JP2010059870A - 内燃機関の過給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の始動時、触媒の早期活性化を図りつつ、過給圧の応答性を確保することが可能であり、コストダウンを図ることが可能な内燃機関の過給装置を提供する。
【解決手段】過給装置1は、吸気通路20および排気通路30に並列に配置されたプライマリターボチャージャ40およびセカンダリターボチャージャ50を備え、エンジン10の運転領域が低速域のときには、プライマリターボチャージャのみを駆動させ、高速域のときには、両ターボチャージャ40,50を駆動させるように構成されている。そして、各ターボチャージャ40,50のタービンハウジング46,56の容積V1,V2に対するタービンハウジング46,56の質量M1,M2の比が、プライマリターボチャージャ40ではセカンダリターボチャージャ50よりも小さく設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車用エンジン等の内燃機関に搭載される過給装置に関する。
自動車用エンジンにおいて、排気ガスの流体エネルギーを利用して吸入空気を圧縮して空気密度を高め、これによってエンジン出力の増大を図る過給機(以下では、ターボチャージャとも言う)が知られている。過給機は、排気通路の途中に設けられタービンハウジング内に配設されたタービンホイールと、吸気通路の途中に設けられコンプレッサハウジング内に配設されたコンプレッサホイール(インペラとも呼ばれる)とを備えており、これらタービンホイールとコンプレッサホイールとがタービンシャフトによって連結されている。そして、排気ガスの圧力によってタービンホイールが回転すると、その回転力がタービンシャフトを介してコンプレッサホイールに伝達され、このコンプレッサホイールの回転によって吸入空気が燃焼室に向けて過給される。
従来では、エンジンへの過給を低速域から高速域までにわたって効率的に行うことを目的として、そのような過給機を2つ備えた過給装置(過給システム)が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。2つの過給機は、エンジンの吸気通路および排気通路に並列または直列に配置され、エンジンの運転状態に応じて各過給機による過給動作が制御される。例えば、2つの過給機が並列に配置されたパラレル型の過給装置(パラレルシーケンシャルターボチャージャ)では、エンジンの運転領域が低速域のときには、第1の過給機(プライマリターボチャージャ)のみが駆動され、高速域(中速域も含む)のときには、第1の過給機と第2の過給機(セカンダリターボチャージャ)の両方が駆動される。
特開2005−23903号公報 特開平5−288060号公報 特開2007−263033号公報
ところで、自動車用エンジン等の排気系には、排気ガスの浄化を行うための触媒コンバータが備えられている。この触媒コンバータは、一般的には排気ガスの熱を利用して触媒(例えば三元触媒等)を加熱し、この触媒を所定の活性温度まで上昇させることで排気ガス浄化機能を発揮するようになっている。
しかしながら、上述したような2つの過給機を備えた内燃機関の過給装置においては、低速域で用いられる上記第1の過給機(上記のプライマリターボチャージャなど)が触媒コンバータの排気上流側に配置されることになるので、次のような点が懸念される。すなわち、低速域で用いられる上記第1の過給機のタービンハウジングによって排気ガスの熱が奪われる結果、触媒コンバータに送られる排気ガスの温度が低下することになる。このため、内燃機関の低温始動時(冷間始動時)においては、触媒温度が上記活性温度に達するまでに長時間を要してしまい、触媒を早期に活性化させることが困難となるという問題がある。
そのような問題への対策として、従来では、例えば、特許文献1に示されるように、内燃機関の低温始動時に、上記第1の過給機をバイパスさせて排気ガスを触媒へ送る構成が提案されているが、この構成では、バイパス用の排気通路や、開閉弁などが必要となる。さらに、バイパス用の開閉弁の制御を行わなければならないため、装置の大型化やコストアップを招くという問題がある。また、この構成では、内燃機関の始動時、バイパスさせる排気ガスの量に応じてタービン回転数が低下するため、上記第1の過給機の過給効率が低下し、加速時等の過給圧の応答性が悪化するという問題がある。
本発明は、上述のような点に着目して提案されたものであり、内燃機関の始動時、触媒の早期活性化を図りつつ、過給圧の応答性を確保することが可能であり、併せて、コストダウンを図ることが可能な内燃機関の過給装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。すなわち、本発明は、内燃機関の過給装置であって、吸気通路および排気通路に並列に配置された第1、第2の過給機を備え、内燃機関の運転領域が低速域のときには、上記第1の過給機のみを駆動させ、高速域のときには、上記第1、第2の過給機の両方を駆動させるように構成されている。そして、上記第1の過給機のタービンハウジングの熱容量が、上記第2の過給機のタービンハウジングの熱容量よりも小さく設定されていることを特徴としている。
より具体的には、第1の過給機の過給性能を維持しながら、タービンハウジングの低熱容量化を図るための構成として、第1、第2の過給機のタービンハウジングの容積に対するタービンハウジングの質量の比を、第1の過給機では第2の過給機よりも小さく設定する構成を採用している。
上記構成によれば、内燃機関の低温始動時に駆動する第1の過給機のタービンハウジングの熱容量が小さく抑えられるため、そのタービンハウジングによって奪われる排気ガスの熱量を小さく抑えることができ、第1の過給機の排気下流側に設けられる触媒へ送られる排気ガスの温度の低下を抑制することができる。これにより、内燃機関の始動時、触媒を所定の活性温度まで速やかに上昇させることができ、触媒の早期活性化を図ることができる。そして、その結果、内燃機関の始動時の排気エミッションの改善を図ることができる。
この場合、第1の過給機をバイパスさせて排気ガスを触媒へ送らなくても、触媒の活性化を促進できるので、バイパス用の排気通路や開閉弁が不要となり、さらに、バイパス用の開閉弁の制御を行う必要がなくなる。したがって、装置の小型化を実現でき、コストダウンを図ることができる。しかも、内燃機関の始動時、バイパスさせる排気ガスの量に応じて第1の過給機の過給効率が低下することも回避されるため、加速時等の過給圧の応答性を確保することができる。
ここで、上記の構成では、第1、第2の過給機を吸気通路および排気通路に並列に配置する構成としたが、この構成に替えて、第1、第2の過給機を吸気通路および排気通路に直列に配置する構成とすることも可能であり、この構成によっても、同様の効果が得られる。この場合、第1の過給機を低圧側に設け、第2の過給機を高圧側に設ける構成とし、第1、第2の過給機のタービンハウジングの容積に対するタービンハウジングの質量の比を、第1の過給機では第2の過給機よりも小さく設定すればよい。
本発明によれば、内燃機関の始動時、第1の過給機の排気下流側に設けられる触媒へ送られる排気ガスの温度の低下を抑制することができ、触媒の早期活性化を図ることができ、その結果、排気エミッションの改善を図ることができる。また、この場合、第1の過給機をバイパスさせて排気ガスを触媒へ送らなくても、触媒の活性化を促進できるので、バイパス用の排気通路や開閉弁が不要となり、さらに、バイパス用の開閉弁の制御を行う必要がなくなる。したがって、装置の小型化を実現でき、コストダウンを図ることができる。しかも、内燃機関の始動時、バイパスさせる排気ガスの量に応じて第1の過給機の過給効率が低下することも回避されるため、加速時等の過給圧の応答性を確保することができる。
本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
−第1実施形態−
この第1実施形態では、2つの過給機が並列に配置されたパラレル型の過給装置に本発明を適用した例について、図1〜図3を参照して説明する。
まず、第1実施形態に係る内燃機関の過給装置の概略構成について、図1を参照して説明する。図1に示す過給装置1は、エンジン10の吸気通路20および排気通路30に並列に配置されたプライマリターボチャージャ(第1の過給機)40およびセカンダリターボチャージャ(第2の過給機)50と、エンジン10および各ターボチャージャ40,50を制御するECU80(図3)とを備えている。
エンジン10は、例えば、直列型4気筒ディーゼルエンジンとして構成されている。エンジン10は、シリンダブロックとシリンダヘッドとを備え、シリンダブロックの内部には、4つの燃焼室#1〜#4が形成されている。シリンダヘッドには、燃焼室#1〜#4に吸気を供給するための吸気ポートおよび燃焼室#1〜#4内で発生した排気ガスを外部に排出するための排気ポートが形成されている。また、シリンダヘッドには、これら燃焼室#1〜#4に対し燃料を噴射供給するための燃料噴射弁が設けられている。なお、エンジンは、ガソリンエンジン等であってもよく、その形式や気筒数についても特に限定されない。
エンジン10のシリンダヘッドに形成された吸気ポートには、吸気マニホールド12を介して吸気通路20が接続されている。吸気通路20の途中には、2方に分岐した後に合流する第1吸気通路20aと第2吸気通路20bとが並列に形成されている。第1吸気通路20aには、プライマリターボチャージャ40のコンプレッサホイール41が配設されており、このコンプレッサホイール41は、コンプレッサハウジング45内に収容されている。第2吸気通路20bには、セカンダリターボチャージャ50のコンプレッサホイール51が配設されており、このコンプレッサホイール51は、コンプレッサハウジング55内に収容されている。
吸気通路20の第1、第2吸気通路20a,20bよりも吸気上流側には、吸気を濾過するためのエアクリーナ23が設けられている。吸気通路20の第1、第2吸気通路20a,20bよりも吸気下流側には、ターボチャージャ40,50により圧縮された空気を冷却するインタークーラ25が設けられている。
第2吸気通路20bには、セカンダリターボチャージャ50のコンプレッサホイール51を迂回する吸気バイパス通路20cが設けられている。この吸気バイパス通路20cは、一端が吸気通路20の第1、第2吸気通路20a,20bよりも吸気上流側に接続されており、他端が第2吸気通路20bのコンプレッサホイール51よりも吸気下流側(後述する吸気切替弁22よりも吸気下流側)に接続されている。この吸気バイパス通路20cには、リード弁21が設けられている。このリード弁21は、吸気バイパス通路20cにおいてリード弁21の上流側圧力が下流側圧力よりも所定値以上大きくなった場合に自動的に開かれる機械式の弁である。
また、第2吸気通路20bには、コンプレッサホイール51よりも吸気下流側に吸気切替弁22が設けられている。吸気切替弁22は、ECU80から送信される制御信号によって開閉が制御され、第2吸気通路20bを通過する吸気の流量を調整可能に構成されている。例えば、吸気切替弁22を開閉させることにより、第2吸気通路20bにおける吸気の流通/遮断を切り替えることが可能となっている。
エンジン10のシリンダヘッドに形成された排気ポートには、排気マニホールド13を介して排気通路30が接続されている。このエンジン10には、排気通路30に排出された排気ガスをEGRガスとして吸気通路20に再び戻すことで燃焼温度を低下させてNOxの排出量を低減するための排気循環装置60が設けられている。排気循環装置60において、EGRガスは、排気通路30と吸気通路20とを接続する排気循環通路61を通じて吸気通路20へ戻されるようになっている。そして、この際、EGRガスは、排気循環通路61の途中に設けられたEGRクーラ62によって冷却されるとともに、排気循環通路61の出口付近に設けられたEGR弁63の開度に応じて調量される。EGR弁63は、ECU80から送信される制御信号によって開度が制御される。
排気通路30の途中には、2方に分岐した後に合流する第1排気通路30aと第2排気通路30bとが並列に形成されている。第1排気通路30aには、プライマリターボチャージャ40のタービンホイール42が配設されており、このタービンホイール42は、タービンハウジング46内に収容されている。第2排気通路30bには、セカンダリターボチャージャ50のタービンホイール52が配設されており、このタービンホイール52は、タービンハウジング56内に収容されている。
これらタービンホイール42,52は、タービンシャフト43,53によってコンプレッサホイール41,51と一体回転可能に連結されている。排気ガスのエネルギーによってタービンホイール42,52が回転駆動されると、タービンホイール42,52の回転力がタービンシャフト43,53を介してコンプレッサホイール41,51に伝達される。これにより、コンプレッサホイール41,51が回転されて、ターボチャージャ40,50による過給動作が行われるようになっている。
第2排気通路30bには、タービンホイール52よりも排気上流側に排気切替弁31が設けられている。排気切替弁31は、ECU80から送信される制御信号によって開閉が制御され、第2排気通路30bを通過する排気ガスの流量を調整可能に構成されている。例えば、排気切替弁31を開閉させることにより、第2排気通路30bにおける排気ガスの流通/遮断を切り替えることが可能となっている。
そして、排気通路30の第1、第2排気通路30a,30bよりも排気下流側には、触媒コンバータ70が設けられている。この触媒コンバータ70には、排気ガスに含まれるCO、HC、NOxを酸化して浄化するための触媒(酸化触媒など)と、排気ガスに含まれる粒子状物質、いわゆるPM(Particulate Matter)を捕集するためのPMフィルタとが設けられている。
この実施形態では、プライマリターボチャージャ40のサイズ(内径)がセカンダリターボチャージャ50のサイズ(内径)よりも若干小さくなっており、プライマリターボチャージャ40の容量がセカンダリターボチャージャ50の容量よりも若干小さくなっている。ここで、プライマリターボチャージャ40およびセカンダリターボチャージャ50の具体的な構造について、図2を参照して説明する。なお、プライマリターボチャージャ40およびセカンダリターボチャージャ50は、後述する点を除いてほぼ同様の構成となっているため、ここでは、プライマリターボチャージャ40について代表して説明する。
プライマリターボチャージャ40において、コンプレッサホイール41は、外周面に多数のコンプレッサブレード41a,41a,…を備えている。このコンプレッサホイール41は、ターボラグを抑えるために軽量なアルミニウム合金や合成樹脂により形成されている。コンプレッサホイール41は、第1吸気通路20aに設けられたコンプレッサハウジング45内に収容されている。
タービンホイール42は、外周面に多数のタービンブレード42a,42a,…を備えている。このタービンホイール42は、高温(例えば600〜800℃)の排気ガスに晒されるため耐熱性を有する鋼(炭素鋼)製となっている。タービンホイール42は、第1排気通路30aに設けられたタービンハウジング46内に収容されている。
これらコンプレッサホイール41とタービンホイール42とは、金属製(例えば鋳鉄)のタービンシャフト43によって一体回転可能に連結されている。つまり、コンプレッサホイール41、タービンホイール42、タービンシャフト43が同一軸心上に配置され、一体的に組み付けられてターボロータ44が構成されている。
コンプレッサハウジング45には、上記のコンプレッサホイール41を取り囲むように、渦巻き状をなすディフューザ45aが形成されている。このディフューザ45aは、ターボロータ44の軸線方向に開口する給気取入れ口45bと、ターボロータ44の接線方向に開口する過給気吐出口とを有している。給気取入れ口45bは、第1吸気通路20a、吸気通路20を介してエアクリーナ23に接続され、過給気吐出口は、第1吸気通路20a、吸気通路20を介して吸気マニホールド12に接続されている。
タービンハウジング46には、上記のタービンホイール42を取り囲むように、渦巻き状をなすスクロール室46aが形成されている。このスクロール室46aは、ターボロータ44の接線方向に開口する排気ガス取入れ口と、ターボロータ44の軸線方向に開口する排気ガス排出口46bとを有している。排気ガス取入れ口は、第1排気通路30a、排気通路30を介して排気マニホールド13に接続され、排気ガス排出口46bは、第1排気通路30a、排気通路30を介して触媒コンバータ70側に接続されている。
タービンシャフト43は、軸受ハウジング48内に形成された軸受部材47に挿通されている。軸受部材47は、その内部に円筒形状の空間が形成されており、その内周面には、軸受である軸受メタル47aが遊嵌されている。この軸受メタル47aの内周面は、タービンシャフト43に遊嵌されている。すなわち、軸受メタル47aは、タービンシャフト43と軸受部材47との間の摺動部に配設されている。
そして、軸受メタル47aには、軸受ハウジング48内に形成された潤滑油供給路48aから潤滑油が供給されるようになっている。この潤滑油の供給によって、軸受部材47の内周面と軸受メタル47aの外周面との間に油膜が形成される。一方、軸受メタル47aには、その外周面から内周面に亘って貫通する油供給孔47bが複数箇所に形成されている。このため、軸受メタル47aの外周面に供給された潤滑油は、これら複数の油供給孔47bを介して軸受メタル47aの内周面にも供給され、軸受メタル47aの内周面とタービンシャフト43の外周面との間にも油膜が形成される。このように、タービンシャフト43の軸受方式は、いわゆるフローティングベアリング方式とされており、軸受メタル47aはタービンシャフト43と軸受部材47との間で自由に回転することができるようになっている。なお、軸受メタル47aは、スナップリング49,49によって、軸心方向への移動が規制されている。このような構成の軸受け構造がタービンシャフト43の長手方向の両端部(コンプレッサホイール41に近接する箇所とタービンホイール42に近接する箇所の2箇所)に設けられている。
ECU80は、図3に示すように、CPU81、ROM82、RAM83、バックアップRAM84などを備えている。
ROM82には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPU81は、ROM82に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて各種の演算処理を実行する。また、RAM83は、CPU81での演算結果や各種センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM84は、例えばエンジン10の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。そして、CPU81、ROM82、RAM83、およびバックアップRAM84は、双方向バス87を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース85および出力インターフェース86と接続されている。
入力インターフェース85には、エンジン10の運転状態を検出するための各種センサが接続されている。具体的には、過給された吸気の圧力(過給圧)を検出する過給圧センサ91、エンジン10の冷却水の温度を検出する水温センサ92、吸入空気量を検出するエアフローメータ93、吸入空気の温度を検出する吸気温センサ94、エンジン10の回転数を検出するエンジン回転数センサ95、スロットル弁16の開度を検出するスロットル開度センサ96、アクセルペダル踏み込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ97などが入力インターフェース85に接続されている。
出力インターフェース86には、上述の吸気切替弁22、排気切替弁31、EGR弁63、燃料噴射装置15、スロットル弁(スロットルモータ)16などが接続されている。
そして、ECU80は、上記した各種センサの出力に基づいて、燃料噴射制御などを含むエンジン10の各種制御を実行する。また、ECU80は、過給装置の駆動切替制御を実行する。
ここで、この実施形態の過給装置の駆動切替制御について説明する。まず、ECU80は、各種センサの出力信号に基づいて、現在のエンジン10の運転状態(例えばエンジン回転数、負荷など)を判断し、そのエンジン運転状態に基づいてマップ等を参照して、低速域または高速域のいずれの運転領域であるのかを判別する。その判別結果が低速域である場合、プライマリターボチャージャ40のみを駆動する(シングルターボ駆動)。
具体的には、吸気切替弁22および排気切替弁31を閉状態として、エンジン10の燃焼室#1〜#4から排気マニホールド13を通じて排気通路30に排出した排気ガスをプライマリターボチャージャ40のタービンホイール42のみに供給する。これにともない、過給装置1において、プライマリターボチャージャ40のみが作動し、プライマリターボチャージャ40のみによって過給動作が行われるようになる。
そして、このようなシングルターボ駆動中に、エンジン10の運転状態が、低速域から高速域に変化した場合、ECU80は、プライマリターボチャージャ40のみを駆動する駆動形態から、プライマリターボチャージャ40およびセカンダリターボチャージャ50の両方を駆動する駆動形態に切り替える(ツインターボ駆動)。この場合、ECU80は、吸気切替弁22および排気切替弁31を閉状態から開状態に制御する。
これにより、エンジン10の燃焼室#1〜#4から排気マニホールド13を通じて排気通路30に排出した排気ガスを、プライマリターボチャージャ40のタービンホイール42およびセカンダリターボチャージャ50のタービンホイール52の両方に供給する。これにともない、過給装置1において、プライマリターボチャージャ40およびセカンダリターボチャージャ50の両方が作動するようになり、両ターボチャージャ40,50によって過給動作が行われるようになる。なお、ツインターボ駆動時には、プライマリターボチャージャ40およびセカンダリターボチャージャ50の両方の流量調整のために排気切替弁31の開度がECU80によって制御される。
一方、ツインターボ駆動中に、エンジン10の運転状態が、高速域から低速域に変化した場合、ECU80は、吸気切替弁22および排気切替弁31を開状態から閉状態に制御して、ツインターボ駆動からシングルターボ駆動に切り替える。なお、上述のような排気切替弁31の開閉動作は、例えば、VSV(バキュームスイッチング弁)により駆動されるアクチュエータによって制御することが可能である。
この実施形態では、上記構成の過給装置1において、プライマリターボチャージャ40のタービンハウジング46の熱容量が、セカンダリターボチャージャ50のタービンハウジング56の熱容量よりも小さく設定されていることを特徴としている。より詳細には、プライマリターボチャージャ40のタービンハウジング46の容積V1に対するタービンハウジング46の質量M1の比[M1/V1]が、セカンダリターボチャージャ50のタービンハウジング56の容積V2に対するタービンハウジング56の質量M2の比[M2/V2]よりも小さく設定されている。以下、この特徴構成について説明する。
まずここで、ターボチャージャのタービンハウジングの低熱容量化を図るには、タービンハウジングを小型化することが考えられる。しかし、タービンハウジングを単に小型化しただけでは、ターボチャージャの過給性能を損なう可能性がある。そこで、この実施形態では、タービンハウジングの容積に対する質量の比というパラメータを導入して、ターボチャージャの過給性能を維持しながら、タービンハウジングの低熱容量化を実現するようにしている。この場合、タービンハウジングの容積は、タービンホイールを収容する部分の空間の容積であり、タービンハウジングの質量は、タービンホイールを収容する部分の質量である。なお、タービンハウジングの容積に替えて、スクロール室の容積を用いてもよい。
詳しくは、ターボチャージャのタービンハウジングの容積Vに対する質量Mの比[M/V]を小さくすることで、タービンハウジングの熱容量を低下させることができる。この場合、タービンハウジングの容積Vを大きくしたり、質量Vを小さくしたりすることによって、上記の比[M/V]を小さくすることが可能である。具体的には、タービンハウジングの材質、肉厚、形状等を選択することで、上記の比[M/V]を小さくすることが可能になる。
上述したように、ターボチャージャの過給性能を維持するには、タービンハウジングの容積Vを変更することは好ましくないため、タービンハウジングの質量Mを小さくするほうが好ましい。つまり、タービンハウジングの軽量化を図ることで、上記の比[M/V]を小さくすることが好ましい。この場合、具体的な手段としては、タービンハウジングの材質、肉厚等を選択することが挙げられる。例えば、タービンハウジングをステンレス製の板材(板金など)で構成することが、タービンハウジングの質量Mを小さくするのに好適である。こうすれば、タービンハウジングを鋳鉄や鋳鋼で構成する場合に比べて、タービンハウジングの質量Mを小さくすることが可能となり、ターボチャージャの過給性能を維持しながら、上記の比[M/V]を小さくすることが可能となる。
そして、この実施形態では、低温始動時の触媒コンバータ70の触媒の活性化の促進を図る観点から、プライマリターボチャージャ40のタービンハウジング46の容積V1に対するタービンハウジング46の質量M1の比[M1/V1]を、セカンダリターボチャージャ50のタービンハウジング56の容積V2に対するタービンハウジング56の質量M2の比[M2/V2]よりも小さくする構成を採用している。つまり、過給装置1においては、低温始動時、プライマリターボチャージャ40のみが駆動されるため、そのプライマリターボチャージャ40のタービンハウジング46の上記の比[M1/V1]をできるだけ小さく抑えて、タービンハウジング46の低熱容量化を図るようにしている。
この構成によれば、低温始動時に駆動するプライマリターボチャージャ40のタービンハウジング46の熱容量ができるだけ小さく抑えられるため、そのタービンハウジング46によって奪われる排気ガスの熱量を小さく抑えることができ、触媒コンバータ70へ送られる排気ガスの温度の低下を抑制することができる。これにより、エンジン始動時、触媒コンバータ70の触媒を所定の活性温度まで速やかに上昇させることができ、触媒の早期活性化を図ることができる。そして、その結果、エンジン始動時の排気エミッションの改善を図ることができる。
この場合、プライマリターボチャージャ40をバイパスさせて排気ガスを触媒コンバータ70へ送らなくても、触媒の活性化を促進できるので、バイパス用の排気通路や開閉弁が不要となり、さらに、バイパス用の開閉弁の制御を行う必要がなくなる。したがって、装置の小型化を実現でき、コストダウンを図ることができる。しかも、エンジン始動時、バイパスさせる排気ガスの量に応じてプライマリターボチャージャ40の過給効率が低下することも回避されるため、加速時等の過給圧の応答性を確保することができる。
−第2実施形態−
この第2実施形態では、2つの過給機が直列に配置されたシリーズ型の過給装置に本発明を適用した例について、図4、図5を参照して説明する。なお、上記第1実施形態と同じ構成の部分には、同じ符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図4に示す過給装置100は、エンジン10の吸気通路120および排気通路130に直列に配置された低圧段ターボチャージャ(第1の過給機)140および高圧段ターボチャージャ(第2の過給機)150と、エンジン10および各ターボチャージャを制御するECU180(図5)とを備えている。
エンジン10は、例えば直列型4気筒ディーゼルエンジンとして構成される。エンジン10には、排気循環装置60が設けられている。
エンジン10のシリンダヘッドに形成された吸気ポートには、吸気マニホールド12を介して吸気通路120が接続されている。吸気通路120には、吸気上流側から順に、エアクリーナ23、低圧段ターボチャージャ140のコンプレッサホイール141、高圧段ターボチャージャ150のコンプレッサホイール151、インタークーラ25がそれぞれ配設されている。コンプレッサホイール141,151は、吸気通路120の途中に設けられたコンプレッサハウジング145,155内に収容されている。
エンジン10のシリンダヘッドに形成された排気ポートには、排気マニホールド13を介して排気通路130が接続されている。排気通路130には、排気上流側から順に、高圧段ターボチャージャ150のタービンホイール152、低圧段ターボチャージャ140のタービンホイール142、触媒コンバータ70がそれぞれ配設されている。タービンホイール152,142は、排気通路130の途中に設けられたタービンハウジング156,146内に収容されている。
タービンホイール142,152は、タービンシャフト143,153によってコンプレッサホイール141,151と一体回転可能に連結されている。排気ガスのエネルギーによってタービンホイール142,152が回転駆動されると、タービンホイール142,152の回転力がタービンシャフト143,153を介してコンプレッサホイール141,151に伝達される。これにより、コンプレッサホイール141,151が回転されて、ターボチャージャ140,150による過給動作が行われるようになっている。
排気通路130には、高圧段ターボチャージャ150のタービンホイール152を迂回するための排気バイパス通路130aが設けられている。排気バイパス通路130aの一端は、排気通路130のタービンホイール152よりも排気上流側に接続され、排気バイパス通路130aの他端は、排気通路130の高圧段ターボチャージャ150のタービンホイール152と低圧段ターボチャージャ140のタービンホイール142との間に接続されている。
排気バイパス通路130aの一端側には、排気切替弁131が設けられている。排気切替弁131は、ECU180から送信される制御信号によって開閉が制御され、排気バイパス通路130aを通過する排気ガスの流量を調整可能に構成されている。具体的には、排気切替弁131は、排気ガスの全量を高圧段ターボチャージャ150のタービンホイール152側に導いて排気バイパス通路130aへの排気ガスの流入を遮断する全閉状態から高圧段ターボチャージャ150のタービンホイール152をバイパスする全開状態までその開度を連続的に調整することが可能となっている。
この実施形態では、低圧段ターボチャージャ140のサイズ(内径)が高圧段ターボチャージャ150のサイズ(内径)よりも大きくなっており、低圧段ターボチャージャ140の容量が高圧段ターボチャージャ150の容量よりも大きくなっている。なお、各ターボチャージャ140,150の具体的な構造については、上記第1実施形態のターボチャージャ40,50と同様であるため(図2参照)、ここではその説明を省略する。
ECU180は、図5に示すように、CPU181、ROM182、RAM183、バックアップRAM184などを備えている。これらCPU181、ROM182、RAM183、およびバックアップRAM184は、双方向バス187を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース185および出力インターフェース186と接続されている。
入力インターフェース185には、過給圧センサ91、水温センサ92、エアフローメータ93、吸気温センサ94、エンジン回転数センサ95、スロットル開度センサ96、アクセル開度センサ97などの各種センサが接続されている。出力インターフェース186には、排気切替弁131、燃料噴射装置15、スロットル弁(スロットルモータ)16などが接続されている。
そして、ECU180は、上記した各種センサの出力に基づいて、燃料噴射制御などを含むエンジン10の各種制御を実行する。また、ECU180は、過給装置の駆動切替制御を実行する。この実施形態の過給装置の駆動切替制御は、上記第1実施形態の場合とは異なっている。
まず、ECU180は、各種センサの出力信号に基づいて、現在のエンジン10の運転状態(例えばエンジン回転数、負荷など)を判断し、そのエンジン運転状態に基づいてマップ等を参照して、低速域または高速域のいずれの運転領域であるのかを判別する。その判別結果が低速域である場合、低圧段ターボチャージャ140および高圧段ターボチャージャ150の両方を駆動する。
具体的には、排気切替弁131を開き、エンジン10の燃焼室#1〜#4から排気マニホールド13を通じて排気通路130に排出した排気ガスを、低圧段ターボチャージャ140のタービンホイール142および高圧段ターボチャージャ150のタービンホイール152の両方に供給する。これにともない、過給装置100において、低圧段ターボチャージャ140および高圧段ターボチャージャ150の両方が作動するようになり、両ターボチャージャ140,150によって過給動作が行われるようになる。
そして、両ターボチャージャ140,150の駆動中に、エンジン10の運転状態が、低速域から高速域に変化した場合、ECU180は、両ターボチャージャ140,150を駆動する駆動形態から、低圧段ターボチャージャ140のみを駆動する駆動形態に切り替える。この場合、ECU180は、排気切替弁131を開状態から閉状態に制御する。これにより、エンジン10の燃焼室#1〜#4から排気マニホールド13を通じて排気通路130に排出した排気ガスを低圧段ターボチャージャ140のタービンホイール142のみに供給する。これにともない、過給装置100において、低圧段ターボチャージャ140のみが作動し、低圧段ターボチャージャ140のみによって過給動作が行われるようになる。
この実施形態においても、上記第1実施形態と同様のパラメータ(タービンハウジングの容積に対する質量の比[M/V])を導入している。そして、この実施形態では、上記構成の過給装置100において、低圧段ターボチャージャ140のタービンハウジング146の容積V3に対するタービンハウジング146の質量M3の比[M3/V3]が、高圧段ターボチャージャ150のタービンハウジング156の容積V4に対するタービンハウジング156の質量M4の比[M4/V4]よりも小さく設定されていることを特徴としている。つまり、低温始動時の触媒コンバータ70の触媒の活性化の促進を図る観点から、触媒コンバータ70に近い側に配置される低圧段ターボチャージャ140のタービンハウジング146の上記の比[M3/V3]をできるだけ小さく抑えて、タービンハウジング146の低熱容量化を図るようにしている。
そして、この実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。具体的には、触媒コンバータ70に近接して配置される低圧段ターボチャージャ140のタービンハウジング146の熱容量ができるだけ小さく抑えられるため、そのタービンハウジング146によって奪われる排気ガスの熱量を小さく抑えることができ、触媒コンバータ70へ送られる排気ガスの温度の低下を抑制することができる。これにより、エンジン始動時、触媒コンバータ70の触媒を所定の活性温度まで速やかに上昇させることができ、触媒の早期活性化を図ることができる。そして、その結果、エンジン始動時の排気エミッションの改善を図ることができる。
この場合、低圧段ターボチャージャ140をバイパスさせて排気ガスを触媒コンバータ70へ送らなくても、触媒の活性化を促進できるので、バイパス用の排気通路や開閉弁が不要となり、さらに、バイパス用の開閉弁の制御を行う必要がなくなる。したがって、装置の小型化を実現でき、コストダウンを図ることができる。しかも、エンジン始動時、バイパスさせる排気ガスの量に応じて低圧段ターボチャージャ140の過給効率が低下することも回避されるため、加速時等の過給圧の応答性を確保することができる。
−他の実施形態−
上記第1、第2の実施形態において、第1、第2の過給機を、可変容量型の過給機として構成してもよい。この場合、両方の過給機を可変容量型としてもよいし、一方の過給機だけを可変容量型としてもよい。可変容量機構としては、開度を変更することによりタービンホイールに吹き付けられる排気ガスの流速を変更するノズルベーンを備える可変ノズルベーン機構などを用いることが可能である。
第1実施形態に係る内燃機関の過給装置の概略構成を示す図である。 図1の内燃機関の過給装置の第1の過給機の構造を示す断面図である。 ECU等の制御系の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る内燃機関の過給装置の概略構成を示す図である。 ECU等の制御系の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 過給装置
10 エンジン
20 吸気通路
30 排気通路
40 プライマリターボチャージャ(第1の過給機)
42 タービンホイール
46 タービンハウジング
50 セカンダリターボチャージャ(第2の過給機)
52 タービンホイール
56 タービンハウジング

Claims (3)

  1. 内燃機関の吸気通路および排気通路に並列に配置された第1、第2の過給機を備え、内燃機関の運転領域が低速域のときには、上記第1の過給機のみを駆動させ、高速域のときには、上記第1、第2の過給機の両方を駆動させるように構成された内燃機関の過給装置において、
    上記第1の過給機のタービンハウジングの熱容量が、上記第2の過給機のタービンハウジングの熱容量よりも小さく設定されていることを特徴とする内燃機関の過給装置。
  2. 内燃機関の吸気通路および排気通路に直列に配置された第1、第2の過給機を備え、上記第1の過給機が低圧側に設けられ、上記第2の過給機が高圧側に設けられた内燃機関の過給装置において、
    上記第1の過給機のタービンハウジングの熱容量が、上記第2の過給機のタービンハウジングの熱容量よりも小さく設定されていることを特徴とする内燃機関の過給装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関の過給装置において、
    上記第1、第2の過給機のタービンハウジングの容積に対するタービンハウジングの質量の比が、上記第1の過給機では第2の過給機よりも小さく設定されていることを特徴とする内燃機関の過給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103306804A (zh) * 2013-05-31 2013-09-18 长城汽车股份有限公司 一种汽车发动机涡轮增压器
JP2017198131A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 マツダ株式会社 ターボ過給機付エンジン

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