JP2010076373A - 熱硬化性樹脂成形品およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱硬化性樹脂成形品10では、肉厚が比較的薄い薄肉部10bの厚みをS(1〜30mm)とすると、厚肉部10aの厚みは、たとえば1.2S〜20Sとされる。そして、厚肉部10aでは、ガラス繊維含有量が30〜80wt%程度のSMC(a)1が中心部に積層され、その中心部を取り囲むように、ガラス繊維含有量が10〜40wt%のSMC(b)2が周辺部に積層されて成形されている。
【選択図】図2
Description
実施の形態1に係る熱硬化性樹脂成形品とその製造方法について説明する。厚肉部を有する熱硬化性樹脂成形品の断面構造を図1に示し、その厚肉部の拡大断面構造を図2に示す。図1等に示される熱硬化性樹脂成形品10では、肉厚が比較的薄い薄肉部10bの厚みをS(約1〜30mm程度)とすると、厚肉部10aの厚みは、たとえば1.2S〜20S程度とされる。
次に、実施の形態2として、SMC(a)とSMC(b)の積層の仕方の第1変形例について説明する。ここでは、図11に示すように、SMC(a)として、幅の短いSMC(a)1bと幅の長いSMC(a)1aを用いるとともに、SMC(b)として、幅の長いSMC(b)2bと幅の短いSMC(b)2aとを用い、SMC(a)とSMC(a)との間にSMC(b)の端部が挟み込まれる態様、あるいは、SMC(b)とSMC(b)との間にSMC(a)の端部が挟み込まれる態様で、SMC(a)とSMC(b)とを積層させる。
次に、実施の形態3として、SMC(a)とSMC(b)の積層の仕方の第2変形例について説明する。ここでは、図18に示すように、SMC(b)2の面、あるいは、SMC(a)1の面に沿って、幅の短いSMC(a)1cとSMC(b)2cとを交互に配置させる。
(1)実施例1および実施例2
金型として、薄肉部10mm、厚肉部50mmの金型(図1参照)を用いて、SMC(a)およびSMC(b)を積層した。また、SMC(a)およびSMC(b)のシート1枚あたりの厚みを2mmとした。
金型として、薄肉部30mm、厚肉部70mmの金型(図1参照)を用いて、SMC(a)およびSMC(b)を積層した。なお、SMC(a)およびSMC(b)のシート1枚あたりの厚みを2mmとした。まず、ガラス繊維含有量が40wt%のSMC(b)のシートを、金型の底面と平行に10枚積層した。
(1)比較例1
比較例1では、実施例1と同様に、薄肉部10mm、厚肉部50mmの金型(図1参照)を用いて、ガラス繊維含有量が40wt%のSMC(b)のシートだけを金型の底面と平行に、金型の薄肉部には5枚積層し、厚肉部には25枚積層した。実施例1と同様に、SMC(b)のシート1枚あたりの厚みを2mmとした。その後、実施例1と同様に、成形条件として、油圧プレスによる加圧圧力を10MPa、金型の温度を130℃、成形時間を25分として、積層されたSMC(b)を成形した。
比較例2では、実施例1と同様に、薄肉部10mm、厚肉部50mmの金型(図1参照)を用いて、まず、ガラス繊維含有量が10wt%のSMC(b)のシートを、金型の底面と平行に5枚積層した。次に、金型の厚肉部にガラス繊維含有量が20wt%のSMC(a)を15枚積層した。さらに、その上にSMC(b)を5枚積層した。その後、実施例1と同様に、成形条件として、油圧プレスによる加圧圧力を10MPa、金型の温度を130℃、成形時間を25分として、積層されたSMC(a)およびSMC(b)を成形した。なお、SMC(a)の側面の積層方法、SMC(a)およびSMC(b)のシートの厚さは、実施例1と同じにした。
比較例3では、実施例1と同様に、薄肉部10mm、厚肉部50mmの金型(図1参照)を用いて、まず、ガラス繊維含有量が40wt%のSMC(b)のシートを、金型の底面と平行に5枚積層した。次に、金型の厚肉部にガラス繊維含有量が90wt%のSMC(a)を15枚積層した。さらに、その上にSMC(b)を5枚積層した。その後、実施例1と同様に、成形条件として、油圧プレスによる加圧圧力を10MPa、金型の温度を130℃、成形時間を25分として、積層されたSMC(b)を成形した。なお、SMC(a)の側方の積層方法、SMC(a)およびSMC(b)のシートの厚さは、実施例1と同じにした。比較例1〜3のSMC(a)およびSMC(b)の肉厚、ガラス繊維含有量とクラックの発生有無の関係(評価結果)を表2に示す。
一方、表2に示すように、比較例1では、成形品の厚肉部をSMC(b)だけを用いて成形したため、厚肉部の中心部において周辺部に対して大きなひずみが生じ、内部クラックが生じることが確認された。また、比較例2では、SMC(a)がSMC(b)よりもガラス繊維の含有量が多く、線膨張係数は小さくなっているものの、内部の収縮を相殺するまでのガラス繊維含有量には至っておらず、内部クラックが生じることが確認された。そして、比較例3では、SMC(a)が90wt%ものガラス繊維を含有することにより、成形性に難が生じ、成形不良が生じることが確認された。
Claims (8)
- 熱硬化性樹脂の成形による熱硬化性樹脂成形品であって、
相対的に肉厚が薄い薄肉部と、
相対的に肉厚が厚く、中心部に位置する第1部分および前記第1部分を取り囲むように周辺部に位置する第2部分を含み、前記第1部分におけるガラス繊維含有量が前記第2部分におけるガラス繊維含有量よりも高い厚肉部と
を備えた、熱硬化性樹脂成形品。 - 前記第1部分と前記第2部分との境界部分では、前記第1部分から前記第2部分に向かって突出した第1突出部と、前記第2部分から前記第1部分に向かって突出した第2突出部とが交互に位置する、請求項1記載の熱硬化性樹脂成形品。
- 前記第1突出部および前記第2突出部は、前記厚肉部の厚み方向と交差する方向に突出し、
前記第1突出部と前記第2突出部とは、前記厚肉部の厚み方向に沿って交互に位置する、請求項2記載の熱硬化性樹脂成形品。 - 前記第1突出部および前記第2突出部は、前記厚肉部の厚み方向に突出し、
前記第1突出部と前記第2突出部とは、前記厚肉部の厚み方向と交差する方向に沿って交互に位置する、請求項2記載の熱硬化性樹脂成形品。 - 熱硬化性樹脂のシートを積層し成形することによって所定の形状に仕上げる熱硬化性樹脂成形品の製造方法であって、
金型内に第1のガラス繊維含有量の第1熱硬化性樹脂シートを積層する工程と、
前記第1熱硬化性樹脂シートの所定の領域上に、前記第1のガラス繊維含有量よりも高い第2のガラス繊維含有量の第2熱硬化性樹脂シートを積層する工程と、
前記所定の領域の側方に位置する前記第1熱硬化性樹脂シートの他の所定の領域上に、積層される前記第2熱硬化性樹脂シートの厚み方向端面を隠す態様で、前記第1のガラス繊維含有量の第3熱硬化性樹脂シートを積層する工程と、
それぞれ積層された前記第2熱硬化性樹脂シートと前記第3熱硬化性樹脂シートを覆うように、前記第2熱硬化性樹脂シートおよび前記第3熱硬化性樹脂シート上に、前記第1のガラス繊維含有量の第4熱硬化性樹脂シートを積層する工程と、
前記金型を閉じて、積層された前記第1熱硬化性樹脂シート〜第4熱硬化性樹脂シートを所定の温度と圧力のもとで加圧することにより、所定の形状に成形する工程と、
所定の形状に成形された成形品を前記金型から取出す工程と
を備えた、熱硬化性樹脂成形品の製造方法。 - 前記第2熱硬化性樹脂シートを積層する工程では、前記第2熱硬化性樹脂シートとして、所定の幅を有する第2熱硬化性樹脂シートが積層され、
前記第3熱硬化性樹脂シートを積層する工程では、前記第1熱硬化性樹脂シートの前記他の所定の領域上に、積層された前記第2熱硬化性樹脂シートの厚み方向端面を徐々に隠す態様で、前記第3熱硬化性樹脂シートが順次積層される、請求項5記載の熱硬化性樹脂成形品の製造方法。 - 前記第2熱硬化性樹脂シートを積層する工程および前記第3熱硬化性樹脂シートを積層する工程では、一方のシートの端部が他方のシートによって上下方向から挟み込まれる態様で、前記第2熱硬化性樹脂シートと前記第3熱硬化性樹脂シートとが積層される、請求項6記載の熱硬化性樹脂成形品の製造方法。
- 前記第1熱硬化性樹脂シートを積層する工程と前記第2熱硬化性樹脂シートを積層する工程との間に、第1熱硬化性樹脂シートの前記所定の領域に、前記第1のガラス繊維含有量の第5熱硬化性樹脂シートと、前記第2のガラス繊維含有量の第6熱硬化性樹脂シートとを、前記第1熱構成樹脂シートに沿って交互に配置する工程を備え、
前記第2熱硬化性樹脂シートを積層する工程と前記第4熱硬化性樹脂シートを積層する工程との間に、前記第2熱硬化性樹脂シートの上に、前記第1のガラス繊維含有量の第7熱硬化性樹脂シートと、前記第2のガラス繊維含有量の第8熱硬化性樹脂シートとを、前記第2熱硬化性樹脂シートに沿って交互に配置する工程を備えた、請求項6記載の熱硬化性樹脂成形品の製造方法。
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