JP2010077934A - 発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】セメント原料として用い得る焼却灰、塩素バイパスダスト等のカルシウム含有ダストを利用した発電システムを提供する。
【解決手段】発電システム1は、塩素バイパスダスト13等のカルシウム含有ダストと、水14を混合して、高濃度塩分含有水溶液2を得るための混合手段3と、高濃度塩分含有水溶液2からカルシウム成分を回収するためのカルシウム成分回収手段8と、セメント製造設備11で生じる廃熱を利用して、高濃度塩分含有水溶液2を濃縮するための濃縮手段10と、高濃度塩分含有水溶液2と工業用水4との塩分の濃度差を利用して発電するための浸透圧塩分濃度差発電装置7を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、セメント原料として用い得るカルシウム含有ダスト(例えば、焼却灰、塩素バイパスダスト等)を利用した発電システムに関する。
セメント製造設備におけるセメント原料の一部として、焼却灰等の系外からのダストや、セメント製造設備の排ガスから回収されるダスト(例えば、塩素バイパスダスト)などを用いることが行なわれている。
この際、これらのダストは、セメントの品質に悪影響を与えないように、ナトリウム成分、塩素成分などを除去した後に、セメント原料として用いられている。このときに生じるナトリウム成分等を含む廃液は、水質の汚濁を防止するための処理を施した後に、放流されている。なお、この廃液を、発電等のエネルギー源として用いることは、従来、行われていない。
一方、近年、海水と淡水のように塩分濃度の異なる2種の水溶液の濃度差を利用して発電する方法(浸透圧塩分濃度差発電)が、提案されている。
具体的には、塩分濃度の異なる2種の水溶液を、半透膜を介して接触させると、水やイオンが前記半透膜を通って移動するが、この際のエネルギーを利用して発電するものである。
浸透圧塩分濃度差発電としては、低塩分濃度の水側から高塩分濃度の水側へと移動する水の圧力を利用して発電するPRO(Pressure Retarded Osmosis)方式と、高塩分濃度の水側から低塩分濃度の水側へと移動するイオン(Naイオン、塩化物イオン)を利用して、電極間に電力を発生させるRED(Reverse Electrodialysis)方式の2つの方式が知られている(特許文献1〜2)。
また、浸透圧塩分濃度差発電の実用化技術として、濃縮海水を利用するものが提案されている(特許文献3〜4)。
WO 2007/094659 A1 WO 02/13955 A1 特開2003−176775号公報 特開2004−335312号公報
上述のとおり、焼却灰、塩素バイパスダスト等のカルシウム含有ダストを処理する際に生じる廃液は、従来、発電等のエネルギー源として用いられていない。
そこで、本発明は、セメント原料として用い得る焼却灰、塩素バイパスダスト等のカルシウム含有ダストを利用した発電システムを提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、焼却灰、塩素バイパスダスト等のカルシウム含有ダストを水洗したときに生じる高い塩分濃度を有する水溶液(高濃度塩分含有水溶液)を利用して、浸透圧塩分濃度差発電を行えば、発電によって得られる電気エネルギーをセメント製造設備のエネルギー源などとして利用しうることなどを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[4]を提供するものである。
[1] セメント原料として用い得るカルシウム含有ダストと、水を混合して、高濃度塩分含有水溶液を得るための混合手段と、該混合手段で得られた高濃度塩分含有水溶液と、該高濃度塩分含有水溶液よりも低い濃度で塩分を含む低濃度塩分含有水溶液または塩分を含まない水との塩分の濃度差を利用して発電するための発電手段と、を含むことを特徴とする発電システム。
[2] 上記カルシウム含有ダストが、焼却灰、及び/又は、セメント製造設備の排ガスから回収されるダストである上記[1]に記載の発電システム。
[3] 上記混合手段と上記発電手段の間に、セメント製造設備で生じる廃熱を利用して、上記混合手段で得られた高濃度塩分含有水溶液を濃縮するための濃縮手段を含む上記[1]又は[2]に記載の発電システム。
[4] 上記混合手段と上記発電手段の間に、上記混合手段で得られた高濃度塩分含有水溶液からカルシウム成分を回収するためのカルシウム成分回収手段を含む上記[1]〜[3]のいずれか1つに記載の発電システム。
本発明の発電システムによると、従来、セメント製造設備においてエネルギー源として利用せずに放流されていた高濃度塩分含有廃液(例えば、焼却灰、塩素バイパスダスト等のカルシウム含有ダストを、セメント原料化のために水洗する際に生じる廃液)を、セメントの製造エネルギー源などとして利用することができる。それによって、系外から導入するエネルギーの量を削減し、エネルギーコスト(電気代)の削減などを図ることができる。
以下、本発明の発電システムを詳細に説明する。図1は、本発明の発電システムの一例を示す概略図、図2は、本発明の発電システムの他の例を示す概略図、図3は、本発明の発電システムを用いた発電方法の一例を示す概略図である。
図1中、本発明の発電システム1は、ダスト回収手段12で捕集した塩素バイパスダストの如きカルシウム含有ダスト13と、水14を混合して、高濃度塩分含有水溶液(以下、「高濃度水溶液」ともいう。)2を得るための混合手段3と、高濃度水溶液2からカルシウム成分を回収するためのカルシウム成分回収手段8と、セメント製造設備11で生じる廃熱15を利用して、高濃度水溶液2を蒸発させて濃縮するための濃縮手段10と、高濃度水溶液2と、工業用水の如き低濃度塩分含有水溶液または塩分を含まない水(以下、「低濃度水溶液」ともいう。)4との塩分の濃度差を利用して発電するための発電手段(浸透圧塩分濃度差発電装置)7を備えている。なお、低濃度水溶液4は、通常、系外(本発明の発電システムの外部)の低濃度水溶液供給源5(例えば、工業用水の供給源など)から供給される。
ここで、カルシウム含有ダスト13としては、セメント製造設備で生じるものであればよく、例えば、塩素バイパスダスト、アルカリバイパスダスト等が挙げられる。
なお、塩素バイパスダストとは、セメントキルンの排ガスの一部を抽気した高温の排ガスから、サイクロンによって粗粉(塩素含有量が少ない固体分)を除去した後、サイクロンを通過した排ガスを冷却して生じる微粉末(塩素含有量が多い固体分)を、バグフィルター等の集塵機で捕集することによって得られるものである。
アルカリバイパスダストとは、セメントキルンの排ガスの一部を抽気した高温の排ガスを、アルカリ金属化合物等の融点以下に冷却して得られるダストである。
水14としては、工業用水等が挙げられる。なお、低濃度水溶液4は、水14と同じもの(例えば、工業用水)でもよい。この場合、水14および低濃度水溶液4は、ともに低濃度水溶液供給源5から供給することができる。
高濃度水溶液2は、この時点ではスラリーの形態を有するものである。なお、本明細書において、「高濃度水溶液」および「低濃度水溶液」は、固体分を含まない水溶液と、固体分を含む水溶液(スラリー)の両方を包含するものとする。
高濃度水溶液2は、少なくとも、工業用水等の低濃度水溶液よりも、濃度差発電を行ううえで必要な程度に高濃度の塩分を含む必要がある。高濃度水溶液2が海水よりも大きな塩分濃度を有していれば、低濃度水溶液として海水を利用することができる。
高濃度水溶液2は、通常、海水よりも大きな塩分濃度を有するように調製される。
なお、本明細書において、「塩分」とは、アルカリ金属(具体的には、ナトリウム及びカリウム)を意味する。
高濃度水溶液2に含まれるアルカリ金属イオン(ナトリウムイオンとカルシウムイオンの合計量)の濃度は、好ましくは1モル/リットル以上、より好ましくは2モル/リットル以上、特に好ましくは3モル/リットル以上である。
混合手段3としては、撹拌翼付きの混合槽等が挙げられる。
カルシウム成分回収手段8は、高濃度水溶液2に含まれているカルシウム成分等の2価以上の水溶性物質および固体分を、発電手段7の運転阻害物質として回収し、ナトリウム成分、塩素成分等の1価のイオンを主に含む液分を得るための手段である。
なお、カルシウム成分とは、水溶性のカルシウム含有化合物、および、非水溶性のカルシウム含有化合物を包含するものである。
発電手段(浸透圧塩分濃度差発電装置)7における発電の際、高濃度水溶液2にカルシウムイオン等の2価以上のイオンが含まれていると、2価以上のイオンによって半透膜6が目詰まりを生じ易くなり、その結果、発電効率が低下したり、あるいは、半透膜6の清掃の頻度が多くなってメンテナンスが煩雑になるなどの問題がある。そのため、高濃度水溶液2を発電手段7に導く前に、カルシウム成分回収手段8によって予め、高濃度水溶液2から2価以上のイオン(特にカルシウムイオン)及び固体分を除去するものである。
なお、低濃度水溶液4が、カルシウム成分等の2価以上のイオンおよび固体分を、発電手段7の運転を阻害しうる量で含む場合、低濃度水溶液4は、高濃度水溶液2と同様に、カルシウム成分回収手段を用いて処理される。
カルシウム成分回収手段8の一例として、カルシウム含有ダスト(ただし、鉛を含むものである。)と水と硫酸を混合して、固体分である硫酸カルシウムを含むスラリーを得た後、該スラリーに硫化剤を加えて、固体分である硫酸カルシウム及び鉛硫化物を含むスラリーを得て、次いで、このスラリーに捕収剤を加えて、鉛硫化物を疎水化した後に、浮遊選鉱処理して、硫酸カルシウムを含む沈鉱などを得るように構成したものが挙げられる(特開2008−93510号公報、特開2008−110288号公報参照)。
カルシウム成分回収手段8の他の例として、カルシウム含有ダストと水とアルカリ化剤を混合して、カルシウム含有固体分を含むスラリーを得た後、該スラリーを固液分離して、カルシウムを含まない液分を得るように構成したものが挙げられる(特開2006−334539号公報参照)。
カルシウム成分回収手段8の他の例として、カルシウム含有ダスト(ただし、鉛を含むものである。)と水と硫酸を混合して、pH4以下のスラリーとした後、固液分離して、硫酸カルシウム及び硫酸鉛を含む固体分を得て、次いで、この固体分と水とアルカリ化剤を混合して、pH13.5以上のスラリーを得た後、固液分離して、水酸化カルシウムと、鉛を含む液分を得るように構成したものが挙げられる(特開2003−321716号公報参照)。
カルシウム成分回収手段8の位置は、濃縮手段10の前(図1に示す位置)と後(濃縮手段10と発電手段7の間)のいずれでもよい。
濃縮手段10の一例として、セメント製造設備11で生じる高温の排ガス(廃熱15を有するガス)を流通させた管体を、高濃度水溶液2に接触させてなるものや、廃熱15を利用した高温空気中に高濃度水溶液2を噴霧してなるもの、などが挙げられる。
濃縮手段10を備えることによって、高濃度水溶液2の塩分濃度を高めて、発電手段7における発電量を増大させることができる。
低濃度水溶液4としては、淡水(具体的には、工業用水、河川水、湖水等であり、塩分を含まない水であってもよい。)、海水などが挙げられる。中でも、淡水は、海水に比べて塩分の濃度が低いので、発電手段7における発電量が大きくなり、好ましい。淡水の中でも、不純物が少ない点で、工業用水が特に好ましい。
低濃度水溶液4に含まれるアルカリ金属イオン(ナトリウムイオンとカリウムイオンの合計量)の濃度は、好ましくは0.6モル/リットル以下、より好ましくは0.3モル/リットル以下、特に好ましくは0.1モル/リットル以下である。
なお、海水に含まれるアルカリ金属イオンの濃度は、0.5モル/リットル程度である。
発電手段(浸透圧塩分濃度差発電装置)7としては、高濃度水溶液2と低濃度水溶液4とを半透膜6を介して接触させ、これら2種の水溶液の塩分濃度の差を利用して発電することができるものであればよく、前述のPRO方式、RED方式などを採用することができる。
PRO方式の場合には、半透膜6として水が透過することのできる膜を用いる。高濃度水溶液2と低濃度水溶液4とをこのような半透膜を介して接触させると、低濃度水溶液4から高濃度水溶液2へと、水が半透膜を通って移動する。この水の移動によって、高濃度水溶液2の側の水の流量が増えるため、この増えた水流によって水流発電機を駆動して発電することができる。
RED方式の場合には、半透膜6としてイオン透過膜(陽イオン透過膜、陰イオン透過膜)を用いる。RED方式は、通常、陽イオン透過膜と陰イオン透過膜とを交互に配置してなるセルと、該セルの両端に配置した陽極及び陰極とから構成される。陽イオン透過膜と陰イオン透過膜の間に、高濃度水溶液2と低濃度水溶液4を交互に供給すると、高濃度水溶液2の側から低濃度水溶液4の側へと、ナトリウムイオン等のアルカリ金属イオンが陽イオン透過膜を通って、また、塩化物イオンが陰イオン透過膜を通って移動する。これらイオンの移動により、陽極と陰極の間に電力を発生させることができる。
発電手段7で得られた電気エネルギーは、例えば、セメント製造設備におけるセメントの製造のためのエネルギー源として利用することができる。
次に、図2に示す本発明の発電システムの他の例を説明する。なお、図2中、図1に示す各部と同一の各部については、図1と同一の符号を付してある。
図2中、発電システム20は、ダスト回収手段12およびダスト13に代えて、焼却炉21および焼却灰22を用いていること以外は、図1に示す発電システムと同じ構成を有する。すなわち、発電システム20は、焼却炉21で生じる焼却灰22と、水を混合して、高濃度水溶液2を調製すること以外は、前述の発電システム1と同様である。
なお、焼却灰22としては、焼却残渣(焼却主灰)、焼却飛灰、溶融飛灰のいずれか1種または2種以上の混合物を用いることができる。
図1に示す発電システム1と、図2に示す発電システム20を組み合わせたものを用いることもできる。この場合、混合手段3において、セメント製造設備の排ガスから回収されたダスト13と、焼却灰22と、水14を混合して、高濃度水溶液2を得る。
図2に示す発電システムと、図1と図2を組み合わせた発電システムのいずれにおいても、高濃度水溶液の好ましい塩分濃度などの諸条件は、図1に示す発電システムと同様である。
図3は、本発明の発電システムを用いた発電方法の一例を示すものである。
図3中、本発明の発電システムを用いた発電方法は、(a)セメント原料(石灰石、粘土、その他)を粉砕して、クリンカ原料を調製するクリンカ原料調製工程と、(b)クリンカ原料をセメントキルンで焼成して、クリンカを得るクリンカ焼成工程と、(c)クリンカを粉砕する粉砕工程と、(d)クリンカの粉砕物と石膏を混合してセメントを得る工程(図示せず)と、(e)クリンカ焼成工程で得られたダスト(例えば、塩素バイパスダスト)、および、焼却灰を、水洗する灰水洗工程と、(f)灰水洗工程で得られた高濃度水溶液からカルシウム成分を除去するとともに、このカルシウム成分をセメント原料の一部として利用するカルシウム除去工程と、(g)カルシウム除去工程(f)を経た高濃度水溶液を、クリンカ焼成工程(b)で生じる廃熱を用いて、蒸発させて濃縮する濃縮工程と、(h)濃縮工程(g)を経た高濃度水溶液と、低濃度水溶液を用いて、浸透圧塩分濃度差発電を行う発電工程、を含むものである。
なお、これらの工程の中で、本発明の特徴をなすものは、工程(b)、工程(e)〜工程(h)の組み合わせである。
本発明の発電システムの一例を示す概略図である。 本発明の発電システムの他の例を示す概略図である。 本発明の発電システムを用いた発電方法の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1,20 発電システム
2 高濃度水溶液(カルシウム含有ダストに由来するもの)
3 混合手段(混合槽)
4 低濃度水溶液(工業用水、河川水、海水等)
5 低濃度水溶液供給源
6 半透膜
7 発電手段(浸透圧塩分濃度差発電装置)
8 カルシウム成分回収手段
9 カルシウム成分(セメント原料)
10 塩分濃縮手段
11 セメント製造設備
12 ダスト回収手段
13 ダスト(塩素バイパスダスト、アルカリダスト等)
14 水(工業用水)
15 廃熱
21 焼却炉
22 焼却灰

Claims (4)

  1. セメント原料として用い得るカルシウム含有ダストと、水を混合して、高濃度塩分含有水溶液を得るための混合手段と、
    該混合手段で得られた高濃度塩分含有水溶液と、該高濃度塩分含有水溶液よりも低い濃度で塩分を含む低濃度塩分含有水溶液または塩分を含まない水との塩分の濃度差を利用して発電するための発電手段と、
    を含むことを特徴とする発電システム。
  2. 上記カルシウム含有ダストが、焼却灰、及び/又は、セメント製造設備の排ガスから回収されるダストである請求項1に記載の発電システム。
  3. 上記混合手段と上記発電手段の間に、セメント製造設備で生じる廃熱を利用して、上記混合手段で得られた高濃度塩分含有水溶液を濃縮するための濃縮手段を含む請求項1又は2に記載の発電システム。
  4. 上記混合手段と上記発電手段の間に、上記混合手段で得られた高濃度塩分含有水溶液からカルシウム成分を回収するためのカルシウム成分回収手段を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の発電システム。
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