JP6411399B2 - 微小気泡発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体中に微小気泡を吹き込む微小気泡発生装置に関する。
近年、マイクロバブル、ナノバブルと呼ばれる微小気泡を用いた技術の有用性が注目されている。例えば、微小気泡を含む液体を用いた洗浄技術、水の除菌及び脱臭、オゾン水の生成、健康・医療機器分野や、湖沼や養殖場の水質浄化、工場・畜産等の各種排水処理、及び、水素水などの機能水製造などへの利用が検討されている。
このようなマイクロバブル,ナノバブルを発生させる装置として、種々の構造を有する装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3等参照)。
特開2011−224461号公報 特開2013−34976号公報 特開2009−101299号公報
このような装置として、例えば、図6に示すように、ハウジングHU内に多孔質パイプPPを有し、多孔質パイプPP内に液体LQを流すと共に、多孔質パイプPP外に気体GAを供給して、液体LQ内に微小気泡BBを発生させて微小気泡含有液体BLQを生成する微小気泡発生装置BGIも考えられる。
この微小気泡発生装置BGIでは、多孔質パイプPPの端部PT1,PT2と、これを保持する端部保持部材TH1,TH2との間を液密にシールするに当たり、例えば、図6,図7に示すように、多孔質パイプPPの両端部PT1,PT2の外周PO1,PO2にOリングOL1,OL2を嵌めてシールする。これと共に、OリングOL1,OL2を介して、端部保持部材TH1,TH2で多孔質パイプPPの端部PT1,PT2を保持している。そして、各々の端部PT1,PT2の端面PTT1,PTT2と端部保持部材TH1,TH2とは、僅かに隙間Sを空けて当接させないようにしている。
しかしながら、この装置では、多孔質パイプPPの端部PT1,PT2付近から、微小気泡含有液体BLQ中に大きな気泡(大気泡)GBが混じる場合があることが判ってきた。その原因は以下であると考えられた。多孔質パイプPPに液体LQを流すと、多孔質パイプPPの端面PTT1,PTT2と端部保持部材TH1,TH2との間の僅かな隙間Sに、液体LQ(あるいは微小気泡含有液体BLQ)が入り込む。この隙間S部分の液体は、多孔質パイプPP内に流れ込む液体LQ(あるいは流れ出る微小気泡含有液体BLQ)に比して、流れが滞った滞留液体CLQとなっている。一方、多孔質パイプPPの外側の気体GAの気圧を上げて気体GAを供給すると、多孔質パイプPPの内周面PPIから内部を流れる液体LQ中に微小気泡BBが吹き込まれる。しかし、これのみならず、図7において破線の矢印で示すように、多孔質パイプPPの端面PTT1,PTT2からも滞留液体CLQ中に気泡が吹き込まれるので、この滞留液体CLQ内では多数の微小気泡BBが互いに結合して大気泡GBに成長する。これが、多孔質パイプPP内を流れる液体LQ中に混入すると考えられた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、多孔質パイプの外部から気体を供給して、多孔質パイプ内を流れる液体中に気体の微小気泡を発生させる微小気泡発生装置において、端部から液体中へ大きな気泡が混入するのを防止した微小気泡発生装置を提供するものである。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、多孔質体からなるパイプ状の多孔質パイプを有し、上記多孔質パイプの外部から気体を供給して、上記多孔質パイプ内を流れる液体中に上記気体の微小気泡を発生させる微小気泡発生装置であって、上記多孔質パイプの上流側端部及び下流側端部のうち少なくともいずれかの被圧接端部は、端部内側面を覆わず、端面全体に圧接する端面圧接部を有するパッキンで封止されてなる微小気泡発生装置である。
この微小気泡発生装置では、多孔質パイプの少なくとも一方の被圧接端部は、端部内側面を覆わず端面全体に圧接する端面圧接部を有するパッキンで封止されてなるので、端面に接する滞留液体が生じない。このため、端面から滞留液体内に気泡が吹き込まれることが無く、被圧接端部から微小気泡含有液体中に大きな気泡が混入するのを防止できる。
多孔質パイプをなす多孔質体としては、例えば、アルミナ、チタニア、シリカ、ムライト、ジルコニアなどの酸化物セラミックスや、窒化ケイ素などの窒化物セラミックス、炭化ケイ素などの炭化物セラミックスなどからなる多孔質セラミックスが挙げられる。また、ステンレス、アルミニウム、銅合金、ニッケル合金、チタン合金等の金属からなる多孔質金属も用いうる。
多孔質体の細孔径Dが、D(10)≦2μmの多孔質体を用いると、効率よく、直径1μm以下の微小気泡を効率よく生成して、液中にこの微小気泡を吹き込むことができるので特に好ましい。なお、細孔径分布の測定手法としては、例えば、水銀圧入法を用いる。D(10)は、得られた累積細孔径分布曲線において、細孔容積全体のうち大径側の上位10%を占める細孔径である。
多孔質パイプの形状としては、円管状、角管状など、軸線方向に亘り横断面の形状が変化しない形態のほか、円錐台状、角錐台状など、軸線方向の一方側ほどテーパ状に窄まる形態や、軸線方向に進むに連れて径が周期的に変化する形状であっても良い。また、軸線が直線状に延びる直管状の形態のほか、軸線がU字状や蛇行状やらせん状に曲がった形態であっても良い。さらに、多孔質パイプは、内部に貫通穴を1本設けた単管状のほか、多数の貫通孔を設けた多穴管状でも良い。また、多孔質パイプは、1本でも複数本でも良い。
また、微小気泡を含ませる液体としては、純水、飲料水、海水、各種の培養液、各種の水溶液、各種の汚水などの水系の液体や、有機溶媒、食用油や鉱物油などの油類、その他各種の液体が挙げられる。また、液体に微小気泡として含ませる気体としては、空気、酸素、オゾン、塩素ガス、水素、窒素、二酸化炭素など各種の気体が挙げられる。
また、パッキンの材質としては、使用する液体や気体の種類や温度、多孔質パイプ、端部保持部材の材質等を勘案して適宜選択すれば良いが、例えば、バイトン(商標名)などの名称で知られる各種のフッ素ゴム、シリコーンゴム、EPDM,EPM,SBRなどの合成ゴムなどの熱硬化性エラストマーから選択することができる。また、スチレン系、オレフィン系などの熱可塑性エラストマーから選択しても良い。また、PTFE,PFAなどのフッ素樹脂等、ゴム状の弾性を示さない樹脂を用いることもできる。
また、パッキンの形態は、多孔質パイプの被圧接端面の形状に合わせて、被圧接端面の端面全体に圧接可能な形態とする。
さらに、上述の微小気泡発生装置であって、前記多孔質パイプの前記上流側端部及び前記下流側端部のいずれも前記被圧接端部であり、それぞれ、前記パッキンで封止されてなる微小気泡発生装置とすると良い。
この微小気泡発生装置では、多孔質パイプの上流側端部及び下流側端部の両方が、それぞれ、前述のパッキンで封止されている。このため、上流側端部及び下流側端部のいずれからも、液体中に大きな気泡が混入するのを防止できる。
さらに上述のいずれか記載の微小気泡発生装置であって、前記多孔質パイプの前記被圧接端部を保持する端部保持部材を備え、前記パッキンは、上記多孔質パイプの上記被圧接端部の端部外周面を覆って、上記端部保持部材と上記多孔質パイプの上記端部外周面との間に介在する外周介在部を有する微小気泡発生装置とすると良い。
この微小気泡発生装置では、パッキンが、外周介在部を有しているので、多孔質パイプの被圧接端部のうち端部外周面が、これを保持する端部保持部材に直接接触せず、多孔質パイプが端部において、割れたり欠けたりする不具合を効果的に防止できる。
さらに上述のいずれかに記載の微小気泡発生装置であって、前記多孔質パイプの前記被圧接端部を保持する端部保持部材を備え、前記多孔質パイプは、直管の形態をなしており、上記多孔質パイプは、前記パッキンの前記端面圧接部を介して、前記端部保持部材に長手方向に押圧されて保持されてなる微小気泡発生装置とすると良い。
この微小気泡発生装置では、多孔質パイプが直管の形態を有しているので、パッキンの端面圧接部を多孔質パイプの端面に圧接するのと、端部保持部材でパッキンを介して多孔質パイプをその長手方向に押圧して保持するのとを同時にできるので、多孔質パイプの端部の保持と封止が容易である。
実施形態に係る微小気泡発生装置の縦断面構造を模式的に示す説明図である。 実施形態に係る微小気泡発生装置の横断面構造を模式的に示す説明図である。 実施形態に係る微小気泡発生装置に用いる気泡発生管の部分破断縦断面図である。 実施形態に係る微小気泡発生装置に用いるパッキンの縦段面図である。 実施形態に係る微小気泡発生装置のうち、気泡発生管の端部の封止及び保持構造を模式的に示す説明図である。 参考形態に係る微小気泡発生装置の縦断面構造を模式的に示す説明図である。 参考形態に係る微小気泡発生装置のうち、気泡発生管の端部の封止及び保持構造を模式的に示す説明図である。
(実施形態)
本発明の実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。図1は、実施形態に係る微小気泡発生装置100の断面構造を模式的に示す縦断面図を含む説明図であり、図2は、図1におけるC−C断面での、微小気泡発生装置100の横断面図である。
本実施形態に係る微小気泡発生装置(以下、単に発生装置ともいう)100は、この発生装置100内に保持された複数の気泡発生管110に、図示しないポンプにより圧送した液体LQ(例えば、水)を流し、図示しないガスボンベから送出された気体GA(例えば、水素)の微小気泡BBを吹き込んで、微小気泡含有液体BLQを生成し排出する装置である。この発生装置100では、各々の気泡発生管110が水平に保持されるように設置される。
発生装置100は、複数(本実施形態では13本)の気泡発生管110と、これを保持し包囲するハウジング120とからなる。
このうち、気泡発生管110は、断面円形で直線状に延びた直円管形状で、その全体が多孔質アルミナからなる。この気泡発生管110のうち、その外径をDP1(本実施形態では、DP1=φ10mm)、内径をDP2(本実施形態では、DP2=φ7mm)、全長をLP(本実施形態では、LP=250mm)とし、図1において左端部(液体LQの流れのうち上流側の端部)を上流側端部112とし、右端部(同じく下流側の端部)を下流側端部113とし、上流側端部112と下流側端部113との間の部位を中央部114とする。気泡発生管110は、水銀圧入法(JIS R1655)を用いて細孔径分布を測定し、この細孔径分布において、大径側の上位10%となる細孔径をD(10)とすると、D(10)=2μm以下の多孔質アルミナからなる。具体的には、本実施形態では、D(10)=1.4μmである。このため、この気泡発生管110を用いて、その管外(ハウジング120内)にゲージ圧で1.5気圧程度の気体GAを送り込むと、管内の液体LQ中に、1μm以下の気泡を含む微小気泡BBを吹き込むことができる。
一方、ハウジング120は、複数の気泡発生管110の上流側端部112(図1において左端部)をそれぞれ支持する上流側支持部130と、気泡発生管110の下流側端部113(図1において右端部)をそれぞれ支持する下流側支持部150と、上流側支持部130と下流側支持部150との間隔を保って複数の気泡発生管110の周囲を包囲する筒状の胴部170と、を備える。
このうち上流側支持部130は、概略円板状の上流側保持部材131と、パッキン180と、上流側保持部材131を気泡発生管110の長手方向NXの一方側NX1から覆う上流側カバー具140とからなる。
ステンレス材からなる上流側保持部材131のうち、液分配部136には、気泡発生管110の上流側端部112を挿入する13ヶの発生管挿入孔132が、軸線AXを中心とした所定の配置にそれぞれ穿孔されている(図2,図5参照)。各々の発生管挿入孔132は、小径部132H1(小径DH1)と大径部132H2(大径DH2)との間に段面132Dを有する段付き穴形状である。本実施形態では、小径DH1=φ6.5mm、大径DH2=φ12.5mmとしてある。
この発生管挿入孔132の大径部132H2内には、外形円柱状で中央に段付き穴を設けた、EPDMからなるパッキン180が配置されている(図4参照)。即ち、パッキン180の外径DG3は、発生管挿入孔132の大径部132H2の大径DH2よりもやや小さくされており(DG3=φ12mm<DH2=φ12.5mm)、発生管挿入孔132の大径部132H2内に挿入可能となっている。このパッキン180は、下段(図4において左側)に位置する端面圧接部181と、上段(図4において右側)に位置する外周介在部182とからなる。外周介在部182の内径DG1(本実施形態では、DG1=φ10mm)は、気泡発生管110の外径DP1と等しくされている。このため、発生管挿入孔132内に挿入した気泡発生管110の上流側端部112を、さらに、パッキン180の外周介在部182内に挿入することができる。かくして、気泡発生管110の上流側端部112はパッキン180の外周介在部182に包囲され、上流側端部112の端面112Tは、パッキン180の段面184に当接している。但し、気泡発生管110の上流側端部112の外周面112Gと、パッキン180の外周介在部182の内周面185とは、十分には密着しておらず、外周面112Gと内周面185との間で、封止されてはいない。
一方、パッキン180の端面圧接部181の内径DG2(本実施形態では、DG2=φ6mm)は、気泡発生管110の内径DP2(DP2=φ7mm)よりも小さくされている(DG2<DP2)。即ち、パッキン180の段面184は、外径(外周介在部の内径)DG1(DG1=φ10mm)及び内径DG2(DG2=φ6mm)の円環状である。一方、気泡発生管110の端面112Tは、外径DP1(DP1=φ10mm),内径DP2(DP2=φ7mm)である。このため、気泡発生管110の上流側端部112の端面112Tの全体が、パッキン180の段面184に当接している。
更に後述するように、気泡発生管110、パッキン180、上流側保持部材131、下流側保持部材151、及び管包囲部材171の相互の寸法関係から、気泡発生管110の上流側端部112の端面112Tの全体が、上流側保持部材131の発生管挿入孔132内でパッキン180の段面184に圧接しており、上流側端部112は、パッキン180により端面112Tで気密及び液密に封止されている。また、気泡発生管110の上流側端部112は、パッキン180を介して上流側保持部材131に保持されている。このため、上流側保持部材131の一方側NX1から、液体LQを各気泡発生管110内に送り込むことができる。
上流側保持部材131のうち周囲部分は、段状に切り欠かれており、後述する管包囲部材171(胴部170)のうち一方側NX1の第1フランジ部173を嵌め込んで係止する係止段部134とされている。また、後述するように、上流側カバー具140、上流側保持部材131及び管包囲部材171の第1フランジ部173を締結するボルト146の軸部147を挿通するボルト挿通孔135が、6箇所穿孔されている。
また液分配部136には、各発生管挿入孔132が存在する範囲に亘って、凹状の液分配凹部137が設けられており、後述する液流入部143から流入した液体LQが、図1において黒矢印で示すように、液分配凹部137を介して、各々の気泡発生管110(上流側端部112)の管内に分配される。
ステンレス材からなる上流側カバー具140は、円板状の上流側端部カバー部141と、この中央から長手方向一方側NX1に突出する液流入部143とを有する。この液流入部143がなす液流入口144には、図示しない液配管が接続され、液体LQが流入する液体流入口となっている。また、上流側端部カバー部141は、液分配凹部137を覆い、上流側保持部材131の液分配部136との間に、流入した液体LQを各気泡発生管110に分配する空間を形成する。
上流側カバー具140のうち周囲部分にも、ボルト146の軸部147を挿通するボルト挿通孔142が、上流側保持部材131のボルト挿通孔135に重なる配置で、6箇所穿孔されている。
一方、下流側支持部150は、概略円板状の下流側保持部材151と、パッキン180と、下流側保持部材151を長手方向NXの他方側NX2から覆う下流側カバー具160とからなる。
ステンレス材からなる下流側保持部材151のうち、集合経路部156には、気泡発生管110の下流側端部113を挿入する13ヶの発生管挿入孔152が、軸線AXを中心とした所定の配置にそれぞれ穿孔されている(図2,図5参照)。各々の発生管挿入孔152は、小径部152H1(小径DH1)と大径部152H2(大径DH2)との間に段面152Dを有する段付き穴形状である。本実施形態では、上流側保持部材131と同じく、小径DH1=φ6.5mm、大径DH2=φ12.5mmとしてある。
上流側保持部材131と同じく、この発生管挿入孔152の大径部152H2内にも、前述のパッキン180が配置されている(図4参照)。このため、発生管挿入孔152内に挿入した気泡発生管110の下流側端部113を、さらに、パッキン180の外周介在部182内に挿入することができる。かくして、上流側保持部材131及び気泡発生管110の上流側端部112と同じく、気泡発生管110の下流側端部113はパッキン180の外周介在部182に包囲され、下流側端部113の端面113Tは、パッキン180の段面184に当接している。但し、気泡発生管110の下流側端部113の外周面113Gと、パッキン180の外周介在部182の内周面185とは、十分には密着しておらず、外周面113Gと内周面185との間で、封止されてはいない。
一方、パッキン180の端面圧接部181の内径DG2(本実施形態では、DG2=φ6mm)は、気泡発生管110の内径DP2(DP2=φ7mm)よりも小さくされている(DG2<DP2)。このため、気泡発生管110の下流側端部113の端面113Tも、その全体が、パッキン180の段面184に当接している。
更に後述する寸法関係から、気泡発生管110の下流側端部113の端面113Tの全体が、下流側保持部材151の発生管挿入孔152内でパッキン180の段面184に圧接しており、下流側端部113は、パッキン180により端面113Tが気密及び液密に封止されている。気泡発生管110の下流側端部113も、下流側保持部材151に液密に保持されている。このため、各気泡発生管110内から、下流側保持部材151の他方側NX2へ、微小気泡含有液体BLQを流出させることができる。
下流側保持部材151のうち周囲部分は、段状に切り欠かれており、後述する管包囲部材171の他方側NX2の第2フランジ部174を嵌め込んで係止する係止段部154とされている。また、後述するように、下流側カバー具160、下流側保持部材151及び管包囲部材171の第2フランジ部174を締結するボルト166の軸部167を挿通するボルト挿通孔155が、6箇所穿孔されている。
また集合経路部156には、各発生管挿入孔152が存在する範囲に亘って、凹状の集合経路凹部157が設けられており、各気泡発生管110の下流側端部113から流出した微小気泡含有液体BLQが、図1において縞状黒矢印で示すように、集合経路凹部157を介して集められ、次述する液流出部163に導かれる。
ステンレス材からなる下流側カバー具160は、円板状の下流側端部カバー部161と、この中央から長手方向他方側NX2に突出する液流出部163を有する。この液流出部163がなす液流出口164には、図示しない液配管が接続され、微小気泡含有液体BLQが流出する液体流出口となっている。また、下流側端部カバー部161は、集合経路凹部157を覆い、下流側保持部材151の集合経路部156との間に、各気泡発生管110の下流側端部113から流出した微小気泡含有液体BLQを液流出部163に導く空間を形成する。
また、下流側カバー具160のうち周囲部分にも、ボルト166の軸部167を挿通するボルト挿通孔162が、下流側保持部材151のボルト挿通孔155に重なる配置で、6箇所穿孔されている。
次いで胴部170について説明する(図1参照)。胴部170は、上流側支持部130と下流側支持部150との間隔を保つと共に、気泡発生管110を包囲する管包囲部材171及びボルト146,166を含む。ステンレスからなる筒状の管包囲部材171は、13本の気泡発生管110の周囲を囲む、概略円筒状の管包囲部172のほか、この管包囲部172の長手方向一方側NX1の端部から径方向外側に向けて拡がる第1フランジ部173、管包囲部172の長手方向他方側NX2の端部から径方向外側に向けて拡がる第2フランジ部174を有する。
さらに、円筒状の管包囲部172の長手方向NX中央部分のうち上方には、気体流入口177をなす気体流入部176が、外側に突出する形態に設けられている。この気体流入口177には、図示しない気体配管から、所定の圧力に調圧された気体GAが供給される。
この管包囲部材171の第1フランジ部173を、上流側保持部材131の係止段部134に嵌め込み、上流側カバー具140のボルト挿通孔142と上流側保持部材131のボルト挿通孔135とを挿通したボルト146の雄ネジ部148を、第1フランジ部173に設けた雌ネジ孔173Hにねじ込むことにより、上流側カバー具140、上流側保持部材131及び管包囲部材171(第1フランジ部173)が互いに締結されている。
また、管包囲部材171の第2フランジ部174を、下流側保持部材151の係止段部154に嵌め込み、下流側カバー具160のボルト挿通孔162と下流側保持部材151のボルト挿通孔155とを挿通したボルト166の雄ネジ部168を、第2フランジ部174に設けた雌ネジ孔174Hにねじ込むことにより、下流側カバー具160,下流側保持部材151及び管包囲部材171(第2フランジ部174)が互いに締結されている。
また、この管包囲部材171により、上流側支持部130(上流側保持部材131)と下流側支持部150(下流側保持部材151)との間の間隔Mが、所定の寸法に規制されている。
また、発生装置100において、13本の気泡発生管110は、図2に示すように配置されている。この図2は、図1おける発生装置100のC−C断面のうち、13本の気泡発生管110及び管包囲部材171(管包囲部172)の端面のみを示したものである。13本の気泡発生管110は、軸線AXの周りに60度毎の回転対称に配置され、且つ、各々の気泡発生管110の中心が、互いに合同な仮想正三角形の頂点に位置する形態に配置されている。
複数の気泡発生管110を、このような形態に配置すると、複数の気泡発生管110を、中央の気泡発生管110を中心として、偏りなく配置することができ、複数の気泡発生管110を、上流側支持部130(上流側保持部材131)及び下流側支持部150(下流側保持部材151)で確実に支持した発生装置100とすることができる。
またこの発生装置100では、複数(本実施形態1では13本)の気泡発生管110を用いており、液体LQを各々の気泡発生管110に分配しているので、各々の気泡発生管110内で微小気泡BBを発生させることができる。つまり、液体LQに接する気泡発生管110(多孔質セラミックス)の面積を増やすことができ、液体LQ中により多くの微小気泡BBを吹き込むことができる。しかも、一本の長い気泡発生管を用いる場合に比して、各々の気泡発生管110の長さを短くできるので、各々の気泡発生管110の強度が高く信頼性のある微小気泡含有液体BLQの発生装置100となる。
しかも、本実施形態の発生装置100では、液体LQに気体GAの微小気泡BBを吹き込むに当たり、液体LQが外気に触れることがないので、清浄な状態で、液体LQを微小気泡含有液体BLQにすることができる。
さて、前述したように、気泡発生管110の上流側端部112の端面112Tは、その全体が、上流側保持部材131の液分配部136の発生管挿入孔132内において、パッキン180の段面184に圧接している。また、同じく前述したように、気泡発生管110の下流側端部113の端面113Tも、その全体が、下流側保持部材151の集合経路部156の発生管挿入孔152内において、同様に、パッキン180の段面184に圧接している。
このように気泡発生管110の端面112T,113Tが、それぞれパッキン180の段面184に圧接しているのは、気泡発生管110、パッキン180、上流側保持部材131、下流側保持部材151、及び管包囲部材171の寸法関係を、以下のように調整してあるためである。
パッキンの段面184をなす端面圧接部181の自由状態における厚みをHG1(本実施形態では、HG1=4.5mm)とする。さらに、上流側保持部材131の発生管挿入孔132のうち、大径部132H2の深さHH2(本実施形態では、HH2=10.5mm)とし、下流側保持部材151の発生管挿入孔152についても、同様に、大径部152H2の深さHH2(本実施形態では、HH2=10.5mm)とする。また、管包囲部材171の寸法を、上流側保持部材131と下流側保持部材151との間の間隔M(本実施形態では、M=236mm)が、所望の大きさになる寸法とする。
すると、気泡発生管110の全長LP(本実施形態では、LP=250mm)と、自由状態での2つのパッキン180の端面圧接部181の厚みHG1(本実施形態では、HG1=4.5mm)の和(259mm)が、上流側保持部材131と下流側保持部材151との間隔M(本実施形態では、M=236mm)と、2つの発生管挿入孔132,152の大径部132H2,152H2の深さHH2(本実施形態では、HH2=10.5mm)の和(257mm)よりも、僅かに大きくなる(259−257=2mm)。つまり、本実施形態の発生装置100では、2つのパッキン180の端面圧接部181は、それぞれ、気泡発生管110と上流側保持部材131あるいは下流側保持部材151とに挟まれることで、それぞれ自由状態に比して1mm程度圧縮されており、その反力により、気泡発生管110の両端面112T,113Tの全体が、それぞれ、パッキン180の段面184に圧接して、気密及び液密に封止されている。そしてこれにより、気泡発生管110は、その長手方向NXの一方側NX1にも他方側NX2にも押圧され、即ち、長手方向NXに圧縮され、上流側保持部材131及び下流側保持部材151(上流側支持部130及び下流側支持部150)に保持される。
なお、気泡発生管110の内径DP2(DP2=φ7mm)と、パッキン180の端面圧接部181の内径DG2(DG2=φ6mm)と、発生管挿入孔132,152の小径部132H1,152H1の小径DH1(DH1=φ6.5mm)とを、DG2<DH1<DP2の関係としている。従って、気泡発生管110の端面112T,113T全体を、を、パッキン180の端面圧接部181を介して、発生管挿入孔132,152の段面132D,152Dで押圧できる。また、気泡発生管110の内径DP2(DP2=φ7mm)とパッキン180の端面圧接部181の内径DG1(DG2=φ6mm)の寸法差が僅か(径差1mm)であるので、パッキン180の端面圧接部181が、気泡発生管110の上流側端部112あるいは下流側端部113の内周面112N,113Nを覆うこともない。このため、上流側端部112及び下流側端部113の内周面112N,113Nとパッキン180(端面圧接部181)との間に、滞留液体が発生することもない。
このため、図7と図5の対比から容易に理解できるように、本実施形態の発生装置100では、気泡発生管110の端面112T,113Tにパッキン180の端面圧接部181(段面184)が圧接しているので、気泡発生管110の端面112T,113Tに接する形態で、滞留液体CLQが生じることがない。このため、滞留液体CLQ中に、端面112T,113Tから、微小気泡BBが吹き込まれ、これが成長して大気泡GBとなることがない。かくして、滞留液体CLQに起因して、上流側端部112あるいは下流側端部113から微小気泡含有液体BLQ中に大きな気泡GBが混入するのを防止できる。
しかも、本実施形態の発生装置100では、気泡発生管110の上流側端部112及び下流側端部113の両方が、それぞれパッキン180を介して上流側保持部材131あるいは下流側保持部材151に液密に保持されてなる。このため、上流側端部112及び下流側端部113のいずれからも、微小気泡含有液体BLQ中に大きな気泡が混入するのを防止できる。
さらに本実施形態の発生装置100では、パッキン180に外周介在部182を設けてあるので、気泡発生管110の上流側端部112及び下流側端部113の外周面112G,113Gが、これを保持する上流側保持部材131あるいは下流側保持部材151に直接接触しない。このため、気泡発生管110が上流側端部112及び下流側端部113において、割れたり欠けたりする不具合を効果的に防止できる。
しかも、この発生装置100では、気泡発生管110が直円管の形態を有している。このため、パッキン180の端面圧接部181を気泡発生管110の端面112T,113Tに圧接するのと、上流側保持部材131及び下流側保持部材151で気泡発生管110を長手方向NXに押圧して保持するのとを同時にできるので、気泡発生管110の端部112,113の保持と封止が容易である。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
上述の実施形態では、気泡発生管110の上流側端部112及び下流側端部113の端面112T,113Tの両方を、それぞれパッキン180の端面圧接部181に圧接させたが、上流側端部112及び下流側端部113のうち一方の被圧接端部のみ、パッキン180の端面圧接部181に圧接させる構成としても良い。この場合には、被圧接端部からの大気泡GBの発生を防止できる。
実施形態では、気泡発生管110の数を13本としたが、他の本数としても良い。また、気泡発生管110として多孔質アルミナからなるものを例示したが、他の多孔質セラミックス(チタニア、ジルコニア、シリカ、窒化ケイ素、炭化ケイ素など)や金属多孔質体で構成することもできる。
また、実施形態においては、上流側支持部130、下流側支持部150、胴部170の各部材をステンレスなどの金属材で形成した例を示したが、液体LQに接する部位(部材)を、フッ素樹脂などの樹脂やアルミナなどのセラミックスその他の非金属の材料で構成することができる。また、金属材のうち液体に接する部位を、フッ素樹脂等でライニングした部材を用いることもできる。
100 微小気泡発生装置
LQ 液体
BLQ 微小気泡含有液体
GA 気体
BB 微小気泡
GB 大気泡
NX (気泡発生管の)長手方向
NX1 (長手方向の)一方側
NX2 (長手方向の)他方側
110 気泡発生管(多孔質パイプ)
112 (気泡発生管の)上流側端部(被圧接端部)
112T (上流側端部の)端面
112N (上流側端部の)内周面(端部内側面)
112G (上流側端部の)外周面(端部外周面)
113 (気泡発生管の)下流側端部(被圧接端部)
113T (下流側端部の)端面
113N (下流側端部の)内周面(端部内側面)
113G (下流側端部の)外周面(端部外周面)
120 ハウジング
M (上流側保持部材と下流側保持部材との)間隔
131 上流側保持部材(端部保持部材、上流側支持部)
132 (上流側保持部材のうち)発生管挿入孔
132D,152D (発生管挿入孔の)段面
140 上流側カバー具(上流側支持部)
151 下流側保持部材(端部保持部材)
152 (下流側保持部材のうち)発生管挿入孔
160 下流側カバー具(下流側支持部)
171 管包囲部材(胴部)
172 (管包囲部材の)管包囲部
180 パッキン(上流側支持部,下流側支持部)
181 端面圧接部
182 外周介在部
184 (端面圧接部の)段面

Claims (4)

  1. 多孔質体からなるパイプ状の多孔質パイプを有し、上記多孔質パイプの外部から気体を供給して、上記多孔質パイプ内を流れる液体中に上記気体の微小気泡を発生させる微小気泡発生装置であって、
    上記多孔質パイプの上流側端部及び下流側端部のうち少なくともいずれかの被圧接端部は、端部内側面を覆わず、端面全体に圧接する端面圧接部を有するパッキンで封止されてなる
    微小気泡発生装置。
  2. 請求項1に記載の微小気泡発生装置であって、
    前記多孔質パイプの前記上流側端部及び前記下流側端部のいずれも前記被圧接端部であり、それぞれ、前記パッキンで封止されてなる
    微小気泡発生装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の微小気泡発生装置であって、
    前記多孔質パイプの前記被圧接端部を保持する端部保持部材を備え、
    前記パッキンは、
    上記多孔質パイプの上記被圧接端部の端部外周面を覆って、上記端部保持部材と上記多孔質パイプの上記端部外周面との間に介在する外周介在部を有する
    微小気泡発生装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の微小気泡発生装置であって、
    前記多孔質パイプの前記被圧接端部を保持する端部保持部材を備え、
    前記多孔質パイプは、
    直管の形態をなしており、
    上記多孔質パイプは、
    前記パッキンの前記端面圧接部を介して、上記端部保持部材に長手方向に押圧されて保持されてなる
    微小気泡発生装置。
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