JP2010079104A - 網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニット - Google Patents

網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2010079104A
JP2010079104A JP2008249286A JP2008249286A JP2010079104A JP 2010079104 A JP2010079104 A JP 2010079104A JP 2008249286 A JP2008249286 A JP 2008249286A JP 2008249286 A JP2008249286 A JP 2008249286A JP 2010079104 A JP2010079104 A JP 2010079104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
unit
light source
mode
source unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008249286A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Tanaka
貢 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2008249286A priority Critical patent/JP2010079104A/ja
Publication of JP2010079104A publication Critical patent/JP2010079104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】出射するレーザー光を画像形成に使用可能であり、かつ、他の用途にも光源として使用可能な網膜走査型画像表示装置、及び、同網膜走査型画像表示装置の光源ユニットを提供する。
【解決手段】本発明に係る網膜走査型画像表示装置では、画像情報に基づいた画像光を出射部から出射する光源ユニットと、前記光源ユニットに取り外し自在に接続され、前記光源ユニットから入射した前記画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットと、を備える網膜走査型画像表示装置において、前記光源ユニットは、前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することとした。
【選択図】図7

Description

本発明は、使用者の網膜に画像光を走査して、使用者に画像を認識させるための網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニットに関する。
近年、使用者の頭部に装着されるタイプの画像表示装置、いわゆるヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display:HMD)が広く知られている。ヘッドマウントディスプレイは、例えばバーチャルリアリティや個人用シアターとして、既に製品化がなされている。将来的には、その携帯性故に、例えばウェアラブルコンピュータなどの分野においての利用が期待されている。
中でも、網膜走査型の画像表示装置(RSD: Retinal Scanning Display)は、一般に、画像光を生成する光源ユニットと、使用者の頭部に装着し、眼前に接眼光学系を配置する頭部装着ユニットと、前記両者を接続して画像光を伝送する光ファイバケーブルとで構成され、光源ユニットに供給された映像信号に基づいて、複数波長(例えば、赤、緑、青の3波長)のレーザー光を合波することにより画像光を生成し、光ファイバケーブルを介して頭部装着ユニットへ画像光を送給し、この画像光を走査しながら使用者の眼球に入射させることで画像を認識させるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−197206号公報
しかしながら、上記従来の網膜走査型の画像表示装置では、光源ユニットから出射するレーザー光は、使用者に画像を認識させるための画像光としてのみ使用されるものであり、レーザー光の用途が限定されている。
それゆえ、出射されるレーザー光を結像以外の他の用途にも使用できる網膜走査型画像表示装置や、同網膜走査型画像表示装置の光源ユニットが求められていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、出射するレーザー光を画像形成に使用可能であり、かつ、他の用途にも光源として使用可能な網膜走査型画像表示装置、及び、同網膜走査型画像表示装置の光源ユニットを提供する。
上記従来の課題を解決するために、請求項1に記載の網膜走査型画像表示装置では、画像情報に基づいた画像光を出射部から出射する光源ユニットと、前記光源ユニットに取り外し自在に接続され、前記光源ユニットから入射した前記画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットと、を備える網膜走査型画像表示装置において、前記光源ユニットは、前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することとした。
また、請求項2に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、前記非画像光として連続光を出射することとした。
また、請求項3に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、前記非画像光として出射する光の色調、強度及び出射パターンのうち、少なくとも1つを制御する光出力制御手段を備えることとした。
また、請求項4に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、操作部を備え、前記第2モードのときに前記操作部が操作されたときに前記出射部から非画像光を出射することとした。
また、請求項5に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットの前記モード切替手段は、前記頭部装着ユニットとの接続状態を検知し、前記頭部装着ユニットが接続された状態から取り外された状態となったときに前記第1モードから前記第2モードに切替え、前記頭部装着ユニットが取り外された状態から接続された状態となったときに前記第2モードから前記第1モードに切替えることとした。
また、請求項6に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、前記出射部から光の出射中に、前記頭部装着ユニットが接続された状態から取り外された状態となったとき、前記出射部からの光の出射を停止することとした。
また、請求項7に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットの出射部に着脱自在に取り付けられ、前記出射部から出射される光の光路上に光学素子を配設したキャップ部材を有することとした。
また、請求項8に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光学素子は、コリメート光を生成する光学素子であることとした。
また、請求項9に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光学素子は、回折パターンを生成する光学素子であることとした。
また、請求項10に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記頭部装着ユニットと前記光源ユニットとを接続し、前記光源ユニットから出射される画像光を前記頭部装着ユニットへ伝送する光ファイバケーブル部を備えており、前記光ファイバケーブル部は、前記光源ユニットと接続するための接続部を着脱自在とした。
また、請求項11に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記頭部装着ユニットと前記光源ユニットとを接続し、前記光源ユニットから出射される画像光を前記頭部装着ユニットへ伝送する光ファイバケーブル部を備えており、前記光ファイバケーブル部は、前記頭部装着ユニットと接続するための接続部を着脱自在とした。
また、請求項12に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光ファイバケーブル部は、前記接続部に前記画像光をコリメートするコリメートレンズを備えることとした。
また、請求項13に記載の光源ユニットでは、画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットへ取り外し自在に接続される光源ユニットにおいて、前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することとした。
請求項1に記載の網膜走査型画像表示装置では、画像情報に基づいた画像光を出射部から出射する光源ユニットと、前記光源ユニットに取り外し自在に接続され、前記光源ユニットから入射した前記画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットと、を備える網膜走査型画像表示装置において、前記光源ユニットは、前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することとしたため、出射するレーザー光を画像形成に使用可能であり、かつ、他の用途にも光源として使用可能な網膜走査型画像表示装置を提供することができる。
また、請求項2に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、前記非画像光として連続光を出射することとしたため、非画像光を対象物に対して連続的に照射することができる。
また、請求項3に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、前記非画像光として出射する光の色調、強度及び出射パターンのうち、少なくとも1つを制御する光出力制御手段を備えることとしたため、様々な色や出射パターンの非画像光を対象物に対して照射することができる。
また、請求項4に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、操作部を備え、前記第2モードのときに前記操作部が操作されたときに前記出射部から非画像光を出射することとしたため、使用者にとって予期せず非画像光が出射されるのを防止することができる。
また、請求項5に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットの前記モード切替手段は、前記頭部装着ユニットとの接続状態を検知し、前記頭部装着ユニットが接続された状態から取り外された状態となったときに前記第1モードから前記第2モードに切替え、前記頭部装着ユニットが取り外された状態から接続された状態となったときに前記第2モードから前記第1モードに切替えることとしたため、画像光を出力して使用者に画像を認識させたい場合と、非画像光を出力して他の用途に使用したい場合とで、モードの切替を容易に行うことができる。
また、請求項6に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットは、前記出射部から光の出射中に、前記頭部装着ユニットが接続された状態から取り外された状態となったとき、前記出射部からの光の出射を停止することとしたため、使用者が画像光や非画像光を直視してしまうことを防止することができる。
また、請求項7に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光源ユニットの出射部に着脱自在に取り付けられ、前記出射部から出射される光の光路上に光学素子を配設したキャップ部材を有することとしたため、出射部の損傷や、出射部への埃の付着を防止することができ、しかも、光学素子の性質に応じた非画像光を出射させることができる。
また、請求項8に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光学素子は、コリメート光を生成する光学素子であることとしたため、使用者は、コリメートされた非画像光を所望の用途に使用することができる。
また、請求項9に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光学素子は、回折パターンを生成する光学素子であることとしたため、使用者は、回折した非画像光を所望の用途に使用することができる。
また、請求項10に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記頭部装着ユニットと前記光源ユニットとを接続し、前記光源ユニットから出射される画像光を前記頭部装着ユニットへ伝送する光ファイバケーブル部を備えており、前記光ファイバケーブル部は、前記光源ユニットと接続するための接続部を着脱自在に構成したため、光ファイバケーブル部を伴うことなく、光源ユニットから非画像光を出射することができる。
また、請求項11に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記頭部装着ユニットと前記光源ユニットとを接続し、前記光源ユニットから出射される画像光を前記頭部装着ユニットへ伝送する光ファイバケーブル部を備えており、前記光ファイバケーブル部は、前記頭部装着ユニットと接続するための接続部を着脱自在にしたため、光源ユニットから出射した非画像光を、光ファイバケーブル部の先端から出射させることができる。
また、請求項12に記載の網膜走査型画像表示装置では、前記光ファイバケーブル部は、前記接続部に前記画像光をコリメートするコリメートレンズを備えたため、光ファイバケーブル部の先端からコリメートされた非画像光を出射させることができる。
さらに、請求項13に記載の光源ユニットでは、画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットへ取り外し自在に接続される光源ユニットにおいて、前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することとしたため、出射するレーザー光を画像形成に使用可能であり、かつ、他の用途にも光源として使用可能な光源ユニットを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
[1.網膜走査型画像表示装置の全体構成]
図1は、本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置Aの全体的な構成を示した説明図である。
図1に示すように、網膜走査型画像表示装置Aは、画像情報に基づいた画像光を出射する光源ユニット1と、使用者の頭部に装着する頭部装着ユニット2と、光源ユニット1から出射された画像光を頭部装着ユニット2へ伝送する光ファイバケーブル部3とを備えている。
光源ユニット1と光ファイバケーブル部3とは、光源ユニット1の上部に配設した光出射ジャック4を、光ファイバケーブル部3の一端側に設けた光源側プラグ16に取り付けることで電気的及び光学的に接続される。
また、頭部装着ユニット2と光ファイバケーブル部3とは、頭部装着ユニット2に設けた画像形成部18に配設した受光ジャック19を、光ファイバケーブル部3の他端側に設けた画像形成部側プラグ17に取り付けることで電気的及び光学的に接続される。
そして、網膜走査型画像表示装置Aは、図2に示すように使用者が頭部装着ユニット2を眼鏡をかけるように装着し、光源ユニット1を動作させることにより、ヘッドマウントディスプレイとして機能することとなり、使用者に画像を認識させることができるよう構成している。
ところで、本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置Aは、このようなヘッドマウントディスプレイとしての用途以外の用途にも使用可能とすべく、光源ユニット1には、光出射ジャック4から画像光を出射する第1のモードと、光出射ジャック4から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段が備えられている。
モード切替手段は、図1に示すように、光源ユニット1の内部に備えられた制御部40による処理で実現されるものであり、光源ユニット1のモードを切り替える機能を有するものである。
ここで、ヘッドマウントディスプレイ以外の用途とは、例えば、懐中電灯としての使用や、レーザーポインタとしての使用や、インテリア照明としての使用を挙げることができる。
また、画像光とは、使用者に像を認識させるために光源ユニット1から出射される画像情報に基づいた光である。すなわち、図2を用いて説明したように、ヘッドマウントディスプレイとして使用する際に出射される光である。
また、第1のモードとは、頭部装着ユニット2により使用者に画像を認識させるために光源ユニット1から画像光を出射するモードであり、換言すれば、光源ユニット1をヘッドマウントディスプレイの光源として使用するためのモードである。
一方、第2のモードとは、頭部装着ユニット2を接続しない状態で、光源ユニット1から非画像光を出射させ、ヘッドマウントディスプレイの光源以外の用途に使用するためのモードである。ここで、非画像光とは、使用者の網膜以外の任意の対象物に照射する目的で光源ユニットから出射される光である。
本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置Aの光源ユニット1は、上述したモード変更手段を備えて第2モードに設定可能としているため、ヘッドマウントディスプレイとしての用途だけでなく、例えば、懐中電灯やレーザーポインタやインテリア照明などとして使用することができる。
この光源ユニット1の表面には、操作部としての操作入力部5が形成されており、この操作入力部5には、前述のモード切替手段によるモード切替の契機となるモード切替スイッチ6が配設されている。
モード切替スイッチ6は、左右に切替可能なスライドスイッチとしており、図面上でつまみ部10を左右に移動させることで、モード切替手段により光源ユニット1を第1モードまたは第2モードに設定することができる。
また、操作入力部5には、第2モードのときに光出射ジャック4から非画像光を出射させるための非画像光出射ボタン7が備えられている。
非画像光出射ボタン7は、押下時にON動作し、自由状態ではOFF動作するプッシュスイッチとしており、光源ユニット1が第2モードに設定された状態で押下することにより、光出射ジャック4から非画像光を出射させることができるものである。
具体的には、前述のモード切替スイッチ6により光源ユニット1が第2モードとなった時や、後に詳述するが、光源ユニット1の光出射ジャック4から画像光が出射されている第1モード状態の最中に、光源ユニット1から頭部装着ユニット2が接続された状態から取り外された状態となって第2モードとなった時に、この非画像光出射ボタン7を押下することで、光出射ジャック4から非画像光が出射させることができる。
特に、光源ユニット1から頭部装着ユニット2を取り外した状態で、光出射ジャック4から非画像光を出射させた場合、光源ユニット1は、懐中電灯として使用するのに好適である。
また、本実施形態では、非画像光出射ボタン7を押下した際に、非画像光として少なくとも連続光を出射することとしている。
このような構成とすることにより、対象物に連続的に非画像光を照射することができる。
また、光源ユニット1は、非画像光として出射する光の色調、強度及び出射パターンのうち、少なくとも1つを制御する光出力制御手段を備えている。
この光出力制御手段は、前述のモード切替手段と同様に、光源ユニット1の内部に備えられた制御部40による処理で実現されるものである。
この光出力制御手段は、操作入力部5に設けられた、色調変更ボタン8や出射パターン変更ボタン9や出射強度変更ボタン21の操作によって光の色調や出射パターンや出射強度を制御する。
色調変更ボタン8は、非画像光出射ボタン7と同様に、押下時にON動作し、自由状態ではOFF動作するプッシュスイッチであり、押下することで、光出力制御手段により光の色調を変更する契機となるボタンである。
なお、本実施形態での光出力制御手段は、第2モードの際に色調変更ボタン8を1回押下する毎に、白色→赤色→橙色→黄色→緑色→青色→藍色→紫色の順で色調を変更することとしており、紫色の時点で再度色調変更ボタン8を押下することにより、再び白色に戻るように制御する。
出射パターン変更ボタン9もまた、非画像光出射ボタン7と同様に、押下時にON動作し、自由状態ではOFF動作するプッシュスイッチであり、押下することで、光出力制御手段により光の出射パターンを変更する契機となるボタンである。
出射強度変更ボタン21もまた、非画像光出射ボタン7と同様に、押下時にON動作し、自由状態ではOFF動作するプッシュスイッチであり、押下することで、光出力制御手段により光の強度を変更する契機となるボタンである。
なお、本実施形態では、非画像光の出射強度は、弱光が初期値として設定されており、第2モードにおいて出射強度変更ボタン21を1回押下する毎に、弱光→中光→強光の順で強度を変更することとしており、強光の時点で再度出射強度変更ボタン21を押下することにより、再び弱光に戻るように制御する。すなわち、出射する光の強度を、出射強度変更ボタン21を押下するたびに漸次増強させ、予め設定している所定の最大強度の状態で再度出射強度変更ボタン21が押下すると、再び所定の最小強度の状態で非画像光を出射することとしている。
ここで、所定の最大強度は、出射された非画像光が瞳孔内に入射された場合であっても、視覚機能に障害を与えない程度の強度とすると良い。また、所定の最小強度は、非画像光を対象物に照射した際に、使用者が視覚的に認識可能な程度の強度であれば良い。
このように、光出力制御手段を備えることで、様々な色や出射パターンや強度の非画像光を対象物に対して照射することができる。特に、出射強度の変更においては、出射する非画像光の最大強度を予め視覚機能に障害を与えない程度の強度に設定しているため、使用者によって視覚に障害を与える程の非画像光が出射されてしまうおそれがなく、安全である。
また、光源ユニット1のモード切替手段は、頭部装着ユニット2と光ファイバケーブル部3との接続状態を検知するよう構成している。
そして、頭部装着ユニット2が光ファイバケーブル部3と接続された状態から取り外された状態となったときに第1モードから第2モードに強制的に切替える。また、その後、頭部装着ユニット2が取り外された状態から接続された状態となったときに第2モードから第1モードに切替える。すなわち、モード切替スイッチ6により第1モードに設定されているときでも、頭部装着ユニット2が光ファイバケーブル部3から取り外されると第2モードへ移行し、その後、頭部装着ユニット2が光ファイバケーブル部3に接続されると第1モードへ移行する。
このような構成とすることにより、網膜走査型画像表示装置Aをヘッドマウントディスプレイとして使用している状態であっても、頭部装着ユニット2を取り外すというシンプルな操作で、光源ユニット1を第1モードから第2モードへ容易に変更させることができる。
例えば、光源ユニット1を、懐中電灯やレーザーポインタやインテリア照明等として使用している状態で、頭部装着ユニット2が光源ユニット1に接続された状態とするだけで、光源ユニット1を第2モードから第1モードへ容易に変更させることができる。
なお、モード切替スイッチ6を設けずに、モード切替手段によって、頭部装着ユニット2と光ファイバケーブル部3との接続状態に応じたモード切替えを行うようにしてもよい。すなわち、頭部装着ユニット2が光ファイバケーブル部3に接続されるときには第1モードにし、頭部装着ユニット2が光ファイバケーブル部3から取り外された状態では第2モードにするようにしてもよい。
また、光源ユニット1は、光出射ジャック4から光の出射中に、頭部装着ユニット2が接続された状態から取り外された状態となったとき、光出射ジャック4からの光の出射を停止するようにしている。
これは、光源ユニット1から頭部装着ユニット2を取り外した際に、使用者が光源ユニット1から出射され続ける画像光を直視してしまうのを防ぐためである。
かかる構成とすることにより、使用者が画像光や非画像光を直視してしまうことを防止することができる。
また、光源ユニット1には、図1に示すように、光源ユニット1の光出射ジャック4に着脱自在に取り付けられ、光出射ジャック4から出射される光の光路上に光学素子15を配設したキャップ部材11を備えている。
具体的には、キャップ部材11は、光出射ジャック4に装着した状態における光路上に光学素子15を配設したキャップ本体12と、 光源ユニット1の側面部に形成された係止部14にキャップ本体12を連結するための紐部13とを備えている。
このキャップ部材11は、光源側プラグ16を光出射ジャック4から取り外した際に、光出射ジャック4に埃や塵が付着するのを防止したり、傷が付くのを防止する保護機能を有している。
しかも、このキャップ部材11は、光ファイバケーブル部3を取り外した状態の光出射ジャック4に装着し、非画像光出射ボタン7を押下することにより、光出射ジャック4から出射される非画像光を光学素子15により光学的に変換する機能を有している。
ここで、キャップ本体12に配設する光学素子15は、特に限定されるものではないが、例えば、コリメート光を生成する光学素子や、回折パターンを生成する光学素子とすることができる。
例えば、光学素子15をコリメート光を生成するコリメートレンズとした場合、第2モードの際に、このキャップ本体12を光出射ジャック4に装着した状態で、非画像光出射ボタン7を押下することにより、図4に示すように、コリメートされた非画像光を出射することができる。
特にこのような非画像光は、光源ユニット1をレーザーポインタとして使用する場合に好適である。
また、例えば、光学素子15を回折パターンを生成する回折格子とした場合、第2モードの際に、このキャップ本体12を光出射ジャック4に装着した状態で、非画像光出射ボタン7を押下することにより、対象物に回折パターンを投射することができる。
特にこのような非画像光は、光源ユニット1をインテリア照明として使用する場合に好適である。
ところで、光ファイバケーブル部3は、前述したように光源ユニット1と接続するための接続部を着脱自在にしている。
具体的には、図3(a)に示すように、光出射ジャック4と光源側プラグ16との間で着脱自在としている。
したがって、光出射ジャック4から光源側プラグ16を抜くことにより、光源ユニット1から頭部装着ユニット2を取り外して光源ユニット1を第2モードの状態とすることができ、光出射ジャック4から直接非画像光を出射させることができる。
また、光ファイバケーブル部3は、前述したように頭部装着ユニット2と接続するための接続部についても着脱自在としている。
具体的には、図3(b)に示すように、受光ジャック19と画像形成部側プラグ17との間で着脱自在としている。
したがって、受光ジャック19から画像形成部側プラグ17を抜くことにより、光源ユニット1から頭部装着ユニット2を取り外して光源ユニット1を第2モードの状態とすることができ、光源ユニット1で生成された非画像光を、光ファイバケーブル部3を介して出射させることができる。
なお、この際、光ファイバケーブル部3は、接続部を構成する画像形成部側プラグ17に光をコリメートするコリメートレンズを備えるようにしても良い。
これにより、光ファイバケーブル部3の受光ジャック19から出射される非画像光をコリメート光とすることができる。
このような光ファイバケーブル部3を接続した光源ユニット1は、可撓ケーブルの先端から光を出射するレーザーポインタとして用いることができる。
頭部装着ユニット2は、略眼鏡形状とした支持部材20と、使用者に認識させるための画像を形成する画像形成部18とを備えている。なお、画像形成部18は、回動機構により、支持部材20に回動自在に保持されており、画像形成部18を支持部材20に対して使用者が所望する角度に設定可能としている。
また、画像形成部18の基部28近傍には、受光ジャック19が配設されており、同受光ジャック19には光源ユニット1にて生成された画像光を伝送するための光ファイバケーブル部3の画像形成部側プラグ17が接続され、画像形成部18内部にて走査するための画像光を受光可能としている。
また、画像形成部18には、画像形成部18内で走査された画像光を反射させて、使用者の左眼球へ入射させるハーフミラー30が配設されている。
[2.網膜走査型画像表示装置の電気的及び光学的な構成]
次に、網膜走査型画像表示装置Aの電気的及び光学的な構成について図5を用いながら説明する。
網膜走査型画像表示装置Aには、前述のように、非画像光を生成したり、外部から供給される映像信号を処理して画像光を生成するための光源ユニット1が設けられている。以下では、まず、図5を用いて第1モードにおける画像光を生成する仕組みについて説明し、次いで、図5〜図11を用いながらモードの切り替えや、第2モードにおける非画像光を生成する仕組みについて説明する。
光を出射する光源ユニット1には、光源ユニット1全体を制御する制御部40と、外部からの画像情報が入力され、それに基づいて映像を合成するための要素となる各信号を発生する映像信号供給回路44とが設けられている。
制御部40は、CPU41と、ROM42と、RAM43とを備えており、ROM42、RAM43は、それぞれCPU41に接続されている。
ROM42には、後述するフローをCPU41により実行し、光源ユニット1の動作を制御するためのプログラムや、前述の色調変更ボタン8により選択される色調を、映像信号供給回路44に指示するための色調信号や、出射パターン変更ボタン9により選択される出射パターンにて映像信号供給回路44に非画像光を出射させるための出射パターン信号や、出射強度変更ボタン21により選択される強度を、映像信号供給回路44に指示するための出射強度信号などが記憶されている。
色調信号は、後述する色調フラグの値に対応づけされた信号であり、CPU41がこの色調信号を映像信号供給回路44へ送信することにより、映像信号供給回路44は、後述のRレーザー50やGレーザー51やBレーザー52から出力されるレーザーの光量の調整を行って白色、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色等の各色を再現する。
出射パターン信号は、後述する出射パターンフラグの値に対応づけされた信号であり、CPU41がこの出射パターン信号を映像信号供給回路44へ送信することにより、映像信号供給回路44は、後述のRレーザー50やGレーザー51やBレーザー52から出力されるレーザーの出射タイミングや光量の調整を行って選択された出射パターンを再現する。
ここで、本実施形態では、図6に示すように、4種類の出射パターンから選択することができるようにしている。なお、図6は、非画像光の出射強度の経時変化を示した図であり、縦軸は、非画像光の出射強度、横軸は時間である。また、時間軸の下部に記載しているON、OFFは、非画像光出射ボタン7のON動作、OFF動作を示している。
図6(a)に記載の出射パターンでは、非画像光出射ボタン7が押下(ON動作)されることで、一定の強度で非画像光を出射し、非画像光出射ボタン7がOFF動作されるまで、その強度を維持し続ける。
この図6(a)のような出射パターンは、第2モードにおいて、光源ユニット1をレーザーポインタや懐中電灯として使用する場合に好適である。
図6(b)に記載の出射パターンでは、非画像光出射ボタン7が押下(ON動作)されることで、所定の強度で時間T1だけ出射し、次いで時間T2だけ出射を停止する動作を非画像光出射ボタン7がOFF動作されるまで繰り返す。この図6(b)の出射パターンでは、非画像光は使用者から見て所定間隔で点滅して見えることとなる。
この図6(b)のような出射パターンは、第2モードにおいて、光源ユニット1をレーザーポインタやインテリア照明として使用する場合に好適である。
図6(c)に記載の出射パターンでは、非画像光出射ボタン7が押下(ON動作)されることで、所定強度から時間T3をかけて徐々に減衰する三角波状の動作を非画像光出射ボタン7がOFF動作されるまで繰り返す。この図6(c)の出射パターンでは、非画像光は使用者から見て、明るい光が徐々に減衰して消滅した時点で再び急激に明るい光に変化するパターンを観察することとなる。
図6(d)に記載の出射パターンでは、非画像光出射ボタン7が押下(ON動作)されることで、時間T4をかけて非発光状態から徐々に明るくなり、その後暗くなるという動作を非画像光出射ボタン7がOFF動作されるまで繰り返す。この図6(d)の出射パターンでは、非画像光は使用者から見て、暗い光が徐々に明るくなり、最も明るくなった時点から徐々に光りが減衰して消滅するパターンを観察することとなる。
この図6(c)及び図6(d)のような出射パターンは、第2モードにおいて、光源ユニット1をインテリア照明として使用する場合に好適である。
なお、本実施形態では、第2モードの際に出射パターン変更ボタン9を1回押下する毎に、パターン(a)→パターン(b)→パターン(c)→パターン(d)の順で画像光の出射パターンを変更することができ、パターン(d)の時点で再度出射パターン変更ボタン9を押下することにより、再びパターン(a)に戻るようにしている。
出射強度信号は、後述する出射強度フラグの値に対応づけされた信号であり、CPU41がこの出射強度信号を映像信号供給回路44へ送信することにより、映像信号供給回路44は、後述のRレーザー50やGレーザー51やBレーザー52から出力されるレーザーの強度の調整を行って弱光→中光→強光の順でそれぞれの光強度を再現する。すなわち、弱光は前述の最小強度に該当し、強光は前述の最大強度に該当することとなる。
再び図5の説明に戻ると、制御部40は、ROM42に格納されたプログラムを実行することにより、光出射ジャック4から画像光を出射する第1のモードと、光出射ジャック4から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段として機能する。
また、制御部40は、ROM42に格納されたプログラムを実行し、RAM43に格納された色調フラグや出射パターンフラグの値に基づいて、色調信号や出射パターン信号や出射強度信号を映像信号供給回路44へ送信することで、光出射ジャック4から出射する非画像光の色調や出射パターンや出射強度を制御する光出力制御手段として機能する。
RAM43は、CPU41の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。記憶されるフラグの例としては、色調変更ボタン8を押下して選択された色調を示す色調フラグや、出射パターン変更ボタン9を押下して選択された出射パターンを示す出射パターンフラグや、出射強度変更ボタン21を押下して選択された出射強度を示す出射強度フラグがある。
なお、色調フラグは、選択された色調である白色、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色に対応してそれぞれ1、2、3、4、5、6、7、8の値をとり、出射パターンフラグは、図6に示す(a)、(b)、(c)、(d)のパターンに対応して、1、2、3、4の値をとり、出射強度フラグは、弱光、中光、強光に対応してそれぞれ1、2、3の値をとる。
また、制御部40には、前述のモード切替スイッチ6、非画像光出射ボタン7、色調変更ボタン8、出射パターン変更ボタン9を備える操作入力部5が接続されており、それぞれのボタンやスイッチの情報が入力されるよう構成している。この操作入力部5には、図示しない再生ボタンが配設されており、このボタンを操作することにより、CPU41へ再生命令が送信されて、使用者は、外部から光源ユニット1へ供給される画像情報に基づいて生成された画像を再生することができる。
また、制御部40には、光出射ジャック4の光源側プラグ16との当接面に配設した光出射ジャックスイッチ45と、画像形成部側プラグ17の受光ジャック19との当接面に配設した画像形成部側プラグスイッチ46とが接続されており、光源側プラグ16の光出射ジャック4への着脱や、画像形成部側プラグ17の受光ジャック19への着脱を検知可能としている。
すなわち、頭部装着ユニット2が接続された状態から取り外された状態となる動作や、頭部装着ユニット2が取り外された状態から接続された状態となる動作を制御部に伝達し、光源ユニット1や光ファイバケーブル部3に対する頭部装着ユニット2の接続状態を制御部40に検知させることができるように構成している。
なお、光出射ジャックスイッチ45は、光出射ジャック4にキャップ本体12が装着されても、押下されないよう構成している。
制御部40には、前述の映像信号供給回路44が接続されており、この映像信号供給回路44から映像信号47R,47G,47B、水平同期信号48、及び、垂直同期信号49が出力される。
また、光源ユニット1には、映像信号供給回路44から映像信号47R,47G,47Bとして伝達される赤(R),緑(G),青(B)の各映像信号をもとにそれぞれ強度変調されたレーザー光を出射するように、Rレーザー50,Gレーザー51,Bレーザー52を、それぞれ駆動するためのRレーザードライバ53,Gレーザードライバ54,Bレーザードライバ55が設けられている。
さらに、各レーザーより出射されたレーザー光を平行光にコリメートするように設けられたコリメート光学系56と、それぞれコリメートされたレーザー光を合波するダイクロイックミラー57と、合波されたレーザー光からなる画像光を光ファイバケーブル部3に導く結合光学系58とが設けられている。
尚、Rレーザー50,Gレーザー51,Bレーザー52として、レーザーダイオード等の半導体レーザーや固体レーザーを利用してもよい。
また、網膜走査型画像表示装置Aには、光源ユニット1から伝搬された画像光を水平走査系60に導くコリメート光学系61と、コリメートされた画像光を、光走査素子62を利用して水平方向に走査する水平走査系60と、水平走査系60によって走査された画像光を垂直走査系63に導く第1リレー光学系64と、水平走査系60に走査され、第1リレー光学系64を介して入射された画像光を、ガルバノミラー65を利用して垂直方向に走査する垂直走査系63と、垂直走査系63に走査された画像光を使用者の瞳孔66に入射するように第2リレー光学系31と、が設けられている。
尚、具体的な一例としては、水平走査系60は、表示すべき画像の1走査線ごとに、画像光を水平方向に水平走査させる光学系である。また、水平走査系60は、画像光を水平方向に走査する光走査素子62と、その光走査素子62の駆動制御を行う水平走査制御回路67とを備えている。
これに対し、垂直走査系63は、表示すべき画像の1フレームごとに、画像光を最初の走査線から最後の走査線に向かって垂直に垂直走査する光学系である。また、垂直走査系63は、垂直走査するガルバノミラー65と、そのガルバノミラー65の駆動制御を行う垂直走査制御回路68とを備えている。
水平走査系60は、垂直走査系63より高速にすなわち高周波数で画像光を走査するように設計されている。また、水平走査系60,垂直走査系63は、図3に示すように、各々映像信号供給回路44に接続され、映像信号供給回路44より出力される水平同期信号48,垂直同期信号49にそれぞれ同期して画像光を走査するように構成されている。
なお、本実施形態においては、水平走査系60に光走査素子62を用い、垂直走査系63にガルバノミラー65を用いることで水平方向及び垂直方向に画像光を走査するように説明したが、画像光を走査するようにその反射面が揺動(回転)させられるものであれば、圧電駆動、電磁駆動、静電駆動等いずれの駆動方式によるものであってもよいことは言うまでもない。
[3.網膜走査型画像表示装置の処理フロー]
次に、網膜走査型画像表示装置Aの処理について、第1モードと第2モードの切り換えを中心に、図7〜図11を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置Aのメイン処理を示したフローであり、図8は第1モード処理を示したフローであり、図9は第2モード処理を示したフローであり、図10は第2モード処理にて実行される色調変更処理を示したフローであり、図11は第2モード処理にて実行される出射パターン変更処理を示したフローである。
まずは、図7を用いてメインフローについて説明する。網膜走査型画像表示装置Aの制御部40のCPU41は、まず、RAMアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行する(ステップS10)。また、この際、RAM43にモードフラグ、色調フラグ、出射パターンフラグを設定し、モードフラグの値を現在のモード切替スイッチ6の選択位置に応じて第1モードであれば「1:第1モード」、第2モードであれば「2:第2モード」とする。また色調フラグの値を「1:白」とし、出射パターンフラグの値を「1:パターン(a)」とし、出射強度フラグの値を「1:弱光」とする。
次いで、CPU41は、モード切替スイッチ6が第2モードであるか否かについて判断を行う(ステップS11)。
ここでCPU41が、モード切替スイッチ6が第2モードに設定されていると判断した場合(ステップS11:Yes)には、処理をステップS15へ移す。
一方、CPU41が、モード切替スイッチ6が第2モードに設定されていないと判断した場合(ステップS11:No)には、処理をステップS12へ移す。
ステップS12にてCPU41は、光出射ジャックスイッチ45がOFFであるか否か、すなわち、光出射ジャック4と光源側プラグ16との間で頭部装着ユニット2が光源ユニット1に対して取り外された状態にあるか否かについて判断を行う。
ここでCPU41が、光出射ジャックスイッチ45がOFFであると判断、すなわち、光出射ジャック4と光源側プラグ16との間で頭部装着ユニット2が光源ユニット1に対して取り外された状態にあると判断した場合(ステップS12:Yes)には、処理をステップS15へ移す。
一方、CPU41が、光出射ジャックスイッチ45がOFFではないと判断、すなわち、光出射ジャック4と光源側プラグ16との間で頭部装着ユニット2が光源ユニット1に対して接続された状態にあると判断した場合(ステップS12:No)には、処理をステップS13へ移す。
ステップS13にてCPU41は、画像形成部側プラグスイッチ46がOFFであるか否か、すなわち、受光ジャック19と画像形成部側プラグ17との間で、頭部装着ユニットが光源ユニット1に対して取り外された状態にあるか否かについて判断を行う。
ここでCPU41が、画像形成部側プラグスイッチ46がOFFであると判断、すなわち、受光ジャック19と画像形成部側プラグ17との間で、頭部装着ユニットが光源ユニット1に対して取り外された状態であると判断した場合(ステップS13:Yes)には、処理をステップS15へ移す。
一方、CPU41が、画像形成部側プラグスイッチ46がOFFではないと判断、すなわち、受光ジャック19と画像形成部側プラグ17との間で、頭部装着ユニットが光源ユニット1に対して接続された状態であると判断した場合(ステップS13:No)には、処理をステップS14へ移す。
このように、上述したステップS11〜ステップS13は、CPU41により実行されることで、光出射ジャック4から画像光を出射する第1モードと、光出射ジャック4から非画像光を出射する第2モードと、を切り替えるモード切替手段として機能する。
図7のフローの説明に戻ると、ステップS14にてCPU41は、光出射ジャック4から画像光を出射する第1モード処理を実行する。なお、この第1モード処理については、図8を用いて後に説明する。
そして、ステップS14の処理を終えた後、CPU41は、処理を再びステップS11へ移す。
一方、上述したステップS11〜ステップS13にて処理をステップS15へ移したCPU41は、RAM43の所定のアドレスを参照して、モードフラグが「2:第2モード」であるか否かについて判断を行う。
ここで、CPU41が、モードフラグが「2:第2モード」であると判断した場合(ステップS15:Yes)には、処理をステップS17へ移す。
一方、CPU41が、モードフラグが「2:第2モード」ではないと判断した場合、すなわち、モードフラグが「1:第1モード」の場合は、処理をステップS16へ移す。
ステップS16では、光出射ジャック4から出射されている画像光を停止する画像光出力停止処理を行う。すなわち、第1モードにて光出射ジャック4から画像光を出射している間に、頭部装着ユニット2が接続された状態から取り外された状態となったとき、光出射ジャック4からの画像光の出射を停止する。また、この際CPU41は、RAM43の所定アドレスに記憶されている出射強度フラグの値を「1:弱光」に設定する。
そして、ステップS17にてCPU41は、第2モード処理を実行する。この第2モード処理は、後に図9を用いて説明する。
第2モード処理を終えたCPU41は、処理を再びステップS11へ移す。
次に、ステップS14にて実行する第1モード処理について、図8を用いて説明する。
第1モード処理にてCPU41は、まず、RAM43のモードフラグを記憶しているアドレスに、モードフラグとして「1:第1モード」を書き込む(ステップS21)。
次いでCPU41は、映像信号供給回路44が外部からの画像情報を受信しているか否かについて判断を行う(ステップS22)。
ここでCPU41が、画像情報を受信していないと判断した場合(ステップS22:No)には、分岐前のアドレスに処理を復帰させる。
一方、CPU41が画像情報を受信していると判断した場合(ステップS22:Yes)には、処理をステップS23へ移す。
ステップS23にてCPU41は、操作入力部5からの再生命令を受信したか否かについて判断を行う。
ここでCPU41が、再生命令を受信していないと判断した場合(ステップS23:No)には、分岐前のアドレスに処理を復帰させる。
一方、CPU41が再生命令を受信したと判断した場合(ステップS23:Yes)には、処理をステップS24へ移す。
ステップS24にてCPU41は、映像信号供給回路44に対し、外部からの映像信号に基づいて画像光の生成を行うように指示を出す。この指示を受けた映像信号供給回路44は、図3を用いて説明したように、画像情報に基づいた画像光を光出射ジャック4から出射する。光源ユニット1に対して頭部装着ユニット2が光ファイバケーブル部3を介して接続された状態にあれば、頭部装着ユニット2の画像形成部18にて走査された画像光がハーフミラー30に反射されて使用者の眼球に入射し、使用者に画像を認識させることとなる。
ステップS24の処理を終えたCPU41は、分岐前のアドレスに処理を復帰させる。
次に、図7のステップS17にて実行する第2モード処理について、図9を参照しながら説明する。
第2モード処理にてCPU41は、まず、RAM43のモードフラグを記憶しているアドレスに、モードフラグとして「2:第2モード」を書き込む(ステップS30)。
次いでCPU41は、色調変更ボタン8が押下されているか否かについて判断を行う(ステップS31)。
ここでCPU41が、色調変更ボタン8が押下されていると判断した場合(ステップS31:Yes)には、処理をステップS32へ移す。
ステップS32では、光出射ジャック4から出射させる非画像光の色調を変更する色調変更処理を行う。なお、この色調変更処理は、後に図10を用いて説明する。この色調変更処理を終えると、CPU41は、処理をステップS33へ移す。
一方、ステップS31にてCPU41が、色調変更ボタン8が押下されていないと判断した場合(ステップS31:No)は、処理をステップS33へ移す。
ステップS33にてCPU41は、出射パターン変更ボタン9が押下されているか否かについて判断を行う。
ここでCPU41が、出射パターン変更ボタン9が押下されていると判断した場合(ステップS33:Yes)には、処理をステップS34へ移す。
ステップS34では、光出射ジャック4から出射させる非画像光の出射パターンを変更する出射パターン変更処理を行う。この出射パターン変更処理は、後に図11を用いて説明する。この出射パターン変更処理を終えると、CPU41は、処理をステップS35へ移す。
一方、ステップS33にてCPU41が、出射パターン変更ボタン9が押下されていないと判断した場合(ステップS33:No)には、処理をステップS35へ移す。
ステップS35にてCPU41は、出射強度変更ボタン21が押下されているか否かについて判断を行う。
ここでCPU41が、出射強度変更ボタン21が押下されていると判断した場合(ステップS35:Yes)には、処理をステップS36へ移す。
ステップS36では、光出射ジャック4から出射させる非画像光の出射強度を変更する出射強度変更処理を行う。この出射強度変更処理は、後に図12を用いて説明する。この出射強度変更処理を終えると、CPU41は、処理をステップS37へ移す。
一方、ステップS35にてCPU41が、出射強度変更ボタン21が押下されていないと判断した場合(ステップS35:No)には、処理をステップS37へ移す。
ステップS37にてCPU41は、非画像光出射ボタン7が押下されているか否かについて判断を行う。
ここでCPU41が、非画像光出射ボタン7が押下されていると判断した場合(ステップS37:Yes)には、処理をステップS38へ移す。
一方、CPU41が、非画像光出射ボタン7が押下されていないと判断した場合(ステップS37:No)には、処理を分岐前のアドレスへ処理を復帰する。
ステップS38にてCPU41は、RAM43上の所定アドレスから、色調フラグの値と、出射パターンフラグの値と、出射強度フラグの値との読み込みを行う。
そして、ステップS39にて、CPU41は、読み込んだ色調フラグの値と、出射パターンフラグの値と、出射強度フラグの値とに基づいて、映像信号供給回路44へ非画像光の生成を指示する。
具体的には、CPU41は、読み込んだ色調フラグの値に対応する色調信号をROM42の所定アドレスから読み出して、映像信号供給回路44へ供給し、非画像光の色調を指示する。
また、CPU41は、読み込んだ出射パターンフラグの値に対応する出射パターン信号をROM42の所定アドレスから読み出して、映像信号供給回路44へ供給し、非画像光の出射パターンを指示する。
また、CPU41は、読み込んだ出射強度フラグの値に対応する出射強度信号をROM42の所定アドレスから読み出して、映像信号供給回路44へ供給し、非画像光の出射強度を指示する。
なお、前述のステップS32の色調変更処理や、ステップS34の出射パターン変更処理や、ステップS36の出射強度変更処理や、本ステップS38をCPU41が実行することにより、制御部40は、非画像光として出射する光の色調や出射パターンや出射強度を制御する光出力制御手段として機能することとなる。
このステップS38が終了すると、CPU41は処理を分岐前のアドレスへ移す。
次に、図9のステップS32にて実行する色調変更処理について、図10を参照しながら説明する。
色調変更処理にてCPU41は、まず、RAM43に記憶されている色調フラグの値を参照して、制御部40の一時記憶領域(図示せず)に記憶し、この記憶した値に1を加算する(ステップS41)。
次いでCPU41は、一時記憶領域に記憶した値が「8:紫色」を超える値であるか否かについて判断を行う(ステップS42)。
ここでCPU41が、一時記憶領域に記憶した値が「8:紫色」を超える値ではないと判断した場合(ステップS42:No)には、処理をステップS44へ移す。
一方、CPU41が、一時記憶領域に記憶した値が「8:紫色」を超える値であると判断した場合(ステップS42:Yes)には、処理をステップS43へ移す。
ステップS43にてCPU41は、一時記憶領域に記憶した値を「1:白色」に設定する。
ステップS44にてCPU41は、一時記憶領域に記憶した値を、RAM43の所定領域に記憶されている色調フラグの値として記憶させる。そしてCPU41は、分岐前のアドレスに処理を復帰させる。
次に、図9のステップS34にて実行する出射パターン変更処理について、図11を参照しながら説明する。
出射パターン変更処理にてCPU41は、まず、RAM43に記憶されている出射パターンフラグの値を参照して、制御部40の一時記憶領域(図示せず)に記憶し、この記憶した値に1を加算する(ステップS51)。
次いでCPU41は、一時記憶領域に記憶した値が「4:パターン(d)」を超える値であるか否かについて判断を行う(ステップS52)。
ここでCPU41が、一時記憶領域に記憶した値が「4:パターン(d)」を超える値ではないと判断した場合(ステップS52:No)には、処理をステップS54へ移す。
一方、CPU41が、一時記憶領域に記憶した値が「4:パターン(d)」を超える値であると判断した場合(ステップS52:Yes)には、処理をステップS53へ移す。
ステップS53にてCPU41は、一時記憶領域に記憶した値を「1:パターン(a)」に設定する。
ステップS54にてCPU41は、一時記憶領域に記憶した値を、RAM43の所定領域に記憶されている出射パターンフラグの値として記憶させる。そしてCPU41は、分岐前のアドレスに処理を復帰させる。
次に、図9のステップS36にて実行する出射強度変更処理について、図12を参照しながら説明する。
出射強度変更処理にてCPU41は、まず、RAM43に記憶されている出射強度フラグの値を参照して、制御部40の一時記憶領域(図示せず)に記憶し、この記憶した値に1を加算する(ステップS61)。
次いでCPU41は、一時記憶領域に記憶した値が「3:強光」を超える値であるか否かについて判断を行う(ステップS62)。
ここでCPU41が、一時記憶領域に記憶した値が「3:強光」を超える値ではないと判断した場合(ステップS62:No)には、処理をステップS64へ移す。
一方、CPU41が、一時記憶領域に記憶した値が「3:強光」を超える値であると判断した場合(ステップS62:Yes)には、処理をステップS63へ移す。
ステップS63にてCPU41は、一時記憶領域に記憶した値を「1:弱光」に設定する。
ステップS64にてCPU41は、一時記憶領域に記憶した値を、RAM43の所定領域に記憶されている出射強度フラグの値として記憶させる。そしてCPU41は、分岐前のアドレスに処理を復帰させる。
このように、本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置Aは、上述してきたフローに従って、動作することとなる。
上述してきたように、本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置Aによれば、画像情報に基づいた画像光を出射部から出射する光源ユニットと、前記光源ユニットに取り外し自在に接続され、前記光源ユニットから入射した前記画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットと、を備える網膜走査型画像表示装置において、前記光源ユニットは、前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することとしたため、出射するレーザー光を画像形成に使用可能であり、かつ、レーザーポインタや照明器具やインテリアなど他の用途の光源としても使用可能な網膜走査型画像表示装置、及び、同網膜走査型画像表示装置の光源ユニットを提供することができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の全体的な構成を示した説明図である。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の第1モードにおける使用状態を示した説明図である。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の使用状態を示した説明図である。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の使用状態を示した説明図である。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の電気的及び光学的な構成を示した説明図である。 非画像光の出射強度の経時変化を示した説明図である。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置のメイン処理を示したフローである。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の第1モード処理を示したフローである。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の第2モード処理を示したフローである。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の第2モード処理にて実行される色調変更処理を示したフローである。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の第2モード処理にて実行される出射パターン変更処理を示したフローである。 本実施形態に係る網膜走査型画像表示装置の第2モード処理にて実行される出射強度変更処理を示したフローである。
符号の説明
1 光源ユニット
2 光ファイバケーブル部
3 頭部装着ユニット
4 光出射ジャック
5 操作入力部
6 モード切替スイッチ
7 非画像光出射ボタン
8 色調変更ボタン
9 出射パターン変更ボタン
11 キャップ部材
15 光学素子
16 光源側プラグ
17 画像形成部側プラグ
18 画像形成部
19 受光ジャック
20 支持部材
21 出射強度変更ボタン
40 制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 映像信号供給回路
45 光出射ジャックスイッチ
46 画像形成部側プラグスイッチ
61 コリメート光学系
A 網膜走査型画像表示装置

Claims (13)

  1. 画像情報に基づいた画像光を出射部から出射する光源ユニットと、
    前記光源ユニットに取り外し自在に接続され、前記光源ユニットから入射した前記画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットと、を備える網膜走査型画像表示装置において、
    前記光源ユニットは、前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することを特徴とする網膜走査型画像表示装置。
  2. 前記光源ユニットは、前記非画像光として連続光を出射することを特徴とする請求項1に記載の網膜走査型画像表示装置。
  3. 前記光源ユニットは、前記非画像光として出射する光の色調、強度及び出射パターンのうち、少なくとも1つを制御する光出力制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の網膜走査型画像表示装置。
  4. 前記光源ユニットは、操作部を備え、前記第2モードのときに前記操作部が操作されたときに前記出射部から非画像光を出射する請求項1〜3に記載の網膜走査型画像表示装置。
  5. 前記光源ユニットの前記モード切替手段は、前記頭部装着ユニットとの接続状態を検知し、前記頭部装着ユニットが接続された状態から取り外された状態となったときに前記第1モードから前記第2モードに切替え、前記頭部装着ユニットが取り外された状態から接続された状態となったときに前記第2モードから前記第1モードに切替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の網膜走査型画像表示装置。
  6. 前記光源ユニットは、前記出射部から光の出射中に、前記頭部装着ユニットが接続された状態から取り外された状態となったとき、前記出射部からの光の出射を停止することを特徴とする請求項5に記載の網膜走査型画像表示装置。
  7. 前記光源ユニットの出射部に着脱自在に取り付けられ、前記出射部から出射される光の光路上に光学素子を配設したキャップ部材を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の網膜走査型画像表示装置。
  8. 前記光学素子は、コリメート光を生成する光学素子であることを特徴とする請求項7に記載の網膜走査型画像表示装置。
  9. 前記光学素子は、回折パターンを生成する光学素子であることを特徴とする請求項7に記載の網膜走査型画像表示装置。
  10. 前記頭部装着ユニットと前記光源ユニットとを接続し、前記光源ユニットから出射される画像光を前記頭部装着ユニットへ伝送する光ファイバケーブル部を備えており、
    前記光ファイバケーブル部は、前記光源ユニットと接続するための接続部を着脱自在にしたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の網膜走査型画像表示装置。
  11. 前記頭部装着ユニットと前記光源ユニットとを接続し、前記光源ユニットから出射される画像光を前記頭部装着ユニットへ伝送する光ファイバケーブル部を備えており、
    前記光ファイバケーブル部は、前記頭部装着ユニットと接続するための接続部を着脱自在にしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の網膜走査型画像表示装置。
  12. 前記光ファイバケーブル部は、前記接続部に前記画像光をコリメートするコリメートレンズを備えたことを特徴とする請求項11に記載の網膜走査型画像表示装置。
  13. 画像光を2次元走査して使用者の網膜に投射する頭部装着ユニットへ取り外し自在に接続される光源ユニットにおいて、
    前記出射部から画像光を出射する第1のモードと、前記出射部から非画像光を出射する第2のモードと、を切り替えるモード切替手段を有することを特徴とする光源ユニット。
JP2008249286A 2008-09-26 2008-09-26 網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニット Pending JP2010079104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008249286A JP2010079104A (ja) 2008-09-26 2008-09-26 網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008249286A JP2010079104A (ja) 2008-09-26 2008-09-26 網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010079104A true JP2010079104A (ja) 2010-04-08

Family

ID=42209594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008249286A Pending JP2010079104A (ja) 2008-09-26 2008-09-26 網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010079104A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014149478A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Seiko Epson Corp 画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014149478A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Seiko Epson Corp 画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2163937A1 (en) Head mount display
US9541758B2 (en) Display, in particular head-up-display of a vehicle
JP5958689B2 (ja) 頭部装着型表示装置
WO2010087293A1 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
US7502153B2 (en) Image display apparatus
US9348144B2 (en) Display device and control method thereof
JP2012511181A (ja) 投射型画像表示装置のための制御可能な光アレイ
JP2011075956A (ja) ヘッドマウントディスプレイ
KR20130082093A (ko) 확산면을 이용한 반점 감소 시스템 및 방법
JP5233941B2 (ja) 画像表示装置
JP2011091789A (ja) ヘッドマウントディスプレイ
CN105143960B (zh) 在驾驶员的视野内显示虚拟图像的显示器,以及生成用于所述显示器的图像的装置
JPWO2018198507A1 (ja) 光源システム
JP2016505164A (ja) ディスプレイ用の画像伝達装置および当該装置を備え付けたヘッドアップディスプレイ
JP2010085786A (ja) 頭部装着型表示装置
US20190122635A1 (en) Display device
JP2008009326A (ja) 画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置
JP2017116562A (ja) 表示装置、表示装置の制御方法、及び、プログラム
JP4768022B2 (ja) 可視光通信装置
JP2009086365A (ja) 画像表示装置
US8333477B2 (en) Projector having operating panel and independently disposed adjustment panel
JP5267256B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP2010079104A (ja) 網膜走査型画像表示装置及びその光源ユニット
JP5163535B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP6565310B2 (ja) 表示装置、表示装置の制御方法、及び、プログラム