JP2010076781A - 先端部が硬化された液体封入容器用ストロー - Google Patents

先端部が硬化された液体封入容器用ストロー Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は従来のストローがそのまま流用できると共に従来のストローに対して、殆どコストアップにならず且つ差込みが確実に行えるような強度を有し、プラスチック製飲料容器に対応できる先端部が硬化された液体封入容器用ストローを提供することを目的とする。
【解決手段】ストロー本体1の先端部1aには、それを加熱処理して硬化させた強化部2が設けられる構成とする。また強化部2として、120℃〜130℃に加熱した加熱棒の中にストロー本体1の先端部1aを所定時間挿入させて加熱処理が行われるものとするのが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明はプラスチック製飲料容器に装着して使用するためのものであり、特には先端部が硬化された液体封入容器用ストローに関する。
従来、紙製飲料パックは、ポリエチレン層,印刷層,原紙層,低密度ポリエチレン層,アルミニウム層,接着性樹脂層,低密度ポリエチレン層などを順次積層した構造のもので成されていた。このため、製造工程が多く、生産性の向上やコストダウンなどの目的から、構造を簡単にしたプラスチック製飲料容器が市場に出回り始めている。
しかしながら、このプラスチック製飲料容器の上面に設けた差込穴に従来のストローを差込むと、ストローの先端が曲ってしまい、使用できなかった。このため、プラスチック製飲料容器用のストローとして、硬い材料に変えるか、或いは肉厚を厚くさせることが考えられるが、硬いポリプロピレンで従来の肉厚(0.2mm〜0.3mm)のまま形成すると、割れ易いものとなり、使用できなくなる。一方、肉厚を厚くさせたストローは使用時に問題がないため、専用のストローとして現在されている。しかしながら、肉厚が厚くなった分だけ材料が多く掛るので、コストアップになっていた。しかもストローの素材は紙製飲料パック用と区別して管理する必要があった。
尚、紙製飲料パックの上面に設けた差込穴に差込み易く且つ差込穴のフィルム部分が異物として飲料内に落下させないものとするために、ストロー先端に十字形の管内壁を設けたもの、ストローの先端を尖塔状又は円錐状に形成し、この尖塔状又は円錐状の尖塔面又は円錐面に多数の小穴を形成したものが提案されている。これに対して、ストローの先端部分の細かい構成の加工を行わず、ストローの先端部を先細りのテーパー形状に構成しただけのものとして、特開2007−1786597が提案されている。しかしながら、特開2007−1786597の目的は、紙製飲料パックの上面に設けた差込穴に差込んだ際、ストローの先端部を先細りのテーパー形状に構成した簡単な方法で、差込穴のフィルム部分が異物として飲料内に落下することをなくすためのものであり、且つ、突き刺し強度が現行品ストローのものよりも小さな値で貫通できる記載があるが、本発明のようなプラスチック製飲料容器に対応させるために、従来のストローに対して、コストアップにならず且つ差込みが確実に行えるように強度を向上させる発想はなく、且つ、そのような記載もない。
特開2007−1786597号公報
本発明は従来のストローに対して、殆どコストアップにならず且つ差込みが確実に行えるような強度を有し、プラスチック製飲料容器に対応できる先端部が硬化された液体封入容器用ストローを提供することを目的とする。
本発明は上記現状に鑑み成されたものであり、つまり、ストロー本体の先端部には、それを加熱処理して硬化させた強化部が設けられる構成とする。また強化部として、120℃〜130℃に加熱した加熱棒の中にストロー本体の先端部を所定時間挿入させて加熱処理が行われるものとするのが好ましい。
請求項1のようにストロー本体(1)の先端部(1a)を加熱処理して硬化させた強化部(2)が設けられたことにより、従来のストローに対して、殆どコストアップにならず且つ差込みが確実に行えるような強度を有し、プラスチック製飲料容器に対応できるものとなる。また従来のストローをそのまま使用して加熱処理するだけで、プラスチック製飲料容器に対応できるものとなるため、ストロー本体(1)の素材管理が、紙製飲料パック用とプラスチック製飲料容器用と区別することなく管理が行え、管理費が低減できるものとなる。
請求項2のように強化部(2)が、120℃〜130℃に加熱した加熱棒(3)の中にストロー本体(1)の先端部(1a)を所定時間挿入させて加熱処理することで設けられることにより、少ない経費で大量処理することが可能となる。またストロー本体(1)が包装前であれば、紙製飲料パック用をプラスチック製飲料容器用に変更することが容易であるため、生産計画の変更が簡単なものとなり、融通性が良くなる。
図1は本発明の実施形態を示す図であり、この図に基づいて説明する。(1)は合成樹脂製のストロー本体であり、該ストロー本体(1)は内管(11)と、該内管(11)を出入自在に収納するための外管(12)とから成る2段式のものであるが、1本ものや3段式以上のものを用いても良い。また前記ストロー本体(1)の素材としては、一般的に用いられているポリプロピレンのものを用いれば良い。(2)はストロー本体(1)の先端部(1a)に設けた強化部であり、該強化部(2)は加熱処理して硬化されたものである。また強化部(2)はストロー本体(1)の先端から10mm前後に設けると良い。
次に本実施形態の強化部(2)が設けられる方法を、図2に基づき説明する。先ず始めに図中の番号、特に図1に記載された以外の番号について説明する。(3)は加熱される鉄製の加熱棒であり、該加熱棒(3)の先端には、ストロー本体(1)の先端部(1a)を10mm前後挿入するための穴が穿設されている。又、前記加熱棒(3)としては、丸棒を用いるのが好ましい。この加熱棒(3)は120℃〜130℃に加熱されて使用するのが好ましいが、この温度範囲に限定されるものではない。(4)は加熱棒(3)が出し入れ可能に多数本配置すると共に加熱棒(3)を所定温度に保持するための回転ドラムであり、該回転ドラム(4)には図示しない加熱装置が内設されている。
次に強化部(2)がストロー本体(1)の先端部(1a)に設けられる工程について説明する。予め図2(a)に示す回転ドラム(4)の回転に伴ってストロー本体(1)も一緒に所定区間に於いて回転するように配置しておく。この時、ストロー本体(1)の先端部(1a)と回転ドラム(4)の間隔は図2(b)〜(d)に示すように一定であり、加熱棒(3)が回転ドラム(4)の表面から出し入れされるのである。先ず、従来のストロー本体(1)が供給されて図示しない所定位置に来ると、回転ドラム(4)に配置した加熱棒(3)とストロー本体(1)が図2(b)のように対向し且つ一緒に回転される。回転しながら加熱棒(3)が回転ドラム(4)の表面から図中の矢印に示すように突出して、ストロー本体(1)の先端部(1a)が図2(c)のように加熱棒(3)の内部に挿入される。この状態で所定区間回転され、その後、加熱棒(3)が回転ドラム(4)側に戻されて図2(d)に示すように元の回転ドラム(4)の表面に来る。そしてストロー本体(1)は回転ドラム(4)から遠ざかって排出されるのである。
このようにストロー本体(1)は回転ドラム(4)の回転に伴って一緒に回転する間に、120℃〜130℃に加熱した鉄製の加熱棒(3)の中にストロー本体(1)の先端部(1a)が所定時間挿入されて加熱処理することにより、強化部(2)が設けられるのである。この時、ストロー本体(1)は加熱棒(3)に3秒前後挿入された状態で加熱されるのである。この時、回転ドラム(4)には加熱棒(3)を80個配置させ、ストロー本体(1)の加熱処理は1分間に500本行われた。尚、ストロー本体(1)の先端部(1a)が硬化して強化される理由の詳細は不明であるが、実験結果から鉄製品の熱処理と同様な効果が得られることは確認されている。
つまり、上記のように加熱棒(3)によってストロー本体(1)の先端部(1a)が強化されたものを、プラスチック製飲料容器の上面に設けた差込穴に100本差込んで、ストロー本体(1)の先端部(1a)の先端の強度をチェックした。この結果、全て差込むことが可能であった。
本発明の実施形態を示す説明図である。 本実施形態の強化部が設けられる工程を示す説明図である。
符号の説明
1 ストロー本体
1a 先端部
2 強化部
3 加熱棒

Claims (2)

  1. ストロー本体(1)の先端部(1a)には、それを加熱処理して硬化させた強化部(2)が設けられたことを特徴とする先端部が硬化された液体封入容器用ストロー。
  2. 前記強化部(2)が、120℃〜130℃に加熱した加熱棒(3)の中に前記ストロー本体(1)の先端部(1a)を所定時間挿入させて加熱処理することで設けられた請求項1記載の先端部が硬化された液体封入容器用ストロー。
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