JP2010075033A - モータ - Google Patents

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スミルノフ ヴァチェスラフ
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シン ドン−ヨン
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    • F16C2370/12Hard disk drives or the like

Abstract

【課題】本発明は、軸受に含有されていた潤滑油が外部に流出されることを防止できるモータを提供する。
【解決手段】本発明に係るモータは、シャフトと、シャフトを回転可能に支持する軸受と、シャフトの下端を支持するスラスト板と、シャフトに結合され、軸受に対向する面に環状の溝が形成されたボスと、ボスに結合されたロータと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明はモータに関する。
光ディスク(optical disk)、ODD slim、またはハーフハイトドライブセット(Half height driving set)のような大容量メモリ格納装置などの駆動装置に用いられるスピンドルモータには、シャフトを回転可能に支持するために含油軸受が使用されている。含油軸受は滑り軸受の一種であり、潤滑油を含油することができる多孔質材料から製造され、通常、焼結体からなっている。
含油軸受とシャフトとの間には所定の隙間(gap)が存在するように結合される。この隙間は、シャフトの回転により含油軸受から出た潤滑油で充填され、これにより、含油軸受はシャフトを回転可能に支持することができる。
しかし、含油軸受が含油している潤滑油は、シャフトと軸受との間の隙間だけではなく、含油軸受の上側から流出されることがある。含油軸受の上側から潤滑油が流出されると、含油軸受の潤滑作用の性能が低下してシャフトと含油軸受との間の摩擦が増加することになる。
したがって、スピンドルモータを駆動するのに必要以上の動力が消耗され、また高速回転時に騷音及び振動などの問題が発生することがある。また、シャフトと含油軸受との間の摩擦により軸受の一部分に摩耗が発生することがあり、これはスピンドルモータ全体の寿命を短縮させる原因となる。
こうした従来技術の問題点に鑑み、本発明は、軸受の潤滑油が軸受の上側から流出されることを防止できるモータを提供することをその目的とする。
本発明の一実施形態によれば、シャフトと、シャフトを回転可能に支持(support)する軸受と、シャフトの下端を支持するスラスト板と、シャフトに結合され、軸受に対向する面に環状形の溝が形成されたボスと、ボスに結合されたロータと、を含むモータが提供される。
ここで、環状の溝は複数であることができる。
また、ボスの軸受と対向する面には、軸受の上側を収容する収容部を形成でき、収容部の側壁の内周面は軸受の外周面に対して傾斜するように形成されることができる。このとき、収容部と軸受との間にはシール材が介在されることができる。
一方、シャフトは軸受の長さに対応するように、シャフトの下端の縁から下向きに延長されるシリンダ部をさらに含むことができ、このとき、スラスト板にはシリンダ部の下端を収容する収容溝が形成されることができ、収容溝は軸受の下端まで収容することができる。また、スラスト板にはシャフトの下端を支持するように、上向きに突出された支持突起が形成されることができる。
ロータの中央には、ボスを収容するように上向きに突出されたバーリング部が形成され、ボスはバーリング部に軸受の上側が収容されるようにボスの外側に延長されることができる。
シャフトの内部には中空部が形成されることができる。
本発明によれば、モータの動作の際に、軸受に含油されていた潤滑油が外部に流出されることを防止することができる。
本発明の特徴及び利点が以下の図面及び発明の詳細な説明を通してより明確になる。
以下、本発明によるモータの実施例を添付図面を参照して詳しく説明し、添付図面を参照して説明するに当たって、同一かつ対応する構成要素には同一の図面番号を付し、これに対する重複説明は省略する。
図1は本発明の一実施例によるディスク駆動装置1000を示す断面図である。図1に示すように、本発明の一実施例によるディスク駆動装置1000に用いられるスピンドルモータは、シャフト(shaft)500と、シャフト500を回転可能に支持する軸受(bearing)502と、シャフト500の下端を支持するスラスト板508と、シャフト500に結合され、軸受502と対向する面に環状の溝702が形成されたボス(boss)700と、ボス700に結合されたロータ(rotor)300と、を含み、環状の溝702が軸受502から流出される潤滑油の流れを阻止して、潤滑油が軸受502の外部に流出されることを防止することができる。
ディスク駆動装置1000は、チャック部(chucking part)100及びスピンドルモータ(spindle motor)200を含むことができる。
チャック部100は、ディスクをスピンドルモータ200に着脱可能に結合させることができる。チャック部100には、ハウジング102、チャックピン(chuck-pin)104、及び弾性部材106が含まれることができる。ハウジング102は、チャックピン104と弾性部材106とを収容し、ロータ300に結合できる部分である。チャックピン104は、ハウジング102の外側に突出されるようにしてハウジング102に収容されることができる。弾性部材106はチャックピン104を弾性的に支持することができる。
チャック部100がディスクの中央に形成されている貫通孔に挿入されると、チャックピン104は後退して前進することができる。ディスクがロータ300の上に配置されると、チャックピン104がディスクの内周面を加圧することにより、チャック部100はディスクをスピンドルモータ200に着脱可能に結合させることができる。
軸受はシャフト500を回転可能に支持(support)することができる。軸受は潤滑油が含油されている含油軸受502であることができる。シャフト500と含油軸受502との間には含油軸受502から出た潤滑油が介在されるように、所定の隙間が形成されることができる。
ホルダ504は含油軸受502を支持することができる。ホルダ504は、含油軸受502の外周面を囲み、軸受502をベースプレート(base plate)600に固定することができる。また、ホルダ504の外周面にステータ(stator)400が結合されることができる。
ステータ400は、歯(teeth)414及び環状のボディ412を含むステータコア410と、歯414に巻線されるコイル420とを含むことができる。歯414は、環状のボディ412の外側に延長されることができる。
環状のボディ412は、その内周面がホルダ504の外周面に結合され、ホルダ504に固定されることができる。ステータ400のコイル420に電気が供給されると、歯414が磁化されて駆動マグネット306との電磁気的な作用によりロータ300を回転させることができる。
スラスト板508はシャフト500の下端を支持するように、ホルダ504の下側に結合されることができる。スラスト板508の上面にはワッシャ506が結合されていて、シャフト500の回転を円滑にすることができる。
ロータ300は、ロータケース302、駆動マグネット306、及び摩擦部材308を含むことができる。ロータケース302は、バーリング部302a、拡張部302b、及び延長部302cを含むことができる。バーリング部302aは、ロータケース302の中央に上向きに突出されるシリンダ形状を有することができ、ロータケース302の中央を折曲して形成することができる。バーリング部302a内にはボス700が挿入されてシャフト500に結合されることができる。
拡張部302bはバーリング部302aの下端から放射状に延長され、ステータ400を覆うことができる。拡張部302bの上面には環状の摩擦部材308が結合されてチャック部100に配置されるディスクの底面を支持することができる。延長部302cは拡張部302bの末端からシリンダ形状で下向きに延長され、その内周面には駆動マグネット306が結合されることができる。
ボス700はシャフト500とバーリング部302aとの間に介在されることができる。ボス700は環状であり、その内周面はシャフト500に結合され、その外周面はバーリング部302aに結合されることができる。また、ボス700の厚さtはバーリング部302aの厚さtより薄くてもよく、ボス700はその上面がバーリング部302aの上面と一致するようにバーリング部302aに挿入されて固定されてもよい。
ボス700は、バーリング部302aに含油軸受502の上側が収容されるようにボス700の外側に延長されることができる。すなわち、ボス700の外径及びバーリング部302aの内径を含油軸受502の外径より大きく形成して、含油軸受502の上側がバーリング部302aに収容されることができる。
含油軸受502の上側がバーリング部302aに収容されることにより、含油軸受502の一部がバーリング部302aに挿入される長さだけ、含油軸受502の全長は増加でき、結果的に含油軸受502のシャフト500を支持する長さ(bearing working length)が増加できるようになる。
含油軸受を用いてシャフトを支持する場合、シャフトと含油軸受との間には所定の隙間が存在でき、これにより、シャフトは含油軸受に対して傾斜した状態で回転することができる。
ここで、シャフトは含油軸受の内周面の互いに対向する対角線方向の両端により支持され、その二つの地点は相互摩擦により含油軸受の寿命を短縮させるので、結局スピンドルモータの寿命を短縮させることもある。
したがって、含油軸受502のシャフト500を支持する長さを増加させることにより、シャフト500は含油軸受502により、より安定的に支持できるようになり、このような問題点を改善することができる。また、シャフト500が含油軸受502により、より安定的に支持されることにより、シャフト500の振れによる不要な騷音や振動の発生も低減できるようになる。
一方、単純形状のバーリング部302aにボス700を挿入して、ボス700の厚さとバーリング部302aの厚さの差だけ、含油軸受502のシャフト500を支持する長さを増加できるため、ロータケース302の製作コストのさらなる上昇を防止することができる。
また、シャフト500の構造的安定性が確保されたスピンドルモータ200を用いるディスク駆動装置1000の場合には、ディスクの安定した駆動を図ることができるため、データの安定した読み取り及び書き込み(reading/writing)が可能となる。
その上、含油軸受502の上側がバーリング部302aに収容されることにより、ステータ400を覆っているロータケース302の拡張部302b及び延長部302cは全体的にベースプレート600にさらに近づくことができる。これは、スピンドルモータ200の薄型化を図ることができることを意味する。
また、ロータケースの延長部302cがベースプレート600にさらに近づくことにより、駆動マグネット306の位置もベースプレート600に近づくことになる。したがって、ステータ400の磁気中心と駆動マグネット306の磁気中心とを一致させることができ、騒音(acoustic noise)の発生を低減させることができる。
ボス700の含油軸受502と対向する面、すなわち、ボス700の底面には環状の溝702が形成されることができる。図2は、本発明の一実施例によるディスク駆動装置1000を示す平面図である。
図2に示すように、環状の溝702は複数であることができ、複数の環状の溝702の中心は、シャフト500の中心と一致することができる。環状の溝702は、含油軸受502から出た潤滑油の移動経路上に形成され、出る潤滑油を収容してその流動を阻止することにより、含油軸受502からの潤滑油の流出を防止することができる。
図3は本発明の一実施例によるディスク駆動装置1000の一部を示す断面図である。図3に示すように、シャフト500が回転すると、ロータ300の周りの空気流動により、含油軸受502とボス700との間の圧力が含油軸受502とシャフト500との間の圧力に比べて低くなることがある。
このとき、シャフト500の回転により、シャフト500と含油軸受502との間に出た潤滑油111は、シャフト500の外周面に沿って上昇することがある。上昇された潤滑油111は遠心力及びボス700底面との粘性によりボス700の底面に沿ってボス700の外側に移動することになる。
ボス700の底面に沿って移動されていた潤滑油111は、環状の溝702に流れ込むことになる。環状の溝702'に流れ込んだ潤滑油111は遠心力を受け続けるが、環状の溝の側壁702'aが遠心力に対抗して潤滑油の流動を阻止するので、潤滑油111がボス700の外側に移動されることを防止することができる。
さらに、潤滑油111の流出が増加し続けて、潤滑油111がボス700の内側の環状の溝702'から溢れた場合にも、外側の環状の溝702"が内側の環状の溝702'と同様な作用をして702''a が潤滑油111の流出を防止することになる。環状の溝702の数は潤滑油の流出量及びボス700のサイズを考慮して調節することができる。
図4は本発明の他の実施例によるディスク駆動装置2000を示す断面図であり、図5は本発明の他の実施例によるディスク駆動装置2000のボス710を示す断面図である。
図4及び図5に示すように、本発明の他の実施例によるディスク駆動装置2000のボス710には含油軸受502の上側が収容されるように、ボス710の含油軸受502と対向する面に収容部713が形成されることができる。収容部713が形成されることにより、含油軸受502はボス710側にさらに進入することができ、その結果、含油軸受502のシャフト510を支持する長さを増加させることができる。
また、バーリング部302aの内周面と接する部分のボス710の外周面の厚さ方向の幅は、含油軸受502のシャフト510を支持する長さの変化にかかわらず、減少されないようにすることができる。これにより、ボス710とロータ300との間の結合をより堅固に維持した状態で、シャフト510を支持する含油軸受502の長さを増加させることができる。
図5に示すように、ボス710の下側の中央には突出部716が形成されて、シャフト510に挿入されることができる。突出部716はボス710と一体で形成されてもよく、別途に製作されて結合されてもよい。
シャフト510の内部にはボス710の突出部716を収容できるホール(hole)が形成でき、このホールの深さは突出部716の長さより深くすることができる。したがって、シャフト510がボス710に結合されても、シャフト510の中央のホールはボス710の突出部716で完全に満たされず、シャフト510の内部に中空部512が形成されることになる。
ディスク駆動装置2000における回転する部分は、チャック部100、ロータ300、シャフト510、ボス710であることができる。その中、シャフト510の内部に中空部512を形成することにより、回転する部分の重さだけではなく、慣性モーメントも低減することができる。したがって、スピンドルモータ200の駆動時に必要とされる電力を低減させることができる。
図6は、本発明の他の実施例によるディスク駆動装置2000の一部を示す断面図である。図6に示すように、ボス710と含油軸受502との間にはシール材(sealing material)718が介在されることができる。
シール材718は、含油軸受502とボス710との間の空間を遮蔽して、含油軸受502から潤滑油が流出されることを防止することができる。シール材718としては潤滑油より粘性が高い材料を用いることができ、例えば、グリース(grease)を用いることができる。
一方、収容部の側壁714の内周面715は含油軸受502の外周面に対して傾斜するように形成されることができる。収容部713は下方に行くほど収容部の側壁714の内周面715の内径が増加するように形成されることができ、その結果、収容部の側壁714の内周面715と含油軸受502の外周面との距離は下方に行くほど増加することができる。
若し、含油軸受502とボス810との間にシール材718が介在されていない場合でも、側壁714の内周面715と含油軸受502の外周面とがなすテーパ(taper)形状の空間Aは、流出された潤滑油の表面張力効果からその流出を防止することができる。
すなわち、収容部の側壁714の内周面715と含油軸受502の外周面とがなすテーパ(taper)形状の空間Aは、流出された潤滑油の自封作用(self sealing)を図ることができる。
図7は本発明のまた他の実施例によるディスク駆動装置3000を示す断面図である。図7に示すように、本発明のまた他の実施例によるディスク駆動装置3000のシャフト520は、その下端の縁から下向きに延長されるシリンダ部522をさらに含むことができる。
すなわち、シリンダ部522は、シャフト520の外周面が長手方向に延長されて含油軸受502により支持される長さが増加するように、シャフト520の下端の縁から下向きに延長されて形成されることができる。
一方、シリンダ部522は、シャフト520の外周面を囲むシリンダ形状を有することができ、含油軸受502の内周面の長さと同一の長さを有するように延長されることができる。また、シリンダ部522は、本実施例とは異なって、シャフト520と一体で形成されることもできる。
図8は本発明のまた他の実施例によるディスク駆動装置3000の一部を示す断面図である。図8に示すように、シリンダ部522は、シャフト520の外周面に含油軸受502と接する面をさらに形成した部分であって、含油軸受502のシャフト520を支持する長さを従来技術(図8の点線表示)に比べてLだけ延長することができる。
これは、シャフト520の下端の摩擦を最小化するために、その下端を丸める処理をし、これにより、シャフト520のシリンダ形状の外周面の長さが減少して含油軸受502のシャフト520を支持する長さが減少することになることを、シリンダ部522を形成して、補うためである。すなわち、シリンダ部522は、シャフト520の下端に、含油軸受502により支持される部分を図8に示されたLだけさらに提供することができる。
スラスト板518には、シャフト520の下端524を支持するように上向きに突出される支持突起518a及びシリンダ部522を収容する収容溝518cが形成されることができる。
上述したように、シリンダ部522は、シャフト520の下端の縁から下向き延長される部分で、シャフト520の外周面の長さを延長させることができ、これに対応して、スラスト板518の上面にはシリンダ部522がスラスト板518の上面と接することを防止するために、支持突起518aが上向きに突出されることができる。
支持突起518aの上面には、シャフト520の下端524との摩擦を低減させるために、ワッシャ506が結合されることができ、ワッシャ506が結合される場合、支持突起518aには、ワッシャ506の厚さに対応する溝518bを形成して、支持突起518aの上面とワッシャの上面とが同一の高さを有するようにすることができる。
また、スラスト板518にはシリンダ部522の下端を収容する収容溝518cが、支持突起518aに隣接してスラスト板518の上面に形成されることができる。収容溝518cは支持突起518aに隣接して環状の溝に形成されることができる。
収容溝518cは、シャフト520の長さより長く延長されたシリンダ部522の下端を収容し、含油軸受502のシャフト520を支持する長さを延長させることができる。
一方、収容溝518cは含油軸受502の下端も収容することができる。含油軸受502のシャフト520を支持する長さを増加させるために、含油軸受502はシャフト520より長く延長されることができ、これに対応して、シリンダ部522の長さも共に延長されることができる。
収容溝518cはシャフト520より長く延長されたシリンダ部522と含油軸受502の下端とを収容するために、その外径が含油軸受502の外径以上になるように、外側に延長されることができる。
上述したように、スピンドルモータ200の全体高さを増加せずに、含油軸受502のシャフト520を支持する長さを増加させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を参照して説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載した本発明の思想及び領域から脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解できよう。
本発明の一実施例によるディスク駆動装置を示す断面図である。 本発明の一実施例によるディスク駆動装置を示す平面図である。 本発明の一実施例によるディスク駆動装置の一部を示す断面図である。 本発明の他の実施例によるディスク駆動装置を示す断面図である。 本発明の他の実施例によるディスク駆動装置のボスを示す断面図である。 本発明の他の実施例によるディスク駆動装置の一部を示す断面図である。 本発明のまた他の実施例によるディスク駆動装置を示す断面図である。 本発明のまた他の実施例によるディスク駆動装置の一部を示す断面図である。
符号の説明
100 チャック部
200 スピンドルモータ
300 ロータ
400 ステータ
500 シャフト
600 ベースプレート
710 ボス
1000,2000,3000 ディスク駆動装置

Claims (10)

  1. シャフトと、
    前記シャフトを回転可能に支持する軸受と、
    前記シャフトの下端を支持するスラスト板(thrust plate)と、
    前記シャフトに結合され、前記軸受に対向する面に環状の溝が形成されたボス(boss)と、
    前記ボスに結合されたロータと、
    を含むモータ。
  2. 前記環状の溝が複数であることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記軸受の上側が収容されるように、前記ボスの前記軸受と対向する面に収容部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ。
  4. 前記収容部の側壁の内周面が、前記軸受の外周面に対して傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
  5. 前記収容部と前記軸受との間に介在されるシール材をさらに含む請求項3に記載のモータ。
  6. 前記シャフトの内部に中空部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のモータ。
  7. 前記ロータの中央には、上向きに突出され、前記ボスを収容するバーリング部が形成され、
    前記ボスは、前記バーリング部に前記軸受の上側が収容されるように、前記ボスの外側に延長されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  8. 前記シャフトは、前記軸受の長さに対応するように、前記シャフトの下端の縁から下向きに延長されるシリンダ部をさらに含むことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載のモータ。
  9. 前記スラスト板には、前記シリンダ部の下端を収容する収容溝が形成されていることを特徴とする請求項8に記載のモータ。
  10. 前記スラスト板には、前記シャフトの下端を支持するように上向きに突出された支持突起が形成されていることを特徴とする請求項9に記載のモータ。
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