JP2010073066A - 携帯端末装置及びrfidシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線タグと非接触通信カードの双方のデータの読取りに対応できる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯型の端末本体10に、無線タグと無線通信を行うためのアンテナ18と、端末本体10のアンテナ18からの電波到達領域内に形成され、非接触通信カードが着脱自在に装着されるカードスロット16と、アンテナ18から読取り信号を送信し、この読取り信号を受信した無線タグ及び非接触通信カードからデータの読取りを行うRFIDリーダ・ライタを備えた制御ユニット17とを設ける。
【選択図】 図3
【解決手段】携帯型の端末本体10に、無線タグと無線通信を行うためのアンテナ18と、端末本体10のアンテナ18からの電波到達領域内に形成され、非接触通信カードが着脱自在に装着されるカードスロット16と、アンテナ18から読取り信号を送信し、この読取り信号を受信した無線タグ及び非接触通信カードからデータの読取りを行うRFIDリーダ・ライタを備えた制御ユニット17とを設ける。
【選択図】 図3
Description
本発明は、RFIDリーダ機能を有する携帯端末装置及びこの携帯端末装置を備えたRFIDシステムに関する。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)システムが注目されている。RFIDシステムは、RFID回路を内蔵した無線通信媒体と、アンテナを備えたリーダ・ライタとの間で、電波または電磁波を利用した無線通信を行うことにより、媒体のメモリに記憶されたデータを非接触で読み取ったり、上記メモリにデータを非接触で書き込んだりする。無線通信媒体には、管理対象の物品、例えば商品、書物等に個々に取り付けられる物品管理用の無線タグや、管理対象者がそれぞれ携帯する身分証明カード、交通定期券等として利用される非接触通信カード等がある。リーダ・ライタとしては、固定型のものや携帯型のものが知られている。
例えば特許文献1には、非接触通信カードを搭載した携帯端末装置に、無線タグのリーダ・ライタを設けた技術が開示されている。この文献に記載された技術は、携帯端末装置に備えられた非接触通信カードは当該端末装置以外のリーダ・ライタと無線通信を行って情報のやり取りを行い、当該端末装置のリーダ・ライタは、そのアンテナの交信領域内に存在する無線タグとの間で無線通信を行って情報のやり取りを行うというものである。このため、非接触通信カードのアンテナと、リーダ・ライタとのアンテナとの間で伝送特性がそれぞれ最適になるように調整する必要があり、それを解決するための技術が開示されている。
特開2008−22435号公報
従来のRFIDシステムにおいて、無線タグの読取りに対応したリーダ・ライタと、非接触通信カードの読取りに対応したリーダ・ライタとは既に実存している。しかし、無線タグと非接触通信カードの双方のデータの読み取りに対応したリーダ・ライタは存在しない。因みに、特許文献1に記載された携帯端末装置は、無線タグの読取りのみに対応しており、この携帯端末装置に搭載された非接触通信カードの読取りに対応したリーダ・ライタは、この携帯端末装置とは別機種のものである。
単一のリーダ・ライタで無線タグと非接触通信カードの双方のデータの読み取りに対応できたならば、管理対象者と管理対象物品とを紐付けて管理するRFIDシステムを構築する場合に、大変有効である。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、無線タグと非接触通信カードの双方のデータの読取りに対応でき、管理対象者と管理対象物品とを紐付けて管理することが容易な携帯端末装置及びこの装置を用いたRFIDシステムを提供しようとするものである。
本発明の携帯端末装置は、携帯型の端末本体と、端末本体に取り付けられ、無線タグと無線通信を行うためのアンテナと、端末本体のアンテナからの電波到達領域内に形成され、非接触通信カードが着脱自在に装着されるカードスロットと、アンテナから読取り信号を送信し、この読取り信号を受信した無線タグ及び非接触通信カードからデータの読取りを行う読取手段、例えばRFIDリーダとを備えたものである。
また、本発明のRFIDシステムは、上記携帯端末装置と、この携帯端末装置のRFIDリーダで読み取られたデータを受信するサーバとを備え、サーバは、RFIDリーダで一括読取りされた無線タグのデータと非接触通信カードのデータとを紐付けて記憶するものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、物品等に付される無線タグと身分証明カード等として利用される非接触通信カードとの情報を同時に読取ることができる携帯端末装置及びこの装置を用いたRFIDステムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
この実施の形態は、図書館に構築されるRFIDシステムのリーダ・ライタに本発明の携帯端末装置1を適用した場合である。
この実施の形態は、図書館に構築されるRFIDシステムのリーダ・ライタに本発明の携帯端末装置1を適用した場合である。
本実施の形態のRFIDシステムでは、貸出用の各図書を管理対象の物品とする。また、図書館の利用登録を行った利用者を管理対象者とする。各図書には、それぞれRFID回路を内蔵した無線タグを例えば背部に付す。各無線タグのRFID回路には、それぞれ当該タグが付されている図書固有の情報(図書ID、図書名、著者名、出版社等)を予め記録しておく。各利用者には、RFID回路を内蔵した非接触通信カードからなる利用者カード2を発行する。利用者カード2のRFID回路には、利用者固有の情報(利用者ID,氏名等)を予め記録しておく。利用者は、例えば図書館に入館した際に、携帯端末装置1を受け取る。そして、利用者自身が携帯端末装置1を操作して、図書の貸出登録や返却登録をセルフで行う。
携帯端末装置1の外観を図1及び図2に示す。図1は正面側から見たときの斜視図であり、図2は裏面側から見たときの斜視図である。また、図1におけるA−A矢視断面の模式図を図3に示す。
携帯端末装置1は、片手で携帯可能な本体10の正面上部に画面表示部11を設け、正面中央部に状態表示部12を設け、正面下部にキーボード13を設けている。また、右側面の上部にカード挿入口14を設け、中央部に読取ボタン15を設けている。カード挿入口14は、画面表示部11の裏面側に形成されたカードスロット16に連通しており、前記利用者カード2が挿脱される。
携帯端末装置1は、制御ユニット17と、この制御ユニットに実装されたRFIDリーダ・ライタ28のアンテナ18とを、本体10に内蔵している。上記アンテナ18は平面アンテナであり、その両面に電波を放射する特性を有する。そして、一方のアンテナ面がカードスロット16に装着された非接触通信カード2の面と略平行に対向するように、カードスロット16を挟んで画面表示部11とは反対側の裏面側に上記アンテナ18を配置している。携帯端末装置1は、上記アンテナ18の他方のアンテナ面に近接する本体10の裏面部を、無線タグの読取位置19としている。
上記制御ユニット17の要部構成を図4のブロック図にて示す。制御ユニット17は、CPU21、ROM22、RAM23、カレンダ部24、サーバ通信部25、入力コントローラ26、表示コントローラ27、RFIDリーダ・ライタ28等を実装しており、これらを、アドレスバス,データバス等のバスライン29で接続している。
カレンダ部24は、貸出日、返却予定日、返却日等の日付を管理する。サーバ通信部25は、後述するサーバ3との間で無線LAN方式によりデータ通信を行う。入力コントローラ26は、キーボード13からの信号と読取ボタン15からの信号とを入力し、CPU21に伝える。表示コントローラ27は、CPU21の制御により、画面表示部11に画面データを表示させるとともに、状態表示部12の状態表示を切り換える。状態表示部12は、例えば複数のLEDからなり、各LEDの点灯,点滅,消灯等によって、電源状態、アンテナ18の電波出力状態、サーバ3との通信状態等を表示する。
サーバ3は、図書データベース31、利用者データベース32、貸出データベース33等のデータベースを管理する。
図書データベース31は、図書館に所蔵される図書に関するデータ、すなわち、図5に示すように図書ID、図書名、著者、発行年月日等を蓄積記憶する。図書IDは、貸出対象の図書を1冊ずつ識別するために図書毎に設定されたIDである。各図書には、少なくとも自己の図書IDを記録した無線タグがそれぞれ付されている。
利用者データベース32は、図書館の利用者に関するデータ、すなわち、図6に示すように、利用者ID、氏名、電話番号、メールアドレス等を蓄積記憶する。利用者IDは、当該図書館に対して利用登録を行った利用者を1名ずつ識別するために利用者毎に設定されたIDである。各利用者には、少なくとも自己の利用者IDが記憶された非接触通信カードが利用者カード2として発行される。
貸出データベース33は、各図書の貸出し履歴に関するデータ、すなわち、図7に示すように、図書ID、利用者ID、貸出日、返却予定日、返却日等を蓄積記憶する。
利用者カード2に実装されたRFID回路のメモリには、利用者IDの他、図8に示すように、貸出を受けた図書毎に、貸出日、図書ID、図書名、返却予定日等の項目を記憶するための貸出記録テーブル40を形成している。
携帯端末装置1のRAM23には、図9に示すように、1利用者のIDと氏名とを対にして記憶可能な利用者メモリ51と、複数の図書の図書IDと書籍名とを対にして記憶可能な図書メモリ52とを形成している。
かかる構成の携帯端末装置1少なくとも確認モード、貸出モード及び返却モードの動作モードを有している。
はじめに、確認モードについて説明する。利用者は、自己の利用者カード2に記録されている図書の貸出履歴を確認する際に、確認モードを選択する。キーボード13のキー入力により、確認モードが選択されると、CPU21は、図10の流れ図に示す手順で各部を制御する。
はじめに、確認モードについて説明する。利用者は、自己の利用者カード2に記録されている図書の貸出履歴を確認する際に、確認モードを選択する。キーボード13のキー入力により、確認モードが選択されると、CPU21は、図10の流れ図に示す手順で各部を制御する。
すなわちCPU21は、ST(ステップ)1として読取ボタン15が入力されるのを待機する。入力コントローラ26に入力された信号により、読取ボタン15の入力を検知したならば、CPU21は、ST2としてRFIDリーダ・ライタ28にIDの読取りを指令する。
この指令を受けて、RFIDリーダ・ライタ28は、RFID回路からIDを読取るための信号を生成し、この信号で搬送波を変調して、変調信号をアンテナ18に出力する。アンテナ18からは変調信号が電波(または電磁波)として放射される。アンテナ18から放射された電波は、カードスロット16の内部まで届く。したがって、カードスロット16内に利用者カード2が装着されていた場合には、この利用者カード2のRFID回路が電波を受信して作動する。作動したRFID回路は、そのメモリに記憶しているIDを応答する。RFID回路から応答されたIDは、電波としてアンテナ18で受信される。アンテナ18で受信された電波信号は、RFIDリーダ・ライタ28に取り込まれる。RFIDリーダ・ライタ28は、アンテナ18で受信した電波信号から、RFID回路のIDを取得する。
IDの読取り指令を出力したCPU21は、ST3としてIDを取得できたか否かを判断する。RFIDリーダ・ライタ28を介してIDを取得できた場合には(ST3のYES)、CPU21は、ST4としてそのIDが利用者IDであるか否かをサーバ3に問合せる。問合せを受けたサーバ3は、利用者データベース32を検索して、問合せのあったIDが利用者IDとして登録されているか否かを判定する。そして、登録されている場合には問合せのあったIDは利用者IDであるとして、登録されていない場合には問合せのあったIDは利用者IDでないとして、その判定結果を、問合せ元の携帯端末装置1に通知する。
サーバ3から利用者IDである旨の通知を受けた場合には(ST4のYES)、CPU21は、ST5としてRFIDリーダ・ライタ28に貸出記録の読取りを指令する。
この指令を受けたRFIDリーダ・ライタ28は、当該利用者IDが設定されたRFID回路とアンテナ18を介して1対1の無線通信を行って、そのRFID回路のメモリに記憶されている貸出記録テーブル40のデータを読取る。
貸出記録の読取り指令を出力したCPU21は、ST6としてRFIDリーダ・ライタ28を介して読取った貸出記録テーブルのデータから貸出記録リストを作成する。そして、この貸出記録リストを画面表示部11に表示させる。リストには、貸出日別に図書名と返却予定日が表示される。
貸出記録リストが表示された後、CPU21は、ST7としてキーボード13の取消キーが入力されるのを待機する。入力コントローラ26に入力された信号により取消キーの入力を検知したならば、CPU21は、ST8として画面表示部11から貸出記録リストを消去して、確認モードとしての制御を終了する。
なお、IDの読取指令を出力したが一定時間内にIDを取得できなかった場合(ST3のNO)、または取得したIDが利用者IDでなかった場合(ST4のNO)、例えば読取位置19の近傍に図書に付された無線タグが存在しており、この無線タグのRFID回路から図書IDを取得した場合には、CPU21は、ST9として画面表示部11にリトライを指示するメッセージを表示させる。しかる後、ST1に戻り、読取ボタン15が再度入力されるのを待機する。
次に、貸出モードについて説明する。利用者は、図書を借りる際に、貸出モードを選択する。キーボード13のキー入力により、貸出モードが選択されると、CPU21は、図11の流れ図に示す手順で各部を制御する。
すなわちCPU21は、ST11として読取ボタン15が入力されるのを待機する。入力コントローラ26に入力された信号により、読取ボタン15の入力を検知したならば、CPU21は、ST12としてRFIDリーダ・ライタ28にIDの読取りを指令する。
この指令を受けて、RFIDリーダ・ライタ28は、RFID回路にIDを読取るための信号を生成し、この信号で搬送波を変調して、変調信号をアンテナ18に出力する。アンテナ18からは変調信号が電波(または電磁波)として放射される。
アンテナ18から放射された電波は、カードスロット16の内部まで届く。したがって、カードスロット16内に利用者カード2が装着されていた場合には、この利用者カード2のRFID回路が電波を受信して作動する。作動したRFID回路は、そのメモリに記憶しているIDを応答する。RFID回路から応答されたIDは、電波としてアンテナ18で受信される。アンテナ18で受信された電波信号は、RFIDリーダ・ライタ28に取り込まれる。RFIDリーダ・ライタ28は、アンテナ18で受信した電波信号から、RFID回路のIDを取得する。
また、アンテナ18から放射された電波は、本体10裏面側の読取位置19から数センチ〜数十センチメートル先まで届く。したがって、読取位置19の近傍に、図書の例えば背部に付された無線タグが1または2以上存在していた場合には、これらの無線タグのRFID回路が電波を受信して作動する。作動したRFID回路は、そのメモリに記憶しているIDを応答する。RFID回路から応答されたIDは、電波としてアンテナ18で受信される。アンテナ18で受信された電波信号は、RFIDリーダ・ライタ28に取り込まれる。RFIDリーダ・ライタ28は、アンテナ18で受信した電波信号から、RFID回路のIDを取得する。
なお、RFIDリーダ・ライタ28は、1回の読取動作において、少なくとも利用者カード2の利用者IDと図書の図書IDの2種類のIDを一括して取得できるように、アンチコリジョンと称される衝突防止機能を有している。ここに、RFIDリーダ・ライタ28は、アンテナ18から読取り信号を送信し、この読取り信号を受信した無線タグ及び前記非接触通信カードの各RFID回路からデータを連続して略同時に読取る読取手段を構成する。
IDの読取指令を出力したCPU21は、ST13として複数のIDを取得できたか否かを判断する。RFIDリーダ・ライタ28を介して複数のIDを取得できた場合には(ST13のYES)、CPU21は、ST14としてそのうちの1つが利用者IDであるか否かをサーバ3に問合せる。問合せを受けたサーバ3は、利用者データベース32を検索して、問合せのあったIDのなかに利用者IDとして登録されているIDが存在するか否かを判定する。そして、存在する場合にはその利用者IDと利用者名とを、存在しない場合には利用者IDが存在しない旨を、問合せ元の携帯端末装置1に通知する。
サーバ3から利用者IDと利用者名との通知を受けた場合には(ST14のYES)、CPU21は、ST15としてその利用者IDと利用者名とを対にして利用者メモリ51に格納する。
次に、CPU21は、ST16としてRFIDリーダ・ライタ28を介して取得した複数のIDのなかに図書IDが含まれているか否かをサーバ3に問合せる。問合せを受けたサーバ3は、図書データベース31を検索して、問合せのあったIDのなかに図書IDとして登録されているIDが1つでも存在するか否かを判定する。そして、1つでも存在する場合にはその全ての図書IDと図書名とを、1つも存在しない場合には図書IDが存在しない旨を、問合せ元の携帯端末装置1に通知する。
サーバ3から図書IDが含まれる旨の通知を受けた場合には(ST16のYES)、CPU21は、ST17としてその図書IDと図書名とを対にして図書メモリ52に格納する。
しかる後、CPU21は、ST18として利用者メモリM1に格納した氏名と、図書メモリM2に格納した全ての図書名とを画面表示部11に表示させる。この状態で、CPU21は、ST19としてキーボード13の確定キーが入力されるか、ST20として取消キーが入力されるのを待機する。
入力コントローラ26に入力された信号により確定キーの入力を検知した場合には(ST19のYES)、CPU21は、ST21として図書メモリ52に格納した図書ID毎に、その図書IDと利用者IDと貸出日と返却予定日とからなる貸出データを生成する。この貸出データにおいて、利用者IDは、利用者メモリ51に格納したIDである。貸出日は、カレンダ部24によって管理されている現在日付である。返却予定日は、上記貸出日に予め設定された貸出期間を加算した日付とする。CPU21は、ST22として図書ID毎に生成した貸出データに、それぞれ所定の貸出フラグを付す。そして、この貸出フラグを付した貸出データを、サーバ通信部25を介してサーバ3に送信する。
携帯端末装置1からデータを受信したサーバ3は、そのデータに付されたフラグが貸出フラグであった場合、そのデータ、つまりは貸出データを、貸出データベース33に順次格納する。このとき、貸出データの返却日は未設定とする。すなわち、サーバ3は、前記読取手段(RFIDリーダ・ライタ28)により読取られた無線タグのデータと非接触通信カードのデータとを紐付けて記憶する。
貸出データレコードを送信した後、CPU21は、ST23として図書メモリ52に格納した図書ID毎に、前記貸出日とその図書ID及びそれに対応する図書名と前記返却予定日とからなる貸出記録データを生成する。そして、ST24として利用者メモリ51に格納された利用者IDで識別される利用者カード2に対する上記貸出記録データの書込みをRFIDリーダ・ライタ28に指令する。
この指令を受けて、RFIDリーダ・ライタ28は、当該利用者IDを有するデータ書込信号を生成し、この信号で搬送波を変調して、変調信号をアンテナ18に出力する。アンテナ18からは変調信号が電波(または電磁波)として放射される。アンテナ18から放射された電波は、カードスロット16の内部まで届く。したがって、カードスロット16内に利用者カード2が装着されていた場合には、この利用者カード2のRFID回路が電波を受信して作動する。作動したRFID回路は、そのメモリに記憶しているIDが、データ書込み信号に含まれるIDと一致するか否かを判断する。そして、一致する場合には、書込み許可信号を応答する。RFID回路から応答された書込み許可信号は、電波としてアンテナ18で受信される。アンテナ18で受信された電波信号は、RFIDリーダ・ライタ28に取り込まれる。RFIDリーダ・ライタ28は、アンテナ18で受信した電波信号から、書込み許可信号を取得したならば、この書込み許可信号を応答したRFID回路と1対1の無線通信を行って、そのRFID回路のメモリに形成された貸出記録テーブル40に、上記貸出記録データを書き込む。
貸出記録データの書込みを指令したCPU21は、ST25として利用者メモリ51と図書メモリ52をクリアするとともに、画面表示部11の表示をクリアして、貸出モードとしての動作を終了する。
一方、画面表示部11に氏名と図書名とを表示させた後(ST18)、入力コントローラ26に入力された信号により取消キーの入力を検知した場合には(ST20のYES)、CPU21は、ST25に進み、利用者メモリ51と図書メモリ52をクリアするとともに、画面表示部11の表示をクリアして、貸出モードとしての動作を終了する。
なお、IDの読取指令を出力したが一定時間内に2以上のIDを取得できなかった場合(ST13のNO)、または取得したIDのなかに利用者IDが存在しなかった場合(ST14のNO)、あるいは取得したIDのなかに図書IDが存在しなかった場合(ST16のNO)には、CPU21は、ST26として画面表示部11にリトライを指示するメッセージを表示させる。しかる後、ST11に戻り、読取ボタン15が再度入力されるのを待機する。
次に、返却モードについて説明する。利用者は、図書を返却する際に、返却モードを選択する。キーボード13のキー入力により、返却モードが選択されると、CPU21は、図12の流れ図に示す手順で各部を制御する。
すなわちCPU21は、ST31として読取ボタン15が入力されるのを待機する。入力コントローラ26に入力された信号により、読取ボタン15の入力を検知したならば、CPU21は、ST32としてRFIDリーダ・ライタ28にIDの読取りを指令する。
この指令を受けたときのRFIDリーダ・ライタ28の動作は、貸出モード時と同様である。したがって、IDの読取指令を出力したCPU21は、ST33として複数のIDを取得できたか否かを判断する。RFIDリーダ・ライタ28を介して複数のIDを取得できた場合には(ST33のYES)、CPU21は、ST34としてそのうちの1つが利用者IDであるか否かをサーバ3に問合せる。
この問合せを受けたときのサーバ3の動作も貸出モード時と同様である。したがって、サーバ3から利用者IDと利用者名との通知を受けた場合には(ST34のYES)、CPU21は、ST35としてその利用者IDと利用者名とを対にして利用者メモリ51に格納する。
次に、CPU21は、ST36としてRFIDリーダ・ライタ28を介して取得した複数のIDのなかに図書IDが含まれているか否かをサーバ3に問合せる。この問合せを受けたときのサーバ3の動作も貸出モード時と同様である。したがって、サーバ3から図書IDが含まれる旨の通知を受けた場合には(ST36のYES)、CPU21は、ST37としてその図書IDと図書名とを対にして図書メモリ52に格納する。
しかる後、CPU21は、ST38として利用者メモリM1に格納した氏名と、図書メモリM2に格納した全ての図書名とを画面表示部11に表示させる。この状態で、CPU21は、ST39としてキーボード13の確定キーが入力されるか、ST40として取消キーが入力されるのを待機する。
入力コントローラ26に入力された信号により確定キーの入力を検知した場合には(ST39のYES)、CPU21は、ST41として利用者メモリ51に格納した利用者IDで特定される利用者について、図書メモリ52に格納した図書IDで特定される図書の貸出履歴があるか否かをサーバ3に問い合わせる。この問合せを受けたサーバ3は、貸出データベース33を検索して、問合せのあった図書IDの貸出データのうち、利用者IDが問合せのあった利用者IDと一致し、かつ返却日が未設定のデータが存在するか否かを判断する。そして、存在する場合には貸出履歴有りの旨を、存在しない場合には貸出履歴無しの旨を、問合せ元の携帯端末装置1に通知する。
サーバ3から貸出履歴有りの通知を受けた場合には(ST41のYES)、CPU21は、ST42として図書メモリ52に格納した図書ID毎に、その図書IDと利用者IDと返却日とからなる返却データを生成する。この返却データにおいて、利用者IDは、利用者メモリ51に格納したIDである。返却日は、カレンダ部24によって管理されている現在日付である。CPU21は、ST43として図書ID毎に生成した返却データに、それぞれ所定の返却フラグを付す。そして、この返却フラグを付した返却データを、サーバ通信部25を介してサーバ3に送信する。こうして、サーバ3ら送信された貸出データは、貸出データベース33に蓄積される。
携帯端末装置1からデータを受信したサーバ3は、そのデータに付されたフラグが返却フラグであった場合、そのデータ、つまりは返却データで貸出データベース33を検索する。そして、返却データと、図書ID及び利用者IDが一致するもので返却日が未設定の貸出データに対し、その返却日を、未設定から返却データの返却日に書き換える。
返却データレコードを送信した後、CPU21は、ST44として図書メモリ52に格納した図書IDで返却完了データを生成する。そして、ST45として利用者メモリ51に格納された利用者IDで識別される利用者カード2に対する上記返却完了データの書込みをRFIDリーダ・ライタ28に指令する。
この指令を受けて、RFIDリーダ・ライタ28は、当該利用者IDを有するデータ書込信号を生成し、この信号で搬送波を変調して、変調信号をアンテナ18に出力する。アンテナ18からは変調信号が電波(または電磁波)として放射される。アンテナ18から放射された電波は、カードスロット16の内部まで届く。したがって、カードスロット16内に利用者カード2が装着されていた場合には、この利用者カード2のRFID回路が電波を受信して作動する。作動したRFID回路は、そのメモリに記憶しているIDが、データ書込み信号に含まれるIDと一致するか否かを判断する。そして、一致する場合には、書込み許可信号を応答する。RFID回路から応答された書込み許可信号は、電波としてアンテナ18で受信される。アンテナ18で受信された電波信号は、RFIDリーダ・ライタ28に取り込まれる。RFIDリーダ・ライタ28は、アンテナ18で受信した電波信号から、書込み許可信号を取得したならば、この書込み許可信号を応答したRFID回路と1対1の無線通信を行って、そのRFID回路のメモリに形成された貸出記録テーブル40から、上記返却完了データ中の図書IDが設定された貸出記録データを削除する。具体的には、該当する貸出記録データにオール“0”のデータを上書きする。
返却完了データの書込みを指令したCPU21は、ST46として利用者メモリ51と図書メモリ52をクリアするとともに、画面表示部11の表示をクリアして、返却モードとしての動作を終了する。
一方、サーバ3から貸出履歴無しの通知を受けた場合には(ST41のNO)、CPU21は、ST46に進み、利用者メモリ51と図書メモリ52をクリアするとともに、画面表示部11の表示をクリアして、返却モードとしての動作を終了する。
同様に、画面表示部11に氏名と図書名とを表示させた後(ST38)、入力コントローラ26に入力された信号により取消キーの入力を検知した場合にも(ST40のYES)、CPU21は、ST46に進み、利用者メモリ51と図書メモリ52をクリアするとともに、画面表示部11の表示をクリアして、返却モードとしての動作を終了する。
なお、IDの読取指令を出力したが一定時間内に2以上のIDを取得できなかった場合(ST33のNO)、または取得したIDのなかに利用者IDが存在しなかった場合(ST34のNO)、あるいは取得したIDのなかに図書IDが存在しなかった場合(ST36のNO)には、CPU21は、ST47として画面表示部11にリトライを指示するメッセージを表示させる。しかる後、ST31に戻り、読取ボタン15が再度入力されるのを待機する。
このように、図書館の利用者は、自身の利用者カード2を携帯端末装置1のカードスロット16に装着した後、貸出モードを選択する。そして、携帯端末装置1の読取位置19を、自身が借りたい図書の無線タグに近づけて読取ボタン15を入力操作する。そうすると、携帯端末装置1のアンテナ18からID読取信号の電波が放射される。
この電波は、カードスロット16内に装着された利用者カード2に到達し、このカード2のRFID回路に記憶された利用者IDがRFIDリーダ・ライタ28によって読取られる。また、アンテナ18から放射されたID読取信号の電波は、読取位置19を近づけた図書の無線タグにも到達し、このタグのRFID回路に記憶された図書IDも同時にRFIDリーダ・ライタ28によって読取られる。そして、この利用者IDによって識別される利用者の氏名と、図書IDによって識別される図書名とが、携帯端末装置1の画面表示部11に表示される。
そこで利用者は、表示内容を確認する。そして、その図書を借りるのであれば、確認キーを入力操作する。そうすると、サーバ3の貸出データベース33に、当該利用者の利用者IDと貸出が確定した図書の図書IDとが紐付けて記憶される。また、利用者カード2には、図書ID、図書名、貸出日、返却予定日などが記録される。かくして、図書の貸出登録が完了する。
なお、表示内容に誤りがある場合、あるいは借りるのを止める場合には、確定キーの代わりに取消キーを入力すればよい。
この貸出モードにおいて、利用者が2冊以上の図書を重ねて携帯端末装置1の読取位置19に近づけ、読取ボタン15を入力操作した場合には、各図書に付されたそれぞれ無線タグの各図書IDが、同時に読取られた利用者カード2の利用者IDと紐付けられて、貸出データベース33に記憶される。また、利用者カード2には、各図書の図書ID、図書名、貸出日、返却予定日などが記録される。かくして、1冊の場合と同様な操作手順で、複数冊の図書の貸出登録も完了する。
一方、図書を返却する利用者は、自身の利用者カード2を携帯端末装置1のカードスロット16に装着した後、返却モードを選択する。そして、携帯端末装置1の読取位置19を、返却する図書の無線タグに近づけて読取ボタン15を入力操作する。そうすると、携帯端末装置1のアンテナ18からID読取信号の電波が放射される。
この電波は、カードスロット16内に装着された利用者カード2に到達し、このカード2のRFID回路に記憶された利用者IDがRFIDリーダ・ライタ28によって読取られる。また、アンテナ18から放射されたID読取信号の電波は、読取位置19を近づけた図書の無線タグにも到達し、このタグのRFID回路に記憶された図書IDも同時にRFIDリーダ・ライタ28によって読取られる。そして、この利用者IDによって識別される利用者の氏名と、図書IDによって識別される図書名とが、携帯端末装置1の画面表示部11に表示される。
そこで利用者は、表示内容を確認する。そして、返却する図書の情報であれば、確認キーを入力操作する。そうすると、貸出データベース33の、当該利用者の利用者IDと返却が確定した図書の図書IDとが紐付けられた貸出データに返却日が登録される。また、利用者カード2から返却された図書のデータが消去される。かくして、図書の返却登録が完了する。
なお、表示内容に誤りがある場合、あるいは返すのを止める場合には、確定キーの代わりに取消キーを入力すればよい。
この返却モードにおいても、利用者が2冊以上の図書を重ねて携帯端末装置1の読取位置19に近づけ、読取ボタン15を入力操作した場合には、各図書に付されたそれぞれ無線タグの各図書IDと、同時に読取られた利用者カード2の利用者IDとが紐付けられた貸出データに返却日が登録される。また、利用者カード2から返却された各図書のデータが消去される。かくして、1冊の場合と同様な操作手順で、複数冊の図書の返却登録も完了する。
ところで、利用者カード2には、当該利用者が現時点で借りている図書の図書ID,図書名,返却予定日などの情報が記録されている。そこで利用者は、自身の利用者カード2を携帯端末装置1のカードスロット16に装着した後、確認モードを選択する。そして、読取ボタン15を入力操作する。そうすると、携帯端末装置1のアンテナ18からID読取信号の電波が放射される。
この電波は、カードスロット16内に装着された利用者カード2に到達し、このカード2のRFID回路に記憶された利用者IDがRFIDリーダ・ライタ28によって読取られる。そして、この利用者IDの正当性が確認されたならば、RFIDリーダ・ライタ28によって当該利用者カード2に記録されている図書データが読み出され、貸出記録リストとして画面表示部11に表示される。
したがって、利用者は、現時点で借りている図書の情報を容易に知ることができる。この場合において、読取ボタン15を入力操作した際に携帯端末装置1の読取位置19の近傍に図書に付された無線タグが存在していても、この無線タグに記憶された図書IDは無視される。
このように本実施の形態の携帯端末装置1によれば、図書に付された無線タグの図書IDと、非接触通信カードからなる利用者カードに記録された利用者IDとを、簡単な操作で同時に読取ることができる。また、この携帯端末装置1とサーバ3とをデータ通信可能に接続してなるRFIDシステムを構築することにより、携帯端末装置1において同時に読み取ることができた図書IDと利用者IDとを、サーバ3で紐付けて記憶管理することができる。その上、携帯端末装置1において同時に読み取られた図書IDと利用者IDとがサーバに即時送られて記憶管理されるので、図書IDと利用者IDとをリアルタイムで随時更新できる効果も奏し得る。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、RFIDリーダ・ライタ28のアンテナ18を、携帯端末装置1の本体10に内蔵させたが、本体10の裏面に、カードスロット16と対向させて貼り付けるようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、読取手段をRFID回路に対するリード・ライト機能を有するRFIDリーダ・ライタ28としたが、読取機能だけを有するRFIDリーダであってもよい。
また、前記実施の形態では、本発明を図書館に構築されるRFIDシステムに適用した場合を示したが、本発明は図書館以外の施設に構築されるRFIDシステムにも適用できるものである。例えば、CD、ビデオテープ、DVDなどのレンタルショップにも同様に適用することができる。この場合において、利用者カード2として電子マネーカードを用い、貸出登録と同時にカードの電子マネーからレンタル料を引き去るようにすることも可能である。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
1…携帯端末装置、2…利用者カード(非接触通信カード)、3…サーバ、10…携帯端末装置本体、11…画面表示部、12…状態表示部、13…キーボード、14…カード挿入口、15…読取ボタン、16…カードスロット、17…制御ユニット、18…アンテナ、28…RFIDリーダ・ライタ、31…図書データベース、32…利用者データベース、33…貸出データベース。
Claims (3)
- 携帯型の端末本体と、
前記端末本体に取り付けられ、無線タグと無線通信を行うためのアンテナと、
前記端末本体の前記アンテナからの電波到達領域内に形成され、非接触通信カードが着脱自在に装着されるカードスロットと、
前記アンテナから読取り信号を送信し、この読取り信号を受信した前記無線タグ及び前記非接触通信カードからデータを読取る読取手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記アンテナは、平面アンテナであり、
前記カードスロットは、該スロットに装着された前記非接触通信カードの面が前記平面アンテナの面と対向するように前記端末本体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 請求項1または2に記載の携帯端末装置と、
前記携帯端末装置の読取手段により読み取られたデータを受信するサーバと、
を具備し、
前記サーバは、前記読取手段により読取られた前記無線タグのデータと前記非接触通信カードのデータとを紐付けて記憶することを特徴とするRFIDシステム。
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---|---|---|---|
JP2008241667A JP2010073066A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 携帯端末装置及びrfidシステム |
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- 2008-09-19 JP JP2008241667A patent/JP2010073066A/ja active Pending
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