JP2010056743A - ネットワーク装置および回線設定制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】GMPLS等の自律的な回線設定であっても、従来のSONET/SDH等がサポートしていたリバーティブモードの機能をサポートする。
【解決手段】冗長化のためのワーク側とプロテクト側の回線の識別子を指定し、自律的に回線の設定を行う機能を有するネットワーク装置であって、回線の設定に関するメッセージに、リバーティブモードであるか否かを示すモード情報、パススイッチのデフォルト方向を示すデフォルト方向情報、および、リバーティブモードである場合に障害を起こした回線への切り戻しを監視するタイマ値を示すタイマ値情報を含めて他のネットワーク装置に送信する手段を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)等の自律的な回線設定の機能を有するネットワーク装置および回線設定制御方法に関する。
信頼性の要求されるネットワークでは、障害時にサービスを中断させないため、1+1プロテクトパス(1+1 protected path)といった回線の冗長構成がとられている。これは、ワーク(Work)側とプロテクト(Protect)側の2本の回線(パス:path)を設定し、ワーク側に障害が発生した場合にはプロテクト側に切り替えることでサービスの継続運用を可能とするものである。
従来のSONET(Synchronous Optical NETwork)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy)等において、回線の設定はネットワーク管理装置の集中管理のもとに行われており、1+1プロテクトパスの設定にはUPSR(Unidirectional Path Switched Ring)技術が利用されている。
パス切替(Path Switch)については、属性として、「リバーティブ(Revertive)モード」と、「パススイッチ(Path Switch)デフォルト方向」と、「ウエイトツーリストア(Wait To Restore)タイマ値」とが用いられている。
リバーティブモードとは、以下の動作をするモードである。
原則としてパススイッチデフォルト方向側を運用回線とし、ワーク側に障害が発生したとき一時的にプロテクト側へ運用回線を切り替えて運用を続ける。そして、ワーク側の障害が復旧してウエイトツーリストアタイマ値の時間にわたって障害が検出されなかったとき、再びパススイッチデフォルト方向側、すなわち、ワーク側へ運用回線を切り戻す。以上がリバーティブモードにおける動作である。
非リバーティブモードとは、以下の動作をするモードである。
現在運用している回線を運用回線とし、障害が起こったら他方の回線へ運用回線を切り替えて運用を続け、切り替えを起こした障害が復旧しても引き続き現在の運用回線で運用を続ける。以上が非リバーティブモードにおける動作である。
パススイッチデフォルト方向とは、リバーティブモード時の動作において、通常使われる回線を示し、これにより示される回線を通常の運用回線とする。ウエイトツーリストアタイマ値とは、リバーティブモード時の動作において、プロテクト側へ切り替わって運用されていて、かつ、ワーク側の障害がクリアになったとき、どのくらいの時間の監視時間をもってワーク側に切り戻るのかを決めるタイマ値である。
図1はモードによる属性値の必要不要の関係を示す図であり、リバーティブモードではパススイッチデフォルト方向とウエイトツーリストアタイマ値が必要とされ、非リバーティブモードではパススイッチデフォルト方向は必要とされるが、ウエイトツーリストアタイマ値は不要となる。
ところで、SONET/SDHやDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)を利用したネットワークにおいて、GMPLSを利用した回線設定方法が注目されている。GMPLSでは自律的にネットワーク内に回線を設定することができるため、ネットワークの保守を簡略化できるものと期待されている。
現在、GMPLSの標準化が行われており、その中で1+1プロテクトパスの実装方法が検討されている(例えば、RFC4872)。そこでは、ワーク側(1本目)とプロテクト側(2本目)を関連付けるのに、ラベルスイッチパスID(LSP ID)(RFC3209で定義されている。)とアソシエーションID(Association ID)(RFC4872で定義されている。)という識別子を利用している。ラベルスイッチパスIDはエンドツーエンド(End to End)の回線(パス)を識別する識別子であり、アソシエーションIDはその回線と冗長構成のペアになる他の回線(パス)を識別する識別子である。
また、ワーク側とプロテクト側の区別をつけるために、プロテクティングビット(Protecting Bit)(RFC4872で定義されている。)という識別子を利用している。プロテクティングビットのデフォルトは「0」であり、ワーク側であることを示す。「1」の場合はプロテクト側であることを示す。この方法により、自動で生成したパスのワーク側とプロテクト側を区別することが可能となった。
図2は回線設定を要求するパスメッセージ(Path Msg)および回線設定の完了を通知するリザーブメッセージ(Resv Msg)のフォーマット例を示す図であり、RSVP−TE(Resource Reservation Protocol - Traffic Engineering)で利用されているTLV(Type Length Value)により記述されたものである。TLVでは、値(Value)の型(Type)と構造体(オブジェクト)の長さ(Length)を記述することにより、任意の情報を伝達できるようにしている。
図2において、先頭の2行のブロックBL1はメッセージ全体について記述したものであり、「Msg Type」が「1」の場合はパスメッセージ、「2」の場合はリザーブメッセージとなる。ブロックBL2はセンダテンプレートオブジェクト(Sender Template Object)であり、ラベルスイッチパスID「LSP ID」が含まれる。ブロックBL3はアソシエーションオブジェクト(Association Object)であり、アソシエーションID「Association ID」が含まれる。ブロックBL4はプロテクションオブジェクト(Protection Object)であり、プロテクティングビット「P」が含まれる。
一方、特許文献1には、RFC4872と同様に、ワーク側とプロテクト側を区別して管理するためのシグナリング技術が開示されている。
特開2008−60755号公報
上述したように、GMPLSにおける1+1プロテクトパスの実装方法が検討され、いくつかの拡張がなされているが、この拡張によっても、まだ従来の集中管理していたときに利用していたパラメータに関して不足している部分がある。すなわち、従来のSONET/SDH規格で提供されているUPSR技術の属性である「リバーティブモード」、「パススイッチデフォルト方向」、「ウエイトツーリストアタイマ値」については考慮されていない。
従って、GMPLSにおいて1+1プロテクトパスを構築した場合、これらの属性を始点から終点へ伝達する手段がないため、運用形態としては非リバーティブモード形態しかサポートできない。
また、RFC4872などで定義されている情報を用いて実際に回線設定を行うときには、2つの方式がある。1つは、ワーク側を設定したのち、プロテクト側を設定する逐次式と呼ばれる方式である。もう一つは、ワーク側とプロテクト側を同時に設定する同時設定式と呼ばれる方式である。逐次式は同時設定式に比べて回線設定に要する時間が長くかかるという短所がある。
そして、GMPLSにおいて1+1プロテクトパスを構築した場合、運用形態としては非リバーティブモード形態のみとなり、更に、逐次式で運用しない限り、ワーク側から運用させるという制御ができない。別のいい方をすると、同時設定式で運用した場合、必ずワーク側が最初の運用回線となる保証がない。もし、期待するワーク側を選択していない状況になった場合には、ネットワーク監視装置から手動でワーク側を選択するように制御する必要が出てくる。
以下、これらの問題につき詳細に説明する。
図3は従来の逐次式による1+1プロテクトパス構築の処理例を示すシーケンス図である。図3において、始点ノードAではワーク側およびプロテクト側のLSP IDを決定したのち、ワーク側から回線設定処理を始める。すなわち、ワーク側の回線設定には、LSP IDにワーク側のLSP IDを、Association IDには プロテクト側のLSP IDを設定し、これらを含めたパスメッセージを中間点ノードnを経由して終点ノードZに送信する(ステップS1、S2)。終点ノードZでは中間点ノードnを経由して始点ノードAに向かい、回線設定をしてリザーブメッセージを送信する(ステップS3、S4)。
ワーク側の回線設定に成功すると、始点ノードAではプロテクト側の回線設定処理を開始する。すなわち、LSP IDにプロテクト側のLSP IDを、Association IDにはワーク側のLSP IDを設定し、これらを含めたパスメッセージを中間点ノードnを経由して終点ノードZに送信する(ステップS5、S6)。終点ノードZでは中間点ノードnを経由して始点ノードAに向かい、回線設定をしてリザーブメッセージを送信する(ステップS7、S8)。
このように、逐次式の場合は、ワーク側から設定を開始し、ワーク側の回線設定が成功しない限り、プロテクト側の回線設定を確立する処理を行わないので、必ずワーク側が運用側で、プロテクト側が予備側となる。
しかし、この方式の欠点は、逐次式のため、1回で2本の回線設定を行う同時設定式に比べて時間がかかることである。特に、実運用の回線設定で数十本から百本程度の回線を取り扱うケースを考えると顕著である。
図4はそのような複数の回線を取り扱う場合の処理例である。図4において、始点ノードAから回線設定の命令を発呼する時点においては、すべての回線分同時に発呼される(ステップS11)。これらが終点ノードZへ向けて、中間点ノードn(中間ノード群)で処理される(ステップS12)。明示的に同じ経路を発呼時に指示しない限り、同じ経路を通ることは保証されないため、設定する回線によって、異なる経路を通る場合がある。そのため、終点ノードZへはランダムな順番で到達する。同様に、終点ノードZから始点ノードAへのメッセージも、中間ノード群の影響を受けて、ランダムな順番で到達する(ステップS13、S14)。
始点ノードAでは到着順に逐次処理し、プロテクト側のパスメッセージを終点ノードZに送信する(ステップS15、S16)。終点ノードZでも到着順に逐次処理し、リザーブメッセージを始点ノードAに送信する(ステップS17、S18)。なお、図では等間隔に到達しているように見えるが、実際には、到達する順序もその間隔も保証できない状態となっている。
逐次式の欠点は、始点ノードAと終点ノードZの間で、1発呼あたり2回もメッセージを往復させるため、この不安定な要素を増幅させている。例えば、同時設定式と比較してみると次のようなことがいえる。始点ノードAから終点ノードZへメッセージが到達する時間を30秒、始点ノードAと終点ノードZでメッセージを処理する時間を30秒としたときを考える。ワーク側のメッセージが、始点ノードAから終点ノードZを経て始点ノードAまで戻ってくるときに必要な時間は、0秒(Aでの処理がないため)+30秒(A→Z)+30秒(Zでの処理)+30秒(Z→A)で、トータル90秒かかる。更に、プロテクト側のメッセージが、始点ノードAから終点ノードZを経て始点ノードAに戻るときに必要な時間は、30秒(Aでの処理)+30秒(A→Z)+30秒(Zでの処理)+30秒(Z→A)+30秒(Aでの処理)で、トータル150秒かかる。合計すると240秒かかる。これを同時式でやると、0秒(Aでの処理がないため)+30秒(A→Z)+60秒(Zでの処理。ワーク側およびプロテクト側の分で30×2)+30秒(Z→A)+60秒(Zでの処理。ワーク側およびプロテクト側の分で30×2)で、トータル180秒かかる。逐次式ではプロテクト側のメッセージを往復させる分、確実に遅くなる(この例だと60秒)。
図5は従来の同時設定式による1+1プロテクトパス構築の処理例を示すシーケンス図であり、(a)は途中で逆転が起こらないケース、(b)は途中で逆転が起こるケースである。
図5(a)(b)のいずれにおいても、始点ノードAではワーク側とプロテクト側のLSP IDを設定したのち、ワーク側のAssociation IDにプロテクト側のLSP IDを、プロテクト側のAssociation IDにワーク側のLSP IDを設定し、同時に回線設定処理を行う。すなわち、2つのパスメッセージをそれぞれ中間点ノードn1、n2を経由して終点ノードZに送信し(ステップS21、S22、S25、S26)、終点ノードZでは始点ノードAに向かい、回線設定をしてリザーブメッセージを送信する(ステップS23、S24、S27、S28)。
同時設定式の場合は、ワーク側とプロテクト側が同時に回線設定されるため、ワーク側が必ず先に構築されるとは限らない。つまり、プロテクト側が運用側で、ワーク側が予備側となる場合がある。なぜなら、ワーク側の処理とプロテクト側の処理は非同期であり、始点ノードAから終点ノードZまでのノード数の違いや、中継するノードのプロトコル処理速度により、終点ノードZまでの到達時間は異なるためである。図5(a)の場合は途中で逆転が起こらないためワーク側が運用側となるが、図5(b)の場合は途中で逆転が起こるためプロテクト側が運用側となってしまう。
同時設定式のメリットは、回線設定処理をワーク側とプロテクト側で同時に行うので、前述のように、逐次式よりも早く完了することである。しかし、先に処理を終了した方が一意に運用側となるため、ユーザからするとどちらが運用側になるかわからないという欠点を持つ。ユーザはこの欠点をフォローするため、ネットワーク監視装置からどちら側が現用回線になっているのかを確認し、場合によってはネットワーク監視装置から希望する回線を現用回線とする操作を行う必要がある。なお、従来のSONET/SDH等では上位装置の集中管理のもとに回線設定が行われるため、リバーティブモード/非リバーティブモードにかかわらず、このような問題は発生しない。
上記の従来の問題点に鑑み、GMPLS等の自律的な回線設定であっても、従来のSONET/SDH等がサポートしていたリバーティブモードの機能をサポートすることのできるネットワーク装置および回線設定制御方法を提供することを目的とする。
このネットワーク装置の一実施態様では、冗長化のためのワーク側とプロテクト側の回線の識別子を指定し、自律的に回線の設定を行う機能を有するネットワーク装置であって、回線の設定に関するメッセージに、リバーティブモードであるか否かを示すモード情報、パススイッチのデフォルト方向を示すデフォルト方向情報、および、リバーティブモードである場合に障害を起こした回線への切り戻しを監視するタイマ値を示すタイマ値情報を含めて他のネットワーク装置に送信する手段を備える。
開示のネットワーク装置にあっては、GMPLS等の自律的な回線設定であっても、従来のSONET/SDH等がサポートしていたリバーティブモードの機能をサポートすることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図6は本発明の一実施形態にかかるネットワーク装置の構成例を示す図である。
図6において、ネットワーク装置1は、通信ユニット11(11#1〜11#6)と主信号回線交換制御部12と主信号回線交換部13と監視プロトコル制御部14と監視回線終端部15と監視装置通信ユニット16とを備えている。
通信ユニット11は、光信号(OCn)や電気信号(ECn)を終端する装置であり、他の装置と主信号(ユーザデータ)や制御データ(ネットワーク監視装置の信号やOSPF−TE(Open Shortest Path First - Traffic Engineering)プロトコル、RSVP−TEプロトコルの信号)をやりとりするインターフェースである。
主信号回線交換制御部12は、主信号回線交換部13に対して回線設定を行い、通信ユニット11間の接続を制御する。
主信号回線交換部13は、通信ユニット11から伝達される主信号を別の通信ユニット11へ回線接続するための装置であり、主信号回線交換制御部12の指示に従って回線交換を行う。この主信号回線交換部13を介して、複数ある通信ユニット11は任意のチャネル(STS−ch)間で接続される。
監視プロトコル制御部14は、実際にGMPLSネットワーク維持に必要なOSPF−TEやRSVP−TEの処理を司る部分であり、監視回線終端部15を通じて送受信されるプロトコルを解析し、プロトコルに応じた処理を行う。ここでは、主信号回線交換制御部12と絶えず連携し、ユーザやRSVP−TEとして回線設定要求がきた場合には、主信号回線交換制御部12に対して回線設定を要求する。
監視回線終端部15は、他装置やネットワーク監視装置と送受信するプロトコルを生成したり終端したりする部分であり、OSI(Open Systems Interconnection)ネットワークやTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ネットワークとして伝搬されてくるGMPLSネットワーク関連情報を終端し、監視プロトコル制御部14が処理しやすい形にフォーマットし直す。
監視装置通信ユニット16は、ネットワーク監視装置とネットワーク装置1を接続するためのインターフェースである。ネットワーク監視装置を接続するときに利用する。
図7は複数のネットワーク装置1(1A〜1E、1Z)を用いたネットワークの例を示す図である。図7において、GMPLSネットワーク内にネットワーク装置1A〜1E、1Zが存在し、ネットワーク装置1Aには外部ネットワーク3Pが接続され、ネットワーク装置1Zには外部ネットワーク3Qが接続されている。また、ネットワーク監視装置2がネットワーク装置1Aに接続されている。ユーザは、ネットワーク装置1A〜1E、1Zで構成されるネットワークを経由して、外部ネットワーク3Pと外部ネットワーク3Qを接続したいと考えている場合を想定している(SPC Soft Permanent Connectionモデル)。また、ネットワーク装置1Aを始点ノード、ネットワーク装置1Zを終点ノードとしている。ネットワーク装置1B〜1Eは中間点ノードとなる。
<動作>
処理上で考慮すべき点は2つある。1つは、従来方式で取り扱えなかったリバーティブモード、パススイッチデフォルト方向、ウエイトツーリストアタイマ値をどうやって始点ノードと終点ノードで共有するか、という点である。もう1つは、どうやって効率よく、ワーク側(1本目)を正しく運用回線として設定させるかである。前者は、パススイッチ管理に必要な事項である。後者は、回線設定において、無駄なスイッチ(ネットワーク監視装置からの制御によるスイッチ)を必要とすることなく、ワーク側回線を運用回線とするために必要となる。
パススイッチを管理するパラメータを始点ノードと終点ノードとで共有するために、本実施形態では、RFC4872に定義しているプロテクションオブジェクトのリザーブ(Reserved)領域を利用している。図8はプロテクションオブジェクトのフォーマット例を示す図であり、最後の行(リザーブ領域)に、リバーティブモードを示す「R」ビットと、ウエイトツーリストアタイマ値を示す「Wait To Restore」とを割り当てている。このプロテクションオブジェクトは、図2のパスメッセージのブロックBL4に置き換えられる。これにより、リバーティブモードおよびウエイトツーリストアタイマ値の設定を始点ノードから終点ノードへ送信できるようになる。また、パススイッチデフォルト方向の設定は、プロテクションオブジェクトのプロテクティングビット「P」(図8のフォーマットの2行目)を利用し、後述する回線設定ロジックで求めることにする。
以下、図7に示したネットワーク構成を前提に、ネットワーク装置1Aに対しユーザがRSVP−TEの回線設定要求を発行し、ネットワーク装置1Aが経路計算を行い、ネットワーク装置1Aからネットワーク装置1Zまで1+1プロテクトパスを確立する場合を考える。
この場合、始点ノードのネットワーク装置1Aは、ユーザから入力されたパラメータ(リバーティブモード、パススイッチデフォルト方向、ウエイトツーリストアタイマ値)をプロテクションオブジェクトに設定し、パスメッセージに設定する。終点ノードのネットワーク装置1Zは、そのプロテクションオブジェクトを含むパスメッセージを受信する。そして、受信したパスメッセージを回線設定ロジックに従って解析する。ここでは、先ず、パススイッチデフォルト方向をプロテクティングビットから決定する。その後、プロテクションオブジェクトの拡張した部分を読み出し、リバーティブモードかどうか判定する。リバーティブモードであった場合、引き続き、ウエイトツーリストアタイマ値をプロテクションオブジェクトの拡張した部分から読み出す。そして、これらの値を利用して、回線設定を行う。効率よくワーク側を運用回線とするためには、始点ノード、終点ノードそれぞれにおいて、ワーク側の回線設定処理がプロテクト側の回線設定処理よりも先に行われるように処理順序を制御する必要がある。
以下、より詳細に動作を説明する。
図9は始点ノードの処理例を示すフローチャート、図10は終点ノードの処理例を示すフローチャート、図11は回線設定ロジックの例を示すフローチャートである。
図9において、始点ノードのネットワーク装置1Aにおいては、先ず、ユーザからユーザの希望するパラメータ(リバーティブモード、パススイッチデフォルト方向、ウエイトツーリストアタイマ値)が入力される(ステップS101)。その後、必要に応じて経路計算が行われる(ステップS102〜S104)。
回線設定を行う経路が求まった段階で、プロテクションオブジェクトの生成処理を行う。すなわち、プロテクティングビットは、デフォルト方向用のパスメッセージには「0」を、そうでないパスメッセージには「1」を設定する(ステップS105)。次いで、リバーティブモードおよびウエイトツーリストアタイマ値をプロテクションオブジェクトに設定する(ステップS106)。そして、プロテクションオブジェクトを含むパスメッセージを終点ノードのネットワーク装置1Zへ送信する(ステップS107、S108)。このとき、同時に2本分送信する。逐次式のように、ワーク側の設定結果を待たなくてよい。始点ノードのネットワーク装置1Aから送られたパスメッセージは、終点ノードのネットワーク装置1Zで処理される。
次に、図10において、終点ノードのネットワーク装置1Zは、パスメッセージを受信すると、先ず、アソシエーションIDがあるか否かチェックし(ステップS121、S122)、アソシエーションIDがない場合は1+1プロテクトパス確立要求でないとして従来通りのパスメッセージの処理を行って処理を終了する(ステップS123、S124)。
アソシエーションIDがある場合は、受信したパスメッセージのプロテクションオブジェクトのプロテクティングビットをみて、ワーク側か、プロテクト側かを判定する(ステップS125、S126)。そして、ワーク側であった場合は、受信したパスメッセージに含まれるリバーティブモード、パススイッチデフォルト方向、ウエイトツーリストアタイマ値を用いて回線の設定を行う(ステップS127、S129)。プロテクト側であった場合は、設定情報をワーク側を受信するまで退避しておき(ステップS128)、ワーク側の設定が終了した時点で、プロテクト側のパスメッセージ処理を同様に行って回線設定を行う(ステップS130〜S134)。
そして、2本とも終わった時点で、始点ノードのネットワーク装置1Aに向かって、リザーブメッセージを送信する(ステップS135、S137、S138)。もし、パスメッセージ受信処理において、ワーク側もしくはプロテクト側を受信し損ねた場合は、従来技術を踏襲し、パスエラーメッセージ(Path Err Message)を送信することによって、始点ノードのネットワーク装置1Aに対しエラーが発生したことを通知する(ステップS136)。
図9に戻り、終点ノードのネットワーク装置1Zから送られたリザーブメッセージを受信した始点ノードのネットワーク装置1Aは、先ず、プロテクションオブジェクトのプロテクティングビットをみて、ワーク側のリザーブメッセージか、プロテクト側のリザーブメッセージかを判定する(ステップS109、S110)。もし、プロテクト側を受信していたら、ワーク側を受信し、その回線設定が終わるまで退避させる(ステップS111)。もし、ワーク側を受信した場合は、受信したリザーブメッセージのプロテクションオブジェクトが自己が送信したパスメッセージのプロテクションオブジェクトと同じかどうか判断し(ステップS112)、同じである場合はそのまま回線設定を行う(ステップS114)。同じでない場合は、対向装置が今回の拡張に対応していない装置であるとして、非リバーティブモードとなるように回線設定情報を作り(ステップS113)、回線設定を行う(ステップS114)。これは、終点ノードのネットワーク装置1Zが今回の拡張に対応していない従来装置であって、始点ノードが送出したプロテクションオブジェクトの内容を返信できない場合に対応するものである。そのため、始点ノードのネットワーク装置1Aにおいて、受信したプロテクションオブジェクトの内容と、始点ノード自身が送出したプロテクションオブジェクトの内容を比較することによって拡張に対応しているか否か判断が可能である。そして、自分の送った内容が戻ってこなかった場合には、拡張したプロトコルをサポートしていないと認識し、非リバーティブモードとして回線設定を行うように動作している。
続いて、プロテクト側についても同様に回線設定処理を行う(ステップS115〜S119)。
図11は回線設定ロジックの例を示すフローチャートである。図11において、回線設定を開始すると、プロテクションオブジェクトのプロテクティングビットが「0」かどうか判断する(ステップS141)。プロテクティングビットが「0」である場合にはパススイッチデフォルト方向を自分側とし(ステップS142)、「0」でない場合はパススイッチデフォルト方向をアソシエーションIDで指定されている側とする(ステップS143)。
次いで、リバーティブモードの値をプロテクションオブジェクトから読み出し(ステップS144)、リバーティブモードであるか否か判断する(ステップS145)。リバーティブモードである場合はウエイトツーリストアタイマ値をプロテクションオブジェクトから読み出し(ステップS146)、収集した値をもとに回線設定を行う(ステップS147)。リバーティブモードでない場合は上段で収集した値をもとに回線設定を行う(ステップS147)。
次に、具体的に、始点ノード・終点ノード間の動作について説明する。
図12はネットワーク上の回線設定の例を示す図であり、図7と同じネットワーク構成を前提としている。また、図13〜図15はその際の処理例を示すシーケンス図であり、図13はパスメッセージの処理中に逆転が起こるケース、図14はリザーブメッセージの処理中に逆転が起こるケース、図15はパスメッセージおよびリザーブメッセージの処理中に逆転が起こるケースである。
図13に示すケース、すなわち始点ノードのネットワーク装置1Aから終点ノードのネットワーク装置1Zへ行く間、つまりパスメッセージを処理する過程において、ワーク側のパスメッセージとプロテクト側のパスメッセージに逆転が起こるケースを考える。このケースにおいては、始点ノードのネットワーク装置1Aよりワーク側、プロテクト側のパスメッセージが送信される(ステップS201、S202)。その後、何らかの理由により、終点ノードのネットワーク装置1Zへは、プロテクト側が先に届く(ステップS203)。パスメッセージを受信した終点ノードのネットワーク装置1Zは、ワーク側のパスメッセージか、プロテクト側のパスメッセージかを判定し、プロテクト側のパスメッセージということで、メッセージを受領するが処理せず保管しておく。その後、異なるパスメッセージを受信し(ステップS204)、ワーク側のパスメッセージであることを判定できたら、パスメッセージの情報にしたがって回線設定を行う。この処理により、図12における(1)の回線設定が実施される。終点ノードのネットワーク装置1Zでのワーク側の回線設定が完了すると、プロテクト側の回線設定が行われる。この処理により、図12の(2)の回線設定が実施される。その後、ワーク側、プロテクト側のリザーブメッセージが終点ノードのネットワーク装置1Zから始点ノードのネットワーク装置1Aへ送信される(ステップS205〜S208)。
始点ノードのネットワーク装置1Aでは、受信したリザーブメッセージを解析し、ワーク側のリザーブメッセージか、プロテクト側のリザーブメッセージかを判定する。その後、ワーク側と判定されたとき、図12の(3)の回線設定が実施される。その後、異なるリザーブメッセージを受信し、解析し、プロテクト側と判定されたとき、図12の(4)の回線設定が実施される。最後に、(3)→(4)と設定することで、必ずワーク側の方が先に無障害状態になり、現用回線として選択されることになる。
次に、図14に示すケース、すなわち始点ノードのネットワーク装置1Aから終点ノードのネットワーク装置1Zへ行く間にはパスメッセージの逆転が起こらず、終点ノードのネットワーク装置1Zから始点ノードのネットワーク装置1Aへ行く間、つまりリザーブメッセージを処理する過程において、ワーク側とプロテクト側のリザーブメッセージに逆転が起こるケースを考える。このケースにおいては、始点ノードのネットワーク装置1Aから送出されたパスメッセージ(ステップS211、S212)は、ワーク側、プロテクト側の順序で、終点ノードのネットワーク装置1Zへ到達する(ステップS213、S214)。終点ノードのネットワーク装置1Zは、受信したパスメッセージのプロテクションオブジェクトに含まれるプロテクティングビットをみて、ワーク側のパスメッセージかプロテクト側のパスメッセージかを判定する。そして、ワーク側のパスメッセージであることを認識したら、図12の(1)の回線設定が実施される。その後、受信したパスメッセージのプロテクティングビットを解析し、プロテクト側と認識したら、図12の(2)の回線設定が実施される。そして、ワーク側、プロテクト側それぞれのリザーブメッセージが終点ノードのネットワーク装置1Zから始点ノードのネットワーク装置1Aへ送信される(ステップS215、S216)。
その途中の過程において、ワーク側とプロテクト側のメッセージ処理時間の差が生じ、始点ノードのネットワーク装置1Aには、プロテクト側、ワーク側という順序で到達する(ステップS217、S218)。始点ノードのネットワーク装置1Aは、受信したリザーブメッセージからプロテクションオブジェクトのプロテクティングビットを見て、プロテクト側のリザーブメッセージか、ワーク側のリザーブメッセージかを判定する。プロテクト側のものを受信した場合は、リザーブメッセージは受領するが、回線設定処理(図12の(4)の設定)は行わない。そして、ワーク側のリザーブメッセージを受信するまで待つ。ワーク側のリザーブメッセージの受信は、受信したリザーブメッセージのプロテクションオブジェクトのプロテクティングビットをみる。そして、ワーク側と判定されたとき、図12の(3)の回線設定が実施される。その後、受領していたプロテクト側のリザーブメッセージの処理(図12の(4)の回線設定)を行う。ここも、(1)→(2)と(3)→(4)と回線を設定することで、ワーク側から現用回線となるようにコントロールしている。
次に、図15に示すケース、すなわち始点ノードのネットワーク装置1Aから終点ノードのネットワーク装置1Zへのパスメッセージでも、終点ノードのネットワーク装置1Zから始点ノードのネットワーク装置1Aへのリザーブメッセージでもメッセージを処理する過程において逆転が起こるケースを考える。このケースは、図13と図14を複合したものとなる。パスメッセージの逆転に関しては、図13で説明した動作を行う。リザーブメッセージの逆転に関しては、図14で説明した動作を行う。これにより、このケースにおいても、図12において(1)→(2)と(3)→(4)と回線を設定することができ、ワーク側から現用回線となるようにコントロールしている。
最後に、今回の拡張に対応していない従来装置が対向装置(ネットワーク装置1Aが拡張に対応しているならネットワーク装置1Zが対向装置。ネットワーク装置1Zが拡張に対応しているならネットワーク装置1Aが対向装置)となるケースについて考える。始点ノードが拡張に対応し、終点ノードが従来装置の場合については、図9のリザーブメッセージの処理(ステップS112、S113、S117、S118)において対応している。
その他の場合については、次のような動作となる。すなわち、本実施形態においては、パススイッチデフォルト方向をプロテクションオブジェクトのプロテクティングビットより収集する。これは、発明如何によらず同じ使い方をする。従って、対向装置がプロテクションオブジェクトをRFC4872の定義のまま利用すると、対向装置が拡張をサポートしているか否かによらず、拡張に対応している側ではパススイッチデフォルト方向を設定することが可能となる。本実施形態では、リバーティブモードの判定とウエイトツーリストアタイマ値の授受に際し、プロテクションオブジェクトのリザーブ領域を利用している。一般に、RFCの動作として、リザーブ領域は「0」で埋めることを行っている。このルールに従った対向装置であれば、リザーブ領域を「0」として取り扱うため、拡張に対応している側からみると、非リバーティブモード(R bitが「0」)でウエイトツーリストアタイマ値が「0」ということが要求されていることになる。これにより、対向装置が拡張をサポートしていなくても、IETFに従って動作しているケースにおいては、問題なく非リバーティブモードとして動作することができる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば次のような利点がある。
(1)GMPLS等の自律的な回線設定であっても、従来のSONET/SDH等のオペレーションで提供していたリバーティブモードの機能をサポートすることができる。
(2)パスレベルに必要な情報はシグナリングメッセージ内に埋め込まれ、回線の始点ノードと終点ノードがパスレベルに必要な情報を別途送受する必要がない。特に、メッセージのフォーマットに必要最小限の拡張を行い、別のメッセージオブジェクトを定義してそこでこれらの情報を取り扱うことはしていないため、既存技術との親和性が高い。
(3)シグナリングメッセージ内に埋め込まれた、ワーク側/プロテクト側の情報を判断することにより、リバーティブモード/非リバーティブモードにかかわらず始点ノードおよび終点ノードにおいて、必ずワーク側から回線設定を行うことができる。
(4)今回の拡張をサポートしていない機器と対向しても、必ずパススイッチデフォルト方向が判別でき、かつ、非リバーティブモードとして動作することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
(付記1) 冗長化のためのワーク側とプロテクト側の回線の識別子を指定し、自律的に回線の設定を行う機能を有するネットワーク装置であって、
回線の設定に関するメッセージに、リバーティブモードであるか否かを示すモード情報、パススイッチのデフォルト方向を示すデフォルト方向情報、および、リバーティブモードである場合に障害を起こした回線への切り戻しを監視するタイマ値を示すタイマ値情報を含めて他のネットワーク装置に送信する手段
を備えたことを特徴とするネットワーク装置。
(付記2) 前記メッセージを受信した場合に、当該メッセージに含まれるパススイッチのデフォルト方向から回線の設定を行う手段
を備えたことを特徴とする付記1に記載のネットワーク装置。
(付記3) 前記モード情報および前記タイマ値情報は、前記メッセージ中で使用されていないリザーブ領域に格納する
ことを特徴とする付記1または2のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
(付記4) 前記デフォルト方向情報は、前記メッセージ中でワーク側とプロテクト側の区別をつけるためのプロテクティングビットを用いる
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
(付記5) 前記メッセージを受信し、当該メッセージに前記モード情報および前記タイマ値情報が含まれない場合、非リバーティブモードとして回線の設定を行う
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
(付記6) 冗長化のためのワーク側とプロテクト側の回線の識別子を指定し、自律的に回線の設定を行う機能を有するネットワーク装置の制御方法であって、
回線の設定に関するメッセージに、リバーティブモードであるか否かを示すモード情報、パススイッチのデフォルト方向を示すデフォルト方向情報、および、リバーティブモードである場合に障害を起こした回線への切り戻しを監視するタイマ値を示すタイマ値情報を含めて他のネットワーク装置に送信する工程
を備えたことを特徴とする回線設定制御方法。
(付記7) 前記メッセージを受信した場合に、当該メッセージに含まれるパススイッチのデフォルト方向から回線の設定を行う工程
を備えたことを特徴とする付記6に記載の回線設定制御方法。
(付記8) 前記モード情報および前記タイマ値情報は、前記メッセージ中で使用されていないリザーブ領域に格納する
ことを特徴とする付記6または7のいずれか一項に記載の回線設定制御方法。
(付記9) 前記デフォルト方向情報は、前記メッセージ中でワーク側とプロテクト側の区別をつけるためのプロテクティングビットを用いる
ことを特徴とする付記6乃至8のいずれか一項に記載の回線設定制御方法。
(付記10) 前記メッセージを受信し、当該メッセージに前記モード情報および前記タイマ値情報が含まれない場合、非リバーティブモードとして回線の設定を行う
ことを特徴とする付記6乃至9のいずれか一項に記載の回線設定制御方法。
モードによる属性値の必要不要の関係を示す図である。 メッセージのフォーマット例を示す図である。 従来の逐次式による1+1プロテクトパス構築の処理例を示すシーケンス図(その1)である。 従来の逐次式による1+1プロテクトパス構築の処理例を示すシーケンス図(その2)である。 従来の同時設定式による1+1プロテクトパス構築の処理例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態にかかるネットワーク装置の構成例を示す図である。 複数のネットワーク装置を用いたネットワークの例を示す図である。 プロテクションオブジェクトのフォーマット例を示す図である。 始点ノードの処理例を示すフローチャートである。 終点ノードの処理例を示すフローチャートである。 回線設定ロジックの例を示すフローチャートである。 ネットワーク上の回線設定の例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図(その1)である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図(その2)である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図(その3)である。
符号の説明
1 ネットワーク装置
11 通信ユニット
12 主信号回線交換制御部
13 主信号回線交換部
14 監視プロトコル制御部
15 監視回線終端部
16 監視装置通信ユニット
2 ネットワーク監視装置
3 外部ネットワーク

Claims (6)

  1. 冗長化のためのワーク側とプロテクト側の回線の識別子を指定し、自律的に回線の設定を行う機能を有するネットワーク装置であって、
    回線の設定に関するメッセージに、リバーティブモードであるか否かを示すモード情報、パススイッチのデフォルト方向を示すデフォルト方向情報、および、リバーティブモードである場合に障害を起こした回線への切り戻しを監視するタイマ値を示すタイマ値情報を含めて他のネットワーク装置に送信する手段
    を備えたことを特徴とするネットワーク装置。
  2. 前記メッセージを受信した場合に、当該メッセージに含まれるパススイッチのデフォルト方向から回線の設定を行う手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記モード情報および前記タイマ値情報は、前記メッセージ中で使用されていないリザーブ領域に格納する
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  4. 前記デフォルト方向情報は、前記メッセージ中でワーク側とプロテクト側の区別をつけるためのプロテクティングビットを用いる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  5. 前記メッセージを受信し、当該メッセージに前記モード情報および前記タイマ値情報が含まれない場合、非リバーティブモードとして回線の設定を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  6. 冗長化のためのワーク側とプロテクト側の回線の識別子を指定し、自律的に回線の設定を行う機能を有するネットワーク装置の制御方法であって、
    回線の設定に関するメッセージに、リバーティブモードであるか否かを示すモード情報、パススイッチのデフォルト方向を示すデフォルト方向情報、および、リバーティブモードである場合に障害を起こした回線への切り戻しを監視するタイマ値を示すタイマ値情報を含めて他のネットワーク装置に送信する工程
    を備えたことを特徴とする回線設定制御方法。
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