JP2010071100A - 高速衝突判定処理システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents

高速衝突判定処理システムおよびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 高速で飛行する飛翔体に対してリアルタイム追跡を可能にし、風力発電装置へのバードストライク防止の確実性を高める。
【解決手段】風力発電装置(20)の周囲に三次元座標で表現される危険領域(11)を予め設定し、前記危険領域(11)の外方から撮像する撮像方向がX軸、Y軸、Z軸の三次元で互いに直交する3台のX軸、Y軸、Z軸撮像手段(12),(13),(14)を用いて飛翔体(30)を撮像し、3台の各撮像手段で撮像した画像データに基づいてYZ軸、ZX軸、XY軸座標面(15),(16),(17)における前記飛翔体(30)の二次元像を画像処理装置(18)で追跡測定し、かつ、前記飛翔体(30)の二次元位置座標及び速度を計算し、この計算した飛翔体(30)のYZ軸、ZX軸、XY軸座標及び速度により前記飛翔体(30)がYZ軸、ZX軸、XY軸座標面(15),(16),(17)のそれぞれの危険領域(11)内に進入するか否かを予想判断する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、風力発電装置に対して近づいてくる鳥などの飛翔体が予め設定した危険領域内に進入して前記風力発電装置に衝突する事態(いわゆるバードストライク)を回避するシステムおよびそのコンピュータプログラムに関する。特に、いわゆるバードストライクを回避するため、高速処理が可能なシステムおよびそのシステムを運営するためのコンピュータプログラムに関する。
従来、いわゆるバードストライクを防止する方法や装置としては、例えば検知手段を用いて、航空機が離着陸する空路域内に飛来する鳥及びこの鳥の位置並びに飛行方向を検知し、識別、判断して、飛来する鳥を撃退するのに必要且つ最適な箇所及び方向から音声を出力させて、前記空路域内に飛来する鳥を撃退する方法が、特許文献1に記載されている。
また、移動物体の三次元軌跡を計測する技術としては、球技スポーツにおけるボールのように高速で移動する物体の移動軌跡を求める技術が特許文献2に記載されている。これは、2つ以上のカメラで撮像した画像から三次元の軌跡を求めるものである。
特開平8−70752号公報 特開2007−115236号公報
ところで、従来の特許文献1においては、「検知手段は検知可能区域内に進入する鳥の検知をその位置及び飛方向を少なくとも検知するもので、エリアセンサカメラ、赤外線センサ、遠赤外線センサ等の何れかのもので構成される。〜鳥の飛方向と速度は、座標値の時間移動変化を演算して求める。〜検知手段は、その検知方向を、空港の敷地を含む着陸方向の空路域と、離陸方向の空路域の2方向に向けた2台のものが用意され、それぞれ空港の敷地内に設置される。」と記載されている。
したがって、この場合の検知可能区域に対する検知方法は、着陸方向もしくは離陸方向に対して直交する垂直平面の空路域を二次元的に検知するものである。これは、航空機の滑走路が直線的であるので、鳥がどの方角から飛んできても、とにかく滑走路の上空の空路域に進入することを検知し、鳥の飛方向と速度を判断することを目的としているので有効な効果を得ることができる。
さて、鳥の飛方向と速度は、鳥がどの方角から飛んできても、上述した垂直平面の二次元的に換算されるものであり、鳥の正確な飛方向(方角)と速度に換算されるものではない。
一方、風力発電装置における危険領域は、単なる二次元の平面ではなく三次元の立体的な空域となるので、風力発電装置に対して近づいてくる鳥などの飛翔体の飛方向と速度は三次元的に正確に測定し、衝突する可能性があるか否かを予測判断する必要がある。したがって、特許文献1における検知手段及びその検知方法をそのまま風力発電装置における危険領域のバードストライク防止に利用することはできないものであった。
また、従来の特許文献2においては、この技術を、例えば、風力発電装置のバードストライク防止に用いようとすると、演算処理の負担が大きい。測定対象の鳥が高速で飛行している場合には、複数の二次元座標にステレオペアマッチが必要となる。したがって、三次元計測の処理が間に合わないおそれがある、あるいは高性能のハードウェアを採用しなければならないために設備コストが大きくなる、という問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、高速で飛行する飛翔体に対してリアルタイム追跡を可能にし、風力発電装置へのバードストライク防止の確実性を高めることを目的とする。
請求項1から請求項4に記載の発明の目的は、高速で飛行する飛翔体に対してリアルタイム追跡を可能にし、風力発電装置へのバードストライク防止の確実性を高められる高速衝突判定処理システムを提供することにある。
請求項5から請求項7に記載の発明の目的は、高速で飛行する飛翔体に対してリアルタイム追跡を可能にし、風力発電装置へのバードストライク防止の確実性を高められる高速衝突判定処理プログラムを提供することにある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、風力発電装置(20)の周囲に予め設定したX軸、Y軸およびZ軸の三次元座標で表現される危険領域(11)に対して、 その危険領域(11)の外方から前記X軸方向に向けて前記危険領域(11)を含むYZ軸座標面を連続撮像するX軸撮像手段(12)と、 前記危険領域(11)の外方から前記Y軸方向に向けて前記危険領域(11)を含むZX軸座標面を連続撮像するY軸撮像手段(13)と、 前記危険領域(11)の外方から前記Z軸方向に向けて前記危険領域(11)を含むXY軸座標面を連続撮像するZ軸撮像手段(14)と、 前記各X軸撮像手段(12)、Y軸撮像手段(13)およびZ軸撮像手段(14)で撮像した連続画像に基づいてYZ軸座標面(15)、ZX軸座標面(16)およびXY軸座標面(17)の飛翔体(30)の速度ベクトルを演算する演算装置と、 この演算装置で計算した飛翔体(30)の速度ベクトルに基づいて前記飛翔体が危険領域内に進入するか否かを予想判断する判断装置と、を備えた高速衝突判定処理システムに係る。
(用語説明)
「飛翔体(30)」とは、鳥(31)類などの生物の他に、風で飛ばされてくる物体も含む。
「風力発電装置(20)の周囲」とは、風力発電装置(20)を覆うほどの大きさの危険領域(11)を意味する場合や、いくつもの危険領域(11)で風力発電装置(20)の外側を囲むようにする場合がある。
(作用)
請求項1記載の発明では、以下のような作用をなす。
X軸撮像手段(12)はYZ座標(15)を測定し、Y軸撮像手段(13)はZX座標(16)を測定し、Z軸撮像手段(14)はXY座標(17)を測定する。飛翔体(30)が撮影領域(11)に入ってくると、例えば、背景差分法及び時間差分法により、輝度変化が確認されることを利用して、飛翔体(30)を認識する。YZ軸座標面(15)、ZX軸座標面(16)およびXY軸座標面(17)におけるそれぞれの飛翔体(30)の二次元像によって、各撮像手段(12,13,14)による連続撮影によって速度ベクトルを算出できる。
速度ベクトルが危険領域(11)に近づいているか否かの判断は、演算としては極めて簡単であり、高速処理が容易である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の高速衝突判定処理システムを限定したものである。
すなわち、前記判断装置は、YZ軸座標面(15)、ZX軸座標面(16)およびXY軸座標面(17)における前記飛翔体(30)の各速度ベクトルの全てが危険領域内に進入すると予想されるときは前記飛翔体(30)が危険領域(11)内に進入すると判断するとともに、 それら速度ベクトルのひとつでも危険領域(11)内に進入しないときは前記飛翔体(30)が危険領域(11)内に進入しないと判断することとした高速衝突判定処理システムに係る。
(作用)
3台のX軸撮像手段(12)、Y軸撮像手段(13)、Z軸撮像手段(14)から見た飛翔体(30)がすべて危険領域(11)内を通過すると予想される場合に、飛翔体(30)は実際に危険領域(11)内に進入して風力発電装置(20)に衝突するおそれがある、と予想判断する。その逆に、ひとつでも危険領域(11)を通過しない場合は、飛翔体(30)は危険領域(11)内に進入しないと予想判断する。
三つの速度ベクトルが全て危険領域(11)に近づいているか否かの判断は、演算としては極めて簡単であり、高速処理が容易である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の高速衝突判定処理システムを限定したものである。
すなわち、 前記判断装置により前記飛翔体(30)が危険領域(11)内に進入すると予想判断した場合には、前記飛翔体(30)の衝突を防止すべく衝突防止処理の指令データを出力する指令データ出力手段を備えた高速衝突判定処理システムに係る。
(作用)
飛翔体(30)が危険領域(11)内に進入すると予想判断したときは、種々の方法で前記飛翔体(30)の衝突を防止する衝突防止のための出力を発信できる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の高速衝突判定処理システムを限定したものである。
すなわち、前記指令データ出力手段は、鳥などの飛翔体(11)を追い出すための警報を発生する警報装置または風力発電装置の運転を制御する風力発電運転制御装置に備えられた高速衝突判定処理システムに係る。
ここで、「風力発電装置の運転の制御」とは、運転の停止のほか、減速運転などを含む。
(作用)
鳥への警告発信や、風力発電装置の運転制御により、バードストライクを実質的に軽減することに寄与する。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、 風力発電装置の周囲に予め設定したX軸、Y軸およびZ軸の三次元座標で表現される危険領域に対して、その危険領域の外方から前記X軸方向に向けて前記危険領域を含むYZ軸座標面をX軸撮像手段に撮像させるX軸撮像手順と、 前記危険領域の外方から前記Y軸方向に向けて前記危険領域を含むZX軸座標面をY軸撮像手段に撮像させるY軸撮像手順と、 前記危険領域の外方から前記Z軸方向に向けて前記危険領域を含むXY軸座標面をZ軸撮像手段に撮像させるZ軸撮像手順と、 前記各X軸撮像手段、Y軸撮像手段およびZ軸撮像手段で撮像した連続画像に基づいてYZ軸座標面、ZX軸座標面およびXY軸座標面の飛翔体の各速度ベクトルを演算する演算手順と、 この演算手順にて計算した飛翔体の各速度ベクトルに基づいて前記飛翔体が危険領域内に進入するか否かを予想判断する判断手順と、をコンピュータに実行させることとしたコンピュータプログラムに係る。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のコンピュータプログラムを限定したものである。
すなわち、前記の判断手順は、YZ軸座標面、ZX軸座標面およびXY軸座標面における前記飛翔体の各速度ベクトルがすべて危険領域内に進入すると予想されるときは前記飛翔体が危険領域内に進入すると判断するとともに、 それら速度ベクトルのひとつでも危険領域内に進入しないときは前記飛翔体が危険領域内に進入しないと判断することとしたコンピュータプログラムに係る。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6に記載のコンピュータプログラムを限定したものである。
すなわち、前記判断手順によって前記飛翔体が危険領域内に進入すると予想判断した場合には、前記飛翔体の衝突を防止すべく衝突防止処理の指令データを出力する指令データ出力手順を実行することとしたコンピュータプログラムに係る。
なお、請求項5から請求項7に記載のコンピュータプログラムを、記録媒体(たとえば、CD−R、DVD−Rなど)に格納して配布することも可能であるし、通信技術を用いて本プログラムを欲するコンピュータにダウンロードさせることも可能である。
請求項1から請求項4に記載の発明によれば、高速で飛行する飛翔体に対してリアルタイム追跡を可能にし、風力発電装置へのバードストライク防止の確実性を高められる高速衝突判定処理システムを提供することができた。
請求項5から請求項7に記載の発明によれば、高速で飛行する飛翔体に対してリアルタイム追跡を可能にし、風力発電装置へのバードストライク防止の確実性を高められる高速衝突判定処理プログラムを提供することができた。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1および図3を参照するに、この実施形態に係る高速衝突判定処理システム10は、予め、バードストライクを防止すべき風力発電装置20の周囲に、危険領域11を設定する。
この危険領域11は、その領域に鳥31などの飛翔体30が進入してきた場合に風力発電装置20に衝突するおそれがある領域である。すなわち、風力発電装置20の周囲に予め設定したX軸、Y軸、Z軸の三次元座標で表現される領域である。本実施形態では危険領域11が球体状の領域となっており、X軸、Y軸、Z軸の交点である原点Oの位置座標が(x0,y0,z0)である。
「飛翔体30」とは、鳥類などの生物31の他に、風で飛ばされてくる物体も含む。
「風力発電装置20の周囲」とは、風力発電装置20を覆うほどの大きさの危険領域11を意味する場合や、いくつもの危険領域11で風力発電装置20の外側を囲むようにする場合がある。詳しくは、図3、図5、図6を参照して後述する。
風力発電装置20は、例えば図3に示すように、地上に立設したタワー21と、そのタワー21に固定されたナセル22と、そのナセル22に対してハブ23を介して回転自在に設けたロータ24に固定された複数のブレード25と、回転停止ポジションを含めたブレード25の角度変更を制御するブレード角度制御装置を含む風力発電運転制御装置26を備えている。
「回転停止ポジション」とは、ブレード25が風を受けても回転しないポジションをいい、代表的には、フェザリングポジションまたは回転速度の十分な減速であるが、ブレード25の回転を停止させるためのブレーキを補助的に用いる場合、ブレーキをメインとしてブレード25の回転を停止させる場合も含むものである。
回転の減速制御手段としては、ブレード25の全体のピッチ角を変更するピッチ制御機と、揚力を失うようなブレード25の形状とピッチ角とを選択させるとともに、停止時にはブレード25の先端が90度向きを変えてブレーキとするストール制御機とがある。
なお、風力発電装置20はフェザリングポジション以外にも、強風に応じて回転効率を落とすようなポジションを選択可能に形成されていることが多い。回転を完全に停止してしまうと運転再開に時間がかかるが、十分な減速の場合には運転再開が容易であるので発電ロスを減らすことができるからである。
前記危険領域11の外方には、3台の撮像手段としてのカメラ12,13,14が撮影画像に上記の危険領域11を含み、かつ、その測定方向(撮像面)が互いに直交するように設置されている。
具体的には、X軸撮像手段としての例えばX軸カメラ12が前記危険領域11の外方の前記X軸線上に設置されており、前記X軸カメラ12はX軸方向に向けて前記危険領域11を含むYZ軸座標面15を撮像するものである。
また、Y軸撮像手段としての例えばY軸カメラ13が前記危険領域11の外方の前記Y軸線上に設置されており、前記Y軸カメラ13はY軸方向に向けて前記危険領域11を含むZX軸座標面16を撮像するものである。
また、Z軸撮像手段としての例えばZ軸カメラ14が前記危険領域11の外方の前記Z軸線上に設置されており、前記Z軸カメラ14はZ軸方向に向けて前記危険領域11を含むXY軸座標面17を撮像するものである。
以上のように3台のX軸、Y軸、Z軸カメラ12,13,14はそれぞれ、対応してYZ座標、ZX座標、XY座標を測定することになる。
したがって、飛翔体30としての例えば鳥31が撮影領域に入ってくると、例えば、背景差分法及び時間差分法により、輝度変化が確認されることを利用して、鳥31を認識する。
「背景差分法」とは、予め背景となる画像を取得しておき、入力画像との差分を求めることにより、背景から大きく変化した領域を処理対象として抽出する手法である。画像中の処理対象領域を抽出する手段として広く用いられている。
「時間差分法」とは、有限差分時間領域法ともいい、有限差分ビーム伝搬法(FD−BPM)の時間変化を含む場合まで適用できるように拡張された電磁界数値解析法である。
前記X軸カメラ12、Y軸カメラ13、Z軸カメラ14は、それぞれ画像処理装置18を経て制御装置40に接続されている。画像処理装置18では各X軸、Y軸、Z軸カメラ12,13,14で撮像した画像に基づいてYZ軸、ZX軸、XY軸座標面15,16,17の飛翔体30の二次元像の各位置座標を追跡し測定するものである。
なお、各座標面15,16,17の二次元像を追跡する方法にはPTV(Particle Tracking Velocimey)を用いることができる。PTVは、画像からトレーサー粒子のみを2値化抽出し、粒子の形状・位置関係をもとに対応した粒子の移動距離から流速を算出して追跡する。換言すれば、カメラで撮影した時系列の二次元画像をもとに、速度移動量等を解析し、速度ベクトル・格子ベクトルとして可視化することができる。
制御装置40は、図4に示すように、中央処理装置であるCPU41に、種々のデータを入力するための入力装置42と画像やデータ等を表示するための表示装置43、並びに各データを記憶するメモリ44が接続されている。さらに、CPU41には、前記画像処理装置18で測定したデータに基づいて飛翔体30のYZ軸、ZX軸、XY軸座標及び速度を計算する演算装置45と、この演算装置45で計算した飛翔体30のYZ軸、ZX軸、XY軸座標及び速度により前記飛翔体30が危険領域11内に進入するか否かを予想判断する判断装置46が備えられている。
例えば、図1に示すように、危険領域11の外方から鳥31が矢印の方向に飛んでくるのを各X軸、Y軸、Z軸カメラ12,13,14で撮像した場合で説明する。しかも、この例は鳥31が矢印の方向に飛んでいくと、危険領域11に衝突すると予想される場合であり、危険領域11に突入する突入点と、危険領域11から脱出する退出点とを図示している。
この時の鳥31の三次元の位置座標Aは(x1,y1,z1)であり、速度Vは(u1,v1,w1)である。すると、X軸カメラ12で撮像して画像処理装置18で処理された画像データは、演算装置45で計算されることにより、図2(A)に示されているように、YZ軸座標面15の鳥31の位置座標Axは(y1,z1)であり、速度Vxは(v1,w1)となる。
Y軸カメラ13で撮像して画像処理装置18で処理された画像データは、演算装置45で計算されることにより、図2(B)に示されているように、ZX軸座標面16の飛翔体30の位置座標Ayは(x1,z1)であり、速度Vyは(u1,w1)となる。
Z軸カメラ14で撮像して画像処理装置18で処理された画像データは、演算装置45で計算されることにより、図2(C)に示されているように、XY軸座標面17の飛翔体30の位置座標Azは(x1,y1)であり、速度Vzは(u1,v1)となる。
以上のように、鳥31の三次元の位置座標A(x1,y1,z1)と速度V(u1,v1,w1)は、YZ軸、ZX軸、XY軸座標面15,16,17で3組の二次元成分に分解することができる。つまり、二次元化による高速処理が可能となる。
これにより、YZ軸、ZX軸、XY軸座標面15,16,17ではそれぞれ鳥31の動きを判断装置46により予想することができる。例えば、図2(A)のYZ軸座標面15の鳥31は、位置座標Ax(y1,z1)から速度Vx(v1,w1)の矢印の方向に飛んでいくことが予想される。したがって、この矢印方向を延長した点線は危険領域11内を通過することが予想される。
図2(B)のZX軸座標面16の鳥31は、位置座標Ay(x1,z1)から速度Vy(u1,w1)の矢印の方向に飛んでいくことが予想される。したがって、この矢印方向を延長した点線は危険領域11内を通過することが予想される。
また、図2(C)のZX軸座標面16の鳥31は、位置座標Az(x1,y1)から速度Vz(u1,v1)の矢印の方向に飛んでいくことが予想される。したがって、この矢印方向を延長した点線は危険領域11内を通過することが予想される。
判断装置46では、3台のX軸、Y軸、Z軸カメラ12,13,14から見た鳥31(位置座標Ax,Ay,Az及び速度Vx,Vy,Vz)が、図2(A),(B),(C)に示されているように、すべて危険領域11内を通過すると予想される場合に、三次元的な意味で実際に危険領域11内に進入すると予想判断する。すなわち、飛翔体30は風力発電装置20に衝突すると判断する。
その逆に、3台のX軸、Y軸、Z軸カメラ12,13,14から見た鳥31が、ひとつでも危険領域11を通過しない場合は、三次元的な意味で実際には危険領域11内に進入しないと予想判断する。すなわち、飛翔体30は風力発電装置20に衝突しないと判断する。
また、前記制御装置40では、判断装置46により、上述したように鳥31が危険領域11内に進入すると予想判断したときに、前記鳥31の衝突を防止すべく衝突防止処理の指令を衝突防止処理装置50に与える指令部47が備えられている。
なお、「衝突防止処理装置50」とは、鳥31などの飛翔体30を追い出すための警報や風力発電装置20の監視者に対する警報を発生する警報装置51が該当する。あるいは、風力発電装置20の運転を停止、あるいは回転停止ポジションにするブレード角度制御装置が該当する。あるいは、その他の形態の衝突防止処理装置であっても良い。
警報装置51が鳥31を追い出すための警報を発生する場合は、図3に示すように、複数の警報装置51が危険領域11の周囲に適宜間隔毎に設置されることが効果的である。また、警報としては鳥31を追い出すために最適な威嚇音などが出されることが望ましい。鳥31は警報により威嚇されるために方向転換するので、危険領域11への進入を防止できる。
複数の鳥31が飛んできた場合は、YZ軸、ZX軸、XY軸座標面15,16,17上のそれぞれにおける少なくとも一つの像が、すべて危険領域11に進入すると判断された場合に、風力発電装置20に衝突すると安全サイドに予想判断して衝突防止処理装置50に、例えば警報装置51に対して警報を発するなどの衝突防止処理の指令を与える。
例えば、2羽の鳥31A,31Bがいる場合は、各座標面15,16,17上に、2つずつ像の位置が現れるが、2つのうち1つが、すべての座標面15,16,17上において危険領域11に進入する場合に警報が発せられる。したがって、鳥31AのXY座標面17及びYZ座標面15の像が危険領域11に進入し、鳥31BのZX座標面16の像が危険領域11に進入した場合であっても警報が発せられることになる。この場合は、実際には、鳥31Aおよび鳥31Bは風力発電装置20に衝突する可能性が高くないのであるから、いわば誤りの判断になるが、このシステムとしては安全サイドに判断することにしているので、やむを得ないこととする。
以上のことから、測定対象の飛翔体30が高速で飛行するために、従来のような三次元計測ではリアルタイム追跡が困難な場合でも、本実施形態の高速衝突判定処理システム10により、高速で飛行する飛翔体30に対してリアルタイム追跡を可能にし、風力発電装置20へのバードストライク防止の確実性を高めることができる。
次に、本実施形態の高速衝突判定処理システム10の応用例について説明する。その応用例としては基本的には危険領域11をどのように設定するかという点にある。
図3を参照するに、この例では、危険領域11の原点Oが、1台の風力発電装置20のブレード25の回転軸心とロータ24を風向に追従させる図示しないヨーシステムの回転中心との交点に位置させている。したがって、球体状の危険領域11の境界はブレード25の回転直径より外側に位置しており、1台の風力発電装置20の全体が危険領域11内にある状態である。また、危険領域11の下方はタワー21を立設した地面にかかっているので、この場合の危険領域11は純然たる球体ではない。したがって、危険領域11の設定状態によっては、危険領域11が半球形状となることもあるが、同じように適用できる。
また、3台のカメラ12,13,14の設置箇所は、上記の危険領域11の原点Oに対するX軸、Y軸、Z軸の設定状態による。例えば、図5では1台の風力発電装置20のブレード25の回転中心を危険領域11の原点Oとしている。この原点Oに対する3台のX軸、Y軸、Z軸カメラ12,13,14の監視方向が互いに直交するように配置するために、3台のカメラ12,13,14の監視方向となるX軸、Y軸、Z軸がいずれも地面と交叉するように設定することにより、3台のカメラ12,13,14はそれぞれ地上に設置することが可能となる。
X軸,Y軸,Z軸は互いに直交していなくても,互いになす角度がわかっていれば,適切な補正処理により,適用可能である。
なお、3台のカメラ12,13,14を最適な位置から遠方に設置する場合は、仰角等数値補正を行う必要がある。
3台のカメラは,すべて原点Oから等距離に設置される必要はなく,それぞれのカメラの撮影エリアの広さに応じて,例えば,2台を近く,1台を遠くに設置することが可能である。 3台で撮影エリアが網羅されない場合,例えば,風車の陰などが存在する場合は,その領域を撮影するカメラを追加設置すればよい。
なお,カメラを追加設置しなくとも,既存のカメラの撮影で網羅されない領域は,危険領域に進入していると安全サイドに判定して,処理することも可能である。
図6を参照するに、他の応用例としては、複数台の風力発電装置20からなるウインドウファーム27に対しても適用できる。例えば、ウインドウファーム27の周囲を複数の危険領域11で囲むように設定することができる。複数の各危険領域11における作用は上述した通りであり、各危険領域11の情報を互いに共有して適切に高速衝突判定処理を行うことができる。
他の応用例としては、風力発電装置20を設置した場所の地形によっては、鳥31などの飛翔体30が通過するルートが殆ど決まっている場合がある。この場合は、そのルートに危険領域11を設定するだけでよい。
本願発明は、風力発電装置および飛来物衝突回避装置の製造業、風力発電装置または飛来物衝突回避装置の保守メンテナンス業、飛来物衝突回避システムのためのソフトウェア開発業などにおいて、利用可能性がある。
本実施形態の高速衝突判定処理システムを示す概略的な斜視図である。 (A)はX軸カメラで撮像したときの鳥の動きを示すYZ軸座標面の画面で、(B)はY軸カメラで撮像したときの鳥の動きを示すZX軸座標面の画面で、(C)はZ軸カメラで撮像したときの鳥の動きを示すXY軸座標面の画面である。 1台の風力発電装置が覆われるように危険領域を設けた正面図である。 制御装置のブロック構成図である。 本実施形態の高速衝突判定処理システムの応用例を示す概略的な斜視図である。 本実施形態の高速衝突判定処理システムの応用例を示す概略的な斜視図である。
符号の説明
10 高速衝突判定処理システム 11 危険領域
12 X軸カメラ(X軸撮像手段) 13 Y軸カメラ(Y軸撮像手段)
14 Z軸カメラ(Z軸撮像手段) 15 YZ軸座標面
16 ZX軸座標面 17 XY軸座標面
18 画像処理装置
20 風力発電装置 21 タワー
22 ナセル 23 ハブ
24 ロータ 25 ブレード
26 風力発電運転制御装置 27 ウインドウファーム
30 飛翔体 31 鳥
40 制御装置 41 CPU
42 入力装置 43 表示装置
44 メモリ 45 演算装置
46 判断装置 47 指令部
50 衝突防止処理装置 51 警報装置

Claims (7)

  1. 風力発電装置の周囲に予め設定したX軸、Y軸およびZ軸の三次元座標で表現される危険領域に対して、 その危険領域の外方から前記X軸方向に向けて前記危険領域を含むYZ軸座標面を連続撮像するX軸撮像手段と、
    前記危険領域の外方から前記Y軸方向に向けて前記危険領域を含むZX軸座標面を連続撮像するY軸撮像手段と、
    前記危険領域の外方から前記Z軸方向に向けて前記危険領域を含むXY軸座標面を連続撮像するZ軸撮像手段と、
    前記各X軸撮像手段、Y軸撮像手段およびZ軸撮像手段で撮像した連続画像に基づいて、YZ軸座標面、ZX軸座標面およびXY軸座標面における飛翔体の各速度ベクトルを演算する演算装置と、
    この演算装置で計算した飛翔体の各速度ベクトルに基づいて前記飛翔体が危険領域内に進入するか否かを予想判断する判断装置と、を備えた高速衝突判定処理システム。
  2. 前記判断装置は、YZ軸座標面、ZX軸座標面およびXY軸座標面における前記飛翔体の各速度ベクトルの全てが危険領域内に進入すると予想されるときは前記飛翔体が危険領域内に進入すると判断するとともに、
    それら速度ベクトルのひとつでも危険領域内に進入しないときは前記飛翔体が危険領域内に進入しないと判断することとした請求項1記載の高速衝突判定処理システム。
  3. 前記判断装置により前記飛翔体が危険領域内に進入すると予想判断した場合には、前記飛翔体の衝突を防止すべく衝突防止処理の指令データを出力する指令データ出力手段を備えた請求項1または請求項2のいずれかに記載の高速衝突判定処理システム。
  4. 前記指令データ出力手段は、鳥などの飛翔体を追い出すための警報を発生する警報装置または風力発電装置の運転を制御する風力発電運転制御装置に備えられた請求項1から請求項3のいずれかに記載の高速衝突判定処理システム。
  5. 風力発電装置の周囲に予め設定したX軸、Y軸およびZ軸の三次元座標で表現される危険領域に対して、 その危険領域の外方から前記X軸方向に向けて前記危険領域を含むYZ軸座標面をX軸撮像手段に撮像させるX軸撮像手順と、
    前記危険領域の外方から前記Y軸方向に向けて前記危険領域を含むZX軸座標面をY軸撮像手段に撮像させるY軸撮像手順と、
    前記危険領域の外方から前記Z軸方向に向けて前記危険領域を含むXY軸座標面をZ軸撮像手段に撮像させるZ軸撮像手順と、
    前記各X軸撮像手段、Y軸撮像手段およびZ軸撮像手段で撮像した連続画像に基づいてYZ軸座標面、ZX軸座標面およびXY軸座標面の飛翔体の各速度ベクトルを演算する演算手順と、
    この演算手順にて計算した飛翔体の各速度ベクトルに基づいて前記飛翔体が危険領域内に進入するか否かを予想判断する判断手順と、をコンピュータに実行させることとしたコンピュータプログラム。
  6. 前記の判断手順は、YZ軸座標面、ZX軸座標面およびXY軸座標面における前記飛翔体の各速度ベクトルがすべて危険領域内に進入すると予想されるときは前記飛翔体が危険領域内に進入すると判断するとともに、
    それら速度ベクトルのひとつでも危険領域内に進入しないときは前記飛翔体が危険領域内に進入しないと判断することとした請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記判断手順によって前記飛翔体が危険領域内に進入すると予想判断した場合には、前記飛翔体の衝突を防止すべく衝突防止処理の指令データを出力する指令データ出力手順を実行することとした請求項5または請求項6のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
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