JP2010059072A - シート状物質およびその製造方法、並びに皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】真珠層を含有する貝殻、真珠断片、または真珠層を含有する貝殻断片をエチレンジアミン四酢酸塩を用いて脱灰処理して得られるシート状物質であり、その製法は(1)真珠層を含有する貝殻、真珠断片、または真珠層を含有する貝殻断片を水に分散させる工程と、(2)上記分散された貝殻または断片に含まれるカルシウムイオンに対して等モル以上のエチレンジアミン四酢酸塩を加える工程と、(3)生成するシート状物質と、上記断片とが相互に強く接触しない条件で撹拌する工程とを備える。
【選択図】図1
Description
また、アコヤ貝貝殻の真珠層と稜柱層とを濃度が約6%の次亜塩素酸ソーダ水溶液を用いて分離する方法が知られている(特許文献2)。
また、真珠あるいは真珠貝の貝殻の真珠層を酸で脱灰し、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)溶液を加えた後、これを除き、プロテイナーゼKを用いて酵素分解してなる化粧品原料が知られている(特許文献3)。
また、真珠貝の貝殻を粉砕して粉末状とした後にエチレンジアミン四酢酸溶液で脱灰する方法も知られている(特許文献4)。
また、酸で脱灰すると、酸に可溶性の真珠層タンパクは脱灰のとき廃棄されてしまうという問題がある。
さらに、貝殻粉末をエチレンジアミン四酢酸溶液で脱灰すると、タンパク質がEDTA可溶分と不溶分とに分離されてしまうという問題がある。
また、上記キレート剤がエチレンジアミン四酢酸塩であることを特徴とする。
また、上記真珠層を含有する貝殻断片がアコヤ貝の貝殻断片であるか、および/または、上記真珠断片が真珠の破砕片であることを特徴とする。
本発明のシート状物質は、上記脱灰処理により、エチレンジアミン四酢酸塩可溶分および不溶分を含むことを特徴とする。
また、このシート状物質は、上記(1)〜(3)の工程を経て製造されるので、従来の酸で脱灰する方法に比較して、真珠タンパク質のシート状物質を比較的温和な条件で容易に得ることができる。
また、本発明の皮膚外用剤は、上記本発明の真珠タンパク質のシート状物質またはこのシート状物質を1mm角以上に細断した真珠層本来のシート片を配合するので、滑らかな皮膚形成に役立つ皮膚外用剤が得られる。
これらの中でエチレンジアミン四酢酸塩が、他のキレート剤より効率的に脱灰処理を行なえるので好ましい。エチレンジアミン四酢酸塩としては、ニナトリウム塩、三ナトリウム塩、四ナトリウム塩等いずれも使用できる。
アコヤ貝の貝殻を原料とするシート状物質の製造方法について以下説明する。
(1)必要により、アコヤ貝貝殻を破砕して貝殻断片とする。
アコヤ貝貝殻は破砕する前に回転バレル研磨機、振動バレル研磨機等を用いて稜柱層を取り除くことが好ましい。稜柱層を取り除くことにより脱灰時間を短くすることができる。
また、破砕する場合、その方法は、回転バレル研磨機、振動バレル研磨機等で稜柱層を取り除く工程でその研磨強度を調整することによって行なうか、別途、ハンマーミル等で行なう。当然シート状物質の利用は1mm以上の大きさで用いるので、この貝殻あるいは真珠の破砕も1mm以上になるように行なう。ただし、この段階では破砕せず、シート状物質になってから、細断しても勿論よい。
アコヤ貝貝殻断片に含まれるタンパク質(約2重量%)を考慮して、また、貝殻断片が炭酸カルシウムとして、カルシウムイオン量を算出する。エチレンジアミン四酢酸塩は少なくとも1個のカルシウムイオンとキレートを形成するので、エチレンジアミン四酢酸塩はカルシウムイオンに対して等モル以上使用する。好ましくは等モル〜5倍等モル量である。
また、エチレンジアミン四酢酸塩は水に溶解し難いため、水に分散されているアコヤ貝貝殻断片の量が多い場合、あるいはエチレンジアミン四酢酸塩の濃度を高める場合には、アコヤ貝貝殻断片を分散させている水のpHを、水酸化ナトリウムなどのアルカリを添加することで、pH7.0〜9.0に調整することが好ましい。
分散液の条件として、分散されるアコヤ貝貝殻断片の濃度は、0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜3重量%である。0.1重量%未満であると真珠タンパク質シートの生産性が劣り、10重量%をこえると脱灰処理に長い時間がかかる。
また、撹拌時の条件としては、分散液の温度は0〜40℃であり、撹拌時間は数時間〜20日が好ましい。
上記条件を維持することにより、生成した真珠タンパク質シートは、そのシート構造を破壊しないで製造できる。
エチレンジアミン四酢酸塩で脱灰されたタンパク質シートは、シート構造を維持しているので、エチレンジアミン四酢酸塩不溶性分画部分は勿論可溶性分画部分を有していると考えられる。
このタンパク質シートは、そのままで、または1mm角以上に細断して皮膚外用剤の配合剤として利用できる。ここで1mm角以上に細断とは1mm角の正方形を含む形態であればよいことを意味し、平面視、方形、円形、不定形を含む。
タンパク質シートの配合割合としては、皮膚外用剤全体に対して、0.0001〜10重量%で、好ましくは0.001〜5重量%である
アコヤ貝貝殻の稜柱層を、バレル研磨機を用いて取り除いた。稜柱層を取り除き真珠層が主成分となった貝殻100gを大きさ5000mlのマグネティクスターラー付き反応容器に収容し、水4000ml、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩500gを加えた。なお、アコヤ貝貝殻の断片は網目の粗さ12メッシュのナイロン製ネットに入れて反応容器に投入した。
マグネティクスターラーの回転速度を50rpmに設定して室温(平均約25℃)で反応容器内の内容物を10日間撹拌した。
この真珠タンパク質シートを4区分に分けて、アコヤ貝貝殻の稜柱層側を表側、真珠層側を内側としてそれぞれの区分内の真珠タンパク質シートに含まれるタンパク質を調べた。
このタンパク質は次の方法により測定した。
表側から内側までの真珠タンパク質シート10gを採取して、6.5M酢酸水溶液200mlを加えてホモジナイズした後、上清を水に透析してpHを中性に調整して抽出液とした。この抽出液を凍結乾燥してSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)により分析した。結果を図2および図3に示す。図2はタンパク質シートの測定箇所を示す図であり、図3はSDS−PAGEの結果を示す図である。
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩に可溶性の代表的なタンパク質であるナクレインと考えられる成分と共に、他の19kDa、40kDaの成分も見られることから、本発明の真珠タンパク質シートは、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩に可溶性および不溶性のタンパク質を含む真珠タンパク質シートであることが分かる。これは、脱灰により生成する真珠タンパク質シートを破壊することなく、酸脱灰などよりも比較的温和な条件でシート形状を維持したままエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩による脱灰を行なったためと考えられる。
実施例1で得られた真珠タンパク質シート(4)(厚さ10μm)を2mm角に切断して、真珠タンパク質シート片を準備する。この真珠タンパク質シート片を用いて、以下の配合で、常法に従って、ローションを得た。なお、実施例2および3において、配合量は重量部である。
オリーブ油 0.5
ポリオキシエチレン(20E.0)ソルビタンモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(60E.0)硬化ヒマシ油 2.0
エタノール 10.0
1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 5.0
真珠タンパク質シート片 5.0
精製水 75.5
実施例2で用いた真珠タンパク質シート片を用いて、以下の配合で、常法に従って、クリームを得た。
スクワラン 20.0
オリーブ油 2.0
ミンク油 1.0
ホホバ油 5.0
ミツロウ 5.0
セトステアリルアルコール 2.0
グリセリンモノステアレート 1.0
ソルビタンモノステアレート 2.0
精製水 47.9
真珠タンパク質シート片 0.5
ポリオキシエチレン(20E.0)ソルビタンモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(60E.0)硬化ヒマシ油 1.0
グリセリン 5.0
1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 5.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
選抜した官能パネラー3名の前腕内側部で、実施例2よび比較例1のローション、実施例3および比較例2のクリーム使用に伴う「しっとり感」、「肌の柔軟性」および「しっとり感の持続性」を官能試験で比較した結果をアンケートした。結果を表1に示す。
評価基準は、実施例2のローション、実施例3のクリームが非常によいが5、実施例2のローションと比較例1のローションと同程度が3、および実施例3のクリームと比較例2のクリームと同程度が3、比較例1のローション、比較例2のクリームが非常によいが1として、その中間を0.5刻みで評価点をつけてもらった。3人の平均点を以下の表1に示す。
なお、比較例1は実施例2で配合した真珠タンパク質シートを水に代えたものであり、比較例2は実施例3で配合した真珠タンパク質シートを水に代えたものである。
Claims (7)
- 真珠層を含有する貝殻、真珠断片、または真珠層を含有する貝殻断片を脱灰処理して得られるシート状物質であって、
前記脱灰処理に用いる処理剤がキレート剤であることを特徴とするシート状物質。 - 前記キレート剤がエチレンジアミン四酢酸塩であることを特徴とする請求項1記載のシート状物質。
- 前記真珠層を含有する貝殻、またはその断片がアコヤ貝、またはアコヤ貝の貝殻断片であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシート状物質。
- 前記真珠の断片が真珠の破砕片であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシート状物質。
- 前記脱灰処理により、エチレンジアミン四酢酸塩可溶分および不溶分を含むことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項記載のシート状物質。
- タンパク質のシート状物質またはこのシート状物質を1mm角以上に細断したシート片を配合した皮膚外用剤であって、
前記タンパク質のシート状物質が請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載のシート状物質であることを特徴とする皮膚外用剤。 - 真珠層を含有する貝殻、真珠断片、または真珠層を含有する貝殻断片を水に分散させる工程と、
前記分散された貝殻または断片に含まれるカルシウムイオンに対して等モル以上のエチレンジアミン四酢酸塩を加える工程と、
生成するシート状物質と、前記断片とが相互に強く接触しない条件で撹拌する工程とを備えることを特徴とするタンパク質のシート状物質の製造方法。
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