JP2010064048A - ストレーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】多種類の配管フランジに少数のストレーナでもって取り付け固定することのできるストレーナを提供する。
【解決手段】外部の連結部材としてのボルトとナットによって配管の一対のフランジ間に挟んでストレーナのケーシング1を固定する。ケーシング1の外周に芯出しフランジ2を設ける。芯出しフランジ2には、外径の最も小さな最小部15と最も大きな最大部16並びに両者連結する傾斜面17を設ける。配管フランジのサイズが小さい場合は最小部15を使用し、サイズが大きい場合は最大部16を使用することで、1個のケーシング1でもって複数の配管フランジに取り付けることができる。
【選択図】図1
【解決手段】外部の連結部材としてのボルトとナットによって配管の一対のフランジ間に挟んでストレーナのケーシング1を固定する。ケーシング1の外周に芯出しフランジ2を設ける。芯出しフランジ2には、外径の最も小さな最小部15と最も大きな最大部16並びに両者連結する傾斜面17を設ける。配管フランジのサイズが小さい場合は最小部15を使用し、サイズが大きい場合は最大部16を使用することで、1個のケーシング1でもって複数の配管フランジに取り付けることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、流体配管に取り付けて流体中に含まれるゴミ、スケール等の異物を捕捉するストレーナに関し、特に、配管の一対のフランジ間に挟んで固定される構造のストレーナに関する。
従来のストレーナは、コーン状フィルタを有する挟持部材を外部の連結部材によって配管の一対のフランジ間に、一対のガスケットを介して固定するものである。
上記従来のストレーナは、配管の一対のフランジの大きさに応じてストレーナを製作しなければならない問題、すなわち、1つの配管フランジに1つのストレーナしか取り付けることができないために、配管フランジが多種類ある場合に、ストレーナの種類をたくさん製作しなければならない問題があった。
特開平6−238108
解決しようとする課題は、多種類の配管フランジに少数のストレーナでもって取り付け固定することのできるストレーナを提供すること。
本発明は、外部の連結部材によって配管の一対のフランジ間に挟んで固定されるケーシングと、ケーシング内に取り付けた流体中の異物を捕捉するフィルタとからなるものにおいて、ケーシングの外周に芯出しフランジを設けたものである。
本発明によれば、ケーシングの外周に芯出しフランジを設けたことにより、この芯出しフランジを回転して調節することで、径の異なる複数の配管フランジに取り付け固定することができる。
本発明は、ケーシングの外周に芯出しフランジを設けるものであるが、芯出しフランジとしては、複数の外径を形成した傾斜面を最外端部に有するものが好適である。
本発明のストレーナは、図1に示すように、ケーシング1の外周に芯出しフランジ2を4枚取り付けたもので、図2に二点鎖線で示す配管4,5のフランジ6,7の間に配置され、ボルト8とナット9からなる連結手段によって挟持される。
図1のA−A線断面図を図2に示す。図2において、円筒状のケーシング1の外周に円板状の芯出しフランジ2を設ける。ケーシング1の内部に断面コの字状のフィルタ3を止め具10で固定する。フィルタ3には多数の小径貫通孔11を設ける。上方の入口12から流入してきた異物を含んだ流体が、下方の出口13側へ流下する間に、異物は小径貫通孔11を通過することができないために、フィルタ3に捕捉されるものである。
図1において芯出しフランジ2は、外径が最も小さな最小部15と、外径が最も大きな最大部16を有し、その間を外径が連続的に変化する傾斜面17を最外端部に設ける。
図2において、ケーシング1を配管フランジ6,7の間に挟んで取り付ける場合は、芯出しフランジ2の最外端部をボルト8の側面に接触させてケーシング1の芯出しを行うのであるが、配管フランジ6,7のサイズが小さくてボルト8の間隔も小さい場合は、図1における芯出しフランジ2の外径の最小部15をボルト8に接触させることによって、一方、配管フランジ6,7のサイズが大きくてボルト8の間隔も大きい場合は、芯出しフランジ2の外径の最大部16をボルト8に接触させることによって、1個のケーシング1でもって複数の配管フランジに取り付けることができる。
1 ケーシング
2 芯出しフランジ
3 フィルタ
4,5 配管
6,7 フランジ
8 ボルト
9 ナット
10 止め具
11 小径貫通孔
12 入口
13 出口
15 最小部
16 最大部
17 傾斜面
2 芯出しフランジ
3 フィルタ
4,5 配管
6,7 フランジ
8 ボルト
9 ナット
10 止め具
11 小径貫通孔
12 入口
13 出口
15 最小部
16 最大部
17 傾斜面
Claims (1)
- 外部の連結部材によって配管の一対のフランジ間に挟んで固定されるケーシングと、ケーシング内に取り付けた流体中の異物を捕捉するフィルタとからなるものにおいて、ケーシングの外周に芯出しフランジを設けたことを特徴とするストレーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008235331A JP2010064048A (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | ストレーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008235331A JP2010064048A (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | ストレーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010064048A true JP2010064048A (ja) | 2010-03-25 |
Family
ID=42190106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008235331A Pending JP2010064048A (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | ストレーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010064048A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103977995A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-08-13 | 盐城工学院 | 一种用于管道防淤积的旋转疏通装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05332495A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-14 | Spirax Sarco Ltd | 凝縮液トラップ |
JPH07208700A (ja) * | 1994-01-12 | 1995-08-11 | Spirax Sarco Ltd | パイプライン |
-
2008
- 2008-09-12 JP JP2008235331A patent/JP2010064048A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05332495A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-14 | Spirax Sarco Ltd | 凝縮液トラップ |
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CN103977995B (zh) * | 2014-04-30 | 2016-03-02 | 盐城工学院 | 一种用于管道防淤积的旋转疏通装置 |
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