JP2010078748A - 音階早見装置 - Google Patents

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Abstract

【要 約】
【課 題】目的とする楽譜を指し示すことによってその楽譜の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係を表示することのできる音階早見装置を提供することを目的とする。
【解決手段】円周を24等分した扇型領域2を有し、この扇型領域の各領域に2オクターブ分の音階が表示された鍵盤3と、扇型領域内の左右に表示された調名4、5が設けられ、かつ前記扇型領域の最外周に楽譜9が表記された音階表1と、前記の円周と合致する中心軸を有し、音階表1の扇型領域2と合致する半音幅の扇型領域12に長音階13と短音階14が併合記載され、前記音階1表の軸心を中心に回転するように配設された音階物指円盤11とを具備し、音階物指円盤11の長調主音が楽譜9を指し示すことによって、その楽譜9の長調主音および短調主音、調名、鍵盤上の音階が即座に表示するように構成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、音階表の目的とする楽譜を指し示すことによってその楽譜の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係を表示することのできる音階早見装置に関する。
近年、ピアノを主とした鍵盤楽器の種類も多々あり学校やピアノ教室とかでの学習が行われている。しかしながら、鍵盤楽器を演奏する上で楽譜の読み方を習得する必要があるが種類も多く調名や日本音名、長調や短調、長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するかの相関関係を理解するには長時間を要し覚えるのが難しいというのが現状である。そこで回転円盤を用いて音名を英文字で、長音階の位置に数字を、あるいはコード記号を表記して円盤を回転することによってこれらの組み合わせから音名、音階あるいはコードとの相関関係が理解できるようにした表示具が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−108332号 公報
しかしながら上記従来の構成では、音名は英文字表示、音階はローマ数字、嬰記号もしくは変記号は数表示、和音に相当するコードは英語コード記号を表記した回転円盤を用いているため、鍵盤楽器の演奏者や楽譜の読み方に精通した音楽関係者であれば理解判読できるものと思われるが、この移調早見具は調名の変更(移調)と音階および各種コード記号との相関関係の表示に留まっており、低学年あるいは音楽初心者ではどのような内容の相関関係、例えば調名(日本音名)、長調や短調、長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するかの相関関係等が不明で、すぐには楽譜が読めず、演奏するのも困難であった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、目的とする楽譜を指し示すことによってその楽譜の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係を表示することのできる音階早見装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の音階早見装置は、円周を24等分した扇型領域を有し、この扇型領域の各領域に2オクターブ分の音階が表示された鍵盤と、扇型領域内の左右に表示された調名が設けられ、かつ前記扇型領域の最外周にト音記号のハ長調を基音として右回りもしくは左回りに規則的に嬰記号もしくは変記号が増加していく楽譜が表記された音階表と、前記調名が表記された扇型領域の外周とほぼ合致する円周を有し、前記音階表の扇型領域と合致する半音幅の扇型領域に長音階と短音階が併合記載され、前記音階表の軸心を中心に回転するように配設された音階物指円盤とを具備し、前記音階物指円盤の長調主音を前記音階表の目的とする楽譜を指し示すことによって、その楽譜の調名と長調主音および短調主音が鍵盤のどの音階に位置するかを表示するようにした構成としたものである。従って、音階表の楽譜を指し示すことでその楽譜の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音あるいはそれらがピアノ鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係が全て表示され、低学年あるいは音楽初心者でも容易に楽譜が読めるという作用を有することとなる。
また本発明の第2の音階早見装置は、音階物指円盤の音階表の鍵盤部相当部分を透明部材で形成し、音階表の音階が表示された鍵盤部が見えるようにした構成としたものである。従って、鍵盤のどの音階に対応しているのかがすぐに理解できるといったような作用を有することとなる。
また本発明の第3の音階早見装置は、音階物指円盤の長調主音の扇型領域外周部に楽譜を指し示す指示部材を配設した構成としたものである。従って、指し示めされた楽譜の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音あるいはそれらが鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係が瞬時に表示されるという作用を有する。
また本発明の第4の音階早見装置は、音階物指円盤の長調主音と短調主音部に切り欠き窓を形成し、前記音階表の扇型領域に表記された長調および短調の調名が表示されるようにした構成としたものである。従って、指し示めされた楽譜の長調および短調の調名が切り欠き窓内に表示されるという作用を有する。
本発明の音階早見装置は、上記構成を備えたことにより音階物指円盤を回転させて音階表の目的とする楽譜を指し示すことで、その楽譜の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音あるいはそれらがピアノ鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係が全て表示され、低学年あるいは音楽初心者でも容易に楽譜が読めるという優れた効果が得られる。また、音階物指円盤は半音幅の扇型領域に長音階と短音階が併合記載されているため、各音階が半音幅の扇型領域が一つの場合と、半音幅の扇型領域が二つの場合とに区分されていることが分かり、音階(音程差)の不均一性があることが理解できる。また、音階表の扇型領域の最外周にト音記号や嬰記号もしくは変記号が五線譜に記された楽譜とその時の主音符が表記されているため、その主音符が長調時でドの音を、短調時でラの音を示し、かつ鍵盤のどの音階に位置するかが瞬時に理解できるといったような多くの作用効果が得られる。
以下本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の音階早見装置の平面図を、図2は音階表の平面図を示し、両図において、1は円周を24等分した半音幅の扇型領域2が軸心を中心に放射状に設けられ各領域に2オクターブ分の音階が表示された鍵盤3が表記されている。音階の音程差はミとファおよびシとドの間の二ヶ所が半音の音程差となっているため、その他の音の高低差を全音とするとその半分の高低差しかないので音階のミとシは半音幅が一つの扇型領域2で表記されている。また、この扇型領域2には領域内の左右に表示された例えば二長調4、二短調5といった調名が記設されている。さらに、この扇型領域2の最外周にはト音記号のハ長調6を基音として右回り、もしくは左回り七個毎に規則的に嬰記号(♯)7もしくは変記号(♭)8が増加していく楽譜9が表記されている。同時にこの楽譜9にはその主音となるドの位置も表記されている。なお10は、この2オクターブ分の音階表1の境界線を示し、この境界線10から右回りが低音から高音域へ、左回りが高音から低音域へと移行する。
11は音階表1の軸心を中心として回転する音階物指円盤で、詳細構成を図3に示す。この音階物指円盤11は上記した鍵盤3や調名4あるいは5が記設された扇型領域2の外周とほぼ合致する円周を有し、音階表1の扇型領域2と合致する半音幅の扇型領域12に長音階のド〜ド13と短音階のラ〜ラ14が併合記載されている。短音階のラの位置は、長音階のドの位置から左回りの低音域へ半音幅の扇型領域2が3領域移行した場所となることが分かる。つまりドとシの間は半音の音程差なので半音幅の扇型領域2が一つ、シとラの間は全音の音程差なので半音幅の扇型領域2が二つの合計3領域分移行することになる。図示のように音階の音程差は不均一であり、ミとファおよびシとドの間の二ヶ所が半音の音程差となっている。したがってその他の音の高低差を全音とするとその半分の高低差しかないので、音階のミとシは半音幅が一つの扇型領域2で表記されている。このことからこの音階物指円盤11の表示音階を見ると音階(音程差)の不均一性があることが良く分かる。15は長調主音を示す音階ドの位置の扇型領域12の右側に形成された切り欠き窓で、音階表1の扇型領域2の最外周に表記された任意の楽譜9を指し示したときに、その楽譜の日本音名の長調名が表示されるようになっている。同様に、16は短調主音を示す音階ラの位置の扇型領域12の左側に形成された切り欠き窓で、音階表1の扇型領域2の最外周に表記された任意の楽譜9を指し示したときに、その楽譜の日本音名の短調名が表示されるようになっている。
17は音階物指円盤11の長調主音を示す音階ドの位置の扇型領域12の円周外に設けられた指示部材で、音階表1の扇型領域2の最外周に表記された任意の楽譜9を指し示すようになっている。この指示部材17は楽譜9を指し示す矢印であってもよいし、透明部材で楽譜9を覆うように形成してもよい。また、18は音階表1の扇型領域2に音階が表示された鍵盤3と同円周の鍵盤透視部で、透明部材で形成されている。なお、この鍵盤透視部18は、音階表1の扇型領域2に音階が表示された鍵盤3の位置に対応して軸心中央部に設けられているが、音階表1の鍵盤3が音階表1の外周部に配設された場合は、音階物指円盤11の外周部に配設されることになる。
このように構成された本発明の音階早見装置は、図1のごとく音階表1の軸心を中心として音階物指円盤11が回転し、楽譜9の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係が瞬時に表示され理解できるようになっている。すなわち、図1では音階物指円盤11の指示部材17が音階表1の楽譜9のうちのト音記号のハ長調6を指し示している。したがって、扇型領域12の右側に形成された切り欠き窓15にはハ長調が表示される。この時の主音ドは鍵盤3のドの位置をさしている。楽譜9には下第一線にドの音階の音符が表示されているので鍵盤楽器でのドの位置が瞬時に分かる。同様に短調の方は、扇型領域12の左側に形成された切り欠き窓16にイ短調が表示されており、主音ラは鍵盤3のラの位置をさしている。
つぎに、音階物指円盤11を回転させて別の楽譜9を指し示した場合の音階早見装置について説明する。図4は本発明の音階早見装置の他の実施例を示す平面図で、音階物指円盤11の指示部材17が音階表1の嬰記号(♯)4個の楽譜9を指し示した状態である。この場合、扇型領域12の右側に形成された切り欠き窓15にはホ長調が表示され、この時の主音ドは鍵盤3のミの位置をさしている。同様に短調の方は、扇型領域12の左側に形成された切り欠き窓16に嬰ハ短調が表示されており、主音ラは鍵盤3のドとレの間の黒鍵の位置をさしていることが理解できる。この場合も同様に、楽譜9には第一線にドの音階の音符が表示されているので鍵盤楽器でのドの位置が瞬時に分かる。上記したように、任意の楽譜を指し示すことでその楽譜の長調時の調名や短調時の調名あるいは長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するか等の相関関係を表示することができ、低学年あるいは音楽初心者でも調名(日本音名)、長調や短調、長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するかの相関関係を容易に判読し理解することが可能となる。
本発明は、例えば低学年あるいは音楽初心者でも楽譜を指し示すだけで調名(日本音名)、長調や短調、長調時の主音や短調時の主音がピアノ鍵盤のどの音階に位置するかの相関関係が表示できる教習具としての音階早見装置として有用である。
本発明の音階早見装置の音階表の平面図 本発明の音階早見装置の音階物指円盤の平面図 本発明の音階早見装置の平面図 本発明の音階早見装置の他の実施例を示す平面図
符号の説明
1 音階表
2 扇型領域
3 鍵盤
4 調名(長調)
5 調名(短調)
6 ト音記号
7 嬰記号(♯)
8 変記号(♭)
9 楽譜
10 境界線
11 音階物指円盤
12 扇型領域
13 長音階
14 短音階
15 切り欠き窓
16 切り欠き窓
17 指示部材
18 鍵盤透視部

Claims (4)

  1. 円周を24等分した扇型領域を有し、この扇型領域の各領域に2オクターブ分の音階が表示された鍵盤と、扇型領域内の左右に表示された調名が設けられ、かつ前記扇型領域の最外周にト音記号のハ長調を基音として右回りもしくは左回りに規則的に嬰記号もしくは変記号が増加していく楽譜が表記された音階表と、前記調名が表記された扇型領域の外周とほぼ合致する円周を有し、前記音階表の扇型領域と合致する半音幅の扇型領域に長音階と短音階が併合記載され、前記音階表の軸心を中心に回転するように配設された音階物指円盤とを具備し、前記音階物指円盤の長調主音を前記音階表の目的とする楽譜を指し示すことによって、その楽譜の調名と長調主音および短調主音が鍵盤のどの音階に位置するかを表示するようにしたことを特徴とする音階早見装置。
  2. 前記音階物指円盤の音階表の鍵盤部相当部分を透明部材で形成し、音階表の音階が表示された鍵盤部が見えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の音階早見装置。
  3. 前記音階物指円盤の長調主音の扇型領域外周部に楽譜を指し示す指示部材を配設したことを特徴とする請求項1記載の音階早見装置。
  4. 前記音階物指円盤の長調主音と短調主音部に切り欠き窓を形成し、前記音階表の扇型領域に表記された長調および短調の調名が表示されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の音階早見装置。
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