JP2010056882A - データ再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の端末においてデータを同時再生する際に、各端末における再生時刻のずれを防止できるデータ再生システムを提供することを目的とする。
【解決手段】複数の端末を備え、各前記端末が、再生可能なデータを記憶するデータ記憶部12と、データ記憶部12に記憶されているデータを再生するデータ再生部13と、データ再生部13の再生可能時刻の情報を他の端末に送信する再生可能時刻送信部14と、前記他の端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する再生可能時刻受信部15と、データ再生部13の再生可能時刻と再生可能時刻受信部15により受信した前記他の端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻をデータ再生部13の再生時刻として決定する再生時刻決定部16とを備えるデータ再生システムを採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の端末においてデータを同時再生するデータ再生システムに関するものである。
従来、複数の端末間でデータをシェアリングし、各端末においてデータを同時再生するデータ再生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記技術では、各端末において共有再生リストが作成されると、マスター端末から同時再生の開始時刻が送信される。そして、各端末において、送信された開始時刻に基づいてデータの同時再生が行われる。
特開2007−13704号公報
しかしながら、上記技術において、いずれかの端末がビジー状態である場合には、当該端末での再生時刻が、他の端末での再生時刻よりも遅れてしまうという不都合がある。特に、同時再生するデータが音楽データの場合、再生時刻のずれは大きな問題となる。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、複数の端末においてデータを同時再生する際に、各端末における再生時刻のずれを防止できるデータ再生システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、複数の端末を備え、各前記端末が、再生可能なデータを記憶するデータ記憶部と、該データ記憶部に記憶されているデータを再生するデータ再生部と、該データ再生部の再生可能時刻の情報を他の端末に送信する再生可能時刻送信部と、前記他の端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する再生可能時刻受信部と、前記データ再生部の再生可能時刻と前記再生可能時刻受信部により受信した前記他の端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻を前記データ再生部の再生時刻として決定する再生時刻決定部とを備えるデータ再生システムを提供する。
上記発明において、各前記端末が、同時再生を行う端末の台数を他の端末に送信する台数送信部と、前記台数送信部から送信された前記端末の台数を受信する台数受信部とを備え、前記台数受信部により受信した台数分の再生可能時刻の情報を、前記再生可能時刻受信部により受信するまで前記データ再生部の再生を待機させることが好ましい。
また本発明は、複数の端末を備え、各前記端末が、再生可能なデータを記憶するデータ記憶部と、前記データの再生可能時刻の情報を送信する再生可能時刻送信部と、前記データ記憶部に記憶されているデータを設定された再生時刻に再生するデータ再生部とを備え、前記端末の内のいずれかの端末が、他の端末に対してトリガ信号を送信するトリガ送信部と、前記他の端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する再生可能時刻受信部と、前記データ再生部の再生可能時刻と前記再生可能時刻受信部により受信した前記他の端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻を前記データの再生時刻として決定する再生時刻決定部と、該再生時刻決定部により決定された再生時刻の情報を前記他の端末に送信する再生時刻送信部とを備え、前記他の端末が、前記いずれかの端末から送信されたトリガ信号を受信するトリガ受信部と、前記いずれかの端末から送信された再生時刻の情報を受信する再生時刻受信部とを備えるとともに、前記トリガ受信部によりトリガ信号が受信された場合に前記再生可能時刻送信部が再生可能時刻の情報を送信し、前記再生時刻受信部により再生時刻の情報が受信された場合に該再生時刻の情報に基づいて前記データの再生時刻を設定するデータ再生システムを提供する。
上記発明においては、前記いずれかの端末は、同時再生を行う前記端末の台数を設定する台数設定部を備え、前記再生時刻送信部が、前記台数設定部により設定された台数分の再生可能時刻の情報を前記再生可能時刻受信部により受信した場合に、前記他の端末に対して再生時刻の情報を送信することが好ましい。
本発明によれば、複数の端末においてデータを同時再生する際に、各端末における再生時刻のずれを防止できるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係るデータ再生システムについて説明する。
本実施形態は、複数の端末を備え、各端末が、再生可能なデータを記憶するデータ記憶部と、該データ記憶部に記憶されているデータを再生するデータ再生部と、該データ再生部の再生可能時刻の情報を他の端末に送信する再生可能時刻送信部と、他の端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する再生可能時刻受信部と、データ再生部の再生可能時刻と再生可能時刻受信部により受信した他の端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻をデータ再生部の再生時刻として決定する再生時刻決定部とを備えるデータ再生システムを採用する。
本実施形態によれば、複数の端末のうちいずれかの端末において、データ再生部の再生可能な時刻を示す再生可能時刻の情報が再生可能時刻送信部により他の端末に送信される。送信された再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部により受信した他の端末においても、それぞれのデータ再生部の再生可能時刻の情報が再生可能時刻送信部により他の端末に送信される。このようにして他の端末の再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部により受信した各端末では、再生時刻決定部により、自らの再生可能時刻と他の端末の再生可能時刻とが比較され、その中で最も遅い時刻がデータ再生部の再生時刻として決定される。
このようにすることで、各端末は、最も遅い再生可能時刻に合わせてデータの同時再生を行うことができ、端末によって処理速度が異なる場合にも、各端末における再生時刻のずれを防止することができる。
上記実施形態において、各端末が、同時再生を行う端末の台数を他の端末に送信する台数送信部と、台数送信部から送信された端末の台数を受信する台数受信部とを備え、台数受信部により受信した台数分の再生可能時刻の情報を、再生可能時刻受信部により受信するまでデータ再生部の再生を待機させることとしてもよい。
このようにすることで、同時再生を行う端末の台数が、いずれかの端末の台数送信部から他の端末に送信される。送信された台数を台数受信部により受信した他の端末では、同時再生を行う端末の台数分の再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部により受信するまで、データ再生部によるデータの再生が待機させられる。これにより、同時再生を行う端末の台数分の再生可能時刻の情報を受信できない場合、すなわち、いずれかの端末がビジー状態の場合に、各端末のデータ再生部によるデータの再生を待機させることができる。
本実施形態は、複数の端末を備え、各端末が、再生可能なデータを記憶するデータ記憶部と、データの再生可能時刻の情報を送信する再生可能時刻送信部と、データ記憶部に記憶されているデータを設定された再生時刻に再生するデータ再生部とを備え、端末の内のいずれかの端末が、他の端末に対してトリガ信号を送信するトリガ送信部と、他の端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する再生可能時刻受信部と、データ再生部の再生可能時刻と再生可能時刻受信部により受信した他の端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻をデータの再生時刻として決定する再生時刻決定部と、該再生時刻決定部により決定された再生時刻の情報を他の端末に送信する再生時刻送信部とを備え、他の端末が、いずれかの端末から送信されたトリガ信号を受信するトリガ受信部と、いずれかの端末から送信された再生時刻の情報を受信する再生時刻受信部とを備えるとともに、トリガ受信部によりトリガ信号が受信された場合に再生可能時刻送信部が再生可能時刻の情報を送信し、再生時刻受信部により再生時刻の情報が受信された場合に該再生時刻の情報に基づいてデータの再生時刻を設定するデータ再生システムを採用する。
本実施形態によれば、複数の端末のうち、いずれかの端末のトリガ送信部によりトリガ信号が送信され、送信されたトリガ信号をトリガ受信部により受信した他の端末では、データ記憶部に記憶されているデータの再生可能な時刻を示す再生可能時刻の情報が、再生可能時刻送信部により他の端末に送信される。他の端末の再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部により受信したいずれかの端末では、再生時刻決定部により、自らの再生可能時刻と他の端末の再生可能時刻とが比較され、その中で最も遅い時刻が再生時刻として決定され、この再生時刻の情報が再生時刻送信部により他の端末に送信される。送信された再生時刻の情報を再生時刻受信部により受信した各端末では、送信された再生時刻の情報に基づいて再生時刻が設定され、この再生時刻にデータ記憶部に記憶されているデータがデータ再生部により再生される。
このようにすることで、複数の端末のうちいずれかの端末において、最も遅い再生可能時刻に合わせて再生時刻を決定して他の端末に送信することにより、他の端末においてもいずれかの端末により決定された再生時刻にデータの再生を行うことができ、端末によって処理速度が異なる場合にも、各端末における再生時刻のずれを防止することができる。
上記実施形態において、いずれかの端末は、同時再生を行う端末の台数を設定する台数設定部を備え、再生時刻送信部が、台数設定部により設定された台数分の再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部により受信した場合に、他の端末に対して再生時刻情報を送信することとしてもよい。
このようにすることで、いずれかの端末において、台数設定部により同時再生を行う端末の台数が設定され、設定された台数分の再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部により受信した場合に、再生時刻決定部により決定された再生時刻の情報が、再生時刻送信部により他の端末に送信される。これにより、同時再生を行う端末の台数分の再生可能時刻の情報を受信できない場合、すなわち、いずれかの端末がビジー状態の場合に、各端末のデータ再生部によるデータの再生を待機させることができる。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るデータ再生システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るデータ再生システム1の一構成例を示したものである。この図に示すように、データ再生システム1は、複数のデータ再生端末、具体的には、携帯電話機3、携帯型音楽再生機4、ラップトップパソコン(以下「パソコン」という。)5を備えている。これらのデータ再生端末は、例えば赤外線通信等の無線方式により他のデータ再生端末と双方向に通信可能とされている。
上述の各データ再生端末は、共通する以下の構成要素をそれぞれ備えている。つまり、図2に示すように、各データ再生端末は、制御部11と、データ記憶部12と、データ再生部13と、再生可能時刻送信部14と、再生可能時刻受信部15と、再生時刻決定部16と、台数送信部17と、台数受信部18とをそれぞれ備えている。これらの各部は、バス10を介して相互に接続されており、相互間における情報の授受が可能な構成とされている。
データ記憶部12は、例えばMP3等の再生可能な楽曲データを、そのデータの名称等の識別情報と対応付けて記憶する。
データ再生部13は、再生時刻決定部16により決定された再生時刻に、データ記憶部12に記憶されているデータを読み出して再生する。
再生可能時刻送信部14は、データ再生部13の再生可能時刻を抽出して、この再生可能時刻の情報を他のデータ再生端末に送信する。
再生可能時刻受信部15は、他のデータ再生端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する。
再生時刻決定部16は、データ再生部13の再生可能時刻と再生可能時刻受信部15により受信した他のデータ再生端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻をデータ再生部13の再生時刻として決定する。
台数送信部17は、予め設定された同時再生を行うデータ再生端末の台数を、他のデータ再生端末に送信する。
台数受信部18は、他のデータ再生端末から送信された同時再生を行うデータ再生端末の台数を受信する。
制御部11は、上述した各部を統括して制御し、台数受信部18により受信した台数分の再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部15により受信するまで、データ再生部13の再生を待機させるように制御する。
なお、台数送信部17は、全てのデータ再生端末に必ずしも備えられている必要はなく、少なくとも1台のデータ再生端末に備えられていることとし、他のデータ再生端末は、同時再生を行うデータ再生端末の台数を台数受信部18により受信することとしてもよい。
上記構成を有するデータ再生システム1の作用について、主に図4に示すフローチャートを用いて以下に説明する。
ここでは、まず、携帯電話機3の再生可能時刻の情報が、他のデータ再生端末(携帯型音楽再生機4およびパソコン5)に送信されるものとして説明する。また、図3に示すように、携帯電話機3に同時再生を行うデータ再生端末の台数が設定されていることとする。
まず、携帯電話機3の操作ボタン等をユーザが操作することにより、携帯電話機3は、携帯電話機3のデータ再生部13の再生可能時刻を抽出して、抽出した再生可能時刻の情報を携帯型音楽再生機4およびパソコン5に送信する(S1)。すなわち、図3に示す例において、携帯電話機3の再生可能時刻(0:00)の情報が、携帯型音楽再生機4およびパソコン5に送信される。
また、携帯電話機3は、予め設定された同時再生を行うデータ再生端末の台数(3台)を、携帯型音楽再生機4およびパソコン5に送信する(S2)。
携帯型音楽再生機4およびパソコン5は、携帯電話機3から再生可能時刻の情報を受信することにより、それぞれのデータ再生部13の再生可能時刻を抽出して、抽出した再生可能時刻の情報を他のデータ再生端末に送信する(S3)。すなわち、図3に示す例において、携帯型音楽再生機4は、自らの再生可能時刻(0:01)の情報を携帯電話機3およびパソコン5に送信する。同様に、パソコン5は、自らの再生可能時刻(0:02)の情報を携帯電話機3および携帯型音楽再生機4に送信する。
次に、各データ再生端末は、それぞれの再生時刻決定部16により、他のデータ再生端末から受信した再生可能時刻と自らの再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻をデータ再生部13の再生時刻として決定する(S4)。例えば、携帯電話機3は、携帯型音楽再生機4の再生可能時刻(0:01)と、パソコン5の再生可能時刻(0:02)と、自らの再生可能時刻(0:00)とを比較する。そして、その中で最も遅い時刻、すなわち、パソコン5の再生可能時刻(0:02)を再生時刻として決定する。携帯型音楽再生機4およびパソコン5においても同様の処理が行われ、パソコン5の再生可能時刻(0:02)を再生時刻として決定する。
そして、各データ再生端末は、再生時刻決定部16により決定された再生時刻に、データ記憶部12に記憶されているデータの再生を開始する(S5)。ここで、各データ再生端末は、同時再生を行うデータ再生端末の台数分の再生可能時刻の情報を受信するまで、データ再生部13の再生を待機させる。
以上のように、本実施形態に係るデータ再生システム1によれば、各データ再生端末は、最も遅いデータ再生端末の再生可能時刻に合わせてデータの同時再生を行うことができ、データ再生端末によって処理速度が異なる場合にも、各データ再生端末における再生時刻のずれを防止することができる。
また、同時再生を行うデータ再生端末の台数分の再生可能時刻の情報を受信するまで、データの再生を待機させることで、いずれかのデータ再生端末がビジー状態の場合に、各データ再生端末のデータの再生を待機させることができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について以下に説明する。
本実施形態に係るデータ再生システムが、前述の実施形態と異なる点は、各データ再生端末がそれぞれ再生時刻を決定するのではなく、いずれかのデータ再生端末が再生時刻を決定し、決定した時刻の情報を他のデータ再生端末に送信する点である。以下、本実施形態に係るデータ再生システムについて、前述の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
本実施形態に係るデータ再生システム2において、各データ再生端末は、共通する以下の構成要素をそれぞれ備えている。つまり、図5に示すように、各データ再生端末は制御部11と、データ記憶部12と、データ再生部13と、再生可能時刻送信部14と、トリガ受信部23と、再生時刻受信部24とをそれぞれ備えている。
また、図6に示すように、いずれかのデータ再生端末は、図5に示す構成要素の他に、再生可能時刻受信部15と、再生時刻決定部16と、トリガ送信部26と、再生時刻送信部27と、台数設定部28とを備えている。
これらの各部は、バス20またはバス21を介して相互に接続されており、相互間における情報の授受が可能な構成とされている。
トリガ受信部23は、いずれかのデータ再生端末から、再生時刻を決定するためのトリガ信号を受信する。制御部11は、トリガ受信部23がトリガ信号を受信した場合に、再生可能時刻送信部14により再生可能時刻の情報を他のデータ再生端末に送信させる。
再生時刻受信部24は、いずれかのデータ再生端末からデータの再生時刻の情報を受信する。制御部11は、再生時刻受信部24が受信した再生時刻の情報に基づいて再生時刻を設定し、該再生時刻にデータ再生部13によるデータの再生を開始させる。
トリガ送信部26は、再生時刻を決定するためのトリガ信号を他のデータ再生端末に送信する。
再生時刻送信部27は、再生時刻決定部16により決定された再生時刻の情報を他のデータ再生端末に送信する。
台数設定部28は、同時再生を行うデータ再生端末の台数を設定する。
制御部11は、台数設定部28により設定された台数分の再生可能時刻の情報を再生可能時刻受信部15により受信した場合に、再生時刻送信部27により他のデータ再生端末に対して再生時刻の情報を送信する。
上記構成を有するデータ再生システム2の作用について、主に図7に示すフローチャートを用いて以下に説明する。
ここでは、携帯電話機3が、図6に示すデータ再生端末であるとして説明する。
まず、携帯電話機3の操作ボタン等をユーザが操作することにより、携帯電話機3は、再生時刻を決定するためのトリガ信号を携帯型音楽再生機4およびパソコン5に送信する(S11)。
携帯型音楽再生機4およびパソコン5は、携帯電話機3からトリガ信号を受信することにより、それぞれのデータ再生部13の再生可能時刻を抽出して、抽出した再生可能時刻の情報を携帯電話機3に送信する(S12)。すなわち、図3に示す例において、携帯型音楽再生機4は、再生可能時刻(0:01)の情報を携帯電話機3に送信する。同様に、パソコン5は、再生可能時刻(0:02)の情報を携帯電話機3に送信する。
次に、携帯電話機3は、再生時刻決定部16により、他のデータ再生端末から受信した再生可能時刻と自らの再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻をデータ再生部13の再生時刻として決定する(S13)。すなわち、図3に示す例において、携帯電話機3は、携帯型音楽再生機4の再生可能時刻(0:01)と、パソコン5の再生可能時刻(0:02)と、自らの再生可能時刻(0:00)とを比較する。そして、その中で最も遅い時刻、すなわち、パソコン5の再生可能時刻(0:02)を再生時刻として決定する。
次に、携帯電話機3は、再生時刻送信部27により、再生時刻決定部16により決定された再生時刻の情報を他のデータ再生端末に送信する(S14)。ここで、携帯電話機3は、同時再生を行うデータ再生端末の台数分の再生可能時刻の情報を受信するまで、他のデータ再生端末に対して再生時刻の情報を送信しない。すなわち、携帯電話機3は、設定された台数分の再生可能時刻の情報を受信するまで他のデータ再生端末に対してデータの再生を待機させる。
そして、携帯電話機3は、再生時刻決定部16により決定された再生時刻にデータ記憶部12に記憶されているデータの再生を開始する。携帯型音楽再生機4およびパソコン5は、再生時刻受信部24により受信した再生時刻の情報に基づいて再生時刻が設定され、設定された再生時刻にデータの再生を開始する(S15)。
以上のように、本実施形態に係るデータ再生システム2によれば、いずれかのデータ再生端末において再生時刻を決定し、その再生時刻の情報を他のデータ再生端末に送信することで、各データ再生端末におけるデータの同時再生を行うことができる。
また、携帯電話機3が、同時再生を行うデータ再生端末の台数分の再生可能時刻の情報を受信した場合に、他のデータ再生端末に再生時刻の情報を送信することで、いずれかのデータ再生端末がビジー状態の場合に、各データ再生端末のデータ再生部によるデータの再生を待機させることができる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、データ再生システムを構成するデータ再生端末として、携帯電話機3、携帯型音楽再生機4、パソコン5を例として説明したが、これに代えて、PDA(Personal Digital Assistants)等を用いてもよく、2台または4台以上のデータ再生端末から構成されることとしてもよいことは言うまでもない。
また、再生時刻を決定するためのトリガ信号は、携帯電話機3から送信されるものとして説明したが、携帯型音楽再生機4またはパソコン5から送信されることとしてもよい。
また、本実施形態においては、再生可能なデータとして、楽曲データを用いたが、これに代えて、音声データ、画像データ、動画データ等としてもよい。
また、データ記憶部12に、再生可能なデータと各データ再生端末に共通するデータのリストとを関連付けて格納し、このリストに基づいてデータ再生部13がデータ記憶部12に記憶されているデータを再生することで、各データ再生端末において共通するデータの同時再生を行うことが可能となる。
また、第1の実施形態において、携帯電話機3から再生可能時刻の情報を受信した携帯型音楽再生機4およびパソコン5は、それぞれの再生可能時刻の情報を他のデータ再生端末に送信することとして説明したが、携帯電話機3から受信した再生可能時刻からの遅延時間の情報を他のデータ再生端末に送信することとしてもよい。
また、図2、図5および図6に示す各データ再生端末の構成要素は、各データ再生端末が一般的に備えている構成要素とは個別に備えられていても良いし、各データ再生端末が一般的に備えている構成要素と併用することとしても良い。例えば、携帯電話機3であれば、一般的に送信部、受信部、及び記憶部を備えているので、これらの構成要素のうち、重複する構成要素については併用することとしてもよい。他のデータ再生端末についても同様である。
本発明の実施形態に係るデータ再生システムの構成図である。 第1の実施形態の各データ再生端末が備える機能を展開して示した機能ブロック図である。 各データ再生端末に記憶されたデータのリストの一例を示す図である。 第1の実施形態の処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態のいずれかのデータ再生端末が備える機能を展開して示した機能ブロック図である。 第2の実施形態の他のデータ再生端末が備える機能を展開して示した機能ブロック図である。 第2の実施形態の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 データ再生システム
3 携帯電話機
4 携帯型音楽再生機
5 パソコン
10,20,21 バス
11 制御部
12 データ記憶部
13 データ再生部
14 再生可能時刻送信部
15 再生可能時刻受信部
16 再生時刻決定部
17 台数送信部
18 台数受信部
23 トリガ受信部
24 再生時刻受信部
26 トリガ送信部
27 再生時刻送信部
28 台数設定部

Claims (4)

  1. 複数の端末を備え、
    各前記端末が、
    再生可能なデータを記憶するデータ記憶部と、
    該データ記憶部に記憶されているデータを再生するデータ再生部と、
    該データ再生部の再生可能時刻の情報を他の端末に送信する再生可能時刻送信部と、
    前記他の端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する再生可能時刻受信部と、
    前記データ再生部の再生可能時刻と前記再生可能時刻受信部により受信した前記他の端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻を前記データ再生部の再生時刻として決定する再生時刻決定部とを備えるデータ再生システム。
  2. 各前記端末が、
    同時再生を行う端末の台数を他の端末に送信する台数送信部と、
    前記台数送信部から送信された前記端末の台数を受信する台数受信部とを備え、
    前記台数受信部により受信した台数分の再生可能時刻の情報を、前記再生可能時刻受信部により受信するまで前記データ再生部の再生を待機させる請求項1に記載のデータ再生システム。
  3. 複数の端末を備え、
    各前記端末が、
    再生可能なデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記データの再生可能時刻の情報を送信する再生可能時刻送信部と、
    前記データ記憶部に記憶されているデータを設定された再生時刻に再生するデータ再生部とを備え、
    前記端末の内のいずれかの端末が、
    他の端末に対してトリガ信号を送信するトリガ送信部と、
    前記他の端末から送信された再生可能時刻の情報を受信する再生可能時刻受信部と、
    前記データ再生部の再生可能時刻と前記再生可能時刻受信部により受信した前記他の端末の再生可能時刻とを比較して、その中で最も遅い時刻を前記データの再生時刻として決定する再生時刻決定部と、
    該再生時刻決定部により決定された再生時刻の情報を前記他の端末に送信する再生時刻送信部とを備え、
    前記他の端末が、
    前記いずれかの端末から送信されたトリガ信号を受信するトリガ受信部と、
    前記いずれかの端末から送信された再生時刻の情報を受信する再生時刻受信部とを備えるとともに、
    前記トリガ受信部によりトリガ信号が受信された場合に前記再生可能時刻送信部が再生可能時刻の情報を送信し、前記再生時刻受信部により再生時刻の情報が受信された場合に該再生時刻の情報に基づいて前記データの再生時刻を設定するデータ再生システム。
  4. 前記いずれかの端末は、
    同時再生を行う前記端末の台数を設定する台数設定部を備え、
    前記再生時刻送信部が、前記台数設定部により設定された台数分の再生可能時刻の情報を前記再生可能時刻受信部により受信した場合に、前記他の端末に対して再生時刻の情報を送信する請求項3に記載のデータ再生システム。
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