JP2010070522A - ヘアワックス - Google Patents

ヘアワックス Download PDF

Info

Publication number
JP2010070522A
JP2010070522A JP2008241978A JP2008241978A JP2010070522A JP 2010070522 A JP2010070522 A JP 2010070522A JP 2008241978 A JP2008241978 A JP 2008241978A JP 2008241978 A JP2008241978 A JP 2008241978A JP 2010070522 A JP2010070522 A JP 2010070522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
wax
hair wax
weight
room temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008241978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5178426B2 (ja
Inventor
Yasutake Ono
健剛 大野
Takeharu Ishii
丈晴 石井
Misao Tsubakihara
操 椿原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mandom Corp
Original Assignee
Mandom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mandom Corp filed Critical Mandom Corp
Priority to JP2008241978A priority Critical patent/JP5178426B2/ja
Publication of JP2010070522A publication Critical patent/JP2010070522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5178426B2 publication Critical patent/JP5178426B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】自由に何度もヘアアレンジできるといったヘアワックス特有の整髪特性を損なうことなく、指先で容易に内容物を取り出すことができるヘアワックスの提供。
【解決手段】(A)室温で固形のロウ類および/又は室温で固形の炭化水素類、(B)非イオン性界面活性剤、(C)水および(D)(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル共重合体を含有してなるヘアワックスとする。所望により、(E)室温で液状の炭化水素類を含有させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、ヘアワックスに関する。本発明における「ヘアワックス」とは、流動性を示さない状態の剤型であり、広口容器に充填し容器を90°に1分間傾けた際に、充填した内容物が広口容器から垂れ落ちないものを言う。尚、本発明における室温とは、1〜30℃の温度範囲を表す。
近年、整髪剤としては、何度も自由にヘアアレンジできるという特性のある、ロウ類や炭化水素類と水とを乳化して広口容器に充填したヘアワックスが主流となってきている。このようなヘアワックスは、流動性のない性状を呈しているのが大きな特徴である。
このようなヘアワックスの中でも、整髪性の観点から、ロウ類や炭化水素類を多量に配合した場合、その性状はロウ状となることから、広口容器に充填された内容物の表面は硬くなる。したがって、指先で内容物を取り出すときに表面が「ボロボロ」としたロウ片となり、容易に適量取り出すことができないといった問題がある。加えて、毎日の使用により、内容物表面のロウ片が広がり、更に適量を取り出し難くなるといった問題もある。また、ロウ類や炭化水素類の配合量を低減させることで、広口容器から内容物を取り出し易くすることは可能であるが、この対策ではヘアワックス特有の整髪特性を損なうこととなり好ましくない。
このような問題点を解決するために、容器から取り易くする試みがなされている。具体的には、例えば、融点の異なる直鎖状炭化水素ワックス、分岐鎖状炭化水素ワックス、直鎖アルキル基を含有する界面活性剤、水を含有し、硬度が5g以上である乳化整髪料(例えば、特許文献1を参照)などが提案されている。
しかしながら、これら試みに拠って、ある程度は容器からの取り易さを改善することはできるものの、自由に何度もヘアアレンジできるといったヘアワックス特有の整髪特性が得られ難いといった問題がある。
特開2007−70233号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、自由に何度もヘアアレンジできるといったヘアワックス特有の整髪特性を損なうことなく、指先で容易に内容物を取り出すことができるヘアワックスを提供することを課題とする。
即ち、本発明は、
〔1〕(A)室温で固形のロウ類および/又は室温で固形の炭化水素類、(B)非イオン性界面活性剤、(C)水および(D)(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル共重合体を含有してなるヘアワックス、
〔2〕(D)成分の含有量が、0.1〜5重量%である前記〔1〕記載のヘアワックス、並びに
〔3〕更に、(E)室温で液状の炭化水素類を含有してなる前記〔1〕又は〔2〕に記載のヘアワックス
に関する。
本発明のヘアワックスは、指先で容易に細かく破断させて適量を取り出すことができるとともに、何度も自由にヘアアレンジできるといった再整髪性に優れるという効果を奏する。しかも、本発明のヘアワックスは、経時的に破断部が均一な面状態へと復元し、内容物の表面が平らになるという従来のヘアワックスにない異質な効果を奏することから、毎回、内容物を適量容易に取り出すことができるという効果を奏する。
本発明のヘアワックスは、(A)室温で固形のロウおよび/又は室温で固形の炭化水素油、(B)非イオン性界面活性剤、(C)水および(D)(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル共重合体を含有することで、図1に示す流動性のない剤型とすることができる。
(A)成分の室温で固形のロウ類の具体例としては、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリンなどを例示することができる。また、室温で固形の炭化水素類の具体例としては、例えば、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン末、ポリエチレンワックス、ワセリンなどを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(A)成分の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、ヘアワックス特有の整髪特性を付与する観点から、ヘアワックス中、0.1重量%以上が好ましく、より好ましくは1重量%以上である。また、取り易さの観点から、30重量%以下が好ましく、より好ましくは25重量%以下である。これらの観点から、(A)成分の含有量は、0.1〜30重量%が好ましく、より好ましくは1〜25重量%である。
(B)成分の非イオン性界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン縮合物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルの酸化エチレン縮合物などの脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤の他、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリンなどが挙げられる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
グリセリン肪酸エステルとしては、本発明においては、グリセリン脂肪酸エステルおよびポリグリセリン脂肪酸エステルのいずれをも意味し、具体的には、モノカプリル酸グリセリル、モノカプリン酸グリセリル、モノラウリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、モノパルミチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリル、モノベヘン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノエルカ酸グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ジアラキン酸グリセリルなどのグリセリン脂肪酸エステル;モノカプリル酸ジグリセリル、モノカプリル酸デカグリセリル、モノカプリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸テトラグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノラウリン酸ポリ(4〜10)グリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノオレイン酸ジグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリセリル、セスキオレイン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、ジステアリン酸ポリ(6〜10)グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸ポリ(10)グリセリルなどの上記したグリセリン脂肪酸エステルの重合度2〜10のポリグリセリン脂肪酸エステルを例示することができる。また、グリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン縮合物としては、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリルなどを例示することができる。
ポリアルキレングリコール脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコールなどのポリエチレングリコール脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸プロピレングリコール、モノオレイン酸プロピレングリコールなどのプロピレングリコール脂肪酸エステルなどを例示することができる。
ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステルを例示することができる。また、ソルビタン脂肪酸エステルの酸化エチレン縮合物としては、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンなどを例示することができる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル、ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシプロピレンイソセチルエーテル、ポリオキシプロピレンステアリルエーテル、ポリオキシプロピレンオレイルエーテルなどを例示することができる。
好適な(B)成分としては、ワックス状とする観点から、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン縮合物、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルの酸化エチレン縮合物およびポリオキシアルキレンアルキルエーテルの群から選ばれる少なくとも1種を用いるのが好ましい。
(B)成分の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、ワックス状とする観点から、ヘアワックス中、0.1重量%以上が好ましく、より好ましくは1重量%以上である。また、取り易さの観点から、15重量%以下が好ましく、より好ましくは10重量%以下である。これらの観点から、(B)成分の含有量は、好ましくは0.1〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%である。
(C)成分の水は、化粧料原料として使用できるものであれば特に限定はされないが、通常、精製水が用いられる。本発明における水の含有量は、ワックス状とする観点から、ヘアワックス中、90重量%以下である。また、取り易さの観点から、20重量%以上で調製される。これらの観点から、(C)成分の含有量は、ヘアワックス中、20〜90重量%である。
本発明のヘアワックスは、(D)成分の(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル共重合体を含有させることで、図1(b)および図1(c)に示す如く、指先で容易に細かく破断することができるとともに、図1(d)および図1(e)に示す如く、経時的に破断部が均一な面状態へと復元し、内容物の表面が平らになるという従来のヘアワックスにない異質な効果を発揮する。
具体的な(D)成分としては、例えば、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体(アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体)、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンセチルエーテル共重合体(アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレンセチルエーテル共重合体)などを例示することができる。尚、重合される酸化エチレンの付加モル数は特に限定されない。また、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」および「メタクリル」の双方を意味する。
尚、上記(D)成分は、市販品をそのまま使用することができる。具体的には、例えば、STRUCTURE2001(商品名,日本エヌエスシー社製)などを例示することができる。
(D)成分の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、復元性の観点から、ヘアワックス中、0.01重量%以上が好ましく、より好ましくは0.1重量%以上である。また、取り易さの観点から、10重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%以下である。これらの観点から、(D)成分の含有量は、好ましくは0.01〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%である。
また、(D)成分は、通常、塩基性物質で中和して用いられる。塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなどのアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基、アルギニンなどの塩基性アミノ酸などが例示される。また、塩基性物質の添加量は、上記の共重合体を中和するのに充分な量であり、これら成分の種類や使用量に応じて適宜配合すればよい。
本発明のヘアワックスには、内容物の取り出し易さを向上させる観点から、(E)室温で液状の炭化水素類を含有させることができる。具体的な(E)成分としては、例えば、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、合成スクワラン、植物性スクワラン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィンなどを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(E)成分の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、取り易さの観点から、ヘアワックス中、0.1重量%以上が好ましく、より好ましくは0.5重量%以上である。また、使用感の観点から、10重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%以下である。これらの観点から、(E)成分の含有量は、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.5〜7重量%である。
本発明のヘアワックスには、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記した成分の他に通常化粧品に用いられる成分、例えば、エステル油、シリコーン油、脂肪酸、多価アルコール、高級アルコール、皮膜形成剤、低級アルコール、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、保湿剤、清涼剤、ビタミン類、植物抽出物などを目的に応じて適宜配合することができる。
エステル油としては、炭素数6〜22の脂肪酸と炭素数2〜22のアルコールとのエステル化合物が挙げられる。その具体例としては、例えば、パルミチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン酸イソプロピル、ラノリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、オレイン酸デシル、パルミチン酸セチル、トリミリスチン酸グリセリン、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリン、トリイソオクタン酸グリセリン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリン、ステアリン酸コレステリルなどを例示することができる。
シリコーン油の具体例としては、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノールなどの鎖状シリコーン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンなどの環状シリコーン;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体などのアミノ変性シリコーン;カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーンなどを例示することができる。
脂肪酸の具体例としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸などを例示することができる。
多価アルコールの具体例としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオールなどを例示することができる。
高級アルコールの具体例としては、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコールなどを例示することができる。
皮膜形成剤の具体例としては、例えば、ポリビニルピロリドン、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、ビニルピロリドン・メタクリルアミド・ビニルイミダゾール共重合体、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカル・ボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合体などを例示することができる。
尚、本発明のヘアワックスは、前記各構成成分を混合し、公知の方法、例えばホモミキサーを用いた転相乳化法などにより乳化することにより製造することができる。また、混合と乳化は別々に行っても同時に行ってもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、配合量は、特記しない限り「重量%」を表す。
(試料の調製1)
表1および表2に記した組成に従い、実施例1〜3および比較例1〜3の各ヘアワックスを常法に準じて調製し、広口容器に充填し下記評価に供した。結果をそれぞれ表1および表2に併記する。尚、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
(試験例1:内容物表面の破断性の評価)
実施例および比較例で得られた各試料を指先で押さえつけるようになぞったときの内容物の表面の破断性(図1(b)を参照)を下記評価基準に従って評価した。
<内容物表面の破断性の評価基準>
○:亀裂による破断状態となる
×:亀裂による破断状態にならない
(試験例2:内容物の破断性の評価)
試験例1の評価後、指先で掻き混ぜたときの内容物の破断状態(図1(c)を参照)を下記評価基準に従って評価した。
<内容物の破断性の評価基準>
○:容易に破断状態となる
×:破断状態にならない
(試験例3:取り出し易さの評価)
試験例2の評価後、官能評価パネル20名により、実際に内容物を取り出してもらい、そのときの取り出し易さを下記の評価基準に従って官能評価した。
<取り出し易さの評価基準>
○:20名中16名以上が適量を容易に取り出すことができると回答
△:20名中10〜15名が適量を容易に取り出すことができると回答
×:20名中9名以下が適量を容易に取り出すことができると回答
(試験例4:復元性の評価)
試験例3の評価後、内容物の形状をそのままにして一晩静置し、内容物の表面の経時的な状態を下記評価基準に従って評価した。
<復元性の評価基準>
○:経時的に破断部が均一な面状態へと復元し、内容物の表面が平らな状態に復元する
×:内容物の形状に変化がない(復元していない)
(試験例5:再整髪性の評価)
専門パネル20名により、実施例および比較例で得られた各試料をウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)を用いて整髪してもらい、1時間後再度整髪し直したときの再整髪性を下記評価基準に従って官能評価した。
尚、再整髪性の評価は、整髪した毛髪を一度崩し、改めて毛先の方からにぎる操作を10回行い、形成されたスタイルに、にぎった形がくっきりと保持されているものを再整髪性が良いとして評価を行った。
<再整髪性の評価基準>
○:20名中16名以上が再整髪性に優れると回答
△:20名中10〜15名が再整髪性に優れると回答
×:20名中9名以下が再整髪性に優れると回答
Figure 2010070522
Figure 2010070522
表1および2に示された結果から、各実施例のヘアワックスは、各比較例のものと対比して、指先で容易に細かく破断させることができることから、適量を取り出すことができる。また、経時的に破断部が均一な面状態へと復元し、内容物の表面が平らになるという従来のヘアワックスにない異質な効果を奏していることが分かる。加えて、各実施例のヘアワックスは、何度も自由にヘアアレンジできるといった再整髪性にも優れていることが分かる。
以下、本発明に係るヘアワックスの処方例を示す。尚、含有量は重量%である。
(処方例1)
パラフィン 10.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.0
モノステアリン酸ソルビタン 2.0
アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体 0.9
トリエタノールアミン 0.5
流動パラフィン 2.0
1,3−ブチレングリコール 1.0
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例2)
キャンデリラロウ 20.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
モノステアリン酸ソルビタン 2.5
アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体 0.6
トリエタノールアミン 0.3
流動パラフィン 2.0
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例3)
パラフィン 10.0
ミツロウ 2.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 4.0
モノステアリン酸ソルビタン 4.0
アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体 0.9
トリエタノールアミン 0.5
流動パラフィン 2.0
1,3−ブチレングリコール 1.0
2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
精製水 残 部
合 計 100.0
(a)は、本発明に係るヘアワックスの使用前の状態を示す図面代用写真である。(b)は、本発明に係るヘアワックスを指先で押さえつけるようになぞったときの内容物の表面状態を示す図面代用写真である。(c)は、本発明に係るヘアワックスを指先で掻き混ぜたときの内容物の状態を示す図面代用写真である。(d)は、経時的に破断部が均一な面状態へと復元する状態を示す図面代用写真である。(e)は、均一な面状態へと復元した状態を示す図面代用写真である。

Claims (3)

  1. (A)室温で固形のロウ類および/又は室温で固形の炭化水素類、(B)非イオン性界面活性剤、(C)水および(D)(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル共重合体を含有してなるヘアワックス。
  2. (D)成分の含有量が、0.1〜5重量%である。請求項1記載のヘアワックス。
  3. 更に、(E)室温で液状の炭化水素類を含有してなる請求項1又は2に記載のヘアワックス。
JP2008241978A 2008-09-22 2008-09-22 ヘアワックス Expired - Fee Related JP5178426B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008241978A JP5178426B2 (ja) 2008-09-22 2008-09-22 ヘアワックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008241978A JP5178426B2 (ja) 2008-09-22 2008-09-22 ヘアワックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010070522A true JP2010070522A (ja) 2010-04-02
JP5178426B2 JP5178426B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=42202654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008241978A Expired - Fee Related JP5178426B2 (ja) 2008-09-22 2008-09-22 ヘアワックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5178426B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105085A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社マンダム 整髪剤組成物

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004339108A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Nippon Nsc Ltd 化粧料用水性組成物及びそれを含んで成る化粧料
JP2005519903A (ja) * 2002-01-18 2005-07-07 ノベオン・アイピー・ホールディングズ・コーポレイション 整髪用組成物、ポリマーおよび方法
JP2006111549A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Nippon Nsc Ltd 乳化組成物及びそれを用いた化粧料

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005519903A (ja) * 2002-01-18 2005-07-07 ノベオン・アイピー・ホールディングズ・コーポレイション 整髪用組成物、ポリマーおよび方法
JP2004339108A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Nippon Nsc Ltd 化粧料用水性組成物及びそれを含んで成る化粧料
JP2006111549A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Nippon Nsc Ltd 乳化組成物及びそれを用いた化粧料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105085A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社マンダム 整髪剤組成物
JP7171143B2 (ja) 2018-12-26 2022-11-15 株式会社マンダム 整髪剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP5178426B2 (ja) 2013-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5574621B2 (ja) 整髪用化粧料
JP5224740B2 (ja) ヘアワックス
JP5837330B2 (ja) 粘性組成物
JP7443032B2 (ja) 固形整髪剤組成物
JP2009019023A (ja) 整髪用乳化化粧料
JP2009019024A (ja) 整髪用乳化化粧料
JP2008290973A (ja) 泡沫状整髪用化粧料
JP2006104162A (ja) 毛髪化粧料組成物
JP6789041B2 (ja) エアゾール化粧料
JP6628580B2 (ja) 毛髪化粧料組成物
JP4896844B2 (ja) 毛髪化粧料
JP5178426B2 (ja) ヘアワックス
JP2011057624A (ja) 毛髪化粧料組成物
JP2013189429A (ja) 水中油中水型乳化化粧料
JP7220957B2 (ja) 透明液状クレンジング化粧料
JP2003095883A (ja) 毛髪脱色・脱染剤組成物
JP4101437B2 (ja) ゲル状化粧料
JP5361367B2 (ja) 乳液状整髪用組成物
CN106999375A (zh) 氧化染发剂组合物
JP2008088129A (ja) 水中油型乳化化粧料
JP5562674B2 (ja) 整髪用乳化組成物
JP2008007438A (ja) 整髪用乳化化粧料
JP2006028153A (ja) 乳化型整髪料組成物
JP2004161628A (ja) ベタツキ、ゴワツキのない毛髪用の化粧料
JP5632129B2 (ja) 整髪用乳化組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5178426

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees