JP2010085269A - 光学システム、光強度分布算出方法、およびプログラム - Google Patents

光学システム、光強度分布算出方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光学系のステップ応答を高精度で測定すること。
【解決手段】光学システムは、光源と、光源からの光を光学系を通じて受光する受光部と、光源からの光の強度を変えることにより、受光部に異なる強度の光を順次受光させる制御部と、受光部が異なる強度の光をそれぞれ受光した受光量に基づいて、光学系による光強度分布を算出する強度分布算出部とを備える。強度分布算出部は、光源からの光の強度がより高い場合における受光量から、より低い強度域の強度分布を算出してよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学システム、光強度分布算出方法、およびプログラムに関する。
被検レンズの画角に応じて軸上と軸外との光量を別々に調整する、MTF測定装置の照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、3次曲面を有する位相板を使用することによって光学システムの光伝達関数を焦点位置から或るレンジ内で実質的に一定に留めるとする技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平6−174588号公報 特表平11−500235号公報
上記特許文献2に記載された光学系による点像分布は一定の広がりを有している。この光学系により得られた画像は、点像の広がりを補正する画像処理により復元することができる。しかしながら、広範囲にわたる点像分布を高精度に測定するなどして光学系の光学応答を高精度に測定しなければ、被写体像をきちんと復元することができない。
上記特許文献1に記載された技術によると、軸上と軸外との光量を別々に調整することができる。しかしながら、軸上光および軸外光のそれぞれについて、点像分布を広範囲にわたって高精度に測定することができない場合がある。例えば、低照度領域の強度の測定精度が、高照度領域の強度の測定精度に比べて著しく低くなるおそれがある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、光学システムであって、光源と、光源からの光を光学系を通じて受光する受光部と、光源からの光の強度を変えることにより、受光部に異なる強度の光を順次受光させる制御部と、受光部が異なる強度の光をそれぞれ受光した受光量に基づいて、光学系による光強度分布を算出する強度分布算出部とを備える。
強度分布算出部は、光源からの光の強度がより高い場合における受光量から、より低い強度域の強度分布を算出してよい。
制御部は、第1強度の光、および、第1強度より大きい第2強度の光を受光部に順次受光させ、強度分布算出部は、光源からの光の強度が第1強度である場合における受光量、および、光源からの光の強度が第2強度である場合における受光量から、それぞれ第1強度域の強度分布、および、第1強度域より低い第2強度域の強度分布を算出する狭域強度分布算出部と、狭域強度分布算出部が算出した第1強度域の強度分布および第2強度域の強度分布から、第1強度域および第2強度域にわたる強度分布を算出する広域強度分布算出部とを有してよい。
受光部は、物点からの光の広がりを物点までの距離に対して略一定にする光学系を通じて、光源からの光を受光してよい。
光学系は、物点からの光に特定の位相差分布を与える光変調部を有し、受光部は、光変調部による波面変調により物点からの光の広がりを物点までの距離に対して略一定にする光学系を通じて、光源からの光を受光してよい。
光変調部は、光軸を原点とする座標に関する3次の位相差分布を物点からの光に与えてよい。
光変調部は、光軸を原点とする直交座標系のそれぞれの座標軸の座標値に関する3次の位相差分布を物点からの光に与えてよい。
光学系は、結像レンズをさらに有し、受光部は、結像レンズおよび光変調部を通じて、光源からの光を受光してよい。
強度分布に基づいて、光学系を通じて撮像された画像に対する画像処理パラメータを算出する画像処理パラメータ算出部をさらに備えてよい。
強度分布に基づいて、光学系による光学応答を算出する光学応答算出部をさらに備えてよい。
光学応答算出部は、光学系による点像強度分布を算出してよい。
本発明の第2の態様においては、光強度分布算出方法であって、光源からの光を光学系を通じて受光する受光段階と、光源からの光の強度を変えることにより、受光部に異なる強度の光を順次受光させる制御段階と、受光段階において受光された異なる強度の光の受光量に基づいて、光学系による光強度分布を算出する強度分布算出段階とを備える。
本発明の第3の態様においては、光学システム用のプログラムであって、コンピュータを、光源からの光の強度を変えることにより、光源からの光を光学系を通じて受光する受光部に異なる強度の光を順次受光させる制御部、受光部が異なる強度の光をそれぞれ受光した受光量に基づいて、光学系による光強度分布を算出する強度分布算出部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係わる光学システム10の概念構成の一例を示す。光学システム10は、点像強度分布など、撮像光学系の光学特性を高精度に測定することができるシステムを提供する。
光学システム10は、光学系設計装置15、光学特性情報格納部20、設計値取得部105、制御部120、光源150、光チョッパ155、光学系100a、受光部170、駆動部160、アンプ部165、強度分布算出部180、光学応答算出部140、画像処理パラメータ算出部145、画像処理パラメータ格納部30、および、画像処理パラメータ出力部40、並びに、画像処理回路50および光学系100bを有する撮像装置110を備える。強度分布算出部180は、狭域強度分布算出部130および広域強度分布算出部135を有する。光源150は、発光部152、および、複数の光ファイバ154−1〜nを有する。なお、以下の説明において、光ファイバ154−1〜nを、光ファイバ154と総称する場合がある。
また、光学系100aは、設計された光学系の光学特性を評価するための評価対象の光学系であり、光学系設計装置15により設計された設計値に基づいて製造された光学系であるとする。また、光学系100bは、撮像装置110に実際に組み込まれる光学系である。光学系100bは、光学系100aとは異なる光学系であってよいが、光学系100bが実際に評価対象となる場合には、光学系100aおよび光学系100bは同じ光学系を示すことになる。そこで、以下の説明においては、光学系100aおよび光学系100bを、光学系100と総称する場合がある。
光学系設計装置15は、撮像装置110に組み付けられるべき光学系100を設計する。光学特性情報格納部20は、光学系設計装置15が設計した光学系100の設計値を取得して記憶する。設計値取得部105は、光学特性情報格納部20が記憶している設計値を取得して、制御部120に提供する。制御部120は、設計値取得部105から提供された設計値に基づいて、光学システム10の各構成要素を制御する。
以下に、光学システム10における処理の概要を説明する。光源150は、光学系100の光学特性を評価するための光を発する。例えば、光源150は、実質的に点光源からの光とみなすことができる光を発する。なお、光源150が発する光は、光学系100のステップ応答を測定することができる光であれば、点光源からの光とみなすことができなくてもよい。例えば、光源150は、実質的に線光源からの光とみなすことができる光を発してもよい。
光チョッパ155は、光源150からの光をチョッピングする。光源150が発して、光チョッパ155を通過した光は、光学系100に入射される。受光部170は、光源150からの光を光学系100を通じて受光する。このように、受光部170は、光チョッパ155および光学系100を通過した光を受光する。
受光部170が受光した光の光量を示す電気信号は、アンプ部165で増幅され、強度分布算出部180に供給される。強度分布算出部180は、アンプ部165から供給された電気信号が示す光量情報に基き、光学系100を通過した光の、受光部170における強度分布を算出する。
光学応答算出部140は、強度分布算出部180が算出した強度分布から、点像強度分布、光学伝達関数などの光学応答を算出する。画像処理パラメータ算出部145は、光学応答算出部140が算出した光学応答から、光学系100の光学伝達関数に対する逆フィルタを算出する。画像処理パラメータ格納部30は、画像処理パラメータ算出部145が算出した逆フィルタを格納する。
画像処理パラメータ出力部40は、画像処理パラメータ格納部30から逆フィルタを読み出して、画像処理回路50に記憶させる。画像処理回路50は、撮像装置110が撮像した画像に画像処理を施す集積回路であってよい。画像処理回路50は、画像処理パラメータを記憶するメモリを有してよく、画像処理パラメータ出力部40は、当該メモリに逆フィルタを書き込んでよい。撮像装置110は、逆フィルタが書き込まれた画像処理回路50を組み込む工程と、光学系100を組み込む工程とを含む工程を経て製造される。
以下に、各構成要素の機能及び動作をより詳細に説明する。発光部152は光学系100に入射される光を発する。光ファイバ154は、発光部152が発した光を導光する。光ファイバ154−1、光ファイバ154−2、光ファイバ154−3、光ファイバ154−nのそれぞれの出射端は、異なる位置に配置されている。例えば、各出射端は、光学系100の光軸に垂直面内に2次元的に配置されてよい。光ファイバ154の各出射端は、出射光が実質的に点光源とみなすことができる径を有している。
制御部120は、光学系100の光軸方向における出射端の位置、および、出射端から出射する光の向きを制御することができる。例えば、制御部120は、光軸に平行方向に各出射端を移動することができる。また、制御部120は、発光部152が発する光の強度を制御することができる。また、制御部120は、いずれの光ファイバ154の出射端から光を出射させるかを制御することができる。
光ファイバ154から出射した光は、光チョッパ155に入射する。光チョッパ155は、一例として回転円盤式あるいは電磁開閉式で、光をチョッピングすることができる。光チョッパ155によるチョッピング動作により、光学系100に入射する光に強度変調がかけられる。駆動部160は、光チョッパ155によるチョッピング動作を制御する。駆動部160は、光チョッパ155を駆動する駆動信号を参照信号としてアンプ部165に供給する。
受光部170は、複数の受光素子を有する。複数の受光素子は、光学系100の光軸に垂直な面内に2次元的に配列されてよい。受光素子は、CCD型の受光素子であってよく、CMOS型の受光素子であってもよい。各受光素子は、光チョッパ155および光学系100を通過した光を受光して、受光量に応じた電気信号をアンプ部165に出力する。なお、光学系100が有する光学素子の具体例については、後に説明する。
アンプ部165は、一例としてロックインアンプであってよい。アンプ部165は、駆動部160からの参照信号を入力して、受光素子からの電気信号を同期検波する。この構成により光検出のS/N比が向上するので、光学システム10によると、光学系100を通過する光の強度が微弱な場合であっても、高精度に光を検出することができる。
図2に関連して後述するように、光学系100による点像強度分布は位置に応じて大きく変動する。ぼけて撮像された被写体像に対する復元性能を高めるためには、点像強度分布における高輝度領域および低輝度領域の波形をともに詳細に測定しなければならない。本実施形態では、低輝度領域の波形を測定する場合には光源150からの光の強度を高めて測定して測定感度を向上するとともに、高輝度領域の波形を測定する場合には光源150からの光の強度を相対的に低くして測定する。
具体的には、制御部120は、光源150からの光の強度を変えることにより、受光部170に異なる強度の光を順次受光させる。具体的には、制御部120は、発光部152の発光強度を時間的に変化させることにより、受光部170に異なる強度の光を順次受光させてよい。強度分布算出部180は、受光部170が異なる強度の光をそれぞれ受光した受光量に基き、光学系100による光強度分布を算出する。
具体的には、図5などに関連して後述するように、強度分布算出部180は、光源150からの光の強度がより高い場合における受光部170の受光量から、より低い強度域の強度分布を算出する。また、強度分布算出部180は、光源150からの光の強度がより低い場合における受光部170の受光量から、より高い強度域の強度分布を算出する。
具体的には、制御部120は、第1強度の光、および、第1強度より大きい第2強度の光を受光部170に順次受光させる。そして、狭域強度分布算出部130は、光源150からの光の強度が第1強度である場合における受光量、および、光源150からの光の強度が第2強度である場合における受光量から、それぞれ第1強度域の強度分布、および、第1強度域より低い第2強度域の強度分布を算出する。そして、広域強度分布算出部135は、狭域強度分布算出部130が算出した第1強度域の強度分布および第2強度域の強度分布から、第1強度域および第2強度域にわたる強度分布を算出する。
このように、狭域強度分布算出部130は、光源150からの光強度がより大きい場合の受光素子の受光量から、より低い強度域の光強度分布を算出することができる。このため、光学システム10によると、受光素子およびアンプ部165の検出感度で定まるダイナミックレンジを有効に利用することができ、強度分布における"裾野"領域を高精度に測定することができる。
光学応答算出部140は、強度分布算出部180が算出した強度分布に基き、光学系100による光学応答を算出する。光学応答としては、上述したように点像強度分布または光学伝達関数などを例示することができる。光学応答としては、上述した線像強度分布の他にも、MTFなどの、光学系設計装置15による設計を評価する評価指標値を例示することができる。なお、光学応答算出部140は、撮像装置110が撮像する画像の輝度分解能より高く輝度分解された点像強度分布を算出してよい。光学システム10によると、強度分布の"裾野"領域を高精度に測定することができるので、点像強度分布を高精度に算出することができる。
画像処理パラメータ算出部145は、光学応答算出部140が算出した点像強度分布または光学伝達関数に基き、光学系100を通じて撮像された画像に対する画像処理パラメータを算出する。なお、画像処理パラメータとしては、上述した逆フィルタを例示することができる。このように、画像処理パラメータ算出部145は、強度分布算出部180が算出した強度分布に基き、光学系100を通じて撮像された画像に対する画像処理パラメータを算出する。そして、画像処理パラメータ算出部145が算出した画像処理パラメータは、上述したように画像処理パラメータ格納部30に格納されて画像処理パラメータ出力部40により画像処理回路50に書き込まれる。
以上説明したように、光学システム10によると、光強度分布を高精度で測定することができるので、光学系100の光学特性を高精度に評価したり、逆フィルタを高精度に算出することができる。このため、撮像装置110は、高精度な逆フィルタにより、光学系100によりぼけた被写体像を、鮮明な像に復元することができる。また、このような復元処理において生じるアーチファクトなどの復元劣化を、著しく低減することができる。
ここで、光学系100が有する各光学素子について説明する。光学系100は、複数の結像レンズ102aおよびb、光変調部104、ならびに、絞り部106を備える。なお、以後の説明においては、結像レンズ102aおよびbを、結像レンズ102と総称する場合がある。絞り部106は、光学系100を通過する光を絞る。制御部120は、絞り部106の絞り開度を制御することができる。
結像レンズ102は、物点からの光を実質的に結像することができる。なお、制御部120は、結像レンズ102の焦点距離を制御することができる。
一方、光変調部104は、物点からの光に特定の位相差分布を与えることにより、物点からの光の波面を変調する。光変調部104による波面変調により、物点からの光の広がりは物点までの距離に対して略一定になる。なお、光学系100は、物点からの光を、複数の受光素子が受光することができる範囲に広げる。
光変調部104は、一例として3次元的曲面を有する位相板であってよい。例えば、光変調部104は、光軸を原点とする座標に関す3次式で表される形状を有してよい。より具体的には、光変調部104は、光軸を原点とする直交座標の各座標値に関して、3次式で表される形状を有してよい。例えば、光学系100の光軸に直交する2軸をx、yとして、αを定数としたとき、光変調部104による波面収差はα(x+y)で表される。
光変調部104は、光軸を原点とする座標に関する3次の位相差分布、より具体的には、光軸を原点とする直交座標系における座標軸のそれぞれの座標値に関する3次の位相差分布を、物点からの光に与える。これにより、光学系100を通過した光は、物点の位置によらず受光部170において同様のぼけとなって結像する。このため、撮像装置110が撮像した画像に対して、ぼけた点像を点像に戻すぼけ補正処理を施すことによって、光学系100から異なる距離にある被写体の像は、それぞれ鮮明な像に復元され得る。
このように、撮像装置110が撮像した画像には、被写体までの距離によらず一様にぼかされた被写体像が含まれる。光学システム10によると、点像における低照度域の分布を高精度に算出することができるので、被写体像のぼけを適切に復元することができる逆フィルタを、撮像装置110に提供することができる。
図2は、光学系100による光強度分布の概念図を示す。光強度分布202は、実質的に点光源からの光とみなすことができる光の、受光部170の受光面における強度分布を概念的に示したものとする。ここで、光変調部104は、上述した3次式曲面を有する位相板であるとする。以後、点像の中心を原点としたx軸上の光強度分布202を用いて、各構成要素の具体的な動作の一例を説明する。
光強度分布202は、光学系100による点像がx方向の領域204にわたって広がっていることが示している。被写体像を適切に復元するためには、領域204にわたる点像強度を高精度に算出しなければならない。
原点付近の一部領域における点像強度分布は、x軸のスケールを変えて本図の下部に示されている。部分領域206は、光強度分布202において高照度となる領域を示しており、部分領域208aおよび部分領域208bは、光強度分布202において低照度となる領域を示している。以後の説明では、部分領域208aおよび部分領域208bを、部分領域208と総称する場合がある。
ここで、部分領域206および部分領域208における光強度分布202を同時に測定しようとすると、部分領域208における光強度のS/N比は、部分領域206における光強度のS/N比より悪化してしまう。そこで、狭域強度分布算出部130は、光強度分布202における部分領域206と、光強度分布202における部分領域208とを、光学系100に入射する光強度を替えて別々に測定する。そして、広域強度分布算出部135は、測定された部分領域208のそれぞれの強度分布から、領域204にわたる高精度な光強度分布202を算出する。
図3は、設計値を取得して復元フィルタを出力するまでの光学システム10における処理フローの一例を示す。設計値取得部105は、光学特性情報格納部20から光学系100の設計値を取得して、制御部120に供給する(ステップ302)。制御部120は、絞り部106の絞り開度および焦点距離をそれぞれ所定値に制御する(ステップ304)。なお、焦点距離とは、結像レンズ102の焦点距離であってよい。そして、制御部120は、光軸方向に所定の位置に光ファイバ154を移動させる(ステップ306)。
そして、制御部120は、光を出射させるべき光ファイバ154を選択する(ステップ308)。ここで、制御部120は、光学系100によって広げられた光ファイバ154のそれぞれからの出射光が受光部170の受光面において重ならないよう、光を出射させるべき光ファイバ154を選択する。このとき、制御部120は、光を出射させるべき光ファイバとして複数の光ファイバ154を選択してよい。制御部120は、ステップ302において取得された光学系100の設計値、ステップ306において移動させた光ファイバ154の位置、ならびに、ステップ304において決定した絞り開度および焦点距離に基き、光を出射させるべき光ファイバ154を選択してよい。
そして、制御部120は、光ファイバ154の出射端の向きを制御する(ステップ310)。制御部120は、ステップ306において移動させた光ファイバ154の位置、および、光学系100の位置に基づき、光ファイバ154の出射端の向きを制御してよい。
ステップ312において、受光部170における受光量に基き点像強度分布が算出される。なお、点像強度分布の算出フローについては、図4に関連して説明する。
そして、制御部120は、予め定められた全ての位置のPSFを算出したか否かを判断する(ステップ314)。ステップ314においては、評価すべき位置として予め定められた全ての像高のPSFが算出されたか否かが判断されてよい。全ての位置のPSFが算出されていない場合には、ステップ308に処理を戻す。この場合、ステップ308において発光させる光ファイバ154が選択し直された後、予め定められた全ての位置のPSFが算出されるまで、ステップ310およびステップ312の処理が繰り返される。
ステップ314において予め定められた全ての位置のPSFを算出した旨が判断された場合、全ての被写体距離に対する点像強度分布が算出されたか否かを判断する(ステップ316)。全ての被写体距離に対するPSFが算出されていない場合には、ステップ306に処理を戻す。この場合、ステップ306において光ファイバ154の光軸方向の位置が再調整された後、予め定められた全ての被写体距離に対するPSFが算出されるまで、ステップ308、ステップ310、ステップ312、および、ステップ314の処理が繰り返される。
ステップ316において全ての被写体距離に対する点像強度分布が算出された旨が判断された場合、制御部120は、予め定められた絞り開度および焦点距離の全ての組でのPSFが算出されたか否かを判断する(ステップ318)。絞り開度および焦点距離の全ての組でのPSFが算出されていない場合には、ステップ304に処理を戻す。この場合、ステップ304において絞り開度または焦点距離の少なくとも一方を調整直した後、予め定められた絞り開度および焦点距離の全ての組でのPSFが算出されるまで、ステップ306、ステップ308、ステップ310、ステップ312、ステップ314、および、ステップ316の処理が繰り返される。
ステップ318において絞り開度および焦点距離の全ての組でのPSFが算出された旨が判断された場合、画像処理パラメータ算出部145は、予め定められた全ての像高、予め定められた全ての被写体距離、予め定められた絞り開度および焦点距離の全ての組について、復元フィルタを算出する(ステップ320)。そして、画像処理パラメータ算出部145は、ステップ320において算出された復元フィルタを出力して画像処理パラメータ格納部30に記憶させる(ステップ322)。
光学システム10によると、像高、被写体距離、ならびに、光学系100の絞り開度および焦点距離について多様な組み合わせに対応する点像強度分布を評価することができる。また、当該多様な組み合わせに対応する復元フィルタを算出することができる。この場合において、ステップ308において複数の光ファイバ154を選択して同時に光を出射させることで、異なる複数の像高に対する点像強度分布を速やかに算出することができる。
図4は、点像強度分布の算出フローの一例を示す。制御部120は、発光部152を第1強度で発光させて、ステップ308で選択した光ファイバ154から光を出射させる(ステップ402)。そして、狭域強度分布算出部130は、受光部170が有する各受光素子の受光量データを一時的に記憶する(ステップ404)。
そして、制御部120は、発光部152を、第1強度より大きい第2強度で発光させて、ステップ308で選択した光ファイバ154から光を出射させる(ステップ406)。そして、狭域強度分布算出部130は、受光部170が有する各受光素子の受光量データを一時的に記憶する(ステップ408)。
そして、狭域強度分布算出部130は、部分領域208などの低照度域の光強度分布、および、部分領域206などの高照度域の光強度分布を算出する(ステップ410)。そして、広域強度分布算出部135は、ステップ410において算出された低照度域および高照度域のそれぞれの光強度分布から、領域204などの全域の光強度分布を算出する(ステップ412)。
そして、光学応答算出部140は、ステップ412において算出された全域の光強度分布に基づき、点像強度分布を算出する(ステップ414)。ステップ414においては、光ファイバ154の出射端からの強度分布を補正する補正処理がなされてよい。なお、複数の光ファイバ154の出射端から光が出射された場合、ステップ412においては複数の像高における光強度分布を算出して、ステップ414においては、複数の像高における光強度分布から、それぞれの像高における点像強度分布を算出してよい。
なお、受光部170がCCD型の受光素子から形成されている場合、電荷転送中の光入射による影響を低減すべく受光素子をマスクしてもよい。これにより、特にステップ408における測定結果へのスミアの影響を比較的に小さくすることができる。
図5は、ステップ412において算出された光強度分布の一例を示す。狭域強度分布算出部130は、ステップ404における受光量データから、部分領域206における光強度分布を算出する。また、狭域強度分布算出部130は、ステップ408における受光量データから、部分領域208における光強度分布を算出する。そして、広域強度分布算出部135は、第1強度および第2強度に応じて、部分領域206における光強度分布および部分領域208における光強度分布をそれぞれ規格化するスケーリング処理により、本図の最下段で示される全域の光強度分布を算出することができる。
以上説明したように、光学システム10によると、点像強度分布を高精度に算出することができる。このため、点像強度分布などに基づく逆フィルタなどの画像処理パラメータを高精度で算出することができる。また、光学システム10によると、被写体距離、像高、絞り開度、および焦点距離の様々な組み合わせに対応する点像強度分布、逆フィルタなどを、速やかに算出することができる。
図6は、光学システム10が備える各構成要素として機能するコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ1500は、CPU周辺部と、入出力部と、レガシー入出力部とを備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、及び表示デバイス1580を有する。入出力部は、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、及びCD−ROMドライブ1560を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570を有する。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、より高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505、及びグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510、及びRAM1520に格納されたプログラムの内容に応じて動作して、各部の制御をする。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示デバイス1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ1540、通信インターフェイス1530、CD−ROMドライブ1560を接続する。ハードディスクドライブ1540は、CPU1505が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス1530は、ネットワーク通信装置1598に接続してプログラムまたはデータを送受信する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。
入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、コンピュータ1500が起動するときに実行するブート・プログラム、あるいはコンピュータ1500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、あるいはパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU1505が実行するプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ1540にインストールされ、RAM1520に読み出されてCPU1505により実行される。
CPU1505により実行されるプログラムは、コンピュータ1500を、図1から図5に関連して説明した光学特性情報格納部20、設計値取得部105、制御部120、光源150、駆動部160、強度分布算出部180、光学応答算出部140、画像処理パラメータ算出部145、画像処理パラメータ格納部30、画像処理パラメータ出力部40、および、画像処理回路50などとして機能させる。また、CPU1505により実行されるプログラムは、コンピュータ1500を、図1から図5に関連して説明した撮像装置110および光学系設計装置15などとして機能させることができる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595の他に、DVDまたはPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークあるいはインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用して、ネットワークを介したプログラムとしてコンピュータ1500に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
光学システム10の概念構成の一例を示す図である。 光学系100による点像強度分布の概念図を示す図である。 光学システム10における処理フローの一例を示す図である。 点像強度分布の算出フローの一例を示す図である。 算出された光強度分布の一例を示す図である。 光学システム10に係わるコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 光学システム
15 光学系設計装置
20 光学特性情報格納部
30 画像処理パラメータ格納部
40 画像処理パラメータ出力部
50 画像処理回路
100 光学系
102 結像レンズ
104 光変調部
105 設計値取得部
106 絞り部
110 撮像装置
120 制御部
130 狭域強度分布算出部
135 広域強度分布算出部
140 光学応答算出部
145 画像処理パラメータ算出部
150 光源
152 発光部
154 光ファイバ
155 光チョッパ
160 駆動部
165 アンプ部
170 受光部
180 強度分布算出部
202 光強度分布
204 領域
206 部分領域
208 部分領域
1500 コンピュータ
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信インターフェイス
1540 ハードディスクドライブ
1550 フレキシブルディスク・ドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 入出力チップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示デバイス
1582 ホスト・コントローラ
1584 入出力コントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM
1598 ネットワーク通信装置

Claims (13)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を光学系を通じて受光する受光部と、
    前記光源からの光の強度を変えることにより、前記受光部に異なる強度の光を順次受光させる制御部と、
    前記受光部が異なる強度の光をそれぞれ受光した受光量に基づいて、前記光学系による光強度分布を算出する強度分布算出部と
    を備える光学システム。
  2. 前記強度分布算出部は、前記光源からの光の強度がより高い場合における前記受光量から、より低い強度域の前記強度分布を算出する
    請求項1に記載の光学システム。
  3. 前記制御部は、第1強度の光、および、第1強度より大きい第2強度の光を前記受光部に順次受光させ、
    前記強度分布算出部は、
    前記光源からの光の強度が第1強度である場合における前記受光量、および、前記光源からの光の強度が第2強度である場合における前記受光量から、それぞれ第1強度域の前記強度分布、および、第1強度域より低い第2強度域の前記強度分布を算出する狭域強度分布算出部と、
    前記狭域強度分布算出部が算出した第1強度域の前記強度分布および第2強度域の前記強度分布から、第1強度域および第2強度域にわたる前記強度分布を算出する広域強度分布算出部と
    を有する請求項2に記載の光学システム。
  4. 前記受光部は、物点からの光の広がりを物点までの距離に対して略一定にする前記光学系を通じて、前記光源からの光を受光する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の光学システム。
  5. 前記光学系は、物点からの光に特定の位相差分布を与える光変調部を有し、
    前記受光部は、前記光変調部による波面変調により物点からの光の広がりを物点までの距離に対して略一定にする前記光学系を通じて、前記光源からの光を受光する
    請求項4に記載の光学システム。
  6. 前記光変調部は、光軸を原点とする座標に関する3次の位相差分布を物点からの光に与える
    請求項5に記載の光学システム。
  7. 前記光変調部は、光軸を原点とする直交座標系のそれぞれの座標軸の座標値に関する3次の位相差分布を物点からの光に与える
    請求項6に記載の光学システム。
  8. 前記光学系は、結像レンズをさらに有し、
    前記受光部は、前記結像レンズおよび前記光変調部を通じて、前記光源からの光を受光する
    請求項5乃至7のいずれかに記載の光学システム。
  9. 前記強度分布に基づいて、前記光学系を通じて撮像された画像に対する画像処理パラメータを算出する画像処理パラメータ算出部
    をさらに備える請求項1乃至8のいずれかに記載の光学システム。
  10. 前記強度分布に基づいて、前記光学系による光学応答を算出する光学応答算出部
    をさらに備える請求項1乃至9のいずれかに記載の光学システム。
  11. 前記光学応答算出部は、前記光学系による点像強度分布を算出する
    請求項10に記載の光学システム。
  12. 光源からの光を光学系を通じて受光部が受光する受光段階と、
    前記光源からの光の強度を変えることにより、前記受光部に異なる強度の光を順次受光させる制御段階と、
    前記受光段階において受光された前記異なる強度の光の受光量に基づいて、前記光学系による光強度分布を算出する強度分布算出段階と
    を備える光強度分布算出方法。
  13. 光学システム用のプログラムであって、コンピュータを、
    光源からの光の強度を変えることにより、前記光源からの光を光学系を通じて受光する受光部に異なる強度の光を順次受光させる制御部、
    前記受光部が異なる強度の光をそれぞれ受光した受光量に基づいて、前記光学系による光強度分布を算出する強度分布算出部
    として機能させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103364174A (zh) * 2012-03-29 2013-10-23 长春市艾必利务科技有限公司 可见-近红外激光束多参数数字化测量仪

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