JP2010073878A - 荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents

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賢一 斎藤
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Abstract

【目的】カソード交換があってもマルチカラム方式の装置での停止時間を短縮することが可能な描画装置を提供することを目的とする。
【構成】本発明の一態様の描画装置100は、試料を配置するXYステージ105と、1列に並べられ、XYステージ105と相対移動しながら、電子ビームを用いて試料にパターンを描画する3つ以上の複数のカラム214,314,414,514と、カラム毎に配置された複数のカソード22と、を備えたことを特徴する。本発明の一態様によれば、カソード交換があってもマルチカラム方式の装置の稼働率を向上し、スループットを向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置に関する。例えば、マルチカラムを搭載した電子ビーム描画装置に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図16は、可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。まず、第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向される。そして、可変成形開口421の一部を通過して、ステージ上に搭載された試料に照射される。ステージは、描画中、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動している。このように、開口411と可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、試料340の描画領域に描画される。開口411と可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
従来、1つの電子鏡筒に1つの光学系カラムを積み込んだシングルカラムから1つのビーム(シングルビーム)を照射する電子ビーム描画装置が採用されていた。このシングルビームを利用した電子ビーム描画装置では、LSIパターンをストライプ、フレーム、或いはフィールドと呼ばれる領域に仮想分割し、それを順に描画することでLSIパターン全体を描画していた。マスクを載せたステージを連続移動する方式ではその領域をストライプ、或いはフレームと呼ばれる。また、ステップアンドリピートで描画する方式ではフィールドと呼ばれる。これらの領域は、対応する偏向器の最大偏向領域を基に領域サイズが決められ、そのサイズに従って領域が分割されていた。
また、上述したシングルカラム方式の描画装置に対し、1つの電子鏡筒に2つ以上の光学系カラムを積み込んだマルチカラムセル(MCC)方式の描画装置が開発されている。そして、各カラムは同じ描画条件に構成され、各カラムでそれぞれ可変成形描画を行なっている(例えば、非特許文献1参照)。LSIの集積化が進むにつれ、シングルカラムで描画する場合の描画時間が長くなってきている。これに対し、マルチカラムを用いて同時に描画を行なうことで、シングルカラムで描画する場合より描画時間を短縮することができる。スループットの観点から次世代のLSIを製造するためのマスクを描画するためには、20本(機)以上のカラムが必要との試算もある。
ここで、各カラムの電子銃にはカソードが搭載される。そして、かかるカソードは寿命等により交換が必要となる。交換するには、描画装置を停止させ、カラム内を大気圧に戻す必要がある。そのため、カソードの交換後に描画を開始するには再度真空引きが必要となり、カラム内の環境が安定するまで相当の時間を要することになる。スループットを向上させるためにせっかく多数のカラムを搭載しても、上述したカソード交換に伴う作業をすべてのカラムで行うとなると、装置の稼動率が大きく低下してしまう。
図17は、カラムセル数と装置稼働率との関係を試算した結果を示すグラフである。縦軸は、描画装置が停止している1年あたりの時間であり、横軸は、カラムセル数である。ここでの停止時間はあくまでカソード交換に伴う停止時間を示している。図18に示すように、例えば、カラム数が40本の場合、装置稼働率は50%程度となってしまい、実用上使用に耐えるものでは無くなってしまう。このように、スループットを向上させるためにせっかく多数のカラムを搭載しても、上述したカソード交換によって、実質的にスループットを向上させることが困難となる。
安田洋、原口岳士 他,"マルチコラムセルMCC−PoC(proof of concept)system評価",第3回荷電粒子光学シンポジウム,pp125−128,平成15年9月18−19日
上述したように、スループットを向上させるためにせっかく多数のカラムを搭載しても、上述したカソード交換によって、実質的にスループットを向上させることが困難となる。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、カソード交換があってもマルチカラム方式の装置での停止時間を短縮することが可能な描画装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
試料を配置するステージと、
1列に並べられ、ステージと相対移動しながら、荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する3つ以上の複数のカラムと、
カラム毎に配置された複数のカソードと、
を備えたことを特徴する。
複数のカラムを1列に並べ、カラム毎に複数のカソードを配置することで、カソード交換を容易にすることができる。
複数のカソードは、複数のカラムが並べられた方向と直交する方向に一列に配置され、
荷電粒子ビーム描画装置は、さらに、カラム毎に、複数のカソードが並べられた方向に複数のカソードを移動させる移動機構を備えると好適である。
また、カラム毎に、複数のカラムが並べられた方向と直交する方向に延びる軸と、
カラム毎に、軸を回転軸として回転する円筒状の回転部材と、
をさらに備え、
複数のカソードは、回転部材の外周面に沿って配置されると好適である。
また、1列目の複数のカラムと平行して2列目として配置され、ステージと相対移動しながら、荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する3つ以上の複数のカラムをさらに備えると好適である。
そして、1列目の複数のカラムと2列目の複数のカラムは、互いに位置をずらして配置されるとより好適である。
本発明の一態様によれば、カソード交換があってもマルチカラム方式の装置での停止時間を短縮することができる。よって、装置の稼働率を向上し、スループットを向上させることができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の他の荷電粒子を用いたビームでも構わない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す正面概念図である。
図2は、図1の描画装置内部の側面概念図である。
図1,2において、描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。描画装置100は、真空室102内に、複数のカラム214,314,414,514と、各カラム用の電子銃201,301,401,501と、複数のアノード30と、XYステージ105を備えている。ここでは、一例として、4つのカラムが配置されているが、これに限るものではない。3つ以上、或いは、4つ以上が1列に配置されていればよい。例えば、40機或いは60機のカラムが配置されていてもよい。
複数のカラム214,314,414,514は、例えば、x方向に1列に並べられて配置される。電子銃201は、カラム214上に配置され、電子銃301は、カラム314上に配置され、電子銃401は、カラム414上に配置され、電子銃501は、カラム514上に配置される。アノード30は、各カラム214,314,414,514と、該当する電子銃201,301,401,501との間に1つずつ配置される。各電子銃201,301,401,501は、高圧導入端子25と、ホルダ24と、複数のカソード22と、直線導入機10とを備えている。複数のカソード22は、複数のカラム214,314,414,514が並ぶ方向と直交する方向(ここではy方向)に1列に配置され、ホルダ24に保持されている。そして、ホルダ24に接続された直線導入機10(移動機構)によって複数のカソード22をy方向に移動させることが可能となっている。直線導入機10は、例えば、2つの回転ロール12と導入軸14を有している。かかる場合に、2つの回転ロール12は、真空室102の外部に配置され、真空室102の外部から真空室102内に延びる導入軸14を挟んだ状態で回転することで導入軸14をy方向に移動させる。直線導入機10は、実質的に真空室102内の真空を破らずに導入軸14をy方向に移動させることができる。このように、y方向に移動させることで複数のカソード22a〜eの位置を変更することができる。そのため、複数のカソード22a〜eのいずれかについて交換が必要となった際には、対象となったカソードをその他のカソード22a〜eに交換することができる。ここでは、一例として、5つのカソード22a〜eを示したが、これに限るものではない。少なくとも2つ以上あればよい。
複数のカラム214,314,414,514を1列に並べることで、他のカラム等の内部構成と干渉することなく、直線導入機10を各電子銃に配置することができる。さらに、複数のカラム214,314,414,514を1列に並べることで、真空室102の真空を大気に開放しなくても真空室102の外部から、そして、一つの外周面側から複数のカソード22a〜eを移動させる操作を行なうことができる。そして、複数のカソード22a〜eが、複数のカラム214,314,414,514が並ぶx方向と直交するy方向に並ぶことで、他のカラム等の内部構成と干渉することなくカソードの位置を移動させることができる。よって、他のカラム等の内部構成と干渉することなくカソード交換を行うことができる。
図3は、実施の形態1における描画装置のカラム内の構成を示す概念図である。図3において、描画装置100は、描画部150と制御回路160を備えている。そして、描画装置100は、試料101に所望するパターンを描画する。描画部150は、真空室102および真空室102内の内部構成によって成り立つ。
第1のカラム214(#1)内には、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、及び偏向器208が配置される。第2のカラム314(#2)内には、照明レンズ302、第1のアパーチャ303、投影レンズ304、偏向器305、第2のアパーチャ306、対物レンズ307、及び偏向器308が配置される。図3では、説明を理解しやすくするため、2つのカラム214,314を示し、その他のカラム414,514の図示は省略している。その他のカラム414,514の内部も同様の構成を有している。ここでは、独立した電子ビームの光路を制御するサブシステムをカラムと呼ぶ。
また、真空室102内のXYステージ105は、移動可能に配置される。そして、XYステージ105上には、描画対象となる試料101が配置されている。試料101として、例えば、半導体装置が形成されるウェハやウェハにパターンを転写する露光用のマスクが含まれる。また、このマスクは、例えば、まだ何もパターンが形成されていないマスクブランクスが含まれる。以上のような描画部150を制御回路160が制御する。ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図4は、実施の形態1における描画装置の動作を説明するための概念図である。
まず、第1のカラム214側での動作について説明する。照射部の一例となる電子銃201から放出された電子ビーム200は、アノード30aによってカラム214側へと加速させられ、照明レンズ202により矩形例えば長方形の開口218を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって偏向制御され、成形開口216によってビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム200は成形される。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向される。その結果、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。以上のようにして、第1のカラム214により電子ビーム200を用いて試料101にパターンが描画される。
また、第2のカラム314側での動作もカラム214側での動作と同様、以下のように動作する。照射部の一例となる電子銃301から放出された電子ビーム300は、アノード30bによってカラム314側へと加速させられ、照明レンズ202により矩形例えば長方形の開口318を持つ第1のアパーチャ303全体を照明する。ここで、電子ビーム300をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ303を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム300は、投影レンズ304により第2のアパーチャ306上に投影される。かかる第2のアパーチャ306上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器305によって偏向制御され、成形開口316によってビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム300は成形される。そして、第2のアパーチャ306を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム300は、対物レンズ307により焦点を合わせ、偏向器308により偏向される。その結果、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。以上のようにして、第2のカラム314により電子ビーム300を用いて試料101にパターンが描画される。
また、図示していないが、第3のカラム414および第4のカラム514も、カラム214,314側と同様に動作する。かかる動作により、第3のカラム414により電子ビームを用いて試料101にパターンが描画される。同様に、第4のカラム514により電子ビームを用いて試料101にパターンが描画される。
以上のように、複数のカラム214,314,414,514は、1列に並べられ、XYステージ105と相対移動しながら、各電子ビームを用いて試料101にパターンを同時期に描画する。同時期に複数のカラムで描画することにより、描画時間を短縮することができ、スループットを向上させることができる。
図5は、実施の形態1における電子銃の内部構成を示す正面断面図である。
図6は、図5の電子銃の内部構成を示す側面断面図である。
複数のカソード22a〜eは、それぞれが、ウェネルト26、エミッタ27、フィラメント28、及び碍子29を有している。そして、高圧導入端子25から延びる2つの電極31,32がフィラメント28の両端に接続し、高圧導入端子25から延びる電極34がウェネルト26に接続する。ここでは、一例として、熱放出型カソードを示している。
ここで、カソード22aに不具合が生じた場合、図2に示した直線導入機10によって、ホルダ24が移動され、それに伴い、カソード22aからカソード22bへと交換が行われる。その際、2つの電極31,32と電極34は、それぞれ、途中で折り目を付けたばね構造となっており、弾性力が発揮できるように形成されている。そのため、2つの電極31,32はフィラメント28aの両端を押圧することができる。同様に、電極34がウェネルト26aを押圧することができる。このような状態から直線導入機10によってカソード22aが移動すると電極31,32はフィラメント28aから離れることで弾性力により伸び、電極34はウェネルト26aから離れることで弾性力により伸びる。そして、今度はカソード22bが高圧導入端子25の下に移動させられる。その際、2つの電極31,32はフィラメント28bの両端を押圧することで、フィラメント28bの両端に確実に接続することができる。同様に、電極34はウェネルト26bを押圧することで、ウェネルト26bに確実に接続することができる。ここでは、一例として、カソード22aからカソード22bへと交換される場合について説明したが、これに限るものではなく、複数のカソード22a〜eのうちの1つから複数のカソード22a〜eのうちのその他の1つに交換される場合であればよい。かかる場合にも、カソード22aからカソード22bへと交換される場合と同様に交換される。よって、いずれの場合でも電極31,32はフィラメント28の両端に確実に接続することができ、電極34はウェネルト26に確実に接続することができる。
図7は、実施の形態1におけるカラムセル数と装置稼働率との関係を試算した結果を示すグラフである。縦軸は、描画装置が停止している1年あたりの時間であり、横軸は、カラムセル数である。ここでの停止時間はあくまでカソード交換に伴う停止時間を示している。実施の形態1では複数のカソードを配置し、さらに、大気開放せずとも交換ができるので、装置のダウンタイム(停止時間)を短くすることができる。よって、図7に示すように、例えば、カラム数が40本の場合、装置稼働率は98%を超えることができる。また、カラム数が60本の場合でも、装置稼働率は97%を超えることができる。
以上のように、実施の形態1によれば、直線方向にカソード交換が可能なリニア形の電子銃を搭載したことで、カソード交換があってもマルチカラム方式の描画装置100での停止時間を大幅に短縮することができる。例えば、1桁以上、短縮することができる。よって、描画装置100の稼働率を実質的に使用可能な範囲(例えば、稼働率95%以上)まで向上させることができる。その結果、スループットを向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、直線方向にカソードを移動させることでカソード交換を行っていたが、これに限るものではない。実施の形態2では、円の外周上に配置されたカソードを回転させることでカソード交換を行う構成について説明する。
図8は、実施の形態2における描画装置の構成を示す正面概念図である。
図9は、図8の描画装置内部の側面概念図である。
図8,9において、各カラム用の電子銃201,301,401,501の内部構成が異なる点以外は図1,2と同様である。図8では、一例として、4つのカラムが配置されているが、これに限るものではない。3つ以上、或いは、4つ以上が1列に配置されていればよい。例えば、40機或いは60機のカラムが配置されていてもよい。
複数のカラム214,314,414,514は、例えば、x方向に1列に並べられて配置される。電子銃201は、カラム214上に配置され、電子銃301は、カラム314上に配置され、電子銃401は、カラム414上に配置され、電子銃501は、カラム514上に配置される。
各電子銃201,301,401,501は、高圧導入端子46と、バレル44(回転部材)と、複数のカソード42,52,62,72と、回転機構18とを備えている。回転機構18は、軸17とつまみ部16を有している。回転機構18は、カラム毎に、すべての電子銃201,301,401,501に搭載されている。軸17は、複数のカラム214,314,414,514が並べられた方向と直交する方向(ここではy方向)に延びる。軸17は、つまみ部16を回すことによって回転する。円筒状のバレル44は、中心で軸17に接続され、軸17の回転に従って、周方向に回転する。複数のカソード42,52,62,72は、バレル44の外周面(円周面)に沿って、例えば、等間隔(90°ずつの間隔)で配置される。かかる場合に、つまみ部16は、真空室102の外部に配置され、真空室102の外部から真空室102内に延びる軸17に接続されている。回転機構18は、実質的に真空室102内の真空を破らずに軸17を回転移動させることができる。このように、カラム上でバレル44を回転させることで複数のカソード42,52,62,72の位置を変更することができる。そのため、複数のカソード42,52,62,72のいずれかについて交換が必要となった際には、対象となったカソードをその他のカソード42,52,62,72に交換することができる。ここでは、一例として、4つのカソード42,52,62,72を示したが、これに限るものではない。少なくとも2つ以上あればよい。また、つまみ部16については、ユーザが手動で回すものに限らず、軸17に回転動作を伝達できる機構であればよい。例えば、図示しない他の構成によって回転が伝達される歯車等で代用されても構わない。
複数のカラム214,314,414,514を1列に並べることで、他のカラム等の内部構成と干渉することなく、回転機構18を各電子銃に配置することができる。さらに、複数のカラム214,314,414,514を1列に並べることで、真空室102の真空を大気に開放しなくても真空室102の外部から、そして、一つの外周面側から複数のカソード42,52,62,72を移動させる操作を行なうことができる。そして、複数のカソード42,52,62,72が、複数のカラム214,314,414,514上で回転方向に並ぶことで、他のカラム等の内部構成と干渉することなくカソードの位置を移動させることができる。よって、他のカラム等の内部構成と干渉することなくカソード交換を行うことができる。
図10は、実施の形態2における電子銃の内部構成を示す断面図である。
複数のカソード42,52,62,72は、それぞれが、ウェネルト26、エミッタ27、フィラメント28、及び碍子29を有している。そして、高圧導入端子46から延びる2つの電極31,32がフィラメント28の両端に接続し、高圧導入端子46から延びる電極34がウェネルト26に接続する。ここでは、一例として、熱放出型カソードを示している。
ここで、例えば、カソード52に不具合が生じた場合、図9に示した回転機構18によって、バレル44が回転させられ、それに伴い、カソード52からカソード62へと交換が行われる。その際、2つの電極31,32と電極34は、図6で示したように、それぞれ、途中で折り目を付けたばね構造となっており、弾性力が発揮できるように形成されている。そのため、2つの電極31,32はフィラメント28cの両端を押圧することができる。同様に、電極34がウェネルト26cを押圧することができる。回転機構18によってカソード52が移動すると電極31,32はフィラメント28bから離れることで弾性力により伸び、電極34はウェネルト26bから離れることで弾性力により伸びる。そして、今度はカソード62が電極31,32と電極34の下に移動させられる。その際、2つの電極31,32はフィラメント28cの両端を押圧することで、フィラメント28cの両端に確実に接続することができる。同様に、電極34はウェネルト26cを押圧することで、ウェネルト26cに確実に接続することができる。ここでは、一例として、カソード52からカソード62へと交換される場合について説明したが、これに限るものではなく、複数のカソード42,52,62,72のうちの1つから複数のカソード42,52,62,72のうちのその他の1つに交換される場合であればよい。かかる場合にも、カソード52からカソード62へと交換される場合と同様に交換される。よって、いずれの場合でも電極31,32はフィラメント28の両端に確実に接続することができ、電極34はウェネルト26に確実に接続することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、回転方向にカソード交換が可能なタレット形の電子銃を搭載したことで、カソード交換があってもマルチカラム方式の描画装置100での停止時間を短縮することができる。よって、実施の形態1と同様、図7に示したように、描画装置100の稼働率を実質的に使用可能な範囲(例えば、稼働率95%以上)まで向上させることができる。その結果、スループットを向上させることができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1,2では、複数のカラム214,314,414,514を1列で並べた構成について説明したが、これに限るものではない。実施の形態3では、さらに、もう1列(2列目)の複数のカラムを追加した構成について説明する。
図11は、実施の形態3における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。
図11において、真空室102内に、1列目の複数のカラム214,314,414,514と平行して配置される2列目の複数のカラム614,714,814,914と、追加した各カラム用の電子銃601,701,801,901と、配置上、見えない位置にあるカラム614,714,814,914用の複数のアノード30とを追加した点以外は、図1と同様である。配置上、見えないが、カラム214,314,414,514と同様、カラム614,714,814,914用の複数のアノード30が各カラム上に配置されている。また、これらの追加構成を配置する分、真空室102のサイズが大きくなっても構わない。2列目の複数のカラム614,714,814,914の内部構成および動作内容は、1列目の複数のカラム214,314,414,514と同様である。2列目の複数のカラム614,714,814,914についても、XYステージ105と相対移動しながら、電子ビームを用いて試料101にパターンを描画する。また、1列目の複数のカラム214,314,414,514と2列目の複数のカラム614,714,814,914は、x方向に位置を合わせて配置される。ここでは、一例として、1列目に4つのカラム、及び2列目に4つのカラムが配置されているが、これに限るものではない。各列共に、3つ以上、或いは、4つ以上が1列に配置されていればよい。例えば、40機或いは60機のカラムが配置されていてもよい。
また、電子銃601,701,801,901の構成は、上述した電子銃201,301,401,501と同様である。但し、電子銃601,701,801,901の各直線導入機10は、電子銃201,301,401,501の各直線導入機10が配置される真空室102の外周面とは反対側の外周面に配置される。言い換えれば、電子銃601,701,801,901は、電子銃201,301,401,501と対向するように配置される。
2列目の複数のカラム614,714,814,914を1列目の複数のカラム214,314,414,514と対向する位置に並べることで、他のカラム等の内部構成と干渉することなく、各電子銃のカソード位置を操作する直線導入機10の真空室102外に配置される機構を真空室102の両側に配置することができる。
実施の形態4.
上述した実施の形態3では、2列目の複数のカラム614,714,814,914を1列目の複数のカラム214,314,414,514とx方向の位置を合わせて配置する構成について説明したが、これに限るものではない。実施の形態4では、x方向の位置をずらして配置する構成について説明する。
図12は、実施の形態4における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。
図12において、2列目の複数のカラム614,714,814,914を1列目の複数のカラム214,314,414,514とx方向の位置をカラムの幅の約1/2ずらして配置した点以外は、図11と同様である。図12に示すように、1列目の複数のカラムと2列目の複数のカラムを互いに位置をずらして配置すると、真空室102の内部空間を有効に使用することができる。その結果、真空室102のサイズを小さくすることができ、より好適である。
実施の形態5.
上述した実施の形態3では、実施の形態1で示した複数のカソードを直線方向に移動させる機構で、2列に複数のカラムを配置した構成について説明したが、実施の形態5では、実施の形態2で示した複数のカソードを回転させる機構で、2列に複数のカラムを配置した構成について説明する。
図13は、実施の形態5における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。
図13において、各カラム用の電子銃201,301,401,501,601,701,801,901を実施の形態2で説明した回転式の電子銃に置き換えた点以外は、図11と同様である。
また、電子銃601,701,801,901の構成は、実施の形態2で説明した電子銃201,301,401,501と同様である。但し、電子銃601,701,801,901の各回転機構18は、電子銃201,301,401,501の各回転機構18が配置される真空室102の外周面とは反対側の外周面に配置される。言い換えれば、電子銃601,701,801,901は、電子銃201,301,401,501と対向するように配置される。また、図9では、高圧導入端子46が軸17とは反対側の面から真空室外へと延びるように配置されているが、図13では、高圧導入端子46が真空室102の上面から真空室外へと延びるように配置すると他の構成と干渉することなく好適である。
2列目の複数のカラム614,714,814,914を1列目の複数のカラム214,314,414,514と対向する位置に並べることで、他のカラム等の内部構成と干渉することなく、各電子銃のカソード位置を操作する回転機構18の真空室102外に配置される機構を真空室102の両側に配置することができる。
実施の形態6.
上述した実施の形態5では、2列目の複数のカラム614,714,814,914を1列目の複数のカラム214,314,414,514とx方向の位置を合わせて配置する構成について説明したが、これに限るものではない。実施の形態6では、x方向の位置をずらして配置する構成について説明する。
図14は、実施の形態6における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。
図14において、2列目の複数のカラム614,714,814,914を1列目の複数のカラム214,314,414,514とx方向の位置をカラムの幅の約1/2ずらして配置した点以外は、図13と同様である。図14に示すように、1列目の複数のカラムと2列目の複数のカラムを互いに位置をずらして配置すると、真空室102の内部空間を有効に使用することができる。その結果、真空室102のサイズを小さくすることができ、より好適である。
実施の形態7.
上述した各実施の形態では、直線方向或いは回転方向のどちらか一方の移動が可能な機構によってカソード位置を変更する構成について説明した。実施の形態7では、直線方向と回転方向の両方に移動が可能な機構によってカソード位置を変更する構成について説明する。
図15は、実施の形態7における描画装置の内部構成の一部を示す概念図である。図15において、各電子銃201,301,401,501の内部構成以外は、図1,2或いは図9と同様である。各電子銃201,301,401,501は、高圧導入端子46と、バレル45(回転部材)と、複数のカソードと、直線導入機兼回転機構19とを備えている。直線導入機兼回転機構19は、軸15とつまみ部13を有している。直線導入機兼回転機構19は、カラム毎に、すべての電子銃201,301,401,501に搭載されている。直線導入機兼回転機構19の軸15は、複数のカラム214,314,414,514が並べられた方向と直交する方向(ここではy方向)に延びる。軸15は、y方向に移動可能であり、また、回転軸として回転可能である。円筒状のバレル45は、中心で軸15に接続され、軸15の回転に従って、周方向に回転する。また、軸15がy方向に移動することでy方向に移動する。複数のカソード43は、バレル45の外周面(円周面)に沿って、例えば、等間隔(90°ずつの間隔)で3列配置される。かかる場合に、つまみ部13は、真空室102の外部に配置され、真空室102の外部から真空室102内に延びる軸15に接続されている。直線導入機兼回転機構19は、実質的に真空室102内の真空を破らずに軸15を回転移動および直線移動させることができる。このように、カラム上でバレル45を回転させることで複数のカソード43の位置を回転方向で変更することができ、バレル45をy方向に移動させることで複数のカソード43の位置を直線方向で変更することができる。そのため、複数のカソード43のいずれかについて交換が必要となった際には、対象となったカソードをその他のカソード43に交換することができる。ここでは、一例として、4つのカソード43を3列並べた例を示したが、これに限るものではない。少なくとも外周面(円周面)に沿って2つ以上、かつ2列以上あればよい。また、つまみ部13については、ユーザが手動で回す或いは押す或いは引くものに限らず、軸15に回転動作或いは直線方向動作を伝達できる機構であればよい。
以上のように、回転方向と直線方向に移動可能な機構を設けることで、さらに、多くのカソードを配置することができる。カソードの数が多くなるほど、大気開放する原因を少なくすることができる。その結果、装置のダウンタイムをさらに減少させ、稼働率の向上につなげることができる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、熱放出型のカソードを用いているが、これに限るものではなく、熱電界型のカソード、電界放出型のカソード、その他のカソードであっても同様に成り立つ。また、エミッタが電子放出源でなく、イオン放出源であっても同様に成り立つ。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画装置及び方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す正面概念図である。 図1の描画装置内部の側面概念図である。 実施の形態1における描画装置のカラム内の構成を示す概念図である。 実施の形態1における描画装置の動作を説明するための概念図である。 実施の形態1における電子銃の内部構成を示す正面断面図である。 図5の電子銃の内部構成を示す側面断面図である。 実施の形態1におけるカラムセル数と装置稼働率との関係を試算した結果を示すグラフである。 実施の形態2における描画装置の構成を示す正面概念図である。 図8の描画装置内部の側面概念図である。 実施の形態2における電子銃の内部構成を示す断面図である。 実施の形態3における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。 実施の形態4における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。 実施の形態5における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。 実施の形態6における描画装置の内部構成を示す上面概念図である。 実施の形態7における描画装置の内部構成の一部を示す概念図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。 カラムセル数と装置稼働率との関係を試算した結果を示すグラフである。
符号の説明
10 直線導入機
12 回転ロール
14 導入軸
13,16 つまみ部
15,17 軸
18 回転機構
19 直線導入機兼回転機構
22,42,43,52,62,72 カソード
24 ホルダ
25,46 高圧導入端子
26 ウェネルト
27 エミッタ
28 フィラメント
29 碍子
30 アノード
31,32,34 電極
44,45 バレル
100 描画装置
101,340 試料
102 真空室
105 XYステージ
150 描画部
160 制御回路
200,300 電子ビーム
201,301,401,501,601,701,801,901 電子銃
202,302 照明レンズ
203,303,410 第1のアパーチャ
204,304 投影レンズ
205,305,208,308 偏向器
206,306,420 第2のアパーチャ
207,307 対物レンズ
214,314,414,514,614,714,814,914 カラム
216,316 成形開口
218,318,411 開口
330 電子線
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 試料を配置するステージと、
    1列に並べられ、前記ステージと相対移動しながら、荷電粒子ビームを用いて前記試料にパターンを描画する3つ以上の複数のカラムと、
    前記カラム毎に配置された複数のカソードと、
    を備えたことを特徴する荷電粒子ビーム描画装置。
  2. 前記複数のカソードは、前記複数のカラムが並べられた方向と直交する方向に一列に配置され、
    前記荷電粒子ビーム描画装置は、さらに、前記カラム毎に、前記複数のカソードが並べられた方向に前記複数のカソードを移動させる移動機構を備えたことを特徴する請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  3. 前記カラム毎に、前記複数のカラムが並べられた方向と直交する方向に延びる軸と、
    前記カラム毎に、前記軸を回転軸として回転する円筒状の回転部材と、
    をさらに備え、
    前記複数のカソードは、前記回転部材の外周面に沿って配置されたことを特徴する請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  4. 1列目の前記複数のカラムと平行して2列目として配置され、前記ステージと相対移動しながら、荷電粒子ビームを用いて前記試料にパターンを描画する3つ以上の複数のカラムをさらに備えたことを特徴する請求項1〜3いずれか記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  5. 前記1列目の複数のカラムと前記2列目の複数のカラムは、互いに位置をずらして配置されることを特徴する請求項4記載の荷電粒子ビーム描画装置。
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