JP2010059850A - ガスタービン - Google Patents

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慶太 藤井
達治 ▲高▼橋
Tatsuji Takahashi
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哲郎 久保田
Hiroto Katsura
広人 桂
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Abstract

【課題】ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる、ターンダウン運転可能なガスタービンを提供すること。
【解決手段】燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部2と、この燃焼部2の下流側に位置し、前記燃焼部2を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部3と、前記圧縮部と燃焼部2とタービン部3とを内部に収容するガスタービン車室4とを備えたガスタービン1であって、前記圧縮部から前記ガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部を、前記タービン部3の半径方向内側から、前記タービン部3を構成する静翼5と動翼6との間に形成されたキャビティ12内に導くバイパス手段13が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスタービンに関するものであり、より具体的には、ターンダウン運転(部分負荷運転あるいは低負荷運転)可能なガスタービンに関するものである。
ターンダウン運転可能なガスタービンとしては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2007−182883号公報
ガスタービンが高負荷で運転される場合は、ガスタービンのタービン入口温度(燃焼器出口温度)は高い温度に維持されるため、ガスタービンのCO(一酸化炭素)排出量は低く抑えられる。しかし、ターンダウン運転(部分負荷運転あるいは低負荷運転)の場合は、タービン入口温度を下げるとCO排出量が増大する場合がある。このため、上記特許文献1では、低負荷でもタービン入口温度を高く維持することができる方法が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたガスタービンでは、燃焼器に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼器出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むための配管およびブースターポンプ等を追設する(新設する)必要があり、ガスタービンの系統および運用が複雑化し、製造費および保守点検費が高騰化してしまうといった問題点がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる、ターンダウン運転可能なガスタービンを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部と燃焼部とタービン部とを内部に収容するガスタービン車室とを備えたガスタービンであって、前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、タービン部の半径方向内側から、前記タービン部を構成する静翼と動翼との間に形成されたキャビティ内に導くバイパス手段が設けられている。
本発明に係るガスタービンによれば、燃焼部に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼部出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むための配管およびブースターポンプ等を追設する(新設する)ことなくターンダウン運転を行うことができるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記バイパス手段は、環形状に形成されて前記静翼を支持する静翼サポートリングの周方向に沿って、前記静翼サポートリングの板厚方向に貫通する少なくとも一つの連通穴と、この連通穴を通過する高圧空気の流れを制御する少なくとも一つの開閉弁とを備えているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、ターンダウン運転時には、静翼サポートリングに設けられた開閉弁が開かれ、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして(通ることなく)連通穴を通ってキャビティ内に導かれた後、シール空気としてタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして連通穴を通ってキャビティ内に導かれた後、シール空気としてタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして連通穴を通ってキャビティ内に導かれ、キャビティ内の温度が低減させられることとなるので、動翼ディスクの延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、連通穴は閉じられ、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気は、燃焼部を通ってタービン部の作動流体経路に導かれることとなる。
上記ガスタービンにおいて、前記バイパス手段は、環形状に形成されて前記静翼を支持する静翼サポートリングの周方向に沿って、前記静翼サポートリングの板厚方向に貫通する複数個の連通穴と、これら連通穴を開閉する連通穴開閉部材と、この連通穴開閉部材を周方向に回動させるアクチュエータとを備えているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、ターンダウン運転時には、静翼サポートリングに形成された連通穴と連通穴開閉部材に形成された貫通穴とが合致して(例えば、図1参照)、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして(通ることなく)連通穴および貫通穴を通ってキャビティ内に導かれた後、シール空気としてタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして連通穴および貫通穴を通ってキャビティ内に導かれた後、シール空気としてタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして連通穴および貫通穴を通ってキャビティ内に導かれ、キャビティ内の温度が低減させられることとなるので、動翼ディスクの延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、連通穴は閉じられ、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気は、燃焼部を通ってタービン部の作動流体経路に導かれることとなる。
上記ガスタービンにおいて、前記バイパス手段は、前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、前記静翼と前記動翼との間に形成された前記キャビティ内に導く少なくとも一つのバイパス通路(例えば、バイパス管)と、環形状に形成されて前記静翼を支持する静翼サポートリングの周方向(半径方向内側の周面および半径方向外側の周面)に沿って、前記静翼サポートリングの板厚方向に貫通し、前記バイパス通路と接続され、前記キャビティと連通する少なくとも一つの連通穴と、このバイパス通路の途中に接続されて、当該バイパス通路を開閉する少なくとも一つの開閉弁とを備えているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、ターンダウン運転時には、開閉弁が開かれ、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして(通ることなく)バイパス通路および開閉弁を通ってキャビティ内に導かれた後、シール空気としてタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスしてバイパス通路および開閉弁を通ってキャビティ内に導かれた後、シール空気としてタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスしてバイパス通路および開閉弁を通ってキャビティ内に導かれ、キャビティ内の温度が低減させられることとなるので、動翼ディスクの延命化を図ることができる。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部と燃焼部とタービン部とを内部に収容するガスタービン車室とを備えたガスタービンであって、前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、前記タービン部の半径方向外側から、前記タービン部を構成する静翼と動翼との間に形成された作動流体経路内に導くバイパス手段が設けられている。
本発明に係るガスタービンによれば、燃焼部に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼部出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むためのブースターポンプを追設する(新設する)ことなくターンダウン運転を行うことができるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記バイパス手段は、前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、前記静翼と前記動翼との間に形成された作動流体経路内に導く少なくとも一つのバイパス通路と、このバイパス通路の途中に接続されて、当該バイパス通路を開閉する少なくとも一つの開閉弁とを備えているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、ターンダウン運転時には、開閉弁が開かれ、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスして(通ることなく)バイパス通路および開閉弁を通って静翼と動翼との間に形成されたタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部をバイパスしてバイパス通路および開閉弁を通って静翼と動翼との間に形成されたタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記バイパス通路の一部および前記開閉弁が、前記ガスタービン車室外に設けられているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、開閉弁は、作業員が手動で操作可能なガスタービン車室の外に配置されているので、開閉弁が仮に自動で操作することができなくなった場合でも手動で操作することができる。
また、開閉弁は、作業員が容易に保守点検することができるガスタービン車室の外に配置されているので、開閉弁のメンテナンス性を向上させることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、開閉弁は閉じられ、圧縮部からガスタービン車室内に流入した高圧空気は、燃焼部を通ってタービン部の作動流体経路に導かれることとなる。
本発明に係るターンダウン運転可能なガスタービンによれば、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができるという効果を奏する。
以下、本発明の第1実施形態に係るガスタービンについて、図1を参照しながら説明する。図1は本実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るガスタービン1は、燃焼用空気を圧縮する圧縮部(図示せず)と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部2と、この燃焼部2の下流側に位置し、燃焼部2を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部3と、圧縮部と燃焼部2とタービン部3とを内部に収容するガスタービン車室4とを主たる要素として構成されている。
タービン部3は、例えば、上流側から1段静翼5、1段動翼6、2段静翼7、2段動翼8、3段静翼(図示せず)、3段動翼(図示せず)、4段静翼(図示せず)、4段動翼(図示せず)が順に配置されたものである。
1段静翼5、2段静翼6、3段静翼、および4段静翼は、燃焼ガス(図示せず)を膨張・減圧させるほか、これら静翼5,7からの流出ガスが、下流側に位置する動翼6,8に対して最適な角度で衝突するよう流れの方向を与える働きをするものである。そして、1段静翼5は、外側シュラウド5a、内側シュラウド5b、静翼サポートリング9を介してガスタービン車室4に固定されており、2段静翼7、3段静翼、および4段静翼はそれぞれ、外側シュラウド7aを介してガスタービン車室4に固定されている。
一方、1段動翼6、2段動翼8、3段動翼、および4段動翼はそれぞれ、その基端部に固定されたプラットフォーム6a,8aを介して動翼ディスク10,11に取り付けられている。
そして、燃焼部2で燃焼して高温となった燃焼ガスは1段静翼5から流入し、2段〜4段の各翼間を流れる過程において膨張して、それぞれ動翼6,8を回転させ、タービンロータに回転動力を与えた後、系外に排出される。
さて、本実施形態に係るガスタービン1には、圧縮部から送られてきた高圧空気の一部を、静翼(本実施形態では1段静翼5)と動翼(本実施形態では1段動翼6)との間に形成されたキャビティ(空間)12内に導くバイパス手段(バイパス系統)13が設けられている。
バイパス手段13は、環形状(リング状)に形成された静翼サポートリング9の周方向(半径方向内側の周面および半径方向外側の周面)に沿って、静翼サポートリング9の板厚方向に貫通する少なくとも一つの連通穴14と、この連通穴14を通過する高圧空気の流れを制御する少なくとも一つの開閉弁15とを備えている。
ターンダウン運転時には、開閉弁15を開くことにより、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして(通ることなく)連通穴14を通ってキャビティ12内に導かれ、静翼(本実施形態では1段静翼5)と動翼(本実施形態では1段動翼6)との間からタービン部3の作動流体経路外(より詳しくは、動翼ディスク10,11の側)に漏れ出そうとする燃焼ガスをシールするシール空気と合流した後、シール空気として利用されることとなる。一方、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、開閉弁15を閉じることにより、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気が、連通穴14を通ることなく燃焼部2を通ってタービン部3の作動流体経路に導かれることとなる。
本実施形態に係るガスタービン1によれば、燃焼部2に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼部2出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むためのブースターポンプを追設する(新設する)ことなくターンダウン運転を行うことができるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、開閉弁15が開かれ、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして(通ることなく)連通穴14を通ってキャビティ12内に導かれた後、シール空気としてタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして連通穴14を通ってキャビティ12内に導かれた後、シール空気としてタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部3の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部3を構成する部品の延命化を図ることができる。
さらにまた、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして連通穴14を通ってキャビティ12内に導かれ、キャビティ12内の温度が低減させられることとなるので、動翼ディスク10の延命化を図ることができる。
本発明の第2実施形態に係るガスタービンについて、図2から図4を参照しながら説明する。図2および図3は本実施形態に係るガスタービンの要部断面図、図4は本実施形態に具備されたバイパス手段をタービン部の側から見た平面図である。
図2から図4に示すように、本実施形態に係るガスタービン21は、バイパス手段13の代わりに、バイパス手段22が設けられているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
バイパス手段22は、環形状(リング状)に形成された静翼サポートリング9の周方向(半径方向内側の周面および半径方向外側の周面)に沿って、静翼サポートリング9の板厚方向に貫通する複数個の連通穴23と、これら連通穴23を開閉する連通穴開閉部材24と、この連通穴開閉部材24を周方向に回動させるアクチュエータ25(図4参照)とを備えている。
連通穴開閉部材24は、環形状(リング状)に形成された板状の部材であり、連通穴開閉部材24には、静翼サポートリング9に形成された連通穴14と対応する位置に、連通穴14の内径と略等しい内径を有するとともに、板厚方向に貫通する複数個の貫通穴26が形成されている。
アクチュエータ25は、例えば、油圧式のアクチュエータであり、シリンダ25a内に(図示しない油圧ポンプにより)加圧された(圧縮された)油が供給され、シリンダ25a内に配置されたピストン(図示せず)が往復移動させられることにより、このピストンに連結されたシャフト25bを伸縮させる(進退させる)ものである。そして、ターンダウン運転時には、シリンダ25a内に加圧された油が供給され、シャフト25bが開(Open)位置まで縮められることにより連通穴14と貫通穴26とが合致して(図2参照)、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして(通ることなく)連通穴14および貫通穴26を通ってキャビティ12内に導かれ、静翼(本実施形態では1段静翼5)と動翼(本実施形態では1段動翼6)との間からタービン部3の作動流体経路外(より詳しくは、動翼ディスク10,11の側)に漏れ出そうとする燃焼ガスをシールするシール空気と合流した後、シール空気として利用されることとなる。一方、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、シリンダ25a内に供給される油の油路が切り換えられてシリンダ25a内に加圧された油が供給され、シャフト25bが閉(Close)位置まで伸ばされることにより貫通穴26の形成されていない連通穴開閉部材24の部分(領域)により連通穴14が塞がれて(図3参照)、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気が、連通穴14および貫通穴26をバイパスして(通ることなく)燃焼部2を通ってタービン部3の作動流体経路に導かれることとなる。
本実施形態に係るガスタービン21によれば、燃焼部2に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼部2出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むための配管およびブースターポンプ等を追設する(新設する)ことなくターンダウン運転を行うことができるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、連通穴14と貫通穴26とが合致して(図2参照)、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして(通ることなく)連通穴14および貫通穴26を通ってキャビティ12内に導かれた後、シール空気としてタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして連通穴14および貫通穴26を通ってキャビティ12内に導かれた後、シール空気としてタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部3の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部3を構成する部品の延命化を図ることができる。
さらにまた、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして連通穴14および貫通穴26を通ってキャビティ12内に導かれ、キャビティ12内の温度が低減させられることとなるので、動翼ディスク10の延命化を図ることができる。
本発明の第3実施形態に係るガスタービンについて、図5を参照しながら説明する。図5は本実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係るガスタービン31は、バイパス手段13,22の代わりに、バイパス手段32が設けられているという点で上述した実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
バイパス手段32は、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部を、キャビティ12内に導くための少なくとも一つのバイパス管(バイパス通路)33と、静翼サポートリング9の周方向(半径方向内側の周面および半径方向外側の周面)に沿って、静翼サポートリング9の板厚方向に貫通し、前記バイパス管と接続され、前記キャビティと連通する少なくとも一つの連通穴34と、バイパス管33の途中に接続されて、制御器(図示せず)によって開閉される少なくとも一つの開閉弁35とを備えている。
ターンダウン運転時には、開閉弁35を開くことにより、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして(通ることなく)連通穴34を通ってキャビティ12内に導かれ、静翼(本実施形態では1段静翼5)と動翼(本実施形態では1段動翼6)との間からタービン部3の作動流体経路外(より詳しくは、動翼ディスク10,11の側)に漏れ出そうとする燃焼ガスをシールするシール空気と合流した後、シール空気として利用されることとなる。一方、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、開閉弁35を閉じることにより、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気が、連通穴34を通ることなく燃焼部2を通ってタービン部3の作動流体経路に導かれることとなる。
本実施形態に係るガスタービン31によれば、燃焼部2に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼部2出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むためのブースターポンプを追設する(新設する)ことなくターンダウン運転を行うことができるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、開閉弁35が開かれ、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして(通ることなく)バイパス管33、開閉弁35および連通穴34を通ってキャビティ12内に導かれた後、シール空気としてタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスしてバイパス管33、開閉弁35および連通穴34を通ってキャビティ12内に導かれた後、シール空気としてタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部3の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部3を構成する部品の延命化を図ることができる。
さらにまた、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスしてバイパス管33、開閉弁35および連通穴34を通ってキャビティ12内に導かれ、キャビティ12内の温度が低減させられることとなるので、動翼ディスク10の延命化を図ることができる。
さらにまた、開閉弁35は、作業員が手動で操作可能なガスタービン車室4外に配置されているので、開閉弁35が仮に自動で(すなわち、制御器によって)操作することができなくなった場合でも手動で操作することができる。
さらにまた、開閉弁35は、作業員が容易に保守点検することができるガスタービン車室4外に配置されているので、開閉弁35のメンテナンス性を向上させることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、開閉弁35は閉じられ、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気は、燃焼部2を通ってタービン部3の作動流体経路に導かれることとなる。
本発明の第4実施形態に係るガスタービンについて、図6を参照しながら説明する。図6は本実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係るガスタービン41は、バイパス手段13,22,32の代わりに、バイパス手段42が設けられているという点で上述した実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
バイパス手段42は、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部を、タービン部3の半径方向外側から静翼(本実施形態では1段静翼5)と動翼(本実施形態では1段動翼6)との間に形成された作動流体経路内に導く少なくとも一つのバイパス管(バイパス通路)43と、このバイパス管43の途中に接続されて、制御器(図示せず)によって開閉される開閉弁44とを備えている。
本実施形態に係るガスタービン41によれば、燃焼部2に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼部2出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むためのブースターポンプを追設する(新設する)ことなくターンダウン運転を行うことができるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、開閉弁44が開かれ、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスして(通ることなく)バイパス管43および開閉弁44を通って静翼と動翼との間に形成されたタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気の一部が、燃焼部2をバイパスしてバイパス管43および開閉弁44を通って静翼と動翼との間に形成されたタービン部3の作動流体経路内に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部3の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部3を構成する部品の延命化を図ることができる。
さらにまた、開閉弁44は、作業員が手動で操作可能なガスタービン車室4外に配置されているので、開閉弁44が仮に自動で(すなわち、制御器によって)操作することができなくなった場合でも手動で操作することができる。
さらにまた、開閉弁44は、作業員が容易に保守点検することができるガスタービン車室4外に配置されているので、開閉弁44のメンテナンス性を向上させることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、開閉弁44は閉じられ、圧縮部からガスタービン車室4内に流入した高圧空気は、燃焼部2を通ってタービン部3の作動流体経路に導かれることとなる。
本発明の第1実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るガスタービンに具備されたバイパス手段をタービン部の側から見た平面図である。 本発明の第3実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。 本発明の第4実施形態に係るガスタービンの要部断面図である。
符号の説明
1 ガスタービン
2 燃焼部
3 タービン部
4 ガスタービン車室
5 1段静翼
6 1段動翼
7 2段静翼
8 2段動翼
9 静翼サポートリング
12 キャビティ
13 バイパス手段
14 連通穴
15 開閉弁
21 ガスタービン
22 バイパス手段
23 連通穴
24 連通穴開閉部材
25 アクチュエータ
31 ガスタービン
32 バイパス手段
33 バイパス管(バイパス通路)
34 連通穴
35 開閉弁
41 ガスタービン
42 バイパス手段
43 バイパス管(バイパス通路)
44 開閉弁

Claims (7)

  1. 燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部と燃焼部とタービン部とを内部に収容するガスタービン車室とを備えたガスタービンであって、
    前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、前記タービン部の半径方向内側から、前記タービン部を構成する静翼と動翼との間に形成されたキャビティ内に導くバイパス手段が設けられていることを特徴とするガスタービン。
  2. 前記バイパス手段は、環形状に形成されて前記静翼を支持する静翼サポートリングの周方向に沿って、前記静翼サポートリングの板厚方向に貫通する少なくとも一つの連通穴と、この連通穴を通過する高圧空気の流れを制御する少なくとも一つの開閉弁とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン。
  3. 前記バイパス手段は、環形状に形成されて前記静翼を支持する静翼サポートリングの周方向に沿って、前記静翼サポートリングの板厚方向に貫通する複数個の連通穴と、これら連通穴を開閉する連通穴開閉部材と、この連通穴開閉部材を周方向に回動させるアクチュエータとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン。
  4. 前記バイパス手段は、前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、前記静翼と前記動翼との間に形成された前記キャビティ内に導く少なくとも一つのバイパス通路と、環形状に形成されて前記静翼を支持する静翼サポートリングの周方向に沿って、前記静翼サポートリングの板厚方向に貫通し、前記バイパス通路と接続され、前記キャビティと連通する少なくとも一つの連通穴と、このバイパス通路の途中に接続されて、当該バイパス通路を開閉する少なくとも一つの開閉弁とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン。
  5. 燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部と燃焼部とタービン部とを内部に収容するガスタービン車室とを備えたガスタービンであって、
    前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、前記タービン部の半径方向外側から、前記タービン部を構成する静翼と動翼との間に形成された作動流体経路内に導くバイパス手段が設けられていることを特徴とするガスタービン。
  6. 前記バイパス手段は、前記圧縮部から前記ガスタービン車室内に流入した高圧空気の一部を、前記静翼と前記動翼との間に形成された作動流体経路内に導く少なくとも一つのバイパス通路と、このバイパス通路の途中に接続されて、当該バイパス通路を開閉する少なくとも一つの開閉弁とを備えていることを特徴とする請求項5に記載のガスタービン。
  7. 前記バイパス通路の一部および前記開閉弁が、前記ガスタービン車室外に設けられていることを特徴とする請求項4または6に記載のガスタービン。
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