JP2010082305A - 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法、手術装置、およびハンドピース - Google Patents

流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法、手術装置、およびハンドピース Download PDF

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Abstract

【課題】過去に使用された流体噴射部が再使用されることを抑制すること。
【解決手段】バーコードリーダ18が検出した固体識別情報が、記録装置22に記録されている場合に、「過去に使用有り。」という警告メッセージ、つまり、ハンドピース2が過去に使用されていることを表す情報をモニタ20に表示する。そのため、使用者に、新しいハンドピース2に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用されたハンドピース2が再使用されることを抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体を噴射する流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法、手術装置、およびハンドピースに関する。
従来、この種の技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術がある。この特許文献1には、生理食塩水からなる液体を噴射するハンドピースと、このハンドピースに高圧の液体を供給する供給源と、を含む手術用の流体噴射装置が記載されている。
特表平11−509441号公報
ところで、このように手術に用いられる流体噴射装置では、感染症の予防の観点から、手術のたびにハンドピースを新しいものに交換する必要がある。
しかしながら、ハンドピースが過去に使用されたものであるかどうか判断することは困難であった。
即ち、過去に使用されたハンドピースが再使用されることを確実に抑制することが困難であった。
したがって、本発明は、過去に使用された流体噴射手段が再使用されることを抑制することを課題とすることにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記流体噴射手段が過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成により、過去に使用された流体噴射手段の個体識別情報を識別情報取得手段が取得すると、流体噴射手段が過去に使用されていることが使用者に報知される。そのため、使用者に、新しい流体噴射手段に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用された流体噴射手段が再使用されることを抑制することができる。
また、第2の発明は、
前記識別情報取得手段が前記固体識別情報を取得した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記識別情報取得手段が前記固体識別情報を取得していない場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段を備えたことを特徴とする。
このような構成により、識別情報取得手段が流体噴射手段の個体識別手段を取得しなければ、流体噴射手段から流体を噴出できない。そのため、使用者に、流体噴射手段の個体識別手段を識別情報取得手段に取得させる動作を促すことができる。
さらに、第3の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段が過去に使用されているか否かを表す使用情報を保持する使用情報保持手段と、前記使用情報保持手段から前記使用情報を取得する使用情報取得手段と、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が、前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであるか否かを判定する使用判定手段と、前記使用判定手段が、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記流体噴射手段が過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成により、過去に使用された流体噴射手段の使用情報を使用情報取得手段が取得すると、流体噴射手段が過去に使用されていることが使用者に報知される。そのため、使用者に、新しい流体噴射手段に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用された流体噴射手段が再使用されることを抑制することができる。
また、第4の発明は、
前記使用情報取得手段が前記使用情報を取得した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記使用情報取得手段が前記使用情報を取得していない場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段を備えたことを特徴とする。
このような構成により、識別情報取得手段が流体噴射手段の個体識別手段を取得しなければ、流体噴射手段から流体を噴出できない。そのため、使用者に、流体噴射手段の個体識別手段を識別情報取得手段に取得させる動作を促すことができる。
さらに、第5の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていないと判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする
このような構成により、過去に使用された流体噴射手段の個体識別情報を識別情報取得手段が取得すると、流体噴射発生手段の駆動が禁止される。そのため、使用者に、新しい流体噴射手段に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用された流体噴射手段が再使用されることを抑制することができる。
また、第6の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段が過去に使用されているか否かを表す使用情報を保持する使用情報保持手段と、前記使用情報保持手段から前記使用情報を取得する使用情報取得手段と、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が、前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであるか否かを判定する使用判定手段と、前記使用判定手段が、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が前記流体噴射手段が過去に使用されていないことを表すものであると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記使用判定手段が、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成により、過去に使用された流体噴射手段の使用情報を使用情報取得手段が取得すると、流体噴射発生手段の駆動が禁止される。そのため、使用者に、新しい流体噴射手段に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用された流体噴射手段が再使用されることを抑制することができる。
さらに、第7の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、を備えた流体噴射装置の制御方法であって、前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップで取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定ステップと、前記記録判定ステップで、前記識別情報取得ステップで取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記流体噴射手段が過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知ステップと、を有することを特徴とする。
これにより、過去に使用された流体噴射手段の個体識別情報を取得することで、流体噴射手段が過去に使用されていることが使用者に報知される。そのため、使用者に、新しい流体噴射手段に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用された流体噴射手段が再使用されることを抑制することができる。
また、第8の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、を備えた流体噴射装置の制御方法であって、前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得ステップと、過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定ステップと、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていないと判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御ステップと、を有することを特徴とする。
これにより、過去に使用された流体噴射手段の使用情報を取得することで、流体噴射手段が過去に使用されていることが使用者に報知される。そのため、使用者に、新しい流体噴射手段に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用された流体噴射手段が再使用されることを抑制することができる。
さらに、第9の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能なハンドピースと、前記ハンドピースから前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記ハンドピースに対応づけられ、且つ、前記ハンドピースを特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、過去に使用された前記ハンドピースの固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記ハンドピースが過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成により、過去に使用されたハンドピースの個体識別情報を識別情報取得手段が取得すると、ハンドピースが過去に使用されていることが使用者に報知される。そのため、使用者に、新しいハンドピースに交換することを促すことができる。これにより、過去に使用されたハンドピースが再使用されることを抑制することができる。
また、第10の発明は、
流体を噴射し、且つ、交換可能なハンドピースと、前記ハンドピースから前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、前記ハンドピースに対応づけられ、且つ、前記ハンドピースを特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、過去に使用された前記ハンドピースの固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていないと判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成により、識別情報取得手段がハンドピースの個体識別手段を取得しなければ、ハンドピースから流体を噴出できない。そのため、使用者に、ハンドピースの個体識別手段を識別情報取得手段に取得させる動作を促すことができる。
さらに、第11の発明は、
流体噴射発生手段により流体を噴射するハンドピースであって、他の装置によって取得され、自ハンドピースが過去に使用されているか否かを当該他の装置に報知させる情報を保持する情報保持手段を有することを特徴とする。
このような構成によれば、第1〜第4、第7、第9の発明に好適なハンドピースを構成できる。
さらに、第12の発明は、
流体噴射発生手段により流体を噴射するハンドピースであって、他の装置によって取得され、前記流体噴射発生手段の駆動の許可および禁止を当該他の装置に制御させる契機となる情報を保持する情報保持手段を有することを特徴とする。
このような構成によれば、第5、第6、第8、第10の発明に好適なハンドピースを構成できる。
以下、本発明に係る実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるため、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
また、以下の説明で参酌する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
さらに、本発明による流体噴射装置は、インク等を用いた描画、細密な物体及び構造物の洗浄、物体の切断や切除、手術用のウォーターパルスメス等様々に採用可能であるが、以下に説明する実施の形態では、生体組織を切開または切除することに好適な流体噴射装置を例示して説明する。したがって、実施の形態に用いる流体は、水、生理食塩水、薬液等である。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
(構成)
図1は、本実施形態の流体噴射装置の概略を示す構成図である。
流体噴射装置は、図1に示すように、流体供給部1、ハンドピース2、および使用判定部3を有する。
流体供給部1は、流体容器4、容器側接続チューブ5、電動ポンプ6、およびハンドピース側接続チューブ7を有する。
流体容器4は、水、生理食塩水、薬液等の流体を収容する。
容器側接続チューブ5は、一端が、流体容器4の流体内に配され、他端が、電動ポンプ6に連通している。
電動ポンプ6は、容器側接続チューブ5の前記他端、およびハンドピース側接続チューブ7の一端のそれぞれと連通する。そして、電動ポンプ6は、電源がオン状態である場合、電動ポンプ6に運転を開始させる信号を取得すると、流体容器4に収容されている流体を容器側接続チューブ5を介して吸引し、吸引した流体をハンドピース側接続チューブ7に送出する。
ここで、電動ポンプ6の電源がオン状態である場合とは、電動ポンプ6に、流体の吸引および送出を可能とする電力が供給されている状態をいう。逆に、電動ポンプ6の電力がオフ状態である場合とは、電動ポンプ6に、流体の吸引および送出を可能とする電力の供給されていない状態(つまり、当該電力の供給が遮断されている状態)をいう。
そのため、電動ポンプ6は、電動ポンプ6の電源がオフ状態とされている場合には、電動ポンプ6に運転を開始させる信号を取得しても、流体容器4に収容されている流体を吸引できず、その結果、ハンドピース側接続チューブ7に流体を送出することができない。
また、電動ポンプ6には、使用判定部3との間で各種信号を伝達する信号線8が接続されている。そして、電動ポンプ6は、信号線8を介して使用判定部3から出力される電源制御信号に応じて、電動ポンプ6の電源のオン状態およびオフ状態を制御する。電源制御信号とは、電動ポンプ6の電源のオン状態およびオフ状態を制御する信号である。
さらに、電動ポンプ6には、ハンドピース2との間で各種信号を伝達する信号線9が接続されている。そして、電動ポンプ6は、信号線9を介してハンドピース2から出力される運転制御信号に応じて、電動ポンプ6の運転開始および運転停止を制御する。運転制御信号とは、電動ポンプ6の運転開始および運転停止を制御する信号である。
ハンドピース側接続チューブ7は、前記一端が電動ポンプ6に連通する。また、ハンドピース側接続チューブ7の他端には、接続継ぎ手構成部材10が形成される。接続継ぎ手構成部材10としては、例えば、流体クイックカップリングのメス部分、またはメス部分内へオスプラグを挿入してロックするオス部分を利用できる。
ハンドピース2は、接続チューブ11、接続流路管12、および把持部13を有する。
接続チューブ11は、一端が接続流路管12に連通する。また、接続チューブ11の他端には、ハンドピース側接続チューブ7の接続継ぎ手構成部材10と係合する接続継ぎ手構成部材14が形成される。接続継ぎ手構成部材14としては、例えば、流体クイックカップリングのメス部分またはオス部分を利用できる。そして、接続継ぎ手構成部材10は、接続継ぎ手構成部材14と係合すると、接続チューブ11とハンドピース側接続チューブ7とが連通する。これにより、ハンドピース2の接続継ぎ手構成部材10を接続継ぎ手構成部材10から切り離し、ハンドピース2を交換することができる。
接続流路管12は、細いパイプ状に形成されている。また、接続流路管12の先端には、流路が縮小されたノズルが形成されている。さらに、他端が接続チューブ11の前記一端と連通する。そして、接続継ぎ手構成部材10と接続継ぎ手構成部材10とが係合されて、接続チューブ11とハンドピース側接続チューブ7とが連通され、電動ポンプ6が運転を開始すると、接続チューブ11とハンドピース側接続チューブ7とを介して電動ポンプ6から流体が供給される。これにより、接続流路管12は、先端から、電動ポンプ6から供給される流体を噴出する。つまり、電動ポンプ6がハンドピース2から流体を噴射させるための流体噴射発生手段となる。
把持部13は、接続流路管12の前記他端(つまり、接続チューブ11側の端部)に形成される。そして、把持部13は、流体噴射装置をウォーターパルスメスとして構成した場合、手術等において術者によって把持される。
また、把持部13の外面には、ハンドピース2の固体識別情報を表すバーコード15が印刷される。固体識別情報とは、ハンドピースを特定する情報である。例えば、ハンドピース2の各個体に割り当てられるユニークな(つまり、同じものが他にない)ID番号(Identification Number)を利用できる。
ここで、ID番号は、ハンドピース2を製造する各製造工場が独自に割り振った番号でもよい。即ち、一の製造工場で製造されたハンドピース2間では同じ番号がないが、他の製造工場で製造されたハンドピース2間では同じ番号が存在してもよい。また、ハンドピース2を購入して使用する団体(例えば、病院)が独自に割り振った番号でもよい。即ち、一の団体が使用するハンドピース2間では同じ番号がないが、他の団体が使用するハンドピース2間では同じ番号が存在してもよい。
また、バーコード15を把持部13に直接に印刷する方法に代えて、バーコード15が印刷されたシールを把持部13に貼り付けるようにしてもよい。また、バーコード15が印刷されたカードや下げ札等をハンドピース2と一緒に保管することで、当該バーコード15をハンドピース2に対応付けてもよい。
なお、本実施形態では、把持部13にバーコード15を印刷する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、バーコード15に代えて、固有識別情報を保持する2次元コードを用いてもよく、IC(Integrated Circuit)タグを用いてもよい。
また、把持部13の外面には、使用者が操作する押ボタンスイッチ16も形成される。この押ボタンスイッチ16は、電動ポンプ6の信号線9を、当該信号線9を介して電動ポンプ6との間で信号を伝達可能に接続できる信号線接続端子17を有する。そして、信号線接続端子17は、信号線9が接続されると、押ボタンスイッチ16と電動ポンプ6とが信号を伝達可能に接続される。これにより、ハンドピース2を交換する際に、信号線接続端子17から信号線9を切り離すことができる。
また、押ボタンスイッチ16は、押し下げ操作されると、運転制御信号を信号線接続端子17および信号線9を介して電動ポンプ6に出力する。ここで、押ボタンスイッチ16が出力する運転制御信号は、押ボタンスイッチ16が操作される度に、電動ポンプ6に運転を開始させる信号と当該運転を停止させる信号とで切り替わる。
また、使用者は、流体噴射装置の使用を開始する場合、新しいハンドピース2を用意し、用意したハンドピース2の信号線接続端子17に信号線9を接続する。
使用判定部3は、バーコードリーダ18、コントロールボックス19、およびモニタ20を有する。これらは、各種信号を伝達するための信号線によって接続されている。
バーコードリーダ18は、バーコード15が読み取り口21にかざされると、かざされたバーコード15から、バーコード15が表すハンドピース2の固体識別情報を検出する。例えば、かざされたバーコード15に照明を照射し、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)で検出して読み取るCCDバーコードリーダを利用する。
また、バーコードリーダ18は、検出結果である固体識別情報を表す検出信号をコントロールボックス19(つまり、後述するマイクロプロセッサ23)に出力する。
なお、本実施形態では、バーコードリーダ18を用いる例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、バーコード15に代えて2次元コードやICタグを用いる場合には、2次元コードやICタグを読み取り可能な読取装置を用いる。
コントロールボックス19は、記録装置22およびマイクロプロセッサ23を有する。これらは、各種信号を伝達するための信号線によって接続されている。
記録装置22は、マイクロプロセッサ23からアクセスされ各種情報を記録する。具体的には、過去に使用されたハンドピース2の固体識別情報等を記録する。
なお、本実施形態では、記録装置22に、過去に使用されたハンドピース2の個体識別情報を記録する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、ハンドピース2の個体識別情報に加え、個体識別情報に対応させて、当該ハンドピース2の使用開始日時や使用時間を記録するようにしてもよい。ここで、ハンドピース2の使用開始日時としては、例えば、バーコードリーダ18がハンドピース2の個体識別情報を検出した日時を用いる。また、ハンドピース2の使用時間としては、バーコードリーダ18がハンドピース2の個体識別情報を検出した時点から、マイクロプロセッサ23が次に電動ポンプ6の電源をオフ状態とする電源制御信号を出力するまでの間の時間を用いる。
マイクロプロセッサ23は、A/D変換回路、D/A変換回路、中央処理装置およびメモリ等で構成した集積回路を備える。そして、マイクロプロセッサ23は、メモリに格納したプログラムに従って、後述する使用判定処理を実行し、バーコードリーダ18が出力する検出信号、および記録装置22に記録されている個体識別情報をもとに演算処理を行い、その処理結果に応じた信号を、電動ポンプ6およびモニタ20に出力する。
また、マイクロプロセッサ23は、マイクロプロセッサ23の電源をオフ状態とする操作が行われた場合、マイクロプロセッサ23の電源をオフ状態とする前に、電動ポンプ6の電源をオフ状態とする電源制御信号を信号線9を介して電動ポンプ6に出力する。
ここで、マイクロプロセッサ23の電源のオフ状態とは、マイクロプロセッサ23に、演算処理を可能とする電力の供給されていない状態(つまり、当該電力の供給が遮断されている状態)をいう。逆に、マイクロプロセッサ23の電源のオン状態とは、マイクロプロセッサ23に、演算処理を可能とする電力が供給されている状態をいう。
そのため、例えば、マイクロプロセッサ23の電源がオフ状態とされ、マイクロプロセッサ23から、電動ポンプ6の電源をオフ状態とする電源制御信号が出力され、電動ポンプ6の電源がオフ状態にあったとする。そのような場合には、マイクロプロセッサ23の電源がオン状態とされ、マイクロプロセッサ23から電動ポンプ6の電源をオン状態とする電源制御信号が出力されるまでは、電動ポンプ6の電源はオフ状態に保持される。
モニタ20は、マイクロプロセッサ23からの信号に応じて各種情報を表示する。具体的には、「過去に使用有り」「過去に使用無し」等というメッセージを表示する。
なお、本実施形態では、電動ポンプ6、コントロールボックス19、およびモニタ20を別の装置とする例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、電動ポンプ6、コントロールボックス19、およびモニタ20を一体の装置としてもよい。
(使用判定処理)
次に、使用判定処理をより詳細に説明する。
図2は、使用判定処理を示すフローチャートである。
この図2の演算処理は、バーコードリーダ18から検出信号が出力されると開始する。
まず、ステップS101では、バーコードリーダ18から出力される検出信号(つまり、固体識別情報)を取得する。
次にステップS102に移行して、前記ステップS101で取得した固体識別情報が記録装置22に記録されているか否かを判定する。そして、取得した固体識別情報が記録装置22に記録されている場合には(Yes)ステップS103に移行する。また、取得した固体識別情報が記録装置22に記録されていない場合には(No)ステップS104に移行する。
前記ステップS103では、「過去に使用有り。」(つまり、警告メッセージ)を表示させる信号をモニタ20に出力した後、この演算処理を終了する。
なお、本実施形態では、警告メッセージをモニタ20に表示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、警告メッセージを音声で伝えるようにしてもよい。
一方、前記ステップS104では、「過去に使用無し。」(つまり、承認メッセージ)を表示させる信号をモニタ20に出力する。
次にステップS105では、前記ステップS101で取得した固体識別情報を記録装置22に記録させる。これにより、記録装置22には、過去に使用したハンドピース2の個体識別情報が記録される。
次にステップS106では、電動ポンプ6の電源をオン状態とする電源制御信号を信号線8を介して電動ポンプ6に出力した後、この演算処理を終了する。
(具体的な動作)
次に、本実施形態の具体的な動作を、図1および2に基づいて説明する。
まず、使用者が、使用するハンドピース2を選択する。そして、図1に示すように、選択したハンドピース2の接続継ぎ手構成部材14を流体供給部1の接続継ぎ手構成部材10に接続する。これにより、ハンドピース2の接続チューブ11と流体供給部1のハンドピース側接続チューブ7とが連通する。これにより、電動ポンプ6が運転を開始したときに、電動ポンプ6から送出される流体を、ハンドピース2で噴射できるようになる。
また、押ボタンスイッチ16の信号線接続端子17に電動ポンプ6の信号線9を接続する。これにより、押ボタンスイッチ16が操作されたときに、押ボタンスイッチ16から出力される運転制御信号を、電動ポンプ6に伝達できるようになる。
次に、使用者が、ハンドピース2に印刷されているバーコード15を、バーコードリーダ18の読み取り口21にかざしたとする。すると、バーコードリーダ18が、バーコード15からハンドピース2の個体識別情報を検出し、検出結果である個体識別情報をマイクロプロセッサ23に出力する。そして、マイクロプロセッサ23が、使用判定処理により、図2に示すように、バーコードリーダ18から出力される検出信号を取得する(ステップS101)。また、マイクロプロセッサ23が、取得した個体識別情報が、記録装置22に記録されているか否かを判定する(ステップS102)。
ここで、選択したハンドピース2が過去に使用されたものであったとする。それゆえ、固体識別情報として、ハンドピース2を表す情報が既に記録装置22に記録されていたとする。すると、マイクロプロセッサ23が、当該固体識別情報が記録装置22に記録されていると判定する(ステップS102、Yes)。そして、マイクロプロセッサ23が、警告メッセージを表示させる信号をモニタ20に出力する(ステップS103)。
そして、モニタ20が、マイクロプロセッサ23から信号を取得すると、「過去に使用有り。」という警告メッセージを表示する。また、電動ポンプ6は、電源がオフ状態に保持されたままとなる。これにより、使用者が、押ボタンスイッチ16を操作しても、電動ポンプ6に運転を開始させることができない。
このように、本実施形態では、バーコードリーダ18が検出した固体識別情報が、記録装置22に記録されている場合に、「過去に使用有り。」という警告メッセージ、つまり、ハンドピース2が過去に使用されていることを表す情報をモニタ20に表示する。そのため、使用者に、新しいハンドピース2に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用されたハンドピース2が再使用されることを抑制できる。
また、バーコードリーダ18が検出した固体識別情報が、記録装置22に記録されている場合に、電動ポンプ6によるハンドピース2への流体の供給が禁止される。そのため、使用者に、新しいハンドピース2に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用されたハンドピース2が再使用されることを抑制することができる。
さらに、バーコードリーダ18がハンドピース2のバーコード15を取得しなければ、ハンドピース2から流体を噴出できない。そのため、使用者に、ハンドピース2のバーコード15をバーコードリーダ18に取得させる動作を促すことができる。
また、本実施形態では、ハンドピース2のバーコード15を読みとり、その読みとり結果をもとに、ハンドピース2が過去に使用されているか否かを判定するようにした。そのため、例えば、ハンドピース2が過去に使用されているか否かを表す情報を記録させる記録素子を持たせる方法と異なり、ハンドピース2にはバーコード15を印刷しておくだけで済み、ハンドピース2を比較的安価に構成できる。
ここで、図1の電動ポンプ6が流体噴射発生手段を構成する。また、図1のバーコード15が識別情報保持手段を構成する。さらに、図1のバーコードリーダ18、マイクロプロセッサ23および図2のステップS101が識別情報取得手段を構成する。また、図1の記録装置22が識別情報記録手段を構成する。さらに、図1のマイクロプロセッサ23および図2のステップS102が記録判定手段を構成する。また、図1のモニタ20、マイクロプロセッサ23および図2のステップS104が使用情報報知手段を構成する。さらに、図1のマイクロプロセッサ23および図2のステップS102、S106が電動ポンプ6を駆動させるための駆動制御手段を構成する。
(応用例1)
図3は、第1実施形態の応用例を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、バーコードリーダ18が固体識別情報を取得すると、使用判定処理を実行し、使用判定処理において、個体識別情報が記録装置22に記録されていると判定した場合に、電動ポンプ6の電源をオン状態とする例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、バーコードリーダ18が固体識別情報を取得した場合には、常に、電動ポンプ6の電源をオン状態としてもよい。具体的には、図3に示すように、ステップS103の処理を行った後、ステップS106に移行させてもよい。
ここで、図4のハンドピース2が流体噴射手段を構成する。また、図1のマイクロプロセッサ23および図3のステップS106が駆動制御手段を構成する。
(応用例2)
また、本実施形態では、電動ポンプ6から供給される流体を、容器側接続チューブ5およびハンドピース側接続チューブ7を介して接続流路管12に直接に供給する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、ハンドピース側接続チューブ7と接続流路管12との間に、ポンプ室の容積を圧電素子により変化させて流体の吐出動作を行うマイクロポンプを挿入してもよい。これにより、マイクロポンプで、流体を脈動波群と休止部との繰り返しで流動し、高速で開口部から噴射することができる。この場合、圧電素子も流体噴射発生手段として扱っても構わない。したがって、圧電素子は、駆動制御手段で制御される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、上記第1実施形態と同様な構成等については、同一の符号を付して説明する。
(構成)
図4は、本実施形態の流体噴射装置の概略を示す構成図である。
本実施形態の基本構成は、上記第1実施形態と同様である。ただし、バーコード15、バーコードリーダ18および記録装置22に代えて、記録IC(Integrated Circuit)24およびその周辺部品を備える。これによって、ハンドピース2の過去の使用に関する情報を、ハンドピース2側に保持させる構成とした点が異なっている。
即ち、把持部13の外面には記録IC24が配される。この記録IC24は、マイクロプロセッサ23の信号線26(後述)を、当該信号線26を介してマイクロプロセッサ23との間で信号を伝達可能に接続できる信号線接続端子25を有する。
記録IC24は、マイクロプロセッサ23からアクセスされ各種情報を記録する。具体的には、ハンドピース2が過去に使用されているか否かを表す使用情報等を記録する。
ここで、使用情報としては、ハンドピース2の使用の有無、ハンドピース2の使用開始日時、およびハンドピース2の使用時間等を利用できる。また、ハンドピース2の使用の有無を利用する際には、ハンドピース2の使用の有無が記録IC24に記録されていない場合に、ハンドピース2が過去に使用されていないものとして取り扱い、ハンドピース2が使用されたことが記録IC24に記録されている場合に、ハンドピース2が過去に使用されていないものとして取り扱う。さらに、ハンドピース2の使用開始日時を利用する際には、ハンドピース2の使用開始日時が記録IC24に記録されていない場合に、ハンドピース2が過去に使用されていないものとして取り扱い、ハンドピース2の使用開始日時がが記録IC24に記録されている場合に、ハンドピース2が過去に使用されていないものとして取り扱う。また、ハンドピース2の使用時間を利用する際には、ハンドピース2の使用時間が記録IC24に記録されていない場合に、ハンドピース2が過去に使用されていないものとして取り扱い、ハンドピース2の使用時間が記録IC24に記録されている場合に、ハンドピース2が過去に使用されていないものとして取り扱う。
また、マイクロプロセッサ23には、記録IC24との間で各種信号を伝達する信号線26が接続されている。そして、マイクロプロセッサ23は、信号線26が信号線接続端子25に接続されると、メモリに格納したプログラムに従って、使用判定処理を実行し、信号線26を介して記録IC24から取得する使用情報をもとに演算処理を行い、その処理結果に応じた信号を、電動ポンプ6およびモニタ20に出力する。
(使用判定処理)
図5は、使用判定処理を示すフローチャートである。
また、使用判定処理は、図5に示すように、図2のステップS101、S102およびS105に代えてステップS201、S202およびS203のそれぞれを有する。
ステップS201では、信号線26を介して、記録IC24から使用情報を取得する。
ステップS202では、前記ステップS201で取得した使用情報が、ハンドピース2が過去に使用されていることを表すものであるか否かを判定する。そして、取得した使用情報が過去に使用されたことを表すものである場合には(Yes)ステップS103に移行する。また、取得した使用情報が過去に使用されたことを表すものでない場合には(No)ステップS104に移行する。
ステップS203では、信号線26を介して、記録IC24に保持されている使用情報を、ハンドピース2が過去に使用されていることを表すものに書き換える。これにより、記録IC24には、ハンドピース2が過去に使用されていることを表すものであるか否かを表すハンドピース情報が記録される。
(具体的な動作)
次に、本実施形態の具体的な動作を、図4および4に基づいて説明する。
まず、使用者が、使用するハンドピース2を選択する。そして、図4に示すように、選択したハンドピース2の接続継ぎ手構成部材14を流体供給部1の接続継ぎ手構成部材10に接続する。これにより、ハンドピース2の接続チューブ11と流体供給部1のハンドピース側接続チューブ7とが連通する。これにより、電動ポンプ6が運転を開始したときに、電動ポンプ6から送出される流体を、ハンドピース2で噴射できるようになる。
また、押ボタンスイッチ16の信号線接続端子17に電動ポンプ6の信号線9を接続する。これにより、押ボタンスイッチ16が操作されたときに、押ボタンスイッチ16から出力される運転制御信号を、電動ポンプ6に伝達できるようになる。
次に、使用者が、マイクロプロセッサ23の信号線26を、記録IC24の信号線接続端子25に接続する。すると、マイクロプロセッサ23が、使用判定処理により、図5に示すように、信号線26を介して、記録IC24から使用情報を取得する(ステップS201)。また、マイクロプロセッサ23が、取得した使用情報が、ハンドピース2が、過去に使用されたことを表すものであるか否かを判定する(ステップS202)。
ここで、選択したハンドピース2が過去に使用されたものであったとする。それゆえ、使用情報として、ハンドピース2が過去に使用されていることを表す情報が記録IC24に記録されていたとする。すると、マイクロプロセッサ23が、当該使用情報について、ハンドピース2が過去に使用されていることを表すものであると判定する(ステップS202、Yes)。そして、マイクロプロセッサ23が、警告メッセージを表示させる信号をモニタ20に出力する(ステップS103)。
そして、モニタ20が、マイクロプロセッサ23から信号を取得すると、「過去に使用有り。」という警告メッセージを表示する。また、電動ポンプ6は、電源がオフ状態に保持されたままとなる。これにより、使用者が、押ボタンスイッチ16を操作しても、電動ポンプ6に運転を開始させることができない。
このように、本実施形態では、記録IC24に記録されている使用情報が、ハンドピース2が過去に使用されていることを表す場合に、「過去に使用有り。」という警告メッセージ、つまり、ハンドピース2が過去に使用されていることを表す情報をモニタ20に表示する。そのため、使用者に、新しいハンドピース2に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用されたハンドピース2が再使用されることを抑制できる。
また、記録IC24に記録されている使用情報が、ハンドピース2が過去に使用されていることを表す情報である場合に、電動ポンプ6による流体の供給が禁止される。そのため、使用者に、新しいハンドピース2に交換することを促すことができる。これにより、過去に使用されたハンドピース2が再使用されることを抑制することができる。
さらに、バーコードリーダ18がハンドピース2のバーコード15を取得しなければ、ハンドピース2から流体を噴出できない。そのため、使用者に、ハンドピース2のバーコード15をバーコードリーダ18に取得させる動作を促すことができる。
また、本実施形態では、ハンドピース2が過去に使用されているか否かを表す使用情報を、ハンドピース2の記録IC24に記録させた。そして、ハンドピース2の記録IC24から使用情報を取得し、その取得情報をもとに、ハンドピース2が過去に使用されているか否かを判定するようにした。そのため、例えば、本実施形態の流体噴射装置が複数ある場合に、それら複数の流体噴射装置のうちの一の流体噴射装置で使用されたハンドピース2に他の流体噴射装置で、ハンドピース2が過去に使用されているか否かの判定を行っても、過去に使用されていることを表す適切な判定結果を得ることができる。
ここで、図4のハンドピース2が流体噴射手段を構成する。さらに、図4の電動ポンプ6が流体噴射発生手段を構成する。また、図4の記録IC24が使用情報保持手段を構成する。さらに、図4のマイクロプロセッサ23および図5のステップS201が使用情報取得手段を構成する。また、図4のマイクロプロセッサ23および図5のステップS202が使用判定手段を構成する。また、図4のモニタ20、マイクロプロセッサ23および図5のステップS104が使用情報報知手段を構成する。さらに、図4のマイクロプロセッサ23および図5のステップS202、S106が電動ポンプ6の駆動を制御する駆動制御手段を構成する。
(応用例)
図6は、第1実施形態の応用例を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、マイクロプロセッサ23が使用情報を取得すると、使用判定処理を実行し、使用判定処理において、使用情報が、ハンドピース2が過去に使用されていることを表すと判定した場合に、電動ポンプ6の電源をオン状態とする例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、バーコードリーダ18が固体識別情報を取得した場合には、常に、電動ポンプ6の電源をオン状態としてもよい。具体的には、図6に示すように、ステップS103の処理を行った後、ステップS106に移行させてもよい。
ここで、図1のマイクロプロセッサ23および図6のステップS106が駆動制御手段を構成する。
第1実施形態の流体噴射装置の概略を示す構成図である。 使用判定処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の応用例を示すフローチャートである。 第2実施形態の流体噴射装置の概略を示す構成図である。 使用判定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の応用例を示すフローチャートである。
符号の説明
1は流体供給部、2はハンドピース(流体噴射手段)、3は使用判定部、6は電動ポンプ(流体噴射発生手段)、7はハンドピース側接続チューブ、15はバーコード(識別情報保持手段)、18はバーコードリーダ(識別情報取得手段)、20はモニタ(使用情報報知手段)、22は記録装置(識別情報記録手段)、23はマイクロプロセッサ(識別情報取得手段、記録判定手段、駆動制御手段、使用情報取得手段、使用判定手段)、24は記録IC24(使用情報保持手段)、ステップS101(識別情報取得手段、使用情報報知手段)、S102(記録判定手段、駆動制御手段)、S104(使用情報報知手段)、S106(駆動制御手段)、S201(使用情報取得手段)、S202(使用判定手段、駆動制御手段)

Claims (12)

  1. 流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、
    前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、
    前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、
    前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記流体噴射手段が過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知手段と、
    を備えたことを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記識別情報取得手段が前記固体識別情報を取得した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記識別情報取得手段が前記固体識別情報を取得していない場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、
    前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段が過去に使用されているか否かを表す使用情報を保持する使用情報保持手段と、
    前記使用情報保持手段から前記使用情報を取得する使用情報取得手段と、
    前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が、前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであるか否かを判定する使用判定手段と、
    前記使用判定手段が、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記流体噴射手段が過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知手段と、
    を備えたことを特徴とする流体噴射装置。
  4. 前記使用情報取得手段が前記使用情報を取得した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記使用情報取得手段が前記使用情報を取得していない場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  5. 流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、
    前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、
    前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、
    前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていないと判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする流体噴射装置。
  6. 流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、
    前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段が過去に使用されているか否かを表す使用情報を保持する使用情報保持手段と、
    前記使用情報保持手段から前記使用情報を取得する使用情報取得手段と、
    前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が、前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであるか否かを判定する使用判定手段と、
    前記使用判定手段が、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が前記流体噴射手段が過去に使用されていないことを表すものであると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記使用判定手段が、前記使用情報取得手段が取得した前記使用情報が前記流体噴射手段が過去に使用されていることを表すものであると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする流体噴射装置。
  7. 流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、
    前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、
    を備えた流体噴射装置の制御方法であって、
    前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップで取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定ステップと、
    前記記録判定ステップで、前記識別情報取得ステップで取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記流体噴射手段が過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知ステップと、
    を有することを特徴とする流体噴射装置の制御方法。
  8. 流体を噴射し、且つ、交換可能な流体噴射手段と、
    前記流体噴射手段から前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記流体噴射手段に対応づけられ、且つ、前記流体噴射手段を特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    を備えた流体噴射装置の制御方法であって、
    前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    過去に使用された前記流体噴射手段の固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、
    前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定ステップと、
    前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていないと判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御ステップと、
    を有することを特徴とする流体噴射装置の制御方法。
  9. 流体を噴射し、且つ、交換可能なハンドピースと、
    前記ハンドピースから前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記ハンドピースに対応づけられ、且つ、前記ハンドピースを特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    過去に使用された前記ハンドピースの固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、
    前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、
    前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、当該固体識別情報が特定する前記ハンドピースが過去に使用されていることを使用者に報知する使用情報報知手段と、
    を備えたことを特徴とする手術装置。
  10. 流体を噴射し、且つ、交換可能なハンドピースと、
    前記ハンドピースから前記流体を噴射させる流体噴射発生手段と、
    前記ハンドピースに対応づけられ、且つ、前記ハンドピースを特定する固体識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記識別情報保持手段から前記固体識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    過去に使用された前記ハンドピースの固体識別情報を記録する識別情報記録手段と、
    前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が、前記使用記録手段に記録されているか否かを判定する記録判定手段と、
    前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていないと判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を許可し、且つ、前記記録判定手段が、前記識別情報取得手段が取得した前記固体識別情報が前記使用記録手段に記録されていると判定した場合には、前記流体噴射発生手段の駆動を禁止する駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする手術装置。
  11. 流体噴射発生手段により流体を噴射するハンドピースであって、
    他の装置によって取得され、自ハンドピースが過去に使用されているか否かを当該他の装置に報知させる情報を保持する情報保持手段を有すること
    を特徴とするハンドピース。
  12. 流体噴射発生手段により流体を噴射するハンドピースであって、
    他の装置によって取得され、前記流体噴射発生手段の駆動の許可および禁止を当該他の装置に制御させる契機となる情報を保持する情報保持手段を有すること
    を特徴とするハンドピース。
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