JP2010062630A - 放送信号切換装置、放送信号切換方法、放送信号切換プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

放送信号切換装置、放送信号切換方法、放送信号切換プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの放送信号を切り換えた時に、視聴上の違和感を生じさせることがない放送信号切換装置を提供する。
【解決手段】放送信号切換装置は、同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送され、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している放送信号を切り換える。前記放送信号を受信する受信部22と、受信された放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出部46と、前記受信された放送信号、並びに遅延量検出部46からの遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出する遅延シーン検出部48と、遅延シーン検出信号に基づき指示されたシーンでは、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御部50と、を含む。
【選択図】図2

Description

本願は、放送信号切換装置、放送信号切換方法、及び放送信号切換プログラムの技術分野に属し、より詳細には、同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換装置、放送信号切換方法、及び放送信号切換プログラムの技術分野に属する。
日本の地上デジタルテレビジョン放送では、1つの周波数(物理)チャンネルにおいて、伝送特性の異なる複数のサービスが運用されており、多くの放送局では、固定受信向けサービス(以降、12セグサービスという)と部分受信向けサービス(以降、ワンセグサービスという)とを番組内容が同一なコンテンツにて放送している(以降、サイマル放送という)。ここで、12セグサービスは、高品質であるが、ノイズに弱いため、固定受信機(例えば、固定テレビジョン受信機)で受信するのに適しており、一方、ワンセグサービスは、低品質であるが、ノイズに強いため、移動受信機(例えば、携帯電話機)で受信するのに適している。
車載用の地上デジタルテレビジョン受信機では、12セグサービスとワンセグサービスとを受信状態によって自動的に切り換え、編成チャンネル(以降、サービスという)を自動的に切り換える機能を搭載しているものが一般的である。すなわち、車載用の地上デジタルテレビジョン受信機では、電波の受信状況が良い場合には、ノイズに弱いが高品質である12セグサービスに切り換えられ、一方、電波の受信状況が悪い場合には、低品質であるがノイズに強いワンセグサービスに切り換えられる。
サイマル放送の場合、放送局の送信設備や伝送パラメータの違いから、12セグサービスの出力タイミングとワンセグサービスの出力タイミングとが時間的にずれており、すなわち、ワンセグサービスは12セグサービス対して遅延している。従って、車載用の地上デジタルテレビジョン受信機において、電波の受信状況に応じて、12セグサービスとワンセグサービスとを受信状態によって自動的に切り換えた場合には、同じ内容が繰り返し出力されたり、あるいは、内容が欠落する状態が生じ、この結果、視聴上の違和感を生じるという問題がある。
上記のような事態を解決するために、12セグサービスの出力タイミングとワンセグサービスの出力タイミングとの時間的なずれを補正し、すなわち、12セグサービスの出力タイミングを遅延させ、これにより、両サービス間の切換時に視聴上の違和感を低減させる方法がある。この方法については、特許文献1に記載された地上デジタル放送受信装置を参照されたい。
特開2007−49460号公報
上記特許文献1に記載された地上デジタル放送受信装置においては、電源投入後やチャンネル変更後に12セグサービスの出力タイミングの時間的なずれの補正を行うことになるので、電源投入後やチャンネル変更後の最初の出力として、本来の出力タイミング(すなわち時間的なずれの補正が行われない出力タイミング)よりも遅れて、12セグサービスが出力されることになり、この結果、ユーザーにとって不都合な事態が生じるという問題がある。
本願は、上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的の一例は、2つの放送信号を切り換えた場合に、視聴上の違和感を生じさせることがない放送信号切換装置、放送信号切換方法、及び放送信号切換プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換装置において、前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信部と、前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出部と、前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出部からの遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出する遅延シーン検出部と、前記遅延シーン検出部からの遅延シーン検出信号に基づき指示されたシーンでは、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御部と、を含むことを特徴とする放送信号切換装置である。
上記の課題を解決するために、請求項8記載の発明は、同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換装置において、前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信部と、前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出部と、前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出部からの遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えるために第2放送信号を遅延させることができない遅延禁止シーンを検出する遅延禁止シーン検出部と、前記遅延禁止シーン検出部からの遅延禁止シーン検出信号に基づき指示された遅延禁止シーンでは第2放送信号から第1放送信号に切り換えず、遅延禁止シーン検出信号に基づき指示された遅延禁止シーン以外のシーンで、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御部と、を含むことを特徴とする放送信号切換装置である。
上記の課題を解決するために、請求項9記載の発明は、同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換方法において、前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信工程と、前記受信工程で受信された第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出工程と、前記受信工程で受信された第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出工程で得られた遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出する遅延シーン検出工程と、前記遅延シーン検出工程で得られた遅延シーン検出信号に基づき指示されたシーンでは、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御工程と、を含むことを特徴とする放送信号切換方法である。
上記の課題を解決するために、請求項10記載の発明は、同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換装置に装置に使用されるコンピュータを、前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出手段と、前記受信手段からの第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出手段からの遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出する遅延シーン検出手段と、前記遅延シーン検出手段からの遅延シーン検出信号に基づき指示されたシーンでは、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御手段と、して機能させる放送信号切換プログラムである。
上記の課題を解決するために、請求項11記載の発明は、請求項10に記載の放送信号切換プログラムがコンピュータにより読み取り可能に記録された記録媒体である。
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
図1には、地上デジタルテレビジョン放送受信装置の概略構成がブロック回路にて示されている。
図1において、アンテナ10で受信されたRF(Radio Frequency)信号12は、チューナ部14に供給され、該チューナ部14からのIF(Intermediate Frequency)信号16は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調部18に供給される。当該OFDM復調部18からのMPEG−2 TS(Moving Picture Experts Group2―Transport Stream)信号20は、TS−Demux(Demultiplexer)部22に供給され、映像ES(Elementary Stream)信号24、及び音声ES信号26に分離される。映像ES信号24は、ビデオデコーダ部28で復号され、映像信号30として出力され、一方、音声ES信号26は、オーディオデコーダ部32で復号され、音声信号34として出力される。
図1において、本願が対象とする部分36は、一点鎖線にて示されており、当該部分36の構成は、図2に詳細に示されている。
図2は、本願の実施の形態による放送信号切換装置をブロック回路にて示す。
図2において、MPEG−2 TS信号20は、TS−Demux部22に供給され、映像ES信号24−1、映像ES信号24−2、及び音声ES信号26に分離される。映像ES信号24−1は、MPEG−2ビデオデコーダ部28−1に供給され、ハイビジョン(12セグサービス)映像信号30−1として出力される。一方、映像ES信号24−2は、H.264デコーダ部28−2に供給され、ワンセグサービス映像信号30−2として出力される。前記ハイビジョン映像信号30−1及びワンセグサービス映像信号30−2は、出力制御部38に供給され、映像信号40として出力される。
前記音声ES信号26は、AAC(Advanced Audio Coding)+SBR(Special Band Replication)デコーダ部32Aに供給され、ハイビジョン及びワンセグPCM音声信号34Aとして出力される。この音声信号34Aは、出力制御部40に供給され、音声信号44として出力される。
図2において、符号46、48、及び50は、それぞれ、遅延量検出部、遅延シーン検出部、及び遅延制御部を示す。
前記遅延量検出部46は、12セグサービスに対するワンセグサービスの遅延量を検出する。すなわち、TS−Demux部22、MPEG−2ビデオデコーダ部28−1、H.264デコーダ部28−2、及びAAC+SBRデコーダ部32Aからの各デコード結果信号52、54、56、及び58は、遅延量検出部48に供給され、当該遅延量検出部48は、これらのデコード結果信号52、54、56、及び58に基づき、12セグサービスに対するワンセグサービスの遅延量を検出する。
前記遅延シーン検出部48は、12セグサービスからワンセグサービスに切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、12セグサービスを遅延させることができるシーンを検出する。すなわち、各デコード結果信号52、54、56、及び58、並びに遅延量検出部48からの遅延量検出信号60は、遅延シーン検出部48に供給され、当該遅延シーン検出部48は、これらの信号52、54、56、58、及び60に基づき、12セグサービスを遅延させることができるシーンを検出する。
具体的には、遅延シーン検出部48は、遅延させることができるシーンとして、画面全体が静止画であるシーン、画面全体がシーン変化部であるシーン、及びシーン変化部と静止画部とが混在しているシーンを検出する。これらのシーンは、全体として動きがないシーンである。従って、これらのシーンで12セグサービスからワンセグサービスに切り換える場合には、視聴上の違和感を与えない状態にて、切り換えを行うことができる。
なお、遅延シーン検出部48は、遅延処理により視聴上の違和感が生じるシーン(連続した動きのあるシーン)を検出し、違和感が生じるシーンでは切り換えを行わないように構成することも可能である。
前記遅延制御部50は、遅延シーン検出部48からの遅延シーン検出信号62に基づき指示されたシーンでは、12セグサービスを遅延させた状態にて、12セグサービスからワンセグサービスに切り換える。すなわち、12セグサービスの遅延処理を行うに際し、12セグサービスの映像信号及び音声信号の同期が許容範囲内である場合には、遅延制御部50は、映像信号用出力制御部38及び音声信号用出力制御部42に制御信号64、65を出力し、12セグサービスの映像信号及び音声信号の遅延処理を行う。
次に、図3には、本願の実施の形態による放送信号切換装置の基本動作がフローチャートにて示されている。
図3において、ステップS10でスタートし、ステップS12で12セグサービスにに対してのワンセグサービスの遅延量を検出する。
ステップS14で段階遅延が終了したか否かが判断される。このステップ14では、具体的には、遅延量に対して実際に遅延処理を行った量を比較することにより判断する。ステップS14でYesの場合には、ステップS16に進み、段階遅延を終了する。一方、ステップS14でNoの場合には、ステップS18に進む。
ステップS18では、映像の遅延シーンが検出されたか否かが判断される。あるいは、遅延処理によって違和感が生じるシーンが検出されたか否かが判断されることもできる。このように、映像を優先させて遅延できるシーンが検出されたか否かが判断される。ステップS18でNoの場合には、ステップS18に戻るが、ステップS18でYesの場合には、ステップS20に進む。
ステップS20では、映像信号を遅延処理した場合に、映像信号及び音声信号の同期が許容範囲内であるか否かが判断される。ステップS20でNoの場合には、ステップS14に戻り、一方、ステップS20でYesの場合には、ステップS22に進み、映像信号の遅延処理を行い、ステップS24に進む。
ステップS24では、音声信号を遅延処理した場合、映像信号及び音声信号の同期が許容範囲内であるか否かが判断される。ステップS24でNoの場合には、ステップS14に戻り、一方、ステップS24でYesの場合には、ステップS26に進み、音声信号の遅延処理を行い、ステップS24に戻る。
図3のフローチャートにおいて、ステップS22で映像信号の遅延処理が行われるのは、(1)画面全体が静止画のシーンである場合、(2)画面全体がシーン変化部である場合、(3)シーン変化部と静止画部が混在しているシーンである場合である。すなわち、全体的に動きがない画面の場合に、映像信号の遅延処理が行われる。
そこで、ステップS18の映像の遅延シーン検出では、上記(1)乃至(3)の場合が検出される。以下、図4及び図5を参照しながら、映像の遅延シーンの検出動作を説明する。
図4及び図5は、映像の遅延シーンの検出動作を示すフローチャートである。
図4及び図5において、ステップS30でスタートし、ステップS32において、現在のフレーム(すなわち1枚目のフレーム)をデコード処理する。このとき、マクロブロック処理を行う際には、以下の処理を行う。
各マクロブロックのDC成分を求める。ここで言うDC成分とは、1マクロブロック内の輝度信号の平均値、またはMPEG2デコード処理の逆量子化後のDC値の事を指す。このDC成分を用い、(表示順での) 前フレームとのDC成分の差分を求める。
各マクロブロックタイプを保持する。具体的には、そのマクロブロックは、予測なしのマクロブロック(以降、Intra_MBという)か、順方向予測(以降、Fwd_MBという)か、逆方向予測(以降、Bwd_MBという)か、双方向予測(以降、Intp_MBという)か、スキップマクロブロック(以降、Skip_MB)の5種類のいずれかになる。
前記ステップS32での1枚目のフレームのデコード処理の後に、ステップS34に進む。ステップS34において現在のフレームがIピクチャである場合には、ステップS36に進む。一方、ステップS34において現在のフレームがIピクチャでないには、ステップSS38に進む。
ステップS38において、現在のフレームがPピクチャであり、Intraマクロブロックの数が全マクロブロックの1/3以上(過去の映像から参照せずに単独で符号化した割合が閾値以上であること)であり、且つ、Fwd_MBとSkipマクロブロックを足した数が全マクロブロックの1/3以下(過去の映像から参照する割合が閾値以下であること)である場合には、ステップS36に進む。一方、ステップS38においてNoの場合には、後述するステップS40(図5を参照)に進む。
前記ステップS36において、次のフレーム(すなわち2枚目のフレーム)のデコード処理を行い、ステップS42に進む。ステップS42において、次のフレームがBピクチャであり、Fwd_MBの数が全マクロブロックの2/3以上(過去の映像から参照する割合が閾値以上であること)であり、且つ、Bwd_MBとIntp_MBを足した値が全マクロブロックの5%以下(未来の映像から参照する割合が閾値以下であること)である場合には、ステップS44に進む。一方、ステップS42においてNoの場合には、ステップS46に進む。
ステップS46において、次のフレームがBピクチャであり、Bwd_MBの数が全マクロブロックの2/3以上(未来の映像から参照する割合が閾値以上であること)であり、且つ、Fwd_MBとIntp_MBを足した値が全マクロブロックの5パーセント以下(過去の映像から参照する割合が閾値以下であること)である場合には、ステップS48に進む。一方、ステップS46においてNoの場合には、ステップS40(図5を参照)に進む。
前記ステップS44において、次のフレーム(すなわち3枚目のフレーム)のデコード処理を行い、デコード処理の後にステップS50(図5を参照)に進む。
前記ステップS48において、次のフレーム(すなわち3枚目のフレーム)のデコード処理を行い、デコード処理の後にステップS52(図5を参照)に進む。
前記ステップS50において、次のフレームがBピクチャであり、Fwd_MBの数が全マクロブロックの2/3以上(過去の映像から参照する割合が閾値以上であること)であり、且つ、Bwd_MBとIntp_MBを足した値が全マクロブロックの5%%以下である場合には、ステップS54に進む。一方、ステップS50においてNoの場合には、ステップS56に進む。
前記ステップS56において、次のフレームがBピクチャであり、Bwd_MBの数が全マクロブロックの2/3以上であり、且つ、Fwd_MBとIntp_MBを足した値が全マクロブロックの5%以下である場合には、ステップS58に進む。一方、ステップS56においてNoの場合には、ステップS40に進む。
前記ステップS52において、次のフレームがBピクチャであり、Fwd_MBの数が全マクロブロックの2/3以上であり、且つ、Bwd_MBとIntp_MBを足した値が全マクロブロックの5%以下である場合には、ステップS40に進む。一方、ステップS52においてNoの場合には、ステップS60に進む。
ステップS60において、次のフレームがBピクチャであり、Bwd_MBの数が全マクロブロックの2/3以上であり、且つ、Fwd_MBとIntp_MBを足した値が全マクロブロックの5%以下である場合には、ステップS62に進む。このステップS62は、パターン2に言及し、IピクチャまたはPピクチャの次にデコードされたデコード順が2枚目であるフレーム(すなわちBピクチャ)が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される(後述する図6を参照)。一方、ステップS60においてNoの場合には、ステップS40に進む。
前記ステップS54において、1枚目のフレーム(IピクチャまたはPピクチャ)と3枚目のフレーム(Bピクチャ)の輝度値差分が±7以下であるマクロブロック数が全マクロブロックの1/2以下である場合には、ステップS64に進む。このステップS64は、パターン1に言及し、1枚目のフレーム(IまたはPピクチャ)が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される(後述する図7を参照)。一方、ステップS54においてNoの場合には、ステップS40に進む。
前記ステップS58において、2枚目のフレーム(Bピクチャ)と3枚目のフレーム(Bピクチャ)の輝度値差分が±7以下のマクロブロック数が全マクロブロックの1/2以下である場合には、ステップS66に進む。このステップS66は、パターン3に言及し、3枚目のフレーム(Bピクチャ)が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される(後述する図8を参照)。一方、ステップS58においてNoの場合には、ステップS40に進む。
前記ステップS40において、画面全体が静止画であるか否かが判定される。すなわち、輝度値差分が±2以下のマクロブロック数が全マクロブロックの99%以上である場合には、ステップS68に進み、画面全体が静止画であると判定される。一方、ステップS40においてNoの場合には、ステップS70に進み、遅延できるシーンではないと判断される。
なお、前記ステップS54、及びS58において閾値として、1/2以下としているが、2/3以下とすることも可能である。
なお、放送局(エンコーダなどの放送設備の違い)によって閾値や判定条件を適応的に可変させ、これにより、検出精度を上げることができる。従って、上記閾値はデフォルトの値となる。
例えば、ピクチャタイプのデコードされる順番(1GOPがI→B→B→P→B→B→P→B→B→P→B→B→P→B→B)か1GOPが15フレーム以下の場合、Pピクチャ時にスキップマクロブロックが存在するか否か等である。
次に、図4及び図5のフローチャートにおけるパターン2(ステップS62)、パターン1(ステップS64)、及びパターン3(ステップS66)について、図6、図7、及び図8を参照しながら説明する。
図6は、パターン2(ステップS62)を示し、デコード順が2枚目であるフレームすなわちBピクチャ66(68)が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される。ここで、Bピクチャ68、70、及びPピクチャ72が過去のIピクチャ74を参照する割合は少なく(符号76で示される矢印を参照)、一方、Bピクチャ68、70が将来のPピクチャ72を参照する割合は多い(符号78で示される矢印を参照)。
従って、Bピクチャ68が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される。
図7は、パターン1(ステップS64)を示し、デコード順が1枚目であるフレームすなわちIピクチャまたはPピクチャ80(82)が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される。ここで、Bピクチャ84、86が過去のIピクチャ88を参照する割合は多く(符号90で示される矢印を参照)、一方、Bピクチャ84、86が将来のPピクチャ82を参照する割合は少なく、Pピクチャ82が過去のIピクチャ88を参照する割合は少ない(符号92で示される矢印を参照)。
従って、Pピクチャ82が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される。
図8は、パターン3(ステップS66)を示し、デコード順が3枚目であるフレームすなわちBピクチャ94(96)が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される。ここで、Bピクチャ98が過去のIピクチャ100を参照する割合は多く、Bピクチャ96が将来のPピクチャ102を参照する割合は多く(符号104で示される矢印を参照)、一方、Bピクチャ98が将来のPピクチャ102を参照する割合は少なく、Bピクチャ96、及びPピクチャ102が過去のIピクチャ100を参照する割合は少ない(符号106で示される矢印を参照)。
従って、Bピクチャ96が遅延シーン(シーン変化部)であると判定される。
次に、遅延シーンとして検出されたフレームを基準として映像の遅延処理を行うことになるので、以下、映像の遅延処理について説明する。
映像の遅延処理をするに当たり、違和感を伴わないことが最も優先される事項である。このため、シーンの切換わりの前後のフレームのそれぞれに対して、ある程度の遅延処理をすることにより、違和感なく遅延処理を実現することができる。具体的には、シーンの切換わりの前後のフレームに対して、最大で2フレーム分の遅延処理を行う。
遅延処理を行うフレームは、先に記載したシーン変化部フレームの種類に応じて、前述した3つのパターン、すなわちパターン1、パターン2、及びパターン3に分類される。そして、当該3つのパターンについて、図9、図10、及び図11に示される遅延処理を行う。
図9は、パターン1の場合、すなわちIまたはPピクチャでシーン変化部が検出された場合を示し、デコード順において、符号108で示されるNo.1(Iピクチャ)は、シーン変化部検出フレームである。遅延処理前表示順のNo.1(Iピクチャ)108の直前フレーム(すなわちNo.3(Bピクチャ)110)を遅延処理して再表示すると、遅延処理後表示順のNo.3(Bピクチャ)110及び110−1が表示される。更に、遅延処理前表示順のNo.1(Iピクチャ)108を遅延処理して再表示すると、遅延処理後表示順のNo.1(Iピクチャ)108及び108−1が表示される。
上記に示されるように、シーン変化部検出フレーム(すなわちNo.1(Iピクチャ)108)の前後を遅延させ、すなわち、No.3(Bピクチャ)110−1及びNo.1(Iピクチャ)108−1が再表示される。これにより、1回のシーン変化部の検出ごとに(すなわち遅延できる機会ごとに)、2フレーム(約66ms)遅延させることができる。
図10は、パターン2の場合、すなわちIまたはPピクチャの次にデコードされたBピクチャでシーン変化部が検出されたした場合を示し、デコード順において、符号112で示されるNo.5(Bピクチャ)は、シーン変化部検出フレームである。遅延処理前表示順のNo.5(Bピクチャ)112の直前フレーム(すなわちNo.1(Iピクチャ)114)を遅延処理して再表示すると、遅延処理後表示順のNo.1(Iピクチャ)114及び114−1が表示される。更に、遅延処理前表示順のNo.5(Bピクチャ)112を遅延処理して再表示すると、遅延処理後表示順のNo.5(Bピクチャ)112及び112−1が表示される。
上記に示されるように、シーン変化部検出フレーム(すなわちNo.5(Bピクチャ)112)の前後を遅延させ、すなわち、No.1(Iピクチャ)114−1及びNo.5(Bピクチャ)112−1が再表示される。これにより、1回のシーン変化部の検出ごとに(すなわち遅延できる機会ごとに)、2フレーム(約66ms)遅延させることができる。
図11は、パターン3の場合、すなわちBピクチャの次にデコードされたBピクチャでシーン変化部が検出されたした場合を示し、デコード順において、符号116で示されるNo.3(Bピクチャ)は、シーン変化部検出フレームである。遅延処理前表示順のNo.3(Bピクチャ)116の直前フレーム(すなわちNo.2(Bピクチャ)118)を遅延処理して再表示すると、遅延処理後表示順のNo.2(Bピクチャ)118及び118−1が表示される。更に、遅延処理前表示順のNo.3(Bピクチャ)116を遅延処理して再表示すると、遅延処理後表示順のNo.3(Bピクチャ)116及び116−1が表示される。
上記に示されるように、シーン変化部検出フレーム(すなわちNo.3(Bピクチャ)116)の前後を遅延させ、すなわち、No.2(Bピクチャ)118−1及びNo.3(Bピクチャ)116−1が再表示される。これにより、1回のシーン変化部の検出ごとに(すなわち遅延できる機会ごとに)、2フレーム(約66ms)遅延させることができる。
次に、図12には、本願の他の実施の形態による放送信号切換装置のフローチャートが示されており、図12において、前記図3のフローチャートと同一のステップには同一の符号を付して説明を省略する。
前記図3のフローチャートにおいては、ステップS18では、映像の遅延シーンが検出されたか否かが判断されるが、これに対し、図12のフローチャートにおいては、ステップS80では、映像の遅延できないシーンが検出されたか否かが判断される。すなわち、前記図3のフローチャートでは、映像の遅延できるシーンが検出されて遅延処理を行うが、これに対し、図12のフローチャートにおいては、映像の遅延できないシーン変化部が検出され、このように映像の遅延できないシーン変化部が検出された場合(すなわちステップS80においてYesの場合)には、ステップS80に戻る。一方、映像の遅延できないシーン変化部が検出されなかった場合(すなわちステップS80においてNoの場合)には、次のステップS20に進む。
次に、図13には、本願の更に他の実施の形態による放送信号切換装置のブロック回路が示されており、図13において、前記図2のブロック回路と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
前記図2のブロック回路においては、段階的に遅延処理を行うために静止画やシーン変化部の検出を行う構成であるが、これに対し、図13のブロック回路においては、エラー補間のために静止画やシーン変化部の検出を行う構成である。すなわち、図13において、シーン変化部・静止画検出部120は、MPEG2デコーダ部28−1からデコード結果信号122を受け取り、遅延制御部124は、シーン変化部・静止画検出部120からの検出信号126に基づき、映像信号用出力制御部38にエラー補間信号128を出力する。
当該図13のブロック回路の構成において、エラー補間のために静止画やシーン変化部の検出を行う構成の場合、例えば、静止画の場合には過去のフレームをそのまま補間する。また、シーン変化部の場合には、過去のフレームではなく現在のフレームから補間する。これにより、エラー補間部分の違和感を低減することができる。
次に、図14には、映像の遅延シーンの検出動作を示す他のフローチャートの後段が示されている。図14のフローチャートの前段は、前記図4と同様であり、また、図14において、前記図5のフローチャートと同一のステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
前記図4及び図5のフローチャートにおいて、ステップS54、S58、及びS40においては、輝度差分値を用いて判定を行い、すなわち、マクロブロックごとの輝度値差分が±7以下であるマクロブロック数が全マクロブロックの1/2以下であるか否かが判断される。これに対し、図14のフローチャートにおいては、輝度差分値を用いず、Pピクチャ、Bピクチャにおいて動きベクトル分布を用いて判定を行う。すなわち、図14のステップS90、S92、及びS94においては、マクロブロックごとの動きベクトル分布が閾値以下か否かが判断される。
次に、図15及び図16には、映像の遅延シーンの検出動作を示す更に他のフローチャートが示されている。
前記図4及び図5のフローチャートにおいては、ピクチャタイプを用いて映像の遅延シーンが検出されるが、図15及び図16の更に他のフローチャートにおいては、ピクチャタイプを用いずに映像の遅延シーンが検出される。すなわち、図15及び図16の更に他のフローチャートにおいては、ピクチャタイプをイントラマクロブロック数(Iピクチャの場合、すべてイントラブロックなので)や双方向予測の有無(Bピクチャのみなので)や、スキップマクロブロックの有無(Pピクチャのみなので)等から映像の遅延シーンが検出される(ステップS130乃至S168を参照)。
前記図14のフローチャートの場合、並びに上記図15及び図16のフローチャートの場合には、ピクチャタイプや輝度差分値を用いないで判定しており、これにより、メモリリソースや処理演算を削減することができる。
次に、前記図4及び図5のフローチャートにおいて、放送局の違い(すなわちエンコーダの違い)によって閾値や判定条件を適応的に可変させることにより検出精度を上げることができる。しかし、例えば、ピクチャタイプのデコード順等を統計的に検出することにより自動的に閾値を可変させてもよい。
上記のように、放送局の違い(すなわちエンコーダの違い)によって閾値や判定条件を適応的に可変させるのではなく、自動的に統計的にエンコーダの違いを検出することにより、放送局ごとに保持しなければならない情報を削減することができる。
上記の本願の実施の形態による放送信号切換装置においては、以下の構成について説明した。
12セグサービスからワンセグサービスに切り換える場合に、12セグサービスとワンセグサービスの出力タイミングの時間的なずれを考慮し、視聴上の違和感を与えないように遅延できるシーンを検出し、12セグサービスに遅延処理を行う。
映像出力を遅延処理する際に、AV同期を考慮し、AV同期が許容範囲内である場合には、映像出力及び音声出力を制御して遅延処理を行う。
遅延できるシーンとして、画面全体が静止画である映像、画面全体がシーン変化部である映像、もしくはシーン変化部分と静止画部分が混在している映像を検出する。すなわち、遅延できるシーンとして、全体的に動きがない映像を検出する。シーン変化部の検出方法としては、輝度差分値、ピクチャタイプ、動きベクトル、及びマクロブロックタイプに関する情報のうち少なくともいずれか1つを使用して、シーン変化部の検出を行うことができる。これにより、静止画を含む(サイドパネル等の)シーン変化部も検出することができる。
遅延シーンの検出において、放送局の違い(すなわちエンコーダなどの放送設備の違い)によって閾値や判定条件を適応的に可変させることにより、検出精度を上げることができる。
なお、本願は、例えば、ISDB−T(S)方式の車載用のデジタル受信機について適用可能である。
地上デジタルテレビジョン放送受信装置の概略構成を示すブロック回路図である。 本願の実施の形態による放送信号切換装置を示すブロック回路図である。 本願の実施の形態による放送信号切換装置の基本動作を示すフローチャート図である。 映像の遅延シーンの検出動作を示すフローチャート図である。 映像の遅延シーンの検出動作を示すフローチャート図である。 パターン2を示す説明図である。 パターン1を示す説明図である。 パターン3を示す説明図である。 パターン1の場合の遅延処理を示す説明図である。 パターン2の場合の遅延処理を示す説明図である。 パターン3の場合の遅延処理を示す説明図である。 本願の他の実施の形態による放送信号切換装置の基本動作を示すフローチャート図である。 本願の更に他の実施の形態による放送信号切換装置を示すブロック回路図である。 映像の遅延シーンの検出動作を示す他のフローチャート図である。 映像の遅延シーンの検出動作を示す更に他のフローチャート図である。 映像の遅延シーンの検出動作を示す更に他のフローチャート図である。
符号の説明
22 TS−Demux部
46 遅延量検出部
48 遅延シーン検出部
50 遅延制御部

Claims (11)

  1. 同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換装置において、
    前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信部と、
    前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出部と、
    前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出部からの遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出する遅延シーン検出部と、
    前記遅延シーン検出部からの遅延シーン検出信号に基づき指示されたシーンでは、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御部と、
    を含むことを特徴とする放送信号切換装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記第1放送信号は、地上デジタルテレビジョン放送信号のうちのワンセグ放送信号であり、前記第2放送信号は、地上デジタルテレビジョン放送信号のうちのハイビジョン放送信号、または標準画質映像信号であることを特徴とする放送信号切換装置。
  3. 請求項1乃至2のうちいずれか1項に記載の装置において、
    前記遅延シーン検出部は、遅延させることができるシーンとして、画面全体で連続した動きがないシーンを検出することを特徴とする放送信号切換装置。
  4. 請求項3に記載の装置において、
    前記遅延シーン検出部は、前記画面全体で連続した動きがないシーンとして、画面全体が静止画であるシーン、画面全体がシーン変化部であるシーン、及びシーン変化部と静止画部とが混在しているシーンを検出することを特徴とする放送信号切替装置。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の装置において、
    前記遅延シーン検出部は、輝度差分値、ピクチャタイプ、動きベクトル、及びマクロブロックタイプに関する情報のうち少なくともいずれか一つを利用して、遅延させることができるシーンを検出することを特徴とする放送信号切換装置。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の装置において、
    前記遅延制御部は、第2放送信号の映像信号の遅延処理を行うに際して、映像信号及び音声信号の同期が許容範囲内である場合には、映像信号及び音声信号の遅延処理を行うことを特徴とする放送信号切換装置。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の装置において、
    前記遅延シーン検出部は、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出するための検出条件を、第1放送信号及び第2放送信号が放送される放送局ごと、または放送設備ごとに変更することを特徴とする放送信号切換装置。
  8. 同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換装置において、
    前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信部と、
    前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出部と、
    前記受信部からの第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出部からの遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えるために第2放送信号を遅延させることができない遅延禁止シーンを検出する遅延禁止シーン検出部と、
    前記遅延禁止シーン検出部からの遅延禁止シーン検出信号に基づき指示された遅延禁止シーンでは第2放送信号から第1放送信号に切り換えず、遅延禁止シーン検出信号に基づき指示された遅延禁止シーン以外のシーンで、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御部と、
    を含むことを特徴とする放送信号切換装置。
  9. 同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換方法において、
    前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信された第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出工程と、
    前記受信工程で受信された第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出工程で得られた遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出する遅延シーン検出工程と、
    前記遅延シーン検出工程で得られた遅延シーン検出信号に基づき指示されたシーンでは、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御工程と、
    を含むことを特徴とする放送信号切換方法。
  10. 同一のコンテンツが異なる放送形式にて放送される第1放送信号及び第2放送信号であって、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している第1放送信号及び第2放送信号を切り換える放送信号切換装置に使用されるコンピュータを、
    前記第1放送信号及び第2放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段からの第1放送信号及び第2放送信号に基づき、第1放送信号が第2放送信号に対して遅延している遅延量を検出する遅延量検出手段と、
    前記受信手段からの第1放送信号及び第2放送信号、並びに遅延量検出手段からの遅延量検出信号に基づき、第2放送信号から第1放送信号に切り換える際に、視聴上の違和感を与えない状態にて、第2放送信号を遅延させることができるシーンを検出する遅延シーン検出手段と、
    前記遅延シーン検出手段からの遅延シーン検出信号に基づき指示されたシーンでは、第2放送信号を遅延させた状態にて、第2放送信号から第1放送信号に切り換える遅延制御手段と、して機能させることを特徴とする放送信号切換プログラム。
  11. 請求項10に記載の放送信号切換プログラムがコンピュータにより読み取り可能に記録された記録媒体。
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