JP2010072377A - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

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JP2010072377A JP2008240239A JP2008240239A JP2010072377A JP 2010072377 A JP2010072377 A JP 2010072377A JP 2008240239 A JP2008240239 A JP 2008240239A JP 2008240239 A JP2008240239 A JP 2008240239A JP 2010072377 A JP2010072377 A JP 2010072377A
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Abstract

【課題】ズームレンズにおいて、レンズ系全長の短縮化を図るとともに、良好な光学性能と3CCD方式に対応可能な長いバックフォーカスを有する。
【解決手段】ズームレンズは、正の第1レンズ群G1、移動して変倍を行う負の第2レンズ群G2、正の第3レンズ群G3、変倍時に移動する正の第4レンズ群G4を備える。第4レンズ群G4は、物体側から順に、負、正、負、正のレンズからなる。条件式(1)〜(3)を満たす。
1.8<f3/f4<3.5 (1)
−5.0<f41/f4<−2.2 (2)
1.6<D3/fw<2.4 (3)
ただし、
f3:第3レンズ群G3の焦点距離
f4:第4レンズ群G4の焦点距離
f41:第4レンズ群G4の最も物体側の負レンズL41の焦点距離
D3:第3レンズ群G3の最も像側のレンズ面と第4レンズ群G4の最も物体側のレンズ面の光軸上の最大距離
fw:広角端における全系の焦点距離
【選択図】図1

Description

本発明は、ズームレンズおよび撮像装置に関し、より詳しくは、ビデオカメラや電子スチルカメラ、監視カメラ等に好適に使用可能で、特に3CCD方式の電子カメラ用途として好適なズームレンズおよび該ズームレンズを備えた撮像装置に関するものである。
従来、民生用ビデオカメラ等に用いられるズームレンズとしては、4群タイプや5群タイプのズームレンズが多く提案されてきた。例えば、特許文献1、2には、4群タイプで、10倍程度の高変倍比と1.9程度のFナンバーを有する3CCD方式に対応可能なズームレンズが開示されている。より詳しくは、特許文献1には、物体側から順に、3枚構成の第1レンズ群、3枚構成の第2レンズ群、絞り、2枚構成の第3レンズ群、3枚構成の第4レンズ群からなるレンズ系が記載されている。特許文献2には、物体側から順に、3枚構成の第1レンズ群、3枚構成の第2レンズ群、絞り、1枚または4枚構成の第3レンズ群、3枚構成の第4レンズ群からなるレンズ系が記載されている。
特開2004−279726号公報 特開2006−343724号公報
ところで、近年では、民生用ビデオカメラ等に用いられるズームレンズにおいてもハイビジョン化が進み、高性能なズームレンズへの要請が高まっている。特に、撮影した光を色分解プリズムでR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色に分け、各色に対応する3つのCCD(Charge Coupled Device)で撮像した画像を重ね合わせて高画質を得る3CCD方式に対応可能なズームレンズへの要請が高まっている。
3CCD方式で用いられる色分解プリズムを挿入するためには、長いバックフォーカスが必要である。特許文献1、2および多くの3CCD方式のビデオカメラ用ズームレンズでは、第4レンズ群を正、負、正の3枚で構成して、第4レンズ群に強い正のパワーを持たせているため、長いバックフォーカスは、第3レンズ群の正のパワーを弱くすることによって得られている。このような構成の場合、第3レンズ群のパワーが弱いため、レンズ系全長が長くなってしまう。
しかしながら、この分野のズームレンズに対しては、高性能でありながら小型であることも強く求められている。上記従来の構成において、レンズ系全長を短縮するために第3レンズ群の正のパワーを強くすると、長いバックフォーカスを得ることが難しくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、レンズ系全長の短縮化を図るとともに、長いバックフォーカスを確保し、良好な光学性能を有するズームレンズおよび該ズームレンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有し、変倍時に固定されている第1レンズ群と、負の屈折力を有し、光軸に沿って移動することにより変倍を行う第2レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有し、変倍時に固定されている第3レンズ群と、正の屈折力を有し、変倍に伴う像面位置の補正および合焦を行う第4レンズ群とを備え、第4レンズ群が、物体側から順に、負の第41レンズと、正の第42レンズと、負の第43レンズと、正の第44レンズとからなり、第3レンズ群の焦点距離をf3とし、第4レンズ群の焦点距離をf4とし、第41レンズの焦点距離をf41とし、第3レンズ群の最も像側のレンズ面と第4レンズ群の最も物体側のレンズ面の光軸上の最大距離をD3とし、広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(1)〜(3)を満たすことを特徴とするものである。
1.8<f3/f4<3.5 … (1)
−5.0<f41/f4<−2.2 … (2)
1.6<D3/fw<2.4 … (3)
なお、本発明において、各「レンズ群」は、複数のレンズから構成されるものだけでなく、1枚のレンズのみで構成されるものも含むものとする。
なお、本発明において、ガラス球面上に非球面樹脂を形成したような複合型レンズは「1枚」のレンズとは見なさないものとする。
本発明のズームレンズは、第4レンズ群G4において、最も物体側に負レンズを配置して、負、正、負、正のパワー配置の4枚構成とすることにより、バックフォーカスを長くする役割を第3レンズ群G3と第4レンズ群G4とで分担させ、第3レンズ群G3にある程度強いパワーを持たせ、長いバックフォーカスの確保と、レンズ系全長の短縮とを両立させるようにしたものである。条件式(1)は、長いバックフォーカスの確保とレンズ系全長の短縮とを両立させるための第3レンズ群G3と第4レンズ群G4のパワー配分の好適な範囲を規定するものである。また、条件式(2)(3)は、良好な光学性能を維持しつつ、レンズ系の小型化を図るためのものである。
本発明のズームレンズにおいては、第41レンズの少なくとも1面が非球面であることが好ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、第43レンズおよび第44レンズが接合レンズを構成していることが好ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、第42レンズの屈折率をN42としたとき、下記条件式(4)を満たすことが好ましい。
1.60<N42<1.75 … (4)
また、本発明のズームレンズにおいては、第44レンズのアッベ数をν44としたとき、下記条件式(5)を満たすことが好ましい。
70.0<ν44<83.0 … (5)
また、本発明のズームレンズにおいては、第3レンズ群が、少なくとも1面が非球面の正レンズの1枚からなることが好ましい。その際に、第3レンズ群の正レンズの材料がプラスチックであることが好ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、第4レンズ群の正レンズのアッベ数の平均をν4pとし、第3レンズ群の正レンズのアッベ数をν31としたとき、下記条件式(6)を満たすことが好ましい。
32<ν4p−ν31<49 … (6)
なお、本明細書における各条件式の値は、ズームレンズの基準波長におけるものであり、例えばズームレンズの基準波長がd線(波長587.6nm)の場合は、上記条件式で記載されている屈折率やアッベ数はd線におけるものとなる。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明のズームレンズを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、第1レンズ群と第3レンズ群とを固定群とし、第2レンズ群を光軸に沿って移動させることにより変倍を行い、それによる像面位置の補正および合焦を第4レンズ群の移動により行う方式のズームレンズにおいて、第4レンズ群のパワー配置を上記のように好適に設定し、条件式(1)〜(3)を満たすように構成しているため、レンズ系全長の短縮化と3CCD方式に対応可能な長いバックフォーカスとを両立させ、良好な光学性能を有するズームレンズおよび該ズームレンズを備えた撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるズームレンズの構成を示す断面図であり、後述の実施例1のズームレンズに対応している。また、図2〜図8はそれぞれ、後述の実施例2〜実施例8のズームレンズの構成を示す断面図である。図1〜図8に示すズームレンズの基本的な構成は同様であり、図示方法も同様であるため、以下では主に図1を例にとって説明する。
本発明の実施形態にかかるズームレンズは、光軸Zに沿って、物体側から順に、正の屈折力を有し、変倍時に固定されている第1レンズ群G1と、負の屈折力を有し、光軸に沿って移動することにより変倍を行う第2レンズ群G2と、開口絞りStと、正の屈折力を有し、変倍時に固定されている第3レンズ群G3と、正の屈折力を有し、変倍に伴う像面位置の補正および合焦を行う第4レンズ群G4とを備えている。
なお、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図1では、左側が物体側、右側が像側である。図1では、上段に広角端における無限遠合焦時のレンズ配置を示し、下段に望遠端における無限遠合焦時のレンズ配置を示し、広角端から望遠端へ変倍するときの各レンズ群の概略的な移動軌跡を矢印で示している。
また、図1では無限遠物体からの軸上光束の結像位置をPimとして図示している。例えばこのズームレンズを撮像装置に適用する際には、結像位置Pimに撮像素子の撮像面が位置するように配置される。
ズームレンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、最も像側のレンズと結像面(撮像面)の間にカバーガラスや、プリズム、赤外線カットフィルタ、ローパスフィルタなどの各種フィルタ等を配置することが好ましく、図1に示す例では、これらを想定した平行平板状の光学部材PPが第4レンズ群G4と結像位置Pimとの間に配置されている。
このズームレンズは、広角端から望遠端への変倍の際には、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3を光軸上に固定とし、第2レンズ群G2を光軸に沿って像側に移動させることにより変倍を行うとともに、該変倍に伴う像面位置の補正および合焦を第4レンズ群G4を光軸に沿って移動させることにより行うように構成されている。つまり、第2レンズ群G2はバリエータ群、第4レンズ群G4はコンペンセータ群およびフォーカス群としての機能を備えている。
一例として、本実施形態のズームレンズは、図1に示す例のような構成を採ることができる。すなわち、各レンズ群とも物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズL11と正レンズL12との貼り合わせによる接合レンズ、メニスカス形状の正レンズL13からなる3枚構成とし、第2レンズ群G2は、負レンズL21、負レンズL22、正レンズL23、負レンズL24からなる4枚構成とし、第3レンズ群G3は、正レンズL31からなる1枚構成とし、第4レンズ群G4は、負レンズL41、正レンズL42、負レンズL43、正レンズL44からなる4枚構成とすることができる。
上記構成の中では特に、第4レンズ群G4において、その最も物体側に負レンズを配置して、負、正、負、正のパワー配置の4枚構成とした点が特徴である。課題の項において上述したように、従来例の第4レンズ群は、物体側から順に、正、負、正の3枚となる構成が多く採用されている。この従来の構成で長いバックフォーカスを得るためには、第3レンズ群に非常に弱い正のパワー、または、負のパワーを持たせなくてはいけない。そのため、レンズ系全長が長くなっていた。
これに対して、本実施形態は、上記従来の構成に対して、最も物体側に負レンズを1枚加えた構成となっている。この最も物体側の負レンズがあることによって、バックフォーカスを長くする役割を第3レンズ群G3と第4レンズ群G4とで分担させることができ、第3レンズ群G3にある程度強いパワーを持たせることができる。よって、本実施形態によれば、長いバックフォーカスの確保とレンズ系全長の短縮とを同時に実現することができる。また、第4レンズ群G4に入射する光線高を小さくすることができる。
ここで、第4レンズ群G4の負レンズL41は、少なくとも1面が非球面であることが好ましい。第4レンズ群G4に非球面レンズを用いることで、球面収差を良好に補正することができるとともに、変倍時や合焦時の収差変動を低減することができる。特に、第4レンズ群G4において最も物体側のレンズを非球面レンズとすることで、効果的に球面収差を補正することができる。
また、第4レンズ群G4の負レンズL43と正レンズL44とは貼り合わされて接合レンズを構成していることが好ましい。第4レンズ群G4に接合レンズを用いることで、変倍時や合焦時の色収差の変動を小さくすることができる。
第3レンズ群G3については、図1に示す例のように、正レンズL31の1枚構成とすることが好ましく、これにより、レンズ枚数を低減して小型化を図ることができる。そして、第3レンズ群G3を1枚構成とする場合には、この正レンズL31は、少なくとも1面に非球面を有することが好ましい。正レンズL31を非球面レンズとすることにより、収差補正上有利となり、第3レンズ群G3を1枚構成とすることが容易となる。
正レンズL31が非球面レンズの場合は、プラスチックレンズであることが好ましい。材料をプラスチックにすることで、低コスト化および軽量化を実現できる。また、適用される撮像装置における鏡筒がプラスチック材料からなる場合には、鏡筒の温度変化に伴う伸縮と、プラスチックレンズの温度変化に伴う像位置の移動とにより、温度が変化しても、見た目上の像位置がほとんど変化しないという効果を得ることが可能である。この点において、ガラスレンズよりプラスチックレンズの方が、温度変化に対して有利であるといえる。
なお、従来の4群タイプ、5群タイプのズームレンズでは、特許文献1やその他の公知例に見られるもののように、第3レンズ群を複数枚のレンズで構成しているものが多く、第3レンズ群を1枚構成とした例は少ない。
これは、第3レンズ群を1枚構成とすると、第3レンズ群を複数枚構成とした場合には生じない不具合が生じ、従来とは異なる発想が必要だからである。その1つは、色収差の問題である。通常、ズームレンズでは、各レンズ群単独で色消しを行うことが多く、第3レンズ群G3を1枚で構成すると、第3レンズ群単体での色消しはできない。そこで、本実施形態のズームレンズでは、後で条件式(6)の説明で述べるように、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4とで合わせて色消しを行うようにしている。
また、もう1つは長いバックフォーカスを確保するために生じる問題である。前述したように、3CCD方式において色分解プリズムを挿入するためには長いバックフォーカスが必要とされ、そのためには第3レンズ群のパワーを弱くする必要がある。第3レンズ群を1枚構成として、そのパワーを弱くすると、レンズの曲率が小さくなってしまい、収差の補正が困難になる。そこで、本実施形態では、上述したように、バックフォーカスを長くする役割を第3レンズ群G3と第4レンズ群G4とで分担させることにより、1枚で第3レンズ群G3を構成することを実現している。
本実施形態のズームレンズは第3レンズ群G3を1枚構成としているため、特許文献1のような第3レンズ群G3を2枚構成とした従来例に比べて第3レンズ群G3のレンズ枚数を少なくできる。このことから、本実施形態のズームレンズは、従来例のように必ずしも第2レンズ群G2を3枚構成にする必要はなく、第2レンズ群G2を4枚構成とすることが可能である。
以下に第2レンズ群G2を4枚構成にする意味について説明する。レンズ系全長を短くして小型化するためには、変倍時の移動量を小さくする必要があり、そのためには第2レンズ群G2に強い負のパワーを持たせることが好ましい。しかし、レンズのパワーが強くなりすぎると、第2レンズ群G2は移動群であるため、変倍時の収差変動が大きくなってしまう。
特許文献1のものでは第2レンズ群が負、負、正の3枚構成となっているが、図1に示す本実施形態のズームレンズでは、これにさらに負レンズを1枚追加した4枚構成とすることで、第2レンズ群G2が強い負のパワーを持つ場合でも、第2レンズ群G2に必要な負のパワーを分散させるようにしている。これにより、第2レンズ群G2の各負レンズが担うパワーの強さが強くなりすぎて変倍時の収差変動が大きくなってしまうことなく、レンズ系全長を小型化することが可能になる。
また、本実施形態のズームレンズでは、第2レンズ群G2において、物体側に2枚の負レンズを有している。このように、物体側に負のパワーを多く配分することにより、第2レンズ群の物体側主点の位置を物体側に近づけて第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の主点間隔を短くすることができる。これにより、軸外光束の第1レンズ群G1を通過する高さを低くすることができ、前玉径(最も物体側のレンズの径)の小型化を図ることができる。
本実施形態のズームレンズは、上記構成に加え、さらに以下の条件式を満たすように構成することが好ましく、これにより、さらなる高性能化とともに、長いバックフォーカスとレンズ系全長の短縮を促進することができる。
第3レンズ群G3の焦点距離をf3とし、第4レンズ群G4の焦点距離をf4としたとき、下記条件式(1)を満たすことが好ましい。
1.8<f3/f4<3.5 … (1)
条件式(1)は、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の焦点距離の比を規定している。条件式(1)は、良好な光学性能を達成しつつ、第3レンズ群G3以降のレンズ系を小型化するとともに、色分解プリズム等を挿入可能な長いバックフォーカスを確保するための、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4のパワー配分の好適な範囲を規定するものである。条件式(1)の下限を下回るほど第3レンズ群G3のパワーを強くしてしまうと、変倍時や合焦時の球面収差の変動が大きくなってしまう。また、必要なバックフォーカスを確保することが非常に困難となる。逆に、条件式(1)の上限を上回ると、レンズ系全長が長くなり、さらに、第4レンズ群G4に入射する光線高が大きくなり、第4レンズ群G4が大型化してしまう。
さらに、下記条件式(1−1)を満たすことがより好ましい。条件式(1−1)を満たすことで、変倍時や合焦時の球面収差の変動の抑制、長いバックフォーカスの確保、小型化により有利となる。
1.9<f3/f4<3.2 … (1−1)
負レンズL41の焦点距離をf41とし、第4レンズ群G4の焦点距離をf4としたとき、下記条件式(2)を満たすことが好ましい。
−5.0<f41/f4<−2.2 … (2)
条件式(2)は、負レンズL41の焦点距離と第4レンズ群G4の焦点距離の関係を規定しており、いわば第4レンズ群G4に対する負レンズL41のパワーの比を規定している。条件式(2)の下限を下回ると、負レンズL41のパワーが弱くなり、上記で説明したように、バックフォーカスを長くする役割を主に第3レンズ群G3が担うことになるため、第3レンズ群G3のパワーが弱くなり、レンズ系全長が長くなってしまう。
しかしながら、条件式(2)の上限を超えるほど、負レンズL41の負のパワーを強くすると、バランスをとるために第4レンズ群G4に含まれる正レンズのパワーも強くしなくてはならなり。そうすると、第4レンズ群G4の正レンズの曲率が大きくなるため、必要なコバ(縁肉)を確保するための中心厚が大きくなり、第4レンズ群G4が大型化してしまう。さらに、第4レンズ群G4の移動量が大きくなってしまう。また、各レンズが担うパワーが大きすぎると、収差変動が大きくなるとともに、製造誤差等の許容量が小さくなってしまう。
さらに、下記条件式(2−1)、(2−2)を満たすことがより好ましい。条件式(2−1)を満たすことで、条件式(2)を満たすことにより得られる効果をさらに高めることができる。また、条件式(2−2)を満たすことで、条件式(2)を満たすことにより得られる効果をさらにいっそう高めることができる。
−4.4<f41/f4<−2.3 … (2−1)
−4.2<f41/f4<−2.3 … (2−2)
第3レンズ群G3の最も像側のレンズ面と第4レンズ群G4の最も物体側のレンズ面の光軸上の最大距離をD3とし、広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(3)を満たすことが好ましい。
1.6<D3/fw<2.4 … (3)
条件式(3)は、第3レンズ群と第4レンズ群G4の空気間隔と、全系の焦点距離の関係を規定している。条件式(3)を下回ると、射出瞳の位置を像面から遠ざけることが難しくなり、レンズと像面との間にプリズムを配置した場合、このプリズムでのカラーシェーディングの影響が大きくなってしまう。条件式(3)を上回ると、レンズ全長が長くなってしまう。
さらに、下記条件式(3−1)を満たすことがより好ましい。条件式(3−1)を満たすことで、条件式(3)を満たすことにより得られる効果をさらに高めることができる。
1.7<D3/fw<2.2 … (3−1)
正レンズL42の屈折率をN42としたとき、下記条件式(4)を満たすことが好ましい。
1.60<N42<1.75 … (4)
条件式(4)は、正レンズL42の屈折率を規定している。負レンズL41は負のパワーを持っているため、正レンズL42には強い正のパワーを持たせる必要がある。そのため、条件式(4)を下回るような材料で正レンズL42を構成した場合には、レンズの曲率が大きくなり、変倍時や合焦時の収差変動が大きくなり、収差補正が困難になる。また、必要なコバを確保するために必要なレンズ厚も大きくなり、第4レンズ群G4が大型化してしまう。条件式(4)を上回ると、レンズを薄く作るのに有利ではあるが、高屈折率材料を用いることになり、高屈折率材料は一般に分散が大きいため、良好な色収差補正が困難になる。
正レンズL44のアッベ数をν44としたとき、下記条件式(5)を満たすことが好ましい。
70<ν44<83 … (5)
条件式(5)は、正レンズL44のアッベ数を規定している。第4レンズ群G4に、条件式(5)で規定される低分散材料を用いることで、変倍時や合焦時の色収差の変動や、第4レンズ群G4で発生する色収差を抑えることができる。条件式(5)を下回ると、色収差を十分に補正することができなくなる。逆に、条件式(5)を上回るような超低分散材料を用いると、色収差の補正には有利であるが、超低分散材料は一般に屈折率が低いため、必要な正パワーを得るためには曲率が大きくなり、必要なコバを確保するために、レンズが厚くなってしまう。
第3レンズ群G3が正レンズL31の1枚構成である場合、第4レンズ群G4の正レンズのアッベ数の平均(図1に示す例では正レンズL42と正レンズL44のアッベ数の平均)をν4pとし、第3レンズ群G3の正レンズL31のアッベ数をν31としたとき、下記条件式(6)を満たすことが好ましい。
32<ν4p−ν31<49 … (6)
条件式(6)は、第4レンズ群G4に含まれる正レンズのアッベ数の平均と、正レンズL31のアッベ数の差を規定している。ズームレンズにおける色消しは、各レンズ群において行うことが望ましいが、第3レンズ群G3を正レンズL31の1枚で構成する場合、第4レンズ群G4と合わせて色消しを行う必要がある。第4レンズ群G4では、変倍や合焦に伴う色収差の変動を抑えるために、正レンズには低分散の材料を用いる。そこで、正レンズL31には、第4レンズ群G4で生じる色収差を打ち消すような高分散の材料を用いる。
条件式(6)を下回る場合には、色収差、特に、ズームの中間域から望遠端にかけての色収差を十分に補正できなくなる。条件式(6)を上回るほど色収差の補正には有利であるが、その場合、第4レンズ群G4の正レンズに超低分散材料を用いるか、正レンズL31に高分散材料を用いることになるが、その場合、それに合った材料を選択することが困難になる。また、良好な色収差補正が困難になる。
さらに、下記条件式(6−1)を満たすことがより好ましい。条件式(6−1)を満たすことで、条件式(6)を満たすことにより得られる効果をさらに高めることができる。
33<ν4p−ν31<48 … (6−1)
また、本ズームレンズが例えば屋外等の厳しい環境において使用される場合には、最も物体側に配置されるレンズには、風雨による表面劣化、直射日光による温度変化に強く、さらには油脂・洗剤等の化学薬品に強い材料、すなわち耐水性、耐候性、耐酸性、耐薬品性等が高い材料を用いることが好ましく、さらには堅く、割れにくい材料を用いることが好ましい。以上のことから最も物体側に配置される材料としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。
非球面形状が形成されるレンズの材料としては、プラスチックを用いることが好ましく、この場合には、非球面形状を精度良く作製することができるとともに、軽量化および低コスト化を図ることが可能となる。
本ズームレンズが、広い温度範囲で使用可能なことが要求される場合には、各レンズの材料としては線膨張係数の小さいものを用いることが好ましい。また、本ズームレンズが厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コート膜を施すようにしてもよい。
図1に示す例では、レンズ系と結像面との間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
以上説明したように、本実施形態のズームレンズによれば、要求される仕様等に応じて、上記した好ましい構成を適宜採用することで、レンズ枚数を大幅に増やすことなく、良好に収差補正を行いつつ、さらなるレンズ系全長の短縮化と長いバックフォーカスを両立させることができる。
次に、本発明のズームレンズの数値実施例について説明する。実施例1〜8のズームレンズのレンズ断面図はそれぞれ図1〜図8に示したものである。
実施例1にかかるズームレンズの基本レンズデータを表1に、ズーム(変倍)に関するデータを表2に、非球面データを表3に示す。同様に、実施例2〜8にかかるズームレンズの基本データ、ズームに関するデータ、非球面データを表4〜表24に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1を例にとり説明するが、実施例2〜8のものについても基本的に同様である。
表1の基本レンズデータにおいて、Siは最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riはi番目の面の曲率半径を示し、Diはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。なお、面間隔の最下欄は表中の最終面と像面との面間隔を示している。また、基本レンズデータにおいて、Ndjは最も物体側のレンズを1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjはj番目の光学要素のd線に対するアッベ数を示している。なお、基本レンズデータには、開口絞りStおよび光学部材PPも含めて示している。開口絞りStに相当する面の曲率半径の欄には(開口絞り)と記載している。基本レンズデータの曲率半径は物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。
表1の基本レンズデータにおいて、変倍を行うために間隔が変化する、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔、第2レンズ群G2と開口絞りStの間隔、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔、第4レンズ群G4と光学部材PPの間隔に相当する面間隔の欄にはそれぞれ、D5(可変)、D12(可変)、D15(可変)、D22(可変)と記載している。
表2のズームに関するデータには、広角端、望遠端における、全系の焦点距離f、FナンバーFno.、全画角2ω、変倍に伴い変化する各面間隔D5、D12、D15、D22の値を示す。全画角2ωの単位は度である。
表1のRiおよびDiの単位、表2のf、D5、D12、D15、D22の単位としては、「mm」を用いることができるが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、単位は「mm」に限定されることはなく、他の適当な単位を用いることもできる。
表1の基本レンズデータでは、非球面の面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表3の非球面データには、非球面レンズであるレンズの符号と、非球面の面番号と、これら非球面に関する非球面係数を示す。非球面係数は、以下の式(A)で表される非球面式における各係数KA、RA(m=3、4、5、…10)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−KA・C・h1/2}+ΣRA・h … (A)
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、RA:非球面係数(m=3、4、5、…10)
なお、表1のRiおよびDiの単位にmmを用いたときは、上記Zd、hの単位もmmとなる。
Figure 2010072377
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表25に、実施例1〜8における条件式(1)〜(6)に対応する値を示す。表25からわかるように、実施例1〜8のいずれも、条件式(1)〜(6)を満足している。
Figure 2010072377
図9(A)〜図9(H)に実施例1のズームレンズの広角端および望遠端における、球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差の各収差図を示す。各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示すが、球面収差図および倍率色収差図には波長460.0nm、波長615.0nmについての収差も示す。球面収差図のFno.はFナンバー、その他の収差図のωは半画角を意味する。
同様に、図10(A)〜図10(H)、図11(A)〜図11(H)、図12(A)〜図12(H)、図13(A)〜図13(H)、図14(A)〜図14(H)、図15(A)〜図15(H)、図16(A)〜図16(H)に、実施例2〜8のズームレンズの広角端および望遠端における、球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差の各収差図を示す。
以上のデータから、実施例1〜8のズームレンズは、約10倍の倍率を有し、小型化を図りつつ、広角端でのFナンバーが1.9程度と小さく、各収差が良好に補正され、広角端および望遠端ともに可視域において高い光学性能を有することがわかる。これらのズームレンズは、監視カメラや、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等の撮像装置に好適に使用することができる。
図17に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態にかかるズームレンズ1を用いて構成したビデオカメラ10の構成図を示す。なお、図17では、ズームレンズ1が備える正の第1レンズ群G1、負の第2レンズ群G2、開口絞りSt、正の第3レンズ群G3、正の第4レンズ群G4を概略的に示している。
図17に示すビデオカメラ10は、3つの撮像素子を有するいわゆる3CCD方式の撮像装置であるが、本発明の撮像装置はこれに限定されず、1つの撮像素子で全波長帯域を撮像するものでもよい。ビデオカメラ10は、ズームレンズ1と、ズームレンズ1の像側に配置されたローパスフィルタおよび赤外線カットフィルタ等の機能を有するフィルタ2と、フィルタ2の像側に配置された色分解プリズム3R、3G、3Bと、各色分解プリズムの端面に設けられた撮像素子4R、4G、4Bと、信号処理回路5とを備えている。撮像素子4R、4G、4Bはズームレンズ1により形成される光学像を電気信号に変換するものであり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を用いることができる。撮像素子4R、4G、4Bは、その撮像面がズームレンズ1の結像面に一致するように配置される。
ズームレンズ1を透過した光はフィルタ2により不要光成分が除去された後、色分解プリズム3R、3G、3Bにより赤、緑、青の各色光に分解され、撮像素子4R、4G、4Bの撮像面上に結像する。赤、緑、青の各色光に対応する撮像素子4R、4G、4Bからの出力信号は信号処理回路5にて演算処理されてカラー画像が形成され、表示装置6に表示される。
本発明の実施形態にかかるズームレンズは、前述した長所を有するため、本実施形態の撮像装置は3CCD方式に対応可能であり、小型に構成でき、かつ高画質の映像を得ることができる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
本発明の実施例1にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例7にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例8にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施例2にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施例3にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施例4にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施例5にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施例6にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施例7にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施例8にかかるズームレンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
符号の説明
1 ズームレンズ
2 フィルタ
3B、3G、3R 色分解プリズム
4B、4G、4R 撮像素子
5 信号処理回路
6 表示装置
10 ビデオカメラ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
PP 光学部材
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (9)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有し、変倍時に固定されている第1レンズ群と、負の屈折力を有し、光軸に沿って移動することにより変倍を行う第2レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有し、変倍時に固定されている第3レンズ群と、正の屈折力を有し、変倍に伴う像面位置の補正および合焦を行う第4レンズ群とを備え、
    前記第4レンズ群が、物体側から順に、負の第41レンズと、正の第42レンズと、負の第43レンズと、正の第44レンズとからなり、
    前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4とし、前記第41レンズの焦点距離をf41とし、前記第3レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第4レンズ群の最も物体側のレンズ面の光軸上の最大距離をD3とし、広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(1)〜(3)を満たすことを特徴とするズームレンズ。
    1.8<f3/f4<3.5 … (1)
    −5.0<f41/f4<−2.2 … (2)
    1.6<D3/fw<2.4 … (3)
  2. 前記第41レンズの少なくとも1面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第43レンズおよび前記第44レンズが接合レンズを構成していることを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第42レンズの屈折率をN42としたとき、下記条件式(4)を満たすことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    1.60<N42<1.75 … (4)
  5. 前記第44レンズのアッベ数をν44としたとき、下記条件式(5)を満たすことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    70.0<ν44<83.0 … (5)
  6. 前記第3レンズ群が、少なくとも1面の非球面を有する正レンズの1枚からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第3レンズ群の前記正レンズの材料がプラスチックであることを特徴とする請求項6に記載のズームレンズ。
  8. 前記第4レンズ群の正レンズのアッベ数の平均をν4pとし、前記第3レンズ群の前記正レンズのアッベ数をν31としたとき、下記条件式(6)を満たすことを特徴とする請求項6または7に記載のズームレンズ。
    32<ν4p−ν31<49 … (6)
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のズームレンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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