JP2010154301A - 放送信号受信装置、放送信号受信方法、及び放送信号受信プログラム - Google Patents

放送信号受信装置、放送信号受信方法、及び放送信号受信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エラーの割合や映像の性質に基づいて、補間するデータを適応的に選択したエラー補間や、低画質映像への切り替えなどを適切に行うことが可能な放送信号受信装置を提供する。
【解決手段】放送信号受信装置は、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される第1放送信号及び第2放送信号を受信する。第1放送信号には高画質映像データが含まれ、第2放送信号には低画質映像データが含まれる。エラー検出手段は、高画質映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出し、映像判別手段は、高画質映像データに基づいて映像の性質を判別する。そして、映像切り替え手段は、エラーの割合及び映像の性質に基づいて、表示すべき映像を低画質映像へ切り替える。これにより、適切な状況において低画質映像への切り替えを行うことができ、主観的に見て違和感が少ない映像を表示させることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送信号を受信する機能を有する放送信号受信装置に関する。
この種の技術が、例えば特許文献1及び2に記載されている。特許文献1には、固定向け放送と移動体向け放送とのうち、固定向け放送の受信を出来るだけ維持しながら映像音声の出力自体を維持して、その出力される映像音声の乱れを防ぐため、固定向け放送の一シーンの欠損部分に移動体向け放送の情報を連続させて表示する技術が提案されている。特許文献2には、エラーブロックに対するコンシールメントの性能を向上すべく、シーンチェンジやパン(パーン)などを検出して、過去のフレームや現在のフレームから補間データを生成して補間する技術が提案されている。
特開2006−340086号公報 特開2006−203597号公報
ところで、従来から、日本の地上デジタルテレビジョン放送(以下、単に「地デジ」と呼ぶ。)では、1つの周波数(物理)チャンネルにおいて、伝送特性の異なる複数のサービスが運用されている。現在、ほとんどの放送局で、固定受信向けサービス(以下、「12セグ」と呼ぶ。)と部分受信向けサービス(以下、「ワンセグ」と呼ぶ。)とを、番組内容が同一なコンテンツで放送(以下、「サイマル放送」と呼ぶ。)している。そのことから、例えば車載用の地デジ受信機では、12セグの映像信号とワンセグの映像信号との受信状態によって、自動で編成チャンネル切り替え(サービス切り替え)を行う機能を搭載しているものが一般的となってきている。
ワンセグの映像(以下、「ワンセグ映像」と呼ぶ。)は、例えば携帯電話をターゲットとした画素数であるため、車載用のモニターではスケーリングした映像を表示するのが一般的であるが、このようにワンセグ映像を拡大して表示した場合、12セグの映像(具体的にはハイビジョン映像或いは標準画質映像であり、以下「12セグ映像」と呼ぶ。)と比較して画質が悪化する傾向にあった。このことから、受信状態が悪くても、なるべく12セグ映像を表示する工夫が必要であると言える。その1つの方法として、12セグ映像のエラーコンシールメント(エラー補正)などがある。
ここで、上記した特許文献1に記載された技術では、単純に、12セグ映像の欠損部分にワンセグ映像を補間するのみであったため、ワンセグ映像にサービス切り替えを行ったほうが良い場合や、エラー補間をしていない12セグ映像を出力し続けたほうが、主観的に見て違和感が少ない映像である場合があった。また、上記した特許文献2に記載された技術では、シーンチェンジやパンなどを検出して、過去のフレームや現在のフレームから補間データを生成して補間するというものであったため、エラーの割合が大きくなると検出漏れをしてしまう場合があった。その結果、シーンチェンジなどで、シーンチェンジ前の映像を補間してしまう可能性があった。また、基本的には12セグの過去フレームや現在のフレームから生成したデータにて補間を行うために、シーンチェンジや動きが大きい映像、又は動きが一定的でない場合に、映像に違和感が生じてしまう場合があった。
本発明が解決しようとする課題は上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、エラーの割合や映像の性質に基づいて、補間するデータを適応的に選択したエラー補間や、低画質映像への切り替えなどを適切に行うことが可能な放送信号受信装置、放送信号受信方法、及び放送信号受信プログラムを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明では、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する放送信号受信装置は、前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出手段と、前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別手段と、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え手段と、を備える。
請求項15に記載の発明では、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する装置によって実行される放送信号受信方法は、前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出工程と、前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別工程と、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え工程と、を備える。
請求項16に記載の発明では、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する装置によって実行される放送信号受信プログラムは、前記装置を、前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出手段、前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別手段、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え手段、として機能させる。
本発明の1つの実施形態では、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する放送信号受信装置は、前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出手段と、前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別手段と、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え手段と、を備える。
上記の放送信号受信装置は、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される第1放送信号及び第2放送信号を受信する。第1放送信号には高画質映像データが含まれ、第2放送信号には低画質映像データが含まれる。エラー検出手段は、高画質映像データが形成する映像(以下、「高画質映像」と呼ぶ。)におけるエラーの割合を、フレーム毎に検出する。映像判別手段は、高画質映像データに基づいて映像の性質を判別する。そして、映像切り替え手段は、エラーの割合及び映像の性質に基づいて、表示すべき映像を低画質映像データが形成する映像(以下、「低画質映像」と呼ぶ。)へ切り替える。これにより、適切な状況において低画質映像への切り替えを行うことができ、主観的に見て違和感が少ない映像を表示させることが可能となる。
上記の放送信号受信装置の一態様では、前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否かを判別し、前記映像切り替え手段は、前記映像判別手段によって前記映像が静止画でないと判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値より大きい場合に、表示すべき映像を前記低画質映像が形成する映像へ切り替える。
この態様では、映像切り替え手段は、映像が静止画でない場合においてエラーの割合が所定値より大きい場合に、低画質映像へ切り替える。言い換えると、エラーの割合が所定値より大きくても、映像が静止画である場合には、低画質映像への切り替えを行わない。これにより、主観的に見て違和感が少ない映像を適切に表示させることが可能となる。
上記の放送信号受信装置の他の一態様では、前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分に対して、前記高画質映像データに基づいた補間を行う高画質エラー補間手段と、前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分に対して、前記低画質映像データに基づいた補間を行う低画質エラー補間手段と、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、前記高画質エラー補間手段及び前記低画質エラー補間手段のいずれかを選択して、選択したエラー補間手段によって補間した映像へ切り替えるエラー補間選択手段と、を更に備える。
この態様では、エラー補間選択手段は、低画質映像への切り替えを行わない場合に、エラーの割合及び映像の性質に基づいて、高画質エラー補間手段及び低画質エラー補間手段のいずれかによって補間された映像に切り替える。これにより、映像の性質に応じたエラー補間を適切に実行することができ、主観的に見て違和感が少ない映像を適切に表示させることが可能となる。また、高画質映像の視聴時間を拡大することが可能となる。
上記の放送信号受信装置の他の一態様では、前記高画質エラー補間手段は、前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記高画質映像データが形成する映像の過去フレームにおける前記エラー部分と同じ位置のデータによって補間する第1エラー補間手段と、前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記高画質映像データが形成する映像の現在フレームにおける前記エラー部分の周辺から生成したデータによって補間する第2エラー補間手段と、前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記高画質映像データが形成する映像における過去フレーム及びデコード済みの未来フレームの動きを考慮したデータによって補間する第3エラー補間手段と、を備え、前記エラー補間選択手段は、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、前記第1エラー補間手段、前記第2エラー補間手段、及び前記第3エラー補間手段のいずれかを選択する。
この態様によれば、より効果的に、違和感が少ない映像を表示させることが可能となる。
上記の放送信号受信装置において好適には、前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否かを判別し、前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって前記映像が静止画であると判別された場合、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合に関わらず、前記第1エラー補間手段を選択する、或いは、前記高画質映像データを前記第1エラー補間手段による補間によって更新せずに保持し続ける。これにより、高画質映像の視聴時間を、より拡大することが可能となる。
上記の放送信号受信装置において好適には、前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否か、及び前記映像においてシーンチェンジが生じたか否かを判別し、前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって、前記映像が静止画でないと判別され、且つ前記映像においてシーンチェンジが生じたと判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値以下の場合に、前記第2エラー補間手段を選択する。これによっても、高画質映像の視聴時間を、より拡大することが可能となる。
好ましくは、前記エラー補間選択手段は、前記エラーが跨っているラインが所定数以下である場合にのみ、前記第2エラー補間手段を選択する。こうするのは、エラーが複数ラインに跨っていなければ、エラー部分の周辺から生成したデータを補間しても違和感が目立たないと言えるからである。
上記の放送信号受信装置において好適には、前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否か、前記映像においてシーンチェンジが生じたか否か、及び前記映像にパンが用いられているか否かを判別し、前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって、前記映像が静止画でないと判別され、且つ前記映像においてシーンチェンジが生じていないと判別され、尚且つ前記映像にパンが用いられていると判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値以下の場合に、前記第3エラー補間手段を選択する。これによっても、高画質映像の視聴時間を、より拡大することが可能となる。
上記の放送信号受信装置において好適には、前記低画質エラー補間手段は、前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記低画質映像データが形成する映像をスケーリングした映像における、前記エラー部分と同じ位置のデータによって補間する。これによっても、違和感が少ない映像を適切に表示させることができると共に、高画質映像の視聴時間を拡大することができる。
好ましくは、前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否か、前記映像においてシーンチェンジが生じたか否か、及び前記映像にパンが用いられているか否かを判別し、前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって、前記映像が静止画でないと判別され、且つ前記映像においてシーンチェンジが生じていないと判別され、尚且つ前記映像にパンが用いられていないと判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値以下の場合に、前記低画質エラー補間手段を選択することができる。
更に好ましくは、前記低画質エラー補間手段は、前記高画質映像データが形成する映像と前記低画質映像データが形成する映像とのコンテンツの内容が一致しているか否かを判断して、前記高画質映像データが形成する映像と前記低画質映像データが形成する映像とが時間的に同期しているか否かの検出結果に基づいて、前記補間を行う。これにより、高画質映像と時間的に適切に同期している低画質映像における映像データを用いて、エラー補間を行うことが可能となる。
上記の放送信号受信装置の他の一態様では、前記低画質映像データに対して、フレームレート変換及び高画質化処理の少なくともいずれかの処理を行う映像処理手段を更に備え、前記低画質エラー補間手段は、前記映像処理手段によって処理された前記低画質映像データに基づいて前記補間を行う。
この態様によれば、低画質エラー補間手段による補間を行った場合における視聴上の違和感を、効果的に低減することが可能となる。具体的には、高画質映像のエラー部分に低画質映像を補間した場合に、映像の情報量(ビットレート)の違いなどから、補間した部分において映像の品質が変ってしまい違和感が生じてしまうことを適切に抑制することが可能となる。
上記の放送信号受信装置の他の一態様では、前記映像判別手段は、前記高画質映像データだけでなく、前記低画質映像データにも基づいて、表示すべき映像の性質を判別する。これにより、映像の性質に対する検出精度を向上させることができる。具体的には、高画質映像のエラーの割合が大きくなった場合にも、検出精度や検出率の低下を適切に抑制することが可能となる。
好適な例では、上記の放送信号受信装置は、地上デジタルテレビジョン放送の受信装置として構成され、高画質映像データとして12セグの映像データを受信し、低画質映像データとしてワンセグの映像データを受信する。
本発明の他の観点では、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する装置によって実行される放送信号受信方法は、前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出工程と、前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別工程と、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え工程と、を備える。
また、本発明の更に他の観点では、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する装置によって実行される放送信号受信プログラムは、前記装置を、前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出手段、前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別手段、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え手段、として機能させる。
上記の放送信号受信方法及び放送信号受信プログラムによっても、主観的に見て違和感が少ない映像を表示させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[装置構成]
図1は、本実施例における放送信号受信装置100の概略構成図を示す。放送信号受信装置100は、例えば地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)を受信して処理を行う装置である。一例としては、車載用の地デジ受信機が上げられる。放送信号受信装置100は、同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送されるハイビジョン放送若しくは標準画質放送(第1放送信号に相当する)と、ワンセグ放送(第2放送信号に相当する)とを受信して種々の処理を行う。この第1放送信号には12セグ映像に相当する映像データ(以下、「12セグ映像データ」と呼ぶ。)が含まれ、第2放送信号にはワンセグ映像に相当する映像データ(以下、「ワンセグ映像データ」と呼ぶ。)が含まれる。12セグ映像データは高画質映像データに相当し、ワンセグ映像データは低画質映像データに相当する。なお、本明細書では、12セグ映像に対してエラー補間した映像も含めて、「12セグ映像」の文言を用いるものとする。
具体的には、放送信号受信装置100は、主に、TS−Demux(Transport Stream-Demultiplexer)11と、AAC(Advanced Audio Coding)デコーダ12と、H.264デコーダ13と、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)ビデオデコーダ14と、サイマル放送判定部15と、フレームバッファ16、17、18と、適応エラー補間検出部20と、エラー補間制御部31と、適応エラー補間処理部40と、出力切り替え部50と、を備える。
TS−Demux11は、入力されたTS(Transport Stream)に対応するデータD10を、PES(Packetized Elementary Stream)に分離する。そして、TS−Demux11は、当該分離した後のデータD11a、D11b、D11cを、それぞれ、AACデコーダ12、H.264デコーダ13、及びMPEG2ビデオデコーダ14に出力する。また、TS−Demux11は、EIT(Event Information Table)から番組名や番組情報などに対応するデータD11dを、サイマル放送判定部15に出力する。
AACデコーダ12、H.264デコーダ13、及びMPEG2ビデオデコーダ14は、それぞれ、入力されたデータD11a、D11b、D11cに対してデコード処理を行い、当該デコード処理後のデータD12、D13a、D14aをフレームバッファ16、17、18に出力する。データD12は音声データであり、データD13a、D14aは映像データである。具体的には、データD13aはワンセグ映像データに相当し、データD13bは12セグ映像データに相当する。更に、H.264デコーダ13及びMPEG2ビデオデコーダ14は、このようなデコード処理と同時に、適応エラー補間の各検出に必要なMPEG2(12セグ映像に相当する)やH.264(ワンセグ映像に相当する)におけるシンタックスなどの情報を、それぞれデータD13b、D14bとして、適応エラー補間検出部20に出力する。
フレームバッファ16は、音声データに対応するデータD16a、D16bを出力する。具体的には、フレームバッファ16は、データD16aをサイマル放送判定部15に対して出力する。フレームバッファ17は、映像データ(ワンセグ映像データ)に対応するデータD17a、D17bを、それぞれ、出力切り替え部50及び適応エラー補間処理部40に出力する。フレームバッファ18は、映像データに対応するデータD18を出力切り替え部50に出力する。具体的には、フレームバッファ18は、適応エラー補間処理部40から補間データD43を取得して、MPEG2ビデオデコーダ14から取得されたデータD14a(12セグ映像データ)を当該補間データD43によって補間したデータD18を、出力切り替え部50に出力する。
サイマル放送判定部15は、TS−Demux11から取得されるEITの番組名や番組情報などのデータD11d、及びフレームバッファ16から取得されるデータD16a(音声データ)などに基づいて、受信された放送信号がサイマル放送か否かの判定を行う。そして、サイマル放送判定部15は、この判定結果などをデータD15として、適応エラー補間検出部20に出力する。また、サイマル放送判定部15は、フレームバッファ16から取得されるデータD16aを用いて、12セグとワンセグとの映像データ及び音声データの出力タイミングを合わせる処理を行う。
適応エラー補間検出部20は、静止画検出部21と、シーンチェンジ検出部22と、パン検出部23と、参照フレーム落ち検出部24と、映像同期検出部25とを備える。これらの各検出部は、H.264デコーダ13やMPEG2ビデオデコーダ14から取得されたMPEG2やH.264のシンタックス要素や、デコード処理された映像データ(ワンセグ映像データ及び12セグ映像データ)に基づき生成した情報から、検出結果を算出する。詳しくは、適応エラー補間検出部20は、ピクチャタイプ、マクロブロックタイプ、動きベクトルなどや、YUVデータ、マクロブロック単位でのエラーの有無などから、適応エラー補間の各検出を行う。そして、適応エラー補間検出部20は、この検出結果をデータD20として、エラー補間制御部31に出力する。なお、適応エラー補間検出部20は映像判別手段として機能する。
エラー補間制御部31は、適応エラー補間検出部20から得られた各検出結果や、サイマル放送の判定結果や、エラーの割合などに基づいて、12セグ映像又はワンセグ映像から補間するデータを適応的に選択する制御や、12セグ映像とワンセグ映像とを切り替える制御を行う。具体的には、エラー補間制御部31は、12セグ映像又はワンセグ映像から補間するデータを適応的に選択するための制御信号D31aを適応エラー補間処理部40に出力すると共に、12セグ映像とワンセグ映像とを切り替えるための制御信号D31bを出力切り替え部50に出力することで、このような制御を行う。
なお、エラー補間制御部31は、上記したエラーの割合を、例えばMPEG2ビデオデコーダ14から取得する。当該エラーの割合は、1フレームを構成する全てのマクロブロック(MPEG2における規格であり、16×16ピクセルのブロックに相当する)において、正常なマクロブロックが占める割合に対応する。
適応エラー補間処理部40は、ビデオスケーラ41と、フレームバッファ42と、加算器43と、を備える。ビデオスケーラ41は、フレームバッファ16から取得されるデータD17b(ワンセグ映像データ)に対して、所望の画素サイズに合わせるためにスケーリング(拡大)する処理を行う。具体的には、ビデオスケーラ41は、12セグ映像の画素サイズに合わせるためにスケーリングする。フレームバッファ42は、当該スケーリング処理後のデータを格納すると共に、これを加算器43に出力する。加算器43は、エラー補間制御部31から取得される制御信号D31aに基づいて、スケーリング処理後の映像データ(ワンセグ映像データ)によって12セグ映像データをエラー補間するために用いる補間データD43を生成し、当該補間データD43をフレームバッファ18に出力する。なお、ビデオスケーラ41によって、ワンセグ映像を1フレームごとスケーリングしなくても良く、後述するエラー補間に用いるワンセグ映像の部分のみを、スケーリングしても良い。
出力切り替え部50は、エラー補間制御部31から取得される制御信号D31bに応じて、表示させる映像に用いる映像データの切り替えを行う。具体的には、出力切り替え部50は、表示させる映像に用いる映像データを、フレームバッファ17から取得されるデータD17a及びフレームバッファ18から取得されるデータD18のいずれかに切り替えて、これに対応するデータD50を出力する。
なお、上記したエラー補間制御部31及び適応エラー補間処理部40は、映像切り替え手段、高画質エラー補間手段、及び低画質エラー補間手段、並びにエラー補間選択手段として機能する。
次に、適応エラー補間検出部20の各検出部における動作、処理について具体的に説明する。前述したように、適応エラー補間検出部20は、静止画検出部21と、シーンチェンジ検出部22と、パン検出部23と、参照フレーム落ち検出部24と、映像同期検出部25とを備える。
静止画検出部21は、YUV(画像)データやMPEG2やH.264のシンタックス要素などに基づいて、映像が全体的に静止画(動きがない映像)であるか否かを検出する。静止画検出部21は、ワンセグ映像データ及び12セグ映像データの両方に対して、当該検出を行う(詳しくは、同期されたワンセグ映像データ及び12セグ映像データに基づいて検出を行う)。こうするのは、12セグ映像のエラーの割合が大きくなった場合に、検出精度や検出率の低下を防ぐためである。
シーンチェンジ検出部22は、YUV(画像)データやMPEG2やH.264のシンタックス要素などに基づいて、全体的にシーンが変ったか否かを検出する。シーンチェンジ検出部22は、ワンセグ映像データ及び12セグ映像データの両方に対して、当該検出を行う(詳しくは、同期されたワンセグ映像データ及び12セグ映像データに基づいて検出を行う)。こうするのは、12セグ映像のエラーの割合が大きくなった場合に、検出精度や検出率の低下を防ぐためである。
パン検出部23は、YUV(画像)データやMPEG2やH.264のシンタックス要素などに基づいて、全体的にパンしているか否かを検出する(全体的に同じ動きをしているか否かの検出だけでなく、ズームなどが行われているか否かの検出も含む)。パン検出部23は、ワンセグ映像データ及び12セグ映像データの両方に対して、当該検出を行う(詳しくは、同期されたワンセグ映像データ及び12セグ映像データに基づいて検出を行う)。こうするのは、12セグ映像のエラーの割合が大きくなった場合に、検出精度や検出率の低下を防ぐためである。
参照フレーム落ち検出部24は、12セグ映像において参照フレームが欠落した結果、誤った参照フレームからデコードされたか否かを検出する。
映像同期検出部25は、YUV(画像)データやMPEG2やH.264のシンタックス要素などに基づいて、12セグ映像とワンセグ映像とのコンテンツの内容が一致しているか否かを判断して、時間的に同期しているか否かを検出する。こうしている理由は以下の通りである。前述したように、サイマル放送判定部15は、12セグとワンセグの映像・音声の出力タイミングを合わせるための処理を行っている。しかしながら、12セグとワンセグのフレームレートの違い、或いは、ワンセグが可変フレームレートであることから、当該処理だけでは、サイマル放送の12セグ映像とワンセグ映像との出力タイミングが必ずしも一致するとは限らないと言える。そこで、本実施例では、映像同期検出部25において、12セグ映像とワンセグ映像とのコンテンツの内容が一致しているか否かの判断をさせて、時間的に同期しているか否かの検出を行わせている。
図2は、映像同期検出部25における映像同期検出の具体例を示す。図2は、上に12セグ映像を示しており、下にワンセグ映像を示している。基本的には、12セグ映像よりもワンセグ映像のほうがフレームレートが低いので(詳しくは、12セグ映像のフレームレートが30(fps)であるのに対して、ワンセグ映像は14〜15(fps)であるので)、映像同期検出部25は、ワンセグ映像がある場合にのみ映像データの比較を行う。
具体的には、映像同期検出部25は、12セグ映像データとワンセグ映像データとを比較した結果、映像データが所定値以上一致している場合には、12セグ映像とワンセグ映像とが同期していると判断する。詳しくは、映像同期検出部25は、12セグ映像データと過去のワンセグ映像データとを比較した結果、映像データが所定値以上一致していなかった場合は、当該12セグ映像データと次の(未来の)ワンセグ映像データとを比較する。例えば、映像同期検出部25は、矢印A1で示すように過去のワンセグ映像と比較した結果、映像データが所定値以上一致していなかった場合、矢印A2で示すように次のワンセグ映像との比較を行う。なお、映像データが所定値以上一致した場合のワンセグ映像におけるフレームは、後述する、ワンセグ映像データに基づいたエラー補間を行う際の補間データの対象となる。
[本実施例における制御方法]
次に、本実施例において、前述したエラー補間制御部31が行う制御方法について具体的に説明する。本実施例では、エラー補間制御部31は、12セグ映像におけるエラーの割合、及び適応エラー補間検出部20が検出した映像の性質に応じて、12セグ映像又はワンセグ映像から補間するデータを適応的に選択してエラー補間したり、12セグ映像からワンセグ映像へ切り替えたりする。具体的には、エラー補間制御部31は、エラーの割合及び映像の性質に応じて、12セグ映像データに基づいたエラー補間、ワンセグ映像データに基づいたエラー補間、及び12セグ映像からワンセグ映像への切り替え、のうちのいずれかを選択して実行する。
まず、12セグ映像からワンセグ映像への切り替え方法について説明する。本実施例では、エラー補間制御部31は、12セグ映像にエラーがあった場合に、エラーの割合及び映像の性質に基づいて、表示すべき映像を、12セグ映像からワンセグ映像へ切り替える。具体的には、エラー補間制御部31は、静止画検出部21によって映像が静止画でないと判定された場合において、エラーの割合が所定値より大きい場合に、ワンセグ映像への切り替えを行う。言い換えると、エラー補間制御部31は、エラーの割合が所定値より大きくても、映像が静止画である場合には、ワンセグ映像への切り替えを行わない。こうするのは、映像が静止画である場合には、切り替えを行うよりも、12セグ映像にてエラー補間した映像などを出力し続けたほうが、主観的に見て違和感が少ないからである。
更に、エラー補間制御部31は、参照フレーム落ち検出部24によって、12セグ映像データが誤った参照フレームからデコードされたと判定された場合には、ワンセグ映像への切り替えを行う。こうするのは、たとえエラーの割合が低くても、誤った参照フレームからデコードされた12セグ映像を出力するよりも、ワンセグ映像を出力するほうが、違和感が少ないからである。なお、12セグ映像データが誤った参照フレームからデコードされていても、映像が静止画である場合には、エラー補間制御部31は、このようなワンセグ映像への切り替えを行わない。この場合には、切り替えを行うよりも、12セグ映像にてエラー補間した映像などを出力し続けたほうが、主観的に見て違和感が少ないからである。
なお、上記のように12セグ映像からワンセグ映像へ切り替える場合、音声データを利用して、12セグ映像のタイミングに合わせるように切り替えが行われる、つまり所謂シームレス切り替えが行われる。これにより、コンテンツの不連続が低減される。
次に、12セグ映像データに基づいたエラー補間、及びワンセグ映像データに基づいたエラー補間について説明する。本実施例では、エラー補間制御部31は、12セグ映像にエラーがあった場合に、上記したようなワンセグ映像への切り替えを行う代わりに、表示すべき映像を、12セグ映像のエラー部分に対してエラー補間した12セグ映像に切り替える。具体的には、エラー補間制御部31は、エラーの割合及び映像の性質に基づいて、表示すべき映像を、12セグ映像データに基づいてエラー補間された映像、及びワンセグ映像データに基づいてエラー補間された映像のいずれかに切り替える。なお、上記した12セグ映像におけるエラー部分は、12ンセグ映像データに基づいて特定される。
詳しくは、エラー補間制御部31は、12セグ映像データに基づいたエラー補間として、下記の3つのエラー補間(以下では、これら3つのエラー補間を、「第1エラー補間」、「第2エラー補間」、及び「第3エラー補間」と呼ぶ。)のいずれかを選択して実行する。第1エラー補間は、12セグ映像のエラー部分を、12セグ映像の過去フレームにおける当該エラー部分と同じ位置のデータによって補間するエラー補間である。第2エラー補間は、12セグ映像のエラー部分を、12セグ映像の現在フレームにおける当該エラー部分の周辺から生成したデータによって補間するエラー補間である。第3エラー補間は、12セグ映像のエラー部分を、12セグ映像における過去フレーム及びデコード済みの未来フレームの動きを考慮したデータによって補間するエラー補間である。
この場合、エラー補間制御部31は、エラーの割合及び映像の性質に基づいて、第1エラー補間、第2エラー補間、及び第3エラー補間のいずれかを選択する。具体的には、エラー補間制御部31は、静止画検出部21によって映像が静止画であると判定された場合、エラーの割合に関わらず、第1エラー補間を選択する。つまり、エラーの割合が所定値よりも大きくても、ワンセグ映像への切り替えを行わずに、第1エラー補間によって補間された映像に切り替える。この場合、エラー補間制御部31は、12セグ映像の過去フレームにおけるデータによって、エラー部分をエラー補間した映像を表示させる。
なお、静止画検出部21によって映像が静止画であると判定された場合に、上記のように第1エラー補間を選択することに限定はされず、12セグ映像のデータを更新せずに保持し続けても良い。つまり、映像が静止画の場合、第1エラー補間によりエラー部分を更新しても良いし、若しくは、このようなエラー補間自体を行わず、過去の12セグの映像データ(エラーがなく、同様の静止画である)を更新せずに、そのまま表示し続けても良い。
これに対して、エラー補間制御部31は、静止画検出部21によって、映像が静止画でないと判別され、且つ映像においてシーンチェンジが生じたと判別された場合において、エラーの割合が所定値以下の場合に、第2エラー補間を選択する。つまり、エラー補間制御部31は、12セグ映像の現在フレームにおけるエラー部分周辺から生成したデータによって、エラー部分をエラー補間した映像を表示させる。この場合、エラー補間制御部31は、エラーが跨っているラインが所定数以下である場合にのみ、第2エラー補間を選択することができる。言い換えると、エラー補間制御部31は、エラーが複数ライン(地デジでは、一般的に1ライン(16ピクセル)は1スライスとなる)に跨っていない場合にのみ、第2エラー補間を選択する。こうするのは、エラーが複数ラインに跨っていなければ、エラー部分の周辺から生成したデータを補間しても違和感が目立たなくなるという主観的な判断に基づくものである。
これに対して、エラー補間制御部31は、静止画検出部21によって、映像が静止画でないと判別され、且つ映像においてシーンチェンジが生じていないと判別され、尚且つ映像にパンが用いられていると判別された場合において、エラーの割合が所定値以下の場合に、第3エラー補間を選択する。つまり、エラー補間制御部31は、12セグ映像における過去フレーム及びデコード済みの未来フレームの動きを考慮したデータによって、エラー部分をエラー補間した映像を表示させる。
一方、エラー補間制御部31は、上記したワンセグ映像データに基づいたエラー補間として、12セグ映像のエラー部分を、ワンセグ映像をスケーリングした映像における当該エラー部分と同じ位置のデータによって補間するエラー補間(以下、「第4エラー補間」と呼ぶ。)を行う。具体的には、エラー補間制御部31は、静止画検出部21によって、映像が静止画でないと判別され、且つ映像においてシーンチェンジが生じていないと判別され、尚且つ映像にパンが用いられていないと判別された場合において、エラーの割合が所定値以下の場合に、第1乃至第3エラー補間を選択せずに、第4エラー補間を選択する。加えて、エラー補間制御部31は、映像においてシーンチェンジが生じていても、エラーが複数ラインに跨っている場合には、前述したような第2エラー補間を選択せずに、第4エラー補間を選択する。
また、エラー補間制御部31は、映像同期検出部25における、12セグ映像とワンセグ映像とが時間的に同期しているか否かの判断結果に基づいて、このような第4エラー補間を行う。つまり、エラー補間制御部31は、12セグ映像と時間的に適切に同期しているワンセグ映像における映像データを用いて、第4エラー補間を行う。このように映像同期検出部25の判断結果を考慮に入れて第4エラー補間を行うことは、第4エラー補間への切り替え時において例えばシーンチェンジなどが生じた場合に特に効果がある。
なお、上記した第1乃至第4エラー補間は、12セグ映像におけるマクロブロック単位にて実行される。したがって、1フレームの12セグ映像に対して、例えば、第1乃至第4エラー補間のいずれか2つ以上のエラー補間が複数行われる場合もある。
次に、図3を参照して、本実施例における制御方法による効果について説明する。図3(a)は、本実施例における制御方法を実行しなかった場合(以下、「比較例における制御方法」と呼ぶ。)における、12セグ映像とワンセグ映像との時間的な切り替わりの例を示している。詳しくは、図3(a)の上に受信率を示し、図3(b)の下に12セグ映像とワンセグ映像との切り替わりを示している。比較例における制御方法では、受信率に基づいて(詳しくは受信率と閾値とを比較する)、12セグ映像とワンセグ映像との切り替えが行われる。なお、受信率は、受信装置におけるフロントエンドにてデータ(映像信号及び音声信号を含むデータ)を受信できた割合に相当し、前述したエラーの割合とは異なる。ただし、受信率とエラーの割合とは、ある程度の相関はある。
図3(a)に示すように、時刻t11で受信率が閾値以下となり、時刻t11以降の所定時間T1の間、受信率が継続して閾値以下となるため、時刻t11aで12セグ映像からワンセグ映像へ切り替えられる。この所定時間T1の間には、破線領域E1で示すように、崩れた映像が表示されることとなる。その後、時刻13において受信率が一旦閾値よりも大きくなるが、所定時間継続して閾値よりも大きくならないため、ワンセグ映像から12セグ映像へ切り替えられない。その後、時刻t13aで受信率が閾値よりも大きくなり、時刻t13a以降の所定時間T3の間、受信率が継続して閾値よりも大きくなるため、時刻t14でワンセグ映像から12セグ映像へ切り替えられる。
図3(b)は、本実施例における制御方法を実行した場合における、12セグ映像とワンセグ映像との時間的な切り替わりの例を示している。当該方法では、前述したように、エラーの割合及び映像の性質に応じて、12セグ映像又はワンセグ映像から補間するデータを適応的に選択したエラー補間(第1乃至第4エラー補間のいずれかのエラー補間)、若しくは12セグ映像からワンセグ映像への切り替えが行われる。
図3(b)の破線領域E2で示すように、受信率が閾値以下となる時刻t11以降においても、12セグ映像が継続して表示される。この場合、第1乃至第4エラー補間のいずれかのエラー補間が行われた12セグ映像が表示される。この後、時刻t12において、例えばエラーの割合が所定値よりも大きくなるため、12セグ映像からワンセグ映像へ切り替えられる。この場合、前述したようなシームレス切り替えが行われる。この後、時刻t13において12セグ映像を表示可能になるため(例えばエラーの割合が所定値以下となるため)、ワンセグ映像から12セグ映像へ切り替えられる。この場合にも、シームレス切り替えが行われる。更に、この後の、受信率が閾値以下となるような期間においても、破線領域E3で示すように、12セグ映像が継続して表示される。この場合にも、第1乃至第4エラー補間のいずれかのエラー補間が行われた12セグ映像が表示される。
このように、本実施例における制御方法によれば、比較例における制御方法と比較して、12セグ映像の視聴時間を拡大することが可能となる。つまり、画質が良い映像の視聴時間を拡大することが可能となる。
[本実施例における処理]
次に、図4及び図5を参照して、本実施例における処理について具体的に説明する。
図4は、本実施例における全体処理を示すフローチャートである。この処理は、放送信号受信装置100によって繰り返し実行される。
まず、ステップS101では、放送信号受信装置100内のH.264デコーダ13及びMPEG2ビデオデコーダ14が、それぞれ入力されたデータに対してデコード処理を行う。そして、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、放送信号受信装置100内の適応エラー補間検出部20が、H.264デコーダ13やMPEG2ビデオデコーダ14から取得されたMPEG2やH.264のシンタックス要素や、デコード処理された映像データ(ワンセグ映像データ及び12セグ映像データ)に基づき生成した情報から、検出結果を算出する。詳しくは、適応エラー補間検出部20は、ピクチャタイプ、マクロブロックタイプ、動きベクトルなどや、YUVデータ、マクロブロック単位でのエラーの有無などから、適応エラー補間の各検出を行う。そして、処理はステップS103に進む。なお、このような処理は、基本的には、12セグ映像のエラーの有無に関わらず、常時行われる。
ステップS103では、放送信号受信装置100内のエラー補間制御部31が、12セグ映像にエラーがあるか否かを判定する。12セグ映像にエラーがある場合(ステップS103;Yes)、処理はステップS104に進み、12セグ映像にエラーがない場合(ステップS103;No)、処理はステップS101に戻る。
ステップS104では、放送信号受信装置100内のエラー補間制御部31が、12セグ映像のエラー部分に対して、第1乃至第4エラー補間のいずれのエラー補間を行うかを決定し、決定されたエラー補間を実行するための制御を行う。そして、処理はステップS105に進む。ステップS105では、放送信号受信装置100内の適応エラー補間処理部40が、エラー補間制御部31からの制御に応じたエラー補間処理を行う。そして、処理は終了する。
図5は、放送信号受信装置100内のエラー補間制御部31が行う処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS201では、エラー補間制御部31は、静止画検出部21による検出結果に基づいて、映像が静止画であるか否かを判定する。静止画である場合(ステップS201;Yes)、処理はステップS202に進み、静止画でない場合(ステップS201;No)、処理はステップS203に進む。
ステップS202では、エラー補間制御部31は、エラーの割合に関わらず、12セグ映像のエラー部分を、12セグ映像の過去フレームにおける当該エラー部分と同じ位置のデータによって補間するエラー補間(第1エラー補間)を行う。そして、処理は終了する。なお、エラー補間制御部31は、映像が静止画である場合には、参照フレーム落ち検出部24によって、12セグ映像データが誤った参照フレームからデコードされたと判定されても、第1エラー補間を行うことができる。この場合には、1フレームごとエラー補間されることとなる。このようなエラー補間は、映像同期されたワンセグ映像から静止画を検出することにより実現される。また、上記のように第1エラー補間によってエラー部分の更新を行う代わりに、過去の12セグの映像データをそのまま表示し続けても良い。
ステップS203では、エラー補間制御部31は、12セグ映像におけるエラーの割合が所定値以下であるか否かを判定する。エラーの割合が所定値以下である場合(ステップS203;Yes)、処理はステップS204に進む。これに対して、エラーの割合が所定値よりも大きい場合(ステップS203;No)、処理はステップS210に進む。この場合、エラー補間制御部31は、ワンセグ映像への切り替えを行う(ステップS210)。そして、処理は終了する。なお、映像が静止画でない場合において、12セグ映像データが誤った参照フレームからデコードされた場合には、エラーの割合に関わらず、このようなワンセグ映像への切り替えを行っても良い。
ステップS204では、エラー補間制御部31は、静止画検出部21による検出結果に基づいて、映像においてシーンチェンジが生じたか否かを判定する。シーンチェンジが生じた場合(ステップS204;Yes)、処理はステップS205に進み、シーンチェンジが生じていない場合(ステップS204;No)、処理はステップS207に進む。
ステップS205では、エラー補間制御部31は、エラーが複数ラインに跨っていないか否か、言い換えるとエラーが跨っているラインが所定数以下であるか否かを判定する。エラーが複数ラインに跨っていない場合(ステップS205;Yes)、処理はステップS206に進み、エラーが複数ラインに跨っている場合(ステップS205;No)、処理はステップS209に進む。
ステップS206では、エラー補間制御部31は、12セグ映像のエラー部分を、12セグ映像の現在フレームにおける当該エラー部分の周辺から生成したデータによって補間するエラー補間(第2エラー補間)を行う。こうしているのは、エラーが複数ラインに跨っていなければ、エラー部分の周辺から生成したデータを補間しても違和感が目立たなくなるという主観的な判断に基づくものである。以上のステップS206の処理が終了すると、処理は終了する。
なお、エラーが複数ラインに跨っていない場合にのみ、第2エラー補間を行うことに限定はされず、エラーが複数ラインに跨っていても、エラー部分の周辺における映像の性質によっては、エラー部分の周辺から生成したデータを用いて第2エラー補間を行っても良い。
ステップS207では、エラー補間制御部31は、静止画検出部21による検出結果に基づいて、映像にパンが用いられているか否かを判定する。つまり、映像が全体的に同じ動きをしているか否か、及びズームが用いられているか否かを判定する。パンが用いられている場合(ステップS207;Yes)、処理はステップS208に進む。ステップS208では、エラー補間制御部31は、12セグ映像のエラー部分を、12セグ映像における過去フレーム及びデコード済みの未来フレームの動きを考慮したデータによって補間するエラー補間(第3エラー補間)を行う。そして、処理は終了する。
一方、パンが用いられていない場合(ステップS207;No)、処理はステップS209に進む。ステップS209では、エラー補間制御部31は、12セグ映像のエラー部分を、ワンセグ映像をスケーリングした映像における当該エラー部分と同じ位置のデータによって補間するエラー補間(第4エラー補間)を行う。そして、処理は終了する。
以上説明した処理によれば、ワンセグ映像への切り替え及びエラー補間を適切に実行することができ、主観的に見て違和感が少ない映像を表示させることが可能となる。また、12セグ映像の視聴時間を拡大することが可能となる。
[変形例]
図6は、変形例における放送信号受信装置101の概略構成図を示す。放送信号受信装置101は、フレームレート変換部61、高画質化処理部62、及びフレームバッファ63を有する点で、放送信号受信装置100(図1参照)と異なる。なお、放送信号受信装置100と同一の構成要素に対しては同一の符号を付し、その説明を省略する。
フレームレート変換部61は、H.264デコーダ13から取得されるデータD13a(ワンセグ映像データ)に対して、12セグ映像と同じフレーム(30(fps))にフレームレート変換する。そして、フレームレート変換部61は、フレームレート変換後のデータD61を高画質化処理部62に出力する。高画質化処理部62は、フレームレート変換部61から取得されるデータD61に対して、エッジ強調やノイズ除去などの高画質化処理を行う。そして、高画質化処理部62は、高画質化処理後のデータD62をフレームバッファ63に出力する。フレームバッファ63は、高画質化処理部62から取得されたデータD62を格納すると共に、これをデータD63として適応エラー補間処理部40に出力する。
このように放送信号受信装置101を構成した場合、フレームレート変換及び高画質化処理が行われたワンセグ映像データに基づいて、前述した第4エラー補間が行われることとなる。これにより、第4エラー補間を行った場合における視聴上の違和感を、効果的に低減することが可能となる。具体的には、12セグ映像のエラー部分にワンセグ映像を補間した場合に、映像の情報量(ビットレート)の違いなどから、補間した部分において映像の品質が変ってしまい違和感が生じてしまうことを適切に抑制することが可能となる。
本実施例における放送信号受信装置の概略構成図を示す。 映像同期検出部における映像同期検出の具体例を示す図である。 本実施例における制御方法による効果を説明するための図である。 全体処理を示すフローチャートである。 エラー補間制御部が行う処理を示すフローチャートである。 変形例における放送信号受信装置の概略構成図を示す。
符号の説明
11 TS−Demux
12 AACデコーダ
13 H.264デコーダ
14 MPEG2ビデオデコーダ
15 サイマル放送判定部
16、17、18 フレームバッファ
20 適応エラー補間検出部
21 静止画検出部
22 シーンチェンジ検出部
23 パン検出部
24 参照フレーム落ち検出部
25 映像同期検出部
31 エラー補間制御部
40 適応エラー補間処理部
50 出力切り替え部
100、101 放送信号受信装置

Claims (16)

  1. 同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する放送信号受信装置であって、
    前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出手段と、
    前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別手段と、
    前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え手段と、を備えることを特徴とする放送信号受信装置。
  2. 前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否かを判別し、
    前記映像切り替え手段は、前記映像判別手段によって前記映像が静止画でないと判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値より大きい場合に、表示すべき映像を前記低画質映像が形成する映像へ切り替えることを特徴とする請求項1に記載の放送信号受信装置。
  3. 前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分に対して、前記高画質映像データに基づいた補間を行う高画質エラー補間手段と、
    前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分に対して、前記低画質映像データに基づいた補間を行う低画質エラー補間手段と、
    前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、前記高画質エラー補間手段及び前記低画質エラー補間手段のいずれかを選択して、選択したエラー補間手段によって補間された映像へ切り替えるエラー補間選択手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の放送信号受信装置。
  4. 前記高画質エラー補間手段は、
    前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記高画質映像データが形成する映像の過去フレームにおける前記エラー部分と同じ位置のデータによって補間する第1エラー補間手段と、
    前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記高画質映像データが形成する映像の現在フレームにおける前記エラー部分の周辺から生成したデータによって補間する第2エラー補間手段と、
    前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記高画質映像データが形成する映像における過去フレーム及びデコード済みの未来フレームの動きを考慮したデータによって補間する第3エラー補間手段と、を備え、
    前記エラー補間選択手段は、前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、前記第1エラー補間手段、前記第2エラー補間手段、及び前記第3エラー補間手段のいずれかを選択することを特徴とする請求項3に記載の放送信号受信装置。
  5. 前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否かを判別し、
    前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって前記映像が静止画であると判別された場合、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合に関わらず、前記第1エラー補間手段を選択する、或いは、前記高画質映像データを前記第1エラー補間手段による補間によって更新せずに保持し続けることを特徴とする請求項4に記載の放送信号受信装置。
  6. 前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否か、及び前記映像においてシーンチェンジが生じたか否かを判別し、
    前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって、前記映像が静止画でないと判別され、且つ前記映像においてシーンチェンジが生じたと判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値以下の場合に、前記第2エラー補間手段を選択することを特徴とする請求項4又は5に記載の放送信号受信装置。
  7. 前記エラー補間選択手段は、前記エラーが跨っているラインが所定数以下である場合にのみ、前記第2エラー補間手段を選択することを特徴とする請求項6に記載の放送信号受信装置。
  8. 前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否か、前記映像においてシーンチェンジが生じたか否か、及び前記映像にパンが用いられているか否かを判別し、
    前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって、前記映像が静止画でないと判別され、且つ前記映像においてシーンチェンジが生じていないと判別され、尚且つ前記映像にパンが用いられていると判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値以下の場合に、前記第3エラー補間手段を選択することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の放送信号受信装置。
  9. 前記低画質エラー補間手段は、前記高画質映像データが形成する映像のエラー部分を、前記低画質映像データが形成する映像をスケーリングした映像における、前記エラー部分と同じ位置のデータによって補間することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項に記載の放送信号受信装置。
  10. 前記映像判別手段は、前記映像が静止画であるか否か、前記映像においてシーンチェンジが生じたか否か、及び前記映像にパンが用いられているか否かを判別し、
    前記エラー補間選択手段は、前記映像判別手段によって、前記映像が静止画でないと判別され、且つ前記映像においてシーンチェンジが生じていないと判別され、尚且つ前記映像にパンが用いられていないと判別された場合において、前記エラー検出手段によって検出された前記エラーの割合が所定値以下の場合に、前記低画質エラー補間手段を選択することを特徴とする請求項3乃至9のいずれか一項に記載の放送信号受信装置。
  11. 前記低画質エラー補間手段は、前記高画質映像データが形成する映像と前記低画質映像データが形成する映像とのコンテンツの内容が一致しているか否かを判断して、前記高画質映像データが形成する映像と前記低画質映像データが形成する映像とが時間的に同期しているか否かの検出結果に基づいて、前記補間を行うことを特徴とする請求項3乃至10のいずれか一項に記載の放送信号受信装置。
  12. 前記低画質映像データに対して、フレームレート変換及び高画質化処理の少なくともいずれかの処理を行う映像処理手段を更に備え、
    前記低画質エラー補間手段は、前記映像処理手段によって処理された前記低画質映像データに基づいて前記補間を行うことを特徴とする請求項3乃至11のいずれか一項に記載の放送信号受信装置。
  13. 前記映像判別手段は、前記高画質映像データだけでなく、前記低画質映像データにも基づいて、表示すべき映像の性質を判別することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の放送信号受信装置。
  14. 前記高画質映像データは、12セグの映像データであり、
    前記低画質映像データは、ワンセグの映像データであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の放送信号受信装置。
  15. 同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する装置によって実行される放送信号受信方法であって、
    前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出工程と、
    前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別工程と、
    前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え工程と、を備えることを特徴とする放送信号受信方法。
  16. 同一のコンテンツが異なる放送形式によって放送される、高画質映像データを含む第1放送信号及び低画質映像データを含む第2放送信号を受信する装置によって実行される放送信号受信プログラムであって、
    前記装置を、
    前記高画質映像データが形成する映像におけるエラーの割合をフレーム毎に検出するエラー検出手段、
    前記高画質映像データに基づいて、表示すべき映像の性質を判別する映像判別手段、
    前記エラーの割合及び前記映像の性質に基づいて、表示すべき映像を前記低画質映像データが形成する映像へ切り替える映像切り替え手段、として機能させることを特徴とする放送信号受信プログラム。
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