって操作されることにより、例えばコピージョブにおけるモード設定や複写枚数等の操作入力がなされることになる。
後処理装置2は、用紙導入口34が画像形成装置本体1aの排紙口35に接続されており、印刷済みの用紙に孔明けするためのパンチユニット36と、印刷済みの用紙をステイプル留めする後処理部(ステイプラユニット)20と、を備えている。この後処理装置2は、ステイプル留めする場合、用紙導入口34から導入した用紙がパンチユニット36を通過した後、用紙を搬送方向先端側から分岐路37に案内し、その用紙を後処理部20の中間トレイ38上に位置決めした状態で載置する。この中間トレイ38上に所定枚数の用紙が収容されると、これら複数の用紙の端部を後処理部20でステイプル留めする。その後、ステイプル処理された用紙を中間トレイ38上から用紙排出口40を介して用紙排出部11の排紙トレイ12上に排出する。なお、用紙排出部11は、複数の排紙トレイ12、12・・・を上下動させる機能を有している。
ところで、本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識可能な画像形成装置を得ることを目的として、主制御部14は、画像形成に係るジョブを、当該ジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数と共に受け付けるジョブ受付部51と、ジョブ受付部51で受け付けた画像形成に係るジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数に基づいて、相互に隣接する複数の単位印刷物間における区切り位置を表すための区切り識別子の要否を判定する区切り要否判定部53と、ジョブ受付部51で受け付けた画像形成に係るジョブの本文画像データを生成する本文画像データ生成部55と、区切り要否判定部53の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、区切り識別子の画像が、前記複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する区切り識別子画像データ生成部57と、本文画像データ生成部55で生成された本文画像データと、区切り識別子画像データ生成部57で生成された識別子画像データと、を合成して合成画像データを出力する画像合成部59と、を備え、画像合成部59から出力される合成画像データを受けて、画像形成部6は、前記合成画像データに基づく画像を前記用紙上に形成するように構成されている。
次に、本発明実施例に係る画像形成装置の動作について、図5乃至図8を参照して説明する。
[画像形成装置の動作]
図5は、本発明実施例に係る画像形成装置の動作フローチャート図、図6乃至図7は、相互に隣接する複数の単位印刷物間における区切り部分に位置する用紙上であって、当該用紙の下辺を挟む一対の隅部のうち一方に区切り識別子を付与してゆく例を示す説明図、図8は、用紙の四隅に対して時計回りに順次区切り識別子を付与してゆく例を示す説明図である。
図5は、本発明実施例に係る画像形成装置の動作フローチャート図、図6乃至図7は、相互に隣接する複数の単位印刷物間における区切り部分に位置する用紙上であって、当該用紙の下辺を挟む一対の隅部のうち一方に区切り識別子を付与してゆく例を示す説明図、図8は、用紙の四隅に対して時計回りに順次区切り識別子を付与してゆく例を示す説明図である。
図5に示すように、ステップS11において、ジョブ受付部51は、画像形成に係るジョブを、当該ジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数と共に受け付ける。
ステップS12〜S13において、区切り要否判定部53は、ジョブ受付部51で受け付けた画像形成に係るジョブの数(ステップS12)、並びに各ジョブ毎の処理部数(ステップS13)に基づいて、区切り識別子の要否を判定する。具体的には、区切り要否判定部53は、画像形成に係るジョブが複数ある(ステップS12の”Yes”参照)か、或いは、各ジョブ毎の処理部数が複数ある(ステップS13の”Yes”参照)ときに、区切り識別子要の判定を下すようにしている。これは、画像形成に係るジョブがひとつのみであるか、或いは、各ジョブ毎の処理部数が1部であるときには、わざわざ区切り識別子を付与しなくとも、複数の単位印刷物が混在する事態は生じないことに基づく。なお、区切り要否判定部53は、あるジョブを受け付けた時点において、当該時点から所定時間(例えば10分間などの、適宜設定変更可能な時間)だけ遡った期間において、区切り要否の判定を行うように構成してもよい。
さて、区切り要否判定部53において、画像形成に係るジョブがひとつのみであり(ステップS12の”No”参照)、かつ、各ジョブ毎の処理部数が1部である(ステップS13の”No”参照)旨の判定が下されたとき、本文画像データ生成部55は、ジョブ受付部51で受け付けた画像形成に係るジョブの本文画像データを生成する(ステップS14)。
一方、区切り要否判定部53において、画像形成に係るジョブが複数ある(ステップS12の”Yes”参照)か、或いは、各ジョブ毎の処理部数が複数ある(ステップS13の”Yes”参照)旨の判定が下されたとき、本文画像データ生成部55は、ジョブ受付部51で受け付けた画像形成に係るジョブの本文画像データを生成する(ステップS15)。
次いで、区切り識別子画像データ生成部57は、区切り要否判定部53の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、区切り識別子の画像が、複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する(ステップS16)。
次いで、画像合成部59は、本文画像データ生成部55で生成された本文画像データと、区切り識別子画像データ生成部57で生成された識別子画像データと、を合成して合成画像データを出力する(ステップS17)。
ステップS14における本文画像データ、或いはステップS17における合成画像データを受けて、画像形成部6は、本文画像データ、或いは合成画像データに基づく画像を前記用紙上に形成し、こうした画像形成ジョブを遂行後に、一連の処理の流を終了させる(ステップS18)。
ここで、本発明実施例に係る理解を容易にするために、5部(一部中の枚数は5枚)から構成される印刷物に区切り識別子を付与する具体例をあげてその動作を説明すると、図6(1)に示す第1部目では、相互に隣接する複数の単位印刷物(本実施例では「部単位5枚の用紙束」が「単位印刷物」に相当する。)間における区切り部分に位置する用紙P上であって、当該用紙Pの下辺(「用紙Pの下辺」とは、用紙Pにおける画像形成面が正立下状態を基準として下側に位置する辺を意味する。以下、同じ。)を挟む一対の隅部のうち正面からみて左側に区切り識別子61−Lを付与する。次いで、図6(2)に示す第2部目では、用紙P上であって、当該用紙Pの下辺を挟む一対の隅部のうち正面からみて右側に区切り識別子61−Rを付与する。次いで、図6(3)に示す第3部目では、用紙P上であって、当該用紙Pの下辺を挟む一対の隅部のうち正面からみて右側に区切り識別子61−Rを付与する。同様の手順をもって、第4部目及び第5部目にも区切り識別子をそれぞれ付与する。すると、図7に示すように、都合5部のうち各先頭ページの用紙における下辺を挟む一対の隅部には、左右交互に区切り識別子が付与されていることがわかる。このとき、ユーザが、図7に示す視線方向から積み重ねられた状態にある印刷物の束をみると、左右交互に整然と付与された区切り識別子を視覚を通じて認識することが可能となる結果として、相互に隣接する複数の単位印刷物間における区切り位置を一見して容易に把握することができる。
また、区切り識別子61−L,Rは、図6(1)〜(3)に示すように、用紙Pの下辺を挟む一対の隅部のうちいずれか一方に、隅部を約3m/m程度にわたり灰色や黒色等の無彩色(ただし、有彩色を採用してもよい。)をもって塗りつぶす態様で控え目に付与されているので、従って、区切り識別子が目立ち過ぎることなく、かつ、視認性を高水準に維持した状態で、本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識可能な画像形成装置を得ることができる。
さらに、区切り識別子61−L,Rは、図6(1)〜(3)に示すように、相互に隣接する複数の単位印刷物間において、一の単位印刷物に係る用紙の下辺を挟む一対の隅部のうち一方に区切り識別子の画像61−Lが形成された後には、前記一の単位印刷物に連なる次の単位印刷物に係る用紙の下辺を挟む一対の隅部のうち前記一方とは異なる他方に前記区切り識別子の画像61−Rが形成されるので、例えば、各単位印刷物の枚数が1〜3枚程度と少ない場合であっても、相互に隣り合う区切り識別子の画像61−L,61−Rを一体として見誤ることなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識することができる。
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明実施例に係る画像形成装置1によれば、用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成された区切り識別子の画像に接したユーザは、本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識することができる。
以上述べたように、本発明実施例に係る画像形成装置1によれば、用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成された区切り識別子の画像に接したユーザは、本来の情報伝達機能に支障を来すことなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識することができる。
また、用紙の下辺を挟む一対の隅部に、左右交互に付与された区切り識別子の画像に接したユーザは、例えば、各単位印刷物の枚数が1〜3枚程度と少ない場合であっても、相互に隣り合う区切り識別子の画像61−L,61−Rを一体として見誤ることなしに、積み重ねられた状態の印刷物における区切り位置を一見して容易に認識することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、区切り識別子画像データ生成部57は、区切り要否判定部53の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、区切り識別子61の画像が、複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙Pの下辺を挟む一対の隅部のうちいずれか一方に形成されることを考慮して、区切り識別子61に係る画像データを生成する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、例えば、図8(1)〜(4)に示すように、区切り識別子61の画像が、複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち予め定められるルール(例えば、半時計回り(時計回りでも可)に区切り識別子を付与)に順次に従う一の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子61に係る画像データを生成してもよいことはいうまでもない。
1 画像形成装置
6 画像形成部
14 主制御部
51 ジョブ受付部
53 区切り要否判定部
55 本文画像生成部
57 区切り識別子画像生成部
59 画像合成部
61 画像識別子
6 画像形成部
14 主制御部
51 ジョブ受付部
53 区切り要否判定部
55 本文画像生成部
57 区切り識別子画像生成部
59 画像合成部
61 画像識別子
Claims (5)
- 画像形成に係るジョブを、当該ジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数と共に受け付けるジョブ受付部と、
前記ジョブ受付部で受け付けた画像形成に係るジョブの本文画像データを生成する本文画像データ生成部と、
前記ジョブ受付部で受け付けた画像形成に係るジョブの数、並びに各ジョブ毎の処理部数に基づいて、相互に隣接する複数の単位印刷物間における区切り位置を表すための区切り識別子の要否を判定する区切り要否判定部と、
前記区切り要否判定部の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、前記区切り識別子の画像が、前記複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する矩形状の用紙上であって、当該用紙の四隅のうち少なくとも1以上の隅部に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する区切り識別子画像データ生成部と、
前記本文画像データ生成部で生成された本文画像データと、前記区切り識別子画像データ生成部で生成された識別子画像データと、を合成して合成画像データを出力する画像合成部と、
前記合成画像データに基づく画像を前記用紙上に形成する画像形成部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記区切り識別子画像データ生成部は、
前記区切り要否判定部の判定の結果、区切り識別子要の判定が下されたとき、前記区切り識別子の画像が、相互に隣接する複数の単位印刷物間の区切り部分に位置する用紙上であって、当該用紙の下辺を挟む一対の隅部のうちいずれか一方に形成されることを考慮して、区切り識別子に係る画像データを生成する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置であって、
相互に隣接する複数の単位印刷物間において、一の単位印刷物に係る用紙の下辺を挟む一対の隅部のうち一方に前記区切り識別子の画像が形成された後には、前記一の単位印刷物に連なる次の単位印刷物に係る用紙の下辺を挟む一対の隅部のうち前記一方とは異なる他方に前記区切り識別子の画像が形成される、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記区切り識別子の画像は、隅部を塗りつぶすように形成される、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記区切り識別子は無彩色画像からなる、
ことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111258193A (zh) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成系统 |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008252289A patent/JP2010085525A/ja active Pending
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CN111258193A (zh) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成系统 |
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