JP2010074443A - 配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】フロー定義データの事前検証をスキャナでトライアンドエラーにより行うため作業効率が悪い。
【解決手段】ネットワークを介してMFP40に接続された配信管理サーバ30において、MFP40から入力された画像データの処理の流れが定義されたフロー定義データおよび該フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムを記憶するデータベース36と、各機能プログラムの配信処理の実効を依頼するフロー実行部33と、選択された画像データならびに該画像データに対応するフロー定義データおよび書誌情報を読み出し、フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの配信処理の実効をフロー実行部33に指示し、フロー実行部33から出力された動作検証結果を表示する検証ツール31と、を備える。
【選択図】 図1−1

Description

本発明は、配信管理システムに関し、特に、紙文書から生成された画像データの処理の流れが定義されたフロー定義データを検証する配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体に関する。
近年、多くの企業において、多機能複合機(Multi‐Function Product、以下「MFP」という)などの画像入出力機器(以下「スキャナ」という)のネットワーク上への配置および接続が進み、それらMFPは、業務の効率化を図る手段として大きな役割を担っている。特に、紙文書の電子化と配布を効率的に行う配信管理システムが重要になっている。この配信管理システムを構成する大きな要素は、スキャナと配信管理サーバである。配信管理サーバには、あらかじめさまざまな業務・用途にあわせた複数の配信処理メニューが登録され、利用者は、スキャナのオペレーションパネルから、業務に適したフロー定義データを選択してスキャンをおこなう。
フロー定義データは、管理者により予め配信管理サーバに登録され、事前検証がおこなわれている。この事前検証作業が不十分な場合、実運用時に、重要な文書データの紛失や、誤配信によるデータの流出という問題が発生する恐れがあるため、特に複雑なフローを構築するときはフロー定義データの事前検証は重要である。
従来、例えば下記特許文献1に示される配信システムは、配信サーバに定義されたフロー定義データに従って種種の処理や配信処理を実行する配信システムに関するものである。当該配信システムは、配信サーバにおいて、フロー定義データに基づいてスキャン画像データに対し処理の実行を制御するフロー実行制御部を備え、フロー実行制御部は、受信した書誌情報とフロー定義データとを関連づけ、書誌情報が関連づけられたフロー定義データに基づいて、スキャン画像データに対し処理の実行を制御するものである。
特開2008−097586号公報
しかしながら、特許文献1に示される配信システムによるフロー定義データの事前検証は、既に配信システムに読み込まれている画像データを、スキャナで取り込み、トライアンドエラーでおこなうしかなく、システム管理者の負担が大きく作業効率が悪いという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スキャナを使わずにフロー定義データの事前検証をおこなうことができる配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して画像処理装置に接続された配信管理装置において、前記画像処理装置から入力された画像データ、該画像データに対する処理の流れが定義されたフロー定義データおよび該フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムを記憶する記憶部と、前記各機能プログラムの配信処理の実効を依頼するフロー実行部と、選択された画像データならびに該画像データに対応するフロー定義データおよび書誌情報を読み出し、前記フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの配信処理の実効を前記フロー実行部に指示し、前記フロー実行部から出力された動作検証結果を表示する検証ツールと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続される画像処理装置と配信管理装置とを備えた配信管理システムにおいて、前記配信管理装置は、前記画像処理装置から入力された画像データ、該画像データに対する処理の流れが定義されたフロー定義データおよび該フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムを記憶する記憶部と、前記各機能プログラムの配信処理の実効を依頼するフロー実行部と、選択された画像データならびに該画像データに対応するフロー定義データおよび書誌情報を読み出し、前記フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの配信処理の実効を前記フロー実行部に指示し、前記フロー実行部から出力された動作検証結果を表示する検証ツールと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して画像処理装置に接続された配信管理装置で実施される配信管理方法であって、動作検証の実行開始指令を受信するステップと、前記画像処理装置から入力された画像データの処理の流れが定義されたフロー定義データを記憶部から読み出すステップと、読み出された前記フロー定義データを表示するステップと、前記記憶部に記憶されている画像データと該画像データに対応する書誌情報とを読み出すステップと、前記画像データ、前記書誌情報、および前記フロー定義データを出力するステップと、前記画像データと前記書誌情報とに基づいて前記フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの動作検証を行うステップと、前記複数の機能プログラムの動作検証結果を前記画像処理装置に表示するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記配信管理方法を配信管理装置のコンピュータに実行させる配信管理プログラム、およびその配信管理プログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶した記憶媒体である。
本発明によれば、検証ツール上に表示されるフロー定義データを選択することにより、配信管理サーバの検証ツール、フロー実行部、および機能コンポーネントによるフロー定義データの検証が行われ、動作検証結果を検証ツール上に表示することができるので、システム管理者の負担を軽減し作業効率を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下に示す実施の形態では、本発明の配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体を、複合機によりスキャンした画像データの配信処理を行う配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体に適用した例を挙げて説明する。ただし、本発明の配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体はこれに限定されるものではなく、画像データに対する処理を制御するものであれば、いずれの装置、システムにも適用することができる。
また、以下に示す実施の形態では、画像データを入力する画像形成装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を一つの筐体に搭載した複合機を例にあげて説明しているが、これに限定されるものではなく、画像データを入力可能な画像形成装置であれば、スキャナ装置、ファクシミリ装置、コピー装置などいずれにも適用することができる。
図1−1は、本実施の形態にかかる配信管理システムの構成を示す図である。本実施の形態にかかる配信管理システムは、図1−1に示すように、MFP40、配信管理サーバ30、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ20、EDMS(Enterprise Document Management System)21、およびファイルサーバ22を備えている。なお、これらの各装置は、LANまたはインターネット等のネットワーク(図示せず)を介して接続されている。
MFP40は、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを一つの筐体に搭載したものである。MFP40は、スキャナ機能により紙媒体等をスキャン処理して画像データを生成し、生成された画像データを配信管理サーバ30に送信する。MFP40の詳細については後述する。
配信管理サーバ30は、MFP40でスキャンされた画像データを受信して、MFP40から受信した画像データに対する各種処理の流れを定義したフロー定義データに従って種々の処理や配信処理を実行するワークステーション等のコンピュータである。配信管理サーバ30の詳細については後述する。
前述したフロー定義データは、各機能プログラム、例えば、文書(画像データ)の書誌情報を編集する文書書誌置換プログラム、文章のフォーマットを変換する画像変換プログラム、文書を指定されたEメールアドレスに送信するメール配信プログラム、および文書を指定されたフォルダに保存するフォルダ配信プログラムで構成されている。これらのプログラムを集めた機能プログラム群は機能コンポーネントと称してもよい。なお、上述した書誌情報とは、配信管理システムに取り込まれた画像データを配信するときに用いられる情報、例えば、送信先の会社名等など、画像データを識別するための各種情報である。
ファイルサーバ22は、インターネット上で共有するファイルを蓄積して管理するコンピュータである。EDMS21は、いわゆる文書管理システムであり、SMTPサーバ20は、メール送信プロトコルであるSMTPに準拠した電子メールを送信するためのサーバである。ファイルサーバ22、EDMS21、およびSMTP20のいずれも配信管理サーバ30による配信処理によりアクセスされる。
次に、配信管理サーバ30の詳細について説明する。配信管理サーバ30は、図1−1に示すように、検証ツール31、リモート通信部32、フロー実行部33、機能コンポーネント34、データアクセス35、およびデータベース36を主に備えている。
データベース36は、配信管理サーバ30内のデータストレージ機能を有しており、蓄積されている情報として、例えば、管理者が作成したフロー定義データ、該フロー定義データに含まれる複数の機能プログラム、該フロー定義データに関連付けられている書誌情報、およびシステムのログなどである。なお、データベース36に蓄積されるデータは、これらに限定されるものではなく、例えば、MFP40から入力された画像データを蓄積してもよい。
データアクセス35は、データベース36へのアクセス機能をもつプログラムを示している。フロー実行部33は、フロー定義データ内の各機能コンポーネント34に配信処理の実行を依頼する。
機能コンポーネント34は、上述したように各機能プログラムで構成され、フロー実行部33から配信処理の実行の依頼を受信すると各プログラムの配信処理を実行する。
リモート通信部32は、MFP40から送信される画像データ、書誌情報の受信を制御する。また、リモート通信部32は、配信管理サーバ30に対する各種データの送信を制御するものである。
次に、MFP40の詳細について説明する。MFP40は、図1−1に示すように、オペレーションパネル41、サーバ情報42、表示制御部43、リモート通信部44、および画像生成部45を主に備えている。
オペレーションパネル41は、利用者が各種画面や操作入力を行うハードウェアである。オペレーションパネル41には、スタートボタン、ストップボタン、コピーボタン、およびスキャンボタン等の操作部を表示可能である。
サーバ情報42は、配信管理サーバ30のIPアドレス等を登録したデータベースであり、HDDやメモリ等の記憶媒体に記憶されている。
リモート通信部44は、配信管理サーバ30に対する各種データの送受信を制御するものである。具体的には、リモート通信部44は、フロー選択画面の要求、選択したフローのフローID、およびスキャンした画像データをサーバ情報42に登録されたIPアドレスに対応する配信管理サーバ30に送信する。
表示制御部43は、オペレーションパネル41の表示部に対し、各種画面やソフトウェアキーボード画面等をタッチ入力可能に表示する制御を行う。この制御により、MFP40の利用者は、MFP40や配信管理サーバ30における各種操作やタッチ入力を、オペレーションパネル41で行うことが可能である。
図1−2は、検証ツールのモジュール構成の一例を示す図である。検証ツール31は、図1−2に示すように、フローデータ取得部50、UI部51、ユーザー操作部52、入力データ生成部53、およびフロー実行呼出部54を備えている。
フローデータ取得部50は、データベース36に記憶されたフロー定義データを読み出す。UI部51は、フローデータ取得部50で読み出されたフロー定義データをオペレーションパネル41に表示する。また、UI部51には、動作検証結果が表示される。なお、これらの具体的な表示例などについては、後述する。
ユーザー操作部52は、動作検証の実行ボタンを示すものである。入力データ生成部53は、動作検証実行時に選択された画像データならびに該画像データに対応する書誌情報を読み出す(生成する)。すなわち、MFP40のスキャナ機能(画像生成部45など)により画像データおよび書誌情報を改めて読み込むという手間を省くことが可能である。
フロー実行呼出部54は、入力データ生成部53で読み出された画像データおよび書誌情報と、データベース36から取得されたフロー定義データとを、フロー実行部33に出力する。また、フロー実行呼出部54は、フロー実行部33における動作検証が完了した場合、フロー実行部33から出力された動作検証結果をUI部51に出力する。なお、前述した動作検証結果は、フロー定義データの各機能にエラーが生じているか否かを示すものである。
以下、本実施の形態にかかる配信管理システムの動作を説明する。検証する画像データが選択され、検証開始操作が行われた場合、フローデータ取得部50は、データベース36に記憶されたフロー定義データを読み出す。入力データ生成部53は、選択された画像データならびに該画像データに対応する書誌情報を読み出す。フロー実行呼出部54は、入力データ生成部53で読み出された画像データおよび書誌情報と、データベース36から取得されたフロー定義データとを、フロー実行部33に出力し、動作検証の実行を依頼する。フロー実行部33は、フロー定義データ内の各機能コンポーネント34に動作検証の実行を依頼し、機能コンポーネント34は、各プログラムの配信処理を実施する。フロー実行部33は、機能コンポーネント34から出力された動作検証結果をフロー実行呼出部54に出力する。そして、フロー実行呼出部54は、該検証結果をUI部51に出力し、UI部51は該検証結果を表示する。
図2は、フロー定義データの検証画面の一例を示す図である。図2の左側に示される検証画面は、検証前の状態を示し、図2の右側に示される検証画面は、検証後の状態を示している。これら検証画面は、上述した検証ツール31の各機能の動作に基づいて、UI部51に表示される画面である。
図2に示される検証画面は、配信管理サーバ30に登録されているフロー定義データの中から検証対象のフローを選択する配信フロー選択部10、フロー定義データの検証を開始するための検証開始ボタン11、選択されたフロー定義データを表示する配信フロー表示部12、および動作検証結果の解説が表示されるガイダンス部13で構成されている。なお、上述した配信フロー選択部10は、コンボボックスになっており、任意のフローを選択可能である。
検証画面の操作手順は以下の通りである。管理者が配信フロー選択部10を押下すると、フロー定義データの名称、たとえば「Flow−1」が表示される。選択されたフロー定義データは配信フロー表示部12に表示され、管理者は検証を開始するフロー定義データであることを確認し、検証開始ボタン11を押下する。検証開始ボタン11が押下されると、機能コンポーネント34は、各プログラムの配信処理を実行する。
各プログラムの動作検証が完了すると、動作検証結果がガイダンス部13に表示される。動作検証が成功した場合、機能コンポーネント34は「緑」で表示され、動作検証がエラーの場合、機能コンポーネント34は「赤」で表示される。一例として、図2の右側に示される検証画面には、動作検証結果の色が施された各機能コンポーネント34、例えば文書情報置換、画像変換、セッション指定、アーカイバー、およびメール配信が示されている。すなわち、検証ツール31は、フロー定義データの動作検証結果を視覚化してUI部51に表示することができる。
図2の右側に示されるガイダンス部13には、動作検証がエラーの場合に表示されるガイダンスの一例が示されている。このように、各機能コンポーネント34に対応するガイダンスを表示することにより、管理者は適切な対応をとることが可能である。なお、ガイダンスの内容は、これらに限定されるものではなく、任意に設定可能である。
図3は、フロー定義データ構築ツールに組み込まれた検証画面の一例を示す図である。フロー定義データを構築する際に使用される管理ツール(図示しないフロー定義データ構築部)に、本実施の形態にかかる検証ツール31が組みこまれていれば、配信管理システムの管理者は、フロー定義データを構築(作成)したときに、フロー定義データの検証と修正を実施することが可能である。そのため、図3に示されるように、フロー定義データの構築の際に使用される画面に、検証ツール31に係る検証画面を表示するように構成してもよい。
図4は、フロー定義データの動作検証結果の表示を決定するフローチャートである。利用者が検証する画像データを選択し(ステップS40)、検証開始ボタン11を押下する(ステップS41)。入力データ生成部53は、入力データ(画像データ、書誌情報)を作成する(ステップS42)。フロー実行呼出部54は、フローデータ取得部50により読み出されたフロー定義データと前述した入力データとをフロー実行部33に出力し、動作検証の実行を依頼する(ステップS43)。フロー実行部33は、機能コンポーネント34に動作検証の実行を依頼する(ステップS44)。機能コンポーネント34は、フロー実行部33から配信処理の実行の依頼を受け、各プログラムの配信処理を実施する(ステップS45)。フロー実行部33は、機能コンポーネント34から動作検証結果を取得し(ステップS46)、当該動作検証結果を検証ツール31に出力する(ステップS47)。
各機能コンポーネント34の動作検証結果が「成功」の場合(ステップS48,Yes)、検証ツール31は、配信フロー表示部12上の各機能コンポーネント34を緑(成功)で表示する(ステップS49)。
後続の機能コンポーネント34が存在する場合(ステップS50,Yes)、フロー実行部33は、後続の機能コンポーネント34に進み、ステップS44以降のプロセスを繰り返す(ステップS51)。
後続の機能コンポーネント34が存在しない場合(ステップS50,No)、フロー実行部33は検証処理を終了し(ステップS53)、検証ツール31も検証処理を終了する(ステップS54)。
各機能コンポーネント34の処理結果が「エラー」の場合(ステップS48,No)、検証ツール31は、画面上の各機能コンポーネント34を赤(エラー)で表示し(ステップS52)、上述したステップS50以降のプロセスを実行する。
このように本実施の形態にかかる配信管理システムによれば、検証ツール31上に表示されるフロー定義データを選択し検証開始ボタン11を押下することにより、配信管理サーバ30の検証ツール31、フロー実行部33、および機能コンポーネント34によるフロー定義データの動作検証が行われ、動作検証結果が検証ツール31上に表示されるようにしたので、配信管理システムの管理者がスキャナを用いてトライアンドエラーでフロー定義データの事前検証を行う必要がなくなり、システム管理者の負担が軽減され、作業効率を向上させることができる。
また、フロー定義データの動作検証において、機能コンポーネント34毎に動作検証を実行する構成にしてもよい。また、各機能コンポーネント34の動作検証が終了するたびに動作検証結果を配信フロー表示部12に表示する構成にすれば、管理者は動作検証結果をリアルタイムに確認することができる。
また、フロー定義データの動作検証において、入力データ(画像データおよび書誌情報)のファイル形式や枚数などの条件を検証ツール31で指定できる構成にしてもよい。動作検証の対象となる入力データを指定することにより、検証作業をより効率的に行うことが可能である。
また、フロー定義データの動作検証において、各機能コンポーネント34が必要とするパラメータを検証ツール31で指定できる構成にしてもよい。例えば、メール配信プログラムであれば、送信先のメールアドレスや件名などのパラメータを指定することにより、検証作業をより効率的に行うことが可能である。
また、MFP40に搭載されるオペレーションパネル41と同等のエミュレータ画面を配信管理サーバ30の検証ツール31に搭載し、オペレーションパネル41で行われる上述した条件指定やパラメータ指定を、当該エミュレータ画面上で行う構成にしてもよい。このように構成すれば、運用時との操作性の統一を図ることが可能である。
本実施の形態の配信管理サーバ30は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDDやCDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、ワークステーションや通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施の形態の配信管理サーバ30で実行される配信処理制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、本実施の形態の配信管理サーバ30で実行される配信処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の配信管理サーバ30で実行される配信処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施の形態の配信管理サーバ30で実行される配信処理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、本実施の形態の配信管理サーバ30で実行される配信処理プログラムは、上述した各部(検証ツール、リモート通信部、フロー実行部、機能コンポーネント、データアクセス、データベース)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から配信処理プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、検証ツール、リモート通信部、フロー実行部、機能コンポーネント、データアクセス、データベースが主記憶装置上に生成されるようになっている。
本実施の形態のMFP40で実行される配信処理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
また、本実施の形態のMFP40で実行される配信処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶して提供するように構成してもよい。
また、本実施の形態のMFP40で実行される配信処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態のMFP40で実行される配信処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施の形態のMFP40で実行される配信処理プログラムは、上述した各部(サーバ情報、表示制御部、リモート通信部、画像生成部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記ROMから配信処理プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、サーバ情報、表示制御部、リモート通信部、画像生成部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
以上のように、本発明にかかる配信管理システム、配信管理装置、配信管理方法、配信管理プログラムおよび記憶媒体は、紙文書の電子化データに対する処理の流れが定義されたフロー定義データの検証を行う際に有用である。
本実施の形態にかかる配信管理システムの構成を示す図である。 検証ツールのモジュール構成の一例を示す図である。 フロー定義データの検証画面の一例を示す図である。 フロー定義データ構築ツールに組み込まれた検証画面の一例を示す図である。 フロー定義データの動作検証結果の表示を決定するフローチャートである。
符号の説明
10 配信フロー選択部
11 検証開始ボタン
12 配信フロー表示部
13 ガイダンス部
20 SMTPサーバ
21 EDMS
22 ファイルサーバ
30 配信管理サーバ(配信管理装置)
31 検証ツール
32、44 リモート通信部
33 フロー実行部
34 機能コンポーネント
35 データアクセス
36 データベース(記憶部)
40 MFP(画像処理装置)
41 オペレーションパネル
42 サーバ情報
43 表示制御部
45 画像生成部
50 フローデータ取得部
51 UI部(ユーザーインターフェイス部)
52 ユーザー操作部
53 入力データ生成部
54 フロー実行呼出部

Claims (12)

  1. ネットワークを介して画像処理装置に接続された配信管理装置において、
    前記画像処理装置から入力された画像データ、該画像データに対する処理の流れが定義されたフロー定義データおよび該フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムを記憶する記憶部と、
    前記各機能プログラムの配信処理の実効を依頼するフロー実行部と、
    選択された画像データならびに該画像データに対応するフロー定義データおよび書誌情報を読み出し、前記フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの配信処理の実効を前記フロー実行部に指示し、前記フロー実行部から出力された動作検証結果を表示する検証ツールと、
    を備えたことを特徴とする配信管理装置。
  2. 前記検証ツールは、前記フロー定義データの動作検証結果を視覚化して表示することを特徴とする請求項1に記載の配信管理装置。
  3. 前記検証ツールは、動作検証を前記機能プログラム単位でステップ実行することを特徴とする請求項1または2に記載の配信管理装置。
  4. 前記検証ツールは、動作検証を前記機能プログラム単位でスキップ実行することを特徴とする請求項1または2に記載の配信管理装置。
  5. 前記検証ツールは、動作検証処理に使用する画像データおよび書誌情報の各指定が可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の配信管理装置。
  6. 前記検証ツールは、配信先メールアドレスを含む前記機能プログラムの動作に必要な処理パラメータの指定が可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の配信管理装置。
  7. 前記配信管理装置は、前記画像処理装置の表示部に対応するエミュレータ画面を備え、
    前記検証ツールは、前記表示部でスキャンするときに行われる操作を前記エミュレータ画面で行うことにより、前記画像データおよび前記書誌情報の作成条件指定と前記機能コンポーネントの処理パラメータ指定とを行うことができるように構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の配信管理装置。
  8. 前記検証ツールは、
    動作検証の実行開始指令を受信するユーザー操作部と、
    前記記憶部に記憶されたフロー定義データを読み出すフローデータ取得部と、
    前記フローデータ取得部で読み出されたフロー定義データと、前記フロー実行部による動作検証結果とを表示するユーザーインターフェイス部と、
    前記記憶部に記憶されている画像データと該画像データに対応する書誌情報とを読み出す入力データ生成部と、
    前記画像データと前記書誌情報とに基づいて前記フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの配信処理の実効を前記フロー実行部に指示し、前記フロー実行部から出力された動作検証結果を前記ユーザーインターフェイス部に出力するフロー実行呼出部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の配信管理装置。
  9. ネットワークを介して接続される画像処理装置と配信管理装置とを備えた配信管理システムにおいて、
    前記配信管理装置は、
    前記画像処理装置から入力された画像データ、該画像データに対する処理の流れが定義されたフロー定義データおよび該フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムを記憶する記憶部と、
    前記各機能プログラムの配信処理の実効を依頼するフロー実行部と、
    選択された画像データならびに該画像データに対応するフロー定義データおよび書誌情報を読み出し、前記フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの配信処理の実効を前記フロー実行部に指示し、前記フロー実行部から出力された動作検証結果を表示する検証ツールと、
    を備えたことを特徴とする配信管理システム。
  10. ネットワークを介して画像処理装置に接続された配信管理装置で実施される配信管理方法であって、
    動作検証の実行開始指令を受信するステップと、
    前記画像処理装置から入力された画像データの処理の流れが定義されたフロー定義データを記憶部から読み出すステップと、
    読み出された前記フロー定義データを表示するステップと、
    前記記憶部に記憶されている画像データと該画像データに対応する書誌情報とを読み出すステップと、
    前記画像データ、前記書誌情報、および前記フロー定義データを出力するステップと、
    前記画像データと前記書誌情報とに基づいて前記フロー定義データに含まれる複数の機能プログラムの動作検証を行うステップと、
    前記複数の機能プログラムの動作検証結果を前記画像処理装置に表示するステップと、
    を含むことを特徴とする配信管理方法。
  11. 請求項10に記載の配信管理方法をコンピュータに実行させるための配信管理プログラム。
  12. 請求項11に記載の配信管理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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