JP2010068478A - リモートコントロール装置 - Google Patents

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Sunako Asayama
砂子 朝山
Keisuke Matsuo
景介 松尾
Mitsuharu Matsuo
光晴 松尾
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Abstract

【課題】高齢者が使用する場合でも、使い勝手がよい形状の、テレビ受信機を操作するためのリモートコントロール装置を提供する。
【解決手段】リモートコントロール装置の操作面10を長方形形状とし、その操作面10の手前縁である一方の長辺11を、直線状とした。そして、操作面10のもう一方の長辺12を、一方の長辺11からの距離が、その中央部分で最も長く、操作面10の左右の短辺13、14側に近づくにしたがって短くなる曲線状とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ受信機を操作するリモートコントロール装置に関する。
テレビ受信機(以下、テレビ)の操作方法として、リモートコントロール装置(リモコン)が一般的である。リモコンを用いると、テレビ本体に具備されたスイッチやボタンなどをテレビ本体に近づいて操作することなく、テレビとは離れた場所、例えば、テレビを視聴しているソファなどから、テレビを操作することが可能である。
リモコンは、一般的にはテレビ購入時に付属されているので簡単に求めることができ、また、テレビ本体とは別に販売されているものもある。
特に近年は、テレビのデジタル化、多機能化に伴ってリモコンの機能やボタン数が増加し、操作が複雑になっている。例えば、放送種別には、地上アナログ放送、地上デジタル放送、衛星放送、ケーブル放送等があり、これらを切り換えるためのスイッチやボタンが必要である。また、テレビの設定メニューや電子番組表等は、画面上にGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)として表示され、これらを操作するためには、画面上のフォーカスを上下左右に移動させるボタンや、画面上の特定のメニューやボタンを選択するためのボタン等が必要である。
これら複雑な操作を簡単にするために、ボタンの配置や表記等、様々に工夫されたリモコンが実現されている。
一方、パソコン等を操作するためのキーボード装置でも、特定のキーを中央下部に配置し、文字キーを扇形に配置してキーボード操作性を改善させたものが実現されている(例えば、特許文献1参照)。
図22に、特許文献1に開示されているキーボード装置の上面図を示す。
図22に示すように、シフトキー92をキーボードパネルの中央下部(手前)に配置し、その上部にコントロールキー91を配置している。また、リターンキー94を左右下部に各々対称的に配置している。また、文字キー93、数字キー95は、シフトキー92の中央部を中心として扇形に形成されている。その扇形の半径は、手のひらの大きさを考慮したものである。
このように、特許文献1では、シフトキー92およびコントロールキー91をパネルの略中央の手前に配置し、文字キー93および数字キー95をシフトキー92を中心にして扇形に配列して、コンピュータのデータ入力端末等として片手で操作するのに便利なキーボード装置を実現している。
また、パソコン等を操作するためのキーボード装置では、装置の形状そのものが人間の手の形状に合わせてより打ちやすい扇形になっているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図23に、特許文献2により開示されているキーボード装置の上面図を示す。
図23において、上ケース96と、図23に図示されていない下ケースは、扇形をほぼ台形に切った形状に形成されており、前縁と後縁は円弧状に湾曲している。このような形状にすることにより、キーボード装置の操作性を向上させている。
実開昭62−158532号公報 特開平3−265019号公報
しかしながら、使い勝手をよくしたキーボードの形状をリモコンに適用しても、必ずしも使い勝手のよいものになるとは言えなかった。
以下に、従来の使い勝手をよくしたキーボードの形状をリモコンに適用した場合について説明する。
リモコンは、キーボード装置のように設置場所がある程度固定されているとは限らず、ユーザーまたは他の人が設置していた場所から移動させたり、設置していたテーブル等から落ちて拾い上げたときなど、リモコンを移動させる前や落ちる前の設置状態とは異なった向きに置き直されることも多い。特許文献1に開示されているキーボード装置のように、長方形または正方形のような本体形状としたリモコンの場合には、視力の衰えた高齢者などにとっては、置き直された後のリモコンの上下の向きをすぐに特定することができない。
また、机上や部屋を広く使うためにリモコンを壁などに立てかけておいたり、ユーザーが座っている近くの壁や、ユーザーが使用しているベッドの端等にリモコンを立てかけて使用する場合も多い。特許文献2に開示されているキーボード装置のような本体形状としたリモコンの場合には、下部が扇形になっていて立てかけにくい上に、美観上も好ましくない。
また、一般にマウススティックと呼ばれるような、一端を口にくわえてもう一端で所望の機器のボタンやスイッチ等を操作できる入力補助器具を使用するユーザーの場合、特許文献2に開示されているキーボード装置のような本体形状としたリモコンでは、下部が扇形になっているため、その下部の扇状に合わせて入力補助器具を上下に調整する必要があり、使い勝手がよくない。
また、ユーザーがリモコンを膝上に置いて操作する場合、特許文献2に開示されているキーボード装置のような本体形状としたリモコンでは、その本体形状の扇形の半径が小さいと、リモコンの中央上部のボタンを押下する際、ボタンを押下しようとする上から下への力が中央上部にかかるが、リモコンの左上部および右上部の膝上に接している面積が小さいために、リモコンの重心のバランスが崩れて下部が浮き上がって操作しづらくなる場合がある。
本発明は、上記従来の課題を考慮して、高齢者などを含む多くのユーザーにとって使い勝手のよいリモートコントロール装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
長方形形状の操作面を備え、
前記操作面の手前縁である一方の長辺は、直線状であり、
前記操作面のもう一方の長辺は、前記一方の長辺からの距離が、その中央部分で最も長く、前記操作面の左右の短辺側に近づくにしたがって短くなる曲線状である、リモートコントロール装置である。
また、第2の本発明は、
前記操作面を上面としたときの厚さが、少なくとも前記操作面の左右の短辺の近傍では、前記一方の長辺側ほど薄くなっている、第1の本発明のリモートコントロール装置である。
また、第3の本発明は、
前記一方の長辺と前記もう一方の長辺との距離が最も長い位置における前記一方の長辺と前記もう一方の長辺との中点よりも前記一方の長辺側に重心がある、第1の本発明のリモートコントロール装置である。
本発明により、高齢者などを含む多くのユーザーにとって使い勝手のよいリモートコントロール装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1のリモートコントロール装置5(以下、リモコン5とする)の、操作面の上面図を示す。
本実施の形態1のリモコン5は、その形状に特徴を有する。
本実施の形態1のリモコン5の形状について説明する前に、図1に示す形状のリモコン5を発明するに至った経緯について説明する。
図2(a)は、手の可動範囲とリモコンの位置関係を示している。
まず、使い易いリモコンの大きさを検討するにあたり、片手で操作することを意図し、さらに利用者がリモコンを操作する際に利用する可動部位でカバーできる領域を基準として検討した。
このため、その大きさは、ひじと手首のいずれか、または両方の関節を支点として指を左右に動かしてボタン操作を実行すると想定した。つまり、ひじと手首の旋回運動と指の関節の屈伸でカバーできる平均的な領域(左右方向=L1、上下方向=L2)に全てのボタンを配置することを検討した。
図2(b)は、独自に調査した一般的な大人の手のひらの大きさを示している。また、図2(c)に、リモコンを操作する際に、楽にボタンを押せる可動範囲の検討結果を示している。
手首から中指の先までの距離(P1)は15〜20cm、親指と小指間の距離(P2)は8〜10cm、中指の先から付け根までの距離(P3)は5〜8cmである。これらの値に、さらに、ひじの旋回角もわずかながらあることを加味し、手首を軸とした手のひらの旋回角を左右45°ずつと想定した。
この結果、図2(c)に示すように、リモコンのボタンの配置の最適な大きさは、L1=21〜28cm、L2=5〜8cmであることが検証できた。
本実施の形態1のリモコン5は、この検証結果に基づいて、リモコン5に配置する全てのボタンを、このL1およびL2の範囲内に収まるように配置した。
すなわち、図1に示すように、左端に配置される電源ボタン101と右端に配置される黄ボタン404との間隔をL1内に収まるようにし、一番上に配置される上ボタン301と一番下に配置される戻るボタン204との間隔がL2内に収まるようにして全ボタンを配置した。
次に、本実施の形態1のリモコン5を、上肢の運動能力が強くない高齢者のユーザーや上肢に障害を持つユーザーが、自身のひじ、または手首を基点としてボタンを押下する場合の操作の様子について説明する。
図3(a)は、本実施の形態1のリモコン5を、ユーザーが左の上肢を利用し、ひじを基点として操作する場合の概要を示した図である。
このように、ユーザーは、ひじを基点に腕を左右に動かすことで、上下に腕を動かすことなく、リモコン5の左端の電源ボタン101から、右端の黄ボタン404までを操作することが可能である。
図3(b)は、本実施の形態1のリモコン5を、ユーザーが右の手首から先を利用し、手首を基点として操作する場合の概要を示した図である。
このように、ユーザーは、手首を基点に手のひらを左右に動かすことで、上下に手のひらを動かすことなく、リモコン5の左端の電源ボタン101から、右端の黄ボタン404までを操作することが可能である。
次に、ユーザーが椅子やソファなどに座り、本実施の形態1のリモコン5を膝の上に置いて使用する場合の操作の様子について説明する。
図4(a)は、本実施の形態1のリモコン5を、ユーザーが椅子に座って膝の上に置いている場合の概要を示した図である。
本実施の形態1のリモコン5は、図1に示すように、操作面10が、横長の長方形形状をしていることも特徴としている。長方形形状の左右両側の短辺である左側辺13および右側辺14の長さを、L2よりも長い形状としている。
なお、本実施の形態1のリモコン5は、操作面10の形状に特徴を有するものであり、側面形状については、一般的な厚さが一定の形状をしている。
図4(b)は、比較例として、左側辺13および右側辺14の長さが短いリモコンの操作面形状を示している。
リモコンを膝の上に置いて操作する場合、リモコンの操作面が、例えば図4(b)に示したような形状であった場合には、ユーザーが上ボタン301を押下した際、リモコンの上部中央のみに下向きの力がかかる。横長の物体を膝の上に置く場合は物体の中央が左右の脚の中間に位置することが一般的で、その場合、リモコンの下部が浮き上がって上部のボタンが押しにくかったり、力が強くかかるとリモコンが回転したり落下したりする場合がある。
一方、本実施の形態1のリモコン5の形状は、図1に示すように、左右両端の縦幅は一定以上保たれている。つまり、少なくとも成人の膝の上にも載せられる一定の幅(L1)を持つと同時に、左右両端点において一定の高さ(L2)を保つ形状としている。
このため、リモコン5の場合には、膝の上に置いて操作する際に上部中央に下向きの力がかかった場合でも、リモコン5の左上部、および、右上部が下方向の力を受けた際にユーザーの脚に触れることでリモコン5上部全体にかかる力を支えることができ、リモコン5の下部が浮き上がったり、落下したりすることを防ぐことができる。
また、リモコンを操作する際に、ユーザーがリモコンを見ないでテーブルや膝の上に載せることがある。このとき、リモコンの上下が反対となる場合がある。
本実施の形態1のリモコン5は、このように上下を反対に置くことを防げるように、リモコンの手前側の形状と、手元から遠い側の形状を異なったものとしている。つまり、図1に示すように、手元側の底辺11を略直線状とし、手元から遠い側の長辺である上辺12を楕円弧の一部のように、やや曲線を持たせた形状としている。
なお、底辺11が、本発明の手前縁である一方の長辺の一例にあたり、上辺12が、本発明のもう一方の長辺の一例にあたる。
このように、長方形形状の対向する長辺の形状を異ならせたことにより、ユーザーが手元を見なくても、リモコン5の手元側の底辺11部分の形状や、手元より遠い側の上辺12部分の形状をさわるだけで、リモコン5の上下を判断できる。
リモコンの操作面の形状を図4(b)のように半円または楕円の半分の形状とすると、前述したように、リモコンを膝の上に載せて操作した際にはリモコンが転倒する恐れがある。それを防止するためにも、本実施の形態1のリモコン5の左側辺13および右側辺14のように、左右の両端には一定の高さを持つように構成するのが望ましい。
さらに、略直線状である底辺11側に、一定の厚みを持たせるように構成しても構わない。それにより、リモコン5を立てかけて操作することができる。
以上に説明したように、本実施の形態1のリモコンは、テレビを視聴したいユーザーが、上肢の運動能力が強くない高齢者のユーザー、上肢に障害を持つユーザーなどである場合でも、ひじ、または、手首を基点として比較的動かしやすいとされる左右の手の動きを利用して操作できるように横長の形状としているので、操作がしやすい。
また、本実施の形態1のリモコンは、テレビを視聴したいユーザーが、視力の衰えた高齢者などの場合でも、リモコンの操作面の遠い側の縁が円弧状、手前側の縁が直線状になっていることで、リモコンの上下をすばやく判別することができる。
また、本実施の形態1のリモコンは、壁やベッドの脇に立てかけて使う場合でも、下部が直線状になっていることで安定して立てかけやすく、立てかけた場合の美観も損なわない。
また、本実施の形態1のリモコンは、マウススティック等の入力補助装置を用いて操作するユーザーが使用する場合でも、リモコンの下部中央あたりのボタンへの到達が簡単で使いやすい。
さらに、本実施の形態1のリモコンは長方形形状なので、膝上に置いて使用される場合であっても、リモコンのどのボタンを押しても重心のバランスが崩れることがない。
(実施の形態2)
実施の形態1で説明したリモコン5を含め、テレビの操作用などに用いられるリモコンは、一般的に厚さが一定の形状をしている。本発明の実施の形態2のリモコンは、実施の形態1のリモコン5の操作面の形状の特徴に加え、さらに側面形状にも特徴を有する構成としたものである。
図5(a)および(b)に、本実施の形態2のリモコンの側面図を示す。図1と同じ構成部分には、同じ符号を用いている。
本実施の形態2のリモコンの操作面10の構成および形状は、図1に示した実施の形態1のリモコン5と同じである。
図5(a)は、机の上に本実施の形態2のリモコンを置き、図に向かって左側からユーザーが操作する場合の側面図を示している。
図5(a)に示すように、本実施の形態2のリモコンは、ユーザーが使用する際に手前側となる底辺11側の厚さT1が、上辺12側の厚さT2よりも薄くなるような側面形状をしている。
その結果、ユーザーが本実施の形態2のリモコンを操作する際には、操作面10が少しユーザー側に傾いて見易くなる。
図5(b)は、ユーザーが椅子に座って本実施の形態2のリモコンを膝の上に置いて操作する場合の側面図を示している。
ユーザーが椅子に座って膝の上にリモコンなどを置く場合、すね側が低くなるように膝が傾くと、膝から落下しやすくなる。本実施の形態2のリモコンは、手前の底辺11側ほど薄くなる形状をしているので、膝がこのような状態になっても、リモコンを膝から落ち難くできる。また、操作面10がユーザーの視線側に傾いているので、すね側が低くなるように膝の上に置いた場合でも、操作面10が見やすく操作しやすい。
なお、底辺11側と上辺12側の厚さの差は、リモコンの底面全体に渡って設けられている形状であってもよいし、膝に載せたときに膝に接触する左側辺13および右側辺14の近傍のみに設けられている形状であってもよい。つまり、リモコンの底面の形状が、平面形状であってもよいし、左側辺13および右側辺14近傍のみが出っ張っているような形状であってもよい。
また、本実施の形態2のリモコンは、その重心が手前側になるように設計されている。
図5(a)および(b)に、このリモコンの重心位置を黒い丸で示している。底辺11と上辺12との中央線の位置よりも手前側、つまり操作面10の底辺11寄りの位置に重心位置を配置している。
その結果、膝の上などでも安定して置くことができ、リモコンの上部のボタンを押したときでも、バランスが崩れず前方に落下するのを防げる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3のリモコンの構成およびその動作について説明する。
本実施の形態3のリモコンは、実施の形態1または実施の形態2で説明したリモコンの形状を有するものである。
図6に、本実施の形態3のリモコンシステムの構成図を示す。
本実施の形態3のリモコンシステムは、テレビ1、リモートコントロール装置100(以下、リモコン100とする)および外部スイッチ2で構成される。
本実施の形態3のリモコン100は、実施の形態1または実施の形態2のリモコンの形状を有している。
テレビ1はテレビ側赤外線受発光部3を、リモコン100はリモコン側赤外線受発光部4をそれぞれ備えている。
リモコン100の操作により、または、外部スイッチ2を通じて操作されることで、リモコン100の実行項目が選択され、リモコン100は、選択された実行項目に相当する赤外線信号を、リモコン側赤外線受発光部4から発信する。テレビ1は、テレビ側赤外線受発光部3でその信号を受け、テレビ1の操作が行われることになる。
また、リモコン100は、双方向リモコンとしても構わないし、リモコンからテレビに一方向送信機能のみを持つような一方向リモコンして構成しても構わない。一方向リモコンの場合には、テレビから指示信号を受け付けることができない点を除けば、以下で説明する双方向リモコンでの動作と変わらない。
次に、本実施の形態3のリモコン100の構成および機能について説明する。以下に説明する本実施の形態3のリモコン100の構成および機能は、本実施の形態3で説明する他のリモコン101〜103に共通するものである。
図7は、本実施の形態3におけるリモコン100の概観図である。
リモコン100は、テレビ1に対する所望の操作に対応するボタンを押下することで、テレビ1を操作することが可能である。
電源やリモコン信号について、リモコン100は、一般的なテレビ付属のリモコンやその他のリモコンと同様、対応する電池を挿入する電池部や、リモコン信号を送信する送信部などを具備しているが、図7では、それらの記載を省略している。
リモコン100には、電源ボタン101、チャンネルアップボタン102、チャンネルダウンボタン103、音量アップボタン104、音量ダウンボタン105、リンクボタン201、番組表ボタン202、サブメニューボタン203、戻るボタン204、上ボタン301、左ボタン302、決定ボタン303、右ボタン304、下ボタン305、青ボタン401、赤ボタン402、緑ボタン403、黄ボタン404、放送切換ボタン501およびデータ放送ボタン502の、合計20個のボタンが設けられている。
リモコン100の電源ボタン101を押下すると、赤外線受発光部4から、電源ボタン101に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、テレビ1の電源が入っていない状態の場合はテレビの電源が入り、テレビ1の電源が既に入っている状態の場合はテレビの電源が切れる。
リモコン100のチャンネルアップボタン102を押下すると、赤外線受発光部4から、チャンネルアップボタン102に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、押下前に視聴していたチャンネル番号よりひとつ、または、所定の数だけ大きいチャンネル番号のチャンネルに切り換わる。
リモコン100のチャンネルダウンボタン103を押下すると、赤外線受発光部4から、チャンネルダウンボタン103に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、押下前に視聴していたチャンネル番号よりひとつ、または、所定の数だけ小さいチャンネル番号のチャンネルに切り換わる。
リモコン100の音量アップボタン104を押下すると、赤外線受発光部4から、音量アップボタン104に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、押下前に出力されていた音量より所定の量だけ大きい音量に切り換わる。
リモコン100の音量ダウンボタン105を押下すると、赤外線受発光部4から、音量ダウンボタン105に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、押下前に出力されていた音量より所定の量だけ小さい音量に切り換わる。
リモコン100は、テレビ1の画面に表示されるメニューを操作することによって、所定の方式でテレビ1に接続されたDVDレコーダーやAVアンプ等の機器を操作することも可能である。それら接続された機器を操作するためのボタンを仮にリンクボタン(図7に示すリンクボタン201)と呼ぶことにする。
リモコン100のリンクボタン201を押下すると、赤外線受発光部4から、リンクボタン201に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、テレビ1に接続されたDVDレコーダー(図示せず)やAVアンプ(図示せず)等の機器を操作するためのメニュー(図示せず)をテレビ画面に表示する。また、既に機器を操作するためのメニューがテレビ画面に表示されていた場合には、その画面が終了する。
また、リモコン100で操作できるテレビ1は、放送局が送信した番組表データを受信して表示させ、ユーザーが所望の番組を検索したり、視聴予約や録画予約をしたりすることができる電子番組表機能を備えている。
リモコン100の番組表ボタン202を押下すると、赤外線受発光部4から、番組表ボタン202に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、電子番組表をテレビ画面に表示する。また、既に電子番組表をテレビ画面に表示していた場合には、その画面が終了する。
また、リモコン100で操作できるテレビ1は、例えば、放送を受信しているアンテナのレベルを確認するための機能等を具備し、それらの機能は、サブメニューと呼ばれるメニューから操作することが可能である。
リモコン100のサブメニューボタン203を押下すると、赤外線受発光部4から、サブメニューボタン203に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、サブメニューをテレビ画面に表示する。
リモコン100の戻るボタン204を押下すると、赤外線受発光部4から、戻るボタン204に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、例えば、上記の電子番組表やサブメニュー等、テレビ画面に表示された機能を使用していた場合の、ひとつ前の画面に戻る。
リモコン100の上ボタン301を押下すると、赤外線受発光部4から、上ボタン301に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、例えば、上記の電子番組表やサブメニュー等、テレビ画面に表示している画面において、その時点で選択されている項目より、ひとつ、または、所定の大きさだけ上の項目が選択される。
リモコン100の左ボタン302を押下すると、赤外線受発光部4から、左ボタン302に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、例えば、上記の電子番組表やサブメニュー等、テレビ画面に表示している画面において、その時点で選択されている項目より、ひとつ、または、所定の大きさだけ左の項目が選択される。
リモコン100の決定ボタン303を押下すると、赤外線受発光部4から、決定ボタン303に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、例えば、上記の電子番組表やサブメニュー等、テレビ画面に表示している画面において、その時点で選択されている項目を確定したり、その時点で選択されている機能が実行される。
リモコン100の右ボタン304を押下すると、赤外線受発光部4から、右ボタン304に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、例えば、上記の電子番組表やサブメニュー等、テレビ画面に表示している画面において、その時点で選択されている項目より、ひとつ、または、所定の大きさだけ右の項目が選択される。
リモコン100の下ボタン305を押下すると、赤外線受発光部4から、下ボタン305に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、例えば、上記の電子番組表やサブメニュー等、テレビ画面に表示している画面において、その時点で選択されている項目より、ひとつ、または、所定の大きさだけ下の項目が選択される。
また、リモコン100で操作できるテレビ1は、上記のように電子番組表機能を具備するとともに、放送局が送信するニュースや天気予報、番組に付随する情報などのデータ放送を閲覧する機能を具備し、それら電子番組表やデータ放送等は、リモコン100の上ボタン301、左ボタン302、右ボタン304、下ボタン305で操作できるとともに、青、赤、緑、黄の4色で塗り分けられたボタン401〜404でも操作することができる。
リモコン100の青ボタン401を押下すると、赤外線受発光部4から、青ボタン401に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、電子番組表やデータ放送を表示している場合で、かつ、青ボタンに何らかの操作が割り当てられている場合に、その操作が実行される。
リモコン100の赤ボタン402を押下すると、赤外線受発光部4から、赤ボタン402に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、電子番組表やデータ放送を表示している場合で、かつ、赤ボタンに何らかの操作が割り当てられている場合に、その操作が実行される。
リモコン100の緑ボタン403を押下すると、赤外線受発光部4から、緑ボタン403に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、電子番組表やデータ放送を表示している場合で、かつ、緑ボタンに何らかの操作が割り当てられている場合に、その操作が実行される。
リモコン100の黄ボタン404を押下すると、赤外線受発光部4から、黄ボタン404に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、電子番組表やデータ放送を表示している場合で、かつ、黄ボタンに何らかの操作が割り当てられている場合に、その操作が実行される。
また、リモコン100で操作できるテレビ1は、地上デジタル放送、地上アナログ放送、BS放送、CS放送等、異なる種別の放送を受信することが可能である。
リモコン100の放送切換ボタン501を押下すると、赤外線受発光部4から、放送切換ボタン501に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、押下前に視聴していた種別の放送とは異なる、あらかじめ定められた順序で設定されている次の放送に切り換わる。
リモコン100のデータ放送ボタン502を押下すると、赤外線受発光部4から、データ放送ボタン502に対応した赤外線信号が発信される。テレビ1は、赤外線受発光部3でその信号を受信すると、前述のとおり、放送局が送信するニュースや天気予報、番組に付随する情報などを表示させるデータ放送画面が表示される。また、既にデータ放送画面を視聴していた場合には、視聴を終了し、データ放送を視聴する前の画面、または、あらかじめ定められた通常状態の画面(例えば、地上デジタル放送視聴画面等)に戻る。
そして、本実施の形態3のリモコン100は、各ボタン101〜502の機能や配置に応じて、グループA、グループB、グループC、グループD、およびグループEの5つのグループに分けられている。
図8に、リモコン100のボタンのグループを説明するための概観図を示す。
グループAは、電源ボタン101、チャンネルアップボタン102、チャンネルダウンボタン103、音量アップボタン104、および音量ダウンボタン105から構成されている。
グループBは、リンクボタン201、番組表ボタン202、サブメニューボタン203、および戻るボタン204から構成されている。
グループCは、上ボタン301、左ボタン302、決定ボタン303、右ボタン304、および下ボタン305から構成されている。
グループDは、青ボタン401、赤ボタン402、緑ボタン403、および黄ボタン404から構成されている。
グループEは、放送切換ボタン501およびデータ放送ボタン502から構成されている。
また、リモコン100の各ボタン101〜502の近傍には、それぞれ、LED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)が具備されており、それらのLEDは、所定の状態において発光し、ボタンの近傍、または、ボタンの周囲を明るくして発光しているボタンと発光していないボタンとの区別ができるようになっている。
なお、テレビ1が、本実施の形態3の発明の操作対象機器の一例にあたる。また、リモコン100に設けられた各ボタン101〜502が、本実施の形態3の発明の操作対象機器を操作するためのキーの一例にあたり、各ボタンの近傍に設けられたLEDが、本実施の形態3の発明の発光部の一例にあたる。
図9は、リモコン100のボタン近傍に具備されたLEDを図示したリモコン100の概観図である。
図9において、各ボタンの上部、または、左部、右部、下部に図示した黒い丸がそれらに最も近いボタンに対応するLEDを示している。
また、リモコン100は、外部スイッチ2を接続できる外部スイッチ接続部を具備している。
外部スイッチ2には、上肢の操作が自由にできない障害者などで一般的に使われるものがあり、単純なボタン型のものでも大きさが大きいスイッチや、また、手のひら全体を置き、手のある部分の微少な動きを感知することができる空気圧を利用したスイッチなどが存在する。
本実施の形態3のリモコン100は、このような外部スイッチ2を用いても操作することが可能である。
本実施の形態3の第1の使用形態として、図6に示すように、リモコン100に外部スイッチ2を接続して、外部スイッチ2によってリモコン100を操作する場合の動作について説明する。
また、リモコン100で操作ができるテレビ1は、テレビ1の状態、特に、リモコン100で操作可能な機能の画面や設定画面等の遷移の状態、および表示状態を、リモコン100に送信する送信部を具備し、リモコン100は、テレビ1から送信されたテレビ1の操作可能な機能の画面や設定画面等の遷移の状態、および表示状態を受信する受信部を具備している。
テレビ1に設けられた送信部およびリモコン100に設けられた受信部により、リモコン100は、テレビ1の画面遷移や表示がどのような状態であるかを検知することができる。それに応じて、リモコン100は各LEDの点灯を制御する。
なお、テレビ1に具備されている送信部、リモコン100に具備されている受信部の、構造および送受信するデータの形式等については、テレビ1の操作可能な機能の画面や設定画面等の遷移の状態および表示状態をリモコン100に通知できさえすれば、どのようなものであってもよい。例えば、テレビに具備される送信部およびリモコン100に具備される受信部として、テレビ1の赤外線受発光部3やリモコン100の赤外線受発光部4を用いてもよい。
図10は、本実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコン100の内部の構成を示すブロック図である。
リモコン100はその内部に、制御部21、LED点灯コントローラ22、信号出力部23、赤外線受発光部4、比較判定部24および電池部25の各部を含むように構成されている。制御部21、LED点灯コントローラ22、信号出力部23、赤外線受発光部4および比較判定部24は、いずれも電池部25から駆動電力を供給されている。
制御部21は、LED点灯コントローラ22へLED点灯指令を送信する。
LED点灯指令を受けたLED点灯コントローラ22は、ボタン101〜502に対応する各LEDを、あらかじめ定められたパターンで一定時間T毎に所定の回数だけ繰り返し点灯する。
比較判定部24には、通信ケーブルを通じて外部スイッチ2からの信号が入力される。比較判定部24は、その外部スイッチ2から入力される信号と、制御部21から取得するそのときのLED群26の発光状態を示す信号とを比較して、その判定結果に応じて、制御部21または信号出力部23に指示信号を出力する。
なお、LED点灯コントローラ22が、本実施の形態3の発明の発光制御部の一例にあたる。また、制御部21が、本実施の形態3の発明の第1制御部および第2制御部の一例にあたり、本実施の形態3の発明の第1制御部と第2制御部の機能を兼ねている。また、外部スイッチ2が、本実施の形態3の発明の第1選択部および第2選択部の一例にあたり、本実施の形態3の発明の第1選択部と第2選択部の機能を兼ねている。また、比較判定部24が、本実施の形態3の発明の第1比較判定部および第2比較判定部の一例にあたり、本実施の形態3の発明の第1比較判定部と第2比較判定部の機能を兼ねている。
今、比較判定部24が外部スイッチ2から信号を受け、比較判定部24の判定結果に応じて制御部21がLED点灯コントローラ22に対して点灯の指示を行っていたとする。さらに、再び比較判定部24が、外部スイッチ2からの信号を受けると、制御部21から取得するそのときに点灯しているLEDのパターン情報に対応して、制御部21から次のLED点灯指令をLED点灯コントローラ22へ送信させ、また、対応する赤外線信号を発光する命令を信号出力部23から送信させる。信号出力部23は、比較判定部24からの赤外線信号を発光する命令を受けた場合は、赤外線受発光部4を通じて、赤外線信号を発光する。
本実施の形態3では、図8に示したグループAからグループEまでの各ボタン101〜502が、グループごとにあらかじめ定められた時間間隔や順番で点灯し、さらに、グループAからグループEのいずれかのグループが選択されると、次に、選択されたグループ内の各ボタンが、あらかじめ定められた時間間隔や順番で点灯するように設計されている。
以下、本実施の形態3の基本的なLED点灯仕様について、図面を用いて説明する。
図11および図12は、本実施の形態3におけるリモコン100のLED群26の各LEDの動きと、リモコン100からテレビ1へ赤外線信号を発信するまでの動きを示すフローチャートを示している。
また、図13に、本実施の形態3の各LEDの点灯動作を説明するための図を示す。図13に示す各パターン(パターン0、パターンA〜E)は、それぞれ、点灯しているLEDを黒い丸で示しており、黒い丸を記載していないLEDは、そのときに消灯していることを示している。
まず、図11において、テレビ1の電源がオフの状態では、リモコン100の全てのLEDは消灯している。
この状態で外部スイッチ2を操作すると、テレビ1の電源が入り、リモコン100の全てのLEDがあらかじめ定められた時間の間、点灯し(図13のパターン0)、テレビ1の起動を知らせた後、全てのLEDが消灯する。
リモコン100内部では、あらかじめ、グループAからグループEまでの繰り返し点灯回数であるスキャン繰り返し回数(Nmax)およびスキャン移動間隔Tが設定されている。スキャン移動間隔Tは、リモコン100に設けられたスキャン速度調整機能(図示せず)等により設定する。
ここで、外部スイッチ2を一度押すと(ステップS11)、スキャン繰り返し回数がN=1と設定され、グループAのLEDが時間Tの間点灯状態を保持する(ステップS21)。
時間Tの経過後、グループAのLEDが消灯してグループBのLEDが点灯を保持し(ステップS31)、その後同様にグループC(ステップS41)、グループD(ステップS51)、グループE(ステップS61)のLEDが、順次時間Tの経過後に消灯および点灯していく。つまり、図13に示すパターンA〜パターンEのように順次点灯していく。
グループEのLEDが点灯後、時間Tが経過すると、スキャン繰り返し回数のNとNmaxの数値が比較され(ステップS71)、N<Nmaxであれば、Nに1を加算してステップS21へ戻り、N≧Nmaxであれば、スキャンを終了し、全てのLEDを消灯する(ステップS81)。
なお、図11で示したフローにおいて、外部スイッチ2をあらかじめ定められた短い一定時間内に2回操作すると、全てのLEDを消灯し、リモコン100におけるLEDの動作状態がステップS81に移行するように構成しても構わない。
図14に、グループAが選択された後の、各LEDの点灯動作を説明するための図を示す。図13の場合と同様に、点灯しているLEDのみ、黒い丸で記載している。
グループAのLEDが点灯している時(ステップS21)に外部スイッチ2を押すと、グループAが選択されたと判断され、図12におけるステップS210へ移る。ステップS210では、改めてスキャン繰り返し回数にN=1が設定され、電源ボタン101のLEDが時間Tの間点灯状態を保持する(ステップS211)。
時間Tの経過後、電源ボタン101のLEDが消灯して、チャンネルアップボタン102のLEDが同様に時間Tの間、点灯を保持し(ステップS212)、その後同様にチャンネルダウンボタン103のLED(ステップS213)、音量アップボタン104のLED(ステップS214)、音量ダウンボタン105のLED(ステップS215)が、順次時間Tの経過後に消灯および点灯していく。つまり、図14に示すパターンA1〜パターンA5のように順次点灯していく。
音量ダウンボタン105のLEDが点灯後、時間Tが経過すると、スキャン繰り返し回数のNとNmaxの数値が比較され(ステップS216)、N<Nmaxであれば、Nに1を加算してステップS211へ戻り、N≧Nmaxであれば、スキャンを終了し、全てのLEDを消灯する(ステップS217)。
なお、図12で示したフローにおいて、図14で示したLED点灯パターンA1〜パターンA5の繰り返しの途中で、外部スイッチ2をあらかじめ定められた短い一定時間内に2回操作すると、図11のステップS21(図13のパターンA)へ戻るように構成しても構わない。
電源ボタン101のLEDが点灯している時(ステップ211)に、再度外部スイッチ2を押すと、比較判定部24は電源ボタン101が選択されたと判断して信号出力部23に通知し、リモコン側赤外線受発光部4から電源ボタン101に対応した電源ON/OFF信号が発信される。
同様にチャンネルアップボタン102が選択されたと判断された場合はリモコン側赤外線受発光部4からチャンネルUP信号が、チャンネルダウンボタン103が選択されたと判断された場合はリモコン側赤外線受発光部4からチャンネルDN信号が、音量アップボタン104が選択されたと判断された場合はリモコン側赤外線受発光部4から音量UP信号が、音量ダウンボタン105が選択されたと判断された場合はリモコン側赤外線受発光部4から音量DN信号が、それぞれ発信される。
図15に、グループBが選択された後の、各LEDの点灯動作を説明するための図を示している。同様に、図16、図17、図18に、それぞれグループC、グループD、グループEが選択された後の、各LEDの点灯動作を説明するための図を示している。図15〜図18においても、図13の場合と同様に、点灯しているLEDのみ黒い丸で記載している。
図11において、グループB〜グループEが選択された場合にも、上記で説明したグループAを選択した場合と同様の動作をする。
つまり、図11のステップS31においてグループBが選択された場合は図15のパターンB1〜パターンB4の繰り返しで、ステップS41においてグループCが選択された場合は図16のパターンC1〜パターンC5の繰り返しで、ステップS51においてグループDが選択された場合は図17のパターンD1〜パターンD4の繰り返しで、ステップS61においてグループEが選択された場合は図18のパターンE1およびパターンE2の繰り返しで、それぞれのパターンのLEDが順次点灯し、あらためて外部スイッチ2で選択した際には、それぞれのボタン201〜502に対応する赤外線信号がリモコン側赤外線受発光部4から発信される。
次に具体例として、ユーザーが本実施の形態3のリモコン100を用いて、テレビ1の電源を入れてチャンネルを操作し、その後、音量を操作して視聴したいチャンネルを選択してテレビ1から出力される音声を適切な大きさに調整する場合の処理の流れを説明する。
まず、テレビ1の電源がオフになっている状態で外部スイッチ2を操作すると、比較判定部24は、電源ボタン101が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、リモコン側赤外線受発光部4から電源ボタン101に対応した電源ON/OFF信号を発信させて、テレビ1の電源が入る。それとともに、比較判定部24は、制御部21にも電源ボタン101が選択されたという情報を通知し、制御部21は、リモコン100の全てのボタン101〜502に対応する全てのLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる点灯指令信号をLED点灯コントローラ22に入力して、全LEDが点灯する。つまり、図13のパターン0に示すようにLEDが点灯する。
次に、リモコン100のLED群26は、図11に示したフローにしたがって消灯および点灯され、図13に示したように、グループAからグループEまでの各ボタンに対応するLEDが順次点灯していく。
ここで、テレビ1の電源が入ったとき、テレビ1のチャンネルは2チャンネルに設定されていたと仮定し、ユーザーがこれを4チャンネルに変更することとする。
ユーザーは、グループA〜グループEのLEDが順次点灯していくリモコン100を見ながら、グループAのLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
グループAのLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、リモコン100は、図14に示したように、グループAの各ボタン101〜105に対応するLEDが順次点灯していくモードに切り換わる。
ユーザーは、テレビ1のチャンネルを2チャンネルから4チャンネルに変更するために必要なチャンネルアップボタン102を操作したいと思い、グループAの各ボタン101〜105に対応するLEDが一定時間ごとに点灯するリモコン100を見ながら、チャンネルアップボタン102のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
チャンネルアップボタン102のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、比較判定部24は、チャンネルアップボタン102が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、チャンネルアップを指示するリモコン信号(チャンネルUP信号)をリモコン側赤外線受発光部4からテレビ1のテレビ側赤外線受発光部3に送信させる。それとともに、制御部21にも比較判定部24からチャンネルアップボタン102が選択されたという情報が通知され、制御部21は、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、チャンネルアップボタン102のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
そして、制御部21は、チャンネルアップボタン102のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させたあと、再び、グループAの各ボタン101〜105に対応するLEDを順次点灯していくモード(図14)に戻る。
次にユーザーは、テレビ1から出力される音声の音量を大きくしたいと思い、グループAの各ボタン101〜105に対応するLEDが一定時間ごとに点灯するリモコン100を見ながら、音量アップボタン104のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
音量アップボタン104のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、比較判定部24は、音量アップボタン104が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、音量アップを指示するリモコン信号(音量UP信号)をリモコン側赤外線受発光部4からテレビ1のテレビ側赤外線受発光部3に送信させる。それとともに、制御部21にも比較判定部24から音量アップボタン104が選択されたという情報が通知され、制御部21は、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、音量アップボタン104のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
ユーザーが、さらに、テレビ1のチャンネルや音量の操作を繰り返したい場合は、上記の操作を繰り返す。
以上の操作により、ユーザーは、所定の特定の操作のみを受け付ける外部スイッチ2を用いて、テレビのチャンネルや音量を所望のものに換えることができる。
次の具体例として、ユーザーが本実施の形態3のリモコン100を用いて、テレビ1を視聴している状態から、番組表を閲覧し、所望の番組を選択して番組内容を確認した後、視聴予約を設定する場合の処理の流れを説明する。
まず、テレビ1を視聴している状態で外部スイッチ2を操作すると、比較判定部24は、外部スイッチ2の操作による制御開始の情報を制御部21に通知し、制御部21は、リモコン100の全てのボタン101〜502に対応する全てのLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる信号をLED点灯コントローラ22に入力して、全LEDが点灯する。つまり、図13のパターン0に示すようにLEDが点灯する。
次に、リモコン100のLED群26は、図13に示したように、グループAからグループEまでの各ボタンに対応するLEDが順次点灯していく。
ここで、ユーザーは、グループAからグループEのLEDが順次点灯していくリモコン100を見ながら、番組表ボタン202が属しているグループBのLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
グループBのLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、リモコン100は、図15に示したように、グループBの各ボタン201〜204に対応するLEDが順次点灯していくモードに切り換わる。
ユーザーは、テレビ1の番組表機能を起動するために必要な番組表ボタン202を操作したいと思い、グループBの各ボタン201〜204に対応するLEDが一定時間ごとに点灯するリモコン100を見ながら、番組表ボタン202のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
番組表ボタン202のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、比較判定部24は、番組表ボタン202が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、番組表の起動を指示するリモコン信号をリモコン側赤外線受発光部4からテレビに送信させる。それとともに、制御部21にも比較判定部24から番組表ボタン202が選択されたという情報が通知され、制御部21は、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、番組表ボタン202のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
そして、制御部21は、番組表ボタン202のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させたあと、次に、テレビ1から取得したテレビ画面の状態に基づいて、次に操作する必要がある、または、次に操作する可能性の高いグループCの各ボタン301〜305に対応するLEDを順次点灯するモード(図16に示したモード)に切り換える。
ユーザーは、所望の番組を選択するためにテレビ1の画面に表示されている番組表の中のカーソルを、右に1回、下に1回動かしたいと思い、グループCの各ボタン301〜305に対応するLEDが一定時間ごとに点灯するリモコン100を見ながら、右ボタン304のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
右ボタン304のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、比較判定部24は、右ボタン304が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、番組表のカーソルを右へ移動させるリモコン信号をテレビ1に送信させる。それとともに、制御部21にも比較判定部24から右ボタン304が選択されたという情報が通知され、制御部21は、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、右ボタン304のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
そして、制御部21は、右ボタン304のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させたあと、次に、テレビ1から取得したテレビ画面の状態に基づいて、引き続き、次に操作する必要がある、または、次に操作する可能性の高いグループCの各ボタン301〜305に対応するLEDを順次点灯するモード(図16に示したモード)を繰り返す。
続いてユーザーは、グループCの各ボタン301〜305に対応するLEDが一定時間ごとに点灯するリモコン100を見ながら、下ボタン305のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
下ボタン305のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、比較判定部24は、下ボタン305が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、番組表のカーソルを下へ移動させるリモコン信号をテレビ1に送信させる。それとともに、制御部21にも比較判定部24から下ボタン305が選択されたという情報が通知され、制御部21は、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、下ボタン305のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
そして、制御部21は、下ボタン305のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させたあと、次に、テレビ1から取得したテレビ画面の状態に基づいて、引き続き、次に操作する必要がある、または、次に操作する可能性の高いグループCの各ボタン301〜305に対応するLEDを順次点灯するモード(図16に示したモード)を繰り返す。
同様の操作を繰り返し、最後にユーザーは、選択した所望の番組の視聴予約設定画面において、視聴予約を実行する項目にフォーカスを移動させ、決定ボタン303を押したいと思い、グループCの各ボタン301〜305に対応するLEDが一定時間ごとに点灯するリモコン100を見ながら、決定ボタン303のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2を操作する。
決定ボタン303のLEDが点灯している状態のときに外部スイッチ2が操作されると、比較判定部24は、決定ボタン303が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、番組表の中で選択されている項目を決定するリモコン信号をテレビ1に送信させる。それとともに、制御部21にも比較判定部24から決定ボタン303が選択されたという情報が通知され、制御部21は、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、決定ボタン303のLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
以上の操作により、ユーザーは、リモコン100を直接操作することなく、外部スイッチ2を用いて、番組表から所望の番組を選択し、視聴予約を設定することができる。
この操作例では、番組表の操作に、グループCに含まれるボタン(上ボタン301、左ボタン302、決定ボタン303、右ボタン304、下ボタン305)のみを用いる前提でLEDを点灯させたが、例えば、番組表の操作に、グループDに属している青ボタン401や赤ボタン402が割り当てられている場合には、テレビ1から取得したテレビ画面の状態に基づいて、まずグループCとグループDに属する各ボタンに対応するLEDを交互に点灯させ、次にユーザーが選択したグループ(この場合、グループCまたはグループD)に属する各ボタンに対応するLEDを順次点灯させる仕様にしてもよい。
また、本実施の形態3のリモコン100は、図1に示したように、底辺11部分が直線状で壁などに立てかけやすい形状をしているので、外部スイッチ2を使うことで、リモコン100のLEDを見ながら、ユーザーは外部スイッチ2のみを操作できる、といった便利な使い方もできる。
なお、本実施の形態3では、リモコンからも直接入力できるようなリモコンボタンを具備するリモコン100としたが、外部スイッチのみでの操作に限定される場合には、直接押下できるボタンを使用せずとも、外部スイッチからの信号が識別できるような、表記のみのリモコン、インジケータのみのリモコン等でも実現可能である。
また、上記では、操作できないボタンに対応するLEDを消灯し、操作可能なボタンに対応するLEDを発光することにより、操作可能なボタンを明示したが、LEDの色を異ならせたり、明るさを異ならせることにより、操作可否等の区別を明示するようにしてもよい。
テレビ1の画面の表示状態によっては、操作できない(有効ではない)ボタンもある。LEDの点灯/消灯のみでボタンの状態を明示させる場合、そのときに外部スイッチで選択できないボタンなのか、そのときに操作不可能なボタンなのかの区別ができない。このような場合に、操作不可能なボタンを赤色で明示しておき、外部スイッチで選択できるボタンを緑色で明示し、外部スイッチで選択できないタイミングのボタンを消灯させるなどして、異なる色で明示することにより、これらのボタンの区別もできるようになる。
同様に、操作不可能なボタンを暗く発光させておき、外部スイッチで選択できるボタンを明るく発光させて明示し、外部スイッチで選択できないタイミングのボタンを消灯させるなどして、異なる明るさで明示することでも、これらのボタンの区別ができるようになる。
なお、本実施の形態3では、リモコン100に設けられた全てのボタン101〜502を、本実施の形態3の発明の「所定の複数のキー」の一例として説明した。リモコンに設けられたキーを複数の群に分け、それぞれの群に属する複数のボタンをそれぞれ本実施の形態3の発明の「所定の複数のキー」として、リモコンが複数の「所定の複数のキー」の構成を備える構成としてもよい。
つまり、本実施の形態3では、リモコン100が本実施の形態3の発明の「キー入力装置」の一例にあたることになるが、本実施の形態3の発明の「キー入力装置」を複数備えたリモコンとしてもよく、その場合には、1つのリモコンにおいて、各キー入力装置毎に本実施の形態3で説明した動作をする。
なお、このとき、リモコンに設けられたキーの中に、いずれの「所定の複数のキー」にも属さないボタンがあってもよい。
本実施の形態3の第1の使用形態で使用したリモコン100は、リモコンに設けられた全てのボタンに対応する機能を、リモコンのボタンを直接押すことなく外部スイッチ2を操作するのみで実現できるので、上肢の運動能力が強くない高齢者など、リモコンのボタンを押しづらいユーザーでも、全ての機能を簡単に実現できるようになる。
上記した本実施の形態3の第1の使用形態では、図6に示したように、リモコン100が、外部スイッチ2を接続できる外部スイッチ接続部を1つ備えるものとして説明した。
次に説明する本実施の形態3の第2の使用形態のリモコンは、それぞれに外部スイッチを接続できる外部スイッチ接続部を複数備えている点が、第1の使用形態で説明したリモコン100と異なる。
図19(a)および(b)は、複数の外部スイッチ接続部を備える本実施の形態3の第2の使用形態のリモコンの接続構成図を示している。
第2の使用形態のリモコンも、図8に示した第1の使用形態のリモコン100と同じ構成であり、各ボタン101〜502の機能や配置に応じて、グループA、グループB、グループC、グループDおよびグループEの5つのグループに分けられている。
図19(a)に示す本実施の形態3の第2の使用形態のリモコン111は、複数の外部スイッチ接続部を備えており、そのうち3つの外部スイッチ接続部に、それぞれ外部スイッチ31、32、33が接続されている。
外部スイッチ31、32、33は、いずれも図6に示した第1の使用形態で使用した外部スイッチ2と同様の構成のスイッチであり、ユーザーの操作により単一の信号を送出するスイッチである。
第1の使用形態で使用した外部スイッチ2は、1つの外部スイッチ2に、全てのグループA〜Eに属するボタン101〜502に対する操作を割り当てていたが、図19(a)に示す第2の使用形態の構成では、1つのグループ単位で1つの外部スイッチ31〜33を割り当てている。
具体的には、図19(a)の場合、グループAに属するボタン101〜105に対する操作を外部スイッチ31に割り当て、グループBに属するボタン201〜204に対する操作を外部スイッチ32に割り当て、グループCに属するボタン301〜305に対する操作を外部スイッチ33に割り当てることとしている。
したがって、あるグループに属するボタンに対応するLEDが点灯している際に、外部スイッチ31〜33による操作が有効となるのは、そのグループに割り当てられている外部スイッチによる操作のみであり、他のグループに割り当てられている外部スイッチを操作しても有効にはならない。
例えば、グループCに属するボタン301〜305に対応するLEDが順次点灯されている場合に、外部スイッチ33を操作したときには、外部スイッチ33を操作していたときに点灯していたLEDに対応するボタン301〜305が選択されたと判断され、そのボタンに対応した信号が赤外線受発光部4から送信される。しかし、この場合に、外部スイッチ31または外部スイッチ32を操作しても、それらの操作は無効となる。
同様に、例えばグループAに属するボタン101〜105を選択する場合には、外部スイッチ31による操作のみが有効となる。
前述した第1の使用形態の場合、ボタンを選択するためには、まずグループA〜Eの中から1つのグループを選択して、その選択したグループの中から所望のボタンを選択する必要があるが、図19(a)に示した第2の使用形態の構成の場合には、1つのグループに対して1つの外部スイッチ31〜33を割り当てているので、グループを選択する必要がない。
したがって、第1の使用形態の図11で示した処理を行う必要なく、図12に示した処理を行うことができるので、第1の使用形態の場合よりも早く所望のボタンを選択することができる。
また、グループ単位でそれぞれ1つの外部スイッチ31〜33を割り当てているので、グループ毎にそのグループに属するボタンを順次点灯していけばよい。したがって、異なるグループのボタンであれば、それらのボタンに対応する複数のLEDが同時に点灯されてもよい。
なお、図19(a)に示す構成例の場合には、グループDおよびグループEに属するボタン401〜502については、外部スイッチ31〜33による操作では選択できないが、直接リモコン111のボタン401〜502を操作することにより選択できる。
したがって、使用頻度の高いボタンの属するグループについては、外部スイッチ31〜33でも選択できるようにしておき、使用頻度の低いボタンの属するグループは直接リモコン111のボタンで操作するようにすることで、頻繁に操作する機能については、手元に置いた外部スイッチで操作することができる。
また、図19(a)に示す構成の場合、グループDやグループEを割り当てた別の外部スイッチ接続部に、さらに別の外部スイッチを接続することにより、グループDやグループEに属するボタン401〜502もそれらの外部スイッチで選択させることができる。
図19(b)に示す第2の使用形態のさらに別の構成は、外部スイッチを接続できる外部スイッチ接続部を複数備える点は図19(a)の構成と同様であるが、1つの外部スイッチに対して複数のグループに属するボタンを割り当てている。
図19(b)に示す第2の使用形態のリモコン112は、2つの外部スイッチ接続部に、外部スイッチ34および35がそれぞれ接続されている。
外部スイッチ34および35は、いずれも図6に示した第1の使用形態で使用した外部スイッチ2と同様の構成のスイッチであり、ユーザーの操作により単一の信号を送出するスイッチである。
具体的には、図19(b)の場合、グループA、グループBおよびグループCに属するボタン101〜305に対する操作を外部スイッチ34に割り当て、グループDおよびグループEに属するボタン401〜502に対する操作を外部スイッチ35に割り当てることとしている。
所望のボタンを選択する場合には、所望のボタンが属するグループが割り当てられている外部スイッチで、まずそのグループを選択し、その選択したグループの中から所望のボタンを選択する。
例えば、グループCに属する上ボタン301を選択する場合には、まず、グループA〜グループCの3つのグレープのLEDがグループ単位で順次点灯している際、グループCのLEDが点灯しているときに外部スイッチ34を操作してグループCを選択する。
そして、次に選択されたグループCに属するボタン301〜305に対応するLEDが順次点灯し、所望の上ボタン301のLEDが点灯しているときに外部スイッチ34を操作することにより上ボタン301が選択されたと判断され、上ボタン301に対応したリモコン信号が赤外線受発光部4から送信される。
第1の使用形態の場合と同様に、外部スイッチ34によって、まずグループを選択し、その選択したグループの中から所望のボタンを選択するが、第1の使用形態では5つの全てのグループA〜Eが1つの外部スイッチ2に割り当てられているのに対し、図19(b)に示す第2の使用形態の構成の場合には、外部スイッチ34に割り当てられている3つのグループA〜Cの中からグループを選択するので、第1の使用形態の場合よりも短い時間でグループを選択することができる。
なお、図19(b)の構成では、外部スイッチ34および35のそれぞれに、複数のグループを割り当てる構成としたが、一方の外部スイッチに1つのグループだけを割り当て、残りのグループをもう一方の外部スイッチに割り当てるようにしてもよい。
また、各外部スイッチへのグループの割り当てを、ユーザーによる設定で自由に割り当てられるようにしてもよい。
例えば、グループAに属するボタン101〜105を使用する頻度がそれ以外のボタンの使用頻度よりも高いユーザーの場合には、グループAのみを外部スイッチ34に割り当て、残りのグループB〜Eを外部スイッチ35に割り当てるようにする。その場合、グループAに属するボタン101〜105を選択する場合には、グループを選択する必要がなく、外部スイッチ34の1回の操作で所望のボタン101〜105を選択することができるので効率的である。
また、各外部スイッチへのグループの割り当てを、ユーザーによる設定で自由に割り当てられるようにすることで、特定の機能についてのみ使えるようにすることや、特定の機能だけは使えないようにすることもできる。例えば、音量アップボタン104は、誤操作すると周囲に大音量で驚かせてしまうというようなことがあるが、外部スイッチではそれを使用できないように制限することもできる。
本実施の形態3の第1の使用形態および第2の使用形態で使用したリモコンは、上肢の運動能力が強くない高齢者などにとって使いやすいリモコンであるが、健常者にとっても便利に使用することができる。例えば、操作頻度の高いチャンネルアップボタン102およびチャンネルダウンボタン103のみを外部スイッチに割り当てておけば、ソファに座ってテレビ1を視聴しながら、足元でチャンネル操作をすることもできる。
次に、本実施の形態3のリモコンの第3の使用形態として、外部スイッチを接続せずに、ユーザーがリモコンのボタンを直接押下して操作する場合の動作について説明する。
本実施の形態3の第3の使用形態のリモコンシステムの構成図は、図6において、外部スイッチ2が接続されていない構成である。
本実施の形態3の第3の使用形態で使用するリモコンのボタン配置は、第1の使用形態で使用したリモコン100と同様で図7に示す通りであり、また、第1の使用形態のリモコン100と同様に、図9に示すように、各ボタン101〜502に対応してLEDが配置されている。
図20は、本実施の形態3の第3の使用形態で使用するリモコン113の内部の構成を示すブロック図である。図10と同じ構成部分には、同じ符号を用いている。
リモコン113はその内部に、制御部41、LED点灯コントローラ22、信号出力部23、赤外線受発光部4、信号受信部40および電池部25の各部を含むように構成されている。制御部41、LED点灯コントローラ22、信号出力部23、赤外線受発光部4および信号受信部40は、いずれも電池部25から駆動電力を供給されている。
なお、信号出力部23が、本実施の形態3の発明の出力部の一例にあたり、信号受信部40が、本実施の形態3の発明の受信部の一例にあたる。
制御部41は、押下されたボタン101〜502の情報を信号出力部23に通知するとともに、LED点灯コントローラ22へLED点灯指令を送信する。
LED点灯指令を受けたLED点灯コントローラ22は、制御部41から受信したLED点灯指令に応じたボタンのLEDを点灯する。
信号受信部40は、赤外線受発光部4によって、テレビ1から送信されてきたテレビ1の画面遷移の状態の情報を受信し、制御部41に通知する。制御部41は、テレビ1の画面遷移の状態にしたがって、その状態において操作が有効なボタン101〜502を判断し、それらの有効なボタンに対応するLEDを点灯するように、LED点灯コントローラ22へ点灯指令信号を送信する。
本実施の形態3の第3の使用形態におけるリモコン113の動作について、具体例を用いて以下に説明する。
図21(a)〜(d)は、リモコン113のボタンを直接押下する場合の、各ボタンのLEDの点灯遷移例を示した図である。
例えば、ユーザーがリンクボタン201を選択した場合、リモコン113は、次の操作として、上下左右操作が必要であるということを、受信部40より受信したテレビ画面の状態を検知して、グループCのLEDを点灯させる。
まず、ユーザーがリンクボタン201を選択すると、制御部41は、リンクボタン201が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、機器操作画面の起動を指示するリモコン信号をリモコン側赤外線受発光部4からテレビに送信させる。それとともに、制御部41は、図21(a)に示すように、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、リンクボタン201に対応するLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
次に、制御部41は、受信部40から受信したテレビ画面の状態情報から、次に操作可能なボタンが上ボタン301、左ボタン302、決定ボタン303、右ボタン304、下ボタン305のいずれかであることを検知し、それらのボタン301〜305に対応するLEDがあらかじめ定められた一定時間点灯するように、LED点灯コントローラ22へLED点灯指令を送信する。すると、LED点灯コントローラ22は、図21(b)に示すように、指示されたLEDを点灯させる。
次に、例えば、ユーザーが下ボタン305を選択した場合、制御部41は、下ボタン305が選択されたという情報を信号出力部23に通知し、信号出力部23は、下ボタン305に対応するリモコン信号をリモコン側赤外線受発光部4からテレビに送信させる。それとともに、制御部41は、図21(c)に示すように、LED点灯コントローラ22に点灯指令信号を出して、下ボタン305に対応するLEDをあらかじめ定められた一定時間点灯させる。
その後、再び、制御部41は、受信部40から受信したテレビ画面の状態情報から、次に操作可能なボタンが上ボタン301、左ボタン302、決定ボタン303、右ボタン304、下ボタン305のいずれかであることを検知し、それらのボタン301〜305に対応するLEDがあらかじめ定められた一定時間点灯するように、LED点灯コントローラ22へLED点灯指令を送信する。すると、LED点灯コントローラ22は、図21(d)に示すように、指示されたLEDを点灯させる。
ここで、制御部41が、受信部40から受信したテレビ画面の状態情報に基づいて、LEDを発光させるボタンを検出する方法の具体例について説明する。
例えば、テレビの画面表示状態に応じて選択可能なボタン類の組をテーブルとして、リモコン113内に保存しておく。そして、制御部41が、受信部40からテレビ1の画面表示状態を受け取ると、そのときの画面表示状態に応じた操作可能なボタン類を、そのテーブルから読み出す。そして、その読み出したボタンに対応するLEDが一定時間点灯するように、LED点灯コントローラ22へLED点灯指令を送信する。このとき、LEDを点灯させるボタン類が複数ある場合には、それらを順番に点灯させるように制御してもよい。
また、テレビ1が、テレビ画面の状態情報をリモコン113に送信する代わりに、そのときの画面表示に応じて、次に有効となるリモコンのボタン類の情報をリモコン113に送信するようにしてもよい。この場合、例えばメニュー表示中には、上ボタン301、下ボタン305、左ボタン302、右ボタン304や、戻るボタン204などのボタン情報が、テレビ1から送信される。このとき、明示させる必要の無いボタンについては操作対象でないものとして、テレビ1から送信しないようにしてもよい。例えば、音量操作ボタンは操作対象ではない、としても構わない。
このような場合には、リモコン113は、一次メモリにテレビ1から受け取った操作可能なボタン類の情報を格納し、制御部41が、それらが操作対象であるものとして、それらのLEDを同時に点灯させる制御を行う、または順番にLEDを点灯させる制御を行う。
このように、第3の使用形態で使用するリモコン113は、テレビ1本体の状態を取得することができ、テレビ1本体の状態に応じてLEDを点灯させることで、画面に応じて都度有効なボタンを示すことができ、テレビの機能の操作をわかりやすくすることができる。
なお、上記では、テレビ画面の状態に応じて、操作可能なボタンに対応するLEDを点灯させて明示することとしたが、それらの操作可能なボタンの中で操作する可能性の高いボタンだけを点灯するようにしてもよい。操作する可能性の高いボタンのLEDを点灯させることで次に押すボタンを誘導し、テレビの機能の操作をよりわかりやすくすることができる。
本実施の形態3の第3の使用形態で使用するリモコン103は、操作可能なボタンまたは操作する可能性の高いボタンだけを明示するので、多くのボタンの中から所望のボタンを選択するのに戸惑うような判断力の鈍った高齢者などにとっても、明示された少ないボタンの中から所望のボタンを選べばよいので、使いやすい。
なお、本実施の形態3では、LEDはボタンの近傍に具備されボタン表記の文字が照らし出されるような構造を例に挙げたが、ボタンそのものが光るようなデバイスを用いてもよい。
また、本実施の形態3で実現したリモコンのボタンの名称はこの限りではなく、操作するテレビの種別等に応じて代わってもよい。
また、本実施の形態3で実現したリモコンのボタン数はこの限りではなく、操作するテレビの種別等に応じて変わっていてもよい。
また、本実施の形態3で実現したリモコンのボタン配置やグループはこの限りではない。
また、本実施の形態3で実現したリモコンを外部スイッチで操作する場合で、外部スイッチをあらかじめ定められた短い一定時間内に2回押す操作を定義したが、回数や方法はこの限りではなく、あらかじめ定められた一定時間以上、外部スイッチを押し続けるなどの操作でもよい。押下回数や、押す時間の長短など、どのように設定してもよい。
また、本実施の形態3で実現したリモコンのLED点灯時間、LED点灯回数は設定可能である。
また、本実施の形態3では、操作の終了後、あらかじめ定められた一定時間操作がない場合や、外部スイッチを2回押す操作などでLEDを消灯させたが、LED消灯のタイミングも、テレビ側赤外線受発光部3を通してテレビから取得したテレビ画面の状態と連携させ、テレビ画面で番組表やメニュー画面が消去されたことを検知してリモコンのLEDが消灯するという仕様でもよい。
また、グループCに属するボタンに対してあらかじめ定められた時間内に操作がない場合は、グループごとのLED点灯に戻る前に、戻るボタン204が点灯するというように、画面の状態に応じて、一定時間経過後に操作する可能性のあるボタンを点灯させるような機能を持たせてもよい。
また、例えば、グループDに属する赤ボタン402と黄ボタン404のように、同じグループに属するボタンでも、操作される回数や頻度が異なると思われるボタンに対しては、操作頻度が高いボタンに限定してLEDを点灯させ、操作頻度が低いボタンに対しては、回数を制限してLEDを点灯させるなどの機能を持たせてもよい。また、操作頻度が高いボタンのLEDの点灯時間を長くし、操作頻度が低いボタンのLEDの点灯時間を短くするようにしてもよい。同様に、グループを選択する際に、各グループに含まれるボタンの使用頻度に応じて、グループごとの点灯時間を異ならせるようにしてもよい。
また、ユーザーによって、一部の機能しか使用しないことが明らかな場合には、例えば、グループAのみ、など、LEDを点灯させるグループを制限させるなどの機能を持たせてもよい。
本実施の形態3で説明した発明は、以下の通りである。
第1の発明は、
操作対象機器を操作するための所定の複数のキーと、
前記各キー自体またはその近傍に設けられ、発光する複数の発光部と、
入力される発光信号にしたがって前記複数の発光部の発光を制御する発光制御部と、
前記複数の発光部を予め決められたグループ毎に所定期間ずつ順次発光させる発光信号、または、前記複数の発光部を前記予め決められたグループ毎に他のグループとは異なる色もしくは異なる輝度で所定期間ずつ順次発光させる発光信号を、前記発光制御部へ出力する第1制御部と、
前記グループを選択するための信号を出力する第1選択部と、
前記第1制御部および前記第1選択部の出力信号を入力して、前記発光部が発光していたとき、または、前記発光部が前記異なる色もしくは異なる輝度で発光していたときに選択されたグループを、確定したグループとして出力する第1比較判定部と、
前記確定したグループに含まれる前記各発光部を所定期間ずつ順次発光させる発光信号、または、前記確定したグループに含まれる前記各発光部を他の発光部とは異なる色もしくは異なる輝度で所定期間ずつ順次発光させる発光信号を、前記発光制御部へ出力する第2制御部と、
前記キーを選択するための信号を出力する第2選択部と、
前記第2制御部および前記第2選択部の出力信号を入力して、選択されたときに発光していた前記発光部に対応するキー、または、選択されたときに前記異なる色もしくは異なる輝度で発光していた前記発光部に対応するキーを、確定したキーとして出力する第2比較判定部と、を有するリモートコントロール装置用キー入力装置を備え、
前記第1比較判定部は、前記確定したグループに含まれる前記発光部が1つの場合には、その発光部に対応するキーを確定したキーとして出力する、第1〜第3のいずれかの本発明のリモートコントロール装置である。
第2の発明は、
いずれの前記グループも前記発光部を1つしか含まない場合には、前記リモートコントロール装置用キー入力装置は、前記第2制御部、前記第2選択部および前記第2比較判定部を有していない、第1の発明のリモートコントロール装置である。
第3の発明は、
前記第1選択部および前記第2選択部は、外部に接続された1つのスイッチ装置が兼ねており、単一のオンオフ信号を出力する、第1の発明のリモートコントロール装置である。
第4の発明は、
前記グループ毎に発光させる所定期間は、前記グループ毎に予め決められた期間であり、前記各発光部を発光させる所定期間は、前記発光部毎に予め決められた期間である、第1の発明のリモートコントロール装置である。
第5の発明は、
前記第1制御部および前記第2制御部は、前記操作対象機器の状態に応じてそのときに前記操作対象機器の操作が不可能な前記キーに対応する前記発光部に対しては、所定の色もしくは所定の輝度で発光させる発光信号を前記発光制御部に出力し、
前記第1制御部は、前記操作が不可能な前記キーに対応する前記発光部を除いた前記複数の発光部について、前記予め決められたグループ毎に他のグループとは異なる色もしくは異なる輝度で所定期間ずつ順次発光させる発光信号を、前記発光制御部へ出力し、
前記第2制御部は、前記操作が不可能な前記キーに対応する前記発光部を除いた前記複数の発光部について、前記確定したグループに含まれる前記各発光部を他の発光部とは異なる色もしくは異なる輝度で所定期間ずつ順次発光させる発光信号を、前記発光制御部へ出力する、第1の発明のリモートコントロール装置である。
第6の発明は、
操作対象機器を操作するための複数のキーと、
前記各キー自体またはその近傍に設けられ、発光する複数の発光部と、
入力される発光信号にしたがって前記複数の発光部の発光を制御する発光制御部と、
前記キーに対応する信号を前記操作対象機器に送信する送信部と、
前記操作対象機器の状態に応じて、そのときに前記操作対象機器の操作が可能な前記キーを明示するように、前記発光部の発光の有無を示す発光信号、または前記発光部を色分けもしくは輝度変化させて発光させる発光信号を前記発光制御部へ送信する制御部と、を有するリモートコントロール装置用キー入力装置を備えた、第1〜第3のいずれかの本発明のリモートコントロール装置である。
第7の発明は、
前記制御部は、前記操作対象機器の状態に応じて操作が可能な前記キーのうち、予め決められた前記キーに対応する前記発光部を明示させる前記発光信号を前記発光制御部へ送信する、第6の発明のリモートコントロール装置である。
第8の発明は、
前記リモートコントロール装置用キー入力装置は、前記操作対象機器の状態を示す信号を前記操作対象機器から受信する受信部を有し、
前記制御部は、前記操作対象機器の状態を示す信号に基づいて明示させる前記発光部を決定し、前記発光信号を前記発光制御部へ送信する、第6の発明のリモートコントロール装置である。
第9の発明は、
前記操作対象機器から受信する前記操作対象機器の状態を示す信号は、そのときに前記操作対象機器の操作が可能な前記キーを示す信号であり、
前記制御部は、その信号で示される前記キーに対応する前記発光部を明示させる発光信号を前記発光制御部へ送信する、第8の発明のリモートコントロール装置である。
第10の発明は、
前記操作対象機器は、テレビであり、
前記操作対象機器の状態とは、前記操作対象機器の画面表示状態である、第6の発明のリモートコントロール装置である。
本発明に係るリモートコントロール装置は、高齢者などを含む多くのユーザーにとって使い勝手のよい形状を有し、テレビ受信機等に付属のリモコン、または、別売のテレビ受信機用リモコン等として有用である。
本発明の実施の形態1のリモコンの操作面の上面図 (a)手の可動範囲とリモコンの位置関係を示した図、(b)一般的な大人の手のひらの大きさを示した図、(c)本発明における、リモコンを操作する際の楽にボタンを押せる可動範囲の検証結果を示した図 (a)本発明の実施の形態1のリモコンを、ユーザーが左の上肢を利用し、ひじを基点として操作する場合を示す概要図、(b)本発明の実施の形態1のリモコンを、ユーザーが右の手首から先を利用し、手首を基点として操作する場合を示した概要図 (a)本発明の実施の形態1のリモコンを、ユーザーが椅子に座って膝の上に置いている場合を示した概要図、(b)比較例とするリモコンの操作面の上面概要図 (a)本発明の実施の形態2のリモコンを机の上に置いたときの側面図、(b)本発明の実施の形態2のリモコンを、ユーザーが椅子に座って膝の上に置いて操作する場合の側面図 本発明の実施の形態3のリモコンシステムの構成図 本発明の実施の形態3のリモコンの構成を示す概観図 本発明の実施の形態3の、第1の使用形態および第2の使用形態で使用するリモコンの各ボタンが属するグループを説明するための概観図 本発明の実施の形態3のリモコンの各ボタンに対応して近傍に具備されたLEDを示す図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンの内部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおけるグループ毎のLEDの点灯制御フローを示す図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおける個別のLEDの点灯制御フローを示す図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおけるグループ単位のLEDの点灯動作を説明するための図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおけるグループAのLEDの点灯動作を説明するための図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおけるグループBのLEDの点灯動作を説明するための図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおけるグループCのLEDの点灯動作を説明するための図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおけるグループDのLEDの点灯動作を説明するための図 本発明の実施の形態3の第1の使用形態で使用するリモコンにおけるグループEのLEDの点灯動作を説明するための図 (a)、(b)本発明の実施の形態3の第2の使用形態で使用するリモコンの接続構成図 本発明の実施の形態3の第3の使用形態で使用するリモコン内部の構成を示すブロック図 (a)〜(d)本発明の実施の形態3の第3の使用形態において、リモコンのボタンを直接押下する場合の各ボタンのLEDの点灯遷移例を示す図 従来のキーボード装置の上面図 従来のキーボード装置の上面図
符号の説明
1 テレビ
2、31、32、33、34、35 外部スイッチ
3 テレビ側赤外線受発光部
4 リモコン側赤外線受発光部
5 リモコン
10 操作面
11 底辺
12 上辺
13 左側辺
14 右側辺
21、41 制御部
22 LED点灯コントローラ
23 信号出力部
24 比較判定部
25 電池部
26 LED群
40 信号受信部
100、111、112、113 リモコン
101 電源ボタン
102 チャンネルアップボタン
103 チャンネルダウンボタン
104 音量アップボタン
105 音量ダウンボタン
201 リンクボタン
202 番組表ボタン
203 サブメニューボタン
204 戻るボタン
301 上ボタン
302 左ボタン
303 決定ボタン
304 右ボタン
305 下ボタン
401 青ボタン
402 赤ボタン
403 緑ボタン
404 黄ボタン
501 放送切換ボタン
502 データ放送ボタン

Claims (3)

  1. 長方形形状の操作面を備え、
    前記操作面の手前縁である一方の長辺は、直線状であり、
    前記操作面のもう一方の長辺は、前記一方の長辺からの距離が、その中央部分で最も長く、前記操作面の左右の短辺側に近づくにしたがって短くなる曲線状である、リモートコントロール装置。
  2. 前記操作面を上面としたときの厚さが、少なくとも前記操作面の左右の短辺の近傍では、前記一方の長辺側ほど薄くなっている、請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  3. 前記一方の長辺と前記もう一方の長辺との距離が最も長い位置における前記一方の長辺と前記もう一方の長辺との中点よりも前記一方の長辺側に重心がある、請求項1に記載のリモートコントロール装置。
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