JP2010078737A - 薄型表示装置とその支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示画面を使用形態に沿って高さ調整ができる簡易構造を備えた薄型表示装置の支持装置を提供する。
【解決手段】 その長手方向Yを上下方向とする支柱部110と、この支柱部110を下端部で支持するベース部150と、支柱部110に取り付けられて薄型表示装置(モニタ装置)20を支持する取付機構部200とを備え、支柱部110は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリット101を備え、取付機構部200は、嵌合スリット101の所定の位置で着脱可能に取り付かれる嵌合部(突出部214)を備えた連結装置210と、薄型表示装置20の表示画面21を支柱部110と平行な姿勢で、かつ、この支柱部110の前部に支持する表示装置取付部(モニタ保持部)252を備えるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 その長手方向Yを上下方向とする支柱部110と、この支柱部110を下端部で支持するベース部150と、支柱部110に取り付けられて薄型表示装置(モニタ装置)20を支持する取付機構部200とを備え、支柱部110は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリット101を備え、取付機構部200は、嵌合スリット101の所定の位置で着脱可能に取り付かれる嵌合部(突出部214)を備えた連結装置210と、薄型表示装置20の表示画面21を支柱部110と平行な姿勢で、かつ、この支柱部110の前部に支持する表示装置取付部(モニタ保持部)252を備えるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、多様な断面形状を備えた押出成型部材(引抜部材)を、連結装置を介して連結し、薄型表示装置の設置性と取扱性の向上を図れる薄型表示装置とその支持装置に関する。
液晶表示装置やプラズマ表示装置の大型化に伴い、一般家庭に薄型表示装置が広く普及している。これら薄型表示装置は、機器自身は大型化と薄型化が進んでいるものの、これを支持するスタンドや支持脚部は、薄型表示装置の設置性を十分に活かせるものとはなっていない。例えば、42インチや50インチ程度の大型の表示画面を備えた薄型テレビジョン受像機では、本体下部を支持脚部で支持し、この支持脚部をテレビ台(スタンド)に設置するのが一般的である。しかし、薄型テレビジョン受像機は、大型化すればするほど、転倒防止を図る観点から、この薄型テレビジョン受像機を支持する支持脚部の底面積を大きくする必要がある。特に、前後方向の転倒防止を図るためには、支持脚部の前後方向の長さを表示画面の大きさに比例して大きくする必要がある。これに伴い、この支持脚部を下方より支持するスタンドも、大きな支持脚部を支持するために、前後方向が大きな広い面積が必要である。
このため、薄型テレビジョン受像機においては、折角、本体の奥行き寸法の薄型化が図れても、設置状態では従来のブラウン管テレビジョン受像機のテレビ台と差ほど変わらない設置面を備えたテレビ台を採用しなければならず、薄型の恩恵を受けるものではなかった。
これらの薄型テレビジョン受像機は、壁に取り付けることが最も薄型化を享受できるものであるが、いまだ重量があるため、強固な構造体を備えた壁面にしか設置することができず、これもまた、有効な設置構造とはいえない。
一方、従来のテレビ台(スタンド)は、小型のものにおいては、二重構造のアームをテレビ台に設けて、テレビを収納したり、あるいは多様な方向に旋回可能にしたものがある。また、隙間家具に二重アーム機構を備えて、テレビを引き出して多様な方向に回転させたり、あるいは、隙間家具内に収納可能としたものがある。更にまた、アーム機構を壁面に取り付けてテレビを支持し、旋回したり、壁面にぴったり収納したりする技術も開示されている。
また、従来のテレビ台は、家具と同様な構造を備えたものや、棒状部材をボルトなどで連結した構造のものが主流となっている。なお、建築分野においては、アルミ材料などの押出成型部材(引抜部材)を連結装置で取り外し可能に連結することで、多様な仕様の構造物を簡易的に設置できる技術が開示されている。
薄型テレビジョン受像機で代表される大型の表示画面を備えた薄型表示装置は、表示画面に比例して全体の高さが大きくなるため転倒しやすい。このような薄型表示装置の転倒防止を図るためには、本体を支持する支持脚部やスタンドを大きくする必要があり、これに伴って支持脚部やスタンドの設置面積が大きくなる。一方、薄型表示装置の設置性を活かすためには、設置スペースを小さくすることが望ましいが、大画面に対して設置スペースを小さくすることは、安全対策上、十分ではないという課題がある。また、大きな表示画面は、使用時には視認性がある姿勢を取る事ができ、使用しない時はコンパクトに収納されることが有効である。しかし、従来例では、小型の表示装置に対してははアーム機構を介して多用な方向に回転させたり、あるいは収納したりする提案が図られているものの、このようなアーム機構を重量のある大型の薄型表示装置に適用しようとすると、構造上の課題がある。
特に、これらの可動式のテレビ保持機構を備えた従来技術においては、旋回可能なアーム機構自身の構造は開示されているものの、これを支持する壁面構造やテレビ台は構造的に強固でなかったり、あるいは、設置性については開示されていない。しかも、特殊な仕様の構造を備えており、汎用性に富んだものとはいえない。
また、床面上に薄型表示装置を支持する支持装置は、重量物を支持することから、強固な構造を備える必要があるため、上下に移動したり、シンプルな構造を取り難い課題がある。
そこで、本発明の目的とするところは、表示画面を使用形態に沿って高さ調整ができる簡易構造を備えた薄型表示装置とその支持装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る薄型表示装置とその支持装置では、その長手方向を上下方向とする支柱部と、この支柱部を下端部で支持するベース部と、支柱部に取り付けられて薄型表示装置を支持する取付機構部とを備え、支柱部は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリットを備え、取付機構部は、嵌合スリットの所定の位置で着脱可能に取り付かれる嵌合部を備えた連結装置と、薄型表示装置の表示画面を支柱部と平行な姿勢で、かつ、この支柱部の前部に支持する表示装置取付部を備えるようにする。
本発明によれば、多様な形状を備えた押出成型部材を連結装置を介して連結し、薄型表示装置の表示画面を使用形態に沿って高さ調整ができるので、設置性と取扱性の向上が図れる簡易構造を備えた薄型表示装置と、その支持装置を提供することができる。
以下、図1から図13を参照して、本発明に係る薄型表示装置の支持構造を具体的に説明する。ここで、以下に示す実施形態では、テレビジョン受像機に適用した事例で説明する。もちろん、この発明はテレビジョン受像機に限定されるものではなく、液晶表示装置やプラズマ表示装置などの薄型表示装置を支持する支持装置に適用可能である。図1から図9が第1の実施形態を示し、図10から図13が第2の実施形態を示し、図14と図15は他の応用例を示している。なお、同一部材や部位あるいは矢印などは同一符号をもって示し、重複した説明を省略する。
(第1の実施形態)
先ず、図1を参照して、この第1の実施形態に係るテレビジョン受像機システムの概略構造を説明する。ここで、図1はテレビジョン受像機システムの部品展開図である。
先ず、図1を参照して、この第1の実施形態に係るテレビジョン受像機システムの概略構造を説明する。ここで、図1はテレビジョン受像機システムの部品展開図である。
図1において、符号1で総括的に示すのは、第1の実施形態に係るテレビジョン受像機システムであり、テレビジョン受像機10と、このテレビジョン受像機10を支持する支持装置100とから構成される。この実施の形態では、このテレビジョン受像機10を、破線で示した薄型のモニタ装置20と、一対のスピーカ装置30と、チューナーを備えたテレビジョン受像機本体40と、記憶装置50とを含んで構成している。一方、支持装置100は、支柱部110と、この支柱部110を支持するベース部150と、支柱部110に取り付けられてテレビジョン受像機10を支持する取付機構部200とから構成している。
そして、この実施形態の大きな特徴の1つは、支持装置100の主体的な構造部材を連結装置210で連結される押出成型部材で形成し、この押出成型部材に、薄型表示装置(モニタ装置20)の表示画面21を平行に支持する取付機構部200を取り付けた点にある。
即ち、従来より、展示会場での展示施設や簡易建築施設では、棒状の押出成型部材を連結装置で連結して立体的な構造物を簡単に設置する方式が知られている(例えば、特許文献3参照)。これらは、押出方向に嵌合スリット101を形成した押出成型部材と、この嵌合スリット101に嵌合する一対の嵌合部を備えた連結装置とを所定の規格で形成することで、押出成型部材同士を簡単に連結して所定の構造物に組立てたり、あるいはこれを簡単に分解したりすることができる。
本発明者らは、この建築施設などで採用されている規格方式をテレビジョン受像機システム1に適用することを発想した。即ち、本発明者らは、押出成型部材と連結装置210とで支持装置100の骨格を形成する構造を着想した。アルミニウム材料や軽金属などで形成される押出成型部材は多様な形状のものが普及していることから、この規格方式を採用することにより、多様な支持装置100が、安価に、しかも軽量化が図れ、更には、コンパクトな骨格構造を備えながらも重量のある大型表示装置(モニタ装置20)を強固に支持することができる。
しかしながら、前記建築施設に採用されている規格方式では、建物や展示設備などの簡易的な構造物の適用に留まっているため、薄型表示装置(モニタ装置20)のような、視認するための方向性のある大きな板材の外形状を備えつつ、重量のある部材を支持する機構が準備されていない。
そこで、本発明者らは、薄型表示装置(モニタ装置20)の表示画面21を押出成型部材である支柱部110と平行に支持する取付機構部200を発想した。この取付機構部200によれば、薄型表示装置(モニタ装置20)を、その視認性を維持しながらコンパクトに支柱部110に取り付けることができる。
ここで、この実施形態で採用する公知の構造を備えた連結装置210の概略構造を、図1の吹出し内に示す。即ち、この実施形態の連結装置210は、連結装置本体211内に、固定ピン212を介して揺動可能に支持される一対の嵌合部材213を備える構造としている。嵌合部材213の一端は、連結装置本体211から露出しており、その露出している先端部は、互いに対向する方向に張り出した突出部214を備えている。そして、この一対の嵌合部材213は、固定ピン212を回転軸として、その先端部の突出部214が突出方向に広がったり、あるいは狭められるように、ネジ部材215により、その揺動範囲が制御される。一方、嵌合スリット101は、一対のスリット両端部102が、そのスリット内部103より狭められて形成される。
この構造によれば、一対の突出部214が狭められた状態で嵌合スリット101に挿入し、ネジ部材215を介して、一対の突出部214を広げれば、この拡張された一対の突出部214とスリット内部103とが嵌合する。また、ネジ部材215を介して、一対の突出部214を狭めれば、一対の突出部214とスリット内部103との嵌合を外すことができる。この実施形態では、連結装置本体211を押出成型部材の端部に挿入して取り付ける構造を採用する。したがって、押出成型部材の一端に設けた連結装置210を押出成型部材の側面に形成される嵌合スリット101に嵌合させれば、2つの押出成型部材を強固に連結し、また、この連結を簡単に解除することができる。
また、この実施形態の大きな特徴の1つは、取付機構部200を、押出成型部材である支柱部110の長手方向にスライド可能に取り付けた点にある。
即ち、この実施形態では、支柱部110を、ベース部150を介して、その長手方向Yが垂直な姿勢となるように支持し、この垂直な支柱部110に対して、その長手方向(上下方向)Yに対して取付機構部200をスライド可能に取り付けたことにより、この取付機構部200に取り付けられる薄型表示装置(モニタ装置20)の高さを調整することができる。
また、この実施形態の大きな特徴の1つは、両側に嵌合スリット101を備えた押出成型部材を支柱部110として採用し、取付機構部200に、この一対の嵌合スリット101を両側から支持する一対の連結装置210を設けた点にある。
即ち、この実施形態では、取付機構部200を、一対の連結装置210を対向する位置で保持する一対の連結装置保持部250と、この一対の連結装置保持部250を一方の側(裏面側)に張り出し、かつ左右方向(水平方向)Xにスライド可能に支持する支持部材251と、この支持部材251の他方の側(前面側)に取り付けられるモニタ保持部252とを含んで構成する。
この実施形態によれば、取付機構部200を支柱部110の所定の高さに配置し、裏面側に設けた一対の連結装置保持部250をスライドさせて支柱部110を挟み込み、連結装置保持部250に設けた連結装置210と支柱部110の両側に設けた嵌合スリット101とを嵌合させれば、取付機構部200と支柱部110とを固定することができる。そして、モニタ保持部252にモニタ装置20を挿入して取り付ければ、モニタ装置20を支柱部110の所定の高さに取り付けることができる。
また、この実施形態の大きな特徴の1つは、支柱部110に対して、一方側(前面側)にベース部150とモニタ保持部252とを位置させることにより、支柱部110の裏面側を壁面に対して近接させて設置できる「壁寄せタイプ」の支持装置100を採用した点にある。
即ち、一般に薄型テレビジョン受像機を支持するスタンド(支持装置100)は、支柱部110の所定の位置に薄型テレビジョン受像機を固定し、この支柱部110をベース部で支持する構造を採用している。このような従来のスタンドは、薄型テレビジョン受像機が転倒しないように、支柱部110の周囲に大きく張り出したベース部を備えている。この構造では、薄型テレビジョン受像機が大きな表示画面を採用すれば、その重心位置が上方となるため、必然的に転倒防止の観点から、大きなベース部を採用しなければならない。特に、スタンドの裏面側にも大きなベース部が張り出すため、テレビジョン受像機10を折角薄くしても、テレビジョン受像機10の裏面側に大きな空間が必要とされ、設置性が悪くなるという課題がある。
一方、テレビジョン受像機10を壁面に取り付ければ、前記課題が解決されるが、大きな重量となるテレビジョン受像機10を保持するための強固な壁面が必要であり、この壁面取り付けも有効なものではない。
前記課題を解決するために、この実施形態では、テレビジョン受像機10(モニタ装置20)の重量を支柱部110で支持し、テレビジョン受像機10(モニタ装置20)の前方と両側への倒れこみをベース部150で支持し、テレビジョン受像機10(モニタ装置20)の後方への倒れこみを建物の壁面で支持させる壁寄せタイプの支持装置100を採用している。
即ち、この支持装置100は、ベース部150の後方の中央で支柱部110を支持し、支柱部110の上端には、ベース部150の投影面積内に収まる位置にモニタ保持部252を備えた取付機構部200を設けている。この構造であれば、支持装置100の裏面側にはベース部150が張り出さないので、支柱部110を壁面に隣接させて設置することができる。
したがって、テレビジョン受像機10(モニタ装置20)の重量はベース部150の上方位置で収まっているので、テレビジョン受像機10(モニタ装置20)の前方や両側への転倒防止を図ることができる。一方、裏面側への転倒は、モニタ装置20の重心位置が支柱部110の前方にあるので、通常の状態では、倒れる心配はない。しかし、例えば、地震や何らかの衝撃で後方に対して強い応力が加わった際には、支柱部110が壁面に隣接して設置してあるので、僅かな傾きの段階で支柱部110の先端が壁面で支持されるので、後方への倒れこみを軽減することができる。
ここで、前記作用効果を得るためには、ベース部150が床面に対して移動しない(滑らない)ことが大きな条件となる。この実施形態では、ベース部150の底面にゴム材料や摩擦係数のある材料からなる滑止防止部材151を取り付けている。これにより、前記後方への転倒防止効果を確かなものとすることができる。
また、この実施形態の大きな特徴の1つは、スピーカ装置30やテレビジョン受像機本体40及び記憶装置50を、奥行方向Zの寸法が小さくなる姿勢で支柱部110の両側に着脱可能でかつ上下方向Yに移動可能に取り付けた点にある。
即ち、一般に、テレビチューナや個別の電源を備えたテレビジョン受像機本体40や、ハードディスク装置や個別電源を備えた記憶装置50などの周辺装置は、箱型形状の本体内に収められている。これら周辺機器は、上下方向Yより奥行き方向Zが大きく、この奥行方向より左右方向Xが大きい姿勢で、スタンドなどに納められている。このため、この奥行き寸法Zが大きい周辺装置を収めることが可能なスタンドもテレビジョン受像機システム1の薄型設置ができないの大きな要因ともなっている。
本発明らは、前記周辺機器の設置課題に着目し、これら周辺機器も他の押出成型部材と同様に連結装置210を介して支持装置100に取り付けることを発想した。
具体的には、これら周辺機器を、連結装置210を介して、一番寸法が小さい高さ寸法が奥行方向となる姿勢で支柱部110に取り付けるようにしている。この実施形態に係る支柱部110は、その両側に連結装置保持部250を取り付けるための嵌合スリット101を、その長手方向Yに沿って備えているので、この嵌合スリット101を利用して周辺装置を取り付けることができる。特に、この実施形態の支柱部110では、両側に嵌合スリット101を備えているので、一対のスピーカ装置30、及びテレビジョン受像機本体40と記憶装置50とを左右に分けて取り付けることから、左右のバランスが対称の形態を取らせることができる。また、嵌合スリット101は上下方向Yに延びているので、この上下方向Yの任意の位置に周辺装置を固定することができる。
また、この実施形態の大きな特徴の1つは、支柱部110の前後方向にも第2の嵌合スリット101aを備えて、連結装置210を介して、他の補助部品180を取り付けるようにした点にある。
即ち、この実施形態では、ベース部150とモニタ保持部252の間の空間は、モニタ装置20の視覚ノイズ軽減や美観の観点から何も設けないことが有効であるが、空間の有効活用の観点ではある意味で無効空間とも言える。そこで、この実施形態では、支柱部110の前部に第2の嵌合スリット101aを形成し、この第2の嵌合スリット101aに、嵌合部材213を備えた補助部品180を取り付け可能としている。この構造によれば、補助部品180も他の周辺機器と同様に着脱や高さ調節を自由に行うことができる。
そしてまた、この実施形態の大きな特徴の1つは、支持装置100全体を押出成型部材からなるシンプルでコンパクトな骨格構造とした点にある。
即ち、従来のスタンドは、強固な骨格に板材を貼り付けた構造であったり、あるいは、4本の支柱とガラスの板材の組み合わせだったり、あるいは、支柱とこれを支える大きなベース板とからなる構造が主流である。本実施形態に係る支持装置100では、これら従来のスタンドの構造とは大きく異なり、押出成型部材の組み合わせで構成される構造としている。特に顕著なのがベース部150の構造である。この実施形態に係るベース部150は、支柱部110の下端部の両側に取り付けられるベース棒状部材152と、このベース棒状部材152の両端部を連結するベース円弧部材153とを含んで構成される。これらベース棒状部材152とベース円弧部材153は、その底面に滑止防止部材151が取り付けられている。また、これら部材の接合部は連結装置210で連結される。
例えば、ベース棒状部材152は、両端に連結装置210が取り付けられている。そして、ベース棒状部材152の一端を支柱部110の両側に設けられる嵌合スリット101に取り付け、ベース棒状部材152の他端は、ベース円弧部材153と連結させるための連結スリット部154に取り付けている。更に、この連結スリット部154に、その先端に連結装置210を取り付けたベース円弧部材153を取り付ける構造としている。
ここで、連結スリット部154は、必要により樹脂材料で形成される保護部材155でカバーすることにより、美観と安全性を向上させている。なお、111は、保護部材155と同様な作用効果を持つ支柱部110の上端を保護する支柱端部カバー111である。
以下、図2から図9を参照して、更に、この第1の実施形態に係るテレビジョン受像機システム1を説明する。ここで、図2から図4が連結装置210の説明図、図5が支持装置100の外観図、図6から図8が取付機構部200の説明図、図9が使用状態の説明図を示している。
先ず、図2から図4を参照して連結装置を具体的に説明する。前記したように、この連結装置210を使用して、押出成型部材同士を連結する規格方式は広く知られている。この押出成型部材は、スリット内部103の内部の大きさと、スリット両端部102の間の距離Q1を同一寸法で形成した嵌合スリット101を備えることで同一の規格で統一したものを使用する。また、この嵌合スリット101は、前記嵌合スリット101に嵌合可能な一対の嵌合部材213を備える公知の連結装置210を採用する。ここでは、図1と図2で示した1つの実施形態に係る公知の連結装置210と、図3と図4に示した他の構造を備えた連結装置210aを参考までに具体的に説明する。この実施の形態では、連結装置210、210aの何れでも使用することができるし、市場に普及している他の構造を備えた連結装置でも採用することができる。
ここで、図2は、連結装置と嵌合スリットの連結構造を示す断面図であり、図2(a)が連結装置を嵌合スリットに挿入する状態を示す断面図、図2(b)が連結した状態を示す断面図である。また、図3は他の連結装置の構造図であり、図3(a)が断面図、図3(b)が一方の嵌合部材の平面図、図3(c)が他方の嵌合部材の平面図である。図4は、他の連結装置と嵌合スリットの連結構造を示す断面図であり、図4(a)が連結装置を嵌合スリットに挿入する状態を示す断面図、図4(b)が連結した状態を示す断面図である。
先ず、図1と図2を参照して、連結装置210と嵌合スリット101の連結構造を説明する。図1,2において、前記したように、この連結装置210は、一対の嵌合部材213が、その先端部に形成される一対の突出部214を連結装置本体211から露出するように一対の固定ピン212を介して連結装置本体211に取り付けられている。一対の嵌合部材213は、長手方向が平行となる姿勢で隣接して設けられ、中央寄りに設けた固定ピン212により、互いに揺動可能に取り付けられている。突出部214と対向する端部側には、バネ部材216が設けてあり、図2(a)に示すように、常に、一対の突出部214側を狭めるように設定されている。
狭められた一対の突出部214は、嵌合スリット101のスリット両端部102の間のスリットを通り抜ける大きさに設定されている。したがって、図2(a)の状態から図2(b)に示すように、一対の突出部214をスリット内部103に収めることができる。
また、一方の嵌合部材213は、固定ピン212と突出部214の間にネジ部材215が取り付けられている。このネジ部材215は、連結装置本体211に設けた開口部217を介してドライバーなどを挿入して回転させることができる。そして、このネジ部材215の先端は、他の嵌合部材213に当接しており、このネジ部材215を回転させることで、ネジ部材215の先端が張り出して、一対の突出部214の間の距離を広げることができる。つまり、ネジ部材215を介して一対の突出部214の間の距離を広げると、図2(b)に示すように、対向する方向に張り出した一対の突出部214と、向き合って張り出しているスリット両端部102とを嵌合させることができる。
なお、この嵌合状態は、ネジ部材215を逆に回転させて緩めれば、一対の突出部214の間の距離は狭められるので、図2(b)の状態から図2(a)の状態にすることができる。
次に、図3と図4は、他の連結装置210aを示している。図2の連結装置210は、一対の嵌合部材213が平行な配置のものを採用しているが、この発明で使用する連結装置は、この構造に限定されるものではなく、同様な作用効果を持つものであればよい。図3と図4に他の応用例を示す。
図3において、この連結装置210aの一方の嵌合部材213aと、他方の嵌合部材213bとが長手方向の中央で交差し、この交差した位置で固定ピン212を介して連結装置本体211に揺動可能に取り付けられている。嵌合部材213aと213bの一方の先端部は、対向する方向に突出部214が設けられ、連結装置本体211から露出している。
一方の嵌合部材213aは、中央に交差開口部218が形成され、他方の嵌合部材213bの他端側は前記交差開口部218を通るように細く形成されている。そして、他方の嵌合部材213bの他端が交差開口部218を通って交差して固定ピン212で回転可能に取り付けられる。
一方、他方の嵌合部材213bにはネジ部材215が取り付けられている。このネジ部材215は、図2の実施形態と同様に、連結装置本体211に形成した開口部217を通して回転させ、その先端部を一方の嵌合部材213aに張り出させることができる。
図4(a)において、この連結装置210aでも、一対の突出部214を狭めた状態で、スリット両端部102を通してスリット内部103に一対の突出部214を挿入させることができる。この図4(a)の状態から、ネジ部材215を回転させて、その先端部を突き出せば、嵌合部材213aと213bの他端側が広がり、これに伴って、固定ピン212に対して対向する側の一対の突出部214の間の距離も広げることができる。つまり、ネジ部材215を介して一対の突出部214の間の距離を広げると、図4(b)に示すように、対向する方向に張り出した一対の突出部214と、向き合って張り出しているスリット両端部102とを嵌合させることができる。
なお、この連結装置210aによれば、固定ピン212と突出部214までの距離Q2より、固定ピン212からネジ部材215までの距離Q3を長くしやすいから、てこの原理で、ネジ部材215を回転させる力を弱い力で回転させることができる。
このように、この実施形態では、図2や図3で説明した連結装置210や連結装置210aのように、統一した規格で形成される嵌合スリット101に対して、一対の突出部214を挿入して、これを広げる構造を備えた連結装置210であれば適用することができる。
次に、図5を参照して、支持装置100の外観形状を説明する。図5は支持装置の外観図であり、図5(a)が平面図、図5(b)が正面図、図5(c)が側面図、図5(d)が連結スリット部の拡大平面図である。
図5において、この実施形態の支持装置100は、直立する棒状の支柱部110と、この支柱部110の下端部の前部に取り付けられるベース部150と、この支柱部110の上部の前部に取り付けられる取付機構部200とから構成される。
支柱部110は、その断面形状が横幅より奥行き方向が狭いほぼ楕円形状を備えている。また、支柱部110は、その両側には嵌合スリット101が、その前後の中央には第2の嵌合スリット101aには、それぞれその長手方向に沿って形成される。
ベース部150は、その一端に支柱部110の両側の嵌合スリット101に取り付けられるベース棒状部材152と、このベース棒状部材152の他の一端に取り付けられる一対の連結スリット部154と、この一対の連結スリット部154に両端を取り付けられる半円弧状のベース円弧部材153とから構成される。
このベース部150を構成するベース棒状部材152とベース円弧部材153は、底面に図示しない嵌合スリット101が設けられており、この嵌合スリット101に滑止防止部材151が取り付けられている。また、支柱部110と連結スリット部154の底面には図示しない滑止防止部材151が取り付けられている。更に、両部材の上面には、図1に示すように、支柱端部カバー111と保護部材155が設けられている。
取付機構部200は、支柱部110の両側の嵌合スリット101を挟みつける構造を備えており、その前面にモニタ保持部252が設けられている。このモニタ保持部252にモニタ装置20を取り付けることができる。
前記したように、この実施形態は、支持装置100を構成する基本的な部材を押出成型部材で構成し、これを連結装置210で連結する構造としている。即ち、棒状や湾曲させて形成した押出成型部材の端部に連結装置210を取り付け、この連結装置210を介して押出成型部材の周側に形成される嵌合スリット101に連結する構造を採用している。ここで、鋭角に押出成型部材を連結するときは、結合部材として、連結スリット部154を採用する。連結スリット部154は、図5(d)に示すように、ベース部150の高さに合わせて押出成型部材を短く切断したものであり、接続する方向に嵌合スリット101を形成したものである。
前記したように、この支持装置100は、「壁寄せタイプ」の構造を採用しているため、支柱部110を垂直な姿勢で配置し、ベース部150は、支柱部110の中心から半径R1の大きさで前方にのみ設けている。また、モニタ装置20を取り付けるモニタ保持部252は、支柱部110の前方に取り付けられ構造としているため、モニタ装置20の加重Pはベース部150の投影面積内にかかる構造としている。
また、モニタ装置20は、取付機構部200を介して、支柱部110の長手方向Yに沿って形成される嵌合スリット101で支持されるので、モニタ装置20の高さを任意の位置で固定することができる。
次に、図6から図8を参照して、取付機構部200を具体的に説明する。ここで、図6は取付機構部の概略図であり、図6(a)が裏面方向から見た取付機構部の斜視図、図6(b)が正面方向から見た取付機構部の部品展開図である。図7は取付機構部の支柱部への取り付け構造を示す断面図であり、図7(a)が取り付け前の断面図、図7(b)が取り付け時の断面図である。図8は、取付機構部の他の応用例を示す斜視図である。
図6において、この実施形態に係る取付機構部200は、対向する一対の連結装置210を備えた一対の連結装置保持部250と、この一対の連結装置保持部250を水平方法Xにスライド可能に保持する支持部材251と、モニタ装置20を支持するモニタ保持部252とを含んで構成する。
支持部材251は、裏面側の両側に後方に張り出した連結装置保持部250を支持する保持部収納部253を備え、前面側にはモニタ保持部252を前方に張り出して設けている。
保持部収納部253は、支柱部110の両側に位置するように間隔を持って両側に振り分けられて形成される。この保持部収納部253の裏面側には、連結装置210を水平方向Xにガイドするためのスライド溝254が設けられている。
一対の連結装置保持部250は、突出部214を対向する内側に向く姿勢で連結装置210を収めている。そして、この一対の連結装置保持部250は、両側の保持部収納部253に収められ、スライド溝254を通る取付ネジ255で連結される。また、保持部収納部253には、連結装置210のネジ部材215を露出させるための開口穴256が設けられている。
次に、図7を参照して、取付機構部200の支柱部110への取り付け構造を更に説明する。図7(a)において、支持部材251は、後方に張り出した保持部収納部253に一対の連結装置保持部250を内在させている。一対の連結装置保持部250は、支柱部110の両側の嵌合スリット101に嵌合部材213の先端が挿入可能な位置に連結装置210を保持している。そして、この一対の連結装置保持部250はスライド溝254を介して取付ネジ255で取り付けられるので、図7(a)に示すように、連結装置保持部250を両側に開いた状態とすることができる。この図7(a)の状態では、一対の連結装置保持部250の間に支柱部110を挟んだ状態を取る事ができる。
この図7(a)の状態から、スライド溝254に沿って、一対の連結装置保持部250の互いの距離を狭めるように内側に移動させることができる。そして、この移動に伴って、一対の連結装置210の嵌合部材213の先端部を一対の嵌合スリット101に挿入させた図7(b)の状態とすることができる。この実施形態では、嵌合部材213の先端部と嵌合スリット101の連結を強固にするために、開口部217と開口穴256を介して露出するネジ部材215をドライバーなどで回転させてネジ部材215の先端を突出させると、先端部の一対の突出部214の間が広がるようになっている。これにより、一対の突出部214がスリット内部103内で拡張されるので、一対のスリット両端部102との嵌合が強固なものとなり、連結装置210を備えた連結装置保持部250と嵌合スリット101を備えた支柱部110とが固定される。そして、この状態で、一対の取付ネジ255で締め付けることにより、連結装置保持部250と支持部材251とが固定される。
この実施形態では、支柱部110の断面形状を、奥行寸法より左右寸法が大きいほぼ楕円形状としている。このため、支柱部110を奥行方向に薄い、美観や設置性に優れた形状を取りつつ、断面形状を増やして強度を強くしている。そして、何より、一対の嵌合スリット101の間の距離L1を長くすることができるから、左右方向にワイドな表示画面21を備えたモニタ装置20を取り付けても、左右方向の傾きに対する強度を増やすことができる。
支持部材251の前面側には、前方に張り出したモニタ保持部252が設けられる。この実施形態では、両側に直立した一対のモニタ挿入部材257と、この一対のモニタ挿入部材257の下端部を支持する水平連結材258と、水平連結材258の後方中央と支持部材251とを連結する前後接続部材259とで、モニタ保持部252を構成する。
この実施形態に係るモニタ保持部252は、底面の両側に前記モニタ挿入部材257と嵌合する図示しない連結穴部を備えたモニタ装置20に対応することができる。一対のモニタ挿入部材257には図示しないネジ穴が設けてあり、前記連結穴部に挿入後にネジ止めすることができる。
このように、この実施形態では、前方のみにベース部150を備えて直立する支柱部110を備えた支持装置100を自立設置可能とするために、モニタ保持部252を支柱部110の前方に張り出す構造としている。このため、モニタ装置20を取り付けて前方に張り出りさせた取付機構部200と支柱部110との連結部分には大きな負荷がかかる。この実施形態では、この負荷を、支柱部110の両側に設けた嵌合スリット101を一対の連結装置210で挟んで連結する二重の連結構造とすることで前記課題を解決している。
また、この二重の連結構造では、支柱部110に取付機構部200を取り付けた後にモニタ装置20を取り付けることができるため、支柱部110と取付機構部200との連結を簡単に行うことができる。しかも、取付が簡単であるため、取付機構部200の高さ調整を簡単に行うことができるから、モニタ装置20の位置合わせが容易となる。
上述した実施形態では、取付機構部200を一対のモニタ挿入部材257を備えた事例で説明したが、これに限定されるものではない。つまり、取付機構部200は、その前面にモニタ装置20を取り付ける構造を備えていればよい。例えば、図8には他の応用例を説明している。図8は、取付機構部200の他の実施例を示す斜視図である。
上述した実施形態では、取付機構部200を一対のモニタ挿入部材257を備えた事例で説明したが、これに限定されるものではない。つまり、取付機構部200は、その前面にモニタ装置20を取り付ける構造を備えていればよい。例えば、図8には他の応用例を説明している。図8は、取付機構部200の他の実施例を示す斜視図である。
先ず、図8(a)に示す取付機構部200aは、裏面にスタンド(支持装置)と連結するための取付ねじ穴を備えたタイプのモニタ装置20に対応する構造を備えている。この取付機構部200aは、支持部材251より大きな面積(部分)を備えたモニタ保持板252aを支持部材251の前面に設けている。モニタ保持板252aは、支持部材251にネジなどを介して取り付けられ、周囲の張り出した部分にモニタ装置20に取り付けるためのネジ穴を備えている。
また、図8(b)に示す取付機構部200bは、前記取付機構部200aのモニタ保持板252aの下端部を前方に張り出すように、その断面形状をL型に形成したモニタ保持板252bとしたものである。この実施形態によれば、モニタ装置20を取り付ける際に、前方に張り出した部分が、位置合わせ部材として活用できるので、組立性が良好となる。
また、図8(c)に示す取付機構部200cは、モニタ装置20を壁面に取り付けるために流通している壁面取付器具260をネジなどを介して直接、支持部材251に取り付けるものである。このように、取付機構部200のモニタ保持部252は、支持部材251と必ずしも一体不可分で形成するものでなく、ネジなどを介して連結する構造であってもよい。これにより、汎用性を図ることができる。
次に、図9を参照して、「壁寄せタイプ」の支持装置100を採用したテレビジョン受像機システム1の設置方法を説明する。図9はテレビジョン受像機システムの設置状態図である。
図9において、この実施形態に係るテレビジョン受像機システム1では、直立した支柱部110の下端部の前方にベース部150、上部の前方に取付機構部200がそれぞれ設けられている支持装置100を採用しているので、直立した支柱部110の裏面側を建物の壁面に隣接して設置することができる。
ここで、ベース部150は、支柱部110の下端部から半径R1の設置面積を備えている。このため、前方に張り出して設けられるモニタ保持部252に取り付けられるモニタ装置20の加重Pは、ベース部150の投影面積内に収められるので、通常の設置状態では、支柱部110が直立する姿勢であっても、モニタ装置20の加重Pを支持装置100で支持して、テレビジョン受像機システム1を床面に対して自立させることができる。
一方、ベース部150の大きさは、支柱部110の高さとモニタ装置20の大きさにより、その転倒角度に応じた半径Rが設置される。この実施形態では、ベース棒状部材152とベース円弧部材153を簡単に取り替えられる構造としているため、購入時に対応した大きなの部材を組み合わせることができる。
また、この実施形態では、地震や何らかの衝撃が加わっても、その応力を支持装置100自身と建物の壁面で転倒防止を図ることができる。例えば、この実施形態では、支柱部110の前方をベース部150で支持しているので、テレビジョン受像機システム1の前方と左右への倒れこみは、支持装置100自身で軽減することができる。一方、ベース部150が設けられていないテレビジョン受像機システム1の後方への倒れこみは、建物の壁面で支持することができる。つまり、この実施形態では、支持装置100の裏面を建物の壁面に近接して設置しているので、仮に、テレビジョン受像機システム1が後方に倒れかけても、僅かな傾きの段階で、その上端部が壁面に触れて支持されるので、後方への転倒を軽減することができる。
また、この実施形態では、支柱部110の前面にモニタ装置20が取り付けられるので、モニタ装置20を低い位置で取り付けても、支柱部110の上端や取付機構部200はモニタ装置20の裏面に隠れるから、美観が良好となる。
また、この実施形態では、図1で説明したように、支柱部110の両側にテレビジョン受像機本体40や記憶装置50などの周辺機器を取り付けることができるので、これら周辺装置を設置するためのラックなどを設ける必要がない。しかも、これら周辺装置は、前後方向に薄い姿勢で取り付けられるの、設置性や美観を向上させることができる。更に、これら周辺装置をモニタ装置20に近接した下方に、しかもほぼ同一面上で設置することができるので、操作性が良好となる。
なお、これら周辺装置は連結装置210を備えている。この連結装置210は、周辺装置の筺体に直接取り付ける構造でもよいが、周辺装置を取り付ける図示しない取付具に連結装置210を設け、この取付具に周辺装置を取り付ける構造としてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図10から図13を参照して、第2の実施形態を具体的に説明する。ここで、図10は第2の実施形態に係るテレビジョン受像機システムの部品展開図である。図11は第2の実施形態に係る取付機構部の支持装置の外観図であり、図11(a)が平面図、図11(b)が正面図、図11(c)が右側面図である。図12は第2の実施形態に係る取付機構部の説明図である。図13は第2の実施形態に係る取付機構部の他の応用例を示す斜視図である。
次に、図10から図13を参照して、第2の実施形態を具体的に説明する。ここで、図10は第2の実施形態に係るテレビジョン受像機システムの部品展開図である。図11は第2の実施形態に係る取付機構部の支持装置の外観図であり、図11(a)が平面図、図11(b)が正面図、図11(c)が右側面図である。図12は第2の実施形態に係る取付機構部の説明図である。図13は第2の実施形態に係る取付機構部の他の応用例を示す斜視図である。
図10及び図11において、この第2の実施形態に係る支持装置100aは、支柱部110の前面に設けた第2の嵌合スリット101aを活用して、この第2の嵌合スリット101aに連結装置210を備えた取付機構部220を取り付けた構造である。他の構造については、第1の実施形態と同様につき、同一符号を付して説明を省略する。
この取付機構部220は、連結装置210を備えた取付本体部221と、この取付本体部221に取り付けられるモニタ保持部252とから構成する。取付本体部221は左右寸法より奥行寸法が大きく、この奥行き寸法より高さ寸法が大きい左右方向に扁平な外観を備えている。
この実施形態によれば、モニタ装置20を支持するモニタ保持部252を、支柱部110の前方のベース部150の投影面積内に配置しているので、前記第1の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。また、この実施形態では、モニタ装置20を支持するための嵌合スリット101と、テレビジョン受像機本体40や記憶装置50などの周辺機器を支持するための第2の嵌合スリット101aとを分離しているので、それぞれを任意の高さに固定することができる。特に、この実施形態では、支柱部110の両側の嵌合スリット101に対して、取付機構部220を介してモニタ装置20が取り付けられるモニタ保持部252を前方に配置した前後の配置構造とするため、モニタ装置20と周辺装置を前後に配置することができるから、周辺装置をモニタ装置20で隠蔽する設置形態をとることができる。
次に、図12、図13を参照して、この第2の実施形態に係る取付機構部220を更に説明する。
図12において、この取付機構部220は、1本の第2の嵌合スリット101aにモニタ装置20の重量Pがかかる構造としている。このため、第2の嵌合スリット101aの長手方向Yの一部分に一点に負荷が加わると、第2の嵌合スリット101aが変形したり破損したりするという課題がある。そこで、この実施形態では、取付本体部221が第2の嵌合スリット101aに接する長さL2を大きく取り、かつ、長手方向Yに沿って連結装置210を複数個配置する構造としている。
また、この実施形態の取付機構部220は、垂直に立った一対のモニタ挿入部材257と、このモニタ挿入部材257の下端部を連結する水平連結材258と、この水平連結材258と取付本体部221とを連結する前後接続部材259とからモニタ保持部252を構成する。この実施形態では、取付本体部221を下方に張り出させることにより、開口穴256から露出するネジ部材215の締め付け作業にモニタ保持部252が邪魔にならないようにしている。
上述したように、この実施形態では、取付機構部220を一対のモニタ挿入部材257を備えた事例で説明したが、これに限定されるものではない。つまり、取付機構部220は、その前面にモニタ装置20を取り付ける構造を備えていればよい。例えば、図13に他の応用例を説明している。
先ず、図13(a)に示す取付機構部220aは、裏面にスタンド(支持装置)と連結するための取付ねじ穴を備えたタイプのモニタ装置20に対応する構造を備えている。この取付機構部220aは、取付本体部221より大きな面積(部分)を備えたモニタ保持板252aを取付本体部221の前面に設けている。モニタ保持板252aは、取付本体部221にネジなどを介して取り付けられ、周囲の張り出した部分にモニタ装置20に取り付けるためのネジ穴を備えている。
図13(b)に示す取付機構部200bは、取付機構部220aより第2の嵌合スリット101aと接する面積を広くした取付機構部220bを示している。
図13(c)に示す取付機構部220cは、前記取付機構部220aのモニタ保持板252aの下端部を前方に張り出すように、その断面形状をL型に形成したモニタ保持板252bとしたものである。この実施形態によれば、モニタ装置20を取り付ける際に、前方に張り出した部分が、位置合わせ部材として活用できるので、組立性が良好となる。
図13(d)に示す取付機構部220dは、モニタ装置20を壁面に取り付けるために流通している壁面取付器具260をネジなどを介して直接、取付本体部221に取り付けるものである。このように、取付機構部220のモニタ保持部252は、取付本体部221と必ずしも一体不可分で形成するものでなく、ネジなどを介して連結する構造であってもよい。これにより、汎用性を図ることができる。
(他の応用例)
次に、図14を参照して、取付機構部200の他の応用例を説明する。前記第1の実施形態に係る取付機構部200は、支持部材251の前後に一対の連結装置保持部250とモニタ保持部252とを備え、この一対の連結装置保持部250を支持部材251に対して水平方向にスライド可能な構造で説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図14に示す構造でも同様な作用効果を得ることができる。ここで、図14は、この実施形態に係る取付機構部の取付図である。
次に、図14を参照して、取付機構部200の他の応用例を説明する。前記第1の実施形態に係る取付機構部200は、支持部材251の前後に一対の連結装置保持部250とモニタ保持部252とを備え、この一対の連結装置保持部250を支持部材251に対して水平方向にスライド可能な構造で説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図14に示す構造でも同様な作用効果を得ることができる。ここで、図14は、この実施形態に係る取付機構部の取付図である。
図14において、この実施形態に係る取付機構部200aは、支柱部110の両側にそれぞれ連結装置210を介して取り付けられる一対の連結装置保持部261と、この一対の連結装置保持部261に引っ掛ける引掛部262を備えた支持部材263と、この支持部材263に取り付けられるモニタ保持部264とから構成される。
一対の連結装置保持部261は、押出成型部材を短く切った保持部本体261aと、この保持部本体261aの一端に取り付けられる連結装置210と他の一端に取り付けられる保護キャップ261bとで構成される。この実施形態では、2個の連結装置210を保持部本体261aの一端に取り付ける。このため、保持部本体261aは一対の連結装置210を収納する一対の貫通穴を備えた押出成型部材で形成する。したがって、一対の連結装置保持部261は、それぞれ2個の連結装置210を両側の嵌合スリット101に両側に張り出すように強固に取り付ける。
支持部材263は、板状の部材で形成され、その両側上部の肩部を後方に折り曲げて、連結装置保持部261に引っかかる引掛部262が形成されている。即ち、この保持部本体261aは、その前面を支持部材263の主体となる本体面263aと接し、その上面と裏面を引掛部262の内面で接するように保持される。したがって、一対の引掛部262を一対の保持部本体261aの上方より引っ掛けることで、連結装置保持部261を連結装置保持部261に取り付けることができる。また、一対の引掛部262は、支柱部110の両側に張り出す構造となるので、連結装置保持部261の左右方向の動きが制限される。
一方、板状の支持部材263の下部には、前方に屈曲して保持ベース265が形成される。この実施形態では、この保持ベース265に、ねじなどを介して、第1の実施形態のモニタ保持部252と同様な構造を備えたモニタ保持部264を取り付ける構造としている。
このように、この実施形態によれば、支柱部110の所定の高さに一対の連結装置保持部261を取り付け、この支柱部110の両側に張り出した一対の連結装置保持部261に引掛部262を引っ掛けるように支持部材263を取り付け、その後、モニタ保持部264にモニタ装置20を取り付けることができる。これにより、モニタ装置20は、高さや左右方向の動きが固定されるので、支柱部110に確り固定される。
次に、図15を参照して、補助部品180の応用例を説明する。ここで、図15は、補助部品を用いたテーブルの固定構造図を示している。
前記第1の実施形態では、補助部品180を第2の嵌合スリット101aに取り付ける構造で説明したが、これに限定されるものではない。前記したように、補助部品180は、その一端に連結装置210(嵌合部材213)が設けられているので、この連結装置210を介して、一対の嵌合スリット101にも取り付けることができる。
図15は、支柱部110に形成される一対の嵌合スリット101と第2の嵌合スリット101aの3ケ所の同じ高さに補助部品180を取り付け、この3本の補助部品180にテーブル181を取り付けた構造を示している。この実施形態によれば、支柱部110の任意の高さにテーブル181を設置することができる。
このように、この発明に係る薄型表示装置とその支持装置では、その長手方向Yを上下方向とする支柱部110と、この支柱部110を下端部で支持するベース部150と、支柱部110に取り付けられて薄型表示装置(モニタ装置20)を支持する取付機構部200とを備え、支柱部110は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリット101を備え、取付機構部200は、嵌合スリット101の所定の位置で着脱可能に取り付かれる嵌合部(突出部214)を備えた連結装置210と、薄型表示装置20の表示画面21を支柱部110と平行な姿勢で、かつ、この支柱部110の前部に支持する表示装置取付部(モニタ保持部252)を備えるようにする。
この場合、ベース部150は、連結装置210を介して嵌合スリット101に取り付けられ、あるいは、ベース部150は、嵌合スリット101を備えた複数の部材と、連結装置210を備えた複数の部材とで構成されるようにする。
また、支柱部110は、その両側に配置される一対の嵌合スリット101を備え、取付機構部200は、支柱部110の両側に互いの嵌合部214を対向して配置する一対の連結装置210と、この連結装置210を水平方向Xにスライド可能に保持する支持部材251と、この支持部材251に取り付けられる表示装置取付部(モニタ保持部252)を備えるようにする。
あるいは、支柱部110は、その前部に嵌合スリット110を備え、取付機構部200は、連結装置210を備えた取付機構部本体(取付本体部221)と、この取付機構部本体221に取り付けられる表示装置取付部(モニタ保持部252)を備えるようにする。
また、この発明に係る他の薄型表示装置とその支持装置では、その長手方向Yを上下方向とする支柱部110と、この支柱部110を下端部で支持するベース部150と、支柱部110に取り付けられて薄型表示装置20を支持する取付機構部200とを備え、支柱部200は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリット101を備え、取付機構部200は、嵌合スリット101の所定の位置で着脱可能に取り付かれる嵌合部214を備えた連結装置210と、薄型表示装置20の表示画面21を支柱部110と平行な姿勢で、かつ、この支柱部110の前部に支持する表示装置取付部252を備え、ベース部150は、嵌合スリット101を備えた複数の部材と、連結装置210を備えた複数の部材とが、互いの嵌合スリット101と嵌合部252との嵌合により連結され、ベース部150と支柱部110とは、ベース部150を構成する部材が、支柱部110の嵌合スリット101に、前記嵌合で連結されるようにする。
1…テレビジョン受像機システム、10…テレビジョン受像機、20…モニタ装置、21…表示画面、30…スピーカ装置、40…テレビジョン受像機本体、50…記憶装置、100…支持装置、100a…支持装置、101…嵌合スリット、101a…第2の嵌合スリット、102…スリット両端部、103…スリット内部、110…支柱部、111…支柱端部カバー、150…ベース部、151…滑止防止部材、152…ベース棒状部材、153…ベース円弧部材、154…連結スリット部、155…保護部材、180…補助部品、200…取付機構部、210…連結装置、210a…連結装置、211…連結装置本体、212…固定ピン、213…嵌合部材、214…突出部、215…ネジ部材、216…バネ部材、217…開口部、218…交差開口部、220…取付機構部、221…取付本体部、250…連結装置保持部、251…支持部材、252…モニタ保持部、252a、252b…モニタ保持板、253…保持部収納部、254…スライド溝、255…取付ネジ、256…開口穴、257…モニタ挿入部材、258…水平連結材、259…前後接続部材、260…壁面取付器具、L1…一対の嵌合スリット101の間の距離、Y…長手方向(上下方向)、X…左右方向(水平方向)、Z…奥行き寸法(奥行き方向)、Q1…距離。
Claims (11)
- 薄型の表示装置と、この薄型の表示装置を支持する支持装置とを含んで構成される薄型表示装置において、
前記支持装置を、その長手方向を上下方向とする支柱部と、この支柱部を下端部で支持するベース部と、前記支柱部に取り付けられて前記表示装置を支持する取付機構部とを備え、
前記支柱部は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリットを備え、
取付機構部は、前記嵌合スリットの所定の位置で着脱可能に取り付けられる嵌合部を備えた連結装置と、前記表示装置の表示画面を前記支柱部と平行な姿勢で、かつ、該支柱部の前部に支持する表示装置取付部を備えている
ことを特徴とする薄型表示装置。 - 請求項1に記載の薄型表示装置において、
前記ベース部は、前記連結装置を介して前記嵌合スリットに取り付けられる
ことを特徴とする薄型表示装置。 - 請求項1または2に記載の薄型表示装置において、
前記ベース部は、前記嵌合スリットを備えた複数の部材と、前記連結装置を備えた複数の部材とで構成されている
ことを特徴とする薄型表示装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の薄型表示装置において、
前記支柱部は、その両側に配置される一対の嵌合スリットを備え、
前記取付機構部は、前記支柱部の両側に互いの前記嵌合部を対向して配置する一対の前記連結装置と、この連結装置を水平方向にスライド可能に支持する支持部材と、この支持部材に取り付けられる前記表示装置取付部を備えている
ことを特徴とする薄型表示装置。 - 前記請求項1から3の何れかに記載の薄型表示装置において、
前記支柱部は、その前部に前記嵌合スリットを備え、
前記取付機構部は、前記連結装置を備えた取付機構部本体と、この取付機構部本体に取り付けられる前記表示装置取付部を備えている
ことを特徴とする薄型表示装置。 - その長手方向を上下方向とする支柱部と、この支柱部を下端部で支持するベース部と、前記支柱部に取り付けられて薄型表示装置を支持する取付機構部とを備え、
前記支柱部は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリットを備え、
前記取付機構部は、前記嵌合スリットの所定の位置で着脱可能に取り付けられる嵌合部を備えた連結装置と、前記薄型表示装置の表示画面を前記支柱部と平行な姿勢で、かつ、該支柱部の前部に支持する表示装置取付部を備えている
ことを特徴とする薄型表示装置の支持装置。 - 請求項6に記載の薄型表示装置の支持装置において、
前記ベース部は、前記連結装置を介して前記嵌合スリットに取り付けられる
ことを特徴とする薄型表示装置の支持装置。 - 請求項6または7に記載の薄型表示装置の支持装置において、
前記ベース部は、前記嵌合スリット備えた複数の部材と、前記連結装置を備えた複数の部材とで構成されている
ことを特徴とする薄型表示装置の支持装置。 - 前記請求項6から8の何れかに記載の薄型表示装置の支持装置において、
前記支柱部は、その両側に配置される一対の前記嵌合スリットを備え、
前記取付機構部は、前記支柱部の両側に互いの前記嵌合部を対向して配置する一対の前記連結装置と、この連結装置を水平方向にスライド可能に保持する支持部材と、この支持部材に取り付けられる前記表示装置取付部を備えている
ことを特徴とする薄型表示装置の支持装置。 - 前記請求項6から8の何れかに記載の薄型表示装置の支持装置において、
前記支柱部は、その前部に前記嵌合スリットを備え、
前記取付機構部は、前記連結装置を備えた取付機構部本体と、この取付機構部本体に取り付けられる前記表示装置取付部を備えている
ことを特徴とする薄型表示装置の支持装置。 - その長手方向を上下方向とする支柱部と、この支柱部を下端部で支持するベース部と、前記支柱部に取り付けられて薄型表示装置を支持する取付機構部とを備え、
前記支柱部は、その長手方向に沿って形成される嵌合スリットを備え、
前記取付機構部は、前記嵌合スリットの所定の位置で着脱可能に取り付けられる嵌合部を備えた連結装置と、前記薄型表示装置の表示画面を前記支柱部と平行な姿勢で、かつ、該支柱部の前部に支持する表示装置取付部を備え、
前記ベース部は、前記嵌合スリットを備えた複数の部材と、前記連結装置を備えた複数の部材とが、互いの前記嵌合スリットと前記嵌合部との嵌合により連結され、
前記ベース部と支柱部とは、前記ベース部を構成する部材が、前記支柱部の前記嵌合スリットに、前記嵌合で連結される
ことを特徴とする薄型表示装置の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008245115A JP2010078737A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | 薄型表示装置とその支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008245115A JP2010078737A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | 薄型表示装置とその支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010078737A true JP2010078737A (ja) | 2010-04-08 |
Family
ID=42209299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008245115A Pending JP2010078737A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | 薄型表示装置とその支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010078737A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103574239A (zh) * | 2012-08-07 | 2014-02-12 | 苏州飞拓科技有限公司 | 一种电视机支撑底座 |
JP2019128567A (ja) * | 2018-01-20 | 2019-08-01 | 邵潘英 | ディスプレイ固定装置 |
-
2008
- 2008-09-25 JP JP2008245115A patent/JP2010078737A/ja active Pending
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