JP2010064497A - 射出成形装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャビティSの外周部底面は、金型基体26と雄金型部27とで形成され、金型基体26と雄金型部27の合わせ部は成形品の垂直面を形成するキャビティSの外周部底面の中間位置に位置しており、加圧ガスGがガス注入路28A、28Bを介してキャビティS内に注入されて、溶融した合成樹脂JはキャビティSの末端部である金型基体26と雄金型部27の合わせ部に向けて進行する。この場合、溶融した合成樹脂Jの表面は移動に伴い少し固まっているが、先端の合成樹脂Jは金型基体26と雄金型部27の突出部30、31に当たって、加圧ガスGが入り込まない程度の幅を有する溝34内の一部に合成樹脂Jが入り込むと共に合成樹脂Jの硬い表面は破けて軟らかい部分が外に現れる。やがて、溶融した合成樹脂JがキャビティSの末端部である前記合わせ部にまで行き渡る。
【選択図】図6
Description
水平方向に延びる空間とこの空間に連通した垂直方向に延びる筒状の空間とから形成された前記キャビティの筒状部底面を金型基体とこの金型基体に形成された凹部内に固定される前記雄金型とで形成し、
前記金型基体と前記雄金型との合わせ部の各上面端部には互いにキャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って夫々枠状に形成する共に両突出部を突き合わせると両突出部で上部に溝を形成した
ことを特徴とする。
水平方向に延びる空間とこの空間に連通した垂直方向に延びる筒状の空間とから形成された前記キャビティの筒状部底面を前記雄金型を固定する金型基体で形成し、
前記雄金型との合わせ部の前記金型基体の上面端部には前記キャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って枠状に形成する共にこの突出部と前記雄金型との間に溝を形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に形成された凹部内にその上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈して成形品に薄肉部を形成する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子上面に前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記入れ子の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈して成形品に薄肉部を形成する薄肉形成部をその上部が前記キャビティ内へ入り込むように突出形成し、
この薄肉形成部上面に前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記薄肉形成部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に形成された凹部内にその上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子の近くに位置する前記雄金型上面に前記キャビティ内へ入り込むような第1突出部を夫々形成すると共に、
前記雄金型上面にこの第1突出部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有して前記キャビティ内へ入り込むような第2突出部を夫々形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に形成された凹部内に前記キャビティ内に入り込んで頂部が前記雌金型に当接して成形品に開口部を形成する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子の外周部に前記キャビティ内へ入り込む突出部及びこの突出部との間に溝を形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に形成された凹部内に前記キャビティ内に入り込んで頂部が前記雌金型に当接して成形品に開口部を形成する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子の外周部に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部及びこの第1突出部との間に溝を形成し、
前記雄金型部上面に前記第1突出部を外側から囲むように前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を形成し、
この第2突出部と前記第1突出部との間に溝を形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に形成された凹部内に入れ子を嵌合して固定し、
この入れ子の上面に前記キャビティ内へ入り込む突出部を突出させると共にこの突出部と前記雌金型部の前記キャビティを形成する側面との間に溝を形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に形成された凹部内に入れ子を嵌合して固定し、
この入れ子の上面に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部を突出させると共に、前記凹部を形成する前記雄金型部の上面開口周縁部に前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を前記第1突出部より高く突出させ、
この第2突出部と前記第1突出部との間に溝を形成した
ことを特徴とする。
6 雌金型部
12 熱媒体通路
20 可動側組立体
26 金型基体
27 雄金型部
28A、B ガス注入路
29A、B ガス排出路
30、31 突出部
30A、B、C 突出部
34 溝
34A、B、C 溝
35、35B 第1入れ子
35A 薄肉形成部
36、37 突出部
36A、37A 突出部
38、39 先細部
38A、39A 先細部
40 第2入れ子
41 突出部
41A、B、C 突出部
44 突出部
47 圧縮用タンク
48、49 流出入路
53、54 溝
53A、B、C 溝
57、58 突出部
59A、B 溝
60 突出部
61 溝
62、63 突出部
65、66 入れ子
Claims (10)
- 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
水平方向に延びる空間とこの空間に連通した垂直方向に延びる筒状の空間とから形成された前記キャビティの筒状部底面を金型基体とこの金型基体に形成された凹部内に固定される前記雄金型とで形成し、
前記金型基体と前記雄金型との合わせ部の各上面端部には互いにキャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って夫々枠状に形成する共に両突出部を突き合わせると両突出部で上部に溝を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
水平方向に延びる空間とこの空間に連通した垂直方向に延びる筒状の空間とから形成された前記キャビティの筒状部底面を前記雄金型を固定する金型基体で形成し、
前記雄金型との合わせ部の前記金型基体の上面端部には前記キャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って枠状に形成する共にこの突出部と前記雄金型との間に溝を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に形成された凹部内にその上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈して成形品に薄肉部を形成する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子上面に前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記入れ子の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈して成形品に薄肉部を形成する薄肉形成部をその上部が前記キャビティ内へ入り込むように突出形成し、
この薄肉形成部上面に前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記薄肉形成部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 前記突出部の頂部には、夫々先細部を形成したことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の射出成形装置。
- 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に形成された凹部内にその上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子の近くに位置する前記雄金型上面に前記キャビティ内へ入り込むような第1突出部を夫々形成すると共に、
前記雄金型上面にこの第1突出部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有して前記キャビティ内へ入り込むような第2突出部を夫々形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に形成された凹部内に前記キャビティ内に入り込んで頂部が前記雌金型に当接して成形品に開口部を形成する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子の外周部に前記キャビティ内へ入り込む突出部及びこの突出部との間に溝を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に形成された凹部内に前記キャビティ内に入り込んで頂部が前記雌金型に当接して成形品に開口部を形成する入れ子を嵌合して固定し、
前記入れ子の外周部に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部及びこの第1突出部との間に溝を形成し、
前記雄金型部上面に前記第1突出部を外側から囲むように前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を形成し、
この第2突出部と前記第1突出部との間に溝を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に形成された凹部内に入れ子を嵌合して固定し、
この入れ子の上面に前記キャビティ内へ入り込む突出部を突出させると共にこの突出部と前記雌金型部の前記キャビティを形成する側面との間に溝を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に前記雌金型の前記キャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を射出し、加圧ガスを前記合成樹脂裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入して、合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に形成された凹部内に入れ子を嵌合して固定し、
この入れ子の上面に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部を突出させると共に、前記凹部を形成する前記雄金型部の上面開口周縁部に前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を前記第1突出部より高く突出させ、
この第2突出部と前記第1突出部との間に溝を形成した
ことを特徴とする射出成形装置。
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JP2012239982A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化用触媒 |
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