JP2010071275A - 波動発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】浮動部材の上昇及び降下の両行程のエネルギーを取出す。
【解決手段】浮動部材3の両側面を各々2本の平行して揺動する揺動腕4で支える構造にすることにより、波動により押寄せられるとき浮動部材3は水平を保ちながら円弧を画いて押上げられ、揺動腕4の上下の支持軸5及び5’に取付けた扇形歯車11をラック棒下半部のラック歯13と噛み合せて、ラック棒12をほぼ垂直に押上げることにより、このラック棒の上半部の右側ラック歯15に噛み合う右側第一歯車18を右回転させ、又、反対に波が退き浮動部材3と共にラック棒12が降下したとき、このラック棒の左側ラック歯16に噛み合う左側第一歯車23を右回転させて発電装置の駆動部17を介して直流発電機の電機子をラック棒12の上昇及び降下にかかわらず常に同一方向に回転させて発電しうるようにした波動発電装置の構造である。
【選択図】図1
【解決手段】浮動部材3の両側面を各々2本の平行して揺動する揺動腕4で支える構造にすることにより、波動により押寄せられるとき浮動部材3は水平を保ちながら円弧を画いて押上げられ、揺動腕4の上下の支持軸5及び5’に取付けた扇形歯車11をラック棒下半部のラック歯13と噛み合せて、ラック棒12をほぼ垂直に押上げることにより、このラック棒の上半部の右側ラック歯15に噛み合う右側第一歯車18を右回転させ、又、反対に波が退き浮動部材3と共にラック棒12が降下したとき、このラック棒の左側ラック歯16に噛み合う左側第一歯車23を右回転させて発電装置の駆動部17を介して直流発電機の電機子をラック棒12の上昇及び降下にかかわらず常に同一方向に回転させて発電しうるようにした波動発電装置の構造である。
【選択図】図1
Description
本発明は波の力及びその浮力を利用して発電する装置に関するものである。
従来より波の力及びその浮力エネルギーを取出す時は浮動部材が突き上げられてくる作動のみに限定されており従って浮動部材が降下する作動は利用不可能であった。本発明は、浮動部材を横波に押されて横移動させ、次に浮力も加わって弧を画いて上昇させることにより充分波動エネルギーを吸収し、この浮動部材の移動量をラック棒に伝え、これより発電装置の駆動部を介して直流発電機を回転する。このとき本発明の駆動装置の駆動部により浮動部材の上昇及び下降の両行程においても発電機の回転方向を同一にして昇降及び下降の両行程のエネルギーを吸収し、この効果を倍増しようとするものである。
図1及び図2に示すように、浮動部材3の両側面を各々2本の平行して揺動する揺動腕4で支える構造にすることにより浮動部材3は横波に押されて横移動し、次に浮力も加わって円弧を画いて上昇させられることにより、充分波動エネルギーを吸収し、揺動腕支持軸5及び5’に取り付けた扇形歯車11を上方に向かい回転して、これをラック棒下半部のラック歯13と噛み合せて、ラック棒12をほぼ垂直に押上げることにより、このラック棒の上半部の右側ラック歯15に噛み合う右側第一歯車18を回転させ、この歯車の内周のラチェット歯19に噛み合うラチェット爪21により、右側ラチェット爪車20を右回転させ、これと一体になっている右側第二歯車22によりピニオン27を数倍増速して左回転させ、軸接手28を介して直流発電機の電機子30を左回転して発電させる。
又、反対に波が退き、浮動部材3と共にラック棒12が降下したとき、このラック棒の左側ラック歯16に噛み合う左側第一歯車23を右回転させ、この歯車の内周のラチェット歯24に噛み合うラチェット爪21により左側ラチェット爪車25を右回転させ、これと一体となっている左側第二歯車26によりピニオン27を増速して左回転させて直流発電機の電機子30を左回転して発電させ、ラック棒12の昇降いづれの移動の場合も常に電機子30を左回転して発電させるようにする。
又、図5及び図6に示すように横波により浮動部材3が支持枠内を水平横移動しうるようにすると共に、この浮動部材3を載せたまま支持枠31の両側面に数本の揺動腕4を常に平行にして揺動するように取付けて、浮力により円弧を画いて水平を保ちながら押上げられるようにし、この水平横移動と円弧を画いて上昇する移動の合計を浮動部材3の先端に取り付けた下半部弯曲しうるラック棒12の上昇移動距離でとらえ、又、波が後退するとき浮動部材3の降下をラック棒12の降下移動距離でとらへ、これら上昇及び降下の移動量により発電装置の駆動部の一連の歯車を回転して直流発電機29を作動させるようにする。
本発明は浮動部材の水平移動、上昇及び下降の両行程のエネルギーを取り出すことが可能となり、エネルギーの吸収効果は約倍増することができる。
図1及び図2は本発明の第一実施例を示すものであって架台の梁2と2本の揺動腕4と浮動部材取付長尺板8で平行四辺形のリンク構成にすることにより、下辺の取付長尺板8に固定した浮動部材3を常に水平に揺動し揺動腕4の支持軸5及び5’に取付けた扇形歯車11をラック棒下半部のラック歯13と噛み合せることにより、扇形歯車11の右回転につれてラック棒12をほぼ垂直に押上げラック棒上半部の右側ラック歯15に噛み合う右側第一歯車18を右回転させ、この歯車の内周の右側ラチェット歯19に噛み合うラチェット爪21により右側ラチェット爪車20を右回転させ、これと一体になっている、右側第二歯車22によりピニオン27を左回転させる。右側第二歯車22の直径は右側第一歯車18より大きく、そしてこれに小径のピニオン27が噛み合わされているため、ピニオン27の左回転は、最初の右側第一歯車18の回転より数倍大きく増速されている。このピニオン27により軸接手28を介して直流発電機の電機子30を左回転して発電させる。猶、ラック棒12が上昇するときは、ラック棒の左側ラック歯16により左側第一歯車23は左回転させられるが、この内周のラチェット歯24にはラチェット爪21は噛み合わないため左側ラチェット爪車25は空転し、右側の歯車列による作動を阻害しないようにしている。
波が引き浮動部材3と共にラック棒12を押下げることにより、このラック棒の左側ラック歯16に噛み合う左側第一歯車23を右回転させ、この歯車の内周ラチェット歯24に噛み合うラチェット爪21により左側ラチェット爪車25を右回転させ、これと一体となっている左側第二歯車26によりピニオン27を増速して左回転させて、電機子30を左回転させて発電する。このとき電機子30はラック棒12の昇降にかかわらず常に左回転することにより、電機子30の逆転を避けることができる。猶、ラック棒12が下降するときは、右側ラチェット爪車20は空転し、左側の歯車列による作動を阻害しない。
波動が激しくなり浮動部材3を取付けている揺動腕4が大きく押上げられて水平の位置に達すると、架台の梁2に取付けた揺動腕ロック爪6により自動的に固定され、更に危険な状態になったときは、架台1を水平に引き込んで浮動部材3を陸上まで移動し止水板10を下して格納しうるようにする。
図5及び図6は本発明の第二実施例を示すものであって、押寄せてきた波のエネルギーを充分に取込むため浮動部材3を支持枠31に中で横移動させ、この支持枠31の両側面に数本の揺動腕4を常に平行に揺動するよう取付けて円弧を画いて水平を保ちながら押上げられるようにし、この水平横移動と、円弧を画いて上昇する移動との合計を浮動部材3の先端に取付けた下半部弯曲しうるラック棒12の上昇移動距離でとらへ、このラック棒の右側ラック歯15に噛み合う右側第一歯車18を右回転させ、右側ラチェット爪車20、右側第二歯車22及びピニオン27を介して電機子30を左回転させて発電させ、又、波が退き浮動部材3が元に戻ると、ラック棒の左側のラック歯16に噛み合う左側第一歯車23を右回転させ、左側ラチェット爪車20、左側第二歯車26及びピニオン27を介して電機子30を左回転して発電させるようにしている。
図5及び図6に示したラック棒12の下半部のバネ板33は浮動部材3の下部にピン34で回転自在に取付けられ、バネ板案内レール35の内側の溝のカーブに沿って昇降する。猶、このバネ板部の両端には連続して多数の鋼球36を回転自在に配置することにより、バネ板案内レール35との摩擦を軽減できる。
1−−−架台 2−−−架台の梁
3−−−浮動部材 4−−−揺動腕
5及び5’−−−揺動腕支持軸 6−−−揺動腕ロック爪
7−−−架台押え金具 8−−−浮動部材取付長尺板
9−−−浮動部材取付ボルト 10−−−止水板
11−−−扇形歯車 12−−−ラック棒
13−−−ラック棒下半部のラック歯 14−−−ラック棒案内ローラー
15−−−ラック棒上半部の右側ラック歯 16−−−ラック棒上半部の左側ラック歯
17−−−発電装置の駆動部 18−−−右側第一歯車
19−−−右側第一歯車のラチェット歯 20−−−右側ラチェット爪車
21−−−ラチェット爪 22−−−右側第二歯車
23−−−左側第一歯車 24−−−左側第一歯車のラチェット歯
25−−−左側ラチェット爪車 26−−−左側第二歯車
27−−−ピニオン 28−−−軸接手
29−−−直流発電機 30−−−電機子
31−−−浮動部材支持枠 32−−−支持枠ガイドローラー
33−−−ラック棒下半部のバネ板 34−−−バネ板取付ピン
35−−−バネ板案内レール 36−−−鋼球
3−−−浮動部材 4−−−揺動腕
5及び5’−−−揺動腕支持軸 6−−−揺動腕ロック爪
7−−−架台押え金具 8−−−浮動部材取付長尺板
9−−−浮動部材取付ボルト 10−−−止水板
11−−−扇形歯車 12−−−ラック棒
13−−−ラック棒下半部のラック歯 14−−−ラック棒案内ローラー
15−−−ラック棒上半部の右側ラック歯 16−−−ラック棒上半部の左側ラック歯
17−−−発電装置の駆動部 18−−−右側第一歯車
19−−−右側第一歯車のラチェット歯 20−−−右側ラチェット爪車
21−−−ラチェット爪 22−−−右側第二歯車
23−−−左側第一歯車 24−−−左側第一歯車のラチェット歯
25−−−左側ラチェット爪車 26−−−左側第二歯車
27−−−ピニオン 28−−−軸接手
29−−−直流発電機 30−−−電機子
31−−−浮動部材支持枠 32−−−支持枠ガイドローラー
33−−−ラック棒下半部のバネ板 34−−−バネ板取付ピン
35−−−バネ板案内レール 36−−−鋼球
Claims (2)
- 波動により揺動される浮動部材3の作動により発電する装置において、浮動部材3の両側面を各々2本の平行して揺動する揺動腕4で支える構造にすることにより、浮動部材3は横波に押されて横移動し、次に浮力も加わって円弧を画いて上昇させられることにより、充分波動エネルギーを吸収し、揺動腕支持軸5及び5’に取り付けた扇形歯車11を上方に向かい回転して、これをラック棒下半部のラック歯13と噛み合せて、ラック棒12をほぼ垂直に押上げることにより、このラック棒の上半部の右側ラック歯15に噛み合う右側第一歯車18を右回転させ、この歯車の内周のラチェット歯19に噛み合うラチェット爪21により、右側ラチェット爪車20を右回転させ、これと一体になっている右側第二歯車22によりピニオン27を数倍増速して左回転させ、軸接手28を介して直流発電機の電機子30を左回転して発電させ、又、反対に波が退き、浮動部材3と共にラック棒12が降下したとき、このラック棒の左側ラック歯16に噛み合う左側第一歯車23を右回転させ、この歯車の内周のラチェット歯24に噛み合うラチェット爪21により左側ラチェット爪車25を右回転させ、これと一体となっている左側第二歯車26によりピニオン27を増速して左回転させて直流発電機の電機子30を左回転して発電させ、ラック棒12の昇降いづれの移動の場合も常に電機子30を同一方向の左回転させて発電させるようにした波動発電装置の構造
- 特許請求の範囲の請求項1に記載の波動発電装置の構造において、横波により浮動部材3が支持枠内を水平横移動しうるようにすると共に、この浮動部材3を載せたまま支持枠31の両側面に数本の揺動腕4を常に平行して揺動するように取付けて、浮力により円弧を画いて水平を保ちながら押上げられるようにして横波と浮力の両方の波動エネルギーを吸収し、この水平横移動と円弧を画いて上昇する移動の合計を浮動部材3の先端に取付けた下半部弯曲しうるラック棒12の上昇移動距離でとらへ、又、波が後退するとき浮動部材3の降下をラック棒12の降下移動距離でとらへ、これら上昇及び降下の移動量により発電装置の駆動部の一連の歯車を回転して直流発電機29を作動させるようにした波動発電装置の構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270306A JP2010071275A (ja) | 2008-09-21 | 2008-09-21 | 波動発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270306A JP2010071275A (ja) | 2008-09-21 | 2008-09-21 | 波動発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010071275A true JP2010071275A (ja) | 2010-04-02 |
Family
ID=42203281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008270306A Pending JP2010071275A (ja) | 2008-09-21 | 2008-09-21 | 波動発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010071275A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103277238A (zh) * | 2013-06-25 | 2013-09-04 | 江南大学 | 浪涌发电方法 |
CN103277237A (zh) * | 2013-05-27 | 2013-09-04 | 江南大学 | 一种波浪动力系统 |
CN111946572A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-17 | 山东交通学院 | 摆动振动发电装置 |
-
2008
- 2008-09-21 JP JP2008270306A patent/JP2010071275A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103277237A (zh) * | 2013-05-27 | 2013-09-04 | 江南大学 | 一种波浪动力系统 |
CN103277237B (zh) * | 2013-05-27 | 2015-05-27 | 江南大学 | 一种波浪动力系统 |
CN103277238A (zh) * | 2013-06-25 | 2013-09-04 | 江南大学 | 浪涌发电方法 |
CN111946572A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-17 | 山东交通学院 | 摆动振动发电装置 |
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