JP2010063763A - 流路切替装置およびこれを備えた給湯装置 - Google Patents

流路切替装置およびこれを備えた給湯装置 Download PDF

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Abstract

【課題】単数の供給元の液体流路と、複数の供給先の液体流路との各連通を容易に切り替え可能で簡素な流路切替装置およびこれを備えた給湯装置を提供することを目的とする。
【解決手段】底部上面28aの半径方向外側に周方向に離間して設けた複数の流路入口30を有し、流路入口30にそれぞれ連通する複数の下流側流路12を備える有底円筒状の本体14と、本体14内に液密かつ回動可能に収容される円柱状部18を含むアクチュエータ20を備えるようにする。円柱状部18は、本体14の底部上面28aと対向する底面18bの半径方向外側に流路出口38を有し、流路出口38に連通する上流側流路16を備える。アクチュエータ20の円柱状部18の回動によって、上流側流路16と連通する下流側流路12を切り替えるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、湯などの液体の流路を切り替える流路切替装置およびこれを備えた給湯装置に関し、特に、カップ式の飲料自動販売機や飲料ディスペンサなどに備わる湯タンクなどによる給湯装置からの湯の供給先を切り替えるのに好適な流路切替装置およびこれを備えた給湯装置に関する。
従来、カップ式の飲料自動販売機や飲料ディスペンサにおいて、給湯装置の温水流路(液体流路)が知られている(例えば、特許文献1の図2参照)。特許文献1の温水流路は、温水タンク(湯水タンク)に接続された複数の配管によって構成され、温水タンク内の温水は、各配管を介して複数の供給先に供給されるようになっている。
特開2001−109937号公報
ところで、上記の従来の特許文献1の温水流路では、各配管が温水タンクに直接接続されてあるので、複数の配管のそれぞれに対して専用のバルブを設ける必要がある。この場合、バルブおよび配管の接続部の配置スペースを確保する必要から温水タンクの外形が大きくなってしまう。このため、構成部品が増えて構造が複雑となり部品や組立加工に係るコストが上昇するおそれがある。また、タンク容積が大きいとタンクの加熱や保温の効率において不利となりコストが上昇するおそれがある。
一方、省エネルギーの観点から、温水タンク周囲には断熱材を設けるのが通常である。この場合、断熱材には、配管を通すための開口が設けられる。通すべき配管の数が多いと開口の面積は必然的に大きくなる。開口面積が大きいと温水タンクの熱はこの大きな開口を通じて外部に放熱し易くなり、熱ロスが増大する。他方、配管の接続部やバルブの数が増すと監視負担が増大する。しかも温水タンクに接続する複数の配管やバルブが互いに接近するように密集配置してあると、点検や修理などのメンテナンス作業がしづらくなる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、単数の供給元の液体流路と、複数の供給先の液体流路との各連通を容易に切り替え可能で簡素な流路切替装置およびこれを備えた給湯装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る流路切替装置は、複数の液体流路のうちから少なくとも一つの液体流路を選択して液体が流れる流路を切り替える流路切替装置であって、底部上面の半径方向外側に周方向に離間して設けた複数の流路入口を有し、前記複数の流路入口にそれぞれ連通する複数の下流側流路を備える有底円筒状の本体と、前記本体内に液密かつ回動可能に収容される円柱状部であって、前記本体の底部上面と対向する底面の半径方向外側に流路出口を有し、前記流路出口に連通する上流側流路を備える円柱状部を含むアクチュエータとを有し、前記アクチュエータの円柱状部の回動によって、上流側流路と連通する下流側流路を切り替えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る流路切替装置は、上述した請求項1において、前記流路の内面を滑らかな曲面で構成するとともに、前記流路内を通過する液体を整流するためのフィレットを前記流路の内面に設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る流路切替装置は、上述した請求項2において、前記フィレットは、前記流路内面の対向した二箇所から互いに向けて突出する一方で、前記流路の軸方向に延在する一対の平板部からなり、上流側流路と下流側流路の軸心を一致させた際における上流側流路内面の前記フィレットは、下流側流路内面の前記フィレットに対して軸周りに90度ずれた位置に配置されてあることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る流路切替装置は、上述した請求項1から請求項3のいずれか一つにおいて、前記下流側流路の入口の縁部分にC面が形成されることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る流路切替装置は、上述した請求項4において、前記C面の傾斜角度は、前記本体の底部上面に対して30°以上の角度とされてあることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る流路切替装置は、上述した請求項1から請求項5のいずれか一つにおいて、前記円柱状部を回動駆動するステッピングモータまたは前記円柱状部の回動角度を検出するエンコーダを有し、前記ステッピングモータに設定した所定の回動角度または前記エンコーダの出力値に応じて前記円柱状部の回動位置を制御する回動位置制御手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る流路切替装置は、上述した請求項6において、前記回動位置制御手段は、前記円柱状部底面の上流側流路出口が前記本体の底部上面の隣り合う二つの下流側流路入口の間に位置するように前記円柱状部の回動位置を制御して上流側流路出口と前記二つの下流側流路入口とをそれぞれ連通状態にし、上流側流路からの液体流量を前記二つの下流側流路に対して前記円柱状部の回動位置に応じた所定の比率で分配することを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る流路切替装置は、上述した請求項6または7において、前記回動位置制御手段は、前記円柱状部の回動位置および回動停止時間を制御して、上流側流路から各下流側流路に流れ込む液体流量を制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項9に係る流路切替装置は、上述した請求項1から請求項8のいずれか一つにおいて、前記本体と前記円柱状部との間に、スケール物質の通過を許容する隙間を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項10に係る給湯装置は、上述した請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の流路切替装置を備えた給湯装置であって、貯湯容器と、前記貯湯容器の周囲に配設した断熱部材と、前記貯湯容器内に貯えられた湯を前記断熱部材の外部に導く流路とをさらに備え、前記流路は、前記断熱部材の外部に設けた前記流路切替装置の上流側流路に接続されていることを特徴とする。
本発明の流路切替装置によれば、複数の液体流路のうちから少なくとも一つの液体流路を選択して液体が流れる流路を切り替える流路切替装置であって、底部上面の半径方向外側に周方向に離間して設けた複数の流路入口を有し、前記複数の流路入口にそれぞれ連通する複数の下流側流路を備える有底円筒状の本体と、前記本体内に液密かつ回動可能に収容される円柱状部であって、前記本体の底部上面と対向する底面の半径方向外側に流路出口を有し、前記流路出口に連通する上流側流路を備える円柱状部を含むアクチュエータとを有し、前記アクチュエータの円柱状部の回動によって、上流側流路と連通する下流側流路を切り替えるので、単数の供給元の液体流路(上流側流路)と、複数の供給先の液体流路(下流側流路)との各連通を容易に切り替えることができる。
このように、温水タンクなどの供給元の容器と接続される上流側流路の数が単数となって供給元の容器との接続箇所数が少なくて済むので、供給元の容器の構造の複雑化を招かない。また、容器側に接続部の配置スペースを多数確保する必要がないことから、容器の大型化を招かず、容器の大きさを必要最小限の大きさにすることができ、コスト低減を図ることができる。
また、供給元の容器の大型化を招かないことから、例えば、供給元の容器が温水タンクの場合には、温水タンク内の水を加熱保温するためのヒータの容量を必要最小限の容量に設定することができる。しかも、容器は必要最小限の大きさでよく、この結果、容器内に余分な水を貯めなくて済むので、容器内の水を必要な水温まで昇温する時間は従来の構成よりも短時間で済む。このため、温水タンク内の水を所定温度まで昇温する間の待ち時間を従来よりも短くすることができる。このように、供給元の容器の大型化を招かず、容器の大きさを必要最小限にできることから、温水タンクのセッティング作業時や温水タンク内の湯切れ時などにおいて、湯を迅速に生成する場合などに有効である。
さらに、従来の構成ではバルブ数が複数に及び、しかも温水タンクに接近するように密集配置されてあったことから、複数の配管毎に設けた個々のバルブに対する監視負担やメンテナンスに係る労力は多大であった。しかし、本発明によれば、バルブ数は上流側流路への流入量を調整するためのバルブ1個で済み、このバルブと流路切替装置に対して監視およびメンテナンス作業を行えば足り、従来の構成に比べて監視負担やメンテナンスに係る労力を減らすことができる。さらに、これにより、複数の供給先に湯を供給する給湯装置などの給液装置における信頼性を高めることができる。
一方、本発明の流路切替装置を備えた給湯装置によれば、貯湯容器と、前記貯湯容器の周囲に配設した断熱部材と、前記貯湯容器内に貯えられた湯を前記断熱部材の外部に導く流路とをさらに備え、前記流路は、前記断熱部材の外部に設けた前記流路切替装置の上流側流路に接続されているので、断熱部材に形成される湯供給のための流路挿通用の開口の大きさを小さくすることができる。このため、貯湯容器から開口を通じて外部に放熱することによる熱ロスの増大を抑制し、省エネルギー効果を高めることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る流路切替装置およびこれを備えた給湯装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る流路切替装置の断面図であり、図2は、流路切替装置の外観斜視図である。図3は、斜め下から見た流路切替装置の分解斜視図、図4は、斜め上から見た流路切替装置の分解斜視図である。
図1〜図4に示すように、本発明に係る流路切替装置10は、6本の下流側流路12を有する有底円筒状の本体14と、1本の上流側流路16を有する円柱状部18としてのアクチュエータ20と、回動位置制御手段としてのステッピングモータ22と、液体導入口24を有するカバー26とを備える。アクチュエータ20の円柱状部18は、本体14内に液密かつ回動可能に収容される。
図5は、斜め上から見た本体の斜視図であり、図6は、斜め下から見た本体の斜視図である。図7は、本体の上面図であり、図8は、図7のA−A線に沿った本体の切断斜視図である。
本体14は、図5〜図8に示すように、底部28の上面28aに複数(本実施形態では6つ)の流路入口30を有する。この流路入口30は、上流側流路16を接続するためのものである。この6つの流路入口30は、底部上面28aの半径方向外側に周方向に離間して設けられ、各流路入口30には下流側流路12がそれぞれ連通してある。下流側流路12は、本体14の底部28を上下に貫通し、底部下面28bから下側に向けて突出した円形断面の管路により構成される。下流側流路12の下端は、各供給先への配管が接続可能とされてある。なお、本体14の底部上面28aの半径方向内側には凸状部32が形成され、中心にはステッピングモータ22の出力軸22aをアクチュエータ20に通す軸穴34が設けてある。
流路入口30は、円形断面の形状をしており、流路入口30の縁部分には、C面36が形成されてある。このC面36は、流路入口30における液体の飛散を抑制するためのものである。つまり、上流側流路16の出口38から出た液体が多少暴れたとしても、C面36の傾斜によって液体を下流側流路12にスムーズに流入させることができる。C面36の傾斜角度は、底部上面28aに対して30°以上の角度とするのが好ましい。
図9は、斜め上から見たアクチュエータの円柱状部の斜視図であり、図10は、斜め下から見た円柱状部の斜視図である。図11は、円柱状部の上面図である。
また、図12は、図11のX1−X1線に沿った円柱状部の切断斜視図であり、図13は、図11のX2−X2線に沿った切断斜視図、図14は、図11のX3−X3線に沿った切断斜視図である。また、図15は、図11のY1−Y1線に沿った切断斜視図、図16は、図11のY2−Y2線に沿った切断斜視図、図17は、図11のY3−Y3線に沿った切断斜視図である。
アクチュエータ20は、図9〜図12に示すように、上面18aが円錐面で下面18bが開口した円柱状部18からなり、内部には放射状のリブ40が形成されてある。上流側流路16は、円柱状部18を上から下に斜めに貫通しており、円柱状部18の上面18aの軸心位置に入口42が、下面18bの半径方向外側に流路出口38が配置される略円形断面の傾斜管路である。
より詳細には、上流側流路16は、図12〜図17に示すように、入口42から下方に若干延び、そこから傾斜して下方に行くに従い半径方向外側に延び、下面18b近くに至り下方に延びて流路出口38に接続している。流路出口38は、本体14側の各流路入口30と対向可能な位置であって、下面18bよりも若干下方に突き出るように配置されてある。また、円柱状部18の下面18bの流路出口38よりも半径方向内側には凹状部44が形成される。この凹状部44が本体14の凸状部32が嵌り込む態様で円柱状部18は本体14内に収容される。また、円柱状部18の下面18bの軸心位置には軸凹孔46が設けられ、ステッピングモータ22の出力軸22aが係合してある。
このような簡素な構成によって、ステッピングモータ22で円柱状部18を回動し、上流側流路16の出口38と下流側流路12の入口30とを対向させることで上流側流路16とこの下流側流路12とを連通状態にする一方、残りの下流側流路12との連通を絶つことができる。このため、本発明によれば、単数の供給元の液体流路(上流側流路16)と、複数の供給先の液体流路(下流側流路12)との各連通を容易に切り替えることができる。
したがって、温水タンクなどの供給元の容器と接続される上流側流路の数が単数となって供給元の容器との接続箇所数が少なくて済むので、供給元の容器の構造の複雑化を招かない。また、容器側に接続部の配置スペースを多数確保する必要がないことから、容器の大型化を招かず、容器の大きさを必要最小限の大きさにすることができ、コスト低減を図ることができる。
上流側流路16および下流側流路12の内面は、滑らかな曲面で構成されてあり、各流路12,16の内面には流路内を通過する液体を整流するためのフィレット48a,48bがそれぞれ設けてある。
フィレット48a,48bは、流路内面の対向した二箇所から互いに向けて突出する一方で、流路の軸方向に延在する一対の平板部50からなる。そして、図11等に示すように、一対の平板部50の先端50a同士は離れており、流路断面の中央部分にスケール等の異物を詰まらせずに流下可能な開口52が確保してある。
図18は、本体内に円柱状部が収容された場合の上面図であり、上流側流路と下流側流路とが連通状態とされた図である。図18等に示すように、下流側流路12のフィレット48aの突出方向は、上流側流路16のフィレット48bの突出方向に対して流路軸周りに90度ずれた位置にされており、互いの流路の軸心を一致させた際には軸方向視で交差する位置関係になる。
より詳細には、上流側流路16のフィレット48bは、アクチュエータ20の軸心に対して放射方向に突出するように設けてある。一方、下流側流路12のフィレット48aは、アクチュエータの軸心に対して放射方向に直交する方向に突出するように設けてある。このため、流路が選択された時点で、上流側流路16および下流側流路12のフィレット48a,48bは、流路の軸方向視で交差部分が開いた略十字状に交差する態様となる。
このように、フィレット48a,48bを交差配置することで、流路断面積を変化させず、かつ、流路断面積を減少させずに、液体の暴れを減衰させたり、偏流や乱れの発生を少なくし、流路内での液体の流れを整流して安定させることができる。このため、液体をスムーズに流下させることができる。また、乱れ等に伴う流路内の流動抵抗が低くなるので、フィレットを有しない同一断面積の流路よりも大きな流量を流すことができる。
図19は、流路切替装置の切断斜視図であり、図20は、カバーを除いた流路切替装置の切断斜視図である。図19および図20等に示すように、特に本実施形態では、上流側流路16内において、流れの方向が下方、斜め下方、下方と変化してから下流側流路12内に流れ込むように構成されてあるので、流れの方向の変化に伴う遠心力などの慣性力の影響を受け流況に偏流や乱れが生じるおそれがある。しかし、上記のように、交差した態様のフィレット48a,48bを設けることで、こうした偏流や乱れの発生を少なくすることができる。
ステッピングモータ22は、図1〜図4等に示すように、アクチュエータ20を回動駆動するためのものであり、本体14の底部下面28bに同軸状に設けられる。モータ22の出力軸22aは、本体14の底部28の軸穴34を挿通し液体侵入防止用Oリング54を介してアクチュエータ20の円柱状部18の下面18bの軸凹孔46に係合してある。円柱状部18の回動角度および回動位置は、ステッピングモータ22のパルス数制御によって制御され、これにより上流側流路16の軸心と下流側流路12の軸心とが合致するように制御することができる。なお、本体14の底部上面28aの半径方向外側には、図5等に示すように、アクチュエータ原点出し用の段差56が設けてあり、ステッピングモータ22によって回転して脱調させることで原点位置とするようにされてある。
カバー26は、図1〜図4および図21の流路切替装置の上面図等に示すように、略円錐面状の半透明の部材であり、アクチュエータ20の円錐面(上面18a)と本体14の円筒外周面とを外嵌被覆するように配置され、本体14に係合してある。カバー26の円錐頂部には、上端に液体導入口24を備える円管が設けてあり、この円管の下端出口は、アクチュエータ20の上流側流路16の入口42に対向配置される。また、円錐下端には、図1および図2等に示すように、下方に延びる筒状鍔部58が形成してある。筒状鍔部58の周方向に等間隔の3箇所には、下方に延びる係合部60が設けてある。係合部60には、本体14の係合爪14aと係合可能な係合孔60aが設けてある。
上記構成の動作および作用について説明する。
ステッピングモータ22を駆動すると、予め設定した所定角度だけアクチュエータ20の円柱状部18が回動して、円柱状部18の下面18bの上流側流路16の出口38が、本体14の底部上面28aの6つの下流側流路12の入口30のうち一つの入口30に対向配置される。これにより上流側流路16と下流側流路12とが連通状態になり、上流側流路16に液体を送る図示しないバルブを開くことで、上流側流路16からの液体が連通状態の下流側流路12に流れ込み、接続された図示しない配管を通じて所望の供給先に液体が供給される。また、他の流路に切り替える場合には、上流側流路16の出口38が所望の下流側流路12の入口30に対向配置されるように円柱状部18の回動角度を制御してステッピングモータ22を駆動すればよい。
こうすることで、温水タンクなどの供給元の容器と接続される上流側流路の数が単数となって供給元の容器との接続箇所数が少なくて済むので、供給元の容器の構造の複雑化を招かない。また、容器側に接続部の配置スペースを多数確保する必要がないことから、容器の大型化を招かず、容器の大きさを必要最小限の大きさにすることができ、コスト低減を図ることができる。
また、上流側流路16と下流側流路12とが連通状態となった時点で、上流側流路16および下流側流路12のフィレット48a,48bは、流路の軸方向視で交差する態様となる。このフィレット48a,48bは、流路内での液体の流れを整流して、液体の暴れを減衰させたり、偏流や乱れの発生を少なくし、液体をスムーズに流下させるように作用する。
上記の実施形態において、回動位置制御手段は、ステッピングモータ22を備える代わりに、円柱状部18の回動角度を検出するエンコーダを備えてもよく、例えば、DCモータなどの他の方式のモータを用いて円柱状部18を回転駆動する一方でエンコーダの出力値に応じて円柱状部18の回動位置を制御するようにしてもよい。
上記の実施形態において、回動位置制御手段は、図22(b)および(c)の切断面図に示すように、流路出口38が隣り合う二つの流路入口30の間に位置するように円柱状部18の回動位置を制御して上流側流路16と二つの下流側流路12とを同時にそれぞれ連通状態にしてもよい。この場合、上流側流路16からの液体流量を、二つの下流側流路12に対して円柱状部18の回動位置に応じた所定の比率で分配することができる。
この場合、例えば、図22(a)の断面図に示す通常の場合のように、各流路入口30の中心を通る円の円周方向に沿って切った断面の形状を台形状とする代わりに、C面36の形成範囲を大きくして、図22(e)の概略平面図および図22(b)の断面図に示すように、この断面の形状を三角形状とし、図22(b)のように上流側流路16の軸心を2つの流路入口30間の中央に配置させて、2つの下流側流路12に同量の液体を同時に流し込んでもよい。
また、図22(c)の断面図に示すように、上流側流路16の軸心を2つの流路入口30間のやや左よりに配置することで、左側の下流側流路12に若干多めの液体を流し込んでもよい。この場合、上流側流路16の軸心の配置位置を変える制御を行うことで液体の分配比率を、例えば、6:4や7:3というような所望の比率にすることができる。なお、C面36の切断面の形状を三角形状とした場合であっても、図22(d)の断面図に示すように、上流側流路16の軸心の配置位置を下流側流路12の軸心に一致させるように制御すれば、液体はC面36によって流路入口30に導かれるので、1本の下流側流路12のみに液体を流し込むことができることはいうまでもない。
上記の実施形態において、回動位置制御手段は、円柱状部18の回動位置および回動停止時間を制御してもよい。この場合、例えば、タイマーの出力信号に基づいて定期的に各下流側流路12に対して上流側流路16を所定時間ずつ順々に連通状態にしてもよい。また、各下流側流路12と連通している時間を制御して、上流側流路16から各下流側流路12に流れ込む液体流量を制御することもできる。さらに、液体導入口24に連通してある上流側流路16への液体流入量を調整可能な図示しないバルブの開度を制御可能な構成としてもよく、円柱状部18の回動タイミングと連動させて流量を制御してもよい。
上記の実施形態において、図22(a)等に示すように、本体14と円柱状部18との間に、スケール物質の通過を許容する隙間62を設け、スケール物質の詰まりによってアクチュエータ22が回動できなくなる事態の発生を回避してもよい。
次に、本発明の流路切替装置10を備えた給湯装置100について説明する。
図23は、給湯装置の外観斜視図であり、図24は、給湯装置のブロック図である。
図23に示すように、本発明に係る給湯装置100は、貯湯容器としての湯タンク70と、ヒータ72と、湯タンク70の周囲に配設した断熱部材74と、湯タンク70内に貯えられた湯を断熱部材74の外部に導く流路76およびバルブ78と、本発明の流路切替装置10とを備える。流路切替装置10は、断熱部材74の外部に設けられており、流路76は、流路切替装置10の液体導入口24に接続されてある。
図24に示すように、リザーバまたは水道回路から供給された水は、ポンプによって湯タンク70に供給され、湯タンク70のヒータ72に昇温され湯が生成される。湯タンク70の湯はバルブ78と流路76を介して流路切替装置10に送られ、流路切替装置10の下流側流路を介して所望の各供給先に送られる。
このように、給湯装置100に対して本発明の流路切替装置10を用いることで、図25(a)に示すように、断熱部材74に形成される流路挿通用の開口80の大きさを、図25(b)に示す従来の構成と比較して小さくすることができる。このため、湯タンク70から開口80を通じて外部に放熱することによる熱ロスの増大を抑制し、省エネルギー効果を高めることができる。
以上説明したように、本発明の流路切替装置によれば、単数の供給元の液体流路(上流側流路)と、複数の供給先の液体流路(下流側流路)との各連通を容易に切り替えることができる。温水タンクなどの供給元の容器と接続される上流側流路の数が単数となって供給元の容器との接続箇所数が少なくて済むので、供給元の容器の構造の複雑化を招かない。また、容器側に接続部の配置スペースを多数確保する必要がないことから、容器の大型化を招かず、容器の大きさを必要最小限の大きさにすることができ、コスト低減を図ることができる。
また、供給元の容器の大型化を招かないことから、例えば、供給元の容器が温水タンクの場合には、温水タンク内の水を加熱保温するためのヒータの容量を必要最小限の容量に設定することができる。しかも、容器は必要最小限の大きさでよく、この結果、容器内に余分な水を貯めなくて済むので、容器内の水を必要な水温まで昇温する時間は従来の構成よりも短時間で済む。このため、温水タンク内の水を所定温度まで昇温する間の待ち時間を従来よりも短くすることができる。このように、供給元の容器の大型化を招かず、容器の大きさを必要最小限にできることから、温水タンクのセッティング作業時や温水タンク内の湯切れ時などにおいて、湯を迅速に生成する場合などに有効である。
また、本発明によれば、バルブ数は上流側流路への流入量を調整する1個で済み、このバルブと流路切替装置に対して監視およびメンテナンス作業を行えば足り、従来の構成に比べて監視負担やメンテナンスに係る労力を減らすことができる。また、複数の供給先に湯を供給する給湯装置などの給液装置における信頼性を高めることができる。
本発明に係る流路切替装置の一例を示す側断面図である。 本発明に係る流路切替装置の一例を示す外観斜視図である。 斜め下から見た流路切替装置の分解斜視図である。 斜め上から見た流路切替装置の分解斜視図である。 斜め上から見た本体の斜視図である。 斜め下から見た本体の斜視図である。 本体の上面図である。 図7のA−A線に沿った本体の切断斜視図である。 斜め上から見たアクチュエータの円柱状部の斜視図である。 斜め下から見たアクチュエータの円柱状部の斜視図である。 アクチュエータの円柱状部の上面図である。 図11のX1−X1線に沿った円柱状部の切断斜視図である。 図11のX2−X2線に沿った円柱状部の切断斜視図である。 図11のX3−X3線に沿った円柱状部の切断斜視図である。 図11のY1−Y1線に沿った円柱状部の切断斜視図である。 図11のY2−Y2線に沿った円柱状部の切断斜視図である。 図11のY3−Y3線に沿った円柱状部の切断斜視図である。 本体内に円柱状部が収容された上面図であり、上流側流路と下流側流路とが連通状態とされた図である。 本発明に係る流路切替装置の切断斜視図である。 カバーを除いた流路切替装置の切断斜視図である。 本発明に係る流路切替装置の上面図である。 上流側流路の流路出口と下流側流路の流路入口の位置関係を説明する図であり、(a)は各流路入口の中心を通る円の円周方向に沿って切った断面の形状が台形状である場合の切断面図、(b)、(c)、(d)は断面の形状が三角形状である場合の切断面図、(e)は断面の形状が三角形状である場合の底部上面の部分平面図である。 本発明に係る給湯装置の一例を示す外観斜視図である。 本発明に係る給湯装置のブロック図である。 給湯装置の概略斜視図であり、(a)は本発明の給湯装置の斜視図、(b)は従来の給湯装置の斜視図である。
符号の説明
10 流路切替装置
12 下流側流路
14 本体
14a 係合爪
16 上流側流路
18 円柱状部
18a 円柱状部の上面(円錐面)
18b 円柱状部の下面
20 アクチュエータ
22 ステッピングモータ(回動位置制御手段)
24 液体導入口
26 カバー
28 底部
28a 本体の底部上面
28b 本体の底部下面
30 流路入口(下流側流路入口)
32 凸状部
34 軸穴
36 C面
38 流路出口(上流側流路出口)
40 リブ
42 入口(上流側流路入口)
44 凹状部
46 軸凹孔
48a,48b フィレット
50 平板部
50a 平板部の先端
52 開口
54 Oリング
56 段差
58 筒状鍔部
60 係合部
60a 係合孔
62 隙間
70 湯タンク
72 ヒータ
74 断熱部材
76 流路
78 バルブ
80 開口
100 給湯装置

Claims (10)

  1. 複数の液体流路のうちから少なくとも一つの液体流路を選択して液体が流れる流路を切り替える流路切替装置であって、
    底部上面の半径方向外側に周方向に離間して設けた複数の流路入口を有し、前記複数の流路入口にそれぞれ連通する複数の下流側流路を備える有底円筒状の本体と、
    前記本体内に液密かつ回動可能に収容される円柱状部であって、前記本体の底部上面と対向する底面の半径方向外側に流路出口を有し、前記流路出口に連通する上流側流路を備える円柱状部を含むアクチュエータとを有し、
    前記アクチュエータの円柱状部の回動によって、上流側流路と連通する下流側流路を切り替えることを特徴とする流路切替装置。
  2. 前記流路の内面を滑らかな曲面で構成するとともに、前記流路内を通過する液体を整流するためのフィレットを前記流路の内面に設けたことを特徴とする請求項1に記載の流路切替装置。
  3. 前記フィレットは、前記流路内面の対向した二箇所から互いに向けて突出する一方で、前記流路の軸方向に延在する一対の平板部からなり、
    上流側流路と下流側流路の軸心を一致させた際における上流側流路内面の前記フィレットは、下流側流路内面の前記フィレットに対して軸周りに90度ずれた位置に配置されてあることを特徴とする請求項2に記載の流路切替装置。
  4. 前記下流側流路の入口の縁部分にC面が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の流路切替装置。
  5. 前記C面の傾斜角度は、前記本体の底部上面に対して30°以上の角度とされてあることを特徴とする請求項4に記載の流路切替装置。
  6. 前記円柱状部を回動駆動するステッピングモータまたは前記円柱状部の回動角度を検出するエンコーダを有し、前記ステッピングモータに設定した所定の回動角度または前記エンコーダの出力値に応じて前記円柱状部の回動位置を制御する回動位置制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の流路切替装置。
  7. 前記回動位置制御手段は、前記円柱状部底面の上流側流路出口が前記本体の底部上面の隣り合う二つの下流側流路入口の間に位置するように前記円柱状部の回動位置を制御して上流側流路出口と前記二つの下流側流路入口とをそれぞれ連通状態にし、上流側流路からの液体流量を前記二つの下流側流路に対して前記円柱状部の回動位置に応じた所定の比率で分配することを特徴とする請求項6に記載の流路切替装置。
  8. 前記回動位置制御手段は、前記円柱状部の回動位置および回動停止時間を制御して、上流側流路から各下流側流路に流れ込む液体流量を制御することを特徴とする請求項6または7に記載の流路切替装置。
  9. 前記本体と前記円柱状部との間に、スケール物質の通過を許容する隙間を設けたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一つに記載の流路切替装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の流路切替装置を備えた給湯装置であって、貯湯容器と、前記貯湯容器の周囲に配設した断熱部材と、前記貯湯容器内に貯えられた湯を前記断熱部材の外部に導く流路とをさらに備え、前記流路は、前記断熱部材の外部に設けた前記流路切替装置の上流側流路に接続されていることを特徴とする給湯装置。
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