JP2010063058A - ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法、および、ネットワーク監視プログラム - Google Patents

ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法、および、ネットワーク監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】監視対象とすべき通信関係や通信経路に関する情報を自動的に生成して、ユーザの負担を軽減する。
【解決手段】ネットワーク監視装置1の経路情報生成部140は、入力受付部110を介して、ユーザが指定する監視対象の宛先IPアドレスを受け付ける。宛先IPアドレスの入力を受け付けると、経路情報生成部140は、監視対象のネットワーク上の装置の構成情報を格納した構成情報テーブル220を用いて、複数の端末が属するネットワークのIPアドレスを、拠点IPアドレスとして特定する。また、経路情報生成部140は、構成情報テーブル220と、監視対象のネットワーク上のルータのルーティングテーブルを格納した転送先情報テーブル230とを用いて、指定された宛先IPアドレスと、特定した拠点IPアドレスと間の、ルータの接続順序を特定し、経路情報を生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信ネットワークの状態を監視するネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法、およびネットワーク監視プログラムに関する。
近年、ネットワークを介したサービスの品質を保証するため、ネットワークの状態を監視して、ネットワークの性能や品質を管理する必要性がますます高まっている。
ネットワークを監視する方法として、例えば、ネットワーク上の特定の地点に、通信データを収集するための専用装置を設置し、その専用装置を通過するデータを全て収集して分析する方法がある。
また、他の方法として、例えば、ネットワーク上のネットワーク装置(例えば、スイッチやルータ)から通信に関する統計情報を収集して、分析を行う方法がある。
また、上記のような専用装置やネットワーク装置から収集した情報を用いて、詳細な監視を行うべきネットワーク上の経路や地点などを分析する技術がある。
例えば、SLA(Service Level Agreement)評価装置からSLA評価結果メッセージを受信し、SLAを満足しない経路上のネットワーク装置を特定し、当該装置を、監視する必要性の高いネットワーク装置としてユーザに通知する、ネットワーク分析装置がある(例えば、特許文献1)。
特開2002−368750号公報
ところで、上記のような技術では、ネットワーク管理者はSLA評価の対象の通信を全て把握し、SLA評価装置に予め登録する必要がある。すなわち、SLA評価の対象の通信関係それぞれの、例えば、始点アドレスと終点アドレスの組み合わせを把握し、SLA評価装置にそれらの情報を登録する必要がある。
しかしながら、監視対象のネットワークの規模が大きくなるにつれて、ネットワークの通信関係や通信経路の数も増大する。
そのため、ネットワーク管理者等のユーザにとって、監視対象のネットワーク上の通信関係や通信経路を把握し、ネットワークの分析を行うための装置に1つ1つ登録する作業は、大きな負担である。
そこで、本発明は、監視対象とすべき通信関係や通信経路に関する情報を自動的に生成して、ユーザの負担を軽減するための技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の一態様は、複数の端末およびネットワーク装置を有するネットワークの状態を監視するネットワーク監視装置であって、
端末およびネットワーク装置それぞれのインタフェースアドレス情報を含む構成情報と、
ネットワーク装置それぞれが有する、宛先アドレス情報および宛先アドレスを転送すべき転送先アドレス情報を対応付けた情報を含む転送先情報と、を記憶する記憶部と、
経路情報生成の対象である指定宛先アドレス情報を、入力部を介して受け付ける入力受付部と、
ネットワーク装置それぞれの転送先情報から、宛先アドレス情報ごとに、宛先アドレスのネットワークアドレスを第1のアドレスとして取得し、端末それぞれの構成情報から、インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第2のアドレスとして取得し、第1のアドレスのうち、複数の第2のアドレスと一致するアドレスを拠点ネットワークアドレスとして取得する処理と、
ネットワーク装置それぞれの構成情報から、インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第3のアドレスとして取得し、第3のアドレスのうち、拠点ネットワークアドレスと一致するアドレスを特定し、当該アドレスに対応するインタフェースを有するネットワーク装置を特定する処理と、
特定されたネットワーク装置の転送先情報から、指定宛先アドレスを転送すべき転送先アドレスを取得する第1の処理と、ネットワーク装置それぞれの構成情報から、取得した転送先アドレスと一致するインタフェースアドレスを特定し、特定したインタフェースアドレスを有するネットワーク装置を特定し、特定したネットワーク装置の転送先情報を第1の処理で使用させる第2の処理と、を順次行うことにより、拠点ネットワークアドレスと指定宛先アドレスとの間のネットワーク装置の接続順序を含む経路情報を生成し、記憶部に記憶する処理と、を行う経路情報生成部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、監視対象とすべき通信関係や通信経路に関する情報が自動的に生成され、ユーザの負担が軽減される。
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係るネットワーク監視装置が接続されるネットワークの構成例を示す図である。
本図に示すように、ネットワーク7は、WAN(Wide Area Network)4、インターネット5に接続される。ネットワーク7には、ネットワーク監視装置1が接続される。
ネットワーク7は、ネットワーク監視装置1による監視対象のネットワークである。ネットワーク7は、例えば、企業などの組織のネットワークである。
WAN4は、例えば、通信キャリアが提供する専用線のネットワークである。通信キャリアは、WAN4を用いて、専用線による通信サービスを企業等の組織に提供する。
ネットワーク7は、拠点ネットワーク3a〜e、ルータ6a〜gを有する。
なお、以下では、拠点ネットワーク3a〜e、ルータ6a〜gを区別しない場合は、「拠点ネットワーク3」、「ルータ6」と記載することがある。
拠点ネットワーク3は、ルータ6およびWAN4を介して、もしくは、ルータ6を介して、他の拠点ネットワーク3と互いに接続される。拠点ネットワーク3は、例えば、LANなどのネットワークであり、PC、ワークステーション、サーバなどの端末を複数備える。
拠点ネットワーク3上の端末は、ルータ6やWAN4を介して、他の拠点ネットワーク3やインターネット5にアクセスすることにより、様々なサービスの提供を受けることができる。
拠点ネットワーク3には、例えば、各種サービスを提供するデータセンタが含まれていてもよい。データセンタは、例えば、WEBサーバ、DNSサーバ、ファイルサーバなどの各種サーバを備える。データセンタは、各種サーバにより、拠点ネットワーク3上の端末に対して様々なサービスを提供する。
ルータ6は、ルーティングテーブルなどを用いてパケットデータの転送を行うネットワーク装置である。ルータ6は、複数の通信インタフェースを備え、複数のネットワークに接続される。また、ルータ6は、受信したパケットデータの転送に用いるルーティングテーブルや、複数の通信インタフェースの通信量をカウントして格納するテーブルを有している。
また、ルータ6は、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)エージェント機能を有する。SNMPエージェントは、外部装置の有するSNMPマネージャと通信を行い、ルーティング情報や通信量に関する情報(通信量情報)などを外部装置に提供することができる。
ネットワーク監視装置1は、ネットワーク7を監視する。ネットワーク監視装置1は、例えば、ネットワーク7に関する経路情報の生成、通信量情報の収集、経路情報の表示、通信量情報の表示などを行う。なお、図1の例では、ネットワーク監視装置1は、拠点ネットワーク3aに接続されているが、拠点ネットワーク3b〜e、ルータ6a〜gなどに接続されてもよい。
もちろん、ネットワークの構成は上記に限られない。例えば、ネットワーク7には、ネットワーク監視装置1とは別に、組織のネットワークシステム全体の制御や管理などを行うネットワーク管理装置が接続されていてもよい。
ここで、例えば、拠点ネットワーク3aにデータセンタが構築されている場合を想定する。この場合、データセンタは端末に対して各種サービスを提供するため、拠点ネットワーク3aと、拠点ネットワーク3b〜eとの間の経路にトラフィックが集中することがある。
特に、拠点ネットワーク3b〜eと拠点ネットワーク3aとの間の経路にトラフィックが集中すると、例えば、WAN4や、WAN4と拠点ネットワーク3aとの間の経路がボトルネックとなり、ネットワーク7全体の性能や品質が低下する。また、データセンタが提供するサービスの品質が低下するおそれがある。
そこで、ネットワーク監視装置1を用いて、拠点ネットワーク3b〜eと拠点ネットワーク3aとの間のトラフィックを監視すれば、ネットワーク管理者などのユーザは、ネットワーク7の性能や品質などを把握し、改善することができる。
以下、拠点ネットワーク3aにデータセンタが構築されているものとして説明を続ける。
次に、ネットワーク監視装置1の構成について説明する。
図2は、第1の実施形態に係るネットワーク監視装置の機能構成を示すブロック図である。
本図に示すように、ネットワーク監視装置1は、制御部100、記憶部200、入力部300、表示部400、通信部500を有する。
制御部100は、入力受付部110、表示制御部120、転送先情報収集部130、経路情報生成部140、経路情報更新部145、通信量情報収集部150を有する。
記憶部200は、構成情報テーブル220、転送先情報テーブル230、経路情報テーブル240、通信量情報テーブル250を有する。
図3〜6を参照して、構成情報テーブル220、転送先情報テーブル230、経路情報テーブル240、通信量情報テーブル250の構成例について説明する。
図3は、構成情報テーブル220の構成例を示す図である。
構成情報テーブル220には、監視対象のネットワーク上の装置(例えば、ルータ、端末など)の構成に関する情報(構成情報)が格納される。構成情報テーブル220は、装置ごとに生成される。
構成情報テーブル220は、フィールド221、222、223、224を有する。
フィールド221には、装置IDを特定する情報が格納される。装置IDは、装置を識別するための情報である。本実施形態では、フィールド221には、装置の種類(例えば、ルータ、端末など)も識別可能な装置IDが格納される。
フィールド222には、装置名を特定する情報が格納される。
フィールド223には、装置の管理用IPアドレスを特定する情報が格納される。管理用IPアドレスとは、例えば、SNMPによる接続や、ネットワーク管理者等によるログインなどに使用されるIPアドレスである。
フィールド224には、装置が有する通信インタフェースに関する情報(インタフェース情報)が格納される。フィールド224は、フィールド225、226、227、228を有する。フィールド224には、通信インタフェースごとのエントリが格納される。
フィールド225には、通信インタフェースのインタフェースIDを特定する情報が格納される。インタフェースIDは、通信インタフェースを識別するための情報である。
フィールド226には、通信インタフェースの名称(インタフェース名)が格納される。
フィールド227には、通信インタフェースに割り当てられたIPアドレスを特定する情報が格納される。本実施形態では、IPアドレスが格納される。
フィールド228には、フィールド227に格納されたIPアドレスのサブネットマスクアドレスを特定する情報が格納される。
本実施形態では、監視対象のネットワーク上の各装置の構成情報テーブル220は予め生成される。各構成情報テーブル220には、例えば、入力受付部110により、入力部300を介して入力された構成情報が設定される。入力受付部110は、構成情報が記述された所定のファイルを読み込むようにしてもよい。また、通信部500を介して、外部のネットワーク管理装置から構成情報を受け付けるようにしてもよい。
図1の例では、拠点ネットワーク3a〜e上の端末、ルータ6a〜g等の構成情報を格納した構成情報テーブル220が予め生成される。
なお、IPアドレスが割り当てられていない通信インタフェースのエントリのフィールド227およびフィールド228には、値が設定されない。また、通信インタフェースを1つしか有さない装置(例えば、PCなどの端末)のフィールド224には、その通信インタフェースのエントリが1つ格納される。
図4は、転送先情報テーブル230の構成例を示す図である。
転送先情報テーブル230には、監視対象のネットワーク上の装置(例えば、ルータ)の転送先情報が格納される。転送先情報テーブル230は、装置ごとに生成される。
本実施形態において、転送先情報とは、ルータ等のネットワーク装置のルーティング情報(ルーティングテーブル)である。
転送先情報テーブル230は、フィールド231、フィールド232を有する。
フィールド231には、装置IDを特定する情報が格納される。
フィールド232には、転送先情報が格納される。フィールド232は、フィールド233、234、235、236、237を有する。フィールド232には、宛先IPアドレスごとのエントリが格納される。
フィールド233には、転送先を検索するためのキーである宛先IPアドレスを特定する情報が格納される。
フィールド234には、フィールド233に格納された宛先IPアドレスが宛先であるIPパケット、が出力される通信インタフェースのインタフェースIDを特定する情報が格納される。
フィールド235には、フィールド233に格納された宛先IPアドレスが宛先であるIPパケット、が転送されるネクストホップIPアドレスを特定する情報が格納される。
フィールド236には、転送種別を特定する情報が格納される。例えば、転送種別「direct」は、フィールド234に格納されたインタフェースIDから特定される通信インタフェースが、フィールド233に格納された宛先IPアドレスが示すネットワークに、直接接続されていることを示す。
フィールド237には、フィールド233に格納された宛先IPアドレスのサブネットマスクアドレスを特定する情報が格納される。
図5は、経路情報テーブル240の構成例を示す図である。
経路情報テーブル240には、宛先IPアドレスが示すネットワーク(宛先ネットワーク)と、拠点のIPアドレス(拠点IPアドレス)が示すネットワーク(拠点ネットワーク)との間の、経路情報が格納される。経路情報テーブル240は、宛先IPアドレスと拠点IPアドレスの組み合わせごとに生成される。
本実施形態において、経路情報とは、2つのネットワーク間の経路上の、ネットワーク装置の接続順序を示す情報である。
経路情報テーブル240は、フィールド241、242、243を有する。
フィールド241には、ユーザにより指定された監視対象の宛先IPアドレス(サブネットマスクを含む)を特定する情報が格納される。宛先の装置のIPアドレスを特定する情報が格納されてもよい。
フィールド242には、経路情報生成部140により特定された拠点IPアドレス(サブネットマスクを含む)を特定する情報が格納される。装置のIPアドレスが格納されてもよい。
フィールド243には、経路情報が格納される。フィールド243は、フィールド244、245を有する。フィールド243は、経路の構成要素である装置ごとのエントリが格納される。各エントリは、宛先ネットワークと拠点ネットワークとを結ぶ経路上の装置の接続順で格納される。
フィールド244には、装置IDを特定する情報が格納される。
フィールド245には、フィールド244に格納された装置IDから特定される装置の、フィールド241に格納された宛先IPアドレスが宛先であるIPパケットを中継する通信インタフェースのインタフェースIDを特定する情報が格納される。
図6は、通信量情報テーブル250の構成例を示す図である。
通信量情報テーブル250には、監視対象のネットワーク上の装置(例えば、ルータ)から収集された通信量情報が格納される。通信量情報テーブル250は、装置ごとに、収集時刻毎に生成される。
通信量情報テーブル250は、フィールド251、252、253を有する。
フィールド251には、フィールド253に格納された通信量情報が収集された時刻を示す情報が格納される。なお、時刻を示す情報には、年月日を示す情報も含まれていてもよい。
フィールド252には、装置IDを特定する情報が格納される。
フィールド253には、通信量情報が格納される。フィールド253は、254、255、256、257、258を有する。フィールド253には、装置が有する通信インタフェースごとのエントリが格納される。
フィールド254には、通信インタフェースのインタフェースIDを特定する情報が格納される。
フィールド255には、通信インタフェースの入力通信量の累計値(累計入力通信量)を特定する情報が格納される。
フィールド256には、フィールド255に格納された累計入力通信量と、前回の収集時刻に生成された通信量情報テーブル250のフィールド255に格納された累計入力通信量と、の差分を示す値を特定する情報が格納される。
フィールド257には、通信インタフェースの出力通信量の累計値(累計出力通信量)を特定する情報が格納される。
フィールド258には、フィールド257に格納された累計出力通信量と、前回の収集時刻に生成された通信量情報テーブル250のフィールド257に格納された累計出力通信量と、の差分を示す値を特定する情報が格納される。
もちろん、構成情報テーブル220、転送先情報テーブル230、経路情報テーブル240、通信量情報テーブル250の構成は上記に限られない。また、データ構造は、テーブル形式に限られない。
図2に戻って、入力受付部110、表示制御部120、転送先情報収集部130、経路情報生成部140、経路情報更新部145、通信量情報収集部150、入力部300、表示部400、通信部500について説明する。
入力受付部110は、入力部300や通信部500を介して、構成情報などの入力を受け付ける。入力受付部110は、例えば、監視対象の宛先ネットワークのIPアドレス、構成情報などを受け付ける。また、受け付けた構成情報を構成情報テーブル220に格納する。
表示制御部120は、ユーザの操作を受け付けるためのUI(User Interface)画面や、監視対象のネットワークの状態を、表示部400を介して表示する。表示制御部120は、例えば、監視対象の宛先ネットワークのIPアドレスを入力するための画面を表示する。また、監視対象のネットワークに関する経路情報、通信量情報などを表示する。
転送先情報収集部130は、通信部500を介して、監視対象のネットワーク上のネットワーク装置と通信し、転送先情報を収集する。また、転送先情報テーブル230を生成し、取得した転送先情報を格納する。
転送先情報収集部130は、例えば、SNMPを用いて、ネットワーク装置から転送先情報を取得する。図1の例では、転送先情報収集部130は、ルータ6a〜gの転送先情報を収集する。転送先情報収集部130は、例えば、経路情報生成部140が経路情報を生成するときや、所定の周期(例えば、1時間毎)で、転送先情報を収集する。
経路情報生成部140は、ユーザにより指定された監視対象の宛先ネットワークと、所定の拠点ネットワークとの間の経路情報を生成する。そして、経路情報テーブル240を生成し、生成した経路情報を格納する。
経路情報生成部140が実行する処理の概要を説明する。
経路情報生成部140は、構成情報テーブル220を参照し、全ての端末のIPアドレスを取得する。そして、複数の端末が属するネットワークを特定し、当該ネットワークのIPアドレスを、拠点IPアドレスとして特定する。図1の例では、拠点ネットワーク3a〜eのネットワークのIPアドレスが拠点IPアドレスとして特定される。
また、経路情報生成部140は、構成情報テーブル220と、転送先情報テーブル230とを参照して、入力受付部110を介して指定された宛先IPアドレスを転送すべき装置を順次特定することにより、拠点IPアドレスが示すネットワークと、指定された宛先IPアドレスが示すネットワークとの間の、ネットワーク装置の接続順序を特定する。また、特定したネットワーク装置のエントリを、接続順に、経路情報テーブル240に格納する。
図1の例では、例えば、拠点ネットワーク3d(拠点IPアドレス)から、拠点ネットワーク3a(宛先IPアドレス)までの経路情報は、ルータ6f、ルータ6e、ルータ6d、ルータ6aの接続順序を示す。
経路情報更新部145は、経路情報の更新を行うべき所定のタイミングであるか否かを判断する。経路情報を更新するタイミングである場合、経路情報更新部145は、転送先情報収集部130および経路情報生成部140を制御して、経路情報の更新を行う。
所定のタイミングは、例えば、監視対象のネットワーク上のネットワーク装置から障害などを通知するデータを受信したタイミング、通信量情報収集部150が通信量情報を収集するタイミング、他のネットワーク管理装置からトポロジの変更を通知するデータを受信したタイミングなどである。
通信量情報収集部150は、通信部500を介して、監視対象のネットワーク上のネットワーク装置と通信し、通信量情報を収集する。また、通信量情報テーブル250を生成し、収集した通信量情報を格納する。
通信量情報収集部150は、例えば、SNMPなどを用いて、ネットワーク装置のインタフェースの送受信通信量に関する情報を収集する。図1の例では、転送先情報収集部130は、ルータ6a〜gの通信量情報を収集する。
入力部300は、ユーザからの入力操作を受け付けるためのユーザインタフェースである。
表示部400は、生成された画像などを表示するためのユーザインタフェースである。
通信部500は、ネットワークを介して各種情報の送受信を行うための通信インタフェースである。
上記の各種機能を有するネットワーク監視装置1は、例えば、図7に示すようなコンピュータにより実現される。
図7は、第1の実施形態に係るネットワーク監視装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
本図に示すように、ネットワーク監視装置1は、CPU10、RAM20、ROM30、補助記憶装置40、表示装置50、入力装置60、メディア読取装置70、通信装置80を有する。
CPU10は、補助記憶装置40からRAM20にロードした所定のネットワーク監視プログラム(図示せず)を実行することにより、各種処理を実行する。
ネットワーク監視プログラムは、例えば、OS(Operating System)プログラム上で実行可能なアプリケーションプログラムである。
なお、ネットワーク監視プログラムは、例えば、メディア読取装置70を介して可搬型記憶媒体から、補助記憶装置40にインストールされてもよい。また、通信装置80を介してネットワークから、補助記憶装置40にダウンロードされてもよい。また、通信装置80を介してネットワークから、RAM20に直接ロードされ、CPU10により実行されるようにしてもよい。
RAM20は、CPU10により実行されるプログラムや、プログラムの実行に必要なデータなどを格納する。ROM30は、ネットワーク監視装置1の起動に必要なプログラムなどを格納する。
補助記憶装置40は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等である。フラッシュメモリなどを用いたSSD(Solid State Drive)であってもよい。
表示装置50は、例えば、CRTディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどである。入力装置60は、例えば、キーボード、マウス、マイク等である。
メディア読取装置70は、CD−ROM等の可搬性を有する可搬型記憶媒体の情報を読み出す装置である。通信装置80は、ネットワークに接続して外部装置と通信を行う。通信装置80は、例えば、Ethernet(登録商標)のネットワークカードである。
ここで、制御部100および記憶部200は、例えば、CPU10がRAM20にロードした所定のネットワーク監視プログラムを実行することにより実現される。記憶部200のデータは、例えば、RAM20または補助記憶装置40に格納される。
また、入力部300は、例えば、CPU10が所定のプログラムの実行して、入力装置60を制御することにより実現される。表示部400は、例えば、CPU10が所定のプログラムを実行して、表示装置50を制御することにより実現される。通信部500は、例えば、CPU10が所定のプログラムを実行して通信装置80を制御することにより実現される。
なお、ネットワーク監視装置1の構成は、上記に限られない。例えば、補助記憶装置40は、通信装置80を介して接続される外部のストレージであってもよい。
以上、ネットワーク監視装置1の構成について説明した。
次に、上述したネットワーク監視装置1により実行されるネットワーク監視処理について説明する。
図8は、ネットワーク監視処理の流れを示すフロー図である。本フローは、例えば、ユーザの操作により所定のネットワーク監視プログラムが実行されることで開始される。
まず、入力受付部110は、宛先アドレス情報を取得する(S100)。
具体的には、入力受付部110は、例えば、監視対象の宛先ネットワークのIPアドレスの入力を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)画面を、表示制御部120を介して表示部400に表示させる。そして、入力部300を介して、ユーザにより指定された宛先IPアドレス(サブネットマスク長を含む)の入力を受け付ける。
もちろん、宛先IPアドレスの取得方法は上記に限られない。例えば、入力受付部110は、宛先IPアドレスが記載された所定のファイルを読み込んで、宛先IPアドレスを取得するようにしてもよい。また、通信部500を介して、外部のネットワーク管理装置から宛先IPアドレスを取得するようにしてもよい。
図1の例では、拠点ネットワーク3a〜eのネットワークのIPアドレス、拠点ネットワーク3a〜e上の端末のIPアドレスなどが指定されることができる。
次に、転送先情報収集部130は、転送先情報を収集する(S110)。
具体的には、まず、転送先情報収集部130は、各装置の構成情報テーブル220を参照する。そして、フィールド221に格納された装置IDがルータを示すテーブルから、装置IDと、管理用IPアドレスとを取得し、ルータのリストを作成する。
図1の例では、ルータのリストには、ルータ6a〜gの装置IDと管理用IPアドレスとがリストアップされる。
それから、転送先情報収集部130は、ルータのリストに登録された管理用IPアドレスを用いて、通信部500を介して、各ルータと通信を行う。そして、転送先情報を取得する。
転送先情報収集部130は、例えば、SNMPにより、ルータが有するMIB(Management Information Base)から、転送先情報(ルーティング情報)を含むipRoutingTableを取得する。ipRoutingTableは、ipRouteDest、ipRouteIfIndex、ipRouteNextHop、ipRouteType、ipRouteMaskなどのフィールドを有する。IpRoutingTableには、宛先IPアドレスごとのエントリが格納されている。
ipRouteDestには、宛先IPアドレスが格納されている。ipRouteIfIndexには、宛先IPアドレスの出力インタフェースの識別情報が格納されている。ipRouteNextHopには、宛先IPアドレスが転送されるネクストホップIPアドレスが格納されている。ipRouteTypeには、転送の種別を示す情報が格納されている。ipRouteMaskには、宛先IPアドレスのサブネットマスクアドレスが格納されている。
転送先情報収集部130は、転送先情報を収集したルータごとに転送先情報テーブル230を生成する。なお、既に転送先情報テーブル230が生成されている場合は、フィールド232に格納された情報を更新する。
転送先情報収集部130は、転送先情報を収集したルータの装置IDを、フィールド231に格納する。
また、転送先情報収集部130は、取得したipRoutingTableに含まれる各エントリに対応するエントリを、フィールド232に格納する。
すなわち、転送先情報収集部130は、ipRouteDestの値を、フィールド233に格納する。ipRouteIfIndexの値を、フィールド234に格納する。ipRouteNextHopの値を、フィールド235に格納する。ipRouteTypeの値を、フィールド236に格納する。ipRouteMaskの値を、フィールド237に格納する。
図1の例では、転送先情報収集部130は、ルータ6a〜gから、転送先情報を取得する。
次に、経路情報生成部140は、経路情報を生成する(S120)。以下、図9を参照して説明する。
図9は、経路情報を生成する処理の流れを示すフロー図である。
まず、経路情報生成部140は、監視対象の拠点ネットワークのリストを作成する(S1200)。
具体的には、まず、経路情報生成部140は、各装置の構成情報テーブル220を参照する。そして、フィールド221に格納された装置IDが端末を示すテーブルから、装置IDと、通信インタフェースのIPアドレスおよびサブネットマスクアドレスとを取得し、端末のリストを作成する。管理用IPアドレスを取得するようにしてもよい。
図1の例では、端末のリストには、拠点ネットワーク3a〜e上の端末の装置ID、IPアドレス、サブネットマスクアドレスがリストアップされる。
それから、経路情報生成部140は、各ルータの転送先情報テーブル230を参照する。そして、各テーブルのフィールド232に格納された各エントリの宛先IPアドレスとサブネットマスクアドレスの論理積(AND)を算出する。
このようにして、経路情報生成部140は、転送先情報の各エントリの宛先IPアドレスのネットワークアドレスを特定する。また、ホストアドレスの範囲を特定する。
また、経路情報生成部140は、生成した端末のリストを参照する。そして、端末ごとに、IPアドレスおよびサブネットマスクアドレスの論理積(AND)を算出する。
このようにして、経路情報生成部140は、各端末のIPアドレスのネットワークアドレスを特定する。
それから、経路情報生成部140は、宛先IPアドレスごとに、特定したそのネットワークアドレスと、特定したそれぞれ端末のIPアドレスのネットワークアドレスとを比較する。
そして、経路情報生成部140は、複数の端末のネットワークアドレスが一致するネットワークアドレスを有する宛先IPアドレスを特定する。
経路情報生成部140は、上記のようにして特定した宛先IPアドレスのネットワークのIPアドレス(サブネットマスク長を含む)を、拠点IPアドレスとして、拠点ネットワークのリストに加える。
図1の例では、拠点ネットワーク3a〜eのネットワークのIPアドレスがリストアップされる。
なお、上記のようにして複数の端末が属するネットワークのIPアドレスを、拠点ネットワークのIPアドレスとして特定することにより、特定の種類のIPアドレスが経路情報の生成の対象から除かれる。
例えば、ルータ同士の対向接続に用いられる中継用のネットワークのIPアドレスが除かれる。また、ルータの管理に用いられる端末が1台接続されたネットワークのIPアドレスが除かれる。
次に、経路情報生成部140は、経路情報の生成が完了したか否かを判定する(S1210)。
具体的には、経路情報生成部140は、S1200で作成した拠点ネットワークのリストに含まれる全ての拠点のIPアドレスについて、経路情報の生成が完了したか否かを判定する。
そして、経路情報の生成が完了したと判定した場合(S1210でYES)、本フローを終了する。一方、経路情報の生成が完了していないと判定した場合(S1210でNO)、S1320へ進む。
経路情報の生成が完了していないと判定した場合(S1210でNO)、経路情報生成部140は、拠点アドレス情報を1つ取得する(S1220)。具体的には、S1200で作成した拠点ネットワークのリストの中から、経路情報の生成を未だ行っていない拠点IPアドレスを1つ取得する。
また、経路情報生成部140は、経路情報テーブル240を生成する。そして、S100で指定された宛先IPアドレスを、フィールド241に格納する。また、取得した拠点IPアドレスを、フィールド242に格納する。
次に、経路情報生成部140は、S100で指定された宛先IPアドレスが示すネットワークと、S1220で取得した拠点IPアドレスが示すネットワークとの間の経路情報を生成する(S1230〜1280)。
まず、経路情報生成部140は、転送先のルータを特定する(S1230)。
S1220において拠点IPアドレスを取得した後、最初に転送先のルータを特定する場合の処理について説明する。
この場合、まず、経路情報生成部140は、取得した拠点IPアドレスが示すネットワークに直接接続されるルータを特定する。
具体的には、経路情報生成部140は、各ルータの構成情報テーブル220を参照する。そして、各テーブルのフィールド224に格納された各エントリのIPアドレスとサブネットマスクアドレスの論理積を算出する。
このようにして、経路情報生成部140は、インタフェース情報の各エントリのIPアドレスのネットワークアドレスを特定する。
それから、経路情報生成部140は、S1220で取得した拠点IPアドレスのネットワークアドレスと、特定した各通信インタフェースのIPアドレスのネットワークアドレスとを比較する。
そして、経路情報生成部140は、拠点IPアドレスのネットワークアドレスと同じネットワークアドレスを有するIPアドレスを特定する。また、特定したIPアドレスと一致するIPアドレスがフィールド227に格納されている構成情報テーブル220を参照し、フィールド221から装置IDを取得する。
このようにして、経路情報生成部140は、取得した拠点IPアドレスが示すネットワークに直接接続されるルータを特定する。
図1の例で、拠点ネットワーク3dから宛先である拠点ネットワーク3aまでの経路情報を生成する場合、拠点ネットワーク3dに直接接続されるルータとして、ルータ6fが特定される。
一方、後述するS1250において転送先ありと判定された後(S1250で「転送先あり」、S1260)、転送先のルータを特定する場合の処理について説明する。
この場合、まず、経路情報生成部140は、S1240で特定された転送先のIPアドレスを有するルータを特定する。
具体的には、経路情報生成部140は、S1240で特定されたネクストホップIPアドレス(フィールド235)とサブネットマスクアドレス(フィールド237)とを取得する。
それから、経路情報生成部140は、各ルータの構成情報テーブル220を参照する。そして、取得したネクストホップIPアドレスおよびサブネットマスクアドレスと、各テーブルのフィールド224に格納された各エントリのIPアドレスおよびサブネットマスクアドレスとを比較する。
そして、経路情報生成部140は、取得したネクストホップIPアドレスおよびサブネットマスクアドレスと一致する、IPアドレスおよびサブネットマスクアドレスを特定する。また、特定したIPアドレスおよびサブネットマスクアドレスが含まれる構成情報テーブル220を参照し、フィールド221から装置IDを取得する。
このようにして、経路情報生成部140は、S1240で特定された転送先のIPアドレスを有するルータを特定する。すなわち、S1260で経路情報テーブル240のフィールド243に最後に格納されたエントリが示すルータの次に接続されるルータが特定される。
図1の例で、拠点ネットワーク3dから拠点ネットワーク3aまでの経路情報を生成する場合、ルータ6fの次に接続されるルータとして、ルータ6eが特定される。
一方、S1240で特定された転送先のIPアドレスを有するルータを特定できなかった場合の処理について説明する。
図1の例において、例えば、拠点ネットワーク3dから拠点ネットワーク3a(宛先)までの経路情報を生成する場合、ルータ6dの転送先情報を用いて、拠点ネットワーク3aのIPアドレスをキーとして、転送先のIPアドレスが検索される。この場合、ルータ6dはWAN4に接続されているため、検索の結果は、WAN4内のネットワーク装置のIPアドレスとなる。
しかし、ネットワーク監視装置1は、WAN4内のネットワーク装置が監視対象でないため、構成情報や転送先情報を取得することができない。したがって、転送先のIPアドレスを有するルータの装置IDを特定することができない。
そこで、上記のような場合、ネットワーク監視装置1は、S1260で経路情報テーブル240に格納されたエントリが示すルータの次に、WAN4を介して接続されるルータを、監視対象のルータの中から検索する。
具体的には、経路情報生成部140は、S1260において、経路情報テーブル240のフィールド243に最後に格納されたエントリの装置IDを取得する。
また、経路情報生成部140は、取得した装置IDと同じ装置IDがフィールド221に格納されている構成情報テーブル220を参照する。そして、管理用IPアドレスを取得する。フィールド224に格納されているIPアドレスを取得してもよい。
それから、経路情報生成部140は、通信部500を介して、例えば、telnetやrloginなどを用いて、取得した管理用IPアドレスが割り当てられたルータにログインする。
経路情報生成部140は、ログインしたルータを制御して、S100で指定された宛先IPアドレス、もしくは、当該宛先IPアドレスが示すネットワーク上の端末やルータなどの装置のIPアドレスを宛先として指定して、traceroute(tracert)コマンドを発行する。tracerouteコマンドは、当該コマンドを発行した装置と、指定された宛先との間の経路を、リスト表示するためのコマンドである。
なお、宛先IPアドレスが示すネットワーク上の端末やルータなどの装置のIPアドレスは、構成情報テーブル220を用いて取得されることができる。
tracerouteコマンドをルータに実行させている間、経路情報生成部140は、当該コマンドの実行結果として順次出力されたIPアドレスを取得する。また、各ルータの構成情報テーブル220のフィールド224に格納されたインタフェース情報を参照する。そして、IPアドレスを取得した順序で、取得した各IPアドレスと一致するIPアドレスを有するエントリを検索する。
取得したIPアドレスと一致するIPアドレスを有するエントリを最初に特定した場合、経路情報生成部140は、当該エントリが含まれる構成情報テーブル220のフィールド221から装置IDを取得する。
このようにして、経路情報生成部140は、S1260で経路情報テーブル240のフィールド243に最後に格納されたにエントリが示すルータの次に、WANなどの明らかでない経路を介して接続されるルータを、構成情報テーブル220が生成されているルータの中から特定する。
すなわち、S1260で経路情報テーブル240のフィールド243に最後に格納されたエントリが示すルータの次に、明らかでない経路を介して接続されるルータが特定される。
図1の例で、拠点ネットワーク3dから拠点ネットワーク3a(宛先)までの経路情報を生成している場合、ルータ6dから、拠点ネットワーク3a上の端末を宛先とするtracerouteコマンドが発行される。その結果、ルータ6dにWAN4を介して接続されるルータ6aが、ルータ6dの次に接続されるルータとして特定される。
なお、tracerouteコマンドは、S1260において経路情報テーブル240のフィールド243に既に格納されたいずれかエントリが示すルータから発行されてもよい。また、ネットワーク監視装置1、S1220で取得した拠点IPアドレスが示すネットワーク上の端末などから発行されるようにしてもよい。
また、上記のように転送先のIPアドレスを有するルータの装置IDを特定できなかった場合、経路情報テーブル240のフィールド243にエントリを追加し、フィールド244および245に、所定の値(例えば、「−1」)を設定するようにしてもよい。このようにすれば、経路情報の中に、明らかでない構成要素があること、例えば、WANが介在することを示す情報を記録することができる。
以上が、S1230の処理である。
転送先のルータを特定すると(S1230)、経路情報生成部140は、当該ルータの転送先情報を用いて、指定された宛先IPアドレスの転送先を特定する(S1240)。
具体的には、経路情報生成部140は、S1230で特定したルータの装置IDと同じ装置IDがフィールド231に格納されている転送先情報テーブル230のフィールド232を参照する。
それから、経路情報生成部140は、S100で指定された宛先IPアドレスと同じ宛先IPアドレスを有するエントリを特定する。もしくは、S100で指定された宛先IPアドレスを含む宛先IPアドレスを有するエントリを特定する。
すなわち、経路情報生成部140は、S100で指定された宛先IPアドレスと一致するプレフィックスの長さが最長である宛先IPアドレスを有するエントリを特定する。
上記のようなエントリを特定できない場合、経路情報生成部140は、デフォルトルート(例えば、「0.0.0.0」)がフィールド233に格納されているエントリを特定する。デフォルトルートとは、ルーティングテーブルの宛先IPアドレスのいずれにも一致しない宛先IPアドレスが宛先であるパケットデータを、所定のルータに転送するために用いられるルーティング情報である。
以上のようにして、転送先情報テーブル230のフィールド232に格納された転送先情報の中から、1つのエントリが特定される。また、指定された宛先IPアドレスの転送先を示すネクストホップIPアドレスが特定される。
転送先を特定すると(S1240)、経路情報生成部140は、転送先の判定を行う(S1250)。
具体的には、経路情報生成部140は、S1240で特定したエントリを参照し、以下のように判定を行う。
フィールド233に格納された宛先IPアドレスがデフォルトルートでなく、かつ、フィールド236に格納された転送種別が「direct」の場合(S1250で「終点」)、S1270に進む。
すなわち、上記の条件の場合、S1240で特定した転送先情報のエントリを有するルータは、当該エントリのインタフェースIDが示す出力インタフェースを介して、S100で指定された宛先IPアドレスが示すネットワークに、直接接続している。
そのため、経路情報生成部140は、S1220で取得した拠点IPアドレスから、S100で指定された宛先IPアドレスまでの経路上の、終点のルータに到達したと判定することができる。
一方、フィールド233に格納された宛先IPアドレスがデフォルトルートであり、かつ、フィールド235に格納されたネクストホップIPアドレスが、S1260において経路情報テーブル240のフィールド243に既に格納したいずれかのエントリのインタフェースIDに割り当てられたIPアドレスと同じである場合(S1250で「転送先なし」)、S1280に進む。なお、インタフェースIDに割り当てられたIPアドレスは、構成情報テーブル220を用いて特定されることができる。
すなわち、上記の条件の場合、転送先のルータが、既に生成した経路情報に含まれる。そのため、経路情報生成部140は、S1220で取得した拠点IPアドレスから、S100で指定された宛先IPアドレスまで到達可能な経路が存在しないと判定することができる。
上記のいずれの条件にも該当しない場合(S1250で「転送先あり」)、経路情報生成部140は、継続して経路情報の生成が可能であると判定して、S1260に進む。
転送先があると判定した場合(S1250で「転送先あり」)、経路情報生成部140は、経路情報を経路情報テーブル240に格納する(S1260)。
具体的には、経路情報生成部140は、S1220において生成した経路情報テーブル240のフィールド243にエントリを追加する。すなわち、S1240で特定したエントリを有するルータの装置IDを、フィールド244に格納する。また、S1240で特定したエントリのインタフェースIDを、フィールド245に格納する。その後、S1230に戻る。
一方、経路の終点に到達したと判定した場合(S1250で「終点」)、経路情報生成部140は、経路情報を経路情報テーブル240に格納する(S1270)。処理内容は、S1260と同様である。その後、S1210に戻る。
一方、経路が存在しないと判定した場合(S1250で「転送先なし」)、経路情報生成部140は、経路情報を削除する(S1280)。
具体的には、経路情報生成部140は、S1220において生成した、経路情報の生成の対象である宛先IPアドレスと拠点IPアドレスの組み合わせに対応する経路情報テーブル240を削除する。そして、S1210に戻る。
以上のようにして経路情報が生成される。
なお、S100で、複数の宛先IPアドレスが指定された場合、それぞれの宛先IPアドレスについて、S120を実行すればよい。
また、上記では、指定された宛先IPアドレスの転送先を順次検索して、拠点IPアドレスから宛先IPアドレスまでの経路情報を生成しているが、経路情報生成部140は、拠点IPアドレスの転送先を順次検索して、指定された宛先IPアドレスから拠点IPアドレスまでの経路情報を生成するようにしてもよい。このようにすれば、経路上のルータの、拠点ネットワークから送信されるデータを受信する通信インタフェースのインタフェースIDが取得されることができる。
また、入力受付部110は、宛先IPアドレスに替えて、送信元IPアドレスを受け付けるようにしてもよい。この場合、経路情報生成部140は、指定された送信元IPアドレスから拠点IPアドレスまで、もしくは、拠点IPアドレスから指定された送信元IPアドレスまでの経路情報を生成する。
図8に戻って説明を続ける。経路情報が生成されると(S120)、ネットワーク監視処理を終了する指示がされたか否かが判定される(S130)。
具体的には、入力受付部110は、入力部300を介して、ネットワーク管理者などのユーザの操作を受け付け、ネットワーク監視処理を終了する指示がされたか否かを判定する。通信部500を介して、外部のネットワーク管理装置から指示を受け付けるようにしてもよい。そして、指示がされたと判定した場合(S130でYES)、本フローを終了する。一方、指示がされていないと判定した場合(S130でNO)、S140に進む。
ネットワーク監視処理を終了する指示がされていない場合(S130でNO)、経路情報更新部145は、経路情報を更新する条件が成立したか否かを判定する(S140)。
具体的には、経路情報更新部145は、以下の(1)〜(3)いずれか1つもしくは複数の条件を監視する。そして、経路情報を更新する条件が成立したと判定した場合(S140でYES)、S150に進む。一方、経路情報を更新する条件が成立していないと判定した場合(S140でNO)、S160に進む。
(1)経路情報を構成するルータの通信インタフェースに障害等が発生した場合:
具体的には、経路情報更新部145は、監視対象のルータから送られる通信インタフェースの障害などを通知するメッセージを監視する。
例えば、障害等を通知するメッセージとして、SNMPトラップ(linkDownトラップ、linkUpトラップ)を用いることができる。linkDownもしくはlinkUpトラップには、回線がリンクダウンもしくはリンクアップした通信インタフェースの識別情報(ifIndex)、当該通信インタフェースを有する装置の識別情報、IPアドレスなどが含まれる。
経路情報更新部145は、上記のようなメッセージを受信すると、まず、当該メッセージの中から装置の識別情報、通信インタフェースの識別情報を取得する。
また、経路情報更新部145は、各経路情報テーブル240のフィールド243を参照する。そして、取得した装置の識別情報および通信インタフェースの識別情報と対応する、装置IDおよびインタフェースIDを有するエントリを検索する。
上記のエントリを特定した場合、経路情報更新部145は、特定したエントリを含む経路情報を更新する条件が成立したと判定する。一方、エントリを特定できなかった場合、経路情報を更新する条件が成立していないと判定する。
(2)通信量情報が収集される場合:
具体的には、経路情報更新部145は、通信量情報収集部150が通信量情報を収集する所定の周期と合わせて経路情報の更新を行う。すなわち、通信量情報が収集される時刻が来た場合、経路情報を更新する条件が成立したと判定する。
(3)ネットワークトポロジが変化した場合:
具体的には、経路情報更新部145は、外部のネットワーク管理装置から送られる、監視対象のネットワークのトポロジの変更を通知するメッセージを監視する。
上記のメッセージには、例えば、監視対象のネットワークに新しく追加された拠点ネットワークのIPアドレス、監視対象のネットワークから削除された拠点ネットワークのIPアドレスなどが含まれる。
上記のようなメッセージを受信した場合、経路情報更新部145は、経路情報を更新する条件が成立したと判定する。
もちろん、経路情報を更新する条件は上記に限られない。例えば、経路情報を更新するための所定の周期であってもよい。
経路情報を更新する条件が成立したと判定した場合(S140でYES)、経路情報更新部145は、経路情報の更新を行う(S150)。上述した(1)〜(3)それぞれの場合について、説明する。
(1)経路情報を構成するルータの通信インタフェースに障害等が発生した場合:
具体的には、まず、経路情報更新部145は、障害等が発生したルータから転送先情報を収集するように、転送先情報収集部130に指示する。
転送先情報収集部130は、S140で特定された経路情報のエントリに含まれる装置IDが示すルータから、転送先情報を収集する。また、当該ルータの転送先情報テーブル230のフィールド232に格納されている転送先情報を更新する。
転送先情報の収集が終了すると、経路情報更新部145は、S140で特定したエントリを含む経路情報を再生成するように、経路情報生成部140に指示する。
経路情報生成部140は、S140で特定されたエントリを含む経路情報テーブル240に格納されている宛先IPアドレスと拠点IPアドレスとの間の経路情報の再生成を行う。そして、フィールド243に格納されている経路情報を更新する。経路情報の再生成は、S120と同様の処理で実現される。
なお、転送先情報は、障害等が発生したルータだけでなく、当該ルータをNextHopとするルータから収集されるようにしてもよい。また、転送先情報は、構成情報テーブル220に登録されている全てのルータから収集されるようにしてもよい。また、全ての経路情報テーブル240の経路情報が再生成されるようにしてもよい。
(2)通信量情報が収集される場合:
具体的には、まず、経路情報更新部145は、構成情報テーブル220が生成されている全てのルータから転送先情報を収集するように、転送先情報収集部130に指示する。
また、経路情報更新部145は、全ての経路情報テーブル240の経路情報を再生成するように、経路情報生成部140に指示する。経路情報の再生成は、S120と同様の処理で実現される。
(3)ネットワークトポロジが変化した場合:
具体的には、まず、経路情報更新部145は、S140において受信したメッセージに含まれる、新しく追加された拠点ネットワークのIPアドレスを取得する。また、変更された構成情報(例えば、ルータのインタフェース情報、端末の情報など)を収集するように、入力受付部110に指示する。
入力受付部110は、入力部300もしくは通信部500を介して、構成情報の入力を受け付ける。そして、構成情報テーブル220の生成や更新を行う。
また、経路情報更新部145は、新しく追加された拠点ネットワークと指定された宛先ネットワークとの間の経路情報を生成するように、経路情報生成部140に指示する。
経路情報生成部140は、S100で指定された宛先IPアドレスと、新しく追加された拠点IPアドレスとの間の経路情報の生成を行う。経路情報の生成は、S120と同様の処理で実現される。
なお、S140において受信したメッセージに、監視対象のネットワークから削除された拠点ネットワークのIPアドレスが含まれる場合、経路情報更新部145は、経路情報生成部140に指示して、当該IPアドレスと一致する拠点IPアドレスを含む経路情報テーブル240を削除させる。
以上のようにして経路情報が更新されると、S130に戻る。
一方、経路情報を更新する条件が成立しないと判定された場合(S140でNO)、通信量情報収集部150は、通信量情報を収集する条件が成立したか否かを判定する(S160)。
具体的には、通信量情報収集部150は、所定の周期(例えば、1時間毎)で、通信量情報の収集を行う。そして、通信量情報を収集する条件が成立したと判定した場合(S160でYES)、S170に進む。一方、通信量情報を収集する条件が成立していないと判定した場合(S160でNO)、S130に戻る。
もちろん、所定の周期は、例えば、入力受付部110を介して、ユーザにより指定されてもよい。また、通信量情報の収集は、ユーザが指示したときに実行されるようにしてもよい。
通信量情報を収集する条件が成立した判定した場合(S160でYES)、通信量情報収集部150は、通信量情報の収集を行う(S170)。
具体的には、通信量情報収集部150は、通信部500を介して、構成情報テーブル220が生成されている全てのルータと通信を行い、それぞれのルータから通信量情報を取得する。
通信量情報収集部150は、例えば、SNMPにより、ルータが有するMIBから、通信インタフェースに関する情報を含むifTableを取得する。ifTaleは、ifIndex、ifOutOctets、ifInOctetsなどのフィールドを有する。ifTaleには、通信インタフェースごとのエントリが格納されている。
ifIndexには、通信インタフェースの識別情報が格納されている。ifOutOctetsには、通信インタフェースの出力通信量を示す情報が格納されている。ifInOctetsには、通信インタフェースの入力通信量を示す情報が格納されている。
通信量情報収集部150は、通信量情報を収集したルータごとに通信量情報テーブル250を生成する。そして、通信量情報収集部150は、通信量情報の収集を行った時刻をフィールド251に格納する。また、通信量情報を収集したルータの装置IDを、フィールド252に格納する。
また、通信量情報収集部150は、取得したifTaleに含まれる各エントリに対応するエントリを、フィールド253に追加する。
すなわち、通信量情報収集部150は、ifIndexの値を、フィールド254に格納する。
また、通信量情報収集部150は、ifInOctetsの値を、フィールド255に格納する。また、フィールド255の値と、前回の収集時刻に生成された通信量情報テーブル250のフィールド255に格納された値との差分を算出する。そして、その差分の値を、フィールド256に格納する。
また、通信量情報収集部150は、ifOutOctetsの値を、フィールド257に格納する。また、フィールド257の値と、前回の収集時刻に生成された通信量情報テーブル250のフィールド257に格納された値との差分を算出する。そして、その差分の値を、フィールド258に格納する。
以上のようにして、ネットワーク監視処理が行われ、経路情報の生成、更新、通信量情報の収集、更新が行われる。
次に、上述のネットワーク監視処理において生成された経路情報に基づいて、ネットワーク監視装置1が行う表示処理について説明する。
ネットワーク監視処理において生成された経路情報および通信量情報は、表示制御部120により表示部400に表示される。
表示制御部120は、例えば、S120、S150、S170の処理が実行されたときに、ユーザがS100で指定した宛先IPアドレスと拠点IPアドレスとの間の、経路情報と通信量情報とを表示する。経路情報や通信量情報の更新があった場合には、更新された経路情報や通信量情報の表示を更新してもよい。
なお、表示制御部120は、ユーザがS100で指定した宛先IPアドレスの一覧を表示し、入力部300を介してユーザが選択した宛先IPアドレスと、拠点IPアドレスとの間の経路情報および通信量情報を表示してもよい。
また、表示制御部120は、通信部500を介して、外部の装置からユーザの指示を受け付けた場合、経路情報および通信量情報を表示するための情報を、外部の装置に送信するようにしてもよい。
もちろん、表示の方法やタイミングは上記に限られない。
まず、経路情報を基本的に加工することなく表示する処理について説明する。
具体的には、表示制御部120は、構成情報テーブル220と、経路情報テーブル240と、通信量情報テーブル250とを用いて、図10に示すような画面を表示する。図10は、宛先と拠点間の経路情報の表示例を示す図である。
本図に示すように、経路表示画面900aは、宛先情報フィールド910、経路情報フィールド920、拠点情報フィールド930を有する。
宛先情報フィールド910には、指定された宛先ネットワークに関する情報が表示される。宛先情報フィールド910は、宛先名フィールド911、宛先IPアドレスフィールド912を有する。
宛先名フィールド911には、指定された宛先ネットワークの名称が表示される。宛先IPアドレスフィールド912には、指定された宛先IPアドレスが表示される。
経路情報フィールド920には、指定された宛先ネットワークと、拠点ネットワークの間の、経路情報および通信量情報が表示される。経路情報フィールド920は、装置情報フィールド921、IPアドレスフィールド922、入力通信量フィールド923、出力通信量フィールド924を有する。経路情報フィールド920には、経路の構成要素である装置ごとのエントリが表示される。
装置情報フィールド921には、装置の名称と、当該装置の出力インタフェースのインタフェースIDが表示される。IPアドレスフィールド922には、出力インタフェースのIPアドレスが表示される。
入力通信量フィールド923には、出力インタフェースの入力通信量が表示される。出力通信量フィールド924には、出力インタフェースの出力通信量が表示される。
拠点情報フィールド930には、拠点ネットワークに関する情報が表示される。拠点情報フィールド930は、拠点名フィールド931、拠点IPアドレスフィールド932を有する。
拠点情報フィールド930には、拠点ネットワークの名称が表示される。拠点IPアドレスフィールド932には、拠点IPアドレスが表示される。
もちろん、経路表示画面の構成は上記に限られない。
表示制御部120は、表示対象の宛先IPアドレスおよび拠点IPアドレスを含む経路情報テーブル240を参照する。そして、フィールド241に格納されている宛先IPアドレスを、宛先IPアドレスフィールド912に表示する。また、フィールド242に格納されている拠点IPアドレスを、拠点IPアドレスフィールド932に表示する。
なお、IPアドレスと拠点名を対応付けた一覧を、予めユーザが入力するようにすれば、宛先名フィールド911および拠点名フィールド931に、宛先IPアドレスおよび拠点IPアドレスに対応する拠点名を表示することができる。
また、表示制御部120は、表示対象の経路情報テーブル240のフィールド243に格納されているエントリの順序で、各エントリに対応するエントリを経路情報フィールド920に表示する。以下、エントリごとの表示方法について説明する。
まず、表示制御部120は、フィールド244とフィールド245とから、装置IDとインタフェースIDとを取得する。
それから、表示制御部120は、取得した装置IDと同じ装置IDがフィールド221に格納されている構成情報テーブル220を参照する。そして、フィールド222に格納されている装置名を取得する。
また、表示制御部120は、フィールド224に格納されているインタフェース情報を参照し、取得したインタフェースIDと同じインタフェースIDを有するエントリを特定する。そして、特定したエントリのIPアドレスを取得する。
それから、表示制御部120は、取得した装置名とインタフェースIDとを対応付けて、装置情報フィールド921に表示する。また、取得したIPアドレスを、IPアドレスフィールド922に表示する。
また、表示制御部120は、取得した装置IDと同じ装置IDがフィールド252に格納されている通信量情報テーブル250のうち、収集時刻が最新のテーブルを参照する。また、フィールド253に格納された通信量情報を参照し、取得したインタフェースIDと同じインタフェースIDを有するエントリを特定する。そして、特定したエントリの入力通信量と出力通信量とを取得する。
それから、表示制御部120は、取得した入力通信量を、入力通信量フィールド923に表示する。また、取得した出力通信量を、出力通信量フィールド924に表示する。
本図の例では、図1の拠点ネットワーク3a(拠点A)と、拠点ネットワーク3d(拠点D)の間の経路情報が表示されている。すなわち、経路情報フィールド920には、宛先ネットワークである拠点ネットワーク3a(拠点A)に近い順に、ルータ6a(R−a)、ルータ6d(R−d)、ルータ6e(R−e)、ルータ6f(R−f)が表示されている。
なお、表示対象の経路情報に、例えば、WANが介在することを示すエントリ(例えば、フィールド244および245の値が「−1」のエントリ。以下「WANエントリ」と呼ぶ。)が格納されている場合、表示制御部120は、経路情報フィールド920にWANエントリに対応するエントリを表示してもよい。この場合、表示制御部120は、当該エントリがWANを示すことをユーザが認識できる態様で表示する。
また、表示制御部120は、経路情報のうち、WANエントリから宛先ネットワーク側のエントリを含む経路情報と、WANエントリから拠点ネットワーク側のエントリを含む経路情報とを、別の経路表示画面900aに表示するようにしてもよい。別の経路表示画面900aに表示するか否かを、ユーザが設定できるようにしてもよい。
以上のようにして、指定された宛先ネットワークと拠点ネットワークの間の経路情報と、通信量情報が表示される。
次に、経路情報を所定の方法により集約して表示する処理について説明する。
図11は、経路情報を集約して表示する処理の流れを示すフロー図である。
まず、表示制御部120は、同一の宛先の経路情報を取得する(S200)。
具体的には、表示制御部120は、複数の経路情報テーブル240の中から、同一の宛先IPアドレスを有するテーブルを取得する。
例えば、図1の例で、拠点ネットワーク3a(拠点A)のIPアドレスが宛先IPアドレスとしてユーザに指定された場合、経路情報テーブル240には、拠点ネットワーク3a(拠点A)と、拠点ネットワーク3b〜e(拠点B〜E)それぞれとの間の経路情報が格納されている。そのため、同じ宛先IPアドレスを有する経路情報として、拠点ネットワーク3a(拠点A)と、拠点ネットワーク3b〜e(拠点B〜E)それぞれとの間の経路情報が取得される。
同一の宛先の経路情報を取得後(S200)、表示制御部120は、それらの経路情報のうち、共通する経路を特定する(S210)。
具体的には、表示制御部120は、S200で取得した各経路情報テーブル240のフィールド243に格納された経路情報を比較する。そして、連続する所定数のエントリ(装置IDおよびインタフェースID)の順序が一致する部分を特定する。すなわち、共通の経路を特定する。また、その共通の経路を含む経路情報テーブル240を特定する。
なお、共通の経路のエントリの数は、予め定めた値であってもよい。また、ユーザが指定できるようにしてもよい。
例えば、図1の例では、宛先である拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間と、宛先である拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3e(拠点E)間との、共通の経路情報として、ルータ6a(R−a)、ルータ6d(R−d)、ルータ6e(R−e)から構成される経路情報が特定される。
また、共通の経路情報を含む経路情報として、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間の経路情報と、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3e(拠点E)間の経路情報が特定される。
共通の経路を特定すると(S210)、表示制御部120は、当該経路を表示する(S220)。
具体的には、表示制御部120は、構成情報テーブル220と、経路情報テーブル240と、通信量情報テーブル250とを用いて、図12に示すような画面を表示する。図12は、宛先と複数の拠点との間の共通の経路情報の表示例を示す図である。
本図に示すように、経路表示画面900bは、経路表示画面900a(図10参照)と同様である。異なる点は、拠点情報フィールド930に、特定した共通の経路情報を含む経路情報テーブル240それぞれの拠点IPアドレスおよび拠点名を対応付けたエントリが表示される点である。
もちろん、経路表示画面の構成は上記に限られない。
表示制御部120は、まず、S210で特定した経路情報テーブル240を参照する。そして、いずれかのテーブルの宛先IPアドレスを、宛先IPアドレスフィールド912に表示する。また、各経路情報テーブル240の拠点IPアドレスそれぞれに対応するエントリを、拠点IPアドレスフィールド932に表示する。
また、宛先名フィールド911に、宛先IPアドレスに対応する拠点名を表示してもよい。また、拠点名フィールド931に、それぞれの拠点IPアドレスに対応する拠点名を表示してもよい。
また、表示制御部120は、S210で特定した経路情報テーブル240を参照する。そして、S210で特定した共通の経路情報に含まれる各エントリの情報を、いずれかの経路情報テーブル240から取得する。それから、取得したエントリごとに、対応するエントリを経路情報フィールド920に表示する。各エントリの表示方法は、経路表示画面900aの場合と同様である。
本図の例では、図1の拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間と、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3e(拠点E)間との、共通の経路情報(ルータ6a(R−a)、ルータ6d(R−d)、ルータ6e(R−e))が表示されている。
すなわち、経路情報フィールド920には、拠点ネットワーク3a(拠点A)に近い順に、ルータ6a(R−a)、ルータ6d(R−d)、ルータ6e(R−e)が表示されている。また、拠点情報フィールド930には、拠点ネットワーク3d(拠点D)および拠点ネットワーク3e(拠点E)の、拠点名とIPアドレスとが表示されている。
以上のようにして、共通する経路情報が集約されて表示される。
なお、S210において、表示制御部120は、同一の宛先の経路情報のうち、WANエントリから拠点ネットワーク側の経路について、共通の経路を特定するようにしてもよい。または、WANエントリから宛先ネットワーク側の経路について、共通の経路を特定するようにしてもよい。WANエントリから拠点ネットワーク側もしくは宛先ネットワーク側かを、ユーザが設定できるようにしてもよい。
また、特定した共通の経路にWANエントリが含まれている場合、表示制御部120は、共通の経路のうち、WANエントリから宛先ネットワーク側のエントリを含む経路情報と、WANエントリから拠点ネットワーク側のエントリを含む経路情報とを、別の経路表示画面900bに表示するようにしてもよい。別の経路表示画面900bに表示するか否かを、ユーザが設定できるようにしてもよい。
また、上記では、同一の宛先IPアドレスを有する経路情報を対象としているが、宛先IPアドレスの異同に係わらず、共通の経路を特定して表示するようにしてもよい。
次に、集約した経路情報に、所定の方法により抽出した経路情報を追加して表示する処理について説明する。
図13は、集約した経路情報に、経路情報を追加して表示する処理の流れを示すフロー図である。
S300〜320は、S200〜220(図11参照)と同様である。
共通の経路を表示すると(S320)、表示制御部120は、共通経路を構成する装置のうち、最も拠点ネットワークに近い装置の通信量が、所定値を超えるか否かを判定する(S330)。
具体的には、まず、表示制御部120は、S310で特定した経路情報テーブル240を参照する。そして、S310で特定した共通の経路に含まれるエントリのうち、最も拠点ネットワークに近いエントリを特定する。また、フィールド244とフィールド245とから、特定したエントリの装置IDとインタフェースIDとを取得する。
それから、表示制御部120は、取得した装置IDと同じ装置IDがフィールド252に格納されている通信量情報テーブル250のうち、収集時刻が最新のテーブルを参照する。また、フィールド253に格納された通信量情報を参照し、取得したインタフェースIDと同じインタフェースIDを有するエントリを特定する。そして、特定したエントリの入力通信量を取得する。
それから、表示制御部120は、取得した入力通信量が所定のしきい値を超えているか否かを判定する。ここで、所定のしきい値は、例えば、ルータの転送性能の低下やネットワークの性能の劣化などを招くような通信量を示す値である。この値は、例えば、ネットワーク管理者などのユーザにより予め設定されることができる。
そして、取得した入力通信量が所定のしきい値を超えていると判定した場合(S330でYES)、S340に進む。一方、所定のしきい値を超えていないと判定した場合(S330でNO)、処理を終了する。
なお、表示制御部120は、取得した入力通信量が所定のしきい値を超えていると判定した場合(S330でYES)、当該入力通信量が表示された入力通信量フィールド923を、他のフィールドと異なる色などにより強調表示してもよい。このようにすれば、ユーザは、詳細な調査を行うべき経路や装置を特定し易くなる。
また、表示制御部120は、取得した入力通信量が所定のしきい値を超えているインタフェースのインタフェースID、当該インタフェースを有する装置の装置ID、当該装置の管理IPアドレス等を、外部のネットワーク管理装置に送信するようにしてもよい。また、所定のファイルに出力するようにしてもよい。
例えば、図1の拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間と、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3e(拠点E)間との、共通の経路情報(ルータ6a(R−a)、ルータ6d(R−d)、ルータ6e(R−e))が表示されている場合、共通の経路を構成する装置のうち最も拠点ネットワークに近い装置として、ルータ6e(R−e)が特定される。
また、入力通信量として、ルータ6e(R−e)の、拠点ネットワーク3a(拠点A)へ向かう出力インタフェースの入力通信量が取得される。
ここで、拠点ネットワーク3a(拠点A)上にデータセンタが構築されている場合、拠点ネットワーク3a(拠点A)から拠点ネットワーク3d(拠点D)や拠点ネットワーク3e(拠点E)に対して様々なサービスが提供される。
この場合、拠点ネットワーク3a(拠点A)から拠点ネットワーク3d(拠点D)や拠点ネットワーク3e(拠点E)に送信されるデータ量(下りのデータ量)は、時間帯などによって大きく変化することがある。そのため、本フローでは、下りのデータを受信する通信インタフェースの入力通信量を判定に用いている。もちろん、出力通信量を用いるようにしてもよい。また、入力通信量と出力通信量の組み合わせを判定に用いてもよい。
共通経路上の最も拠点ネットワークに近い装置の通信量が所定値を超えると判定した場合(S330でYES)、表示制御部120は、共通経路外の拠点側の経路上の装置を特定する(S340)。
具体的には、表示制御部120は、S310で特定した共通の経路情報を含む経路情報テーブル240を参照する。そして、それぞれのフィールド243の経路情報を参照し、S330で特定した共通経路上の最も拠点ネットワークに近いエントリよりも、拠点ネットワークに近いエントリを特定する。
例えば、図1の拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間と、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3e(拠点E)間との、共通の経路情報(ルータ6a(R−a)、ルータ6d(R−d)、ルータ6e(R−e))が表示されている場合、共通経路を構成する装置のうち最も拠点ネットワークに近いルータ6e(R−e)よりも、拠点ネットワークに近い装置として、ルータ6f(R−f)、ルータ6g(R−g)が特定される。
共通経路外の拠点側の経路上の装置が特定されると(S340)、表示制御部120は、通信量が所定値を超える装置があるか否かを判定する(S350)。
具体的には、まず、表示制御部120は、S340で特定したエントリの装置IDとインタフェースIDとを取得する。
それから、表示制御部120は、取得した装置IDと同じ装置IDがフィールド252に格納されている通信量情報テーブル250のうち、収集時刻が最新のテーブルを参照する。また、フィールド253に格納された通信量情報を参照し、取得したインタフェースIDと同じインタフェースIDを有するエントリを特定する。そして、特定したエントリの入力通信量を取得する。
それから、表示制御部120は、取得した入力通信量が所定のしきい値を超えているか否かを判定する。ここで、所定のしきい値は、例えば、ルータの転送性能の低下やネットワークの性能の劣化などを招くような通信量を示す値である。この値は、例えば、ネットワーク管理者などのユーザにより予め設定されることができる。なお、このしきい値は、S330で使用されるしきい値よりも小さい値に設定されることができる。
そして、入力通信量が所定のしきい値を超えるエントリがある場合(S350でYES)、S360に進む。一方、入力通信量が所定のしきい値を超えるエントリがないと判定した場合(S350でNO)、処理を終了する。
例えば、図1の拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間の経路と、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3e(拠点E)間の経路のうち、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間の経路に通信量が偏っている場合、入力通信量が所定のしきい値を超えるルータとして、ルータ6f(R−f)が特定される。
通信量が所定値を超える、共通経路外の拠点側の経路上の装置がある場合(S350でYES)、表示制御部120は、当該装置に対応する経路情報を表示する(S360)。
具体的には、表示制御部120は、図14に示すような画面を表示する。図14は、宛先と複数の拠点間の共通の経路情報と、追加の経路情報の表示例を示す図である。
本図に示すように、経路表示画面900cは、経路表示画面900b(図12参照)と同様である。異なる点は、経路情報フィールド920に、経路情報が追加されている点である。また、追加された経路情報と、当該経路情報と関連する拠点情報とが、対応付けられて表示される点である。
もちろん、経路表示画面の構成は上記に限られない。
表示制御部120は、まず、S350で特定した、入力通信量が所定のしきい値を超える装置のエントリを含む経路情報テーブル240を参照する。それから、当該エントリに対応するエントリを経路情報フィールド920に表示する。エントリの表示方法は、経路表示画面900aの場合と同様である。
また、表示制御部120は、S320で拠点情報フィールド930に表示した各エントリのうち、S350で特定した装置のエントリを含む経路情報テーブル240の拠点IPアドレスと対応するエントリと、経路情報フィールド920に追加したエントリとを、対応関係が認識可能な態様で表示する。例えば、本図のように、同じ配色により表示する。もちろん、表示の態様はこれに限られない。
本図の例では、図1の拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3d(拠点D)間と、拠点ネットワーク3a(拠点A)および拠点ネットワーク3e(拠点E)間との、共通の経路情報(ルータ6a(R−a)、ルータ6d(R−d)、ルータ6e(R−e))が、経路情報フィールド920に表示されている。
また、入力通信量が所定のしきい値を超えるルータとして、ルータ6f(R−f)が追加表示されている。また、拠点Dの拠点情報と、追加表示した経路情報とが、他の情報と異なる態様で表示されている。このようにすれば、ユーザは、詳細な調査を行うべき経路や装置を特定し易くなる。
以上のようにして、集約した経路情報に、経路情報が追加表示される。
なお、表示制御部120は、入力通信量が所定のしきい値を超えているインタフェースのインタフェースID、当該インタフェースを有する装置の装置ID、当該装置の管理IPアドレス等を、外部のネットワーク管理装置に送信するようにしてもよい。また、所定のファイルに出力するようにしてもよい。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。本実施形態によれば、監視対象とすべき通信関係や通信経路に関する情報が自動的に生成され、ユーザの負担が軽減される。
すなわち、ユーザが監視対象としたい宛先を指定すると、指定された宛先を宛先とする通信関係およびその通信経路が生成され、監視対象に加えられる。これにより、ユーザの作業負担が軽減される。
また、生成された通信経路上のネットワーク装置に関する情報が、ネットワーク装置の接続順で表示される。また、各ネットワーク装置の通信インタフェースの通信量が表示される。これにより、ユーザは、監視対象のネットワーク全体から、例えば、通信量が多い通信経路や、通信量が多い通信経路の一部を、容易に見つけ出すことができる。また、ユーザの作業負担が軽減される。
また、生成された通信経路のうち、共通する通信経路が集約されて表示される。これにより、表示される通信経路の情報量が減るため、ユーザは、例えば、通信量が多い通信経路や、通信量が多い通信経路の一部を、より容易に見つけ出すことができる。また、ユーザの作業負担が軽減される。
また、共通する通信経路が集約して表示さていても、例えば、その通信経路上の通信量が通常より多いなど、所定の条件が成立した場合には、原因と推定される通信経路が表示される。これにより、ユーザは、例えば、通信経路の通信量が多くなっている原因を容易に見つけ出すことができる。また、ユーザの作業負担が軽減される。
また、WANから宛先ネットワーク側の経路情報と、WANから拠点ネットワーク側の経路情報とが、別の経路情報として表示されることができる。これにより、ユーザは、WANに入力されるトラフィックや、WANから出力されるトラフィックを、より監視し易い。
上記のようにして、通信量が多い通信経路や、通信量が多い通信経路の一部を見つけ出した後、ユーザは、他のネットワーク分析装置や専用装置などの製品を使用して、より詳細な調査を行うことができる。
以上、本発明について、例示的な実施形態と関連させて記載した。多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかであることは明白である。したがって、上記の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。
第1の実施形態に係るネットワーク監視装置が接続されるネットワークの構成例を示す図。 ネットワーク監視装置の機能構成を示すブロック図。 構成情報テーブルの構成例を示す図。 転送先情報テーブルの構成例を示す図。 経路情報テーブルの構成例を示す図。 通信量情報テーブルの構成例を示す図。 ネットワーク監視装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 ネットワーク監視処理の流れを示すフロー図。 経路情報を生成する処理の流れを示すフロー図。 宛先と拠点間の経路情報の表示例を示す図。 経路情報を集約して表示する処理の流れを示すフロー図。 宛先と複数の拠点との間の共通の経路情報の表示例を示す図。 集約した経路情報に、経路情報を追加して表示する処理の流れを示すフロー図。 宛先と複数の拠点間の共通の経路情報と、追加の経路情報の表示例を示す図。
符号の説明
1:ネットワーク監視装置、3a〜e:拠点ネットワーク、4:WAN、5:インターネット、6a〜g:ルータ、7:ネットワーク、
10:CPU、20:RAM、30:ROM、40:補助記憶装置、50:表示装置、60:入力装置、70:メディア読取装置、80:通信装置、
100:制御部、110:入力受付部、120:表示制御部、130:転送先情報収集部、140:経路情報生成部、145:経路情報更新部、150:通信量情報収集部、200:記憶部、
220:構成情報テーブル、222:装置名、223:管理用IPアドレス、224:インタフェース情報、225:インタフェースID、226:インタフェース名、227:IPアドレス、228:サブネットマスク、
230:転送先情報テーブル、231:装置ID、232:転送先情報、233:宛先IPアドレス、234:インタフェースID、235:NextHop、236:転送種別、237:サブネットマスク、
240:経路情報テーブル、241:宛先IPアドレス、242:拠点IPアドレス、243:経路情報、244:装置ID、245:インタフェースID、
250:通信量情報テーブル、251:収集時刻、252:装置ID、253:通信量情報、254:インタフェースID、255:合計入力通信量、256:入力通信量、257:合計出力通信量、258:出力通信量、
300:入力部、400:表示部、500:通信部、
900a〜c:経路表示画面、910:宛先情報フィールド、911:宛先名フィールド、912:宛先IPアドレスフィールド、920:経路情報フィールド、921:装置情報フィールド、922:IPアドレスフィールド、923:入力通信量フィールド、924:出力通信量フィールド、930:拠点情報フィールド、931:拠点名フィールド、932:拠点IPアドレスフィールド

Claims (8)

  1. 複数の端末およびネットワーク装置を有するネットワークの状態を監視するネットワーク監視装置であって、
    前記端末および前記ネットワーク装置それぞれの、通信インタフェースのインタフェースアドレスおよびそのサブネットマスク長を特定するインタフェースアドレス情報を含む構成情報と、
    前記ネットワーク装置それぞれが有する、宛先アドレスおよびそのサブネットマスク長を特定する宛先アドレス情報、および、前記宛先アドレスを転送すべき転送先アドレスを特定する転送先アドレス情報、を対応付けた情報を含む転送先情報と、を記憶する記憶部と、
    経路情報生成の対象である指定宛先アドレスおよびそのサブネットマスク長を含む指定宛先アドレス情報を、入力部を介して受け付ける入力受付部と、
    前記ネットワーク装置それぞれの転送先情報から、前記宛先アドレス情報ごとに、当該宛先アドレス情報から特定される前記宛先アドレスのネットワークアドレスを第1のアドレスとして取得し、前記端末それぞれの構成情報から、前記インタフェースアドレス情報から特定される前記インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第2のアドレスとして取得し、前記第1のアドレスのうち、複数の前記第2のアドレスと一致するアドレスを拠点ネットワークアドレスとして特定し、前記特定した拠点ネットワークアドレスとそのサブネットマスク長を含むアドレス情報を、拠点ネットワークアドレス情報として取得する処理と、
    前記ネットワーク装置それぞれの構成情報から、前記インタフェースアドレス情報から特定される前記インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第3のアドレスとして取得し、前記第3のアドレスのうち、前記拠点ネットワークアドレス情報から特定される拠点ネットワークアドレスと一致するアドレスを特定し、前記特定したアドレスに対応する前記インタフェースアドレスを有するネットワーク装置を特定する処理と、
    前記特定されたネットワーク装置の転送先情報から、前記指定宛先アドレス情報から特定される指定宛先アドレスを転送すべき前記転送先アドレスを取得する第1の処理と、前記ネットワーク装置それぞれの構成情報から、前記取得した転送先アドレスと一致する前記インタフェースアドレスを特定し、前記特定したインタフェースアドレスを有するネットワーク装置を特定し、前記特定したネットワーク装置の転送先情報を前記第1の処理で使用させる第2の処理と、を順次行うことにより、前記拠点ネットワークアドレスと前記指定宛先アドレスとの間のネットワーク装置の接続順序を特定する情報を含む経路情報を生成し、前記記憶部に記憶する処理と、を行う経路情報生成部と、を有すること、
    を特徴とするネットワーク監視装置。
  2. 請求項1に記載のネットワーク監視装置であって、
    前記経路情報生成部は、
    複数の前記拠点ネットワークアドレスを特定した場合、それぞれの前記拠点ネットワークアドレスについて、前記指定宛先アドレスとの間の前記経路情報を生成すること、
    を特徴とするネットワーク監視装置。
  3. 請求項2に記載のネットワーク監視装置であって、
    前記構成情報に含まれるインタフェースアドレス情報から特定されるネットワーク装置それぞれから、当該ネットワーク装置の通信量を示す通信量情報を取得して、前記記憶部に記憶する通信量収集部と、
    前記経路情報を前記記憶部から取得して、当該経路情報から特定される前記ネットワーク装置の接続順序を表示部に表示する処理と、当該接続順序を構成する前記ネットワーク装置それぞれの前記通信量情報を前記記憶部から取得して、前記表示部に表示する処理と、を行う表示制御部と、を有すること、
    を特徴とするネットワーク監視装置。
  4. 請求項3に記載のネットワーク監視装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記生成された経路情報のうち、前記指定宛先アドレスが同一である経路情報を特定し、これらの経路情報から特定される前記ネットワーク装置の接続順序を比較して共通する接続順序を特定し、前記特定した共通の接続順序を前記表示部に表示すること、
    を特徴とするネットワーク監視装置。
  5. 請求項4に記載のネットワーク監視装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記特定した共通の接続順序を構成する前記ネットワーク装置のうち、接続順番が前記拠点ネットワークに最も近い第1のネットワーク装置を特定し、当該第1のネットワーク装置の通信量が第1のしきい値を超えるか否かを判定し、
    前記通信量が前記第1のしきい値を超えると判定した場合に、前記共通の接続順序を含むそれぞれの前記経路情報から、前記第1のネットワーク装置と前記拠点ネットワークとの間に位置する第2のネットワーク装置とを特定し、
    前記特定した第2のネットワーク装置のうち、通信量が第2のしきい値を超える第2のネットワーク装置を特定し、
    前記特定した第2のネットワーク装置を、前記共通の接続順序とあわせて表示すること、
    を特徴とするネットワーク監視装置。
  6. 請求項3〜5いずれか一項に記載のネットワーク監視装置であって、
    前記転送先情報は、
    前記転送先アドレスに接続される出力インタフェースを特定する出力インタフェース情報を含み、
    前記経路情報生成部は、
    前記指定宛先アドレスを転送すべき前記転送先アドレスとともに前記出力インタフェースを特定し、前記ネットワーク装置の接続順序あわせて前記ネットワーク装置それぞれの前記出力インタフェースを特定する情報を含む経路情報を生成し、
    前記表示制御部は、
    前記接続順序を構成する前記ネットワーク装置の前記出力インタフェースの通信量情報を前記記憶部から取得して前記表示部に表示すること、
    を特徴とするネットワーク監視装置。
  7. 複数の端末およびネットワーク装置を有するネットワークの状態を監視するネットワーク監視装置におけるネットワーク監視方法であって、
    前記ネットワーク監視装置は、
    前記端末および前記ネットワーク装置それぞれの、通信インタフェースのインタフェースアドレスおよびそのサブネットマスク長を特定するインタフェースアドレス情報を含む構成情報と、
    前記ネットワーク装置それぞれが有する、宛先アドレスおよびそのサブネットマスク長を特定する宛先アドレス情報、および、前記宛先アドレスを転送すべき転送先アドレスを特定する転送先アドレス情報、を対応付けた情報を含む転送先情報と、を記憶する記憶部と、を有し、
    経路情報生成の対象である指定宛先アドレスおよびそのサブネットマスク長を含む指定宛先アドレス情報を、入力部を介して受け付ける入力受付ステップと、
    前記ネットワーク装置それぞれの転送先情報から、前記宛先アドレス情報ごとに、当該宛先アドレス情報から特定される前記宛先アドレスのネットワークアドレスを第1のアドレスとして取得し、前記端末それぞれの構成情報から、前記インタフェースアドレス情報から特定される前記インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第2のアドレスとして取得し、前記第1のアドレスのうち、複数の前記第2のアドレスと一致するアドレスを拠点ネットワークアドレスとして特定し、前記特定した拠点ネットワークアドレスとそのサブネットマスク長を含むアドレス情報を、拠点ネットワークアドレス情報として取得するステップと、
    前記ネットワーク装置それぞれの構成情報から、前記インタフェースアドレス情報から特定される前記インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第3のアドレスとして取得し、前記第3のアドレスのうち、前記拠点ネットワークアドレス情報から特定される拠点ネットワークアドレスと一致するアドレスを特定し、前記特定したアドレスに対応する前記インタフェースアドレスを有するネットワーク装置を特定するステップと、
    前記特定されたネットワーク装置の転送先情報から、前記指定宛先アドレス情報から特定される指定宛先アドレスを転送すべき前記転送先アドレスを取得する第1ステップと、前記ネットワーク装置それぞれの構成情報から、前記取得した転送先アドレスと一致する前記インタフェースアドレスを特定し、前記特定したインタフェースアドレスを有するネットワーク装置を特定し、前記特定したネットワーク装置の転送先情報を前記第1ステップで使用させる第2ステップと、を順次行うことにより、前記拠点ネットワークアドレスと前記指定宛先アドレスとの間のネットワーク装置の接続順序を特定する情報を含む経路情報を生成し、前記記憶部に記憶するステップと、を有する経路情報生成ステップと、を行うこと、
    を特徴とするネットワーク監視方法。
  8. コンピュータを、複数の端末およびネットワーク装置を有するネットワークの状態を監視するネットワーク監視装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記端末および前記ネットワーク装置それぞれの、通信インタフェースのインタフェースアドレスおよびそのサブネットマスク長を特定するインタフェースアドレス情報を含む構成情報と、
    前記ネットワーク装置それぞれが有する、宛先アドレスおよびそのサブネットマスク長を特定する宛先アドレス情報、および、前記宛先アドレスを転送すべき転送先アドレスを特定する転送先アドレス情報、を対応付けた情報を含む転送先情報と、を記憶する記憶部と、
    経路情報生成の対象である指定宛先アドレスおよびそのサブネットマスク長を含む指定宛先アドレス情報を、入力部を介して受け付ける入力受付部と、
    前記ネットワーク装置それぞれの転送先情報から、前記宛先アドレス情報ごとに、当該宛先アドレス情報から特定される前記宛先アドレスのネットワークアドレスを第1のアドレスとして取得し、前記端末それぞれの構成情報から、前記インタフェースアドレス情報から特定される前記インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第2のアドレスとして取得し、前記第1のアドレスのうち、複数の前記第2のアドレスと一致するアドレスを拠点ネットワークアドレスとして特定し、前記特定した拠点ネットワークアドレスとそのサブネットマスク長を含むアドレス情報を、拠点ネットワークアドレス情報として取得する処理と、
    前記ネットワーク装置それぞれの構成情報から、前記インタフェースアドレス情報から特定される前記インタフェースアドレスのネットワークアドレスを第3のアドレスとして取得し、前記第3のアドレスのうち、前記拠点ネットワークアドレス情報から特定される拠点ネットワークアドレスと一致するアドレスを特定し、前記特定したアドレスに対応する前記インタフェースアドレスを有するネットワーク装置を特定する処理と、
    前記特定されたネットワーク装置の転送先情報から、前記指定宛先アドレス情報から特定される指定宛先アドレスを転送すべき前記転送先アドレスを取得する第1の処理と、前記ネットワーク装置それぞれの構成情報から、前記取得した転送先アドレスと一致する前記インタフェースアドレスを特定し、前記特定したインタフェースアドレスを有するネットワーク装置を特定し、前記特定したネットワーク装置の転送先情報を前記第1の処理で使用させる第2の処理と、を順次行うことにより、前記拠点ネットワークアドレスと前記指定宛先アドレスとの間のネットワーク装置の接続順序を特定する情報を含む経路情報を生成し、前記記憶部に記憶する処理と、を行う経路情報生成部、として機能させること、
    を特徴とするプログラム。
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