JP2010062948A - シミュレートプログラム、シミュレート装置およびシミュレート方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDタグに関する電波の伝搬特性を精度よく評価すること。
【解決手段】RFIDタグの電波の受信強度を評価するシミュレート装置10は、レイトレーシング法によってRFIDタグのアンテナに届く電波の電波強度を算出するレイトレース部13と、RFIDタグのインピーダンス整合係数を算出する整合係数算出部11と、整合係数算出部11によって算出されたインピーダンス整合係数を用いてレイトレース部13の算出結果を補正する補正部14とを備えることにより、高精度な評価結果を出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無線タグの電波の受信強度を評価するシミュレートプログラム、シミュレート装置およびシミュレート方法に関し、特に、RFID(Radio Frequency Identification)タグに関する電波の伝搬特性を精度よく評価することができるシミュレートプログラム、シミュレート装置およびシミュレート方法に関する。
近年、広く普及しつつあるRFIDタグ(「無線タグ」ともいう)、特に、電池を内蔵しないパッシブ型のRFIDタグは、微弱な電波によってリーダライタと通信を行うため、電波の状況の影響を受け易く、環境によっては、仕様通りの性能を発揮することができない。そのため、RFIDタグを利用するシステムを構築する場合、事前に、実際の利用環境におけるRFIDタグの電波的な特性をシミュレート装置で評価することが重要である。
RFIDタグの電波的な特性を評価する技法として、レイトレーシング法が注目されている。レイトレーシング法は、送信点から出射される光線が、周囲の構造物による反射、回折、透過を繰り返して受信点に到達する軌跡を算出することにより伝搬特性を推定する技法である。しかし、レイトレーシング法は、電波を光線とみなして用いることにより、電波の伝搬特性を推定することも可能である。従来の電波の伝搬特性を求めるモーメント法は、従来から電波の伝搬特性の評価に用いられてきた技法であり、精度の高い評価結果を得ることができるが、非常に多くの計算量を必要とする。それに対して、レイトレーシング法は、演算量が比較的少なくて済むため、一般的なPCを用いても十分高速にシミュレーションを行うことができる。
菅原弘人、小野隆志、「UHF帯RFID導入時の設計業務を効率化する読み取り率シミュレータ『RADIOSCAPE−RFID』」、NEC技法、日本電気株式会社、2006年、Vol.59、112頁〜115頁
しかしながら、レイトレーシング法は、電波の幾何学的な軌跡を算出する技法であるため、RFIDタグに関する電波の伝搬特性を十分に精度よく評価することができないという問題があった。例えば、RFIDタグにおいて電波の送受信を行うアンテナでは、インピーダンス不整合のための伝送損失が生じるが、従来のレイトレーシング法では、そのような特性が考慮されていなかった。
開示の技術は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、無線タグ、特に、RFIDタグに関する電波の伝搬特性を精度よく評価することができるシミュレートプログラム、シミュレート装置およびシミュレート方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示するシミュレート装置は、一つの態様において、アンテナとICチップを有する無線タグの電波の受信強度を評価するシミュレート装置であって、レイトレーシング法によって前記無線タグの前記アンテナに届く電波の受信電力を算出するレイトレース部と、前記無線タグの前記アンテナと前記ICチップの間のインピーダンスの整合性を取るためのインピーダンス整合係数を算出する整合係数算出部と、前記整合係数算出部によって算出されたインピーダンス整合係数を用いて前記レイトレース部の算出結果である受信電力を補正する補正部とを備える。
この態様によれば、無線タグ、特に、RFIDタグのインピーダンス整合を考慮して評価を行うこととしたので、RFIDタグに関する電波の伝搬特性を、計算量を減らしながらも精度よく評価することができる。
なお、本願の開示するシミュレート装置の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも上述した課題を解決するために有効である。
本願の開示するシミュレートプログラム、シミュレート装置およびシミュレート方法の一つの態様によれば、無線タグ、特に、RFIDタグに関する電波の伝搬特性を、計算量を減らしながらも精度よく評価することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本願の開示するシミュレートプログラム、シミュレート装置およびシミュレート方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の例では、主として、パッシブ型RFIDタグが電波を受信する場合の伝搬特性を評価する場合について説明するが、本願の開示する技術は、RFIDタグが発信した電波をリーダライタが受信する場合の伝搬特性についても評価することができる。
まず、本実施例に係るシミュレート装置10の構成について説明する。図1は、シミュレート装置10の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、シミュレート装置10は、整合係数算出部11と、補間部12と、レイトレース部13と、補正部14と、入力部15と、出力部16とを有する。
入力部15は、RFIDタグ仕様データ1と、リーダライタ仕様データ2と、受信アンテナ放射パターンデータ3と、送信アンテナ放射パターンデータ4と、幾何データ5と、計算条件6等を入力データとして受け付ける。出力部16は、レイトレース部13によって算出され、補正部14によって補正された受信電力7等をシミュレーション結果として出力する。
整合係数算出部11は、入力されたRFIDタグ仕様データ1に基づいて、RFIDタグに含まれるアンテナとIC(Integrated Circuit)チップのインピーダンス整合係数を算出する。インピーダンス整合係数とは、アンテナとICチップのインピーダンス整合の度合い、換言すれば、RFIDタグがリーダライタから受信した電波を電気に変換する効率を示す係数である。
一般に、RFIDタグのインピーダンス整合を考える場合、図2に示すようなモデルに基づき、ICチップのインピーダンスとして、同軸線路の特性インピーダンス50Ωが用いられる。しかし、実際には、図3に示すように、ICチップのインピーダンスは、同軸線路のインピーダンス50Ωとは異なる。
そこで、整合係数算出部11は、以下の式(1)〜(3)を用いて、RFIDタグにおけるアンテナとICチップのインピーダンス整合係数τを算出する。
Figure 2010062948
Figure 2010062948
Figure 2010062948
ここで、jは、虚数単位であり、ωは、交流の角速度である。Ccpは、ICチップのチップ容量成分であり、Lapは、アンテナのインダクタンス成分である。また、Rは、アンテナの放射抵抗であり、Rは、ICチップのチップ抵抗である。
こうして算出されたインピーダンス整合係数τは、補正部14における受信電力の補正処理に用いられる。インピーダンス整合係数τに基づいて受信電力を補正することにより、RFIDタグの特性が反映された正確な受信電力を算出することが可能になる。
ここで、図4に示すように、RFIDタグ20とリーダライタアンテナ30の間を10cmずつ変化させて、各距離におけるRFIDタグ20の受信電力をレイトレーシング法とモーメント法で算出した例を示す。モーメント法は、従来から電波の伝搬特性の評価に用いられてきた技法であり、精度の高い評価結果を得ることができるが、非常に多くの計算量を必要とする。
図5は、インピーダンス整合係数τを考慮しない場合の評価結果の一例を示す図である。図5に示すように、インピーダンス整合係数τを考慮しない場合、レイトレーシング法で得られた評価結果は、モーメント法で得られた評価結果と異なっている。
図6は、インピーダンス整合係数τを考慮した場合の評価結果の一例を示す図である。図6に示すように、インピーダンス整合係数τを考慮した場合、レイトレーシング法で得られた評価結果は、モーメント法で得られた評価結果とほぼ一致する。レイトレーシング法は、モーメント法よりも計算量を必要としない技法であるが、このようにインピーダンス整合係数τを考慮することにより、モーメント法と同等の計算精度を達成することができる。
なお、整合係数算出部11は、RFIDタグが発信した電波をリーダライタが受信する場合の伝搬特性が評価される際には、入力されたリーダライタ仕様データ2に基づいて、リーダライタにおけるアンテナとケーブルのインピーダンス整合係数を算出する。
補間部12は、入力された受信アンテナ放射パターンデータ3の補間を行う。受信アンテナ放射パターンデータ3は、アンテナの受信強度を電波の入射方向別に表した複素数データであり、モーメント法、FDTD法、有限要素法等により求められる。入力された受信アンテナ放射パターンデータ3は、レイトレース部13において、軌跡毎の電波の強度を算出するために用いられる。
受信アンテナ放射パターンデータ3は、本来、RFIDタグが複数ある場合は、それらの数や間隔を考慮して、個々のRFIDタグ毎に作成する必要がある。RFIDタグが備えるアンテナは、金属であるため、RFIDタグが近接している場合には、アンテナ間にカップリング現象が生じ、アンテナ放射パターンが変化してしまうからである。
しかしながら、小型の製品1つずつにRFIDタグが貼付され、そのような製品がダンボール箱に多数収納されているような場合には、RFIDタグが狭い間隔で100枚以上整列することがある。そのような場合に、個々のRFIDタグ毎に受信アンテナ放射パターンデータ3を作成することは、非常に多くの手間と時間を要する。
そこで、補間部12は、複数のRFIDタグが整列している場合に、一部のRFIDタグの受信アンテナ放射パターンデータ3が入力されれば、他のRFIDタグの受信アンテナ放射パターンデータ3を補間処理によって生成する。
具体的には、補間部12は、受信アンテナ放射パターンデータ3が入力されていないRFIDタグがあれば、受信アンテナ放射パターンデータ3が入力されている周辺のRFIDタグを選択する。そして、選択されたRFIDタグの受信アンテナ放射パターンデータ3を、選択したRFIDタグと補間対象のRFIDタグと選択したRFIDタグとの距離に応じて入射方向毎に補完処理して、受信アンテナ放射パターンデータ3の補間データを生成する。なお、補間の方式は、線形補間でもよいし、多次元の補間であってもよい。
例えば、複数のRFIDタグが整列している場合、両端のRFIDタグと中央のRFIDタグの受信アンテナ放射パターンデータ3が入力されれば、補間部12による補間処理によって十分な精度を有する評価結果を得ることができる。
ここで、図7に示すように、40個のRFIDタグ20を整列させ、0.5m離れた位置にあるリーダライタアンテナ30を配置した場合における各RFIDタグ20の受信電力の算出例を示す。
図8は、全てのRFIDタグ20の受信アンテナ放射パターンデータ3を入力した場合の算出結果の一例を示す図である。同図は、全てのRFIDタグ20の受信アンテナ放射パターンデータ3を入力してレイトレーシング法で算出した各RFIDタグの受信電力を、モーメント法で求めた各RFIDタグの受信電力とともに図示したものである。同図に示すように、レイトレーシング法による算出結果は、モーメント法による算出結果とほぼ一致している。
図9は、両端と中央のRFIDタグ20の受信アンテナ放射パターンデータ3のみを入力した場合の算出結果の一例を示す図である。同図は、両端と中央以外のRFIDタグ20の受信アンテナ放射パターンデータ3を補間処理によって生成してレイトレーシング法で算出した各RFIDタグの受信電力を、モーメント法で求めた各RFIDタグの受信電力とともに図示したものである。同図に示すように、両端と中央のRFIDタグ20の受信アンテナ放射パターンデータ3のみを入力した場合でも、モーメント法による算出結果と同等の計算精度を得ることができる。
なお、補間部12は、RFIDタグが発信した電波をリーダライタが受信する場合の伝搬特性が評価される際には、入力されていない送信アンテナ放射パターンデータ4を補間処理によって生成する。送信アンテナ放射パターンデータ4は、アンテナの送信強度を電波の入射方向別に表した複素数データであり、モーメント法、FDTD法、有限要素法等により求められる。送信アンテナ放射パターンデータ4は、レイトレース部13において、軌跡毎の電波の強度を算出するために用いられ、本来は、電波を送信するRFIDタグ毎に用意する必要がある。
図1の説明に戻って、レイトレース部13は、レイトレーシング法を用いて電波の伝搬特性を評価する。レイトレース部13によって算出される値には、例えば、RFIDタグによって受信される電波の受信電力が含まれる。レイトレース部13は、電波の伝搬特性を評価するために、受信アンテナ放射パターンデータ3、送信アンテナ放射パターンデータ4、幾何データ5、計算条件6を用いる。受信アンテナ放射パターンデータ3および送信アンテナ放射パターンデータ4は、光線とみなされた電波がRFIDタグにどれだけ到達するかを評価するための情報の一部として用いられる。
幾何データ5は、RFIDタグの利用環境に関する物理的な情報であり、リーダライタが設置される空間の形状、大きさ、材質や、リーダライタの設置位置および方向や、RFIDタグの数や、個々のRFIDタグの位置および梱包形態等を表す。計算条件6は、使用される電波の周波数等の各種計算条件を含む。
補正部14は、レイトレース部13の算出結果に対して補正処理を行う。具体的には、補正部14は、レイトレース部13によって算出された各RFIDの受信電力に整合係数算出部11によって算出されたインピーダンス整合係数τを乗じることにより、各RFIDタグの受信電力7を算出する。補正部14によって算出された受信電力7は、評価結果として出力される。
図10は、評価結果の一例を示す図である。同図に示す例では、算出された受信電力に基づいて、RFIDタグの読み取り可能範囲が示されている。
次に、図1に示したシミュレート装置10の処理手順について説明する。図11は、シミュレート装置10の処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、シミュレート装置10は、幾何データ5の入力を受け付け(ステップS101)、RFIDタグ仕様データ1の入力を受け付け(ステップS102)、リーダライタ仕様データ2の入力を受け付ける(ステップS103)。
さらに、シミュレート装置10は、受信アンテナ放射パターンデータ3の入力を受け付け(ステップS104)、送信アンテナ放射パターンデータ4の入力を受け付け(ステップS105)、計算条件6の入力を受け付ける(ステップS106)。こうして、各種データが入力された後、受信アンテナ放射パターンデータ3が入力されていないRFIDがあれば、補間部12が、補間処理を行ってそれらのRFIDの受信アンテナ放射パターンデータ3を生成する(ステップS107)。
そして、レイトレース部13がレイトレーシングを実行し(ステップS108)、整合係数算出部11がインピーダンス整合係数τを算出する(ステップS109)。そして、補正部14が、レイトレース部13の算出結果である受信電力をインピーダンス整合係数τで補正して、受信電力7が出力される(ステップS110)。
なお、図1に示した本実施例に係るシミュレート装置10の構成は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、シミュレート装置10の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、シミュレート装置10と同等の機能を実現することもできる。以下に、シミュレート装置10の機能をソフトウェアとして実装したシミュレートプログラム171を実行するコンピュータの一例を示す。
図12は、シミュレートプログラム171を実行するコンピュータ100を示す機能ブロック図である。このコンピュータ100は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)110と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置120と、各種情報を表示するモニタ130と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読み取り装置140と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置150と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)160と、ハードディスク装置170とをバス180で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置170には、図1に示したシミュレート装置10と同様の機能を有するシミュレートプログラム171と、図1に示したシミュレート装置10に入力される各種データに対応するシミュレート用データ172とが記憶される。なお、シミュレート用データ172を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU110がシミュレートプログラム171をハードディスク装置170から読み出してRAM160に展開することにより、シミュレートプログラム171は、シミュレートプロセス161として機能するようになる。そして、シミュレートプロセス161は、シミュレート用データ172から読み出した情報等を適宜RAM160上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記のシミュレートプログラム171は、必ずしもハードディスク装置170に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ100が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
本実施例に係るシミュレート装置の構成を示す機能ブロック図である。 RFIDタグのインピーダンス整合のモデルを示す図である。 ICチップを考慮した場合のインピーダンス整合のモデルを示す図である。 送信電力の評価方法を示す図である。 インピーダンス整合係数τを考慮しない場合の評価結果の一例を示す図である。 インピーダンス整合係数τを考慮した場合の評価結果の一例を示す図である。 複数のRFIDタグが整列している場合の送信電力の評価方法を示す図である。 全てのRFIDタグの受信アンテナ放射パターンデータを入力した場合の算出結果の一例を示す図である。 両端と中央のRFIDタグの受信アンテナ放射パターンデータを入力した場合の算出結果の一例を示す図である。 評価結果の一例を示す図である。 シミュレート装置の処理手順を示すフローチャートである。 シミュレートプログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 RFIDタグ仕様データ
2 リーダライタ仕様データ
3 受信アンテナ放射パターンデータ
4 送信アンテナ放射パターンデータ
5 幾何データ
6 計算条件
7 受信電力
10 シミュレート装置
11 整合係数算出部
12 補間部
13 レイトレース部
14 補正部
20 RFIDタグ
30 リーダライタアンテナ
100 コンピュータ
110 CPU
120 入力装置
130 モニタ
140 媒体読み取り装置
150 ネットワークインターフェース装置
160 RAM
161 シミュレートプロセス
170 ハードディスク装置
171 シミュレートプログラム
172 シミュレート用データ
180 バス

Claims (10)

  1. アンテナとICチップを有する無線タグの電波の受信強度を評価するシミュレートプログラムであって、
    レイトレーシング法によって前記無線タグの前記アンテナに届く電波の受信電力を算出するレイトレース手順と、
    前記無線タグの前記アンテナと前記ICチップの間のインピーダンスの整合性を取るためのインピーダンス整合係数を算出する整合係数算出手順と、
    前記整合係数算出手順によって算出されたインピーダンス整合係数を用いて前記レイトレース手順の算出結果である受信電力を補正する補正手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするシミュレートプログラム。
  2. 前記レイトレース手順は、無線タグ毎に入力される電波の放射パターンデータをレイトレーシング法による受信電力の算出に用いることを特徴とする請求項1に記載のシミュレートプログラム。
  3. 前記放射パターンデータが入力されない無線タグがある場合に、該無線タグの放射パターンデータを、他の無線タグの放射パターンデータを補間処理することによって生成する補間手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載のシミュレートプログラム。
  4. アンテナとICチップを有する無線タグの電波の受信強度を評価するシミュレート装置であって、
    レイトレーシング法によって前記無線タグの前記アンテナに届く電波の受信電力を算出するレイトレース部と、
    前記無線タグの前記アンテナと前記ICチップの間のインピーダンスの整合性を取るためのインピーダンス整合係数を算出する整合係数算出部と、
    前記整合係数算出部によって算出されたインピーダンス整合係数を用いて前記レイトレース部の算出結果である受信電力を補正する補正部と
    を備えたことを特徴とするシミュレート装置。
  5. 前記無線タグの前記アンテナと前記ICチップの間のインピーダンスの整合性を取るためのインピーダンス整合係数を算出するために用いられる該無線タグの仕様情報が少なくとも入力される入力部と、
    前記補正部によって補正された受信電力をシミュレーション結果として出力する出力部とを備えたことを特徴とする請求項4に記載のシミュレート装置。
  6. 前記レイトレース部は、無線タグ毎に入力される電波の放射パターンデータをレイトレーシング法による受信電力の算出に用いることを特徴とする請求項4に記載のシミュレート装置。
  7. 前記放射パターンデータが入力されない無線タグがある場合に、該無線タグの放射パターンデータを、他の無線タグの放射パターンデータを補間処理することによって生成する補間部をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載のシミュレート装置。
  8. アンテナとICチップを有する無線タグの電波の受信強度を評価するシミュレート方法であって、
    シミュレート装置が、
    レイトレーシング法によって前記無線タグの前記アンテナに届く電波の受信電力を算出するレイトレース工程と、
    前記無線タグの前記アンテナと前記ICチップの間のインピーダンスの整合性を取るためのインピーダンス整合係数を算出する整合係数算出工程と、
    前記整合係数算出工程によって算出されたインピーダンス整合係数を用いて前記レイトレース工程の算出結果である受信電力を補正する補正工程と
    を含んだことを特徴とするシミュレート方法。
  9. 前記レイトレース工程は、無線タグ毎に入力される電波の放射パターンデータをレイトレーシング法による受信電力の算出に用いることを特徴とする請求項8に記載のシミュレート方法。
  10. 前記放射パターンデータが入力されない無線タグがある場合に、前記シミュレート装置が、該無線タグの放射パターンデータを、他の無線タグの放射パターンデータを補間処理することによって生成する補間工程をさらに含んだことを特徴とする請求項9に記載のシミュレート方法。
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