JP2010078512A - 取付治具 - Google Patents
取付治具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010078512A JP2010078512A JP2008248705A JP2008248705A JP2010078512A JP 2010078512 A JP2010078512 A JP 2010078512A JP 2008248705 A JP2008248705 A JP 2008248705A JP 2008248705 A JP2008248705 A JP 2008248705A JP 2010078512 A JP2010078512 A JP 2010078512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- fulcrum
- unit
- mounting jig
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】取付治具1は、開閉器Bの浸水を調査する検出部D1及びD2を固定する治具である。管Pは、開閉器Bの上面の端部を支点として回転可能である。検出部D1は、ヒンジH1を介して管Pに接続される。検出部D2は、ヒンジH2を介して管Pに接続される。重量物Wは、ヒンジH3を介して管Pに接続される。重量部Wが重力により支点の鉛直方向に位置したとき、検出部D1は開閉器Bの側面に面接触し、検出部D2は開閉器Bの底面に面接触する。検出部D1及びD2は、ヒータ及び温度計を備える。浸水量を検出する際には、開閉器Bの側面及び底面を同時に測り、温度の立ち上がりの程度の差で浸水量を判定する。
【選択図】図2
Description
この構成によれば、開閉器の材質に関係なく、開閉器に浸水検出部を簡易に固定することができる。特に、開閉器の表面の凸凹状態に関係なく、軽量の浸水検出部を固定する治具を開閉器に設置できるので、開閉器の浸水調査の作業に非常に有用である。
この構成によれば、取付治具の端部を開閉器の上面に引っ掛けて、それを支点とするので、開閉器に何も細工を施すことなく、簡単に浸水検出部を固定することができる。
この構成によれば、開閉器の側面及び/又は底面のうち、限られた平滑面を選んで、その面に浸水検出部を接触させることができる。
この構成によれば、揺動部が、開閉器の側面に面接触する第1の浸水検出部に係る第1の揺動部と、開閉器の底面に面接触する第2の浸水検出部に係る第2の揺動部とに分かれるので、取付治具の構成が簡単であり、確実に浸水検出部を固定することができる。
この構成によれば、開閉器の側面及び底面のうち、限られた平滑面を選んで、その面に浸水検出部を接触させることができる。
この構成によれば、浸水検出部にヒータ及び温度計を収納することにより、浸水検出部をコンパクト、かつ、軽量にできるので、開閉器に固定するのに本取付治具を使いやすくすることができる。
気中開閉器は、電力回路・電力機器の正常動作時の電路を開閉する大型の機器であり、特に、開閉器内部に空気が密封されて格納されている。気中開閉器の構造の一例が、特開平10−334775号公報に開示されている。なお、開閉器本体の材質が、炭素鋼、SUS304のいずれの場合にも、本発明の実施の形態に係る取付治具を適用できる。
≪取付治具の概要≫
第1の実施の形態に係る取付治具はクランプ式であり、取付治具を開閉器の上面の端に引っ掛けて、引っ掛けた箇所を支点として、取付治具に取り付けた検出部を開閉器の側面及び底面に圧着する。クランプ式では、検出部を小さく軽くするために、検出部にはヒ−タ及び温度計を収納し、電源(蓄電池)は重量部に収納する。重量部には、蓄電池、デ−タ伝送器及び任意の重量物を収納する。
図1は、第1の実施の形態に係る開閉器Bに取付治具1を設置したものの斜視図であり、図2は、その側面図である。図1に示すように、取付治具1は、9本の管P(P1〜P9)、8個の接続具C(C1〜C8)、3個のヒンジH(H1〜H3)、2個の検出部D(D1〜D2)及び1個の重量部Wを備える。
≪取付治具の概要≫
第2の実施の形態に係る取付治具は、やじろべえ式であり、開閉器の脚金具に円筒中空管を渡し、これを支点する角型中空管により検出部を開閉器に圧着する。やじろべえ式取付治具の特徴を以下に示す。
(1)開閉器の支持物、電線などの障害物がない底部に設定できる。
(2)開閉器の底面及び側面の測定対象個所を選択する自由度が大きい。
(3)検出部は、ヒ−タ、温度計及び通信部を内蔵しても、コンパクトで軽量である。真空ポンプ方式と比較すると、その効果は顕著である。
(4)開閉器の測定面にゴミ(コケ、塵埃等)、錆浮上りがあっても、圧着可能である。真空ポンプ式や磁石式では、表面処理が必要な場合がある。
浸水量を検出する際には、開閉器の側面及び底面を同時に測り、温度の立ち上がりの程度の差で浸水量を判定する。(検出部は、特願2008−147228の改良型である)
≪取付治具の構成及び機能≫
図4(a)は、第2の実施の形態に係る開閉器Bに取付治具2を設置したものの斜視図であり、図5(a)及び(b)は、その側面図である。図4(b)及び(c)は、第2の実施の形態に係る開閉器Bに管P1を固定した例の斜視図である。
図6は、第2の実施の形態に係る検出部D(D1、D2)の構成を示す図である。図6(a)は、検出部Dの側面図を示す。図6(b)は、検出部Dの平面図を示す。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
B 開閉器
B1 脚金具
C(C1〜C8) 接続具
D 検出部(浸水検出器)
D1 検出部(第1の浸水検出部)
D2 検出部(第2の浸水検出部)
DC 面状ヒータ部(ヒータ)
DD 温度計測部(温度計)
P(P1〜P9) 管(揺動部)
P1 管(棒)
P2 管(第1の揺動部)
P3 管(第2の揺動部)
P6 管(横管)
W 重量部
W1 重量部(第1の重量部)
W2 重量部(第2の重量部)
Claims (6)
- 浸水検出器を開閉器の側面及び底面に取り付ける取付治具であって、
前記開閉器の一部を支点として回転可能な揺動部と、
前記揺動部に固定される重量部と、
前記揺動部に固定され、前記重量部が重力を受けて前記揺動部が回転することにより、前記開閉器の側面に面接触する第1の浸水検出部と、
前記揺動部に固定され、前記重量部が重力を受けて前記揺動部が回転することにより、前記開閉器の底面に面接触する第2の浸水検出部と、
を備えることを特徴とする取付治具。 - 請求項1に記載の取付治具であって、
前記揺動部は、前記開閉器の上面に前記支点を有し、
前記重量部は、前記揺動部のうち、前記開閉器の底面より下方、かつ、前記支点の鉛直方向に位置付け可能な位置に固定され、
前記第1の浸水検出部は、前記揺動部のうち、前記重量部が前記支点の鉛直方向に位置したときに、前記開閉器の側面に面接触するような位置に固定され、
前記第2の浸水検出部は、前記揺動部のうち、前記重量部が前記支点の鉛直方向に位置したときに、前記開閉器の底面に面接触するような位置に固定される
ことを特徴とする取付治具。 - 請求項2に記載の取付治具であって、
前記揺動部は、
前記第1の浸水検出部及び/又は前記第2の浸水検出部が前記開閉器に面接触する位置を調整可能な横管を有する
ことを特徴とする取付治具。 - 請求項1に記載の取付治具であって、
前記重量部は、第1の重量部と、第2の重量部とからなり、
前記揺動部は、第1の揺動部と、第2の揺動部とからなり、
前記第1の揺動部は、前記開閉器の脚金具に固定された棒を支点とするV字形状になっており、当該支点を挟んだ両側に前記第1の浸水検出部及び前記第1の重量部を固定し、
前記第2の揺動部は、前記棒を支点とする直線状になっており、当該支点を挟んだ両側に前記第2の浸水検出部及び前記第2の重量部を固定する
ことを特徴とする取付治具。 - 請求項4に記載の取付治具であって、
前記棒における前記第1の揺動部の支点及び前記第2の揺動部の支点は、移動可能である
ことを特徴とする取付治具。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の取付治具であって、
前記第1の浸水検出部及び前記第2の浸水検出部は、ヒータ及び温度計を備える
ことを特徴とする取付治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008248705A JP4999807B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 取付治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008248705A JP4999807B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 取付治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010078512A true JP2010078512A (ja) | 2010-04-08 |
JP4999807B2 JP4999807B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=42209126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008248705A Expired - Fee Related JP4999807B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 取付治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4999807B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10104108A (ja) * | 1996-09-27 | 1998-04-24 | Toko Denki Kk | 浸水検出装置 |
JPH10153515A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Toko Electric Co Ltd | 密閉監視装置 |
JPH11253915A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-21 | Ishizuka Electronics Corp | 生ゴミ処理装置、同装置用水分検出器およびレベル検出器、そのセンサ |
JP2005134230A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 液位検知装置 |
JP2006318722A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Chuzaburo Ichiyoshi | 浸水監視及び乾燥機能付柱上気中開閉器 |
JP2007282418A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 操作棒先端用把持構造 |
-
2008
- 2008-09-26 JP JP2008248705A patent/JP4999807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10104108A (ja) * | 1996-09-27 | 1998-04-24 | Toko Denki Kk | 浸水検出装置 |
JPH10153515A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Toko Electric Co Ltd | 密閉監視装置 |
JPH11253915A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-21 | Ishizuka Electronics Corp | 生ゴミ処理装置、同装置用水分検出器およびレベル検出器、そのセンサ |
JP2005134230A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 液位検知装置 |
JP2006318722A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Chuzaburo Ichiyoshi | 浸水監視及び乾燥機能付柱上気中開閉器 |
JP2007282418A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 操作棒先端用把持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4999807B2 (ja) | 2012-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6024589B2 (ja) | 内部欠陥測定装置 | |
KR101997379B1 (ko) | 작업부재 표면에 대한 프로브의 수동 정규화를 위한 전개 메커니즘 | |
JP6001486B2 (ja) | 船舶の載荷重量算出システム、及び船舶の載荷重量算出方法 | |
WO2019014059A1 (en) | COMPACT MAGNETIC CRAWLER VEHICLE WITH ANTI-BALANCING BRACKETS | |
US20080222907A1 (en) | Multiple angle compact spirit level | |
JP2019534991A (ja) | 磁気結合一体型超音波試験及びカソード防食測定プローブ | |
US8820850B2 (en) | Rolling element for the polydirectional travel of a vehicle, and vehicle having such a rolling element | |
JP2003136462A (ja) | 産業用ロボット | |
CN107039092B (zh) | 燃料棒检测设备 | |
JP2008057533A5 (ja) | ||
CN201464642U (zh) | 以电子罗盘为角度计的无线电测向系统 | |
JP4999807B2 (ja) | 取付治具 | |
KR20210066496A (ko) | 배관 검사 로봇 및 이를 이용한 배관 검사 방법 | |
JP5327609B2 (ja) | 検査用台車 | |
CN108427036B (zh) | 一种绝缘服层间绝缘电阻检测装置 | |
CN113525545A (zh) | 一种磁吸附式攀爬检测机器人 | |
KR100973976B1 (ko) | 플렉서블 기판에 형성된 코팅 박막의 벤딩 시험 장치 | |
CN213986313U (zh) | 一种消防管道全方位探伤装置 | |
JP2012189476A (ja) | 模擬鋼管部材を利用した腐食環境測定装置と、当該腐食環境測定装置を使用した腐食環境測定方法 | |
JP2009204593A (ja) | 電解液中での電気化学測定用プローブ及び電気化学測定装置並びにそれを用いた電気化学測定方法 | |
CN113984884A (zh) | 一种适用于不同间距钢丝绳组的磁感探伤装置 | |
JP2013148470A (ja) | 支持装置 | |
CN206511085U (zh) | 一种声学换能器 | |
CN215414130U (zh) | 一种便携式测力仪表 | |
CN221650280U (zh) | 管道漏磁检测探头及管道漏磁检测装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120508 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4999807 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |