JP2010056711A - 無線中継装置および無線中継方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信周波数を変更することなく、無線中継装置における干渉の影響を回避するとともに、サイズおよびコストの増大を抑制する。
【解決手段】本発明に係る無線中継装置100は、TDD方式を採用する無線通信システムにおいて無線基地局200および無線端末300が送受信するデータを中継する。無線中継装置100は、下りサブフレーム期間t1において無線基地局200からデータを受信し、上りサブフレーム期間t2において無線基地局200にデータを送信する。無線中継装置100は、無線端末300にデータを送信するリモート側送信期間P1を上りサブフレーム期間t2に設定し、無線端末300からデータを受信するリモート側受信期間P2を下りサブフレーム期間t1に設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、時分割複信方式を採用する無線通信システムにおいて第1無線通信装置および第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置および無線中継方法に関する。
従来、無線基地局などの第1無線通信装置と、無線端末などの第2無線通信装置とが送受信するデータを中継する無線中継装置が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。このような無線中継装置は、第1無線通信装置とデータを送受信する第1送受信部と、第2無線通信装置とデータを送受信する第2送受信部とを有する。
また、無線通信システムにおいて双方向通信を実現する一方式として、時分割複信(TDD)方式が知られている。TDD方式では、第1無線通信装置から第2無線通信装置へデータが送信される第1期間(例えば、下りフレーム)と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へデータが送信される第2期間(例えば、上りフレーム)とが、時間軸上で区分された通信時間枠(通信フレーム)それぞれに時分割で設けられる。
TDD方式を採用する無線通信システムにおいて無線中継装置を用いる場合、第1期間において第1送受信部がデータを第1無線通信装置から受信するのと同時に、第2送受信部がデータを第2無線通信装置に送信する。同様に、第2期間において第2送受信部がデータを第2無線通信装置から受信するのと同時に、第1送受信部がデータを第1無線通信装置に送信する。
このため、第1期間において第2送受信部のアンテナから放射された電波が第1送受信部のアンテナに回り込み、第2期間において第1送受信部のアンテナから放射された電波が第2送受信部のアンテナに回り込む。このような回り込みにより、第1送受信部および第2送受信部が互いに干渉の影響を受けることが問題視されている。
特開2008−67386号公報([要約]など)
上記のような干渉の影響を回避するためには、以下の(a)〜(c)の何れかの方法が考えられる。(a)第1送受信部および第2送受信部の各アンテナの配置間隔を大きく取る、あるいはアンテナ間に電波遮蔽板を配置する。(b)干渉の影響を除去する高度な信号処理技術を導入する。(b)第1送受信部および第2送受信部の各通信周波数の間隔を大きく取る。
しかしながら、上記(a)および(b)の方法では、無線中継装置のサイズおよびコストが増大する問題がある。上記(c)の方法では、無線中継装置が使用可能な通信周波数は予め定められており、当該通信周波数の変更が困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、通信周波数を変更することなく、第1送受信部および第2送受信部が互いに干渉の影響を受けることを回避するとともに、サイズおよびコストの増大を抑制した無線中継装置および無線中継方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、第1無線通信装置(例えば無線基地局200)から第2無線通信装置(例えば無線端末300)へのデータ伝送が実行される第1期間(例えば下りサブフレーム期間t1)と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間(例えば上りサブフレーム期間t2)とが、時間軸上で区分された通信時間枠(通信フレーム期間Tn)それぞれに時分割で設けられる無線通信システム(無線通信システム1)において、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置(無線中継装置100)であって、前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信する第1送受信部(ドナー側送受信部120D)と、前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部(リモート側送受信部120R)と、前記第2送受信部を制御する制御部(制御部130R)とを備え、前記制御部は、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置にデータを送信する送信期間(リモート側送信期間P1)を前記第2期間に設定することを要旨とする。
このような無線中継装置によれば、制御部は、第2送受信部が第2無線通信装置にデータを送信する送信期間を第2期間に設定するため、第1期間において第2送受信部から放射された電波が第1送受信部に干渉を与えることを回避できる。また、当該送信期間を変更するだけでよいため、通信周波数を変更することを要さず、かつ、上記(a)および(b)の方法と比較して無線中継装置のサイズおよびコストの増大を抑制できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記制御部は、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置からデータを受信する受信期間を前記第1期間に設定することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または第2の特徴に係り、前記第1期間の時間長は、前記第2期間の時間長よりも長く、前記制御部が前記送信期間を前記第2期間に設定したことにより、前記送信期間の一部(重複部分Δt)は、時間軸上において、前記第2期間を超えて前記第1期間の一部と重なり、前記制御部は、前記第1期間と重なる前記送信期間の一部(重複部分Δt)において、前記第2送受信部から前記第2無線通信装置へのデータ送信を停止させることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、第1無線通信装置(例えば無線基地局200)から第2無線通信装置(例えば無線端末300)へのデータ伝送が実行される第1期間(例えば下りサブフレーム期間t1)と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間(例えば上りサブフレーム期間t2)とが、時間軸上で区分された通信時間枠(通信フレーム期間Tn)それぞれに時分割で設けられる無線通信システム(無線通信システム1)において、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置であって、前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信する第1送受信部(ドナー側送受信部120D)と、前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部(リモート側送受信部120R)と、前記第2送受信部を制御する制御部(制御部130R)とを備え、前記制御部は、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置からデータを受信する受信期間(リモート側受信期間P2)を前記第1期間に設定することを要旨とする。
このような無線中継装置によれば、制御部は、第2送受信部が第2無線通信装置からデータを受信する受信期間を第1期間に設定するため、第2期間において第1送受信部から放射された電波が第2送受信部に干渉を与えることを回避できる。また、当該受信期間を変更するだけでよいため、通信周波数を変更することを要さず、かつ、上記(a)および(b)の方法と比較して無線中継装置のサイズおよびコストの増大を抑制できる。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1〜第4の何れか一つの特徴に係り、前記第1送受信部および前記第2送受信部が無線通信に利用可能な周波数帯(例えば30MHz)は、少なくとも3つの通信周波数に分割され、前記3つの通信周波数は、第1通信周波数(通信周波数F1)、第2通信周波数(通信周波数F2)、および前記第1通信周波数と前記第2通信周波数との間の第3通信周波数(通信周波数F3)からなり、前記第1送受信部は、前記第3通信周波数を利用せずに前記第1通信周波数を利用して前記第1無線通信装置と無線通信を実行し、前記第2送受信部は、前記第3通信周波数を利用せずに前記第2通信周波数を利用して前記第2無線通信装置と無線通信を実行することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1〜第5の何れか一つの特徴に係り、前記第1無線通信装置は、無線基地局(無線基地局200)であり、前記第2無線通信装置は、無線端末(無線端末300)であることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、第1無線通信装置から第2無線通信装置へのデータ伝送が実行される第1期間と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間とが、時間軸上で区分された通信時間枠それぞれに時分割で設けられる無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置に用いられる無線中継方法であって、第1送受信部が、前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信するステップと、前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部を制御するステップとを備え、前記制御するステップは、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置にデータを送信する送信期間を前記第2期間に設定するステップを含むことを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、第1無線通信装置から第2無線通信装置へのデータ伝送が実行される第1期間と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間とが、時間軸上で区分された通信時間枠それぞれに時分割で設けられる無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置に用いられる無線中継方法であって、第1送受信部が、前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信するステップと、前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部を制御するステップとを備え、前記制御するステップは、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置からデータを受信する受信期間を前記第1期間に設定するステップを含むことを要旨とする。
本発明によれば、通信周波数を変更することなく、第1送受信部および第2送受信部が互いに干渉の影響を受けることを回避するとともに、サイズおよびコストの増大を抑制した無線中継装置および無線中継方法を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態に係る無線通信システムについて説明する。具体的には、(1)無線通信システムの概略構成、(2)無線中継装置の構成、(3)無線中継装置の動作、(4)作用・効果、(5)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム1の概略構成図である。
図1に示すように、無線通信システム1は、無線中継装置100、無線基地局200および無線端末300を有する。無線通信システム1は、WiMAX(IEEE802.16)に基づく構成を有する。すなわち、無線通信システム1には、直交周波数分割多重接続(OFDMA)方式および時分割複信(TDD)方式が採用されている。
OFDMA方式は、互いに直交する多数のサブキャリアを使用して多重接続を実現する。TDD方式は、1つの通信フレーム(通信時間枠)内において上り方向通信および下り方向通信を時分割で実行することにより、双方向通信を実現する。なお、「上り方向(アップリンク)」とは、無線端末300から無線基地局200へ向かう方向を意味し、「下り方向(ダウンリンク)」とは、無線基地局200から無線端末300へ向かう方向を意味する。
WiMAXでは、通信フレーム内において、先ず下り方向通信が実行され、その後上り方向通信が実行される。以下においては、通信フレーム内で下り方向通信が実行される期間を「下りサブフレーム期間(第1期間)」と呼び、通信フレーム内で上り方向通信が実行される期間を「上りサブフレーム期間(第2期間)」と呼ぶ。下り方向通信は、上り方向通信よりも大きな通信容量が要求されるため、下りサブフレーム期間の時間長は、上りサブフレーム期間の時間長よりも長くなっている(図5参照)。
無線中継装置100は、無線基地局200および無線端末300が送受信するデータを中継する。これにより、無線端末300は、無線基地局200が形成するセル(通信エリア)の範囲外、あるいは、当該セルの周縁部分(いわゆるセルフリンジ)に位置していても、無線基地局200と通信できる。図1の例では、無線中継装置100は、家庭H内に設置されており、家庭H内に位置する無線端末300と無線通信を実行する。このような無線中継装置100は、小型かつ安価であることが要求される。
(2)無線中継装置の構成
次に、無線中継装置100の構成について、(2.1)機能ブロック構成、(2.2)実装例の順で説明する。
(2.1)機能ブロック構成
図2は、無線中継装置100の機能ブロック構成を示すブロック図である。
図2に示すように、無線中継装置100は、無線基地局200と通信するドナー側通信ユニット110Dと、無線端末300と通信するリモート側通信ユニット110Rとを有する。ドナー側通信ユニット110Dは無線端末と同等の通信機能を具備し、リモート側通信ユニット110Rは無線基地局と同等の通信機能を具備する。ドナー側通信ユニット110Dおよびリモート側通信ユニット110Rは、イーサネット(登録商標)などを利用して有線接続されている。
ドナー側通信ユニット110Dは、ドナー側送受信部120D(第1送受信部)、制御部130D、記憶部172、インタフェース(I/F)部173、およびインジケータ174を有する。ドナー側送受信部120Dは、OFDMA/TDD方式を用いて、無線基地局200とデータを送受信する。具体的には、ドナー側送受信部120Dは、ドナーアンテナ161a,161b、送受切り替えスイッチ162a,162b、パワーアンプ(PA)163a,163b、ローノイズ増幅器(LNA)164a,164b、および高周波/ベースバンド(RF/BB)部165a,165bを有する。このように本実施形態では、ドナー側送受信部120Dにおいて送受信系統を2系統設けることによりダイバーシチ効果を得ている。制御部130Dは、例えばCPUなどによって構成され、ドナー側通信ユニット110Dが具備する各種機能を制御する。記憶部172は、例えばメモリによって構成され、ドナー側通信ユニット110Dにおける制御などに用いられる各種情報を記憶する。I/F部173は、リモート側通信ユニット110Rに接続される。インジケータ174は、制御部130Dによって制御され、無線基地局200からの受信レベルを示す情報を表示する。
リモート側通信ユニット110Rは、リモート側送受信部120R(第2送受信部)、制御部130R(制御部)、記憶部132およびI/F部133を有する。リモート側送受信部120Rは、OFDMA/TDD方式を用いて、無線端末300とデータを送受信する。具体的には、リモート側送受信部120Rは、リモートアンテナ121a,121b、送受切り替えスイッチ122a,122b、PA123a,123b、LNA124a,124b、およびRF/BB部125a,125bを有する。このように本実施形態では、リモート側送受信部120Rにおいて送受信系統を2系統設けることによりダイバーシチ効果を得ている。制御部130Rは、例えばCPUなどによって構成され、リモート側通信ユニット110Rが具備する各種機能を制御する。記憶部132は、例えばメモリによって構成され、リモート側通信ユニット110Rにおける制御などに用いられる各種情報を記憶する。I/F部133は、ドナー側通信ユニット110Dに接続される。
(2.2)実装例
図3は、無線中継装置100の実装例を示す概略斜視図である。
図3(a)および図3(b)に示すように、無線中継装置100の筐体105内には、ドナー側通信ユニット110Dが実装される基板101と、リモート側通信ユニット110Rが実装される基板103と、ドナー側通信ユニット110Dおよびリモート側通信ユニット110R間の中継機構が実装される基板102とが配設されている。基板101からは、ドナーアンテナ161a,161bが筐体105の外部まで延びている。リモートアンテナ121a,121bは、基板103上に配設される。このように無線中継装置100では、電波遮蔽板を設けることなく、ドナーアンテナ161a,161bおよびリモートアンテナ121a,121bが互いに近接して配設されている。
(3)無線中継装置の動作
次に、無線中継装置100の動作について、(3.1)概略動作、(3.2)詳細動作の順で説明する。
(3.1)概略動作
図4は、無線中継装置100の概略動作を説明するためのタイムチャートである。
図4(a)〜図4(d)は、無線基地局200、無線中継装置100および無線端末300が従来の方式に従って通信する様子を示している。図4(a’)〜図4(d’)は、無線基地局200、無線中継装置100および無線端末300が本実施形態の方式に従って通信する様子を示している。
なお、図4(a)および図4(a’)は無線基地局200における動作を示し、図4(b)および図4(b’)は無線中継装置100のドナー側送受信部120Dにおける動作を示し、図4(c)および図4(c’)は無線中継装置100のリモート側送受信部120Rにおける動作を示し、図4(d)および図4(d’)は無線端末300における動作を示している。
図4(a)〜図4(d)に示すように、各通信フレーム期間Tnにおいて、下りサブフレーム期間t1および上りサブフレーム期間t2が時分割で設けられている。図4(b)に示すように、無線中継装置100のドナー側送受信部120Dは、下りサブフレーム期間t1において無線基地局200からデータを受信し、上りサブフレーム期間t2において無線基地局200にデータを送信する。従来の方式では図4(c)に示すように、無線中継装置100のリモート側送受信部120Rは、下りサブフレーム期間t1において無線端末300にデータを送信し、上りサブフレーム期間t2において無線端末300からデータを受信する。このため、下りサブフレーム期間t1においてリモート側送受信部120Rがドナー側送受信部120Dに干渉を与え、上りサブフレーム期間t2においてドナー側送受信部120Dがリモート側送受信部120Rに干渉を与える。
一方、本実施形態では図4(c’)に示すように、リモート側通信ユニット110Rの制御部130Rは、リモート側送受信部120Rが無線端末300にデータを送信するリモート側送信期間P1を上りサブフレーム期間t2に設定する。また、制御部130Rは、リモート側送受信部120Rが無線端末300からデータを受信するリモート側受信期間P2を下りサブフレーム期間t1に設定する。
例えば、無線中継装置100は、図4(a’)〜図4(d’)に示すように、通信フレーム期間T1の下りサブフレーム期間t1において無線端末300から受信したデータを、通信フレーム期間T1の上りサブフレーム期間t2において無線基地局200に送信する。また、無線中継装置100は、通信フレーム期間T1の下りサブフレーム期間t1において無線基地局200から受信したデータを、通信フレーム期間T1の上りサブフレーム期間t2において無線端末300に送信する。これにより、上記の干渉が回避される。
ただし、下りサブフレーム期間t1の時間長は、上りサブフレーム期間t2の時間長よりも長い。よって、制御部130Rがリモート側送信期間P1を上りサブフレーム期間t2に設定したことにより、リモート側送信期間P1の一部は上りサブフレーム期間t2を超えて下りサブフレーム期間t1の一部と重なる。以下では、下りサブフレーム期間t1と重なるリモート側送信期間P1の一部分を重複部分Δtと呼ぶ。重複部分Δtでは、リモート側送受信部120Rがドナー側送受信部120Dに干渉を与えることになる。したがって、制御部130Rは、重複部分Δtにおいて、リモート側送受信部120Rから無線端末300へのデータ送信を停止させる。これにより、重複部分Δtにおける干渉も回避できる。
(3.2)詳細動作
次に、無線中継装置100の詳細動作について説明する。図5は、無線中継装置100の詳細動作を説明するための通信フレーム構成図である。
図5(a)に示すように、WiMAXにおける通信フレームFRは、下りサブフレームSFR1と、上りサブフレームSFR2とを有する。下りサブフレームSFR1および上りサブフレームSFR2は、それぞれ複数のシンボルから構成される。下りサブフレームSFR1の先頭は各種制御データが配置される制御データ領域であり、その後は通信データ(ユーザデータ)が配置されるバースト領域である。当該制御データは、既知のシンボルであるプリアンブルと、FCH(無線基地局から送信されるヘッダ情報)と、上り回線および下り回線のバースト信号に関する割り当て情報であるMAPとを含む。無線中継装置100のリモート側送受信部120Rは、リモート側送信期間P1において下りサブフレームSFR1を送信し、リモート側受信期間P2において上りサブフレームSFR2を受信する。なお、下りサブフレームSFR1と上りサブフレームSFR2との間には、ガードタイム(TTG)が設けられている。
図5(b)に示すように、リモート側送信期間P1における重複部分Δt(図4参照)では、無線中継装置100のリモート側送受信部120Rは下りサブフレームSFR1の送信を停止する。このため、重複部分Δtにおいて送信すべきデータが送信されないことになるが、再送制御などの仕組みを利用することで当該データを無線端末300に伝達可能となる。重複部分Δtには、通信遅延が許容されるデータを配置することが好ましく、音声データなどのリアルタイム性および要求サービス品質(QoS)の高いデータは重複部分Δtに配置しないことが好ましい。
(4)作用・効果
以上説明したように、制御部130Rは、リモート側送信期間P1を下りサブフレーム期間t1から上りサブフレーム期間t2に設定するため、下りサブフレーム期間t1においてリモート側送受信部120Rから放射された電波がドナー側送受信部120Dに干渉を与えることを回避できる。また、制御部130Rは、リモート側受信期間P2を上りサブフレーム期間t2から下りサブフレーム期間t1に設定するため、上りサブフレーム期間t2においてドナー側送受信部120Dから放射された電波がリモート側送受信部120Rに干渉を与えることを回避できる。さらに、リモート側送信期間P1およびリモート側受信期間P2を変更するだけでよいため、通信周波数を変更することを要さず、かつ、無線中継装置100のサイズおよびコストの増大を抑制できる。したがって、本実施形態によれば、小型かつ安価な無線中継装置100を提供できる。
本実施形態では、制御部130Rは、重複部分Δtにおいて、リモート側送受信部120Rから無線端末300へのデータ送信を停止させる。これにより、上り・下り非対称フレーム構成を採用する無線通信システム1であっても、干渉の影響を確実に回避できる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
(5.1)変形例1
無線中継装置100は、無線基地局200のセルフリンジに設置されるケースが多く、無線中継装置100の設置場所によっては無線基地局200からの電波が無線中継装置100に正常に届かないことがある。このような場合、無線中継装置100はデータ中継を実行できない。
そこで、変形例1では図6に示すように、無線中継装置100に外部アンテナユニット190を接続可能とし、無線基地局200からの電波が無線中継装置100に正常に届かない場合であってもデータ中継を実行可能とする。
変形例1に係る無線中継装置100は、外部アンテナユニット190からのケーブルが着脱される接続端子を有する。制御部130Dは、当該ケーブルが接続端子に接続されたことを検知した場合に、ドナー側送受信部120Dから外部アンテナユニット190に送受信系統を自動的に切り替える。
(5.2)変形例2
上述したように、無線通信システム1においてドナー側送受信部120Dおよびリモート側送受信部120Rが無線通信に利用可能な周波数帯は予め定められている。図7に示すように、例えば30MHzの周波数帯を利用可能であり、当該周波数帯は3つの通信周波数F1〜通信周波数F3に等分割されている。
変形例2では、ドナー側送受信部120Dは、中心の通信周波数F3を利用せずに通信周波数F1を利用して無線基地局200と無線通信を実行する。リモート側送受信部120Rは、中心の通信周波数F3を利用せずに通信周波数F2を利用して無線端末300と無線通信を実行する。これにより、リモート側送受信部120Rおよびドナー側送受信部120Dのそれぞれが利用する通信周波数の間隔が確保され、干渉の影響がさらに低減される。
(5.3)他の適用例
上述した実施形態では、無線中継装置100は、無線基地局200と無線端末300との間においてデータ中継を実行していた。しかしながら、2つの無線端末300同士がTDD方式を用いて通信するような場合には、無線中継装置100は、これらの無線端末300間で送受信されるデータを中継してもよい。あるいは、無線基地局200と無線端末300との間において複数の無線中継装置100がデータ中継を行う場合には、無線中継装置100は、他の無線中継装置100間で送受信されるデータを中継してもよい。
なお、上述した実施形態では、WiMAX(IEEE802.16)に基づく無線通信システム1について説明したが、WiMAXに限らず、TDD方式を採用する無線通信システムであればよく、例えば次世代PHSやiBurst(登録商標)システムなどに対しても本発明を適用可能である。
さらに、無線中継装置100は、固定型のものに限らず、例えば車両などに搭載される移動型のものであってもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線中継装置の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線中継装置の実装例を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る無線中継装置の概略動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る無線中継装置の詳細動作を説明するための通信フレーム構成図である。 本発明の実施形態の変形例1を説明するための図である。 本発明の実施形態の変形例2を説明するための図である。
符号の説明
1…無線通信システム、100…無線中継装置、101〜103…基板、105…筐体、110D…ドナー側通信ユニット、110R…リモート側通信ユニット、120D…ドナー側送受信部、120R…リモート側送受信部、121a,121b…リモートアンテナ、122a,122b,162a,162b…送受切り替えスイッチ、123a,123b,163a,163b…PA、124a,124b,164a,164b…LNA、125a,125b,165a,165b…RF/BB部、130D,130R…制御部、132,172…記憶部、133,173…I/F部、161a,161b…ドナーアンテナ、174…インジケータ、190…外部アンテナユニット、200…無線基地局、300…無線端末

Claims (8)

  1. 第1無線通信装置から第2無線通信装置へのデータ伝送が実行される第1期間と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間とが、時間軸上で区分された通信時間枠それぞれに時分割で設けられる無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置であって、
    前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信する第1送受信部と、
    前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部と、
    前記第2送受信部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置にデータを送信する送信期間を前記第2期間に設定する無線中継装置。
  2. 前記制御部は、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置からデータを受信する受信期間を前記前記第1期間に設定する請求項1に記載の無線中継装置。
  3. 前記第1期間の時間長は、前記第2期間の時間長よりも長く、
    前記制御部が前記送信期間を前記第2期間に設定したことにより、前記送信期間の一部は、時間軸上において、前記第2期間を超えて前記第1期間の一部と重なり、
    前記制御部は、前記第1期間と重なる前記送信期間の一部において、前記第2送受信部から前記第2無線通信装置へのデータ送信を停止させる請求項1または2に記載の無線中継装置。
  4. 第1無線通信装置から第2無線通信装置へのデータ伝送が実行される第1期間と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間とが、時間軸上で区分された通信時間枠それぞれに時分割で設けられる無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置であって、
    前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信する第1送受信部と、
    前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部と、
    前記第2送受信部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置からデータを受信する受信期間を前記第1期間に設定する無線中継装置。
  5. 前記第1送受信部および前記第2送受信部が無線通信に利用可能な周波数帯は、少なくとも3つの通信周波数に分割され、
    前記3つの通信周波数は、第1通信周波数、第2通信周波数、および前記第1通信周波数と前記第2通信周波数との間の第3通信周波数からなり、
    前記第1送受信部は、前記第3通信周波数を利用せずに前記第1通信周波数を利用して前記第1無線通信装置と無線通信を実行し、
    前記第2送受信部は、前記第3通信周波数を利用せずに前記第2通信周波数を利用して前記第2無線通信装置と無線通信を実行する請求項1〜4の何れか一項に記載の無線中継装置。
  6. 前記第1無線通信装置は、無線基地局であり、前記第2無線通信装置は、無線端末である請求項1〜5の何れか一項に記載の無線中継装置。
  7. 第1無線通信装置から第2無線通信装置へのデータ伝送が実行される第1期間と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間とが、時間軸上で区分された通信時間枠それぞれに時分割で設けられる無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置に用いられる無線中継方法であって、
    第1送受信部が、前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信するステップと、
    前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部を制御するステップと
    を備え、
    前記制御するステップは、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置にデータを送信する送信期間を前記第2期間に設定するステップを含む無線中継方法。
  8. 第1無線通信装置から第2無線通信装置へのデータ伝送が実行される第1期間と、前記第2無線通信装置から前記第1無線通信装置へのデータ伝送が実行される第2期間とが、時間軸上で区分された通信時間枠それぞれに時分割で設けられる無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置が送受信するデータを中継する無線中継装置に用いられる無線中継方法であって、
    第1送受信部が、前記第1期間において前記第1無線通信装置からデータを受信し、前記第2期間において前記第1無線通信装置にデータを送信するステップと、
    前記第2無線通信装置にデータを送信し、前記第2無線通信装置からデータを受信する第2送受信部を制御するステップと
    を備え、
    前記制御するステップは、前記第2送受信部が前記第2無線通信装置からデータを受信する受信期間を前記第1期間に設定するステップを含む無線中継方法。
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