JP2010065438A - 複合断熱窓ガラス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外光・外気の温度が変化しても、窓ガラスに沿わせた断熱材に歪みを生じさせることのない複合断熱窓ガラス構造を提供する。
【解決手段】 本発明の複合断熱窓ガラス構造は、窓ガラスの有効面の外周にC型保持具を貼着し、該C型保持具に断熱材を保持させることを特徴とする。前記窓ガラスの四周に貼着されるC型保持具の少なくとも一つが、開閉可能となっていることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外光・外気からの断熱と結露防止とを実現することができる窓ガラス構造に関する。
近年、省エネルギーの考え方が広く普及しており、住宅、事務所、店舗等各種建築物の断熱性向上に対する要求も年々高まっている。屋根、壁、床などと共に、窓部分における断熱処理が建築物全体の断熱性向上に不可欠であることは明らかであり、窓部分の断熱性を向上させる為の試みも従来より多くなされている。
中空複層ガラス板を窓枠に嵌め込んだり、ガラス窓全体を二重にすれば、断熱性が飛躍的に向上することは明らかであるが、これらはコストがかかり、簡単に採用することは出来なかった。即ち、中空複層ガラス板は生産工場においてそのサイズが決定されており、単層ガラス板の様に、施工現場において窓枠の寸法に合せて自由に切断することは実際上不可能であり、施工の為のコストも安くはなかった。
また、普通のガラス板が嵌め込まれている既存のガラス窓を中空複層ガラス板に変更することは、厚さや寸法の点からほとんど不可能であった。
新設の場合であっても、ガラス窓自体を二重にすることは大変コストがかかるであり、北海道などの寒冷地域においては昔から行われてきたとはいえ、手軽に実施できる断熱対策とは言えない。
窓ガラスの外側に遮光性を有するフィルムを貼着することも試みられたが、夏季の室内温度の低下にはそれなりに効果が見られたものの、風雨等の影響を受けフィルム自体の劣化につながるということも意識されるようになってきた。
外気から室内の温度を保持するため、あるいは結露を防ぐために窓のガラス面に断熱材を取り付ける試みとして、断熱材の全面に多数の穴をあけ、吸盤の吸着面の反対側を該穴に差し込み貫通させ抜け止め部材を装着することにより断熱材に吸盤を抜け止めし、窓のガラス面や平滑な壁面に吸盤部分を圧着することにより着脱自在に取り付けられるように構成した吸盤取り付け式断熱材が提案されている(特許文献1参照)。
この場合には、ガラスと合成樹脂製の断熱材との熱膨張率の差に起因して、断熱材に歪みが生じ、断熱材を通しての窓外風景に著しい歪みが生じる問題がある。
特開2001−227254号公報
本発明は、上述した問題点を解消しようとするもので、外光・外気の温度が変化しても、窓ガラスに沿わせた断熱材に歪みを生じさせることのない複合断熱窓ガラス構造を提供することを課題とする。
本発明の複合断熱窓ガラス構造は、窓ガラスの有効面の外周にC型保持具を貼着し、該C型保持具に断熱材を保持させることを特徴とする。前記窓ガラスの四周に貼着されるC型保持具の少なくとも一つが、開閉可能となっていることが好ましい。
本発明の複合断熱窓ガラス構造における断熱材は、C型保持具の呑み込み容量内で、窓ガラス材との熱膨張量の差が吸収されるので、温度変化によっても、断熱材の透視景観に歪みが生じることがない。
本発明は、C型保持具による被保持材の摺動・移動可能性を利用することによって、熱膨張量を吸収・対応することを基本とする。
以下に、添付図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の複合断熱窓ガラス構造における窓ガラスに設けられたC型保持具とそのC型保持具の呑み込み内に保持された断熱材との関係を示す概念図、図2は、本発明の第1の実施の形態における、C型保持具と断熱材との関係を示す一例の概念図である。図3は、本発明の第2の実施の形態における改良C型保持具の構造を示し概念図である。
図1には、窓枠1に嵌め込まれた窓ガラス2の有効面の外周に貼着されたC型保持具3に保持された断熱材4が示されている。
C型保持具3は、窓の内側の窓ガラス2の有効面、すなわち窓枠1に覆われていない部分、の外周一杯に、例えば両面テープ(図示せず)等を利用して、貼着されている。窓枠1とC型保持具3との間に隙間があると、その隙間を通して外気の状態が室内に反映されるので、その隙間は、可能な限り、ゼロとするように施工されることが望ましい。
C型保持具3の保持口5には、断熱材4が挿入される。断熱材4は、C型保持具3に対して摺動可能な状態で、C型保持具3の呑み込み6内に適宜の余裕7を持たせて挿入される。すなわち、その余裕7によって、窓ガラス2と断熱材4との熱膨張率の差に基づく長さ変化が吸収可能となる。
本発明の第1の実施の形態によれば、窓ガラス2の上側に配置されるC型保持具3と、左右何れ側のものでの良いが、図示例では右側の側部C型保持具との呑み込みが十分に大きく、左側の側部C型保持具(図示は省略するが、下側に配置されるC型保持具)の呑み込みは相対的に狭くなされている。
このような構造によれば、断熱材4を右上方向に寄せれば、左下側隅部位置の断熱材隅部はC型保持具から解放され、断熱材の弾性を利用して、断熱材を歪ませて、断熱材をC型保持具から取り出すことが可能になる。
断熱材のC型保持具への装着も、同様に可能である。
この場合、吸盤治具(図示せず)等を用いることによって、断熱材の一部をその弾性を利用して、断熱材を移動させ、また、その一部を変形・歪ませて取り出しないし移動操作を行うことができる。
断熱材を移動させる等の取り扱いに際しては、例えば、吸盤を備えた取っ手様の治具などを用いると便利である。
本発明の第2の実施の形態においては、図3に示されるように、窓ガラスの有効面の四周に貼着されるC型保持具の少なくとも一つが開閉可能となっている。開閉され得る開閉C型保持具の上片(開閉片)8は、開閉C型保持具の下片(固定片)9と薄肉部10を介して開閉可能に接続している。上片および下片には、適宜の数の雄雌対のホック状等の固着具11、12が形成されている。
この態様によるときは、開閉C型保持具の上片(開閉片)8を開いた状態で、開閉C型保持具の上方から、隣接する両側のC型保持具の呑み込みに横から滑り込ませるように断熱材を挿入する。この場合には、吸盤を備えた取っ手様の治具などは格別必要がない。
C型保持具は、窓ガラスに適宜の手段、例えば粘着剤とか、両面接着テープ等で、固着される。C型保持具と断熱材との間は、C型保持具の弾性によって、密閉性が保たれる。
これらの固着態様によって、窓ガラスと断熱材との間の空間は、実用の範囲内で密閉され、室温と外気温との熱移動が遮断されると同時に、結露等が生じる虞がない。
C型保持具は、例えば、スチール製、ステンレス製やプラスチック製で構成することができる。
断熱材は、例えば、ポリカーボネート、アクリルや塩化ビニルで構成することができる。断熱材は、採光性を重視する場合には、透光系のものを、また、ガラスを通しても室内に入り込む熱を遮断することを重視する場合には、反射系のものを、用いることができる。
本発明の複合断熱窓ガラス構造における窓ガラスに設けられたC型保持具とそのC型保持具の呑み込み内に保持された断熱材との関係を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態における、C型保持具と断熱材との関係を示す一例の概念図である。 本発明の第2の実施の形態における改良C型保持具の構造を示し概念図である。
符号の説明
1:窓枠
2:窓ガラス
3:C型保持具
4:断熱材
5:(C型保持具3の)保持口
6:(C型保持具3の)呑み込み
7:余裕
8:(開閉C型保持具の)上片(開閉片)
9:(開閉C型保持具の)下片(固定片)
10:薄肉部
11:固着具
12:固着具

Claims (2)

  1. 窓ガラスの有効面の外周にC型保持具を貼着し、該C型保持具に断熱材を保持させることを特徴とする複合断熱窓ガラス構造。
  2. 前記窓ガラスの四周に貼着されるC型保持具の少なくとも一つが、開閉可能となっている請求項一に記載の複合断熱窓ガラス構造。
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