JP2010062732A - ヘッドホン - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングの大きさがイヤーパッドの大きさに依存せず、ハウジングを設計する際の自由度を高めることが可能な、新規かつ改良された技術を提供する。
【解決手段】ヘッドホン1は、電気信号を音波に変換して出力するドライバユニットを有するハウジング4と、内周部9aから外周部9bにかけて厚みを有する略円環状をなすクッション部9と、クッション部9を覆い、ユーザによる装着時においてユーザの側頭部に接触する面である一端面に縫製もしくは溶着による合わせ部分が形成され、一端面とは反対側の他端面のうち、クッション部9の内周側に取り付け穴10bが形成された表皮部10と、クッション部9と表皮部10との間に挟み込まれるホルダ部8と、取り付け穴10bを通して、ハウジング4の前面板6とホルダ部8とを取り付ける取り付け部7とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヘッドホンに関する。詳しくは、ヘッドホンのイヤーパッドをハウジングの前面板に取り付ける技術に関する。
従来、ユーザの頭部に装着され、耳に近接するスピーカを用いて、再生装置や受信機等から出力された電気信号を音波に変換する装置としてヘッドホンが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたヘッドホンは、内部にスピーカユニットを有するハウジングと、そのハウジングの内面側に取り付けられ、柔軟性に富んだイヤーパッドとを備えて構成されている。ハウジングは、外形が略ドーム状を為す外殻部とその外殻部の一端側に設けられた円板状の取り付け部とから成り、外殻部と取り付け部との間に、周方向に伸びる取り付け溝が形成されている。
イヤーパッドは、例えば、ウレタン系の柔軟性に富むクッション部の一部が、例えば、合成皮革や布材料等によって形成された表皮部によって覆われて成り、ハウジングの取り付け部に取り付けられる。表皮部は、覆い部と被取り付け部とが縫合されて成る。
覆い部は、外形が円形状の浅い容器状を為している。被取り付け部は、リング状の周面部と該周面部の一端から内方へ突出されたフランジ状の挿入部とから成り、周面部の他端部が覆い部の開口縁部と縫合されている。縫合の合わせ部分はハウジングに近い箇所に作成され、その合わせ部分の返しの生地が挿入部となる。
クッション部を表皮部内に挿入した状態において、表皮部の挿入部をハウジングの取り付け溝内に挿入して、イヤーパッドをハウジングに取り付ける。この場合に、一定以上の取り付け強度を確保するために、挿入部における取り付け溝に挿入される部分を一定量以上確保しなければならない。また、挿入部を取り付け溝から取り出すことにより、ハウジングからイヤーパッドを取り外すことができる。
特開2001−197581号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、イヤーパッドを大きくするに従って、ハウジングも大きくなってしまい、ハウジングを設計する際の自由度が小さいという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ハウジングの大きさがイヤーパッドの大きさに依存せず、ハウジングを設計する際の自由度を高めることが可能な、新規かつ改良された技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、電気信号を音波に変換して出力するドライバユニットを有するハウジングと、内周部から外周部にかけて厚みを有する略円環状をなすクッション部と、クッション部を覆い、ユーザによる装着時においてユーザの側頭部に接触する面である一端面に縫製もしくは溶着による合わせ部分が形成され、一端面とは反対側の他端面のうち、内周側に取り付け穴が形成された表皮部と、クッション部と表皮部との間に挟み込まれるホルダ部と、取り付け穴を通して、ハウジングの前面板とホルダ部とを取り付ける取り付け部と、を備えるヘッドホンが提供される。
上記した内周側は、外周部からの距離よりも内周部からの距離のほうが近い位置であることとすることとしてもよい。
上記した取り付け部は、取り付け用のツメ、バヨネット方式による取り付け部材、取り付け用のネジ、取り付け用のマグネット、溶着による取り付け部分のうち、少なくとも1つを含んで構成される構成されることとしてもよい。
上記した取り付け部は、ホルダ部に形成された取り付け用のツメによって構成され、ホルダ部に押し込み防止用の肩が形成されていることとしてもよい。
上記した表皮部に表皮部よりも硬いシートが溶着されており、取り付け穴は、シートに形成されていることとしてもよい。
上記した表皮部は、一端面全体を覆う袋状に構成されていることとしてもよい。
上記したドライバユニットは、一端面よりも他端面に近い位置に配設されることとしてもよい。
本発明によれば、ハウジングの大きさがイヤーパッドの大きさに依存せず、ハウジングを設計する際の自由度を高めることが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお、説明は以下の順序で行う。
1. 一般的なヘッドホンの概要
2. 本実施形態に係るヘッドホンの概要
3. 本実施形態に係るヘッドホン本体の構成
4. 本実施形態に係るイヤーパッドの構成
5. 本実施形態に係るイヤーパッドの前面板への取り付け
6. 本実施形態の変形例
7. 本実施形態に係るヘッドホンの装着
8. 本実施形態による効果
一般的なヘッドホンの概要]
図1は、一般的なヘッドホンの概略正面図である。図1を参照して、一般的なヘッドホンの概要について説明する。
図1に示すように、一般的なヘッドホン90は、一対のヘッドホン本体92、92と、ヘッドバンド93とを備えている。ヘッドホン本体92、92は、それぞれハウジング94と、ハウジング94の内面側に取り付けられた柔軟性に富むイヤーパッド95とを有している。ここで、内面側は、ユーザによるヘッドホン90の装着時においてユーザの側頭部に近い側を意味し、外面側は内面側と反対側であってユーザの側頭部から遠い側を意味するものとする。
ヘッドバンド93は、上方に凸になるように湾曲され、可撓性および弾性を有し、両端部が互いに近づく方向に対する弾発力を有するバネ部材として設けられている。
ハウジング94は、電気信号を音波に変換して出力するドライバユニット(不図示)を内部に有する。ハウジング94の内面側には、周方向に伸びる取り付け溝94aが形成されている。
イヤーパッド95は、柔軟性に富むクッション部(不図示)の一部が、表皮部100によって覆われてなる。表皮部100は、覆い部111と、被取り付け部112との境目が縫合されてなる。被取り付け部112は、フランジ状の挿入部112aを有し、挿入部112aをハウジング94の取り付け溝94aに挿入することによって、イヤーパッド95をハウジング94に取り付けることが可能にされている。また、挿入部112aを取り付け溝94aから取り出すことによって、ハウジング94からイヤーパッド95を取り出すことが可能にされている。
本実施形態に係るヘッドホンの概要]
図2は、本実施形態に係るヘッドホンの概略正面図である。図2を参照して、本実施形態に係るヘッドホンの概要について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るヘッドホン1は、一対のヘッドホン本体2、2と、ヘッドバンド3とを備えている。ヘッドホン本体2、2は、それぞれハウジング4と、ハウジング4の内面側に取り付けられた柔軟性に富むイヤーパッド5とを有している。ここで、内面側は、ユーザによるヘッドホン1の装着時においてユーザの側頭部に接触する面である一端面を意味し、外面側は内面側と反対側であってユーザの側頭部から遠い側を意味するものとする。
ヘッドバンド3は、上方に凸になるように湾曲され、可撓性および弾性を有し、両端部が互いに近づく方向に対する弾発力を有するバネ部材として設けられている。
ハウジング4は、電気信号を音波に変換して出力するドライバユニット(不図示)を内部に有する。なお、本実施形態においては、ドライバユニット(不図示)が組み込まれた前面板6がハウジング4に取り付けられることとするが、ドライバユニット(不図示)は、ハウジング4に直接組み込まれることとしてもよい。
イヤーパッド5は、柔軟性に富むクッション部9(図3参照)の全部または一部が、表皮部10によって覆われてなる。表皮部10は、人体接触部11と、覆い部12との境目が縫合されてなる。人体接触部11の外側部分と覆い部12の内側部分とで重なる部分に縫製の合わせ部分が形成されている。イヤーパッド5は、ハウジング4に取り付けることが可能にされており、ハウジング4から取り出すことが可能にされている。
本実施形態に係るヘッドホン本体の構成]
図3は、本実施形態に係るハウジングおよびイヤーパッドの分解斜視図である。図3を参照して、本実施形態に係るハウジングおよびイヤーパッドの構成について説明する。
図3に示すように、クッション部9は、内周部9aから外周部9bにかけて厚みを有する略円環状(ドーナツ状)をなすものである。クッション部9は、例えば、ウレタン系の柔軟性に富む素材によって構成されている。
表皮部10は、挿脱用開口10aと取り付け穴10bとを有している。表皮部10は、例えば、合成皮革や布材料等によって構成されている。
挿脱用開口10aは、表皮部10の外面側方向(図2参照)に形成されており、挿脱用開口10aからクッション部9を挿入することが可能である。また、挿脱用開口10aからクッション部9を取り出すことが可能である。
取り付け穴10bは、表皮部10の外面側方向(図2参照)に形成されており、クッション部9が表皮部10に挿入されている状態におけるクッション部9自体の内周側に形成されている。ここでいう内周側とは、外周部9bからの距離よりも内周部9aからの距離のほうが近い位置を表すものであり、例えば、取り付け穴10bは、内周部9aからの距離が1cm以内の位置に設置されるものである。取り付け穴10bは、表皮部10に直接空けられるように設置されることとしてもよい。また、表皮部10よりも硬い(強度の高い)シート(ポリウレタン系、ゴム系の伸縮素材)に取り付け穴10bが直接空けられ、そのシートが表皮部10に溶着されることとしてもよい。これによれば、取り付け穴10b付近の強度を高めることができる。図3に示した例では、取り付け穴10bが3つ形成されているが、3つに限定されずに取り付け穴10bはいくつ形成されることとしてもよい。
取り付けプラグ41は、ハウジング4の一部を覆うように被せられ、ハウジング4の保護、美観性の向上等に使用される。
前面板6は、ネジ61等(例えば、ビス等)によってハウジング4に取り付けられるものである。前面板6には、ドライバユニット(不図示)が組み込まれている。
ホルダ部8は、挿脱用開口10aからクッション部9が挿入された状態でクッション部9と表皮部10との間に挟み込まれるものである。ホルダ部8は、例えば、表皮部10よりも強度の高い樹脂等によって構成される。
取り付け部7は、取り付け穴10bを通して、ハウジング4の前面板6とホルダ部8とを取り付けるものである。図3に示した例では、取り付け部7は、ホルダ部8に形成されたツメによって構成されることとしている。この場合には、ホルダ部8に形成されたツメが取り付けられるための穴(不図示)が前面板6に形成される。また、取り付け部7は、ドライバユニットが取り付けられた前面板6に形成されたツメによって構成されることとしてもよい。この場合には、前面板6に形成されたツメが取り付けられるための穴(不図示)がホルダ部8に形成される。
図3に示した例では、取り付け部7は、ツメによって構成されることとしているが、これに限定されない。例えば、取り付け部7は、取り付け用のツメ、バヨネット方式による取り付け部材、取り付け用のネジ、取り付け用のマグネット、溶着による取り付け部分のうち、少なくとも1つを含んで構成されることとしてもよい。また、取り付け用のネジ(ビス等)が、ハウジング4側からクッション部9側に向けて差し込まれ、止められる構造とすることも可能である。
また、図3に示した例では、取り付け部7は、取り付け穴10bの個数(3つ)と同数だけ形成されているが、取り付け部7はいくつ形成されることとしてもよい。
このように、取り付け部7は取り付け穴10bの位置に固定されることになるので、取り付け穴10bの位置によってハウジング4に対するイヤーパッド5の相対位置が固定される。したがって、取り付け穴10bは、イヤーパッド5の位置決めも兼ねる構造となっている。
本実施形態に係るイヤーパッドの構成]
図4は、本実施形態に係るイヤーパッドの斜視図である。図4を参照して、本実施形態に係るイヤーパッドの構成について説明する。
図4に示すように、表皮部10にクッション部9が挿入されている。表皮部10にクッション部9が挿入された状態でクッション部9と表皮部10との間にホルダ部8が挟み込まれている。取り付け部7は、取り付け穴10bを通して、前面板6とホルダ部8とを取り付けることが可能にされている。
本実施形態に係るイヤーパッドの前面板への取り付け]
図5は、図4に示したI線に沿った断面図である。図5を参照して、本実施形態に係るイヤーパッドの前面板への取り付けについて説明する。
図5に示すように、イヤーパッド5が、前面板6に取り付けられている。表皮部10は、例えば、人体接触部11が内面側全体を覆う袋状に構成することが可能である。この場合、ハウジング4が有するドライバユニットから出力される音波がユーザの耳に届くように、人体接触部11は、通気性のあるメッシュ素材により構成されることとすればよい。また、人体接触部11に1または複数の穴が空けられている構成とすることも可能である。その場合には、人体接触部11に接触する位置であり、かつ、ハウジング4側の位置に、ゴミ入り防止用のスクリーンシートを配設することとすることができる。人体接触部11と覆い部12とが縫合もしくは溶着されることで、縫製もしくは溶着による合わせ部分13が形成されている。
図6は、図5に示したAの拡大図である。図6を参照して、本実施形態に係るイヤーパッドの前面板への取り付けの詳細について説明する。
図6に示すように、取り付け部7が、表皮部10の取り付け穴10bを通して、ハウジング4の前面板6とホルダ部8とを取り付けている。図6に示したように、取り付け部7がツメで構成されている場合、取り付け部7が前面板6に引っ掛かり、外れないようにされている。
本実施形態の変形例]
図7は、本実施形態の変形例を示す図である。図7を参照して、本実施形態の変形例について説明する。
図7に示すように、取り付け部7がホルダ部8に形成されたツメによって構成される場合に、押し込み防止用の肩71がホルダ部8に形成された構成とすることができる。図7に示したように、肩71は、例えば、取り付け部7としてのツメ下部の両端に設けられることとすることができる。また、肩71は、取り付け部7としてのツメと一体でなくてもよく、別途突起が設けられることによって構成されることとしてもよい。
図8は、図7に示したII線に沿った断面図である。図8を参照して、本実施形態の変形例の詳細について説明する。
図8に示すように、取り付け部7が前面板6に引っ掛かり、外れないようにされている。また、肩71が、前面板6と突き当たる。肩71および前面板6が、ともに硬い樹脂等によって構成される場合には、取り付け部7がハウジング4側に押し込まれることを防止することが可能となる。取り付け部7および肩71が形成されたホルダ部8の安定性が増し、イヤーパッド5を前面板6に取付ける際の安定性を高めることが可能となる。
また、ヘッドホン1は、ネックバンドタイプ、それ以外のあらゆる装着タイプのヘッドホンに応用可能である。
本実施形態に係るヘッドホンの装着]
図9は、本実施形態に係るヘッドホンの装着時の様子を示す図である。図9を参照して、本実施形態に係るヘッドホンの装着時の様子について説明する。
図9は、特に、ヘッドホン1がユーザの左耳に装着されている様子を、ユーザの顔を正面として示したものである。図9に示すように、ハウジング4の大きさがイヤーパッド5の大きさに依存せず、ハウジング4の半径を小さくすることができる。また、縫製の合わせ部分13を、ユーザによるヘッドホン90の装着時においてユーザの側頭部に接触する面に形成することによって、稜線51(縫製の合わせ部分13の外側部分)をはっきりさせることができる。
図9に示したように、ドライバユニット42は、例えば、一端面(ユーザによるヘッドホン1の装着時においてユーザの側頭部に接触する面)よりも他端面(一端面とは反対側の面)に近い位置に配設されることとすることができる。
[8.本実施形態による効果]
本実施形態によれば、下記に示す効果が得られる。
縫製の合わせ部分を、ユーザによるヘッドホン90の装着時においてユーザの側頭部に接触する面に形成することによって、稜線51をはっきりさせることができ、耳介20のイヤーパッド5による密閉度を高めることができる。特に、重低音に対する音漏れを防止することができる。
イヤーパッド5をハウジング4の外径に影響されず設定できるため、ハウジング4の外径よりも大きな(または小さな)イヤーパッド5をつけることができ、意匠(ハウジング4の設計)の自由度が増す。イヤーパッド5を大きくするためにヘッドホン本体2のハウジング4を大きくする必要がないので軽量化が可能である。
イヤーパッド5をハウジング4の外径よりも大きくすることで、ユーザがヘッドホン1を装着した際に、イヤーパッド5がハウジング4の支え面より外側に膨らむこととなる。これによって、耳介20の外周(もっとも立っている部分)に対する負荷を軽減し、耳乗せタイプのヘッドホン1であっても柔らかな装着感を得ることができる。イヤーパッド5の外周をハウジング4の外径より大きくできるので、イヤーパッド5内部のウレタンフォームの幅(外周と内周の差)も大きくできる。このため、ウレタンフォームを厚くすることが可能となる。ウレタンフォームの幅が小さいと、ウレタンフォームを厚くすることで変形しやすく、形状を維持できない。
イヤーパッド5にウレタンフォーム及びホルダ部8を組んだ状態(図4に示した状態)をイヤークッションASSYとし、イヤークッションASSYの前面板6に対する取り付けがツメ等の取り付け部7によって可能となる。これによって、クッション部9や表皮部10の付け替えの際の取り付け・取り外しが容易になる。
一般的なヘッドホン90と比較して、本実施形態に係るヘッドホン1の前面板6に対する取り付け強度が増す。一般的なヘッドホン90では、イヤーパッド95に対して1kgf(=9.8N)以下の力で引っ張るとハウジング94から外れることが本願の出願人らによって確認できた。それに対し、本実施形態に係るヘッドホン1では、イヤーパッド5に対して3kgf(=29.4N)の力を加えて引っ張ってもハウジング4から外れないことが本願の出願人らによって確認できた。
上記では、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
一般的なヘッドホンの概略正面図である。 本実施形態に係るヘッドホンの概略正面図である。 本実施形態に係るハウジングおよびイヤーパッドの分解斜視図である。 本実施形態に係るイヤーパッドの斜視図である。 図4に示したI線に沿った断面図である。 図5に示したAの拡大図である。 本実施形態の変形例を示す図である。 図7に示したII線に沿った断面図である。 本実施形態に係るヘッドホンの装着時の様子を示す図である。
符号の説明
1 ヘッドホン
2 ヘッドホン本体
3 ヘッドバンド
4 ハウジング
5 イヤーパッド
6 前面板
7 取り付け部
8 ホルダ部
9 クッション部
9a 内周部
9b 外周部
10 表皮部
10a 挿脱用開口
10b 取り付け穴
11 人体接触部
12 覆い部
13 縫製の合わせ部分
20 耳介
41 取り付けプラグ
42 ドライバユニット
51 稜線
61 ネジ
71 肩

Claims (7)

  1. 電気信号を音波に変換して出力するドライバユニットを有するハウジングと、
    内周部から外周部にかけて厚みを有する略円環状をなすクッション部と、
    前記クッション部を覆い、ユーザによる装着時において当該ユーザの側頭部に接触する面である一端面に縫製もしくは溶着による合わせ部分が形成され、前記一端面とは反対側の他端面のうち、内周側に取り付け穴が形成された表皮部と、
    前記クッション部と前記表皮部との間に挟み込まれるホルダ部と、
    前記取り付け穴を通して、前記ハウジングの前面板と前記ホルダ部とを取り付ける取り付け部と、
    を備えるヘッドホン。
  2. 前記内周側は、
    前記外周部からの距離よりも前記内周部からの距離のほうが近い位置である、
    請求項1に記載のヘッドホン。
  3. 前記取り付け部は、
    取り付け用のツメ、バヨネット方式による取り付け部材、取り付け用のネジ、取り付け用のマグネット、溶着による取り付け部分のうち、少なくとも1つを含んで構成される、
    請求項1に記載のヘッドホン。
  4. 前記取り付け部は、
    前記ホルダ部に形成された取り付け用のツメによって構成され、
    前記ホルダ部に押し込み防止用の肩が形成されている、
    請求項1に記載のヘッドホン。
  5. 前記表皮部に前記表皮部よりも硬いシートが溶着されており、
    前記取り付け穴は、
    前記シートに形成されている、
    請求項1に記載のヘッドホン。
  6. 前記表皮部は、
    前記一端面全体を覆う袋状に構成されている、
    請求項1に記載のヘッドホン。
  7. 前記ドライバユニットは、
    前記一端面よりも前記他端面に近い位置に配設される、
    請求項1に記載のヘッドホン。
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