JP2010056781A - 無線機 - Google Patents

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JP2010056781A JP2008218666A JP2008218666A JP2010056781A JP 2010056781 A JP2010056781 A JP 2010056781A JP 2008218666 A JP2008218666 A JP 2008218666A JP 2008218666 A JP2008218666 A JP 2008218666A JP 2010056781 A JP2010056781 A JP 2010056781A
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Abstract

【課題】フレキシブルケーブルによるアンテナ特性の劣化を抑えつつ、アンテナエレメントをコンパクトに配置する。
【解決手段】複数の基板とを接続するフレキシブルケーブルと、フレキシブルケーブル付近のスペースに給電点を有する1.5GHz帯を送受信周波数帯域とするBAND11用エレメントと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、BAND11に対応可能なアンテナエレメントを有する無線機に関する。
従来の携帯無線機は、トリプルバンド方式(BAND1、6、9)に対応したものが主流となっており、一つの携帯無線機が複数の送受信周波数帯域に対応したものが多くなっている。なお、BAND1は、送信:1920〜1980MHz、受信:2110〜2170MHz、BAND6は、送信:830〜840MHz、受信:875〜885MHz、BAND9は、送信:1749.9〜1784.9MHz、受信:1844.9〜1879.9MHzにそれぞれ対応している。
図7は、従来の携帯無線機におけるトリプルバンド方式のアンテナエレメントの構成図である。図に示すように従来の携帯無線機は、BAND1及びBAND9用エレメント5と、BAND6用エレメント6と、を備える。
近年では、3Gサービスの将来的な需要を見越して、上記のBAND1、6、9の帯域に加え、1.5GHz帯を送受信周波数帯域とするBAND11の検討も行われている。これにより、これまでのトリプルバンド方式に対応した無線機からクワッドバンド方式に対応した無線機へと移行されることが見込まれている。
しかしながら、昨今の携帯無線機は、デザイントレンドから更なる小型化、及び薄型化が望まれており、外観デザインを考慮した内蔵アンテナが主流となっている。そのため、アンテナエレメントの構成においても薄型化に対応する必要が出てきている。特に薄型端末では、アンテナエレメントを平面的に構成することで、無線機の厚みに対する影響を低減しているが、BAND11にも対応した複数の送受信周波数帯域を有するアンテナエレメントを構成するには、デザイン劣化を生じさせないようにアンテナエレメントを平面的に構成する必要があるが、それぞれのBANDにおけるアンテナ特性を低下させないように構成しなければならない。
そこで、例えば特許文献1には、それぞれ相異なる送受信周波数帯域を有する3つのアンテナに対して、第1のアンテナと第2のアンテナとを第1の給電ポートを介して送受信回路と接続するように設け、第3のアンテナは、第1の給電ポートとは異なる第2の給電ポートを介して送受信回路と接続するよう設け、第1のアンテナ又は第2のアンテナが基板上で第3のアンテナとギャップを介して配置するようにして、内蔵アンテナ回路の省スペース化を図る発明について開示されている。
特開2007−281990号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術については、アンテナの放射効率特性に対するフレキシブルケーブルの影響が考慮されていない。
BAND1、6、9の場合、フレキシブルケーブル側に給電点を設けると特性が劣化することが知られており、例えば折りたたみ携帯電話などの折りたたみ部のフレキシブルケーブル付近に同様の構成にてアンテナを配置してしまうと放射効率が低下してしまうという問題がある。
そこで、従来の携帯無線機では、図7に示すようにフレキシブルケーブル3とは反対側に給電点を設けていた。しかし、BAND11にも対応させるためにクワッドバンド方式にした場合、BAND11もフレキシブルケーブルと反対側から給電するとアンテナエレメントを立体的に構成しなければならないため、配置が困難であるとともに小型化が難しくなる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、フレキシブルケーブルによるアンテナ特性の劣化を抑えつつ、アンテナエレメントをコンパクトに配置することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における無線機は、複数の基板とを接続するフレキシブルケーブルと、フレキシブルケーブル付近のスペースに給電点を有する1.5GHz帯を送受信周波数帯域とするBAND11用エレメントと、を備えることを特徴とする。
フレキシブルケーブルから離れた位置に備えられ、1.5GHz帯以外の周波数帯を送受信周波数帯域とする1つ以上の1.5GHz帯以外のエレメントを備えることを特徴。
1.5GHz帯以外のエレメントは、同一の給電点から給電することを特徴とする。
BAND11用エレメントと1.5GHz帯以外のエレメントは、開放端が対向していることを特徴とする。
BAND11用エレメントと1.5GHz帯以外のエレメントは、開放端が同一方向であることを特徴とする。
本発明により、フレキシブルケーブルとの結合が小さく、また、帯域が狭いBAND11をフレキシブル側に給電点を設けることで、同一平面状にアンテナエレメントを構成でき、無線機の薄型化が可能となる。
図1は、折りたたみ式の携帯無線機の模式図である。携帯無線機は、上部基板1と、下部基板2と、フレキシブルケーブル3と、ヒンジ4とを有する。
上部基板1と下部基板2とは、フレキシブルケーブル3により接続され、相互にデータのやり取りを行う。
上部基板1は、図示しない上部筐体上に設けられた表示部へと接続され、ユーザによる操作や待ち受け画面などを表示する。また、下部基板2は、図示しない下部筐体上の入力部と接続されており、ユーザによる操作を受け付ける。
また、ヒンジ4は、上部筐体と下部筐体とをつなぎ、開閉可能に動作させる。
図2は、本発明の実施形態におけるアンテナエレメントの構成図である。本実施形態におけるアンテナエレメントは、BAND11を有するクワッドバンド方式に対応したアンテナエレメントであり、BAND1及びBAND9用エレメント5と、BAND6用エレメント6と、BAND11用エレメント7とを有する。
BAND1及びBAND9用エレメント5、及びBAND6用エレメント6は、フレキシブルケーブル3の設けられていない側、すなわち図中左側に給電点が設けられ、給電が行われる。
なお、図においてBAND1及びBAND9用エレメント5、及びBAND6用エレメント6とは同一の給電点から給電を行っているが、これに限るものではなく、それぞれ別の給電点を設けてもよい。
一方、BAND11用エレメント7は、フレキシブルケーブル3が設けられている側、すなわち図中右側に給電点が設けられ、給電が行われる。なお、図のように必ずしもフレキシブルケーブル右側に設ける必要はなく、フレキシブルケーブル付近にあるスペースであれば、例えば左側に設けても良い。
次に、それぞれのアンテナエレメントにおけるフレキシブルケーブルの影響について図面を参照して詳細に説明する。
図3から5は、アンテナエレメントの構成位置に対するフレキシブルケーブルの影響を示す図である。すなわち、各アンテナエレメントをフレキシブルケーブルが設けられている側、及びフレキシブルケーブルの設けられていない側に設けたときの放射効率を示している。
図3は、BAND11用エレメントにおける放射効率特性を示す図である。すなわち、周波数1428MHzにおいて、フレキシブルケーブル側から給電を行ったときと、逆側から給電したときの放射効率を示す。
BAND11用エレメントにおいては、フレキシブルケーブル設置側とフレキシブルケーブルが設置されている逆側ともに概ね2dB程度の損失であり、どちら側にエレメントを設けても特性差分が小さいことが確認できる。
一方、図4は、BAND1用エレメントにおける放射効率特性を示す図である。すなわち、周波数1950MHzにおいて、フレキシブルケーブル側から給電を行ったときと、逆側から給電したときの放射効率を示す。
BAND1用エレメントにおいては、フレキシブルケーブル側に設けた場合は約4dBの損失があり、フレキシブルケーブルが設置されている逆側に設けた場合は約1.5dBの損失となっている。
また、図5は、BAND6用エレメントにおける放射効率特性を示す図である。すなわち、周波数830MHzにおいて、フレキシブルケーブル側から給電を行ったときと、逆側から給電したときの放射効率を示す。
BAND6用エレメントにおいては、フレキシブルケーブル側に設けた場合は約8dBの損失があり、フレキシブルケーブルが設置されている逆側に設けた場合は約1.5dBの損失となっている。
図3から5で示すように、BAND11用エレメントにおいては、フレキシブルケーブル側に給電点を設けても、放射効率に大きな変化はないため特性劣化が少なくフレキシブルケーブル付近のスペースを利用して給電点を設けることでスペースを有効に利用することが可能となる。
一方、その他のエレメントでは、フレキシブルケーブル側に給電点を設けると放射効率を大きく低減させてしまうことになる。そのため、BAND11用エレメント以外の周波数帯用のエレメントは、フレキシブルケーブルとの影響が大きいのでフレキシブルケーブルが設置されている逆側から給電することが必要となる。
図6は、本発明の他の実施形態におけるアンテナエレメントの構成図である。BAND11用エレメント7は、フレキシブルケーブルによる特性劣化がないため、上記実施形態と同様にフレキシブルケーブルが設けられている側の有効スペースを利用して設置される。
図2においては、BAND11用エレメント7は、開放端の向きをフレキシブルケーブルが設けられていない側に備えられるその他のエレメントと対向させているが、本実施形態においては、開放端の向きをフレキシブルケーブルが設けられていない側に備えられるその他のエレメントと同一方向となるように構成される。本実施形態のように、開放端の向きが同一の場合にもフレキシブルケーブルからの特性劣化を受けることなく、構成することが可能である。
また、BAND11用エレメント7の形状は、逆L、モノポール、ヘリカル、ミアンダなどの様々な形状であっても特性劣化することなく構成でき、様々な形状を用いることによって、スペースをより有効に利用することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
折りたたみ式携帯無線機の模式図である。 本発明の実施形態に係る折りたたみ式携帯無線機におけるアンテナエレメントの構成図である。 BAND11用エレメントの設置点に対する放射効率を示す図である。 BAND1用エレメントの設置点に対する放射効率を示す図である。 BAND6用エレメントの設置点に対する放射効率を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る折りたたみ式携帯無線機におけるアンテナエレメントの構成図である。 従来の折りたたみ式携帯無線機におけるアンテナエレメントの構成図である。
符号の説明
1 上部基板
2 下部基板
3 フレキシブルケーブル
4 ヒンジ
5 BAND1及びBAND9用エレメント
6 BAND6用エレメント
7 BAND11用エレメント

Claims (5)

  1. 複数の基板とを接続するフレキシブルケーブルと、
    前記フレキシブルケーブル付近のスペースに給電点を有する1.5GHz帯を送受信周波数帯域とするBAND11用エレメントと、を備えることを特徴とする無線機。
  2. 前記フレキシブルケーブルから離れた位置に備えられ、1.5GHz帯以外の周波数帯を送受信周波数帯域とする1つ以上の1.5GHz帯以外のエレメントを備えることを特徴とする請求項1記載の無線機。
  3. 前記1.5GHz帯以外のエレメントは、同一の給電点から給電することを特徴とする請求項2記載の無線機。
  4. 前記BAND11用エレメントと前記1.5GHz帯以外のエレメントは、開放端が対向していることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線機。
  5. 前記BAND11用エレメントと前記1.5GHz帯以外のエレメントは、開放端が同一方向であることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線機。
JP2008218666A 2008-08-27 2008-08-27 無線機 Withdrawn JP2010056781A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011152068A1 (ja) * 2010-06-04 2011-12-08 パナソニック株式会社 通信端末装置

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